12時頃犬の散歩させてたら、うちの犬を「かわいい！触っていいですか？」って言ってくれた20代後半くらいの女忄生がいた。
近所の犬飼い達が集まる公園というか、ちょっとした広場みたいな所があるんだけど、そこで犬の写真撮ってたらそう声を掛けられてね。
愛犬を可愛いって言ってもらえるのってメチャメチャ嬉しくて私も「お姉さんが嫌じゃなければ是非触ってあげてください！」なんて返した。
うちの愛犬はメスのフレンチブルドッグなんだ。
「可愛い」と「不細工」とで意見が真っ二つに分かれる犬種だし、そのフレブルの中でも特に不細工(私としては最高だけど客観的に)な方なので、この可愛さを理解してくれるとは！ってちょっと興奮してしまった。
そこからお姉さんと犬トークに華が咲き、お姉さんも数ヶ月前までポメラニアンを飼っていたと話してくれた。
3年しか生きられなかったけど、本当に私の天使だったって言うから、全く知らないのにちょっと涙が出そうにもなった。
そんな中犬のしつけの話になり、どうやってしつけたか？と聞かれたので、無理強いせずに根気よくやった、最初はなかなか言うこと聞いてくれなかったって答えた。
そしたらお姉さんがすんごいびっくりした顔で、「え！！そんなの前足の一本でも折ってやりゃあすぐ言うことききますよ！足躊躇うんなら口無理やり開いて裂くみたいにしたら一発なのに！」って。
あれ、なんかこれ悪い夢かな？って思った。
すんごいナチュラルに、悪ぶれるなんて皆無で笑顔で言うんだよ。
生まれて初めて人間の言葉で鳥肌が立ったと思う。
これ、ヤバイやつだ。逃げなきゃ。って思って、ライン来たふりしてゆっくりお別れした。
ダッシュで逃げたかったけど、そんなことしたら取り返しのつかないことになるような、いやさすがにそんなことにはならんだろうけど、私は頑張ったと思う。
書いてたら思い出して心臓バクバクしてきた。
そういうギャグというか、変な事言って笑わせ？ようとしてきたんだと思い込みたい。