どうしてフォークリフトに乗ろうと思ったの？とよく聞かれるのですが、同じくらいの頻度で免許取るの大変だった？とか、フォークって難しい？と聞かれます。

（※正しくは、フォークリフトは免許証ではなく運転技能講習修了証です）


私が女だから余計にそういう質問が多いのかもしれません。


既に乗っている人から聞かれることも多いですが、これから乗ってみたいと思っている人に聞かれることもめちゃめちゃ多いです。


私が思うのは、迷ったら教習所に行っちゃいましょう！ということ♪


よく言われる事ですが、興味を持ったら、やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい！


それに、普通自動車の免許に比べたらとっても安い！高く見積もっても５万円程度です。


現に、最近身近な若い子が興味を持って、免許を取りに行きました。


最初は怖いと言っていましたが検定の頃には楽しくて仕方がなかったと。


数日間＆数万円で済むわけですから、迷っているなら乗ってみよう！と思います。


ただ、安全に気を付けないで甘く考えるととても危険な乗り物なので、そこだけは肝に銘じて。


私も、かれこれフォークリフト歴が、ＯＬ時代の年数に近づこうとしているので不思議です。


私はコマツ教習所で、このようなカウンターフォークリフトに乗り取得しました。

事前に話は聞いていたのですが、イスの右脇にレバーっぽくないレバーと前後進のスイッチがあるんです。

会社には無いタイプのフォークリフトだったので心配でしたが、案外どちらでも乗れるものです。





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今回は、ちゃんとまとめたことがなかったので、フォークリフトの免許の種類や日程など、何日で取得できて、いくらかかるのか？などをまとめてみました。


今まで私は、免許はどこで取ったの？お金は自腹？会社持ち？何日通ったの？車に乗れても免許は必要なの？等々聞かれることが多々ありました。


フォークリフトってホームセンター脇や裏、倉庫の敷地内にあったりして、あぁ２本の爪で持ち上げるアレね〜って、形は思い浮かぶ人も多いと思いますが、実は資格及び資格取得方法には種類があるんです。


フォークリフトにはいくつか種類があるのですが、主に見かけるのは座って乗るカウンターバランスフォークリフトと、立って乗るリーチフォークリフトの２種類だと思います。


そしてそのフォークリフトには資格取得時に区分があるんです。


それは…


最大積載荷重量が１トン未満か１トン以上か


私は教習所に行くまで、重量でこんな風に分かれていることを知りませんでした。


しかも１トン以上の資格があれば世の中のほとんどのフォークリフトに乗れてしまうんです！


ちなみに満１８歳以上じゃないとフォークリフトのお仕事に就くことはできませんのでご注意下さい。

（１トン未満、１トン以上ともに工業高校などで受講・取得できるところもあります）





「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」を受ける必要があります。


●特別教育を受けられる場所　→　各事業所（企業など）


この特別教育は６時間の学科と６時間の実技で構成されていて、試験はありません。

特別教育受講後、最大積載荷重1トン未満のフォークリフトに限り運転が可能となります。


＜学科教育＞


＜実技教育＞







「フォークリフト運転技能講習」を受講し、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。


●運転技能講習を受けられる場所　→　各都道府県労働局の登録教習機関


修了した際に「フォークリフト運転技能講習修了証」が発行されます。


普段「フォークリフト免許」と呼んでいるかも知れませんが、正式には「フォークリフト運転技能講習修了証」であり免許証ではありません。


まぁでも会社でも「ちゃんと免許携帯してね！」なんて会話をしますので、免許って言っちゃいますが。


しかもこれ、労働安全衛生法によって定められた国家資格の一つなのです！


この運転技能講習は学科科目と実技科目に分かれており、基本的には学科科目１１時間、実技科目２４時間の合計３５時間を修了することが必要です。


＜学科教育＞


※ 学科試験あり！

※ 所有資格によって講習の一部免除があります。

居眠りさえしなければ学科試験は簡単です！

＜実技教育＞


※ 実技試験あり！

※ 所有資格によって講習の一部免除があります。

言われた通りにルールを守れば受かります。決して難しくありません。
１００点満点からの減点方式で、最終的に７０点残れば受かります。

教官によると、実技試験はでのミスというのは、確認忘れ（前方や後方など）、シートベルトし忘れ、レバー操作ミス、線を踏む、線からはみ出る、柵や台などにぶつかる、荷をつつく、停車位置不良、爪の挿しが甘いなど、何が何点減点なのか決まってるそうです。


私は普通自動車運転免許を取得してるため、３５時間コースではなく、３１時間コースの受講となり、学科科目が短くて済みました。


平日は勤務したかったので、土、日、土、日の４日間コースにしたのですが、実技講習が一緒だった普通自動車免許を持っていない方は金、土、日、土、日の５日間の日程でした。

もちろん平日に通して通えるコースもあり、近年は女性専用コースなども増え、通いやすくなっているようです。





かなりざっくり言うと、

長くて５日間、高くて５万円です。

特別教育の時間は上記にもあります通り、学科が６時間、実技が６時間と定められており、修了試験はありません。

日数で言うと２日程度で終了します。

費用は受講料、テキスト代、保険料など合わせて、１万５千円〜２万円が相場ですが、地域や会社によって差があるようです。


技能講習の方ですが、自動車免許なども一切持っていない人では、早くても５日間かかります。


学科が１１時間、実技が２４時間と定められており、特別教育とは違い修了試験を受ける必要があります。


費用は特別教育よりも高く、受講料、テキスト代、保険料など合わせて、４万５千円〜５万円が相場ですが、３万円というところも聞いたことがあります。

地域差が大きいような気がします。


私は３１時間コースで５万円ジャストでしたので、まぁまぁお高い方だったのかな？？？

（会社が支払ってくれたので１年間は退職しないという約束でしたが、口約束だけで何も書かされませんでした。）

普通自動車免許だけを持っている人は４日ほどかかります。

実技は何も持っていない方と変わらず２４時間と定められていますが、学科は７時間に免除されます。

簡単とはいえ４〜５日で国家資格が取れると思えば…凄いですよね！？


私は会社が申し込んだまま当たり前のようにカウンターフォークで受講しましたが、リーチで受講することもできます。

受講後は、カウンターとリーチの両方で即！ドキドキのフォーク作業がスタートしました。


狭い倉庫での入出庫などはリーチに乗る頻度が高いと思うので、最初からリーチで受講する方がいいと思います。

仕事の内容に合わせてコースを選べるのはいいですね。


朝早く車で出発しての教習所通いは疲れたけど、久しぶりの緊張感とワクワク感！


とても新鮮で楽しかったいい思い出です♪



　⇒　フォークリフト運転技能講習〜1日目〜その1

　⇒　フォークリフト運転技能講習〜1日目〜その2（学科試験日）

　⇒　フォークリフト運転技能講習〜2日目〜

　⇒　フォークリフト運転技能講習〜3日目〜

　⇒　フォークリフト運転技能講習〜4日目（実技試験日）最終日



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