アマチュアと言えど

2023/07/20 Thu. 09:19 [edit]

一昨日はオンラインレッスンだった、師は16日にあった岐阜のギターサークル発表会（フェスタ）に行かれたそうで、その感想ほか雑談が10分ほど弾み、それからぼちぼちレッスン、いつもレッスンだけきっちりやるより、こんなゆとりもあってよいと思う、　

さて、リュート弾きにとって最後に目指したいのは、J.ダウランドやS.L.ヴァイス、最盛期のフレンチ作品も大きな目標、さらにはバッハだろうか、これは特別級だが；
しかしギター演奏も含め、これらを申し分なく聴かせられるのは、優れたプロか、同等の技量の持ち主だろう。
好きな曲を自由に弾けばいいのはアマチュアの特権かもしれないが、実力が及ばない演奏は、楽器仲間同士、内輪の弾き合いに留め、多くの人が聴く公開の場に持ち出すのは控えたい、
ピアノなどアマチュアもしっかり聴かせている中、楽器のレベルが低く見られかねない；
とくにリュートは生で聴くのは初めてという人も少なくない、プロじゃなくてもこの楽器文化に関わる端くれ、くらいの意識は持ちたいもの。

you tubeにも様々演奏が挙がっているが、あるレベル以上の人しか挙げていないので、ここは暗黙のハードルが出来ているようだ、
ヴァイスのFantasie C minorなど挙げるには相当な積み重ねが要る、

you tube：Fantasia in c minor by S. L. Weiss, performed by Nigel North
N.ノースの演奏には遠く及ばずとも；「一応、聴く価値はある」というくらいにはしたい、
　
順次取り組み中の課題曲集１で最初の曲、

音にするだけなら簡単だが、音楽的に満たすのは容易ではない；今の自分に無理のない曲で、課題にじっくり取り組み、少しでもリュートという楽器の魅力を聴き取ってもらえるようにしたい、準備が十分でなければ弾かないのがよい、

有名作曲家じゃなくても易しく魅力ある作品が多々あり、小品1曲でも音楽基礎から作品の様式等々、演奏に込める要素はいくらでもあり、さらに聴き手に伝わるように弾くのは大変だが、こういう事を置き去りに、あれこれ弾き散らかしても何も残らない、少数でも聴き甲斐のある演奏にするのが楽しみと言える、
過去録を聴くと不備がたくさん聴かれる、これも次の修正目標にしたい、