誰かが愚痴ろうとしたら「愚痴は言わないし、聞かないのが自分のポリシー」って言ってて
誰かがお金に困ってたら「俺は金の貸し借りはしないし、相談も聞きたくない」って言ってて
誰かが陰で特定の人の文句を言ってたら「良くないから金輪際止めろ」って怒鳴ってた人が職場にいて
周りからは少し敬遠されていた

「マイナスに対して潔癖な人」っていうのは少なからず居るから自分はあまり気に留めてなかった
(強いていうと自分も愚痴吐きたい時に「愚痴吐いて何になるんだ？」って言われてカチンと来たぐらい)

そんな人が慣れないギャンブルに手を出したらしく、あっという間に借金まみれになったらしい
そうしたら精神的な余裕がなくなったのか
所構わず愚痴や妬みを吐くわ、誰彼問わず金の無心はするわ
要求(話を聞かない、金を貸してくれない)が通らないと陰で罵倒するわの豹変ぶり

「上記のポリシーはどうしたんだ」と更に周りから嫌われ
結局、誰にも頼れず、誰からも頼られず
会話も上辺だけで処理されて
みんなから空気のように扱われて過ごしている

もし、あの人が愚痴を聞いて 相談に乗れて 事あるごとに目くじらを立てない人だったら
皆も助ける気になって、人生は変わっていたんじゃないかと思う