先月更新した記事で月1更新を宣言したので、うるう年の2月29日に、なんとか夜中に書き始めたもんさんです。ちなみにうるう年は英語でLeap yearって言うんですね。なぜか今日はカエル🐸をWebサイトなどでよく見たのでなんだろうと思って調べたら、カエルがLeapするからということでした。(うるうの意味はよくわかんないけど🤷‍♀️)


前回の更新は、ロンドンのデザイン事務所で働き始めて1週間ほどでしたが、それから1ヶ月半ほど経ちました。これといって有益な情報もないですが、近況をまとめます。

いまだに定時に帰宅

働き始めて1週間は特に任される仕事もないし、年始ということもあって定時に帰宅できているだけなのかと思いましたが、そういうわけでもなく、いまだに毎日定時に帰宅しています。

IMG_7273


もちろん締め切り前の休日に働くチームもありましたが、それも珍しいことのようで、私もこの1ヶ月半ほどで3回ほど締め切りのプロジェクトがありましたが、忙しいことはあっても定時で帰宅していました。(プロジェクトリーダーたちは多少残っていたようですがそれでも1時間未満のようです。)

そもそも勤務時間が午前9時から午後6時までなので、日本で学生時代にやったインターンの午前9時(15分前から掃除)から午後9時の勤務時間に比べたら、健康な働き方そのもののように思います。(ちなみに日本のインターンは2ヶ月半ほどでしたが、真夏に体調崩してインフルになりました。今が幸せだと思える良い思い出?🤪)


地下鉄通勤に悩まされる日々。

今のところ仕事内容も楽しんでいるし、職場の人間関係も良くて、特に仕事に不満はないのですが、一つ悩まされているのは毎日の地下鉄通勤です。

まず、満員電車は大都会では仕方ないと思うのですが、最近のロンドンの満員電車は異常で、その原因は車両不足。車両って不足するんですね、、、英語ではShortage of trainsって言っているのですが、最初は車両不足って何😕って感じでした(笑)

どうも車両のメンテナンスが間に合っておらず、故障続きのようで、走っていても乗客がドアに少しもたれかかるだけで、止まるんです。(日本の大都会でもあるんでしょうか、、、)しかも急ブレーキなので、常にどこかに捕まっていないと結構危ないです。

つい先日は私が普段乗っている時間の車両が地下鉄トンネル内で止まってしまい、1時間以上その線は動いていませんでした。おかげでその日は結局リモートで仕事をしていました。

ちなみにその日は幸か不幸か少し寝坊し(笑)、15分遅れで家を出ると、最寄駅のプラットホームは人がごった返していて、最初はまともに案内もされていないので(City Mapper*でも情報もなく)、よく分からずいつもの線に乗り、動き出したのは良かったのですが、その電車も前が詰まっているので、結局二駅進んだところでこの先にはいけないとアナウンスがあり、帰らざるを得ませんでした。(もちろん他の行き方もありますが、20分ほど待たされた上にさらに1時間以上かかるのでオフィスについても大遅刻。だから家に帰ってリモートで仕事を始めた方が早かったというわけです。)

そもそも毎週金曜日はリモートで仕事をしているだけあってこういうときに融通がきくのが助かります😭

*City Mapperというアプリはロンドンでは便利で、リアルタイムもしくは駅の電光掲示板よりも先に更新されるため、プラットホームがいくつもある駅では特に便利。バスや他の交通手段も表示され、ストライキなどによる遅延も反映されるからいつも使っている。しかし、そんなcity mapperでも平日のピークの遅れなどは間に合わない。


電車での人間観察

通勤は電車で30分以上かかるので暇だとつい他の乗客を見ているのですが、最近気になったのは服装。

10年以上前に高校の研修でイギリスに来た時、イギリス人はデニムを好まないとの指導があり、デニム以外のズボンを持っていったことがあります。今イギリスに5年以上住んで思うのは、確かに身なりはイギリスでは大事。少し上級中級のスーパーやデパートなどでも化粧してオシャレしてる日のほうがサービスは断然いい。(日本みたいにゴミ出しにも化粧して出なきゃ、なんてことはないけど🤪)

でも、仕事場での服装は、地下鉄にピークタイムに乗って働く人のファッションを見ている限り、デニムにシャツとセーター(全身紺色)なんて人も多いし、ニット帽なんてのも普通。もちろん私の職場はデザイン事務所なのでさらにカジュアルではありますが、めちゃくちゃ特別というわけではなさそうです。ちなみに、ビジネススーツを着て独特な靴を履いたアジア人男性の横に気をつかって笑っているアジア人女性がいれば大体日本人(笑)偏見かな😂

ちなみにイギリスも制服の文化があるので、ついつい学生服姿の子達のファッションも気になります🫣(近所でよくすれ違う丸メガネをかけた女の子の制服姿がハリーポッターみたいで可愛い😆)


Kindleでカッコつける

別にカッコつけるためにKindleが欲しかったわけではないのですが、バレンタインに夫にKindle(電子書籍用タブレット)を買ってもらいました😆

電車通勤していると、紙の本を片手に手すりにしがみついている人もいますが、電子書籍を読んでいる人や数独(SUDOKU)をしている人、ゲームをしている人が 多いです。というのも、大抵地下鉄では電波がなくメールのチェックもできないからだと思います(笑)

私も電波があるうちはDuolingo(言語学習アプリ)をするのですが、電波がないと写真フォルダの整理ぐらいしかできることがないので、本を読みたいし、Kindle持ってる人カッコいいなぁーーーと夫に囁いていたら、買ってもらっちゃいました😘

最近は、職場近くに早く着いた日はいつも本屋さんに寄って、気になる本を立ち読みでチェックしてから、出勤するのですが、おかげで通勤時間も楽しめるようになってきました。

そしてそのkindleで読み始めた「Beginners: The Joy and Transformative Power of Lifelong Learning」という本に “… no one actually expects you to be any good.” と書かれていて、まさに社会人初心者の自分の状況もあり、焦りや失敗を恐れる気持ちとの向き合い方を考える良いきっかけになっています。


習ってもいないから出来なくて当たり前。

正直、今の仕事は建築や都市デザインよりプロダクトデザインの側面が大きいので、デザインでは少し苦戦しています。案を出しても全滅だったり、直属の上司のいうようにやっていても、結局さらに上の上司には違うことを言われたり、、、特に主観的な側面の大きいデザインではこれが面倒(こういう社内政治はどんな職場でもあるあるなのかもしれないですが)

そんな中で、うまくデザインが出来ない自分がダメだなと思ってしまうこともあったのですが、冷静に考えれば、プロダクトデザインは都市デザインとは違うわけで、「最初から出来なくて当たり前じゃん!」と本を読んだり、コンセプトや戦略デザインの資料作りなど得意なことで評価されたりすることで、一喜一憂してしまいながらも、なんとかやってます。


ロンドンのパブで飲み会

働き始めて数週間した頃、社内のパブでの飲み会に参加しました。仕事終わりにロンドンのパブで飲み会に参加するなんて、ロンドナーじゃん!と少し興奮してしまいました。普段、話すことのない他のチームの方とも話せて、楽しかった😆(ちなみに飲み物はフルパイントのIPA🍺🤪 ボスが全員分奢っていました🤯)


学生時代と社会人の週末の違い

仕事でストレスをあまり感じていないというより、週末のリフレッシュがうまくなったのかなと自分で感じています。というのも、学生時代はすべて自分の頑張りが自分に返ってくるという感覚で、土日も苦手なリーディングの課題に追われ、ついついもっとやろうと永遠とやってしまいがちでした。しかし、仕事は仕事と割り切って、きっちり定時に終わるし、帰っても仕事のメールなどは一切見ないので、土日はしっかり遊んで、ダラダラすることに専念しています(笑)おかげで、学生時代よりストレスなく過ごしているなぁと感じています。


さいごに、これは私の近況ではないですが、夫はロンドンの大学にも通いつつ、(といっても博士課程なので、授業という授業はほとんどないそうですが、)ケンブリッジ大学にも通うことになりました。ケンブリッジ大学の学生は修士の学生でも授業やディスカッションのレベルが全然違うようでいつも興奮した様子で帰ってきます(笑)忙しくなりつつ、それでも「炒飯とエビチリはファストフード🍤」と名言を言って茶色い弁当を作ってくれる夫には感謝感謝です〜🐕


近況はこれくらいかな🤔 それでは!