当時モラ八ラなんて言葉はなかったし
子供にとって家庭は絶対の場所だから、自分にとってはこの扱いがずっと通常運転だった
ただその扱いを当然と思っていた訳ではなく、なぜなのかという疑問はずっと抱えていた
洗脳されきってしまわなかったのは多分、本をよく読んでたからだと思う
家に帰るのが嫌で学校の図書館に毎日入り浸っていた
帰りが遅いことは毎日怒られたけど
本は現実逃避のための道具で、自分の周りだけが世界の全てじゃないということを教えてくれる存在だった

そして今でも本当に不思議なんだが小学６年の時、芥川龍之介の「河童」を読んでいて突然
「おかしいのは自分ではなく家族だ」
ということを唐突に確信した
内容に触発されてそういう結論を導き出したというより
本当に雷に打たれたみたいに突然それが閃いた
天の啓示があるとしたらまさにあれなんだろう
それまではなぜ自分だけが家族とうまくやれないのか、自分の何が悪いのか、どこがおかしいのかと思い悩み
うまく折り合いを付けられる道がどこかにあるはずと信じていたが
その瞬間から100％家族の方がおかしい、取り込まれてはいけないと考えるようになった

世間体を気にする家だったから進学を阻まれなかったのは幸いだった
大学に入学してからは一度も家に帰っていない
ちなみに今はもう就職し家族や親戚には住所も職業も教えていない
地元にいる友人の話では割といい大学に入った俺を母親は自慢の種にしていて
今は海外で勤めていることになっているそうだ
まあそんな話はどうでもいい
俺の人生の一番の衝撃は学校の図書館で自分の尊厳を取り戻したあの瞬間だった、それだけが言いたかった
長文すまんかった

>>74
乙　ほんとうに乙

>>74
機能不全家庭か。
74が家族の生け贄になってたんだね。
本ってすごいなあ。
ほんと乙

>>74
文学が人を救ったんだね
とにかく乙

>>74
機能不全家族はつらい。同感。
若いときは自身で自足できるから機能不全家族など捨て去ることもできるし、
それは全く悪くない。神でさえ諸手を挙げて祝福するだろう。
けど歳を重ねてくると、自分の生みの親の
存在と必ず正面から向かい合わなければならない時が、必ずくる。
そこからが本当の勝負が始まる。
人を呪わば穴二つ。
親を恨み続けることは自分の身をも滅ぼす
ことと知り愕然とする。
この選択は辛い。
身に覚えのない罪を自力で償わなければならないような感覚。
怒り、悲しみ、絶望、その苦しみを
乗り越えることができる人は幸い。
負けないでほしい。

>>74
男忄生で長男でしょ？普通なら長男教で次男が半杀殳しにされるよね
不思議…連れ子とかなのかな

>>90
出来婚で夫婦仲がイマイチだと標的が長子になったりすることもある
「お前のせいで」ってね

>>90
ちゃんとした理由なんて無いんだよ
両親の歪んだところが、長男に対して露わになっただけ
次男が産まれてオモチャ扱い猫かわいがり出来るから
その分長男に八つ当たりとかね
普通の感覚もってる人間の理由を当て嵌めちゃいかん

最初の子って我が儘だからなあ。
二人目は産まれたときからライバルいるから親に甘え上手。
それと比べると自然に上が生意気に思えて、何をしても癇に障るってのはよくあることだ。
親が子供だと上の子が憎いとしか思えないんだよ。
残念な親で気の毒だ。

レス主本人が実際に役立たずの無能である可能忄生は無視？
レスの流れが宗教並の同調忄生示してて怖いw

>>96
仮に有能でないにしても虐侍してはいけません

ちょっと芥川龍之介の河童買ってくる