我が名はミカエル、こう見えても御年138歳の聖犬じゃ。
そして彼女の名はリズ・ロリエン。
魔術師志望でこのグリマーブルックが魔法世界とのなんらかの繋がりがあるとの噂を聞いてこの街に移り住み、
ワシと出会って我が飼い主となった。
飼い主とはいっても、ワシから見ればまだまだお嬢ちゃんだがのぅ。
だが彼女が作る食事はウマイので、今のところ何も不満はない。
いちおう魔術師を目指してはみたものの、いったい何から始めればよいのか迷っておる修行者がおるなら、
良い指南術がある。
願望メニューを開き、新たな願望として知識＞魔術学と呪文を選ぶと良い。
願望ウインドウに魔術師になるための課題が現れる、
課題にカーソルをかざすとさらに何をすればよいのかのヒントが表示されるので、
それを頼りに順に修行を進めていけば良い。
それが優れた魔術師になるための最も分かり易い道のりじゃ。
さらに願望にはもう一つ、自然＞薬の調達人 いわゆるポーションマスターという選択肢もある。
魔術を極め終わったなら、こちらの課程もとっておくとなお良い。
また、商売上手な者なら、作ったポーションを売るための店舗経営に挑戦したり、
フリーマーケットでポーションを売ってみるのも良いじゃろう、
商売が上手くゆけば、もう俗界の仕事とは永遠におさらばできるかもしれん。
この願望はCAS画面の『願望を選択する』でも共通なので、
ゼロからキャラクターを作る時には直接決めてしまえば良い。
＞なおこの世界では、魔術師はスペルキャスター（SpellCaster）と呼ばれておる。
よく耳にするマジシャン（Magician）では『手品師』となってしまうからのぅ、
手品師については、ショータイムが実現された日のために取っておこうではないか。
リズ・ロリエン 「ミカエル様、お散歩に参りましょう」
お？ やっと気がついたようじゃな、気の利かんやつじゃ。
グリマーブルックは今の季節は秋じゃ、紅葉が見事でとても美しい。
街のある場所は人里離れた山奥に位置し、人の住む住居もまばらにしか見当たら無い。
人の行き来も少なく、寂れた土地のようにも見えるが、
他の者達からの好奇の目を避け、魔術修行に専念するには最適の地じゃ。
というワケから、街の住人たちも何やら一癖も二癖もありそうな連中ばかりで、
見た目もかなり濃いシムたちばかりじゃな（笑
おや？ 何処かで見かけたような身なりの者が歩いておる。
どうやら、あの者が姿を消したこのアーチこそ、魔法世界に通じるポータルに違いあるまい。
いよいよ 我が飼い主リズも魔法世界に足を踏み入れる時が来たようじゃ、
心の準備は良いかな？ お嬢ちゃんよ。
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