ルッカー・データ・サイエンス
(Looker Data Sciences, Inc.)
カリフォルニア州サンタクルーズに本社を置く米国のコンピュータソフトウェア会社
2019年にGoogleに買収され、現在は
の一部となっている。
Lookerは、データ探索および発見ビジネスインテリジェンスプラットフォームを販売していた。
2012年1月に
ロイド・タブ
ベン・ポーターフィールド
によってカリフォルニア州サンタクルーズで設立され、同地の歴史ある
リッテンハウスビル
に入居した。
Lookerの製品は、Lookerを設立する前にタブが
Netscape
LiveOps
Luminate など
の企業でソフトウェアを構築した経験から生まれた。
LookerはLookMLと呼ばれるシンプルなモデリング言語を利用し、データチームはデータベース内の関係を定義できるため、ビジネスユーザーはSQLの基本的な知識があれば、データを探索、保存、ダウンロードできた。
この製品は、Amazon Redshift、Google BigQuery、HP Vertica、Netezza、Teradataなどのスケーラブルまたは超並列リレーショナルデータベース管理システム向けに構築された。
それらのシステムを対象とした初の市販のビジネスインテリジェンスプラットフォームであった。
2013年8月13日、Lookerは
First Round Capital
PivotNorth Capital
からシリーズAの資金調達を発表し、1,800万ドル以上を調達した。
シリーズAラウンドに先立ち、LookerはFirst Round CapitalとPivotNorth Capitalからシードラウンドで200万ドルを調達した。[ 10 ] 2015年3月11日、LookerはシリーズBの資金調達で3,000万ドルを調達した。
2015年7月、ジェン・グラントが最高マーケティング責任者として入社し、同社は従業員数を140人とった。
2016年1月14日、LookerはKleiner PerkinsからシリーズCの資金調達で4,800万ドルを調達した。
当時、同社はJet.comを含む450社の顧客がいた。
2017年3月30日、LookerはCapital Gが主導するシリーズDの資金調達で8,150万ドルを調達した。
2018年12月6日、LookerはPremji Investが主導するシリーズEの資金調達で1億300万ドルを調達した。
Looker Platform for Dataは現在Google Cloud Platformの一部として運営されている。
リレーショナルデータベース作業、ビジネスインテリジェンス、その他の関連サービスのた
めの幅広いツールを提供している。
Lookerの2019年の収益は約1億4000万ドルと推定されている。
2019年6月6日、GoogleはLookerを26億ドルで買収すると発表した。
この買収は2020年2月に完了した。
2022年3月、LookerのCEO
フランク・ビエン氏
がGoogle Cloudを退社した。