- 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 16:20:43.00:IfixfKivO
?「もし、そこの人……」
女「はい?」
?「ちょっと助けてもらえませんか?」
女「え、誰ですか? どこにいるんですか?」
?「側溝の中です」
女「この中に……? うわっ!」
?「どうされました?」
女「いえ、変な虫みたいなのが……」
?「それが私です」
女「え?」
寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 16:32:56.19:IfixfKivO
寄生虫「さあ、助けてください」
女「え、なにこれ、夢……?」
寄生虫「現実を受け止めてください」
女「じゃ、さよなら」
寄生虫「ええー」
女「さあて、早くかえろっと」 すたすた
寄生虫「ちょっ、本当にいかないでくださいよ」
女「なにか困ることが?」
寄生虫「このままだと干からびて死にます」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 16:39:41.74:IfixfKivO
女「それも寝覚めがわるいね」
寄生虫「でしょう?」
女「えっと、どうすればいいのかな」
寄生虫「寄生させてください」
女「じゃ、急いでるんで」 すたすた
寄生虫「あっ、ちょっとまって! 嘘です、嘘!」 びったんびったん
女「……嘘なの?」
寄生虫「若干本気でした」
女「じゃ」 すたすた
寄生虫「違う人に頼みますから! とにかく今は話を!」 びったんびったん
女「仕方ないわね……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 16:46:31.09:IfixfKivO
女「で?」
寄生虫「えっと、なにか容器に水いれてその中に入れてください」
女「麦茶だけどいい? 私の飲みかけだけど」
寄生虫「かまいません、お願いします」
女「……っと、お箸は…」
寄生虫「どうされました?」
女「いや、素手で持つのいやだし」
寄生虫「大丈夫ですよ」
女「……噛んだり刺したりしない?」
寄生虫「しませんよ」
女「粘液とかもいやだよ?」
寄生虫「……努力します」
女「やっぱりお箸で」
寄生虫「えー」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 16:51:55.32:IfixfKivO
女「どこ持てばいいかな?」
寄生虫「結局お箸なんですね……どこでも大丈夫です」
女「えい」 つまみ
寄生虫「わっ、痛いです、痛いです」 びったんびったん
女「暴れないで。ペットボトルに入らないよ」
寄生虫「うぅ……」 しんなり
女「よろしい」 ぽちゃん
寄生虫「……あー、生き返りました」
女「それはよかった」
寄生虫「ありがとうございます」
女「いえいえ、どういたしまして」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 17:03:40.62:IfixfKivO
女「それにしてもあなた、どうやって喋ってるの?」
寄生虫「テレパシーです」
女「うわぁ……」
寄生虫「凄いでしょう」
女「いえ、別に」
寄生虫「できない癖に」
女「この針は?」
寄生虫「まあ、刺したり吸ったり送ったり、いろいろですよ。自慢の針です」
女「ふうん」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 17:08:59.89:IfixfKivO
女「じゃあ、私はこれで……」
寄生虫「え、置いてきぼりですか?」
女「あ、そのペットボトルはあげるから。気にしないで」
寄生虫「えー、寂しいですよう」
女「私は若干気持ち悪いですよう」
寄生虫「なにか恩返しがしたいんです」
女「結構です」
寄生虫「私も連れてって!」
女「いやです」
寄生虫「人間は初めてだけど、きっと覚えます! お願いっ、一緒に行きたい!」 びったんびったん
女「絶対初めてじゃないでしょ」
寄生虫「あ、ばれちゃいました?」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 17:24:24.95:IfixfKivO
女「仕方ないわね、大人しくしてなさいよ」
寄生虫「や、ありがとうございます」
女「餌はなにを食べるの?」
寄生虫「生物の体液とか排泄物とかですね」
女「きもっ」
寄生虫「まあ所詮、寄生虫ですから……」
女「なにを悟ったようなことを」
寄生虫「ああ……麦茶にほのかに混じる唾液がおいしい……」 くねくね
女「いますぐそこから出なさい」
寄生虫「もう全部頂いちゃいました。ごちそおさま」
女「なんか汚された気分だわ……」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 17:48:40.06:IfixfKivO
女「なんでこんなの拾っちゃったんだろ」
寄生虫「えっへっへー、不法投棄はいけませんぜ。お嬢さん」
女「おや、あんなところに公衆トイレ」
寄生虫「流さないで! 流さないで!」
女「下水道は嫌いですか?」
寄生虫「故郷です」
女「さあ、故郷へおかえり……」
寄生虫「ちょ、最終回はまだはやいですって」
女「餌もいっぱいあるでしょうに」
寄生虫「えり好みするから地上にいるんです」 くねり
女「やっぱり捨てたい……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 17:55:10.11:IfixfKivO
女「ただいまー」
寄生虫「おや、もう着きましたか。どれ、お宅拝見とまいりましょうか」
女「目、あるの?」
寄生虫「言ってみただけです」
女「あっそ」
寄生虫「ご家族は?」
女「実家とか。わたしは一人暮らしよ」
寄生虫「不憫な子……! これからは私がいっしょですからね……」
女「わたしの家にもトイレはあるのですが」
寄生虫「ボットン?」
女「水洗」
寄生虫「許してくださいごめんなさい」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 18:07:56.16:IfixfKivO
女「まあいいや。じゃあ、わたしはシャワー浴びるから」
寄生虫「よろしかったら御一緒させて…」
女「流されたいんだ」
寄生虫「いや、私いままで泥とか枯れ葉の中にいたわけで清潔になりたいだけなんです、ええ」
女「とかいってわたしに寄生する気なんでしょ」
寄生虫「失敬な。宿主の許可なく寄生するなど寄生道に反することはしませんよ」
女「あるんだ寄生道」
寄生虫「ええ、だから安心してください」
女「じゃあ、後で流しで洗ったげる」
寄生虫「ええー、湯上がり卵肌ー……」 くねくね
女「むしろ茹で上がるんじゃないかしら……」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 18:16:35.03:IfixfKivO
女「ふー……おまたせー」
寄生虫「長風呂でしたね……」 くねりくねり
女「そう? ふつーよ、ふつー」
寄生虫「待ちくたびれちゃいましたよう……」 くねりくねり
女「ごめんごめん。いま洗ったげるから」
寄生虫「……お願いします」
女「ええと……ボールと…ザル、ザル……」
寄生虫「ザルに開けるおつもりですか!」
女「流れされたくないでしょ?」
寄生虫「手でいいとは思いませんか!」
女「いやよ。せっかくお風呂はいったんだし」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 18:22:58.88:IfixfKivO
寄生虫「この後に及んで汚物あつかい……」
女「汚物出身の癖に……寄生する分、汚物よりタチがわるいけど」
寄生虫「ひどい……」
女「開けるよ」
寄生虫「お願いします……」
女「あれ? 麦茶がとろとろに……?」
寄生虫「あ、私の粘液です」
女「きもっ」
寄生虫「仕方ないじゃないですか。あなただって二酸化炭素吐くでしょ? 似たようなもんです」
女「ザルとボール…買い替えかあ……」
寄生虫「そこまで……あっ」 ぽとり
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 18:43:27.73:IfixfKivO
寄生虫「ザルの網目がー」 びったんびったん
女「痛いの?」
寄生虫「いえ、別に」
女「……」 じゃー
寄生虫「つ、強すぎです、強すぎです」
女「あら、そうなの?」 じゃー
寄生虫「もっと! もっと静かにお願いします!」 びったんびったん
女「……ちっ」 しゃわー
寄生虫「あぁ……これくらいですよー……」
女「はいはい、よかったですね」
寄生虫「はい、ありがとうございます」 うねり
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 20:32:09.10:IfixfKivO
寄生虫「ペットボトルも洗っていただけますか?」
女「いいけど……ここでいいの?」
寄生虫「ええ。せっかく頂きましたし」
女「もう少しいい容器もあるのに」
寄生虫「え、寄生させてくれるんですか? ありがとうございます!」
女「わたしは容器じゃないよー洗剤かけちゃうよー」
寄生虫「やめてください、溶けます」
女「試してみていい?」
寄生虫「本気で溶けますよ?」
女「ぐろそうだからやめとくわ」
寄生虫「ほっ」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 20:41:07.10:IfixfKivO
寄生虫「随分すっきりしました」
女「もどる?」
寄生虫「はい」
女「じゃあ…」
寄生虫「お箸は勘弁してください」
女「手はいやだからね」
寄生虫「自分でもどります。ボウルとペットボトルに水いれてください」
女「はいはいよーっと」 ジャー
寄生虫「で、私をボウルに移して、ペットボトルも沈めてください」
女「ほいほい」 ちゃぽん ちゃぷ
寄生虫「ふっふっふー」 うねうね
女「泳げるの?!」
寄生虫「ちょっとだけなら、ですけどね」 うねうね
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 20:48:02.83:IfixfKivO
寄生虫「さ、もう大丈夫です、あげてもらって結構ですよ」
女「……」
寄生虫「どうされました?」
女「この粘液さわっても大丈夫よね?」
寄生虫「普通のはヌルヌルするだけですから問題ないですよ」
女「……信じるわ」 ちゃぽ チョロチョロ
寄生虫「……なぜ水をこぼすんですか?」
女「自力で蓋あけて出て来られたらいやだからね」
寄生虫「信用されてませんねえ……」 くねり
女「まあね」 キュ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 21:25:22.79:IfixfKivO
女「……やれやれ」 カパッ
寄生虫「食事ですか?」
女「うん」 ベリベリ ジャー
寄生虫「私にもください」
女「やだ」 タイマー ゴフン
寄生虫「なにゆえー」 うねうね
女「体液か排泄物なんでしょ?」
寄生虫「ええ」
女「いやに決まってる」
寄生虫「お腹すきました」
女「我慢して」
寄生虫「死んじゃいます」 うねうね
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 21:42:55.84:IfixfKivO
寄生虫「ごーはーんー」 うねっうねっ
女「ダメだってば」 ジャワー ベコン シャッシャッ
寄生虫「唾液、血液、腸分泌液~♪ 愛液とか~♪ おしっこでもいいよ~♪」
女「ちょっ、変な歌うたわないでよ」
寄生虫「ごはんください」
女「……仕方ないわねえ」
寄生虫「なにくれますか?」
女「……つば」 むごむご
寄生虫「わあい」 くねっ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 21:48:53.47:IfixfKivO
女「言っとくけど……口から入ってきたら……かみ砕くからね」 むぐむぐ
寄生虫「しませんってば」
女「ん……」 たらー
寄生虫「わっ、直ですか! うれしいなあ」 うねうね
女「あー……」 たらー
寄生虫「随分たくさん溜めてくれましたねえ」 うねりうねり
女「んっ、これでいいでしょ」
寄生虫「はい、ありがとうございます」
女「ふう……」 まぜまぜ
寄生虫「くぅ……身体にしみるぅ……」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:00:07.97:IfixfKivO
女「いただきます」
寄生虫「いただいてまーす……うはぁっ」 くねくね
女「……」 シャカシャカ
寄生虫「ちょっ、なんっ、振らないでっ」
女「ちょっとムカついたからさ」 ズルズル
寄生虫「うぅ……ひどいめにあった……」 くたり
女「ご飯は静かにたべよう」 ズルズル
寄生虫「はい……」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:21:50.96:IfixfKivO
女「ごちそうさまでした」 ぱちん
寄生虫「ごちそうさまでした」 くねり
女「さあて、今後について話し合いましょうか」
寄生虫「え?」
女「いつまでも飼ってる訳にはいかないしね」
寄生虫「私、ここにいちゃダメですか?」
女「ペット禁止なのよ。このマンション」
寄生虫「同居人ということにすれば……」
女「だまれ、寄生虫」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:31:36.73:IfixfKivO
女「犬とか猫は…」
寄生虫「論外です」
女「下水道」
寄生虫「勘弁してください」
女「でもこのままだと、そこしかないわよ?」
寄生虫「やはりあなたに寄生するのがベスト」 うねっ
女「わるい冗談はほどほどにしないと早速流すよ」
寄生虫「いえ、冗談でなく」
女「さよなら」 がちゃっ
寄生虫「まあ話を聞いて下さい」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:37:51.33:IfixfKivO
女「なによ」
寄生虫「あなたにもメリットはあるんですよ?」
女「……メリット?」
寄生虫「いわば宿主と共生関係になるわけですからね。それなりの物が提供できます」
女「例えば?」
寄生虫「そうですね。手っ取り早いとこでは便秘の解消。お困りでしょう?」
女「なっ……!」
寄生虫「我々は人体のプロですからね。唾液を飲めばそれくらいはわかります」
女「……他には?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:47:50.04:IfixfKivO
寄生虫「体重の管理、とかも好きでしょう?」
女「どうやって?」
寄生虫「栄養が小腸で吸収される前に私が食べてしまうんですよ。これで食べ過ぎにも安心」
女「続けて」
寄生虫「宿主の体調が悪くなればすぐに報告しますし……ちょっと深く寄生すれば生理の管理とか、小便のしまつ、果ては夜のお手伝いも……」
女「夜の……はひとまず置くけど、生理の管理?」
寄生虫「はい。自由自在ですよ。必要のない辛い生理痛は一切なし! 妊娠したいときは一発KOです!」
女「ふむむぅ……」
寄生虫「……いかがでしょう?」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 22:58:50.26:IfixfKivO
女「で、リスクは?」
寄生虫「へ?」
女「リスクよ。なにかあるでしょ?」
寄生虫「……うーん、大変良い質問ですねっ」 うねっ
女「ごまかさないで話しなさい」
寄生虫「消化中や消化後の物から栄養をいただきます」
女「うん」
寄生虫「いわゆる大便が無色のゼリー状になります」
女「はあ?」
寄生虫「私が全部吸収してしまうので……だいたい人間は…」
女「まあいいや。続けなさい」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:06:58.50:IfixfKivO
寄生虫「あとは……いただいた卵子で子供をつくったり」
女「はあ?!」
寄生虫「わ、私だって生き物ですからっ! ……子孫くらい残しますよ」
女「わたしのお腹が膨らむ、なんてことはないわよね?」
寄生虫「それは大丈夫です。ゼリーと一緒に下水に流したりしますから」
女「あ、だから故郷が…」
寄生虫「そういうことです」
女「……それだけ?」
寄生虫「え? ああ、まあ、はい。大体そうです」
女「大体って?」
寄生虫「私とのおしゃべりとか、です」
女「うむぅ……」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:19:06.65:IfixfKivO
女「おいしすぎる話ね……」
寄生虫「基本的に身体をお借りして、食べ物をもらう立場ですから……」 うねうね
女「……よし、決めた」
寄生虫「えっ!」
女「寄生していいよ」
寄生虫「ありがとうございます!」
女「そのかわりメリットの方はよろしくね?」
寄生虫「任せておいて下さい」 くねっ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:26:28.19:IfixfKivO
女「で、どうすればいいの? 丸呑み?」
寄生虫「胃酸はちょっと痛いです……お尻の穴から、ですね」
女「えっ」
寄生虫「そんなに意外でしたか?」
女「いや、まあ予想はしてたけどさ……」
寄生虫「でしょうでしょう。寄生するのは大腸から小腸にかけてですしね」
女「そんなに?」
寄生虫「栄養さえあれば伸びるのなんて簡単です」
女「ふむぅ……」
寄生虫「抵抗がありますか?」
女「やっぱりね」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:32:45.90:IfixfKivO
寄生虫「お尻がいやなら、少々手間ですが膀胱や子宮も可能ですけど……」
女「いえ、お尻にするわ」
寄生虫「はあ」
女「で、どうするのかしら」
寄生虫「ペットボトルの口、お尻にはいりますか?」
女「いやだよ」
寄生虫「ふむ、一番お手軽なんですが……じゃあ、口のぎりぎりまで水を足して下さい」
女「わかったわ」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:38:17.61:IfixfKivO
女「これでいい?」
寄生虫「ええ、充分です」
女「で?」
寄生虫「ペットボトル床において、またがったら口を肛門に当ててください」
女「……恥ずかしいな」 しゃがみ
寄生虫「まあまあ。誰も見ていませんから」 うねっ
女「ん……できたよ」 ひたり
寄生虫「じゃあ後は私に任せてください。あまり動かないでくださいね」
女「ん」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:41:45.30:IfixfKivO
寄生虫「……」 うねうね ちくっ ちくり
女「んっ……なんかチクって……」
寄生虫「筋肉をほぐす薬みたいなもんです」
女「大丈夫なの? それ」
寄生虫「まかせてくださいって」 くねくね
女「……」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:50:23.81:IfixfKivO
寄生虫「……そろそろいいですかね、入りますよ」
女「よし、こい」
寄生虫「もうちょっと押し当てて……そう」 くにゅ
女「んっ……」 ぴくっ
寄生虫「動かないで」 ぬぷり
女「ぁ……入って……」
寄生虫「もう少しです」ぬ ぬぬ
女「ふっ……はぁ……」 ぴくり
寄生虫「はい、おしまい」 ぬるんっ
女「んあっ……」 びくっ
寄生虫「お疲れ様でした」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/24(日) 23:58:11.50:IfixfKivO
女「これでおしまい?」
寄生虫「あー、もうちょっと掛かりますけどあなたがすることはもうないです」
女「……便意が」
寄生虫「私ですからね! 出さないでくださいよ!」 うねっ
女「ひゃっ……動かないでよっ」
寄生虫「ああ、すみません。野良が長かったもので……」
女「これからなにをするの?」
寄生虫「まずは食事ですね。お腹をスッキリさせたげます」
女「うぅ……なんか恥ずかしいな」
寄生虫「まあまあ、我々はもはや異心同体ですから」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:10:29.49:Yo3HbUAjO
寄生虫「と、奥のほうに」 うねうね
女「やっ、ちょっと……動かないでってば……あっ」
寄生虫「最初は我慢してください。そのうち落ち着きますから」 うねうね
女「その内って……んっ」
寄生虫「あ、見つけました……ずいぶん固いですね。何日目ですか?」
女「んっ……よっか……かな……」
寄生虫「ははあ。これは少々骨ですね。時間が掛かりますからなにかで暇つぶししててください」
女「はあ……じゃあ、テレビみてる」
寄生虫「そうしてください」 うねっ
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:18:44.38:/pzl0MiT0
寄生虫「………」
女「ふ、ふぁああ……うー……」
寄生虫「………終わりました」 くねり
女「ようやくぅ? ……あやうくー寝るとこだったよーぅ……」
寄生虫「眠さでだいぶ溶けてますね……別に寝ててもよかったのですが……」
女「これでーおしまい、でいいのー?」
寄生虫「ええ、住む場所はできましたから後は刺すだけです」
女「え……刺す?」
寄生虫「ええ、まあ」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:34:21.15:Yo3HbUAjO
寄生虫「じゃあ、下準備に」 ぬるり
女「わっ、変な感じ」
寄生虫「軽い麻酔みたいなもんです。かなり細いからあんまり痛くはないと思いますが、一応」
女「へー、用意周到なんだ」
寄生虫「まあ……じゃあ膀胱から行きますよ」 ちくり
女「刺してる……?」
寄生虫「ええ、そろそろ子宮の横です」 ニュルニュル
女「あっ……わかる」
寄生虫「そこまでは麻酔が効いてませんからね。血管や神経はちゃあんと避けてますよ」 ニュルル プツッ
女「いっ……」
寄生虫「すいません。痛かったですか?」
女「大丈夫、ちょっとだけだから」
寄生虫「今のが膀胱の壁ですね」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:37:59.07:iSt042j/O
寄生虫「ちょっと管を太くしますよ」 ぐぅっ
女「あつっ……」
寄生虫「慣れるまで少しだけ我慢してください」
女「うん……、大丈夫だから……」
寄生虫「はい、これで尿は大丈夫です。試しに吸い上げて見ますね」
女「う、うん」
寄生虫「いきますよー」 チュルルル
女「あ、軽くなってく……」 ブルッ
寄生虫「自分でだしたかったら、逆におくることもできますよ?」 チュルル
女「いいよ別に、そんなの」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:51:19.61:Yo3HbUAjO
寄生虫「ふう……子宮にかかる前に一度トイレに行ってもらっていいですか?」
女「え、ええ」
寄生虫「流石に四日分の便秘と尿は多過ぎました」
女「いちいち口にだすな」
寄生虫「まさに腹の中がパンパンですね。まあそうなると必然的にあなたもパンパンになるわけですが、ふふっ」
女「だまれ」
寄生虫「はい……」
女「んんっ……でないよ?」
寄生虫「あ、すいません。今出します」
女「わっ……わわっ」 とろとろ
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:55:57.52:Yo3HbUAjO
寄生虫「尿のせいか、かなりゆるいですね」
女「うああ……」 とろとろ とろとろ
寄生虫「どうですか?」
女「すっごいでてる……」 とろとろ
寄生虫「もとがもとでしたからねえ……」
女「んん……」 とろとろ とろり
寄生虫「そろそろおしまいです」
女「ん……ふぅ」
寄生虫「いかがですか?」
女「うんっ、すっきりしたっ」 にこっ
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:01:38.00:Xq4X0v8h0
寄生虫「ご機嫌ですね」
女「出すもん出せたからね、ありがとっ」 カララ
寄生虫「いえいえ……このままここで続けていいですか?」
女「ん、もう眠いからベッドで……」 フキフキ
寄生虫「わかりました。着いたら教えてください」
女「あれ、ついてない」
寄生虫「いったでしょう?」
女「臭いも……ない」 すんすん
寄生虫「嗅がないでください」
女「へー、こりゃすごいね」
寄生虫「でしょう?」 うねり
女「んあっ!」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:07:52.18:Yo3HbUAjO
女「大きくなったんだからむやみに動くなっ!」
寄生虫「おやおや、これは失礼しました」
女「ったく、もう……」
寄生虫「とりあえず最後までおわしてしまいましょう」
女「はいはい、ベッド行くまでまってなさい」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:23:29.86:Yo3HbUAjO
女「ふぃー……」 ごろり
寄生虫「つきましたね?」
女「うん、ちゃっちゃっとやっちゃって」
寄生虫「はい」 チク チク チクリ
女「麻酔なし?」
寄生虫「細い針ですから」 ニュルルル
女「……伸ばしてる?」
寄生虫「ええ、わからないでしょう?」 ニュルルルルル
女「うん……あっ」
寄生虫「子宮の方の針を増やしました」 プツ プツリ ツプ
女「ん……」
寄生虫「卵巣はこれでおわりました」 チク チク
女「うあっ、いまビリッて」
寄生虫「神経に繋ぎましたからね」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:28:33.05:Yo3HbUAjO
女「終わり?」
寄生虫「いえ、あと一つ」 とろり
女「あ、麻酔……」
寄生虫「ええ、ちょっと大変なので」 プスリ
女「背中……側……?」
寄生虫「オプションみたいなものですよ」 ニュルン
女「きゃっ」 びくんっ
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ、まあ」
寄生虫「普段は使いませんから安心してください」
女「安心……?」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:31:30.72:rITyWI0s0
寄生虫「さ、明日はなにか用事が?」
女「……ううん、おやすみ」
寄生虫「そうですか。何時に起きたいですか?」
女「起こしてくれるの?」
寄生虫「たやすいことですね」
女「じゃあ、9時くらいで」
寄生虫「はい、わかりました。もう寝ますか?」
女「うん……」
寄生虫「そうですか。おやすみなさい」 とろり
女「おや…す……ふっ………すぅ……すぅ……」
寄生虫「……」 うねっ
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 09:00:30.20:Yo3HbUAjO
寄生虫「……」 シュル…シュル… チュポン
女「すぅ……すぅ……」
寄生虫「……」 とろり
女「ん……」
寄生虫「おはようございます」
女「…ああ、おはよ」
寄生虫「気分はいかがですか?」
女「妙にすっきりしてる」
寄生虫「素晴らしいでしょう」
女「あんたの仕業なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:04:36.93:Yo3HbUAjO
女「あ、ちゃんと9時だ」
寄生虫「ふふふ、目覚まし要らずとよんでください」
女「あなた時間ってわかるの?」
寄生虫「わからないのは人間くらいのものですよ」
女「……なんか馬鹿にされた気分」
寄生虫「まあ若干」
女「くっそー」
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:13:37.93:Yo3HbUAjO
寄生虫「それはさておきいい加減行動したらいかがですか?」
女「うん……わっ、なにこれ」 ぬるっ
寄生虫「えっ、なんです?」
女「いや、身体中ぬるぬるに……」
寄生虫「ああ、なんだ。それですか。私の粘液ですよ」
女「あんたの?」
寄生虫「ええ。寝てる間に身体を調べさせていただきました」
女「まさか、出てこられるの?」
寄生虫「一部だけですがね、ほら」 にゅるん
女「あっ」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:22:20.89:Yo3HbUAjO
寄生虫「こんちはー」 うにょうにょ
女「なにこの触手」
寄生虫「私の手みたいなもんですよ」 うにょうにょ
女「これがわたしのお尻から生えて……」
寄生虫「便利ですよー」 うにょうにょ
女「えい」 ぐいっ
寄生虫「あっ、いたいいたい。ちぎれますっ」 じたばた
女「なかなか頑丈ね」
寄生虫「もー、切れちゃったらどうする気ですか」
女「どうせ再生するんでしょ?」
寄生虫「痛いものは痛いんです」 うねっ
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:29:03.06:Yo3HbUAjO
女「これ、どこまで伸びるの?」
寄生虫「今はこれが限界です」
女「今は?」
寄生虫「ご飯があればどこまでもいけます」
女「きもっ」
寄生虫「失礼な。もうあなたの一部ですよ……まあ伸び過ぎたら切り放しますけどね」 くるくる
女「こんなんが私の身体をはいまわったのか……」
寄生虫「なかなか引き締まった良い身体でした」
女「ふふん、まあね」
寄生虫「ただ、お腹のあたりが少々……」
女「うっさい」 ぎゅっ
寄生虫「あいたたたっ」 じたばた
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:37:32.78:Yo3HbUAjO
寄生虫「まあ、私がいればすぐにリカバーです!」 うねっ
女「はいはい」
寄生虫「おっ、ご飯ですか?」
女「シャワー、気持ちわるいからね」
寄生虫「えー、お肌うるおいプルプルですのに」
女「そんな効果もあるの?」
寄生虫「あったらいいなって」
女「しねよ」
寄生虫「口がわるいですよ」
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 15:46:28.29:Yo3HbUAjO
女「っていうか、そろそろ引っ込みなさいよ」
寄生虫「えー、もう少し外の風をー」 うにょうにょ
女「なんき気持ち悪いわ」
寄生虫「しっぽが生えたと思えば」
女「しっぽはお尻から生えません、ほれ戻れ戻れ」 しっしっ
寄生虫「でもー」 うにうに
女「早くしないと引っこ抜くわよ」
寄生虫「あ、それはやめた方がいいです」
女「なんでよ」
寄生虫「本体を神経につないでますからめっちゃいたいですよ」
女「うげっ」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 16:45:59.26:Yo3HbUAjO
女「そんな危ないこと先にいいなさいよ」
寄生虫「まあまあ、いざという時は切り離しますから安心してください」
女「本当でしょうね?」 ぬぎぬぎ
寄生虫「宿主になにかあったらこちらも」困りますから」
女「ふーん……まあ、そっか」 ガララッ
寄生虫「ええ、だから大丈夫です」
女「うさんくさいわねえ」 シャー
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 16:52:21.84:Yo3HbUAjO
寄生虫「おっ、シャワーですね」 うにょうにょ
女「こら、ホースにからむな」 シャー
寄生虫「なんか親近感があります」 くるくる
女「わかんなくもないけどさ」 キュッ
寄生虫「やっぱり風呂はいいですねえ……」
女「前にも入ったことあるんだ」
寄生虫「ええ、あの頃は私もやんちゃしてました……」 うねー うねー
女「聞きたいような聞きたくないような………ボディーソープ使うけど大丈夫?」
寄生虫「あ、戻ります」 シュルシュル
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 17:03:11.01:Yo3HbUAjO
女「苦手なの?」
寄生虫「いえ、付着したまま戻るとあなたのお腹に良くないんです」
女「それはそうだ」 こしこし
寄生虫「……ひまですね」
女「堪え性がないなあ」 こしこし
寄生虫「私の武勇伝でもお話ししましょうか?」
女「やんちゃ時代?」 こしこし
寄生虫「そうですね、お風呂場にピッタリの話です」
女「あんまりよくない語り出しね」
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 17:45:04.39:Yo3HbUAjO
寄生虫「当時、私は仲間と一緒に下水道に住んでいました」
女「あんたみたいなのがまだいるんだ」 ざぱぁん
寄生虫「ええ。兄弟もいましたし、ご飯もたくさんありましたからなかなか楽しかったですよ」
女「あ、そう…」 ちゃぷん
寄生虫「お、風呂ですか」 にゅるん
女「こら、でてくんな」
寄生虫「まあまあ……で、どれだけ長く伸びられるか競争とか、やってたんですがあるとき下水管めがけてやってたらお風呂場にでちゃいまして……」
女「ちょ…」
寄生虫「ちょうど女の子がはいってたんで、みんなでよってたかってあれやこれや」
女「おいっ!」
寄生虫「いやー、若かったですねえ」 うねっ
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 18:10:56.89:Yo3HbUAjO
寄生虫「あれやこれやの部分も詳しく話しましょうか?」
女「やめて」
寄生虫「そうですか……」
女「なんでガッカリするのよ」
寄生虫「ベスト3だけでも聞きませんか?」
女「聞きません……っていうかどんだけやったのよ?」
寄生虫「女子寮制覇とか」
女「うげえ……ん? 女子寮って男は?」
寄生虫「すぐ気絶しちゃってあんまり面白くはなかったですね。勉強にもなりませんし」
女「そうなんだ……いや、興味はないけどさ」
寄生虫「……やっぱりベスト3だけでも」 シュルシュル
女「いいってば」
寄生虫「まあまあ……まずは口からふさぐのが常道でしてね…」 チュポン
女「おいっ!」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 18:21:16.88:Yo3HbUAjO
寄生虫「……で、気絶したところで夜が明けて、身体を綺麗にしてから、帰ったわけですよ」
女「……」
寄生虫「翌朝目覚めてあれっ、夢だったのかなって言うのがポイント高いですよね」
女「……これで終わり?」
寄生虫「ええ。すごかったでしょう?」
女「お腹の中に逃げるのは卑怯……」
寄生虫「あれ? 面白くなかったですか?」
女「ふぅ……なんかつかれた……」 ぐったり
寄生虫「消化管貫通のとことかかなりよかったと思うんですけどねえ…」
女「やっぱ違う生き物だね……感性がちがうわ……」
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 21:37:29.46:Yo3HbUAjO
寄生虫「はあ……まあそうですよね」
女「うん……あー、のぼせたー」 ざぱぁ
寄生虫「ずいぶん長かったですね」 うねうね
女「うー……このクラクラ来るのがすきなのよ」 よろっ
寄生虫「危ない人みたいですね」
女「あー、ベッドベッド」 よろりよろり
寄生虫「身体ふかないんですか?」
女「うはあー」 ばたり
寄生虫「だらしのない……」
女「うー、じんわーってくるわぁー」 くたり
寄生虫「……」 とろり
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 21:49:22.07:Yo3HbUAjO
女「……あつい」 がばっ
寄生虫「あなた裸じゃないですか」
女「あんたなにかした?」
寄生虫「いいえ?」
女「じゃあなんだろ……」 ぐでー
寄生虫「あ、体温あがってますね。水分とった方がいいですよ」
女「うん……よい、しょっ…と」
寄生虫「これからは私がいる分、水は多めにとってくれるとうれしいです」
女「はいはい……んっ…んっ…んっ…」 ごくごく
寄生虫「……」
女「……ぷはぁっ!」
寄生虫「おっさん臭いです」
女「うっせ」
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:04:58.21:Yo3HbUAjO
女「……うーん、もう一杯」 ジャー
寄生虫「たくさん飲んだほうがいいですね」
女「ほんとになんで急にこんな……んっ…んっ…」 ごくごく
寄生虫「なんかご飯もたべた方がいいですね」
女「あー、朝ごはんまだだっけ」
寄生虫「あなた今日はまだお風呂はいっただけですよ」
女「うーん、なんか頭がぼーっとしててねえ…」
寄生虫「湯あたりですね」 とろり
女「うーん……ヨーグルトでいっかな…」
寄生虫「もっと栄養価の高いチョコとかもとった方がいいですよ」
女「あ、うん。ありがと」
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:13:48.92:Yo3HbUAjO
女「むぐむぐ……コクン……ごちそおさま。ご飯はこんなもんでいいかな……?」
寄生虫「ええ。後はすこし横になられては?」
女「うん。そーする…」
寄生虫「お体はまだ……?」
女「…うん、熱くてね……ほてったみたい…ふぁ…」 ばたり
寄生虫「お大事にしてください」
女「ん……シーツが擦れて……きもちい…」 すりすり
寄生虫「……」 とろり
女「んっ……ふう……」 すりすり
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:22:30.02:Yo3HbUAjO
女「ん……」 くちゅ
寄生虫「……」
女「あれ……なんで……? 濡れて…ぁ…」
寄生虫「まさか発情してるのですか?」
女「ばかね……人間は発情しないの……んっ…」 くちゅ
寄生虫「ああ。万年発情期ですもんね」
女「……あんた…本当に…なにもしてない…んでしょうね…?」 はぁはぁ
寄生虫「いえ、これといって……」 とろり
女「んっ……ああっ……」 くちゅ くちゅり
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:34:28.50:15zN5absO
寄生虫「ははあ。さては私の話を聞いて興奮してしまったのでしょう」
女「そんなこと…あるはず…ない…」
寄生虫「しかし先ほどから自分でなぐさめていませんか?」
女「なっ! やっ、これはちがくて……!」
寄生虫「ではなんでしょうか?」
女「か、風邪かな……ねればなおるから……うん……ふっ…」
寄生虫「一度スッキリした方が寝やすいですよ。お手伝いします」 にゅるん
女「ひゃっ! あっ、でてこないでっ!」 ビクンっ
寄生虫「お尻が気持ちいいですか?」 にゅるるる
女「やあっ、ちがっ……うあっ……でてこないでえ……」
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:44:19.65:15zN5absO
寄生虫「私一本しかないのが残念ですが…」 すりすり
女「やだっ……あっ……そこ擦っちゃ……だめっ…」 ぎゅっ
寄生虫「ほう、上手く掴まえましたね」 うねうね
女「…ふっ……はぁ……はぁ……あんた…やっぱりなにか……したわね…?」 ひく
寄生虫「まあ実は」 とろり
女「な…んで…?」
寄生虫「実は自分の話でムラムラしてしまいまして……その…エッチい粘液を少々」
女「このやろ……」 ぎゅうっ
寄生虫「痛いですってば。別にちょっと気持ちよくなるだけなんですからいいじゃないですか」
女「やだよ……早く戻して……」 ぎゅうっ
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 23:02:28.21:Yo3HbUAjO
寄生虫「あの……そろそろ離してもらえません? 一応これ一本きりなので……」
女「……放したら……エロいこと…んっ……する気でしょ……」 ぎゅ
寄生虫「ええまあ」 うねっ
女「じゃあやだ……」 ぎゅう
寄生虫「しかたありませんねえ」 パチッ
女「ひゃあっ…なっなにこれっ!」
寄生虫「ふふん。すごいでしょう」
女「な、撫でられてるっ?! えっ、なんでっえっ?!」
寄生虫「人間の感覚なんて所詮神経によって伝えられてますからね。脊椎に偽の信号を送ってやるだけで、ほら…乳首をつまんだり」 パチッ
女「あっ! や、あっ!」
寄生虫「脇腹をなであげたり」 パチッ
女「ひやああああ……!」
寄生虫「問題は見た目がまったくエロくないところですかね……」 パチッ パチン
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 23:26:55.67:Yo3HbUAjO
寄生虫「と、いう訳で離してください」 とろり
女「え…からだが…」 くたっ
寄生虫「すこしぐったりしててくださいね。何回かイッたらやめますから」 にゅるるるるる
女「ひゃ、や、ああああ!」
寄生虫「すみません。朝ごはんは全部これ伸ばすのに使っちゃいましたから、お昼はたくさん食べてくださいね?」
女「あっ、ヌルヌルが…からんで……」
寄生虫「やっぱり一本だと大変ですねえ。協力って重要ですよ。ええ……っとここをこうして……」 シュルシュル
女「ふぁ……あん……くぁ……」
寄生虫「はい完成。いかがでしょうか菱縄縛りもどき。まったく人間はエロに関しては輝いてますよね」 ひたり
女「やめっ…ほどいてえ……」
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 23:39:52.76:Yo3HbUAjO
寄生虫「さて、じゅぼじゅぼしたいんですが、ちょっと細すぎですかねえ…」 ムクムク
女「えっ……太く……?」
寄生虫「ええ、ゼリーはこの先から出しますので途中で止めれば太さなんて自由自在です」 ムクムク
女「やっ…ちょっ…どれだけ膨らむ気…?」
寄生虫「あ、ちょっと太すぎですね。ちょっと出しますか」 ビュル ビュルリ
女「あ、熱っ」
寄生虫「やだなあ、腸内はいっつもこれくらいですよ……じゃ、挿入れますね」 ズ ズズっ
女「きゃっ…え、な、ふぁっ…なんで……」
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 23:56:27.59:Yo3HbUAjO
寄生虫「なんでって、先端がうごいたら全部うごくなんて当然でしょ? 私がヌルヌルだからなせる技ですがね、えっへん」 ズル…ズル
女「う…あ……体中が……あ…んっ!」
寄生虫「おっ、奥に当たりましたか。では、動きますね」
女「ちょ…やめっえ、っあああああああ!」
寄生虫「うう、いい反応ですねえ…」 ズリュン ズリュン
女「ああ、やっ…イッ、イッくぁああああっ!」 びくっびくっ
寄生虫「おやまあ、もうイきましたか。早いですねえ」 ズリュッ ズリュッ
女「と、やめっ! とめてえええ! あっ、むりいいいい!」
寄生虫「そうそう。イッた後は辛いんですよね。でも大丈夫、その先は天国ですから」 ズリュン ズリュン ズリュン
女「いぎっ! やあああっ! またっあっ! ああああああああ!」
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 00:11:09.45:DXRdrBkpO
女「ふぁっ、あっ、やぁっ…」
寄生虫「もっともっと気持ちよくなってくださいね」 パチッ パチッ パチン ズリュン ヌリュン
女「いっ、きゃああああああああ!」 プツーン
寄生虫「……あれ?」 ズリュン…
女「…ぅ……ぁ…」 ピクッ ピクッ
寄生虫「おーい」 ヌッチャ ヌッチャ……ピタっ
女「………」 ピクッ
寄生虫「やりすぎ……でしたかね…」
女「……」
寄生虫「……すみません」 とろり
女「……ふ………すぅ……すぅ…」
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 00:31:23.57:DXRdrBkpO
女「ん……んん」
寄生虫「あ……起きましたか?」
女「……なによエロ虫」
寄生虫「いや、なんかもう本当にすみません…」
女「謝るまえにこれを解きなさい」
寄生虫「……長すぎたので切っちゃいました。自分で解いてくださいごめんなさい」
女「……ちょっとでてきなさい」
寄生虫「はい…」 にゅるる
女「…んっ……手のとこまで」
寄生虫「はい…」 うねうね
女「……」 ぎりぎり
寄生虫「いたっ痛い痛いっ。爪立てないでください」 じたばた
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 00:39:27.05:DXRdrBkpO
女「ったく、なんであんなことしたのよ」
寄生虫「……ほんの出来心です」
女「出来心でレイプされてたまるか。まだ体にちから入んないし」
寄生虫「で、でも気持ちよかったでしょう?」
女「それとこれとは話が別。せめて本人の了承くらいとりなさい」
寄生虫「う…ごめんなさい」
女「まさか種付けはしてないでしょうね?」
寄生虫「気絶しちゃったのでしてません…」
女「気絶してなかったらしてたんだ?」
寄生虫「うっ…」
女「………」 ぐりぐり
寄生虫「痛いです痛いです!」
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 01:02:26.79:DXRdrBkpO
女「これからは私の許可をとってからやるように。わかった?」
寄生虫「え、ええ。………あの」
女「なによ」
寄生虫「その…またやっていいんですか……?」
女「まあ、その…なんだ…………きもちよかった、からね」
寄生虫「……ありがとうございますっ!」 うねるうねる
女「わっこら! 巻き付くな!」
寄生虫「親愛の表現です」 うねっ
女「っていうか、解いてくれないかなこれ。あそこにもまだ入ってるし」
寄生虫「それは無理です」 シュルシュルシュル
女「あっ、こら逃げるな」
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 01:05:31.84:DXRdrBkpO
めでたしめでたし
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 01:06:29.71:3ULCT1H30
~一ヶ月後~
友「ふむ……」 じー
女「……なによ」
友「…男でもできたか?」
女「は?」
友「いや、最近きれいになったな、と思ってな」
女「え、あ。そう?」
友「うむ。お肌つやつや、顔色よし、あと心持ちやせたような…」 ぎゅう
女「わっ、こら、抱き着くなっ」
友「やはりな……そして胸は相変わらず…」 むにむに
女「やっ、ちょ…やめてよ…」
友「うらやまけしからん…」 むにむに
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 21:34:50.28:DXRdrBkpO
女「ね…ほんと…やめっ…」
友「反応も前より色っぽいしな……」 むにむに
女「…もー! はなせっ!」 ぐいっ
友「……やはり男か。相手は誰だ?」
女「いないってば」
友「嘘をつけ、君と私の仲だ。隠し事はすぐにわかる」
女「隠し事なんて…」
友「一ヶ月くらい前からだな」
女「なっ……」
友「図星か。すべて吐け」
女「あっ、もう休み時間終わるからっ。またねっ!」 たったったっ
友「ふん、逃げたか……まあいい、あとでじっくり聞いてやる…」
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:01:04.03:DXRdrBkpO
女「誰もいないわよね……」 きょろきょろ
寄生虫「そのようですね」
女「……っあー、つかりたー」
寄生虫「お疲れ様です」
女「しかし、男ねえ…」
寄生虫「いやあ、なかなか鋭い方ですねえ」
女「ほんと、なんであんな…」
寄生虫「今日はなんとか逃げられましたけど、明日はもうダメでしょうね」
女「そうでしょうね…」
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:05:40.87:DXRdrBkpO
女「あー、なんて言い訳しよう」
寄生虫「彼氏がいると嘘をついてごまかしては?」
女「逢わせろってなるでしょうね」
寄生虫「遠距離恋愛ということに」
女「むりむり、あいつにはすぐにばれる」
寄生虫「ああ。まあ、あなたですしね」
女「どういう意味よ」
寄生虫「いえいえ、嘘のつけない正直な人だと褒めているのですよ」
女「とかいって馬鹿にしてない?」
寄生虫「実は」
女「…でてきなさい」
寄生虫「いやですよー」
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:14:06.82:DXRdrBkpO
女「ったく……家についたらタバスコ飲んでやる」
寄生虫「勘弁してください」 にゅるん
女「臍まで……んっ……そこを通るな…」
寄生虫「最短距離ですから」 うねうね
女「……もういい、戻って」
寄生虫「えー、痛めつけてくれないんですか?」 うにうに
女「…そういう性癖なの?」
寄生虫「冗談です」 シュルシュル
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:24:51.11:DXRdrBkpO
女「って言うかどうするか考えないと…」
寄生虫「ふむ。いっその事ばらしてしまってはいかがでしょうか」
女「えっ、いいの?」
寄生虫「かまいませんよ」
女「かまいませんよって…どうか内密にってあんたが言い出したんじゃない」
寄生虫「それはあなたの社会的立場が悪くなったりしたら困るからですよ」
女「あ、配慮とかしてたんだ」
寄生虫「あなたの食生活イコール私の待遇ですから。あと、下手に広まって解剖されるのも大嫌いですし」
女「ならあの子には話しても?」
寄生虫「信頼できるのならばいいと思いますよ?」
女「なら大丈夫ね」
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 22:31:40.54:DXRdrBkpO
寄生虫「ずいぶんあっさり決めましたね」
女「まあね」
寄生虫「人間、思いもよらない異常事態には普段の姿なんて当てになりませんよ?」
女「問題ないわ。大抵のことには動じない奴だからさ」
寄生虫「ずいぶん信頼してらっしゃるのですね」
女「はやくバラしてすっきりしたいってのもある」
寄生虫「なるほど、さっきから胃酸の分泌が多いわけです」
女「あ、やっぱり?」
寄生虫「ええ。私が中和してますけど」
女「ありがと」
寄生虫「どういたしまして」
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:31:25.37:DXRdrBkpO
女「じゃあ、早速今晩」 ピッピッピッ プルルル プルルル
寄生虫「本当に早速ですね」
女「引き伸ばすと後が怖いからね………あ、もしもし?」
友『遅いぞ』
女「今日のことで…って、え?」
友『今から行く。夕飯もあるとうれしい。じゃ…プツッ…つーつー』
女「ちょっ……あー、もう…」
寄生虫「なかなかですね」
女「スーパー寄るね…材料が足りないから…」
寄生虫「お疲れ様です」
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 23:56:37.23:DXRdrBkpO
女「ふう……やっと帰れた……」
寄生虫「まさかタイムセールとかちあうとは思いませんでしたね」
女「うん……あれ? 鍵があいてる?」 ガチャリ
友「や、お帰り」
女「…合い鍵を渡した覚えはないんだけど?」
友「ポストの中にガムテープ。もっと捻ったらどうだい?」
女「不法侵入よ」
友「お腹すいたから早くごはんが食べたいな」
女「はいはい。今作りますよ」
友「手伝おう」
女「当然」
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:03:14.87:MyUJl110O
友「先ほど玄関の前で誰かと話していたようだが?」 トントントントン
女「あ、聞いてたんだ…まあ、話ってのはそこにからむんだけどさ…」 ジュウー
友「まさか幽霊とか言わないよな」 シャッシャッ
女「まあ、その話はご飯食べてからにしましょ」 ジャワー
友「…なにやら複雑なようだな」 スー
女「まあまあね」 ジャー
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:16:07.79:MyUJl110O
女「ごちそうさま」
友「ごちそうさまでした」
女「うん、なかなかいい出来だったわね。特にこの」
友「さ、話してもらおうか?」
女「せっかちねえ」
友「焦らされるのは好きじゃない」
女「うーん、どこから話しましょうか…」
友「男がらみではないんだよな?」
女「…え?」
友「そうだったらもっとだらしなく浮かれてるはずだからな」
女「あんたは…」
友「これでも心配しているのだよ。さ、話せ」
女「んーとね、つまり……寄生されたのよ」
友「は?」
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:24:44.47:MyUJl110O
友「……ああ、このけしからん胸が青少年に悪影響を…」
女「その規制じゃなくて、寄生虫の…」
友「いまなお継続中?」
女「……わざとでしょ?」
友「ばれたか」
寄生虫「つまり、私のことですよ」
友「…誰だ。どこにいる」
寄生虫「あなたの目の前ですよ」
友「はあ?」
女「ちょっと。私から話すって言ったでしょ?」
寄生虫「間怠っこいんですもの」
友「まて、待て待て。話が見えないぞ? 君は誰と喋ってるんだ?」
女「ああ、ごめん。実はね……」
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 00:32:39.58:MyUJl110O
友「……なるほど、それでこの声にとり憑かせた訳だ」
女「だから寄生虫だってば」
友「よくもまあ信用したものだ」
寄生虫「いやあ、私も驚きましたよ」
女「ちょっ」
友「で、寄生虫とやら…名前はあるのか?」
寄生虫「特にないです」
友「ふむ、では虫ケラと呼んでかまわないな?」
寄生虫「ええ。いいですよ」
女「いいのかよ…」
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:11:40.82:MyUJl110O
友「ふむ、君はこの子のお腹の中にいるようだけど、出てこられるのかい?」
寄生虫「一部だけなら、ですけど」 にゅるん にゅるるる
女「勝手に話を……んっ…」
友「ほう、これはこれは…」
寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」 うねっ
友「や、これはご丁寧に」 にぎっ
女「よく触れるわね…」
寄生虫「初対面は握手。欧米の常識ですよ」 うねうね
友「触手と握手…くくっ…」
女「ごめん、ツボがわかんないわ」
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:24:03.81:MyUJl110O
友「見た目通りぬるぬるしているのだな」 べっとり
寄生虫「ええ、素敵でしょう?」
友「ふむ……」 ぺろっ
女「おいっ」
友「……別にエロくなったりはしないのか」
寄生虫「あ、それは普通のやつですから」
友「ほう、つまり…」
寄生虫「もちろんですとも」 うねっ
友「ぜひ」
寄生虫「お好きですか」
友「ふふっ」
女「置いてきぼりにしないでよう…」
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:27:09.63:yBkQI1C5P
友「君はこの子のどこに寄生しているんだい?」
寄生虫「腸内ですよ」
友「つまりこの触手は肛門から」 くんくん
女「かぐなっ」
友「臭わないな」
寄生虫「私が分解してますから」
友「ふむ。すまないが生えているとこを見せてもらえないか?」
女「いやだよっ!」
友「君と私の仲じゃないか」
女「そんな関係になった記憶はないっ!」
寄生虫「まあまあ、落ち着いてください。水でものんだらどうです?」
友「そうだ。虫ケラのいうとおりだぞ」
女「うがああああ!」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:00:46.74:MyUJl110O
女「ふぅ……ふぅ……」
友「落ち着いたか?」
寄生虫「まったく、暴れるなんて野蛮ですよ」
女「誰のせいよ……」
友「さあな。では話を聞かせてもらおうか」
女「え? みんな話したと思うけど」
友「こんな虫ケラを住まわせているんだ。良い事がさぞ沢山あったんだろう?」
女「それは話したでしょ。生理、体調管理、便秘や体重、すっごく助かってるわ」
寄生虫「照れます」
友「……ふざけるなっ!」
女「えっ?」
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:12:16.30:MyUJl110O
友「そんなことはどうでもいい。エロい事について話せといってるんだ!」
女「わ、う、そんなこ…エ、エロ…ええ?!」
寄生虫「混乱しないで。落ち着いてください」 にゅるん
女「や、だって…」
友「エロいことはあったの? なかったの?」
女「わ、や、あの…その…」
寄生虫「やりましたよ。つい昨日も」
女「わあああああああ!」
友「やはりな。どんなことをしたんだ?」
女「ちょっ! おまえ、あとでっ! うああっ!」
寄生虫「最初はですねえ…」
友「ああ、いい。虫ケラは黙ってろ。こいつから直接聞くから」
女「やだあああああああ!」
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 02:25:02.47:MyUJl110O
女「…うっ…で…子宮…ビリ、ビリッ…ってなって……」
友「…ほう、それでイッてしまった訳だ…ふふっ」
女「うう…恥ずかしい……ひっ……えぐっ…」
寄生虫「なんと言う鬼畜羞恥プレイ」
友「いや、君もなかなかよい仕事をしているよ」
寄生虫「お褒めに預かり光栄です」
女「…ぅぅ…もうやだあ……」
友「わるかった、わるかった。少しやり過ぎたな」 なでなで
女「うう……」
寄生虫「師匠と呼んでいいですか?」
友「ふふっ、私なんてまだまださ」 なでなで
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:07:48.36:MyUJl110O
友「さて、ひとまず落ち着いところで相談があるのだが…」
女「なにかしら」
友「その虫ケラを譲ってくれないか?」
女「いやよ」
寄生虫「ごめんなさい」
友「……虫ケラにまで拒絶されるとは」
寄生虫「今の宿主様はとても住みよいですからね」
女「あ、そうなんだ」
寄生虫「危ないところを救っていただいた恩もありますしね」
友「むう…やはり駄目だったか…」
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 13:20:38.44:MyUJl110O
女「まあそう落ち込まないで…」
友「……そうだよな…寄生されて触手プレイなんて女冥利につきるもんな……」
女「って、そっちの理由で!?」
友「他になにがあるというんだ…」
寄生虫「あ、でも他の方なら紹介できますよ」
友「なにっ! 本当か!」
寄生虫「ええ、幸い女の方ですし引く手数多でしょう」
友「ありがたい!」
女「男女で差があるの?」
寄生虫「ええ、まあ。男の方に寄生すると子供を作るのが面倒ですから」
友「興味がある、聞かせてくれ」
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 14:52:50.91:MyUJl110O
寄生虫「なに、話は簡単でして私たちは生殖のために卵子が必要なんです」
友「なるほど、男に子宮はないな」
寄生虫「だから精巣をのっとって、女性と性交してもらわないといけないんですね」
友「ふむ、確かに面倒だ」
寄生虫「まあ別に精巣を使わなくても尿道から触手で卵子をもらってきてもいいんですが、どちらにせよ性交は必要な訳です」
友「では、うっかり童貞野郎に寄生したら大変だな」
寄生虫「そこがまた面倒なんですね………例えば、今日のスーパーになかなかのいい男がいたでしょう?」
女「…へ、わたし? え、ああ。そういえばいたわね」
寄生虫「あれは寄生されてます」
女「うそっ?!」
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 15:09:17.85:MyUJl110O
友「ふむ、つまり宿主を都合よく改造するのか」
寄生虫「言葉が悪いですね。異性との性交のお手伝いをしているだけです」
友「ものは言いようだな」
寄生虫「まあ、そんな訳で男性は大変なのですよ。うまくやれば月に一度どころでなく作れるのは確かですけれどね」
友「ふむ、なるほどな」
寄生虫「少し話が長くなりましたね。まああなたがたには関係のない話ですよ」
友「いや、面白かったぞ?」
女「ええ、参考になったわ。イケメンは腹でなに飼ってるかわかんないのね」
寄生虫「あなたが言えた話ではないのですが…」
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:33:36.53:MyUJl110O
寄生虫「では、仲間を探してきましょうか。すみませんがトイレに行っていただけますか?」
女「行ってどうするのよ」
寄生虫「もちろん仲間を……あ、もう少しご飯たべてもらったほうが…」
女「まさか下水から引っ張ってくる気なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
女「却下」
友「どうして」
女「汚いじゃない」
寄生虫「私も元はそこにいたのですが」
女「拾ったときは見た目きれいだったからよし」
友「私はかまわないのだが」
女「私が気にするの」
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 17:47:56.54:MyUJl110O
友「しかしそれでは私の寄生虫が…」
女「う…なにか他に方法はないの?」
寄生虫「ありますがおすすめはしません…そもそも何がいやなのですか?」
女「だってあんたが下水いったら誰とも知れぬ糞尿まみれでかえってくるんでしょ?」
寄生虫「あ、それは大丈夫です」
女「え?」
寄生虫「伸ばした触手は切ってしまいますから」
女「…じゃあ上がって来るやつが」
寄生虫「私の触手の中を通って来ますから、着く頃にはすっかりきれいですよ。他になにか問題が?」
女「う……や、でも…」
友「話はついたようだな」
女「ぐ……」
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:38:30.34:MyUJl110O
寄生虫「ではトイレへ…あと牛乳用意してくれますか?」
友「んー、牛乳はー…ないな。買ってきてやろう」
女「ちょっ、人の家の冷蔵庫を…」
友「鍵借りるぞ」 バタン
女「はあ…」
寄生虫「まあまあ、こちらも始めましょう」
女「わかったわよ…どれくらいかかるの?」
寄生虫「うまくいけば一時間くらいですかね」
女「その間すわりっぱなしかあ…」
寄生虫「まあまあ」
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 18:47:32.92:MyUJl110O
女「よいしょっと……いいわよ、はじめて」
寄生虫「では」 にゅるん
女「んっ……いつもより硬いわね…」
寄生虫「長さ重視ですからね。あと、強度の関係でだんだん太くなりますから」 にゅるるるる
女「…太くって……どこまで…?」
寄生虫「痛いことはありませんから大丈夫です」 にゅるるるる
女「……不安だわ」
寄生虫「ああ、なつかしの下水管! 私は帰ってきたよ!」にゅるるるる
女「うざっ」
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:18:30.94:MyUJl110O
女「…ねえ……まだなの……んっ…」
寄生虫「すみません。こちらからは始めてでして勝手が…」 にゅるんにゅんにゅん
友「ただいま」 がちゃり
女「…おか…えりぃ……」
寄生虫「あ、ちょうど良いところに」 にゅるりるにゅるり
友「とりあえず3L買ってきた……なんだ、もうはじめているのか」
寄生虫「ええ。とりあえず飲ませてあげてください」
友「ふむ。口移しでいいかな?」
女「ばっ…」
友「冗談だ、ほら飲め」
女「んっ……」 ちゅううう
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:29:50.28:MyUJl110O
友「ほう、ずっと出っ放しなのか」 じろじろ
女「やっ……見るなっ…」
寄生虫「急に動くと切れますよ…飲むのに専念してください」 にゅるるるる
友「そうだ。金魚のフンの言うとおりだぞ」 じろりじろ
女「くっ…む……」ちゅううう
寄生虫「ふふ、金魚のフンですか…言い得て妙ですね」 にゅるるるる
友「だろう? ……媚薬のたぐいは使ってないのか?」
寄生虫「ええ。途中で失神されても困りますから」 にゅるるりるにゅんにゅん
友「それはなかなかの効き目だな」
寄生虫「素質があるのですよ」
友「ふふふ」
女「…ぷはっ……人が動けないのをいいことに……んっ…」 ちゅううう
537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 19:39:23.09:MyUJl110O
女「…んっ……ぁっ……んんっ…」 ちゅううううう
友「もう二本目も空に近いが……垂れてるぞ」 フキフキ
寄生虫「おそらくはそろそろ……あ、いた」 にゅる にゅる ぴたり
友「よし、よくやった」
女「…っはあ……はぁ……もう…いいのね…?」
寄生虫「ええ、あとは私の方で……やあ、お久しぶりです…」
友「お疲れ」 なでなで
女「んっ…」
寄生虫「あなたがたもお元気そうで……ええ、はい。宿持ちですよ……え? ああ、まあ少し怒りっぽいですが…」
女「……気になる」
友「……ああ」
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:15:01.06:MyUJl110O
寄生虫「ははっ、またまたご冗談を………えっ! あーそうですか。お世話になります……あ、はい。まだまだ現役ですので……」
女「……長いね」
友「……ああ」
寄生虫「あっはい。わかりました……ええ、お元気で……またいつか……切りますね」 プツッ
友「お、おい。切れてしまったぞ」
女「えっ、どういうことになってるの?」
寄生虫「いやあ、久々に楽しかったです。あ、私たちの第一子は無事に孵化したようですよ」
女「えっ、なにっ? いつの間に?」
友「それより私の寄生虫はどうなったんだ。説明しろ」
寄生虫「まあまあ、順に話しますから落ち着いて下さい」 うねっ
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:22:32.62:qi17mMrq0
寄生虫「まず第一子のことですが、寄生して三日後に排卵がありましたのでその時いんぐりもんぐりしまして…」 うねうね
女「な、なんで言わなかったのよ」
寄生虫「その…嫌がるかなあと思って言わなかったのですが……」
女「や、その…いちおーわたしの…子供? だし……?」 もじもじ
寄生虫「…これからはきちんと報告します」 うにうに
女「……ん。まあ、生まれたんなら…よかった…」
友「こら、イチャイチャするな。私を無視するな」
寄生虫「え…ああ、すみません。あなたに寄生するやつなんですが…」
友「うむ…」
寄生虫「断られちゃいました」
友「はあ?!」
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:07:24.89:MyUJl110O
友「なっ…! どういうことだ?! はっ、乳か?! 乳がないのが悪いのかー?!」
寄生虫「いえ、あの…」
友「ないわけじゃないんだ! ああっ、でもっ……これに比べたら…う、あ…これかっ! この乳かっ! 触手もおっきいのがいいのかーっ!!」 もみもみしだきっ
女「やっ…ちょっ……いたっ…やめっ…!」
友「うううううああああああああっ!!」 もみもみもみもみっ
寄生虫「落ち着いてくださいっ!」 プスッ
友「うっ……」 くたり
女「…はぁ……はぁ……はぁ…」
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ…ありがと……なにをしたの?」
寄生虫「全身を痺れさせました。意識はあります」
女「そ…」
寄生虫「いいですか。そのままで聞いてくださいよ?」
560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 21:42:11.97:MyUJl110O
寄生虫「あのですね。地下はただいまベビーブームの真っ最中でしてね」
友「…ぅ…ぁ……」
寄生虫「子育てに触手がさかれてとても地上にまわせる虫はいない、とのことなんです」
女「子育てとかあるんだ…」
寄生虫「ええ、まあ……つまりあなたの胸とは関係ありません。そもそも私も今知りましたし」
女「ああ…この子普段は自分の胸に関しては触れないからね…」
寄生虫「……ちょっと触ってみていいですかね」 うねっ
女「だめに決まってるでしょ……そろそろ起こしてあげなさい」
寄生虫「うう、ちっぱい……」 ちくり
友「……」 むくり
女「大丈夫?」
友「………」 ずーん
寄生虫「…駄目みたいですね」
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:13:05.24:MyUJl110O
友「……」
女「あれ、そういえばあんた他に方法あるって…」
友「……」 ピク
寄生虫「あー……はい…まあ、あります…」
友「頼むっ」 バッ
女「わっ、生きてた……っていうか私に土下座されても…」
寄生虫「うーん…最悪廃人ですけど…本当にいいんですか?」
友「かまわない」
女「えっ…や、ちょっとは悩もうよ!」
友「寄生虫に廃人にされるなら本望だ」
女「正気にもどって!」
570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:13:38.41:s8U9gQ6C0
寄生虫「うん。そこまでいうならやりましょう」
友「ありがたい」
女「えっ、ちょっと……もぅ……で、どんな方法なの?」
寄生虫「簡単です。私とあなたの子を寄生させるのですよ」
女「え、それだけ?」
寄生虫「それがなかなか大変なのですよ」
友「成功の可能性はあるのだろう?」
寄生虫「ええ。ただしお二人にはしばし不自由な生活をしてもらうことになります」
友「かまわない。君も協力してくれるな?」
女「ちょっとまって」
寄生虫「なんでしょうか」
女「失敗することはあるの?」
寄生虫「お二人の心掛け次第ですかね。ゼロとはいえません」
574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:41:15.14:MyUJl110O
友「そもそも何が危険なのだ?」
寄生虫「はあ…幼生の生態と言いましょうか…少し長くなりますが良いでしょうか」
女「話して」
寄生虫「ええとですね。普通ならば卵は下水に送りそこで仲間に孵してもらうのですが…」
友「お前はできないのか?」
寄生虫「無理です。針が…とにかく宿主を持つとできないのです」
友「ではどうやって?」
寄生虫「や、孵すのは良いのです。胃液につければ殻は溶けますから…問題はその後です」
女「なにが問題なの?」
578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:51:40.77:MyUJl110O
寄生虫「通常は幼生の内にまわりの仲間がいろいろと教育をするのです。人間社会のこととかをね」 うにうに
友「ふむ」
寄生虫「ところがです。万一、人間の胃で孵化した場合はどうなるか……一番手近なところから情報を得ようとします」
女「それって…」
寄生虫「ええ、宿主の脳です」
女「…やっぱりやめたほうが」
友「いや、続けてくれ。自分の身に起こるかもしれないことだしな」
女「……真正のバカだね」
友「そう褒めるな」
寄生虫「……続けていいですか?」 うねうね
友「ん、ああ。すまない。続けてくれ」
587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:13:29.40:MyUJl110O
寄生虫「胃で孵化した幼生は小腸に進みすぐに成長します。人間の体内は下水とは比べものにならないくらい養分に溢れていますからね」
友「で、成長したら…」
寄生虫「はい。脊椎から脳に針をのばし宿主の記憶、経験、知識、全てを吸収します」
女「それで壊されちゃうんだ…」
寄生虫「いえ、この時点では宿主はまだ正常です。体に幾分か不自由がでるかもしれませんが…」
女「まだあるの?」
寄生虫「ええ。知性を得たとはいえ、この時点ではまだ宿主のコピーですから」
友「……」
寄生虫「幼生は自らの人格を完成させるために神経を乗っ取り、あたかも宿主かのごとくに振る舞って、脳から得た知識を自らの体験にするのです」
女「……」
588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:14:44.54:6JBgTjdt0
寄生虫「そして、社会生活に適応したら、いよいよ一番重要な知識を得にかかります」
友「寄生虫にとって一番重要なもの……宿主だな」
寄生虫「その通り。宿主の体でいわば人体実験をするのです」
女「……」
寄生虫「この臓器が壊れるとどうなるか、そこの神経は何をつたえるか、脳の各部の役割は?」
友「……」
寄生虫「ひとつひとつ潰しながら確かめます」
女「……」
寄生虫「宿主が壊れてしまうのはおそらくこの時ですね。どこで壊れるかは知りませんが」
友「……で、宿主が壊れたらどうするのだ?」
596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:19.72:MyUJl110O
寄生虫「そうなればもう立派な成体です。壊れた体を捨てて、新たな宿主を探します…」
友「……」
女「……」
寄生虫「……と、まあ。これは最悪のケースです。今回の場合は私が知識を伝えられますから大丈夫ですよ」
女「……」
友「……」
寄生虫「え、あれ? どうされました? ……おーい」 うねうねうね
女「……ふぅー…」
友「…はぁ……」
寄生虫「あ、ようやく動きましたね」 うねっ
女「……あんたらってなかなか怖い生態してるわねえ」
友「脳姦に留まらず、体中をぐちゃぐちゃにするとはな……若干興奮した…」
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:38:45.03:yBkQI1C5P
友「で、具体的にはどうするのだ?」
女「……本気?」
友「まあな」
寄生虫「…大概おかしな方ですねえ」
女「もう手遅れだったのね……うぅ」
友「この流れは飽きた。虫ケラ、早く言え」
寄生虫「はあ…次の排卵は明後日なので、そこから孵化の用意が整うまで3日ですね」
友「5日後は…ちょうど連休の頭か。都合がいいな……もちろん空いてるよな?」
女「そこは二人で遊びにいくって……まあいいか」
友「よし、決まりだ。他に何か言うことは?」
寄生虫「その……教育の仕方が…先程言った不自由な生活につながるのですが…」
友「そういえばそんなことを言っていたな」
606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:02:16.88:cqrmBsigO
寄生虫「教育を済ますには最低でも三日は頂きたいのですが…」
女「回りくどいわね、不自由って?」
寄生虫「その…教育をするには私が幼生に触れている必要があって……」 うにうに
女「え……」
友「ほう…!」
寄生虫「具体的には触手を小腸まで挿入して、ですね…」
女「つまり…三日間こいつとお尻で繋がった状態で生活しろ…と……」
寄生虫「ええ…まあ……」 うねうね
友「最高じゃあないか」
613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:14:16.16:VNQq7aBg0
女「激しく遠慮したくなってきたわ……」
寄生虫「心中…お察しします……」
友「なんだ、虫ケラもそっち側なのか? これはなんてプレイだ? んん?」
女「そうだっ! 卵が胃液で溶けるんなら私の中で成長させれば…!」
寄生虫「残念ながら…」
女「そんな……」
寄生虫「あなたの腸には私が既におりますので幼生が出られないのです…」 うにうに
女「仕方…ないのね……」
寄生虫「ええ……」
友「ふむ、放置プレイだったか…」
621:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:31:24.32:cqrmBsigO
友「では、連休はよろしく」
女「うちでやる気? まあいいけどさ」
友「繋がっている間は外に出られないから、食料の調達とかも必要だな」
女「あんたに任せたわ。当然、経費もそっち持ちで」
友「ふむ…まあ、しかたないな」
女「決まったわね。じゃ、また明日」
友「あ、今晩泊まらせてもらうから」
女「え?」
友「まあまあ予行演習だと思ってさ……シャワー借りるぞ」
女「あ、ちょ………もうっ」
寄生虫「相変わらず押しに弱いですね」 くねっ
624:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:38:11.99:cqrmBsigO
女「じゃ、おやすみ」
寄生虫「おやすみなさい」 とろり
友「ああ、おやすみ」
女「すぅ……すぅ……」
友「……早いな」
寄生虫「私が眠らせていますから」
友「ステキ粘液で?」
寄生虫「ええ、まあ」 うねっ
友「私にも使って欲しいな」
寄生虫「ええ、いいですよ。これをくわえてください」
友「なんだ、断られるかと思ったのに」
寄生虫「いまは宿主様は寝ていますからね」 うねうね
628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:51:22.08:cqrmBsigO
友「……眠るまえに質問がある」
寄生虫「なんですか?」
友「おまえらの教育とやらのことだ」
寄生虫「それが?」
友「幼生に皆で伝えるのは良いとして、伝える元の情報はどこから来たんだ?」
寄生虫「…ご想像の通りです」
友「やはりな…君の人間や社会に関する知識が正確なわけだ」
寄生虫「情報源は常に必要なのですよ。それも、最新のものがね」
友「……君も人間を喰ったのか?」
寄生虫「知識は皆で共有しています。誰が食べたか、なんて些細な問題です」
友「そうかもな」
631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:56:43.25:5y0C6AlX0
友「その子を喰う気は?」
寄生虫「ありません。気に入っていますし、なにより面倒です」
友「……そうか、ならいい」
寄生虫「……」
友「……」
寄生虫「……あなたを食べさせるかどうかは聞かなくていいんですか?」
友「別にかまわんぞ? できれば気持ちいい方が好きだが」
寄生虫「……本当に変な方ですね、あなたは」 うねうね
友「そうかもな」
641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 01:08:00.78:cqrmBsigO
寄生虫「他には?」
友「少しはあるが…まあいいや、面倒だ」
寄生虫「では寝ますか?」
友「ああ、これをくわえるんだな?」
寄生虫「ええ」 にゅる うねうね
友「ん……あ、そうだ……どうせなら媚薬にしてくれないか?」
寄生虫「いやです」
友「ちぇ……ん……ふぉふぁひゅひ…」
寄生虫「ええ、おやすみなさい」 ドピュル
友「んぶっ……んっ、んっ…」 コク…コク…
寄生虫「……」
友「…………すぅ……すぅ…」
寄生虫「………」 ちゅぷ
寄生虫「……」 うねっ
687:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:10:24.51:cqrmBsigO
~5日後~
女「そろそろ来る頃ね…」
寄生虫「卵の方は準備万端ですよ」 うねっ
女「うーん…」 さすり
寄生虫「なんですか?」
女「あんまり実感わかないなって」
寄生虫「まあ、お腹が大きくなるわけでもないですからね」
友『おーい』
女「あ、きた……開いてるよー」
友『すまんが開けてもらえないか? 手がいっぱいだ』
女「はいはい…」
692:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:20:33.97:cqrmBsigO
女「いらっしゃい」 がちゃり
友「や、すまんな」
女「わっ、すごい荷物ね……持つよ」
友「ありがとう……お邪魔する」
寄生虫「お待ちしておりました」 うねうね
友「やあ虫ケラ。今日は頼んだぞ」
寄生虫「お任せください」 うねっ
女「…おもっ……これ、なにが入ってるの?」
友「それは食料品だ」
女「三日分にしては多くない?」
友「そうなのか? 普段は自分で買わないからよくわからないんだ」
女「あっそ…」
694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:32:09.64:cqrmBsigO
女「そっちのリュックは?」
友「着替えとか…お泊りセットだな。いくら汚れても大丈夫なようにな」
女「なんだ、服ならわたしのを貸すのに」
友「みじめな気分になりたくはないのでな」
女「ん? どういうこと?」
寄生虫「まあまあ、あまり追い打ちをかけるものではありませんよ」 うにうに
友「虫ケラはやさしいな…」 なでなで ぬるぬる
女「はぁ……もういいからとりあえず荷物おいたら?」
友「うむ…」
695:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 15:43:58.06:cqrmBsigO
女「荷物はあけなくていいの?」
友「後にしよう……あ、食料品で冷蔵庫にいれるものはたのむ」
女「わかったわ」
友「シャワーを借りていいか? 少々汗をかいたのでな」
女「いいわよ。好きに使って」
寄生虫「そのままでも結構ですけど」 うねうね
友「いや、少し濡れすぎてな…どうにも気持ち悪いのだ」
寄生虫「ははあ…ま、ごゆっくり」
友「うむ、なんなら一緒にはいるか?」
女「わたしはさっき入ったばっかりだから」
友「そうか…」
寄生虫「卵が孵化したら否応なしに一緒ですけどね」
友「それもそうだな。じゃ」
女「やだなあ…」
700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 16:05:00.31:cqrmBsigO
友「ふぅ……いい湯だった…」 フキフキ
女「あら、ずいぶん早い…って、服を着ろっ!」
友「邪魔になるかとおもって」
女「せめてタオルを巻けっ!」
友「いいじゃないか、減るものでもないし」
女「そういう問題じゃ…! …………むしろあれ以上減ったらなくなるわね…」 ボソッ
友「ん、最後のほうがよく…」
寄生虫「まあまあ。パンツはいりませんが服は着てください。体をひやしたら大変です」 うねっ
友「む、ではズボンはダメだな…ふむ、裸ワイシャツか…」
女「却下」
友「バスローブで我慢するか…」
709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:20:50.81:cqrmBsigO
女「早く着なさいな」
友「む……私がノーパンということは、そのワンピースの下は……!」
女「うっ……余計なことは考えんでいいっ」
友「…まあ、それもそうか」 きがえきがえ
女「ふぅ……」
友「…隙ありっ」 ばっ
女「やっ…」
寄生虫「きゃあエッチー」 にゅるん うねっ
女「……」
友「……」
寄生虫「…だめでしたか?」
女「気がそがれたわ……」
友「いや、エロいはエロかったぞ?」
710:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 18:36:59.03:cqrmBsigO
寄生虫「面白いと思ったのですが……」
友「そもそもスカートめくりははいてなくては話にならんしな」 ぎゅっ
女「なんなのよ、それ……」
寄生虫「美学です」
友「まあ冗談はさておき、本題に入ろうか」
女「唐突ね」
友「もともと、そのために来たのだ。私の準備はもういいぞ」
寄生虫「わかりました。はじめましょう」
女「じゃ、とりあえずベッドに…」
友「君は手順をしってるのか?」
女「一通りは聞いたわ」
714:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:00:52.10:cqrmBsigO
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえてください」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……胃までいれますよ」 にゅるる
友「んぐっ…んーっ……ぇっ…」
718:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:11:05.84:cqrmBsigO
女「ちょっ…いったん抜いて」
寄生虫「しかたないですねえ…」 にゅる にゅる
友「うっ…ぉげっ……くっ…ふぅ……」
女「ね、大丈夫?」
友「…そこまではいるなんて……ぅ…聞いてない…ぞ…」
寄生虫「いいませんでしたっけ? 幽門近くに出さないといけないので入れないといけないんです」
女「言ってないわよ」
寄生虫「それは失礼。十分ほそいので問題ないと思ったのですが」 うねっ
友「……いや、ちょっと驚いただけだ…もう一度たのむ…」
女「無理はしないでね」
友「大丈夫だ」
723:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 19:24:16.99:cqrmBsigO
寄生虫「じゃ、くわえてください」 うねっ
友「む…」
寄生虫「麻酔を出しますからのんで下さい」 とろっ
友「んっ…」 コクリ
女「なんで最初からやらなかったのよ」
寄生虫「いやあ、久しぶりなので忘れていたのです……いれますよ」 にゅるるるる
友「ぐ……」
寄生虫「……胃に入りました」 にゅるる
女「まだ入れるの?」
寄生虫「胃の奥ですから……ここですね」 ぴた
友「……」
寄生虫「ほら、ここが幽門です。わかりますか?」 つんつん
友「むっ……ぐうっ…」
女「やめなさいっ」
732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 20:41:09.17:cqrmBsigO
寄生虫「……ゼリーを出します」 ドビュルッビュル
友「う……」
女「大丈夫…?」
友「んむ…」
寄生虫「では抜きますね」 シュル、シュル
友「…ぅ……ぐ…」
寄生虫「後すこしです………はい」 ニュルン
友「うっ…けほっ……くっ…ふっ……」
女「……」 さすりさすり
友「…ありがと……口洗ってくる……ゲロ臭い…」
寄生虫「私たちもトイレに…触手切ります」
女「……あんまりふざけないで」 ぎりっ
寄生虫「あたっ…いやあ、すみません…つい…あっはっは」
女「はぁ……トイレだっけ?」
寄生虫「ええ」 うねっ
742:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:00:19.70:cqrmBsigO
友「ふう……あれ?」
女「ごめん、まった?」
友「あ、いた」
女「トイレで触手流してたの」
友「そうか」
寄生虫「さ、続きをしましょうか」
友「今度はなんだ?」
寄生虫「お待ちかねの産卵ですよ」 うねうね
友「また胃まで犯されるのか?」
寄生虫「別に犯したつもりはなかったんですが……今度は飲み込むだけで結構ですよ」
友「なんだ…」
女「残念そうな顔をするなよ…」
743:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:03:11.31:jTFm77Ne0
寄生虫「またこれの先っぽから出しますからくわえてください」 にゅう
友「まて、卵の大きさはどのくらいだ?」
寄生虫「ビー玉くらいですかね……ちょっと待っててください」 うにょんうにょん
女「あっ…なんかでてった……」
寄生虫「今のが卵です。普段はもっと小さいうちに流すのでわからないですけどね」
友「おめでとう。元気な赤ん坊だぞ」
女「それはできれば人間相手のときにいって欲しいな」
寄生虫「それにまだ生まれてませんしね」
友「それは失礼」
寄生虫「触手の中ほどをしごいてみてください」
友「ふむ………あ、これが卵か」 ぬるーり
寄生虫「ええ、先の方まで送りますね」 うにょんうにょん
748:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:20:13.24:cqrmBsigO
友「よかった……大きくて喉につまったらどうしようかと思ってたんだ」
寄生虫「その時は私が直接胃まで突き落としてあげますよ」 うにうに
女「おい」
寄生虫「冗談です」
女「ま、いいや。私にも触らせて」
寄生虫「はいはい」
女「これが…」 きゅっ
寄生虫「私たちの第二子というわけですね」
女「ふーん……卵は見られないの?」
寄生虫「外気に弱いので…」
女「そっか…ありがと。もういいよ」
752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:27:12.61:sRv5QHHS0
寄生虫「では」
友「ん……」 はむっ
寄生虫「卵と一緒に粘液も少しでますが全部のんでくださいね」
友「ん」
寄生虫「産みます…」 ぬぬ にゅぷん とろり
友「…んっ……く…」 くぴり
寄生虫「……」 ちゅぷ
女「……」
友「ふぅ……」 さすり
寄生虫「…さあ、次のステップへ急ぎましょうか」
友「卵は勝手に胃で孵るから…教育か」
寄生虫「ええ」 うねっ
女「とうとうきたか…」
757:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:49:35.67:cqrmBsigO
友「別に君はなにもされないだろ?」
寄生虫「そうですよ。別にいいじゃないですか」
女「でもなんかねえ」
寄生虫「というか、あまり時間がないので早く二人とも横になってください」
友「あ、ああ。わかった」 ぱたり
寄生虫「私が幽門にたどり着く前に孵化してしまったら壊れた人間の一丁あがりですからね」 うねうね
女「早くやって」
寄生虫「とは言え半時はかかりますから十分間に合いますよ……ん?」 くちゅり
友「んっ……そっちは前だ…」
寄生虫「失礼しました……こちらですね」 ぬぷり
友「ふあっ……」 びくっ
758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:53:02.88:UMLclJu2O
寄生虫「いきますよー」 にゅるるる
友「ぐっ……深い……」
寄生虫「まだまだ…大腸に差し掛かったばかりですよ……っと」 ぬ ぬぬ
女「どうしたの?」
寄生虫「いえ、まあいわゆる障害物が……」 ぬぷ ぬるる
友「っ……」 カァァ
女「あれ? 顔赤いわよ、大丈夫?」
寄生虫「ほう…羞恥プレイは苦手ですか…」 にゅるる
友「くっ……そんなことは……んっ……ない…」
寄生虫「なんなら実況してもよろしいのですが……」 にゅるりる
友「……やめてくれ」
女「それはともかく間に合うんでしょうね」
寄生虫「それは大丈夫です。これも幼生の養分にしますしね」 にゅるんにゅん
765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:28:15.05:cqrmBsigO
友「んっ………くぅっ……ひっ……」
寄生虫「ふうむ……しかしこれは……」 にゅるる
友「……ぁ……なにか……?」
寄生虫「昨日の晩ごはんはなんでしたか?」 にゅるる
友「え? あ……や………あの…」
女「なんでそんなことを…」
友「…か……カレー……だ……」
寄生虫「うんこ食べてる最中にカレーの話をしないでください」
女「……」
友「…ぁ……ぅ………」
女「……ばか」
寄生虫「いやあ、一度いってみたかっただけなんですけどね!」 うねんうねん
友「あっ…やめっ……動く、なっ……!」
寄生虫「あ、すみません。照れ隠しです」 ぴたり
女「………あほだ」
782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 00:19:15.17:FSIjFvUkO
友「…ん……ぁ……ふ……」
寄生虫「……小腸に差し掛かりました」 にゅるるる
女「……」
寄生虫「……お暇ですか?」 にゅるる
女「……若干」
寄生虫「退屈しのぎのお薬お出ししましょうか」 にゅるるる
女「どんな?」
寄生虫「ご自分の体にきけばよろしいかと」 にゅるるる
女「やめとく」
寄生虫「そうですか……それは残念です」 とろり
女「どうせエッチぃ薬つかうつもりだったんでしょ?」
寄生虫「ええ、まあ」 にゅるるる
友「…んっ………ん……」
848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:54:16.74:FSIjFvUkO
友「…くぁ……ん……」
寄生虫「……着きました。保護用のゼリーをだします」 ビュルッビュル
友「うあっ……」
寄生虫「はい、とりあえず終わりです」
女「気分はどう?」
友「ん……ふふ、お腹が君のでいっぱいだ…」
女「…大丈夫みたいね……これからどうするの?」
寄生虫「孵化するまで待ちます」
友「なにかすることは?」
寄生虫「じっとしていてください。触手が抜けたり切れたりしたらおしまいですから」
友「わかった……それにしても…ん……ずいぶん長く入ったものだな…」
寄生虫「ええ、まあ。十二指腸の手前までいきましたからね」
850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:08:36.08:FSIjFvUkO
女「ん……」 もぞり
友「うあっ!」 びくっ
女「あっ、ごめん」
友「……ん…かまわない。びっくりしただけだ」
寄生虫「引っ張るとあぶないですよ」
女「……気をつけるわ」
寄生虫「ああ、そうだ。いっそお二人で抱き合っていたらどうでしょうか」
女「え?」
友「ふむ…こうか?」 だきっ
女「ひゃっ……あっ…」
友「ずいぶん敏感だな…」 ふにふに
853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:20:25.97:FSIjFvUkO
寄生虫「幼生は孵化してからすこし暴れますからね。ちょっと違和感や苦痛があるかもしれません」
女「ちょ……やっ…なんで……」
寄生虫「それで動いて触手が切れてしまったら大惨事です」
友「なるほどな……ほら、君も抱きしめてくれ」 ふにふに
女「あっ…ふぁ……うん…」 ぎゅっ
友「ふふ…」 ぎゅうっ
女「ふああっ…」
友「…敏感にもほどがあるな」
女「…あんた…なにかっ…した……?」
寄生虫「さて、なんのことでしょうか」
友「ふふ、したんだろ…」 ふにふに
寄生虫「ええ、まあ」
女「ちょ……あとでっ…やっ…あんっ……」
855:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:30:50.15:FSIjFvUkO
寄生虫「あんまり暴れないでください。触手が切れてしまいますよ?」
友「そうだぞ。私がどうなってもいいのか?」 ふにふに
女「…んっ…だったら……やめなさ…いっ…!」
寄生虫「……SなのかMなのかわかりませんね」
友「ふふ、さて…ん? あっ…!」 びくっ
女「…どうしたの……?」
寄生虫「生まれたようですね」
友「ぐっ……ああっ…中で…」 びくっびくっ
寄生虫「押さえてくださいっ」
女「うん! んっ……」 ぎゅうっ
857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 15:43:18.50:FSIjFvUkO
友「うあっ……いっ……」
女「まだ捕まんないのっ?」 ぎゅっ
寄生虫「まだです。幽門を無理矢理抜けています」
友「くあっ…ひっ…がぁっ……!」
寄生虫「十二指腸にでました」
女「はやくしなさいっ」
寄生虫「それは幼生にいってください」
友「いぎ……ぅ……うあ…」
寄生虫「………捕まえましたっ」
友「やっ…ぐ…ああああああ!」
寄生虫「……おとなしくしなさいっ」 ビュルッ
友「あっ…いっ…く……はぁ……はぁ……」 ぐたり
859:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 16:14:20.86:FSIjFvUkO
友「…はぁ…はぁ……」
女「大丈夫?」
友「ああ……すごく痛かったけどな……ふふ」
寄生虫「いやあ、なかなか元気がよかったですね。うちの子がご迷惑をかけました」 とろっ
女「うちの子って…」
寄生虫「そうでしょう?」
女「まあそうだけどさ……あれ?」
友「……すぅ……すぅ……」
女「………寝てる?」 ゆさゆさ
寄生虫「どうやら幼生をおとなしくさせるのに使ったのが効いてしまったようですね」
女「大丈夫なの?」
寄生虫「ええ、しばらくしたら目を覚ますはずですよ」
女「そう……」 ぎゅっ
892:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:44:08.62:FSIjFvUkO
友「…すぅ……すぅ……」
女「あんなに痛そうなんて聞いてないわよ」 なで…なで…
寄生虫「言ってたら反対したでしょう?」
女「いや別に? この子がやりたいっていってるんだし」 なで…なで…
寄生虫「そうですか。少し意外です」
女「まあ、痛いくらいならね。死ぬようなことなら止めるけど」
寄生虫「……」
女「…そこんとこは大丈夫なんでしょうね?」
寄生虫「………ええ、まだ」
女「そ……信頼するからね」
寄生虫「まかせてください」 とろっ
友「……ん…」 もぞ
女「あ、おきた?」
895:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 21:57:45.93:FSIjFvUkO
友「あれ……私は寝ていたのか…?」
女「ええ、ぐっすりとね」
寄生虫「すみません。幼生につかったのが効いてしまったようで」
友「ん、かまわない。幼生の具合はどうだ?」
寄生虫「順調に育ってますよ。明日には寄生できるくらいにはなるでしょう」
友「そうか。楽しみだな…」 さすり
女「言葉は話せないの?」
寄生虫「人間と交信できるのはまだまだ先ですね。これ、なかなか難しいんですよ?」
女「まあ、テレパシーって時点でもうよくわかんないけどね…」
899:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:09:20.47:FSIjFvUkO
女「気分はどう?」
友「お腹がすいたな」
寄生虫「あったものは幼生の餌にしましたからね」
女「じゃ、ご飯にしよっか」
友「うむ」
女「これじゃ動きにくいからもう少し伸ばしてくれる?」
寄生虫「引っ掛けないでくださいね」 にゅるるる
女「わかってるわ……立てる?」
友「ああ」 むくり
女「よし……それにしても」
友「なんだ?」
女「予想以上に間抜けな恰好ね…」
友「……まあな」
901:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:18:12.60:FSIjFvUkO
友「あ…」
女「なあに?」
友「…トイレに行きたい」
女「……もう少し伸ばせる?」
寄生虫「強度が心配です」
友「一緒に入るしかないな」
女「う…」
友「私のほうが恥ずかしいんだぞ?」
寄生虫「まあ、三日の辛抱ですから」
女「………はぁ」
904:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:24:54.54:FSIjFvUkO
友「そうだ、そっちを持って…」
女「はいはい…」
友「このままでは引っ掛けてしまうからな」
寄生虫「私はかまわないのですが…」
女「だまれ」
友「あの……」
女「ん?」
友「…そんなに見られるとしずらいのだが……」
女「あっ…ごめん……」
友「すまない………ん…」 ちょろ
女「……」
友「……ぅ……」 じょぼぼぼ
女「…ぁ……」
906:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:44:05.88:FSIjFvUkO
友「……んっ…」 ちょろり
女「……」 もじもじ
友「ぅ……」 ぴちょん
女「……」 もじもじ
友「……そんな恥ずかしそうにするな…」
女「や…だって…」
友「…こちらまでなんだか恥ずかしくなる……」 ふきふき
女「あっ…ごめん……」
寄生虫「やれやれ、先が思いやられますね」
女「…だまれ」
910:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 22:57:03.72:FSIjFvUkO
寄生虫「言って置きますがあなたも同じことするんですからね」
女「え、だっていつもは……あ…」
寄生虫「ま、浣腸プレイがしたいなら別ですがね」
女「じゃあどこから…」
寄生虫「尿道からですね」
女「げ……」
友「ほう…」
寄生虫「しかも二人分」
女「う…」
友「それはそれは…」
寄生虫「水はたくさん摂ったほうがいいですよ」
女「うう…」
友「ま、しっかり見ててやるからがんばれ」 ぽん
女「あんたのせいだっ」
912:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:06:26.00:FSIjFvUkO
友「……ごちそうさま」
女「結構たべたわね。案外あの量で正解だったかも」
寄生虫「最初はたくさん栄養が必要ですからね」
友「私のはどうなってるんだ?」
寄生虫「今は体を動かせない状態にして養分を与えています」
友「そうか」
寄生虫「きわめて順調ですよ」
女「そ。よかった」
友「さて、腹も満ちたし…」
女「なにをしようかしら」
友「風呂かな。汗かいたし」
女「二人で入るとすこしせまいわね」
友「それがいいんだろうが」
寄生虫「ですね」
女「……」
914:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:17:04.95:FSIjFvUkO
友「さて」
女「…やっぱり交互に浸からない?」
友「大丈夫。先に入ってくれ」
女「…はいはい」 ちゃぷ
友「よし…それで……こうすれば…」 ちゃぷり ぎゅ
女「や…」
友「意外とはいれるものだろう?」
女「すごく狭苦しいわ…」
友「そうか? 私は居心地がいいぞ?」
寄生虫「うう…この触手さえ自由になれば……」
女「なにする気よ……」
友「ナニだろ」
寄生虫「ナニです」
女「……あんた等は…」
916:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:27:30.37:FSIjFvUkO
寄生虫「ああ…すてきな女体があるのに……」
女「だまれ」
寄生虫「うぅ…」
友「……なあ、聞いてほしいことがあるんだ」
女「なに? 急にあらたまって…」
友「…無事に私の寄生虫が育ったらさ」
女「え、ええ……」
友「………一緒にたくさんたくさん触手プレイしようなっ」
女「一人でやれ!」
友「えー」
寄生虫「えー」
おわり
919:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:28:37.57:SIrRWEam0
寄生虫「さあ、助けてください」
女「え、なにこれ、夢……?」
寄生虫「現実を受け止めてください」
女「じゃ、さよなら」
寄生虫「ええー」
女「さあて、早くかえろっと」 すたすた
寄生虫「ちょっ、本当にいかないでくださいよ」
女「なにか困ることが?」
寄生虫「このままだと干からびて死にます」
女「それも寝覚めがわるいね」
寄生虫「でしょう?」
女「えっと、どうすればいいのかな」
寄生虫「寄生させてください」
女「じゃ、急いでるんで」 すたすた
寄生虫「あっ、ちょっとまって! 嘘です、嘘!」 びったんびったん
女「……嘘なの?」
寄生虫「若干本気でした」
女「じゃ」 すたすた
寄生虫「違う人に頼みますから! とにかく今は話を!」 びったんびったん
女「仕方ないわね……」
女「で?」
寄生虫「えっと、なにか容器に水いれてその中に入れてください」
女「麦茶だけどいい? 私の飲みかけだけど」
寄生虫「かまいません、お願いします」
女「……っと、お箸は…」
寄生虫「どうされました?」
女「いや、素手で持つのいやだし」
寄生虫「大丈夫ですよ」
女「……噛んだり刺したりしない?」
寄生虫「しませんよ」
女「粘液とかもいやだよ?」
寄生虫「……努力します」
女「やっぱりお箸で」
寄生虫「えー」
女「どこ持てばいいかな?」
寄生虫「結局お箸なんですね……どこでも大丈夫です」
女「えい」 つまみ
寄生虫「わっ、痛いです、痛いです」 びったんびったん
女「暴れないで。ペットボトルに入らないよ」
寄生虫「うぅ……」 しんなり
女「よろしい」 ぽちゃん
寄生虫「……あー、生き返りました」
女「それはよかった」
寄生虫「ありがとうございます」
女「いえいえ、どういたしまして」
女「それにしてもあなた、どうやって喋ってるの?」
寄生虫「テレパシーです」
女「うわぁ……」
寄生虫「凄いでしょう」
女「いえ、別に」
寄生虫「できない癖に」
女「この針は?」
寄生虫「まあ、刺したり吸ったり送ったり、いろいろですよ。自慢の針です」
女「ふうん」
女「じゃあ、私はこれで……」
寄生虫「え、置いてきぼりですか?」
女「あ、そのペットボトルはあげるから。気にしないで」
寄生虫「えー、寂しいですよう」
女「私は若干気持ち悪いですよう」
寄生虫「なにか恩返しがしたいんです」
女「結構です」
寄生虫「私も連れてって!」
女「いやです」
寄生虫「人間は初めてだけど、きっと覚えます! お願いっ、一緒に行きたい!」 びったんびったん
女「絶対初めてじゃないでしょ」
寄生虫「あ、ばれちゃいました?」
女「仕方ないわね、大人しくしてなさいよ」
寄生虫「や、ありがとうございます」
女「餌はなにを食べるの?」
寄生虫「生物の体液とか排泄物とかですね」
女「きもっ」
寄生虫「まあ所詮、寄生虫ですから……」
女「なにを悟ったようなことを」
寄生虫「ああ……麦茶にほのかに混じる唾液がおいしい……」 くねくね
女「いますぐそこから出なさい」
寄生虫「もう全部頂いちゃいました。ごちそおさま」
女「なんか汚された気分だわ……」
女「なんでこんなの拾っちゃったんだろ」
寄生虫「えっへっへー、不法投棄はいけませんぜ。お嬢さん」
女「おや、あんなところに公衆トイレ」
寄生虫「流さないで! 流さないで!」
女「下水道は嫌いですか?」
寄生虫「故郷です」
女「さあ、故郷へおかえり……」
寄生虫「ちょ、最終回はまだはやいですって」
女「餌もいっぱいあるでしょうに」
寄生虫「えり好みするから地上にいるんです」 くねり
女「やっぱり捨てたい……」
女「ただいまー」
寄生虫「おや、もう着きましたか。どれ、お宅拝見とまいりましょうか」
女「目、あるの?」
寄生虫「言ってみただけです」
女「あっそ」
寄生虫「ご家族は?」
女「実家とか。わたしは一人暮らしよ」
寄生虫「不憫な子……! これからは私がいっしょですからね……」
女「わたしの家にもトイレはあるのですが」
寄生虫「ボットン?」
女「水洗」
寄生虫「許してくださいごめんなさい」
女「まあいいや。じゃあ、わたしはシャワー浴びるから」
寄生虫「よろしかったら御一緒させて…」
女「流されたいんだ」
寄生虫「いや、私いままで泥とか枯れ葉の中にいたわけで清潔になりたいだけなんです、ええ」
女「とかいってわたしに寄生する気なんでしょ」
寄生虫「失敬な。宿主の許可なく寄生するなど寄生道に反することはしませんよ」
女「あるんだ寄生道」
寄生虫「ええ、だから安心してください」
女「じゃあ、後で流しで洗ったげる」
寄生虫「ええー、湯上がり卵肌ー……」 くねくね
女「むしろ茹で上がるんじゃないかしら……」
女「ふー……おまたせー」
寄生虫「長風呂でしたね……」 くねりくねり
女「そう? ふつーよ、ふつー」
寄生虫「待ちくたびれちゃいましたよう……」 くねりくねり
女「ごめんごめん。いま洗ったげるから」
寄生虫「……お願いします」
女「ええと……ボールと…ザル、ザル……」
寄生虫「ザルに開けるおつもりですか!」
女「流れされたくないでしょ?」
寄生虫「手でいいとは思いませんか!」
女「いやよ。せっかくお風呂はいったんだし」
寄生虫「この後に及んで汚物あつかい……」
女「汚物出身の癖に……寄生する分、汚物よりタチがわるいけど」
寄生虫「ひどい……」
女「開けるよ」
寄生虫「お願いします……」
女「あれ? 麦茶がとろとろに……?」
寄生虫「あ、私の粘液です」
女「きもっ」
寄生虫「仕方ないじゃないですか。あなただって二酸化炭素吐くでしょ? 似たようなもんです」
女「ザルとボール…買い替えかあ……」
寄生虫「そこまで……あっ」 ぽとり
寄生虫「ザルの網目がー」 びったんびったん
女「痛いの?」
寄生虫「いえ、別に」
女「……」 じゃー
寄生虫「つ、強すぎです、強すぎです」
女「あら、そうなの?」 じゃー
寄生虫「もっと! もっと静かにお願いします!」 びったんびったん
女「……ちっ」 しゃわー
寄生虫「あぁ……これくらいですよー……」
女「はいはい、よかったですね」
寄生虫「はい、ありがとうございます」 うねり
寄生虫「ペットボトルも洗っていただけますか?」
女「いいけど……ここでいいの?」
寄生虫「ええ。せっかく頂きましたし」
女「もう少しいい容器もあるのに」
寄生虫「え、寄生させてくれるんですか? ありがとうございます!」
女「わたしは容器じゃないよー洗剤かけちゃうよー」
寄生虫「やめてください、溶けます」
女「試してみていい?」
寄生虫「本気で溶けますよ?」
女「ぐろそうだからやめとくわ」
寄生虫「ほっ」
寄生虫「随分すっきりしました」
女「もどる?」
寄生虫「はい」
女「じゃあ…」
寄生虫「お箸は勘弁してください」
女「手はいやだからね」
寄生虫「自分でもどります。ボウルとペットボトルに水いれてください」
女「はいはいよーっと」 ジャー
寄生虫「で、私をボウルに移して、ペットボトルも沈めてください」
女「ほいほい」 ちゃぽん ちゃぷ
寄生虫「ふっふっふー」 うねうね
女「泳げるの?!」
寄生虫「ちょっとだけなら、ですけどね」 うねうね
寄生虫「さ、もう大丈夫です、あげてもらって結構ですよ」
女「……」
寄生虫「どうされました?」
女「この粘液さわっても大丈夫よね?」
寄生虫「普通のはヌルヌルするだけですから問題ないですよ」
女「……信じるわ」 ちゃぽ チョロチョロ
寄生虫「……なぜ水をこぼすんですか?」
女「自力で蓋あけて出て来られたらいやだからね」
寄生虫「信用されてませんねえ……」 くねり
女「まあね」 キュ
女「……やれやれ」 カパッ
寄生虫「食事ですか?」
女「うん」 ベリベリ ジャー
寄生虫「私にもください」
女「やだ」 タイマー ゴフン
寄生虫「なにゆえー」 うねうね
女「体液か排泄物なんでしょ?」
寄生虫「ええ」
女「いやに決まってる」
寄生虫「お腹すきました」
女「我慢して」
寄生虫「死んじゃいます」 うねうね
寄生虫「ごーはーんー」 うねっうねっ
女「ダメだってば」 ジャワー ベコン シャッシャッ
寄生虫「唾液、血液、腸分泌液~♪ 愛液とか~♪ おしっこでもいいよ~♪」
女「ちょっ、変な歌うたわないでよ」
寄生虫「ごはんください」
女「……仕方ないわねえ」
寄生虫「なにくれますか?」
女「……つば」 むごむご
寄生虫「わあい」 くねっ
女「言っとくけど……口から入ってきたら……かみ砕くからね」 むぐむぐ
寄生虫「しませんってば」
女「ん……」 たらー
寄生虫「わっ、直ですか! うれしいなあ」 うねうね
女「あー……」 たらー
寄生虫「随分たくさん溜めてくれましたねえ」 うねりうねり
女「んっ、これでいいでしょ」
寄生虫「はい、ありがとうございます」
女「ふう……」 まぜまぜ
寄生虫「くぅ……身体にしみるぅ……」
女「いただきます」
寄生虫「いただいてまーす……うはぁっ」 くねくね
女「……」 シャカシャカ
寄生虫「ちょっ、なんっ、振らないでっ」
女「ちょっとムカついたからさ」 ズルズル
寄生虫「うぅ……ひどいめにあった……」 くたり
女「ご飯は静かにたべよう」 ズルズル
寄生虫「はい……」
女「ごちそうさまでした」 ぱちん
寄生虫「ごちそうさまでした」 くねり
女「さあて、今後について話し合いましょうか」
寄生虫「え?」
女「いつまでも飼ってる訳にはいかないしね」
寄生虫「私、ここにいちゃダメですか?」
女「ペット禁止なのよ。このマンション」
寄生虫「同居人ということにすれば……」
女「だまれ、寄生虫」
女「犬とか猫は…」
寄生虫「論外です」
女「下水道」
寄生虫「勘弁してください」
女「でもこのままだと、そこしかないわよ?」
寄生虫「やはりあなたに寄生するのがベスト」 うねっ
女「わるい冗談はほどほどにしないと早速流すよ」
寄生虫「いえ、冗談でなく」
女「さよなら」 がちゃっ
寄生虫「まあ話を聞いて下さい」
女「なによ」
寄生虫「あなたにもメリットはあるんですよ?」
女「……メリット?」
寄生虫「いわば宿主と共生関係になるわけですからね。それなりの物が提供できます」
女「例えば?」
寄生虫「そうですね。手っ取り早いとこでは便秘の解消。お困りでしょう?」
女「なっ……!」
寄生虫「我々は人体のプロですからね。唾液を飲めばそれくらいはわかります」
女「……他には?」
寄生虫「体重の管理、とかも好きでしょう?」
女「どうやって?」
寄生虫「栄養が小腸で吸収される前に私が食べてしまうんですよ。これで食べ過ぎにも安心」
女「続けて」
寄生虫「宿主の体調が悪くなればすぐに報告しますし……ちょっと深く寄生すれば生理の管理とか、小便のしまつ、果ては夜のお手伝いも……」
女「夜の……はひとまず置くけど、生理の管理?」
寄生虫「はい。自由自在ですよ。必要のない辛い生理痛は一切なし! 妊娠したいときは一発KOです!」
女「ふむむぅ……」
寄生虫「……いかがでしょう?」
女「で、リスクは?」
寄生虫「へ?」
女「リスクよ。なにかあるでしょ?」
寄生虫「……うーん、大変良い質問ですねっ」 うねっ
女「ごまかさないで話しなさい」
寄生虫「消化中や消化後の物から栄養をいただきます」
女「うん」
寄生虫「いわゆる大便が無色のゼリー状になります」
女「はあ?」
寄生虫「私が全部吸収してしまうので……だいたい人間は…」
女「まあいいや。続けなさい」
寄生虫「あとは……いただいた卵子で子供をつくったり」
女「はあ?!」
寄生虫「わ、私だって生き物ですからっ! ……子孫くらい残しますよ」
女「わたしのお腹が膨らむ、なんてことはないわよね?」
寄生虫「それは大丈夫です。ゼリーと一緒に下水に流したりしますから」
女「あ、だから故郷が…」
寄生虫「そういうことです」
女「……それだけ?」
寄生虫「え? ああ、まあ、はい。大体そうです」
女「大体って?」
寄生虫「私とのおしゃべりとか、です」
女「うむぅ……」
女「おいしすぎる話ね……」
寄生虫「基本的に身体をお借りして、食べ物をもらう立場ですから……」 うねうね
女「……よし、決めた」
寄生虫「えっ!」
女「寄生していいよ」
寄生虫「ありがとうございます!」
女「そのかわりメリットの方はよろしくね?」
寄生虫「任せておいて下さい」 くねっ
女「で、どうすればいいの? 丸呑み?」
寄生虫「胃酸はちょっと痛いです……お尻の穴から、ですね」
女「えっ」
寄生虫「そんなに意外でしたか?」
女「いや、まあ予想はしてたけどさ……」
寄生虫「でしょうでしょう。寄生するのは大腸から小腸にかけてですしね」
女「そんなに?」
寄生虫「栄養さえあれば伸びるのなんて簡単です」
女「ふむぅ……」
寄生虫「抵抗がありますか?」
女「やっぱりね」
寄生虫「お尻がいやなら、少々手間ですが膀胱や子宮も可能ですけど……」
女「いえ、お尻にするわ」
寄生虫「はあ」
女「で、どうするのかしら」
寄生虫「ペットボトルの口、お尻にはいりますか?」
女「いやだよ」
寄生虫「ふむ、一番お手軽なんですが……じゃあ、口のぎりぎりまで水を足して下さい」
女「わかったわ」
女「これでいい?」
寄生虫「ええ、充分です」
女「で?」
寄生虫「ペットボトル床において、またがったら口を肛門に当ててください」
女「……恥ずかしいな」 しゃがみ
寄生虫「まあまあ。誰も見ていませんから」 うねっ
女「ん……できたよ」 ひたり
寄生虫「じゃあ後は私に任せてください。あまり動かないでくださいね」
女「ん」
寄生虫「……」 うねうね ちくっ ちくり
女「んっ……なんかチクって……」
寄生虫「筋肉をほぐす薬みたいなもんです」
女「大丈夫なの? それ」
寄生虫「まかせてくださいって」 くねくね
女「……」
寄生虫「……そろそろいいですかね、入りますよ」
女「よし、こい」
寄生虫「もうちょっと押し当てて……そう」 くにゅ
女「んっ……」 ぴくっ
寄生虫「動かないで」 ぬぷり
女「ぁ……入って……」
寄生虫「もう少しです」ぬ ぬぬ
女「ふっ……はぁ……」 ぴくり
寄生虫「はい、おしまい」 ぬるんっ
女「んあっ……」 びくっ
寄生虫「お疲れ様でした」
女「これでおしまい?」
寄生虫「あー、もうちょっと掛かりますけどあなたがすることはもうないです」
女「……便意が」
寄生虫「私ですからね! 出さないでくださいよ!」 うねっ
女「ひゃっ……動かないでよっ」
寄生虫「ああ、すみません。野良が長かったもので……」
女「これからなにをするの?」
寄生虫「まずは食事ですね。お腹をスッキリさせたげます」
女「うぅ……なんか恥ずかしいな」
寄生虫「まあまあ、我々はもはや異心同体ですから」
寄生虫「と、奥のほうに」 うねうね
女「やっ、ちょっと……動かないでってば……あっ」
寄生虫「最初は我慢してください。そのうち落ち着きますから」 うねうね
女「その内って……んっ」
寄生虫「あ、見つけました……ずいぶん固いですね。何日目ですか?」
女「んっ……よっか……かな……」
寄生虫「ははあ。これは少々骨ですね。時間が掛かりますからなにかで暇つぶししててください」
女「はあ……じゃあ、テレビみてる」
寄生虫「そうしてください」 うねっ
やばい、何か好きだわ…
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:23:50.63:Yo3HbUAjO寄生虫「………」
女「ふ、ふぁああ……うー……」
寄生虫「………終わりました」 くねり
女「ようやくぅ? ……あやうくー寝るとこだったよーぅ……」
寄生虫「眠さでだいぶ溶けてますね……別に寝ててもよかったのですが……」
女「これでーおしまい、でいいのー?」
寄生虫「ええ、住む場所はできましたから後は刺すだけです」
女「え……刺す?」
寄生虫「ええ、まあ」
寄生虫「じゃあ、下準備に」 ぬるり
女「わっ、変な感じ」
寄生虫「軽い麻酔みたいなもんです。かなり細いからあんまり痛くはないと思いますが、一応」
女「へー、用意周到なんだ」
寄生虫「まあ……じゃあ膀胱から行きますよ」 ちくり
女「刺してる……?」
寄生虫「ええ、そろそろ子宮の横です」 ニュルニュル
女「あっ……わかる」
寄生虫「そこまでは麻酔が効いてませんからね。血管や神経はちゃあんと避けてますよ」 ニュルル プツッ
女「いっ……」
寄生虫「すいません。痛かったですか?」
女「大丈夫、ちょっとだけだから」
寄生虫「今のが膀胱の壁ですね」
なに?なにしてんの?
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 00:40:39.99:Yo3HbUAjO寄生虫「ちょっと管を太くしますよ」 ぐぅっ
女「あつっ……」
寄生虫「慣れるまで少しだけ我慢してください」
女「うん……、大丈夫だから……」
寄生虫「はい、これで尿は大丈夫です。試しに吸い上げて見ますね」
女「う、うん」
寄生虫「いきますよー」 チュルルル
女「あ、軽くなってく……」 ブルッ
寄生虫「自分でだしたかったら、逆におくることもできますよ?」 チュルル
女「いいよ別に、そんなの」
寄生虫「ふう……子宮にかかる前に一度トイレに行ってもらっていいですか?」
女「え、ええ」
寄生虫「流石に四日分の便秘と尿は多過ぎました」
女「いちいち口にだすな」
寄生虫「まさに腹の中がパンパンですね。まあそうなると必然的にあなたもパンパンになるわけですが、ふふっ」
女「だまれ」
寄生虫「はい……」
女「んんっ……でないよ?」
寄生虫「あ、すいません。今出します」
女「わっ……わわっ」 とろとろ
寄生虫「尿のせいか、かなりゆるいですね」
女「うああ……」 とろとろ とろとろ
寄生虫「どうですか?」
女「すっごいでてる……」 とろとろ
寄生虫「もとがもとでしたからねえ……」
女「んん……」 とろとろ とろり
寄生虫「そろそろおしまいです」
女「ん……ふぅ」
寄生虫「いかがですか?」
女「うんっ、すっきりしたっ」 にこっ
なぜだかときめいちゃう
支援 うねうね
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:02:28.68:Yo3HbUAjO支援 うねうね
寄生虫「ご機嫌ですね」
女「出すもん出せたからね、ありがとっ」 カララ
寄生虫「いえいえ……このままここで続けていいですか?」
女「ん、もう眠いからベッドで……」 フキフキ
寄生虫「わかりました。着いたら教えてください」
女「あれ、ついてない」
寄生虫「いったでしょう?」
女「臭いも……ない」 すんすん
寄生虫「嗅がないでください」
女「へー、こりゃすごいね」
寄生虫「でしょう?」 うねり
女「んあっ!」
女「大きくなったんだからむやみに動くなっ!」
寄生虫「おやおや、これは失礼しました」
女「ったく、もう……」
寄生虫「とりあえず最後までおわしてしまいましょう」
女「はいはい、ベッド行くまでまってなさい」
女「ふぃー……」 ごろり
寄生虫「つきましたね?」
女「うん、ちゃっちゃっとやっちゃって」
寄生虫「はい」 チク チク チクリ
女「麻酔なし?」
寄生虫「細い針ですから」 ニュルルル
女「……伸ばしてる?」
寄生虫「ええ、わからないでしょう?」 ニュルルルルル
女「うん……あっ」
寄生虫「子宮の方の針を増やしました」 プツ プツリ ツプ
女「ん……」
寄生虫「卵巣はこれでおわりました」 チク チク
女「うあっ、いまビリッて」
寄生虫「神経に繋ぎましたからね」
女「終わり?」
寄生虫「いえ、あと一つ」 とろり
女「あ、麻酔……」
寄生虫「ええ、ちょっと大変なので」 プスリ
女「背中……側……?」
寄生虫「オプションみたいなものですよ」 ニュルン
女「きゃっ」 びくんっ
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ、まあ」
寄生虫「普段は使いませんから安心してください」
女「安心……?」
体内に知的生命体を入れるとか恐ろしすなぁ
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 01:33:40.98:Yo3HbUAjO寄生虫「さ、明日はなにか用事が?」
女「……ううん、おやすみ」
寄生虫「そうですか。何時に起きたいですか?」
女「起こしてくれるの?」
寄生虫「たやすいことですね」
女「じゃあ、9時くらいで」
寄生虫「はい、わかりました。もう寝ますか?」
女「うん……」
寄生虫「そうですか。おやすみなさい」 とろり
女「おや…す……ふっ………すぅ……すぅ……」
寄生虫「……」 うねっ
寄生虫「……」 シュル…シュル… チュポン
女「すぅ……すぅ……」
寄生虫「……」 とろり
女「ん……」
寄生虫「おはようございます」
女「…ああ、おはよ」
寄生虫「気分はいかがですか?」
女「妙にすっきりしてる」
寄生虫「素晴らしいでしょう」
女「あんたの仕業なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
女「あ、ちゃんと9時だ」
寄生虫「ふふふ、目覚まし要らずとよんでください」
女「あなた時間ってわかるの?」
寄生虫「わからないのは人間くらいのものですよ」
女「……なんか馬鹿にされた気分」
寄生虫「まあ若干」
女「くっそー」
寄生虫「それはさておきいい加減行動したらいかがですか?」
女「うん……わっ、なにこれ」 ぬるっ
寄生虫「えっ、なんです?」
女「いや、身体中ぬるぬるに……」
寄生虫「ああ、なんだ。それですか。私の粘液ですよ」
女「あんたの?」
寄生虫「ええ。寝てる間に身体を調べさせていただきました」
女「まさか、出てこられるの?」
寄生虫「一部だけですがね、ほら」 にゅるん
女「あっ」
寄生虫「こんちはー」 うにょうにょ
女「なにこの触手」
寄生虫「私の手みたいなもんですよ」 うにょうにょ
女「これがわたしのお尻から生えて……」
寄生虫「便利ですよー」 うにょうにょ
女「えい」 ぐいっ
寄生虫「あっ、いたいいたい。ちぎれますっ」 じたばた
女「なかなか頑丈ね」
寄生虫「もー、切れちゃったらどうする気ですか」
女「どうせ再生するんでしょ?」
寄生虫「痛いものは痛いんです」 うねっ
女「これ、どこまで伸びるの?」
寄生虫「今はこれが限界です」
女「今は?」
寄生虫「ご飯があればどこまでもいけます」
女「きもっ」
寄生虫「失礼な。もうあなたの一部ですよ……まあ伸び過ぎたら切り放しますけどね」 くるくる
女「こんなんが私の身体をはいまわったのか……」
寄生虫「なかなか引き締まった良い身体でした」
女「ふふん、まあね」
寄生虫「ただ、お腹のあたりが少々……」
女「うっさい」 ぎゅっ
寄生虫「あいたたたっ」 じたばた
寄生虫「まあ、私がいればすぐにリカバーです!」 うねっ
女「はいはい」
寄生虫「おっ、ご飯ですか?」
女「シャワー、気持ちわるいからね」
寄生虫「えー、お肌うるおいプルプルですのに」
女「そんな効果もあるの?」
寄生虫「あったらいいなって」
女「しねよ」
寄生虫「口がわるいですよ」
女「っていうか、そろそろ引っ込みなさいよ」
寄生虫「えー、もう少し外の風をー」 うにょうにょ
女「なんき気持ち悪いわ」
寄生虫「しっぽが生えたと思えば」
女「しっぽはお尻から生えません、ほれ戻れ戻れ」 しっしっ
寄生虫「でもー」 うにうに
女「早くしないと引っこ抜くわよ」
寄生虫「あ、それはやめた方がいいです」
女「なんでよ」
寄生虫「本体を神経につないでますからめっちゃいたいですよ」
女「うげっ」
女「そんな危ないこと先にいいなさいよ」
寄生虫「まあまあ、いざという時は切り離しますから安心してください」
女「本当でしょうね?」 ぬぎぬぎ
寄生虫「宿主になにかあったらこちらも」困りますから」
女「ふーん……まあ、そっか」 ガララッ
寄生虫「ええ、だから大丈夫です」
女「うさんくさいわねえ」 シャー
寄生虫「おっ、シャワーですね」 うにょうにょ
女「こら、ホースにからむな」 シャー
寄生虫「なんか親近感があります」 くるくる
女「わかんなくもないけどさ」 キュッ
寄生虫「やっぱり風呂はいいですねえ……」
女「前にも入ったことあるんだ」
寄生虫「ええ、あの頃は私もやんちゃしてました……」 うねー うねー
女「聞きたいような聞きたくないような………ボディーソープ使うけど大丈夫?」
寄生虫「あ、戻ります」 シュルシュル
女「苦手なの?」
寄生虫「いえ、付着したまま戻るとあなたのお腹に良くないんです」
女「それはそうだ」 こしこし
寄生虫「……ひまですね」
女「堪え性がないなあ」 こしこし
寄生虫「私の武勇伝でもお話ししましょうか?」
女「やんちゃ時代?」 こしこし
寄生虫「そうですね、お風呂場にピッタリの話です」
女「あんまりよくない語り出しね」
寄生虫「当時、私は仲間と一緒に下水道に住んでいました」
女「あんたみたいなのがまだいるんだ」 ざぱぁん
寄生虫「ええ。兄弟もいましたし、ご飯もたくさんありましたからなかなか楽しかったですよ」
女「あ、そう…」 ちゃぷん
寄生虫「お、風呂ですか」 にゅるん
女「こら、でてくんな」
寄生虫「まあまあ……で、どれだけ長く伸びられるか競争とか、やってたんですがあるとき下水管めがけてやってたらお風呂場にでちゃいまして……」
女「ちょ…」
寄生虫「ちょうど女の子がはいってたんで、みんなでよってたかってあれやこれや」
女「おいっ!」
寄生虫「いやー、若かったですねえ」 うねっ
寄生虫「あれやこれやの部分も詳しく話しましょうか?」
女「やめて」
寄生虫「そうですか……」
女「なんでガッカリするのよ」
寄生虫「ベスト3だけでも聞きませんか?」
女「聞きません……っていうかどんだけやったのよ?」
寄生虫「女子寮制覇とか」
女「うげえ……ん? 女子寮って男は?」
寄生虫「すぐ気絶しちゃってあんまり面白くはなかったですね。勉強にもなりませんし」
女「そうなんだ……いや、興味はないけどさ」
寄生虫「……やっぱりベスト3だけでも」 シュルシュル
女「いいってば」
寄生虫「まあまあ……まずは口からふさぐのが常道でしてね…」 チュポン
女「おいっ!」
寄生虫「……で、気絶したところで夜が明けて、身体を綺麗にしてから、帰ったわけですよ」
女「……」
寄生虫「翌朝目覚めてあれっ、夢だったのかなって言うのがポイント高いですよね」
女「……これで終わり?」
寄生虫「ええ。すごかったでしょう?」
女「お腹の中に逃げるのは卑怯……」
寄生虫「あれ? 面白くなかったですか?」
女「ふぅ……なんかつかれた……」 ぐったり
寄生虫「消化管貫通のとことかかなりよかったと思うんですけどねえ…」
女「やっぱ違う生き物だね……感性がちがうわ……」
寄生虫「はあ……まあそうですよね」
女「うん……あー、のぼせたー」 ざぱぁ
寄生虫「ずいぶん長かったですね」 うねうね
女「うー……このクラクラ来るのがすきなのよ」 よろっ
寄生虫「危ない人みたいですね」
女「あー、ベッドベッド」 よろりよろり
寄生虫「身体ふかないんですか?」
女「うはあー」 ばたり
寄生虫「だらしのない……」
女「うー、じんわーってくるわぁー」 くたり
寄生虫「……」 とろり
女「……あつい」 がばっ
寄生虫「あなた裸じゃないですか」
女「あんたなにかした?」
寄生虫「いいえ?」
女「じゃあなんだろ……」 ぐでー
寄生虫「あ、体温あがってますね。水分とった方がいいですよ」
女「うん……よい、しょっ…と」
寄生虫「これからは私がいる分、水は多めにとってくれるとうれしいです」
女「はいはい……んっ…んっ…んっ…」 ごくごく
寄生虫「……」
女「……ぷはぁっ!」
寄生虫「おっさん臭いです」
女「うっせ」
女「……うーん、もう一杯」 ジャー
寄生虫「たくさん飲んだほうがいいですね」
女「ほんとになんで急にこんな……んっ…んっ…」 ごくごく
寄生虫「なんかご飯もたべた方がいいですね」
女「あー、朝ごはんまだだっけ」
寄生虫「あなた今日はまだお風呂はいっただけですよ」
女「うーん、なんか頭がぼーっとしててねえ…」
寄生虫「湯あたりですね」 とろり
女「うーん……ヨーグルトでいっかな…」
寄生虫「もっと栄養価の高いチョコとかもとった方がいいですよ」
女「あ、うん。ありがと」
女「むぐむぐ……コクン……ごちそおさま。ご飯はこんなもんでいいかな……?」
寄生虫「ええ。後はすこし横になられては?」
女「うん。そーする…」
寄生虫「お体はまだ……?」
女「…うん、熱くてね……ほてったみたい…ふぁ…」 ばたり
寄生虫「お大事にしてください」
女「ん……シーツが擦れて……きもちい…」 すりすり
寄生虫「……」 とろり
女「んっ……ふう……」 すりすり
女「ん……」 くちゅ
寄生虫「……」
女「あれ……なんで……? 濡れて…ぁ…」
寄生虫「まさか発情してるのですか?」
女「ばかね……人間は発情しないの……んっ…」 くちゅ
寄生虫「ああ。万年発情期ですもんね」
女「……あんた…本当に…なにもしてない…んでしょうね…?」 はぁはぁ
寄生虫「いえ、これといって……」 とろり
女「んっ……ああっ……」 くちゅ くちゅり
えろいなさすが寄生虫えろい
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:36:24.42:Yo3HbUAjO寄生虫「ははあ。さては私の話を聞いて興奮してしまったのでしょう」
女「そんなこと…あるはず…ない…」
寄生虫「しかし先ほどから自分でなぐさめていませんか?」
女「なっ! やっ、これはちがくて……!」
寄生虫「ではなんでしょうか?」
女「か、風邪かな……ねればなおるから……うん……ふっ…」
寄生虫「一度スッキリした方が寝やすいですよ。お手伝いします」 にゅるん
女「ひゃっ! あっ、でてこないでっ!」 ビクンっ
寄生虫「お尻が気持ちいいですか?」 にゅるるる
女「やあっ、ちがっ……うあっ……でてこないでえ……」
色んな意味でドキドキ
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/25(月) 22:47:45.78:Yo3HbUAjO寄生虫「私一本しかないのが残念ですが…」 すりすり
女「やだっ……あっ……そこ擦っちゃ……だめっ…」 ぎゅっ
寄生虫「ほう、上手く掴まえましたね」 うねうね
女「…ふっ……はぁ……はぁ……あんた…やっぱりなにか……したわね…?」 ひく
寄生虫「まあ実は」 とろり
女「な…んで…?」
寄生虫「実は自分の話でムラムラしてしまいまして……その…エッチい粘液を少々」
女「このやろ……」 ぎゅうっ
寄生虫「痛いですってば。別にちょっと気持ちよくなるだけなんですからいいじゃないですか」
女「やだよ……早く戻して……」 ぎゅうっ
寄生虫「あの……そろそろ離してもらえません? 一応これ一本きりなので……」
女「……放したら……エロいこと…んっ……する気でしょ……」 ぎゅ
寄生虫「ええまあ」 うねっ
女「じゃあやだ……」 ぎゅう
寄生虫「しかたありませんねえ」 パチッ
女「ひゃあっ…なっなにこれっ!」
寄生虫「ふふん。すごいでしょう」
女「な、撫でられてるっ?! えっ、なんでっえっ?!」
寄生虫「人間の感覚なんて所詮神経によって伝えられてますからね。脊椎に偽の信号を送ってやるだけで、ほら…乳首をつまんだり」 パチッ
女「あっ! や、あっ!」
寄生虫「脇腹をなであげたり」 パチッ
女「ひやああああ……!」
寄生虫「問題は見た目がまったくエロくないところですかね……」 パチッ パチン
寄生虫「と、いう訳で離してください」 とろり
女「え…からだが…」 くたっ
寄生虫「すこしぐったりしててくださいね。何回かイッたらやめますから」 にゅるるるるる
女「ひゃ、や、ああああ!」
寄生虫「すみません。朝ごはんは全部これ伸ばすのに使っちゃいましたから、お昼はたくさん食べてくださいね?」
女「あっ、ヌルヌルが…からんで……」
寄生虫「やっぱり一本だと大変ですねえ。協力って重要ですよ。ええ……っとここをこうして……」 シュルシュル
女「ふぁ……あん……くぁ……」
寄生虫「はい完成。いかがでしょうか菱縄縛りもどき。まったく人間はエロに関しては輝いてますよね」 ひたり
女「やめっ…ほどいてえ……」
寄生虫「さて、じゅぼじゅぼしたいんですが、ちょっと細すぎですかねえ…」 ムクムク
女「えっ……太く……?」
寄生虫「ええ、ゼリーはこの先から出しますので途中で止めれば太さなんて自由自在です」 ムクムク
女「やっ…ちょっ…どれだけ膨らむ気…?」
寄生虫「あ、ちょっと太すぎですね。ちょっと出しますか」 ビュル ビュルリ
女「あ、熱っ」
寄生虫「やだなあ、腸内はいっつもこれくらいですよ……じゃ、挿入れますね」 ズ ズズっ
女「きゃっ…え、な、ふぁっ…なんで……」
寄生虫「なんでって、先端がうごいたら全部うごくなんて当然でしょ? 私がヌルヌルだからなせる技ですがね、えっへん」 ズル…ズル
女「う…あ……体中が……あ…んっ!」
寄生虫「おっ、奥に当たりましたか。では、動きますね」
女「ちょ…やめっえ、っあああああああ!」
寄生虫「うう、いい反応ですねえ…」 ズリュン ズリュン
女「ああ、やっ…イッ、イッくぁああああっ!」 びくっびくっ
寄生虫「おやまあ、もうイきましたか。早いですねえ」 ズリュッ ズリュッ
女「と、やめっ! とめてえええ! あっ、むりいいいい!」
寄生虫「そうそう。イッた後は辛いんですよね。でも大丈夫、その先は天国ですから」 ズリュン ズリュン ズリュン
女「いぎっ! やあああっ! またっあっ! ああああああああ!」
女「ふぁっ、あっ、やぁっ…」
寄生虫「もっともっと気持ちよくなってくださいね」 パチッ パチッ パチン ズリュン ヌリュン
女「いっ、きゃああああああああ!」 プツーン
寄生虫「……あれ?」 ズリュン…
女「…ぅ……ぁ…」 ピクッ ピクッ
寄生虫「おーい」 ヌッチャ ヌッチャ……ピタっ
女「………」 ピクッ
寄生虫「やりすぎ……でしたかね…」
女「……」
寄生虫「……すみません」 とろり
女「……ふ………すぅ……すぅ…」
女「ん……んん」
寄生虫「あ……起きましたか?」
女「……なによエロ虫」
寄生虫「いや、なんかもう本当にすみません…」
女「謝るまえにこれを解きなさい」
寄生虫「……長すぎたので切っちゃいました。自分で解いてくださいごめんなさい」
女「……ちょっとでてきなさい」
寄生虫「はい…」 にゅるる
女「…んっ……手のとこまで」
寄生虫「はい…」 うねうね
女「……」 ぎりぎり
寄生虫「いたっ痛い痛いっ。爪立てないでください」 じたばた
女「ったく、なんであんなことしたのよ」
寄生虫「……ほんの出来心です」
女「出来心でレイプされてたまるか。まだ体にちから入んないし」
寄生虫「で、でも気持ちよかったでしょう?」
女「それとこれとは話が別。せめて本人の了承くらいとりなさい」
寄生虫「う…ごめんなさい」
女「まさか種付けはしてないでしょうね?」
寄生虫「気絶しちゃったのでしてません…」
女「気絶してなかったらしてたんだ?」
寄生虫「うっ…」
女「………」 ぐりぐり
寄生虫「痛いです痛いです!」
女「これからは私の許可をとってからやるように。わかった?」
寄生虫「え、ええ。………あの」
女「なによ」
寄生虫「その…またやっていいんですか……?」
女「まあ、その…なんだ…………きもちよかった、からね」
寄生虫「……ありがとうございますっ!」 うねるうねる
女「わっこら! 巻き付くな!」
寄生虫「親愛の表現です」 うねっ
女「っていうか、解いてくれないかなこれ。あそこにもまだ入ってるし」
寄生虫「それは無理です」 シュルシュルシュル
女「あっ、こら逃げるな」
めでたしめでたし
え おわっちまった
の?
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 01:06:35.11:L+qaOUbO0の?
寄生虫がんばれ
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/26(火) 21:23:55.36:DXRdrBkpO~一ヶ月後~
友「ふむ……」 じー
女「……なによ」
友「…男でもできたか?」
女「は?」
友「いや、最近きれいになったな、と思ってな」
女「え、あ。そう?」
友「うむ。お肌つやつや、顔色よし、あと心持ちやせたような…」 ぎゅう
女「わっ、こら、抱き着くなっ」
友「やはりな……そして胸は相変わらず…」 むにむに
女「やっ、ちょ…やめてよ…」
友「うらやまけしからん…」 むにむに
女「ね…ほんと…やめっ…」
友「反応も前より色っぽいしな……」 むにむに
女「…もー! はなせっ!」 ぐいっ
友「……やはり男か。相手は誰だ?」
女「いないってば」
友「嘘をつけ、君と私の仲だ。隠し事はすぐにわかる」
女「隠し事なんて…」
友「一ヶ月くらい前からだな」
女「なっ……」
友「図星か。すべて吐け」
女「あっ、もう休み時間終わるからっ。またねっ!」 たったったっ
友「ふん、逃げたか……まあいい、あとでじっくり聞いてやる…」
女「誰もいないわよね……」 きょろきょろ
寄生虫「そのようですね」
女「……っあー、つかりたー」
寄生虫「お疲れ様です」
女「しかし、男ねえ…」
寄生虫「いやあ、なかなか鋭い方ですねえ」
女「ほんと、なんであんな…」
寄生虫「今日はなんとか逃げられましたけど、明日はもうダメでしょうね」
女「そうでしょうね…」
女「あー、なんて言い訳しよう」
寄生虫「彼氏がいると嘘をついてごまかしては?」
女「逢わせろってなるでしょうね」
寄生虫「遠距離恋愛ということに」
女「むりむり、あいつにはすぐにばれる」
寄生虫「ああ。まあ、あなたですしね」
女「どういう意味よ」
寄生虫「いえいえ、嘘のつけない正直な人だと褒めているのですよ」
女「とかいって馬鹿にしてない?」
寄生虫「実は」
女「…でてきなさい」
寄生虫「いやですよー」
女「ったく……家についたらタバスコ飲んでやる」
寄生虫「勘弁してください」 にゅるん
女「臍まで……んっ……そこを通るな…」
寄生虫「最短距離ですから」 うねうね
女「……もういい、戻って」
寄生虫「えー、痛めつけてくれないんですか?」 うにうに
女「…そういう性癖なの?」
寄生虫「冗談です」 シュルシュル
女「って言うかどうするか考えないと…」
寄生虫「ふむ。いっその事ばらしてしまってはいかがでしょうか」
女「えっ、いいの?」
寄生虫「かまいませんよ」
女「かまいませんよって…どうか内密にってあんたが言い出したんじゃない」
寄生虫「それはあなたの社会的立場が悪くなったりしたら困るからですよ」
女「あ、配慮とかしてたんだ」
寄生虫「あなたの食生活イコール私の待遇ですから。あと、下手に広まって解剖されるのも大嫌いですし」
女「ならあの子には話しても?」
寄生虫「信頼できるのならばいいと思いますよ?」
女「なら大丈夫ね」
寄生虫「ずいぶんあっさり決めましたね」
女「まあね」
寄生虫「人間、思いもよらない異常事態には普段の姿なんて当てになりませんよ?」
女「問題ないわ。大抵のことには動じない奴だからさ」
寄生虫「ずいぶん信頼してらっしゃるのですね」
女「はやくバラしてすっきりしたいってのもある」
寄生虫「なるほど、さっきから胃酸の分泌が多いわけです」
女「あ、やっぱり?」
寄生虫「ええ。私が中和してますけど」
女「ありがと」
寄生虫「どういたしまして」
女「じゃあ、早速今晩」 ピッピッピッ プルルル プルルル
寄生虫「本当に早速ですね」
女「引き伸ばすと後が怖いからね………あ、もしもし?」
友『遅いぞ』
女「今日のことで…って、え?」
友『今から行く。夕飯もあるとうれしい。じゃ…プツッ…つーつー』
女「ちょっ……あー、もう…」
寄生虫「なかなかですね」
女「スーパー寄るね…材料が足りないから…」
寄生虫「お疲れ様です」
女「ふう……やっと帰れた……」
寄生虫「まさかタイムセールとかちあうとは思いませんでしたね」
女「うん……あれ? 鍵があいてる?」 ガチャリ
友「や、お帰り」
女「…合い鍵を渡した覚えはないんだけど?」
友「ポストの中にガムテープ。もっと捻ったらどうだい?」
女「不法侵入よ」
友「お腹すいたから早くごはんが食べたいな」
女「はいはい。今作りますよ」
友「手伝おう」
女「当然」
友「先ほど玄関の前で誰かと話していたようだが?」 トントントントン
女「あ、聞いてたんだ…まあ、話ってのはそこにからむんだけどさ…」 ジュウー
友「まさか幽霊とか言わないよな」 シャッシャッ
女「まあ、その話はご飯食べてからにしましょ」 ジャワー
友「…なにやら複雑なようだな」 スー
女「まあまあね」 ジャー
女「ごちそうさま」
友「ごちそうさまでした」
女「うん、なかなかいい出来だったわね。特にこの」
友「さ、話してもらおうか?」
女「せっかちねえ」
友「焦らされるのは好きじゃない」
女「うーん、どこから話しましょうか…」
友「男がらみではないんだよな?」
女「…え?」
友「そうだったらもっとだらしなく浮かれてるはずだからな」
女「あんたは…」
友「これでも心配しているのだよ。さ、話せ」
女「んーとね、つまり……寄生されたのよ」
友「は?」
友「……ああ、このけしからん胸が青少年に悪影響を…」
女「その規制じゃなくて、寄生虫の…」
友「いまなお継続中?」
女「……わざとでしょ?」
友「ばれたか」
寄生虫「つまり、私のことですよ」
友「…誰だ。どこにいる」
寄生虫「あなたの目の前ですよ」
友「はあ?」
女「ちょっと。私から話すって言ったでしょ?」
寄生虫「間怠っこいんですもの」
友「まて、待て待て。話が見えないぞ? 君は誰と喋ってるんだ?」
女「ああ、ごめん。実はね……」
友「……なるほど、それでこの声にとり憑かせた訳だ」
女「だから寄生虫だってば」
友「よくもまあ信用したものだ」
寄生虫「いやあ、私も驚きましたよ」
女「ちょっ」
友「で、寄生虫とやら…名前はあるのか?」
寄生虫「特にないです」
友「ふむ、では虫ケラと呼んでかまわないな?」
寄生虫「ええ。いいですよ」
女「いいのかよ…」
友「ふむ、君はこの子のお腹の中にいるようだけど、出てこられるのかい?」
寄生虫「一部だけなら、ですけど」 にゅるん にゅるるる
女「勝手に話を……んっ…」
友「ほう、これはこれは…」
寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」 うねっ
友「や、これはご丁寧に」 にぎっ
女「よく触れるわね…」
寄生虫「初対面は握手。欧米の常識ですよ」 うねうね
友「触手と握手…くくっ…」
女「ごめん、ツボがわかんないわ」
友「見た目通りぬるぬるしているのだな」 べっとり
寄生虫「ええ、素敵でしょう?」
友「ふむ……」 ぺろっ
女「おいっ」
友「……別にエロくなったりはしないのか」
寄生虫「あ、それは普通のやつですから」
友「ほう、つまり…」
寄生虫「もちろんですとも」 うねっ
友「ぜひ」
寄生虫「お好きですか」
友「ふふっ」
女「置いてきぼりにしないでよう…」
寄生虫引っ越せよもうww
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 01:33:57.56:MyUJl110O友「君はこの子のどこに寄生しているんだい?」
寄生虫「腸内ですよ」
友「つまりこの触手は肛門から」 くんくん
女「かぐなっ」
友「臭わないな」
寄生虫「私が分解してますから」
友「ふむ。すまないが生えているとこを見せてもらえないか?」
女「いやだよっ!」
友「君と私の仲じゃないか」
女「そんな関係になった記憶はないっ!」
寄生虫「まあまあ、落ち着いてください。水でものんだらどうです?」
友「そうだ。虫ケラのいうとおりだぞ」
女「うがああああ!」
女「ふぅ……ふぅ……」
友「落ち着いたか?」
寄生虫「まったく、暴れるなんて野蛮ですよ」
女「誰のせいよ……」
友「さあな。では話を聞かせてもらおうか」
女「え? みんな話したと思うけど」
友「こんな虫ケラを住まわせているんだ。良い事がさぞ沢山あったんだろう?」
女「それは話したでしょ。生理、体調管理、便秘や体重、すっごく助かってるわ」
寄生虫「照れます」
友「……ふざけるなっ!」
女「えっ?」
友「そんなことはどうでもいい。エロい事について話せといってるんだ!」
女「わ、う、そんなこ…エ、エロ…ええ?!」
寄生虫「混乱しないで。落ち着いてください」 にゅるん
女「や、だって…」
友「エロいことはあったの? なかったの?」
女「わ、や、あの…その…」
寄生虫「やりましたよ。つい昨日も」
女「わあああああああ!」
友「やはりな。どんなことをしたんだ?」
女「ちょっ! おまえ、あとでっ! うああっ!」
寄生虫「最初はですねえ…」
友「ああ、いい。虫ケラは黙ってろ。こいつから直接聞くから」
女「やだあああああああ!」
女「…うっ…で…子宮…ビリ、ビリッ…ってなって……」
友「…ほう、それでイッてしまった訳だ…ふふっ」
女「うう…恥ずかしい……ひっ……えぐっ…」
寄生虫「なんと言う鬼畜羞恥プレイ」
友「いや、君もなかなかよい仕事をしているよ」
寄生虫「お褒めに預かり光栄です」
女「…ぅぅ…もうやだあ……」
友「わるかった、わるかった。少しやり過ぎたな」 なでなで
女「うう……」
寄生虫「師匠と呼んでいいですか?」
友「ふふっ、私なんてまだまださ」 なでなで
友「さて、ひとまず落ち着いところで相談があるのだが…」
女「なにかしら」
友「その虫ケラを譲ってくれないか?」
女「いやよ」
寄生虫「ごめんなさい」
友「……虫ケラにまで拒絶されるとは」
寄生虫「今の宿主様はとても住みよいですからね」
女「あ、そうなんだ」
寄生虫「危ないところを救っていただいた恩もありますしね」
友「むう…やはり駄目だったか…」
女「まあそう落ち込まないで…」
友「……そうだよな…寄生されて触手プレイなんて女冥利につきるもんな……」
女「って、そっちの理由で!?」
友「他になにがあるというんだ…」
寄生虫「あ、でも他の方なら紹介できますよ」
友「なにっ! 本当か!」
寄生虫「ええ、幸い女の方ですし引く手数多でしょう」
友「ありがたい!」
女「男女で差があるの?」
寄生虫「ええ、まあ。男の方に寄生すると子供を作るのが面倒ですから」
友「興味がある、聞かせてくれ」
寄生虫「なに、話は簡単でして私たちは生殖のために卵子が必要なんです」
友「なるほど、男に子宮はないな」
寄生虫「だから精巣をのっとって、女性と性交してもらわないといけないんですね」
友「ふむ、確かに面倒だ」
寄生虫「まあ別に精巣を使わなくても尿道から触手で卵子をもらってきてもいいんですが、どちらにせよ性交は必要な訳です」
友「では、うっかり童貞野郎に寄生したら大変だな」
寄生虫「そこがまた面倒なんですね………例えば、今日のスーパーになかなかのいい男がいたでしょう?」
女「…へ、わたし? え、ああ。そういえばいたわね」
寄生虫「あれは寄生されてます」
女「うそっ?!」
友「ふむ、つまり宿主を都合よく改造するのか」
寄生虫「言葉が悪いですね。異性との性交のお手伝いをしているだけです」
友「ものは言いようだな」
寄生虫「まあ、そんな訳で男性は大変なのですよ。うまくやれば月に一度どころでなく作れるのは確かですけれどね」
友「ふむ、なるほどな」
寄生虫「少し話が長くなりましたね。まああなたがたには関係のない話ですよ」
友「いや、面白かったぞ?」
女「ええ、参考になったわ。イケメンは腹でなに飼ってるかわかんないのね」
寄生虫「あなたが言えた話ではないのですが…」
寄生虫「では、仲間を探してきましょうか。すみませんがトイレに行っていただけますか?」
女「行ってどうするのよ」
寄生虫「もちろん仲間を……あ、もう少しご飯たべてもらったほうが…」
女「まさか下水から引っ張ってくる気なの?」
寄生虫「ええ、まあ」
女「却下」
友「どうして」
女「汚いじゃない」
寄生虫「私も元はそこにいたのですが」
女「拾ったときは見た目きれいだったからよし」
友「私はかまわないのだが」
女「私が気にするの」
友「しかしそれでは私の寄生虫が…」
女「う…なにか他に方法はないの?」
寄生虫「ありますがおすすめはしません…そもそも何がいやなのですか?」
女「だってあんたが下水いったら誰とも知れぬ糞尿まみれでかえってくるんでしょ?」
寄生虫「あ、それは大丈夫です」
女「え?」
寄生虫「伸ばした触手は切ってしまいますから」
女「…じゃあ上がって来るやつが」
寄生虫「私の触手の中を通って来ますから、着く頃にはすっかりきれいですよ。他になにか問題が?」
女「う……や、でも…」
友「話はついたようだな」
女「ぐ……」
寄生虫「ではトイレへ…あと牛乳用意してくれますか?」
友「んー、牛乳はー…ないな。買ってきてやろう」
女「ちょっ、人の家の冷蔵庫を…」
友「鍵借りるぞ」 バタン
女「はあ…」
寄生虫「まあまあ、こちらも始めましょう」
女「わかったわよ…どれくらいかかるの?」
寄生虫「うまくいけば一時間くらいですかね」
女「その間すわりっぱなしかあ…」
寄生虫「まあまあ」
女「よいしょっと……いいわよ、はじめて」
寄生虫「では」 にゅるん
女「んっ……いつもより硬いわね…」
寄生虫「長さ重視ですからね。あと、強度の関係でだんだん太くなりますから」 にゅるるるる
女「…太くって……どこまで…?」
寄生虫「痛いことはありませんから大丈夫です」 にゅるるるる
女「……不安だわ」
寄生虫「ああ、なつかしの下水管! 私は帰ってきたよ!」にゅるるるる
女「うざっ」
女「…ねえ……まだなの……んっ…」
寄生虫「すみません。こちらからは始めてでして勝手が…」 にゅるんにゅんにゅん
友「ただいま」 がちゃり
女「…おか…えりぃ……」
寄生虫「あ、ちょうど良いところに」 にゅるりるにゅるり
友「とりあえず3L買ってきた……なんだ、もうはじめているのか」
寄生虫「ええ。とりあえず飲ませてあげてください」
友「ふむ。口移しでいいかな?」
女「ばっ…」
友「冗談だ、ほら飲め」
女「んっ……」 ちゅううう
友「ほう、ずっと出っ放しなのか」 じろじろ
女「やっ……見るなっ…」
寄生虫「急に動くと切れますよ…飲むのに専念してください」 にゅるるるる
友「そうだ。金魚のフンの言うとおりだぞ」 じろりじろ
女「くっ…む……」ちゅううう
寄生虫「ふふ、金魚のフンですか…言い得て妙ですね」 にゅるるるる
友「だろう? ……媚薬のたぐいは使ってないのか?」
寄生虫「ええ。途中で失神されても困りますから」 にゅるるりるにゅんにゅん
友「それはなかなかの効き目だな」
寄生虫「素質があるのですよ」
友「ふふふ」
女「…ぷはっ……人が動けないのをいいことに……んっ…」 ちゅううう
女「…んっ……ぁっ……んんっ…」 ちゅううううう
友「もう二本目も空に近いが……垂れてるぞ」 フキフキ
寄生虫「おそらくはそろそろ……あ、いた」 にゅる にゅる ぴたり
友「よし、よくやった」
女「…っはあ……はぁ……もう…いいのね…?」
寄生虫「ええ、あとは私の方で……やあ、お久しぶりです…」
友「お疲れ」 なでなで
女「んっ…」
寄生虫「あなたがたもお元気そうで……ええ、はい。宿持ちですよ……え? ああ、まあ少し怒りっぽいですが…」
女「……気になる」
友「……ああ」
寄生虫「ははっ、またまたご冗談を………えっ! あーそうですか。お世話になります……あ、はい。まだまだ現役ですので……」
女「……長いね」
友「……ああ」
寄生虫「あっはい。わかりました……ええ、お元気で……またいつか……切りますね」 プツッ
友「お、おい。切れてしまったぞ」
女「えっ、どういうことになってるの?」
寄生虫「いやあ、久々に楽しかったです。あ、私たちの第一子は無事に孵化したようですよ」
女「えっ、なにっ? いつの間に?」
友「それより私の寄生虫はどうなったんだ。説明しろ」
寄生虫「まあまあ、順に話しますから落ち着いて下さい」 うねっ
もう子供出来たのかw
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 20:51:02.57:MyUJl110O寄生虫「まず第一子のことですが、寄生して三日後に排卵がありましたのでその時いんぐりもんぐりしまして…」 うねうね
女「な、なんで言わなかったのよ」
寄生虫「その…嫌がるかなあと思って言わなかったのですが……」
女「や、その…いちおーわたしの…子供? だし……?」 もじもじ
寄生虫「…これからはきちんと報告します」 うにうに
女「……ん。まあ、生まれたんなら…よかった…」
友「こら、イチャイチャするな。私を無視するな」
寄生虫「え…ああ、すみません。あなたに寄生するやつなんですが…」
友「うむ…」
寄生虫「断られちゃいました」
友「はあ?!」
友「なっ…! どういうことだ?! はっ、乳か?! 乳がないのが悪いのかー?!」
寄生虫「いえ、あの…」
友「ないわけじゃないんだ! ああっ、でもっ……これに比べたら…う、あ…これかっ! この乳かっ! 触手もおっきいのがいいのかーっ!!」 もみもみしだきっ
女「やっ…ちょっ……いたっ…やめっ…!」
友「うううううああああああああっ!!」 もみもみもみもみっ
寄生虫「落ち着いてくださいっ!」 プスッ
友「うっ……」 くたり
女「…はぁ……はぁ……はぁ…」
寄生虫「大丈夫ですか?」
女「ええ…ありがと……なにをしたの?」
寄生虫「全身を痺れさせました。意識はあります」
女「そ…」
寄生虫「いいですか。そのままで聞いてくださいよ?」
寄生虫「あのですね。地下はただいまベビーブームの真っ最中でしてね」
友「…ぅ…ぁ……」
寄生虫「子育てに触手がさかれてとても地上にまわせる虫はいない、とのことなんです」
女「子育てとかあるんだ…」
寄生虫「ええ、まあ……つまりあなたの胸とは関係ありません。そもそも私も今知りましたし」
女「ああ…この子普段は自分の胸に関しては触れないからね…」
寄生虫「……ちょっと触ってみていいですかね」 うねっ
女「だめに決まってるでしょ……そろそろ起こしてあげなさい」
寄生虫「うう、ちっぱい……」 ちくり
友「……」 むくり
女「大丈夫?」
友「………」 ずーん
寄生虫「…駄目みたいですね」
友「……」
女「あれ、そういえばあんた他に方法あるって…」
友「……」 ピク
寄生虫「あー……はい…まあ、あります…」
友「頼むっ」 バッ
女「わっ、生きてた……っていうか私に土下座されても…」
寄生虫「うーん…最悪廃人ですけど…本当にいいんですか?」
友「かまわない」
女「えっ…や、ちょっとは悩もうよ!」
友「寄生虫に廃人にされるなら本望だ」
女「正気にもどって!」
友wwww
572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 22:27:59.23:MyUJl110O寄生虫「うん。そこまでいうならやりましょう」
友「ありがたい」
女「えっ、ちょっと……もぅ……で、どんな方法なの?」
寄生虫「簡単です。私とあなたの子を寄生させるのですよ」
女「え、それだけ?」
寄生虫「それがなかなか大変なのですよ」
友「成功の可能性はあるのだろう?」
寄生虫「ええ。ただしお二人にはしばし不自由な生活をしてもらうことになります」
友「かまわない。君も協力してくれるな?」
女「ちょっとまって」
寄生虫「なんでしょうか」
女「失敗することはあるの?」
寄生虫「お二人の心掛け次第ですかね。ゼロとはいえません」
友「そもそも何が危険なのだ?」
寄生虫「はあ…幼生の生態と言いましょうか…少し長くなりますが良いでしょうか」
女「話して」
寄生虫「ええとですね。普通ならば卵は下水に送りそこで仲間に孵してもらうのですが…」
友「お前はできないのか?」
寄生虫「無理です。針が…とにかく宿主を持つとできないのです」
友「ではどうやって?」
寄生虫「や、孵すのは良いのです。胃液につければ殻は溶けますから…問題はその後です」
女「なにが問題なの?」
寄生虫「通常は幼生の内にまわりの仲間がいろいろと教育をするのです。人間社会のこととかをね」 うにうに
友「ふむ」
寄生虫「ところがです。万一、人間の胃で孵化した場合はどうなるか……一番手近なところから情報を得ようとします」
女「それって…」
寄生虫「ええ、宿主の脳です」
女「…やっぱりやめたほうが」
友「いや、続けてくれ。自分の身に起こるかもしれないことだしな」
女「……真正のバカだね」
友「そう褒めるな」
寄生虫「……続けていいですか?」 うねうね
友「ん、ああ。すまない。続けてくれ」
寄生虫「胃で孵化した幼生は小腸に進みすぐに成長します。人間の体内は下水とは比べものにならないくらい養分に溢れていますからね」
友「で、成長したら…」
寄生虫「はい。脊椎から脳に針をのばし宿主の記憶、経験、知識、全てを吸収します」
女「それで壊されちゃうんだ…」
寄生虫「いえ、この時点では宿主はまだ正常です。体に幾分か不自由がでるかもしれませんが…」
女「まだあるの?」
寄生虫「ええ。知性を得たとはいえ、この時点ではまだ宿主のコピーですから」
友「……」
寄生虫「幼生は自らの人格を完成させるために神経を乗っ取り、あたかも宿主かのごとくに振る舞って、脳から得た知識を自らの体験にするのです」
女「……」
KOEEEE
592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:23:06.97:MyUJl110O寄生虫「そして、社会生活に適応したら、いよいよ一番重要な知識を得にかかります」
友「寄生虫にとって一番重要なもの……宿主だな」
寄生虫「その通り。宿主の体でいわば人体実験をするのです」
女「……」
寄生虫「この臓器が壊れるとどうなるか、そこの神経は何をつたえるか、脳の各部の役割は?」
友「……」
寄生虫「ひとつひとつ潰しながら確かめます」
女「……」
寄生虫「宿主が壊れてしまうのはおそらくこの時ですね。どこで壊れるかは知りませんが」
友「……で、宿主が壊れたらどうするのだ?」
寄生虫「そうなればもう立派な成体です。壊れた体を捨てて、新たな宿主を探します…」
友「……」
女「……」
寄生虫「……と、まあ。これは最悪のケースです。今回の場合は私が知識を伝えられますから大丈夫ですよ」
女「……」
友「……」
寄生虫「え、あれ? どうされました? ……おーい」 うねうねうね
女「……ふぅー…」
友「…はぁ……」
寄生虫「あ、ようやく動きましたね」 うねっ
女「……あんたらってなかなか怖い生態してるわねえ」
友「脳姦に留まらず、体中をぐちゃぐちゃにするとはな……若干興奮した…」
友終わってるwwwwwwwwwwwwwwwww
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/27(水) 23:54:17.81:MyUJl110O友「で、具体的にはどうするのだ?」
女「……本気?」
友「まあな」
寄生虫「…大概おかしな方ですねえ」
女「もう手遅れだったのね……うぅ」
友「この流れは飽きた。虫ケラ、早く言え」
寄生虫「はあ…次の排卵は明後日なので、そこから孵化の用意が整うまで3日ですね」
友「5日後は…ちょうど連休の頭か。都合がいいな……もちろん空いてるよな?」
女「そこは二人で遊びにいくって……まあいいか」
友「よし、決まりだ。他に何か言うことは?」
寄生虫「その……教育の仕方が…先程言った不自由な生活につながるのですが…」
友「そういえばそんなことを言っていたな」
寄生虫「教育を済ますには最低でも三日は頂きたいのですが…」
女「回りくどいわね、不自由って?」
寄生虫「その…教育をするには私が幼生に触れている必要があって……」 うにうに
女「え……」
友「ほう…!」
寄生虫「具体的には触手を小腸まで挿入して、ですね…」
女「つまり…三日間こいつとお尻で繋がった状態で生活しろ…と……」
寄生虫「ええ…まあ……」 うねうね
友「最高じゃあないか」
尻と尻三日間合わせてるとこ想像したらワロタw
614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:15:42.28:cqrmBsigO女「激しく遠慮したくなってきたわ……」
寄生虫「心中…お察しします……」
友「なんだ、虫ケラもそっち側なのか? これはなんてプレイだ? んん?」
女「そうだっ! 卵が胃液で溶けるんなら私の中で成長させれば…!」
寄生虫「残念ながら…」
女「そんな……」
寄生虫「あなたの腸には私が既におりますので幼生が出られないのです…」 うにうに
女「仕方…ないのね……」
寄生虫「ええ……」
友「ふむ、放置プレイだったか…」
友「では、連休はよろしく」
女「うちでやる気? まあいいけどさ」
友「繋がっている間は外に出られないから、食料の調達とかも必要だな」
女「あんたに任せたわ。当然、経費もそっち持ちで」
友「ふむ…まあ、しかたないな」
女「決まったわね。じゃ、また明日」
友「あ、今晩泊まらせてもらうから」
女「え?」
友「まあまあ予行演習だと思ってさ……シャワー借りるぞ」
女「あ、ちょ………もうっ」
寄生虫「相変わらず押しに弱いですね」 くねっ
女「じゃ、おやすみ」
寄生虫「おやすみなさい」 とろり
友「ああ、おやすみ」
女「すぅ……すぅ……」
友「……早いな」
寄生虫「私が眠らせていますから」
友「ステキ粘液で?」
寄生虫「ええ、まあ」 うねっ
友「私にも使って欲しいな」
寄生虫「ええ、いいですよ。これをくわえてください」
友「なんだ、断られるかと思ったのに」
寄生虫「いまは宿主様は寝ていますからね」 うねうね
友「……眠るまえに質問がある」
寄生虫「なんですか?」
友「おまえらの教育とやらのことだ」
寄生虫「それが?」
友「幼生に皆で伝えるのは良いとして、伝える元の情報はどこから来たんだ?」
寄生虫「…ご想像の通りです」
友「やはりな…君の人間や社会に関する知識が正確なわけだ」
寄生虫「情報源は常に必要なのですよ。それも、最新のものがね」
友「……君も人間を喰ったのか?」
寄生虫「知識は皆で共有しています。誰が食べたか、なんて些細な問題です」
友「そうかもな」
オリジナル情報の起源は不明で、いったん手に入れたら後は仲間で共有、拡散
これはネット時代のメタファーに違いない
633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 00:58:58.20:cqrmBsigOこれはネット時代のメタファーに違いない
友「その子を喰う気は?」
寄生虫「ありません。気に入っていますし、なにより面倒です」
友「……そうか、ならいい」
寄生虫「……」
友「……」
寄生虫「……あなたを食べさせるかどうかは聞かなくていいんですか?」
友「別にかまわんぞ? できれば気持ちいい方が好きだが」
寄生虫「……本当に変な方ですね、あなたは」 うねうね
友「そうかもな」
寄生虫「他には?」
友「少しはあるが…まあいいや、面倒だ」
寄生虫「では寝ますか?」
友「ああ、これをくわえるんだな?」
寄生虫「ええ」 にゅる うねうね
友「ん……あ、そうだ……どうせなら媚薬にしてくれないか?」
寄生虫「いやです」
友「ちぇ……ん……ふぉふぁひゅひ…」
寄生虫「ええ、おやすみなさい」 ドピュル
友「んぶっ……んっ、んっ…」 コク…コク…
寄生虫「……」
友「…………すぅ……すぅ…」
寄生虫「………」 ちゅぷ
寄生虫「……」 うねっ
~5日後~
女「そろそろ来る頃ね…」
寄生虫「卵の方は準備万端ですよ」 うねっ
女「うーん…」 さすり
寄生虫「なんですか?」
女「あんまり実感わかないなって」
寄生虫「まあ、お腹が大きくなるわけでもないですからね」
友『おーい』
女「あ、きた……開いてるよー」
友『すまんが開けてもらえないか? 手がいっぱいだ』
女「はいはい…」
女「いらっしゃい」 がちゃり
友「や、すまんな」
女「わっ、すごい荷物ね……持つよ」
友「ありがとう……お邪魔する」
寄生虫「お待ちしておりました」 うねうね
友「やあ虫ケラ。今日は頼んだぞ」
寄生虫「お任せください」 うねっ
女「…おもっ……これ、なにが入ってるの?」
友「それは食料品だ」
女「三日分にしては多くない?」
友「そうなのか? 普段は自分で買わないからよくわからないんだ」
女「あっそ…」
女「そっちのリュックは?」
友「着替えとか…お泊りセットだな。いくら汚れても大丈夫なようにな」
女「なんだ、服ならわたしのを貸すのに」
友「みじめな気分になりたくはないのでな」
女「ん? どういうこと?」
寄生虫「まあまあ、あまり追い打ちをかけるものではありませんよ」 うにうに
友「虫ケラはやさしいな…」 なでなで ぬるぬる
女「はぁ……もういいからとりあえず荷物おいたら?」
友「うむ…」
女「荷物はあけなくていいの?」
友「後にしよう……あ、食料品で冷蔵庫にいれるものはたのむ」
女「わかったわ」
友「シャワーを借りていいか? 少々汗をかいたのでな」
女「いいわよ。好きに使って」
寄生虫「そのままでも結構ですけど」 うねうね
友「いや、少し濡れすぎてな…どうにも気持ち悪いのだ」
寄生虫「ははあ…ま、ごゆっくり」
友「うむ、なんなら一緒にはいるか?」
女「わたしはさっき入ったばっかりだから」
友「そうか…」
寄生虫「卵が孵化したら否応なしに一緒ですけどね」
友「それもそうだな。じゃ」
女「やだなあ…」
友「ふぅ……いい湯だった…」 フキフキ
女「あら、ずいぶん早い…って、服を着ろっ!」
友「邪魔になるかとおもって」
女「せめてタオルを巻けっ!」
友「いいじゃないか、減るものでもないし」
女「そういう問題じゃ…! …………むしろあれ以上減ったらなくなるわね…」 ボソッ
友「ん、最後のほうがよく…」
寄生虫「まあまあ。パンツはいりませんが服は着てください。体をひやしたら大変です」 うねっ
友「む、ではズボンはダメだな…ふむ、裸ワイシャツか…」
女「却下」
友「バスローブで我慢するか…」
女「早く着なさいな」
友「む……私がノーパンということは、そのワンピースの下は……!」
女「うっ……余計なことは考えんでいいっ」
友「…まあ、それもそうか」 きがえきがえ
女「ふぅ……」
友「…隙ありっ」 ばっ
女「やっ…」
寄生虫「きゃあエッチー」 にゅるん うねっ
女「……」
友「……」
寄生虫「…だめでしたか?」
女「気がそがれたわ……」
友「いや、エロいはエロかったぞ?」
寄生虫「面白いと思ったのですが……」
友「そもそもスカートめくりははいてなくては話にならんしな」 ぎゅっ
女「なんなのよ、それ……」
寄生虫「美学です」
友「まあ冗談はさておき、本題に入ろうか」
女「唐突ね」
友「もともと、そのために来たのだ。私の準備はもういいぞ」
寄生虫「わかりました。はじめましょう」
女「じゃ、とりあえずベッドに…」
友「君は手順をしってるのか?」
女「一通りは聞いたわ」
友「寝ればいいのか?」
寄生虫「いえ、まずこれをくわえてください」
友「またか」
女「また…?」
寄生虫「まあまあ……まずはゼリーをだしますので飲んでください」 うねうね
友「ゼリー?」
女「孵化した幼生が中に逃げ込むんだってさ」
寄生虫「ええ。胃液は痛いですから……はい、どうぞ」 うねっ
友「んむ……」
寄生虫「……胃までいれますよ」 にゅるる
友「んぐっ…んーっ……ぇっ…」
女「ちょっ…いったん抜いて」
寄生虫「しかたないですねえ…」 にゅる にゅる
友「うっ…ぉげっ……くっ…ふぅ……」
女「ね、大丈夫?」
友「…そこまではいるなんて……ぅ…聞いてない…ぞ…」
寄生虫「いいませんでしたっけ? 幽門近くに出さないといけないので入れないといけないんです」
女「言ってないわよ」
寄生虫「それは失礼。十分ほそいので問題ないと思ったのですが」 うねっ
友「……いや、ちょっと驚いただけだ…もう一度たのむ…」
女「無理はしないでね」
友「大丈夫だ」
寄生虫「じゃ、くわえてください」 うねっ
友「む…」
寄生虫「麻酔を出しますからのんで下さい」 とろっ
友「んっ…」 コクリ
女「なんで最初からやらなかったのよ」
寄生虫「いやあ、久しぶりなので忘れていたのです……いれますよ」 にゅるるるる
友「ぐ……」
寄生虫「……胃に入りました」 にゅるる
女「まだ入れるの?」
寄生虫「胃の奥ですから……ここですね」 ぴた
友「……」
寄生虫「ほら、ここが幽門です。わかりますか?」 つんつん
友「むっ……ぐうっ…」
女「やめなさいっ」
寄生虫「……ゼリーを出します」 ドビュルッビュル
友「う……」
女「大丈夫…?」
友「んむ…」
寄生虫「では抜きますね」 シュル、シュル
友「…ぅ……ぐ…」
寄生虫「後すこしです………はい」 ニュルン
友「うっ…けほっ……くっ…ふっ……」
女「……」 さすりさすり
友「…ありがと……口洗ってくる……ゲロ臭い…」
寄生虫「私たちもトイレに…触手切ります」
女「……あんまりふざけないで」 ぎりっ
寄生虫「あたっ…いやあ、すみません…つい…あっはっは」
女「はぁ……トイレだっけ?」
寄生虫「ええ」 うねっ
友「ふう……あれ?」
女「ごめん、まった?」
友「あ、いた」
女「トイレで触手流してたの」
友「そうか」
寄生虫「さ、続きをしましょうか」
友「今度はなんだ?」
寄生虫「お待ちかねの産卵ですよ」 うねうね
友「また胃まで犯されるのか?」
寄生虫「別に犯したつもりはなかったんですが……今度は飲み込むだけで結構ですよ」
友「なんだ…」
女「残念そうな顔をするなよ…」
友……
744:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:13:12.02:cqrmBsigO寄生虫「またこれの先っぽから出しますからくわえてください」 にゅう
友「まて、卵の大きさはどのくらいだ?」
寄生虫「ビー玉くらいですかね……ちょっと待っててください」 うにょんうにょん
女「あっ…なんかでてった……」
寄生虫「今のが卵です。普段はもっと小さいうちに流すのでわからないですけどね」
友「おめでとう。元気な赤ん坊だぞ」
女「それはできれば人間相手のときにいって欲しいな」
寄生虫「それにまだ生まれてませんしね」
友「それは失礼」
寄生虫「触手の中ほどをしごいてみてください」
友「ふむ………あ、これが卵か」 ぬるーり
寄生虫「ええ、先の方まで送りますね」 うにょんうにょん
友「よかった……大きくて喉につまったらどうしようかと思ってたんだ」
寄生虫「その時は私が直接胃まで突き落としてあげますよ」 うにうに
女「おい」
寄生虫「冗談です」
女「ま、いいや。私にも触らせて」
寄生虫「はいはい」
女「これが…」 きゅっ
寄生虫「私たちの第二子というわけですね」
女「ふーん……卵は見られないの?」
寄生虫「外気に弱いので…」
女「そっか…ありがと。もういいよ」
どんな形姿でも親心は湧くっつーことかね・・・あらあらうふふ
753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 22:30:48.11:cqrmBsigO寄生虫「では」
友「ん……」 はむっ
寄生虫「卵と一緒に粘液も少しでますが全部のんでくださいね」
友「ん」
寄生虫「産みます…」 ぬぬ にゅぷん とろり
友「…んっ……く…」 くぴり
寄生虫「……」 ちゅぷ
女「……」
友「ふぅ……」 さすり
寄生虫「…さあ、次のステップへ急ぎましょうか」
友「卵は勝手に胃で孵るから…教育か」
寄生虫「ええ」 うねっ
女「とうとうきたか…」
友「別に君はなにもされないだろ?」
寄生虫「そうですよ。別にいいじゃないですか」
女「でもなんかねえ」
寄生虫「というか、あまり時間がないので早く二人とも横になってください」
友「あ、ああ。わかった」 ぱたり
寄生虫「私が幽門にたどり着く前に孵化してしまったら壊れた人間の一丁あがりですからね」 うねうね
女「早くやって」
寄生虫「とは言え半時はかかりますから十分間に合いますよ……ん?」 くちゅり
友「んっ……そっちは前だ…」
寄生虫「失礼しました……こちらですね」 ぬぷり
友「ふあっ……」 びくっ
絶対わざとやってるだろwwwww
761:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/28(木) 23:16:17.46:cqrmBsigO寄生虫「いきますよー」 にゅるるる
友「ぐっ……深い……」
寄生虫「まだまだ…大腸に差し掛かったばかりですよ……っと」 ぬ ぬぬ
女「どうしたの?」
寄生虫「いえ、まあいわゆる障害物が……」 ぬぷ ぬるる
友「っ……」 カァァ
女「あれ? 顔赤いわよ、大丈夫?」
寄生虫「ほう…羞恥プレイは苦手ですか…」 にゅるる
友「くっ……そんなことは……んっ……ない…」
寄生虫「なんなら実況してもよろしいのですが……」 にゅるりる
友「……やめてくれ」
女「それはともかく間に合うんでしょうね」
寄生虫「それは大丈夫です。これも幼生の養分にしますしね」 にゅるんにゅん
友「んっ………くぅっ……ひっ……」
寄生虫「ふうむ……しかしこれは……」 にゅるる
友「……ぁ……なにか……?」
寄生虫「昨日の晩ごはんはなんでしたか?」 にゅるる
友「え? あ……や………あの…」
女「なんでそんなことを…」
友「…か……カレー……だ……」
寄生虫「うんこ食べてる最中にカレーの話をしないでください」
女「……」
友「…ぁ……ぅ………」
女「……ばか」
寄生虫「いやあ、一度いってみたかっただけなんですけどね!」 うねんうねん
友「あっ…やめっ……動く、なっ……!」
寄生虫「あ、すみません。照れ隠しです」 ぴたり
女「………あほだ」
友「…ん……ぁ……ふ……」
寄生虫「……小腸に差し掛かりました」 にゅるるる
女「……」
寄生虫「……お暇ですか?」 にゅるる
女「……若干」
寄生虫「退屈しのぎのお薬お出ししましょうか」 にゅるるる
女「どんな?」
寄生虫「ご自分の体にきけばよろしいかと」 にゅるるる
女「やめとく」
寄生虫「そうですか……それは残念です」 とろり
女「どうせエッチぃ薬つかうつもりだったんでしょ?」
寄生虫「ええ、まあ」 にゅるるる
友「…んっ………ん……」
友「…くぁ……ん……」
寄生虫「……着きました。保護用のゼリーをだします」 ビュルッビュル
友「うあっ……」
寄生虫「はい、とりあえず終わりです」
女「気分はどう?」
友「ん……ふふ、お腹が君のでいっぱいだ…」
女「…大丈夫みたいね……これからどうするの?」
寄生虫「孵化するまで待ちます」
友「なにかすることは?」
寄生虫「じっとしていてください。触手が抜けたり切れたりしたらおしまいですから」
友「わかった……それにしても…ん……ずいぶん長く入ったものだな…」
寄生虫「ええ、まあ。十二指腸の手前までいきましたからね」
女「ん……」 もぞり
友「うあっ!」 びくっ
女「あっ、ごめん」
友「……ん…かまわない。びっくりしただけだ」
寄生虫「引っ張るとあぶないですよ」
女「……気をつけるわ」
寄生虫「ああ、そうだ。いっそお二人で抱き合っていたらどうでしょうか」
女「え?」
友「ふむ…こうか?」 だきっ
女「ひゃっ……あっ…」
友「ずいぶん敏感だな…」 ふにふに
寄生虫「幼生は孵化してからすこし暴れますからね。ちょっと違和感や苦痛があるかもしれません」
女「ちょ……やっ…なんで……」
寄生虫「それで動いて触手が切れてしまったら大惨事です」
友「なるほどな……ほら、君も抱きしめてくれ」 ふにふに
女「あっ…ふぁ……うん…」 ぎゅっ
友「ふふ…」 ぎゅうっ
女「ふああっ…」
友「…敏感にもほどがあるな」
女「…あんた…なにかっ…した……?」
寄生虫「さて、なんのことでしょうか」
友「ふふ、したんだろ…」 ふにふに
寄生虫「ええ、まあ」
女「ちょ……あとでっ…やっ…あんっ……」
寄生虫「あんまり暴れないでください。触手が切れてしまいますよ?」
友「そうだぞ。私がどうなってもいいのか?」 ふにふに
女「…んっ…だったら……やめなさ…いっ…!」
寄生虫「……SなのかMなのかわかりませんね」
友「ふふ、さて…ん? あっ…!」 びくっ
女「…どうしたの……?」
寄生虫「生まれたようですね」
友「ぐっ……ああっ…中で…」 びくっびくっ
寄生虫「押さえてくださいっ」
女「うん! んっ……」 ぎゅうっ
友「うあっ……いっ……」
女「まだ捕まんないのっ?」 ぎゅっ
寄生虫「まだです。幽門を無理矢理抜けています」
友「くあっ…ひっ…がぁっ……!」
寄生虫「十二指腸にでました」
女「はやくしなさいっ」
寄生虫「それは幼生にいってください」
友「いぎ……ぅ……うあ…」
寄生虫「………捕まえましたっ」
友「やっ…ぐ…ああああああ!」
寄生虫「……おとなしくしなさいっ」 ビュルッ
友「あっ…いっ…く……はぁ……はぁ……」 ぐたり
友「…はぁ…はぁ……」
女「大丈夫?」
友「ああ……すごく痛かったけどな……ふふ」
寄生虫「いやあ、なかなか元気がよかったですね。うちの子がご迷惑をかけました」 とろっ
女「うちの子って…」
寄生虫「そうでしょう?」
女「まあそうだけどさ……あれ?」
友「……すぅ……すぅ……」
女「………寝てる?」 ゆさゆさ
寄生虫「どうやら幼生をおとなしくさせるのに使ったのが効いてしまったようですね」
女「大丈夫なの?」
寄生虫「ええ、しばらくしたら目を覚ますはずですよ」
女「そう……」 ぎゅっ
友「…すぅ……すぅ……」
女「あんなに痛そうなんて聞いてないわよ」 なで…なで…
寄生虫「言ってたら反対したでしょう?」
女「いや別に? この子がやりたいっていってるんだし」 なで…なで…
寄生虫「そうですか。少し意外です」
女「まあ、痛いくらいならね。死ぬようなことなら止めるけど」
寄生虫「……」
女「…そこんとこは大丈夫なんでしょうね?」
寄生虫「………ええ、まだ」
女「そ……信頼するからね」
寄生虫「まかせてください」 とろっ
友「……ん…」 もぞ
女「あ、おきた?」
友「あれ……私は寝ていたのか…?」
女「ええ、ぐっすりとね」
寄生虫「すみません。幼生につかったのが効いてしまったようで」
友「ん、かまわない。幼生の具合はどうだ?」
寄生虫「順調に育ってますよ。明日には寄生できるくらいにはなるでしょう」
友「そうか。楽しみだな…」 さすり
女「言葉は話せないの?」
寄生虫「人間と交信できるのはまだまだ先ですね。これ、なかなか難しいんですよ?」
女「まあ、テレパシーって時点でもうよくわかんないけどね…」
女「気分はどう?」
友「お腹がすいたな」
寄生虫「あったものは幼生の餌にしましたからね」
女「じゃ、ご飯にしよっか」
友「うむ」
女「これじゃ動きにくいからもう少し伸ばしてくれる?」
寄生虫「引っ掛けないでくださいね」 にゅるるる
女「わかってるわ……立てる?」
友「ああ」 むくり
女「よし……それにしても」
友「なんだ?」
女「予想以上に間抜けな恰好ね…」
友「……まあな」
友「あ…」
女「なあに?」
友「…トイレに行きたい」
女「……もう少し伸ばせる?」
寄生虫「強度が心配です」
友「一緒に入るしかないな」
女「う…」
友「私のほうが恥ずかしいんだぞ?」
寄生虫「まあ、三日の辛抱ですから」
女「………はぁ」
友「そうだ、そっちを持って…」
女「はいはい…」
友「このままでは引っ掛けてしまうからな」
寄生虫「私はかまわないのですが…」
女「だまれ」
友「あの……」
女「ん?」
友「…そんなに見られるとしずらいのだが……」
女「あっ…ごめん……」
友「すまない………ん…」 ちょろ
女「……」
友「……ぅ……」 じょぼぼぼ
女「…ぁ……」
友「……んっ…」 ちょろり
女「……」 もじもじ
友「ぅ……」 ぴちょん
女「……」 もじもじ
友「……そんな恥ずかしそうにするな…」
女「や…だって…」
友「…こちらまでなんだか恥ずかしくなる……」 ふきふき
女「あっ…ごめん……」
寄生虫「やれやれ、先が思いやられますね」
女「…だまれ」
寄生虫「言って置きますがあなたも同じことするんですからね」
女「え、だっていつもは……あ…」
寄生虫「ま、浣腸プレイがしたいなら別ですがね」
女「じゃあどこから…」
寄生虫「尿道からですね」
女「げ……」
友「ほう…」
寄生虫「しかも二人分」
女「う…」
友「それはそれは…」
寄生虫「水はたくさん摂ったほうがいいですよ」
女「うう…」
友「ま、しっかり見ててやるからがんばれ」 ぽん
女「あんたのせいだっ」
友「……ごちそうさま」
女「結構たべたわね。案外あの量で正解だったかも」
寄生虫「最初はたくさん栄養が必要ですからね」
友「私のはどうなってるんだ?」
寄生虫「今は体を動かせない状態にして養分を与えています」
友「そうか」
寄生虫「きわめて順調ですよ」
女「そ。よかった」
友「さて、腹も満ちたし…」
女「なにをしようかしら」
友「風呂かな。汗かいたし」
女「二人で入るとすこしせまいわね」
友「それがいいんだろうが」
寄生虫「ですね」
女「……」
友「さて」
女「…やっぱり交互に浸からない?」
友「大丈夫。先に入ってくれ」
女「…はいはい」 ちゃぷ
友「よし…それで……こうすれば…」 ちゃぷり ぎゅ
女「や…」
友「意外とはいれるものだろう?」
女「すごく狭苦しいわ…」
友「そうか? 私は居心地がいいぞ?」
寄生虫「うう…この触手さえ自由になれば……」
女「なにする気よ……」
友「ナニだろ」
寄生虫「ナニです」
女「……あんた等は…」
寄生虫「ああ…すてきな女体があるのに……」
女「だまれ」
寄生虫「うぅ…」
友「……なあ、聞いてほしいことがあるんだ」
女「なに? 急にあらたまって…」
友「…無事に私の寄生虫が育ったらさ」
女「え、ええ……」
友「………一緒にたくさんたくさん触手プレイしようなっ」
女「一人でやれ!」
友「えー」
寄生虫「えー」
おわり
>>916
え?
924:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:31:57.40:s9k9QrhR0え?
>>916が見えない
929:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:34:33.84:pAFgv6Ah0>>916
乙。面白かったよ
931:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:37:42.14:e5mKhzG4O乙。面白かったよ
女も友も無事でよかった…乙!
932:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:38:06.16:LD1Jta2o0乙
最初グロものかと思ってスマン
934:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:39:36.83:FSIjFvUkO最初グロものかと思ってスマン
本人もわりと中途半端な気分だけど、これ以上は書く気力がない
友の寄生シーンとか
女のゼリー放尿とか
友から触手引き抜くとことか
キスだとか
レズだとか
キスしたら口から触手がでてきて食道ファックとか
触手の感覚を宿主につたえて挿入しあったりとか
うねっ、とか
他の変態プレイの数々を期待してた人は超ごめん
ほんとごめん
やっぱりごめん
でもおしまい
うねっ
935:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:41:00.19:enkKRp3N0友の寄生シーンとか
女のゼリー放尿とか
友から触手引き抜くとことか
キスだとか
レズだとか
キスしたら口から触手がでてきて食道ファックとか
触手の感覚を宿主につたえて挿入しあったりとか
うねっ、とか
他の変態プレイの数々を期待してた人は超ごめん
ほんとごめん
やっぱりごめん
でもおしまい
うねっ
>>934綺麗でよかったと思うよ
まあ、また気が向いたら書いてくれ
949:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:52:33.14:rgBCG13d0まあ、また気が向いたら書いてくれ
乙 ← くねくね
951:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:55:17.22:ITmaKj6f0乙 始めて触手いいなと思ったよ
953:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:56:54.10:koP+udonO乙くねっ
955:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 23:57:48.69:00+iIFMA0乙 ←これは乙じゃなくて触手なんだからね!
- 笑うカイチュウ (講談社文庫)
- 藤田 紘一郎
- 講談社 1999-03-04
- おすすめ平均
- 回虫に対する熱意が伝わる
- 虫と糞のコラボレーション
- 寄生虫への愛が毛穴からあふれている
- 寄生虫がよくわかる
- 寄生虫のことを知ってもらおうとする熱意が感じられる
by G-Tools , 2010/10/31
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