2023年11月28日 12:00 【モバマス】松尾千鶴「泰葉ちゃんが等身大裕美ちゃんドールを抱きしめてる」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:23/11/27(月) 18:54:49 :iQ0a ドンッ(泰葉マンションを訪ねてきた松尾千鶴)ドンッ(等身大関裕美人形)ドンッ(玄関先でそれを抱き抱えてる岡崎泰葉) 読む →
2023年08月24日 12:00 【モバマス】白菊ほたる「路線変更?」P「うむ」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:23/08/23(水) 16:33:40 :hyw5 P「おーいほたる。今度のライブ用の新衣装、出来上がってきたらしいぞ」ほたる「わ、ほんとうですか!!」P「ははは目をキラッキラさせてるな、よしよし」ほたる「だ、だって毎回本当に素敵な衣装を用意してくださって。私、たのしみで」P「デザイナーさんも今回は自信作だと言っていたな。試着室に用意してあるから早速着て見なさい」ほたる「はい!(びゅーん)」・・・ほたる「ギャーー!?」 読む →
2023年03月23日 19:30 【モバマス】岡崎泰葉「悪役令嬢?」 関裕美「うん」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:23/03/23(木) 10:08:37 :LWYh 岡崎泰葉「誰が」関裕美「私が」白菊ほたる「裕美ちゃんは悪役なんかじゃないです」松尾千鶴「良い子オブ良い子だもんね」泰葉「たまに人の話聞かないけどね」千鶴「そして暴走するね」裕美「一言も言い返せない」 読む →
2023年03月08日 21:00 【モバマス】P「青森でも!」工藤忍「通用するし!?」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:23/03/07(火) 21:16:03 :L5Hq 工藤忍「アタシ、頑張るから……絶対頑張るから! 夢を叶えるために……プロデューサー、協力してください!」頭モジャモジャのプロデューサー(以下P)「よォし解った任せとけ。僕ァ君を絶対アイドルにしてみせる」忍「プロデューサー……!」P「というわけで来週から僕と一緒に青森で仕事してもらう」忍「うん解った青森で……青森ィ!?」 読む →
2023年01月12日 15:35 【モバマス】ほたる「プロデューサーさん、泰葉ちゃんにお年玉をあげてください!」裕美「さい!!」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:23/01/11(水) 20:15:34 :f4KU :~12月某日13時・プロダクション女子寮~裕美「千鶴ちゃーん、窓拭き終わったー」ほたる「玄関の拭き掃除も終わりです」松尾千鶴「お疲れさま。それじゃこれで3人の部屋は大掃除終わりだね」岡崎泰葉「よかった、結構余裕を持って終わったね」千鶴「私たちあまり散らかすほうじゃないし、何より4人がかりだったものね」ほたる「大きな家具とかも簡単に動かせるから、すごくはかどりました」裕美「確かに確かに! ……それにしても」泰葉「どしたの?」 読む →
2022年11月30日 12:00 【モバマス】社長「新社屋は全館禁煙にしようとおもう」 P「なんだと」 ちひろ「なんだと」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:22/11/29(火) 20:53:08 :wPD8 :~某芸能プロダクション社長室~プロデューサー(以下P)「プロダクションのビルを新築する? 」千川ちひろ「はあ、なんでまた」社長「なんでって君らのおかげで事業が滅茶苦茶でかくなったからだよ。アイドルも160人近く居るし、この雑居ビルじゃいい加減狭いでしょうよ」P「まあ、確かにそりゃそうですね」ちひろ「プロダクションに来たアイドルたちも居場所がなくて、プロデューサーさんのデスク周りにたむろしてたりしますもんね」P「森久保くんなんか余程居所に困ってんのかいつも森久保Pの机の下に居たりしますね、そう言えば」ちひろ「机の下友達もできてなんだか楽しそうですけどね」 読む →
2022年11月01日 07:00 依田芳乃『失せ物は其方と』 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:22/10/31(月) 08:48:06 :Sk8c ある秋の日。依田芳乃とプロデューサーの曲がりくねった旅の発端は、ほんの些細な出来事を装って現れた。 いつものように事務所でお煎餅を食べていた依田芳乃が、不意にキョトンとした顔で手を止めたのである。「どうしたんだ、芳乃」「どうやら失せ物を探さねばななぬようですー」 聞いてみたら神妙な顔をしてそう返され、プロデューサーは驚いた。彼が知る限り、依田芳乃はアイドルになって以来余程の事がない限り自分から物探しを始めることはない。彼女は常に誰かに請われて初めて失せ物探しを始めるのだ。 読む →
2022年10月09日 19:30 【モバマス】池袋晶葉「10年後カメラ」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:22/10/08(土) 18:07:52 :QULF 松尾千鶴「10年後カメラ?」池袋晶葉「そう。これこそが私の新たな発明、10年後カメラだ!!」ライラさん「おー?」千鶴「私の目には正直、ただの古いごついカメラとしか見えないんだけど……」ライラ「一眼レフ、というのでございますですねー」千鶴「コニ……コニカって書いてあるね」晶葉「ウサミンちに風呂釜を修理しに行った時に、このカッコイイカメラを見つけてな。壊れているって言うから貰って来たんだ」千鶴「なんか古いものいっぱい持ってるよね、あの人」ライラ「昔の事もいっぱい知っていますです、はい」 読む →
2022年08月08日 18:00 岡崎泰葉「ラジオ体操第一」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:22/08/08(月) 16:21:11 :Kx9i 夏休みが始まり、斉藤洋子の発案で女子寮で暮らすアイドル向けにラジオ体操を始めることになった。 女子寮前の駐車場で朝食前にラジオをかけて、任意参加でラジオ体操第1第2をやるのである。 アイドルといえば忙しい身、夏はビールがおいしいのよねと深酒して朝寝を決め込む悪い大人もいる。乗り気でないものも多い中、ひとり岡崎泰葉は大変に乗り気であった。「カードくれるんですよね? スタンプ押してくれるんですよね? 本当に?」 開始前からそわそわと、スタンプカードを待ちきれない有様である。 読む →
2022年05月15日 21:00 【モバマス】ほたる「ウサミンと」 菜々「スマイル!!」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:22/05/15(日) 16:49:38 :x0Qw ~ある雨の日~ザアアアアアアアアア……安部菜々「わあああああ」白菊ほたる「わあああああ」菜々「わあん突然こんな降ってくるなんてえ」ほたる「痛い!雨粒が痛いです!!」菜々「ほたるちゃんダッシュです! もうすぐナナのアパ……じゃなくてウサミ……ええいもうアパートに着きますからね!!」ほたる「はい! (ビューン)」菜々「わああ十代の瞬発力についていけなーい!」ほたる「何言ってるんですか、安部さんだって十代じゃないですか(快速)」菜々「ひい、ひい、まあそれはそういうことになってるんですけどぉ……あ、ほらほらあれです。あの建物がウサミン星!!」ほたる「あの築40年ぐらい経ってそうな二階建てアパートですね!?」菜々「その通りだけどもうちょっとオブラートに包んでください。二階の角です(階段登り中)」 読む →
2022年01月22日 07:00 白菊ほたる「茄子大神はなんの神」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:22/01/21(金)14:56:47 :sFaA ○年の瀬/東京・某芸能事務所P「……というわけでこれが新春に向けた茄子の新衣装[ひかり・満ちるとき]だァーッ!!」鷹富士茄子「じゃーん(衣装着てくるり)」白菊ほたる「わあ、わああ……(ぴょんぴょん)」茄子「ふふふほたるちゃん落ち着いて、落ちついて」ほたる「だって、すごい衣装です。すごいきれい、すごいすてき……」茄子「もー。大げさですよ♪」P「いやいやほたるは決して大げさじゃない。似合ってるぞ茄子」茄子「ふふ、ありがとうございます」 読む →
2021年12月03日 22:30 【モバマス】白菊ほたる「メリーに行こうよ」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/12/03(金)20:52:09 :pIJS ○12月上旬・某芸能プロダクションP「えー、そういうわけで今年のプロダクション10周年記念クリスマスライブでサンタやってくれる子を募集する」岡崎泰葉「サンタ?」P「そうサンタ。ライブ前にサンタコスを着て、会場の入り口でプレゼント配ってもらう」泰葉「ということはサンタの子たちはライブ前に着替えとメイクやり直さないといけないわけですよね。そういうのこの時期に言い出すのってどうなんですか」P「仰ることはもっともなんだが、社長が突然ティンと来たもんだからさ」泰葉「うわあ」松尾千鶴「社長さん、時々ティンと来ちゃうんだよね」白菊ほたる「ティンと来たなら仕方ないですね」関裕美「唐突だけど、絶対当たるんだもんなあ」 読む →
2021年09月11日 15:00 【モバマス】白菊ほたるスーパートップアイドル伝説 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/09/11(土)13:10:14 :xUMh P「いやあほたる君。ウチの事務所によくきてくれたねえ待ってたよぉ」ほたる「あ、ありがとうございます」P「ウチの事務所は見ての通り出来たばかりだけど、ちひろさんはがめついし僕ぁこれでも敏腕Pで通ってるんだ」ほたる「はい」P「だから君には大船に乗ったつもりでね! うちの事務所のアイドル第一号として全力を尽くして欲しい!!」ほたる「……」P「どしたの黙っちゃって」ほたる「その、隠しておくのは、フェアじゃないと思うので」P「うん?」 読む →
2021年08月14日 19:30 【モバマス】ロボかた。 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/08/14(土)16:21:38 :qOiN プロダクションの受付にコンパニオンAIを導入することになり、岡崎泰葉が声と外見データを提供することになった。 幅広い年代に馴染みがある親しみやすい存在感と尖ったところのない普遍的にかわいらしい外見、演技経験の豊富さからの判断だ。 身体や声のデータをサンプリングしつつ、対話形式でAIに対人対応を教育するのも泰葉の仕事だ。 自分と同じ顔のAIに演技を指導するのは妙な気分だが、乾いた土が水を吸うように伸びる相手を指導するのは楽しいことだ。 自然指導にも熱が入り、AIはその完成度をぐんぐんとあげていく。 実際、AIの教育は上手く行っていると思われていた。 だが、しかし。 読む →
2021年06月28日 19:30 【モバマス】フレデリカ「台本を」泰葉「ぶっとばせ!」りあむ「!?」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/06/28(月)17:57:50 :r0Oh スタッフ「では、お2人の控え室はこちらになります」宮本フレデリカ「ワオ! 結構ひろーい!!」岡崎泰葉「本当。これ、普段大御所さんが入る部屋じゃないですか?」スタッフ「こちらの手違いで、かなりお待たせすることになってしまいますし、せめてものお詫びということで、ひとつ」泰葉「夢見さんは別コーナーの撮影で1時間後の到着でしたっけ」フレデリカ「シンウチは遅れて来るって奴だね!」泰葉「言葉としては解るんですが、それ真打ちで合ってましたっけ」フレデリカ「ううん、知らない!」泰葉「そうだろうと思いました」 読む →
2021年06月17日 19:30 【モバマス】黒猫ほたる顛末記 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/06/17(木)16:56:53 :uHFJ 「大変だよ、みんな大変だよ!!」 関裕美が血相変えて千鶴と泰葉のもとに飛び込んでくる。 どうしたのと首を傾げるふたりに、裕美は驚きの事態を告げる。「ほたるちゃんに、猫耳が生えたんだよ!!」 いやそんな馬鹿なと取り合わない千鶴と泰葉の眼前に、すぐさま証拠が付きつきられた。 すなわちネコミミぷるぷる震わせて不安そうな顔したほたるが、裕美の後ろからぴょこんと顔を覗かせたのである。 読む →
2021年05月20日 21:05 【モバマス】アイドルレッスン禁止令 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/05/20(木)19:47:28 :NS4c 〇日曜の昼下がり/とある芸能事務所P「いやあ突然呼び出しちゃってすまんねほたる君。さ、座って座って」ほたる「はい、ありがとうございます(ちょこん)」P「お茶でもいれようか?」ほたる「あ、あの、お構いなく。さっきレッスン終わりにたくさん水分取りましたし」P「そっかあ、レッスンがんばってるかあ」ほたる「はい、レッスンがんばってます!」P「そうかあ……」ほたる「?」 読む →
2021年04月02日 17:30 【モバマス】「#ところで#LIVEバトル#何」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/04/02(金)10:51:28 :rShT P「大変だほたる! 事務所が、事務所がなくなってしまった!!」白菊ほたる「エイプリルフールにしても悪趣味ですよプロデューサーさん。そんな趣味の悪い冗談言ってると泣きますよいいんですか」P「いや、冗談でもエイプリルフールでもないんだなこれが」ほたる「じゃあ本当に倒産……? また私の不幸の撃墜マークが増えてしまう!?」P「撃墜マークなんかつけてたのか」ほたる「いえそれは言葉の弾みですが、でも倒産……うわあん、今度こそ大丈夫だと思ったのに」P「それが倒産でもなくてだな。ほらみろ」事務所だった場所(ドドーン)ほたる「物理的に無くなっています!?」 読む →
2021年03月07日 22:30 白菊ほたる「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/03/07(日)20:50:15 :kCT 集中すると周りが見えなくなるのは、私のわるい癖かもしれません。 『これだ!』というものが見えたが最後、私の目にはそれしか映らなくなってしまうのです。 止まるのも戻るもの、引き返すのもぜったいだめ。 とにかく『それ』だけを追い求めて、人の助言もろくすっぽ聞こえなくなってしまうのです。「ほたる、知っているか」 あの日パスタ屋さんで、私のプロデューサーさんが何気なく口を開いた時もそうでした。 私の前にはトマトのパスタ、プロデューサーさんの前にはシンプルなオイルのパスタ。 プロデューサーさんは、そのパスタの皿を指して、こう言ったのです。「このパスタはな、別名を『絶望のパスタ』と言うんだそうだ」 ……と。 読む →
2021年02月12日 22:00 【モバマス】岡崎泰葉「チョコレート・ジャーニー」 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:21/02/12(金)18:33:25 :7rN ○2月13日(土)15時過ぎ/関東某所・ド田舎無人駅前ほたる(ポカーン)裕美(ポカーン)千鶴(ポカーン)黒塗りの高級外車(ドドーン)運転手「松尾千鶴様、関裕美様、白菊ほたる様。お迎えにあがりました(深々)」泰葉「どうしたのみんな、早く乗りなよ」千鶴「いやいや。いやいやいやいや」裕美「どうしたの、このお車」泰葉「電話できるとこまで歩いてね。幸いお財布にカード入れてたからコンシェルジュさんにいろいろ手配してもらった」ほたる「こんしぇるじゅ?」泰葉「いやあ、年会費払っといてよかったなあ……このあと飛行機と向こうの宿も決めてあるから。早く早くカモンカモン」千鶴「いや、早く早くったって」ほたる「どうしよう、泰葉ちゃんが凄いテンションです」裕美「うーん」 読む →
2020年12月21日 21:00 【モバマス】聖夜と泰葉と11人 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/12/21(月)17:06:48 :PSu 〜12月24日早朝/某高級マンション・岡崎泰葉の部屋前〜???「メリークリスマース(ノックノクック)メリークリスマース(ノックノクック)」岡崎泰葉「誰ですか朝っぱらから人の部屋の前でメリクリメリクリ言ってるのは(ガチャ)……あれっ」イヴ・サンタクロース「おはようございます〜。朝からほんとごめんなさい〜」泰葉「どうしたんですかイヴさん。確か今日は1日お忙しいって話だったような」イヴ「はい。サンタ本番ですからね〜。本番前にちょっと立て込みそうな泰葉ちゃんの所に先に来させていただいたんです」泰葉「はあ……あの、あと」イヴ「はい?」泰葉「なんだか廊下が騒がしくないですか? ひょっとしてここに来るの見られたとか」イヴ「ふふふ大丈夫ですよ〜。ちゃんと変装して来ましたし、早い時間だから廊下には私しかいません〜」泰葉「えっ、だって人影がたくさん……わあっ!?」イヴ・サンタクロース1「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース2「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース3「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース4「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース5「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース6「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース7「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース8「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース9「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース10「メリークリスマース!!」イヴ・サンタクロース(代表)「ね〜? 私だけでしょう〜?」泰葉「帰ってください」 読む →
2020年12月15日 07:30 【モバマス】あの日の月を仰ぎ見て 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/12/14(月)23:49:44 :L0g 5歳の子供の将来性を、誰が正確に査定できるだろう。 俳優プロダクションで長年プロデューサーとして子役に携わり、その方面ではちょっとした目利きだと自負している僕ではあるが、もちろん完璧にはほど遠い。 ルックス、物覚え、人見知りはしないか、集中力はどうか、カメラに怖じることはないか。 両親の方針はどうか、そもそも本人の意欲は? 事前にある程度の『選別』を行うことはできるが、それだって今この時のハズレを減らすことができるだけで将来を見越すには至らない。 子供は変わる。 そして子供を取り巻く環境もまた変わるものだ。 読む →
2020年12月07日 23:30 岡崎泰葉(6歳)「安部菜々さん、17歳ですか?」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/12/07(月)22:18:33 :Itf 〜岡崎泰葉6歳の冬/某劇場搬入口付近〜マネージャー「さあ、着きましたよ岡崎さん。ここです」岡崎泰葉(6歳)「こんどの公演は、ここで?」マネ「ええ。実際の公演開始は来月の事になりますけどね」泰葉(6歳)「わたし、いっぱいれんしゅうします!」マネ「お願いします。岡崎さんは今回初の主演ですからね」泰葉「……(キョロキョロ)」マネ「……どうしました?」泰葉「……あの、おおきいなあって」マネ「都内ではさほど大きい方ではないですね。それより、あまりキョロキョロ見てはダメです。皆仕事中ですから」泰葉「は、はいっ」 読む →
2020年11月22日 18:00 【モバマス】白菊ほたる「茄子さんが遅刻しました」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/11/22(日)15:25:31 :gPJ P「ええっ、茄子が遅刻!?」ちひろ「物珍しげな顔で『私、赤信号で止められたのって初めてです』とか言ってた茄子ちゃんが遅刻!?」ほたる「駅に着いたら必ずホームに目当ての電車が居るから乗り損なったことのない茄子さんが遅刻!?」茄子「もう、みんな私の事を何だと思ってるんですか」P「商店街の福引きから出入り禁止になったアイドル」茄子「た、確かにそういうこともありましたけど」ちひろ「一緒に宝くじを買いに行って欲しいアイドルナンバーワン」茄子「その件は以前はっきりお断りしたはずです」ほたる「茄子さんは努力家で周りの人を暖かい気持ちにしてくれる、とっても優しいお姉さんです」茄子「ほたるちゃんは後でハグさせてくださいね」ほたる「へあっ!?(///)」 読む →
2020年10月23日 21:00 岡崎泰葉「魔物はそこに居た」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/10/23(金)17:53:36 :tZL 〜20時15分/女子寮・関裕美ルーム前〜泰葉「裕美ちゃーん(ノックノック)裕美ちゃんいるー?」裕美「はーい?(ガチャ)あ、こんばんは泰葉ちゃん……って、え、なにそのおっきな袋」泰葉「こんばんは裕美ちゃん。なんとこれ、中身はリンゴなんだ(カパッ)」裕美「ほんとだ、袋の中いっぱい全部おりんごだ……! え、どうして」泰葉「実は出先の駅で、リンゴ満載の大八車を牽いた辻野さんに出くわして」裕美「なにしてるのあかりちゃん……!」泰葉「売れないと大変だって言うし、モノも良いかなら買ったんだけど、この量抱えてマンションまで戻るのはちょっとキツいかなあと」裕美「それで寮に来たんだ。泰葉ちゃんのマンション、ちょっと遠いもんね」泰葉「うん。それでお裾分けついでに今日は裕美ちゃんの部屋に泊めてもらえたらなあって」裕美「そういうことだったんだ」泰葉「そういうことだったんだよ。ね、お願い」裕美「いいけど、ちょっと狭いかも」泰葉「散らかってるの? 気にしないよちょっとぐらい」裕美「散らかってないもん! まあ、上がって?」泰葉「うん、おじゃましまーす」 読む →
2020年09月03日 23:00 【モバマス】本田未央「私達の5分前仮説」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/09/03(木)20:10:50 :cO5 :〜ある夜/某芸能プロダクション〜未央「(ガチャ)プロデューサー、たっだいまー!」P「おう、帰り……って、あれ?」未央「あれ? はこっちだよ。可愛いアイドルがお仕事終えて戻って来たのに、なんで首を傾げてるの。お疲れさま、よく頑張ったねくらい言ってくれてもいいんじゃない?」P「いや、今日は上がりが遅くなるから、出先から直帰できるように車手配してあったろ。なんでわざわざプロダクションに帰ってきたの」未央「なんではひどいなあ。誰かさんがひとり寂しく残業してると思ったから、差し入れ持ってきてあげたのに。ほら、飲み物とサンドイッチ」P「おっ、その袋は万世のカツサンド!!」未央「へへへ、現場近かったからね。はい。プロデューサー好きでしょこれ」P「ありがとう大好きです……しかし俺が残業してるってよく解ったな。誰も残ってなかったらどうする気だったの」未央「えっ、プロデューサー毎日午前様じゃない」P「なんで知ってるの!?」未央「ちひろさんが愚痴ってたから。『もう、無理矢理有給取らせちゃおうかしら』って」P「おお、似てる似てる怖い怖い」未央「ふふーん、未央ちゃんは演技派アイドルですから……で、『また』お仕事なの?」 読む →
2020年08月06日 21:00 【モバマス】辻野あかり「辻野あかりももんご」りあむ「語呂悪っ!?」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/08/06(木)20:30:53 :16r 【某芸能事務所・休憩室】電話中の辻野あかり「あー、うん。確かに私もそのふたつならそっちだと思う」あかり「うん。好きだよおいしいし……うんうん、早い方がいいと思うんご」あかり「私もアイドルになると決めたら早かったから! そう! りんごろうさんも剛速球で投げてるし」あかり「大丈夫やわらか素材だから。うん、うん。あやー、それ言われると困っちゃうんご。気をつけます……うん、うん。解った。それじゃね!(プチッ)」事務所のソファでダラダラしてた夢見りあむ「おつかれー。電話終わった?」あかり「あっ、りあむさん居たんですね」夢見りあむ「最初っからいたぞ? あかりちゃんが休憩室に入ってきて電話始める前からな?」あかり「あやー、ごめんなさい、ちっとも気が付かなくて」りあむ「自分で言うのもなんだけどこんな派手なものに気が付かないなんてありか? 実はぼくハブられてる?」あかり「そんなことないです! りあむさんは私の大事な同僚で目標でお友達んご。まあメンタル弱いしすぐ調子のるくせに気にしいだし服がだらしないのはちょっとどうかと思うけど。レッスンの時とかなんかいろいろばるんばるんしてこぼれ落ちそうだし」りあむ「いいかあかりんご? 最初にけなしてからほめるのと、ほめてからけなすのだと、同じこと言っても後者のほうがけなし文句が強調されて聞こえるんだぞ? ぼく傷ついたからな?」あかり「す、すみません! 大事なのは本当だから! 目標にしてるから!」 読む →
2020年07月25日 00:15 高森藍子「ほたるちゃんの翼」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/07/24(金)21:21:22 :hcO 〜某芸能プロダクション・夏休みの昼下がり〜関裕美「たた、大変だよプロデューサーさん!!(ドアバターン)」P「どうした突然」裕美「あの、なんていったらいいのか、あのね? まずほたるちゃんが、次にほたるちゃんが、とにかくほたるちゃんが(アワアワ)」P「落ち着け落ち着け。経過を全部説明しようとしなくていいから。結果だけ言ってくれればいいから。な?」裕美「う、うん(深呼吸)あのね? 驚かないでね?」P「ああ」裕美「ほたるちゃんが気絶して医務室に運び込まれたの!!」P「——そうか解った、すぐ行く。知らせてくれてありがとうな」裕美「ううん」P「マストレさんからも体調が悪いという話は聞いていなかったが……大丈夫。あわてなくても医務室のスタッフと相談して、すぐ専門のお医者さんを呼ぶからな」裕美「おおおお医者さんは絶対呼んじゃだめー!?」P「えええなんで」裕美「とにかく早く行ってあげて! 私たちじゃもう、何をどうしたらいいんだか」P「わ、解った。解らんが解った。すぐにいく」裕美「急いでだよ! 走ってだよ!!」P「わかった。わかったって(走って退場)」裕美「ほんと急いでね!? ……ああもう、どうしてほたるちゃんがあんなことに……!!」 読む →
2020年07月19日 00:05 【モバマス】千鶴と泰葉のひみつ会議 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/07/18(土)23:38:26 :rOM 【某月某日・某芸能事務所地下倉庫】松尾千鶴「し、失礼しまーす(ドアガチャー)」千鶴「……誰もいない」千鶴「おかしいな。この手紙には確かに、大事な話があるからこの時間に待ってるって」千鶴「というかこの手紙、差出人の名前が書いてないけど一体誰が私を……ハッ!?」千鶴「よく考えると差出人も解らない手紙でノコノコ来ちゃった私ってかなり迂闊なのでは!?」千鶴「わあん、なんだか今更怖くなってきた! でももしちゃんとした用事だったらすっぽかすのも悪いしどうしよう! 不安!」???「ふふふ、予想以上の本音垂れ流しっぷりだね、松尾さん」千鶴「ハッ、誰!?」 読む →
2020年05月24日 09:05 辻野あかり「餃子にさらわれて」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/05/24(日)08:20:25 :l07 ○5月某日/都内某所ライブハウス・地下アイドルの現場ステージ上の辻野あかり『みなさーん!! 今日は来てくれてありがとうございまーす!!』観客席の夢見りあむ「ひゅー! あかりちゃーん!!」観客席の砂塚あきら「りあむさん、そろそろ来ますよ!」りあむ「あ、ほんとだ! ゲットしないと!な!」辻野あかり『それじゃいきますよー、それーっ♪』あきら「#反対側」辻野あかり『今度は逆の方向に……それーっ♪』りあむ「うわあん届かないー!!(ぴょんぴょん)」あきら「えいっ……やった、取った!!」りあむ「くそう、低身長高バストのこの身体が憎いー(ぴょんぴょん)」あきら「何故そこで自慢を混ぜるんですか……ほら、りあむさんの分」りあむ「あきらちゃんありがとう! はー、尊み。天使か?」あきら「そういうのいいから(///)」辻野あかり『みなさんナイスキャッチです♪ ゲットしたひともそうじゃないひとも、私とそいつらを見たら山形りんごのことを思い出してほしいんごっ♪』りあむ「まあぼくら今晩寮で会うけど!な!(フンス)」あきら「迂闊なこと口走らないでくださいよ!?」 読む →
2020年05月11日 22:30 【モバマス】昨日と明日をつなぐ旅【松尾千鶴/岡崎泰葉】 元スレ 全てのレス 1:◆cgcCmk1QIM:20/05/11(月)17:33:31 :UIc ○プロローグ・二月末日/松尾千鶴は夢を見る『千鶴。おい、聞いているのか千鶴』 忘れられない夢ってありますか。 繰り返し見る夢ってありますか。 将来の希望とか幼いころの目標とかじゃなくて、夜見る夢の話です。 朝目覚めたら途端に不確かになって消えちゃう普通の夢じゃなく、見ればすぐにあの夢だと解るような。 起きた後も印象深く覚えていて、ちくちくと古い思い出を刺激するような夢が、皆さんにもありますか? 私には、そういう夢があるのです。『千鶴、おい、聞いているのか千鶴』 幕開けはいつも、私の背中に飛んでくるそんな言葉。 そう、それはあのころの夢。 まだ私が、松尾千鶴が福岡でアイドルをしていたころの夢。 場面はいつも決まってライブバトルの前。 これから福岡担当のエリアボスとして東京の事務所のアイドルたちと対戦する、その直前。 あれは私にとって思い出深いライブバトルでしたから、繰り返しあの日を夢に見るのも、仕方がないことかも知れません。 ——思い返すに、私はたぶん歴代で一番態度の悪いエリアボスだったでしょう。『私と対決したいの? まあいいけど』 態度からしてやる気なし。『ふぅん。楽しかったの? それなら、良かったですね。さよなら』『はい、おめでとうございます。それの何が不満なの?』 なんて、冷たい態度で相手の勝利を茶化したりなんかして。 読む →
2020年04月19日 11:05 白菊ほたる「しあわせ警報発令中」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/04/19(日)10:26:25 :8IN ○某年4月18日/某芸能事務所白菊ほたる「き、今日からこの事務所でお世話になる、白菊ほたるです! よろしくお願いします!」関裕美「あ、プロデューサーさんが言ってた新人さんだね」ほたる「は、はい」裕美「私は裕美。関裕美。まだデビュー前の研修生だよ」ほたる「関さん……よ、よろしくお願いします」裕美「裕美でいいよ」ほたる「……あ、ありがとうございます、裕美、さん」裕美「今の間はなあに?」ほたる「きっ、気にしないでください」裕美(じっ)ほたる「ほ、本当になんでもない、ので……」 読む →
2020年02月19日 22:45 白菊ほたる「ずびねす、春の背伸び祭り」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/02/19(水)22:16:42 :9bM ○都内某所・事務所近くのカフェ関裕美「はあ、おねえさんぽくなりたいなあ」松尾千鶴「どうしたの、突然」白菊ほたる「もう既に裕美ちゃんの姉力はかなりのものだと思うんですが」岡崎泰葉「姉力って何」ほたる「そう、あれは私が冷たい雨の中に駆け出してさまよっていたあの日……」千鶴「あっこれ長くなる奴だ」泰葉「ほたるちゃんは裕美ちゃん大好きだもんね」ほたる「もちろんみんな大好きですけどね」裕美「真剣なんだよ、もう」千鶴「解ってる。裕美ちゃんはいつでも真面目だもんね」泰葉「そしてちょくちょく真面目故に暴走する」ほたる「乃々ちゃんと私と裕美ちゃん。3人でくすぐりあいをしたのは良い思い出です」裕美「それ以上混ぜっ返すと『きっ』てしちゃうからね?」千鶴「ごめんなさい」ほたる「ごめんなさい」泰葉「ごめんなさい……それで、どうしておねえさんぽくなりたいの」 読む →
2020年02月16日 00:00 【モバマス】花は咲いていた 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/02/15(土)22:21:48 :pSN 「プロデューサーさん。私、コーヒー買いに行ってきますね!!」 8thアニバーサリーイベントの開催を月末に控えたある夜のこと、千川ちひろはそう言い残し、鼻息荒く自分たちのオフィスを後にした。 後に残されたプロデューサー氏が何か言いかけたような気がするが、後ろ手にぴしゃりとドアを閉めてシャットアウト。 眉を寄せ頬を膨らせ足を踏みならし、プロデューサーさんの馬鹿プロデューサーさんの馬鹿と唸りを上げながら廊下をずんずん歩くその姿は、さながら大怪獣チヒロンである。 もし運悪く大怪獣チヒロンと行きあうものがいればその恐ろしさに思わず道を譲り、しかる後ちひろの様子とプロデューサー氏との関係のこじれについて興味本位の噂を広めたことだろう。 だが幸いなことに時計は20時30分を回ったところで、半数ほどのスタッフは退勤済。 そしてプロダクションに残っているスタッフもそれぞれのオフィスで残業の最中であったから、常夜灯に切り替わった廊下を進撃して階段を降り、消灯された玄関ホールの自販機前にたどり着くまでの間、大怪獣チヒロンは誰にも目撃されずにすんだのである。 しんと静まった空気に一息ついて自販機に硬貨を投入してから、ちひろは『微糖』と『無糖』の間で少し指を迷わせた。いかに大怪獣チヒロンといえど妙齢の淑女。なんだかこのごろキツくなって来た気がするタイトスカートには弱いものなのだ。 うろうろと指をさまよわせた末に、結局『いやほら書類仕事には脳に当分が必要ですから』とかなんとか自分に言いわけして微糖を2本買い、それを手にして伝わる暖かさにほっとして——それでようやくちひろは常の落ち着きを取り戻し、今更ながらにやってしまったと頭を抱えたのである。 読む →
2020年02月03日 19:40 白菊ほたる「えっ、今年は私も『鬼は外』ってしていいんですか」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/02/03(月)18:43:16 :fzw ○2月3日夕刻/女子寮・泰葉ルーム岡崎泰葉(読書中)「ふむふむ……わあ(ぱらぱら)」泰葉「えっ、こうなっちゃうの。意外というかなんというか……」関裕美「大変、大変だよ泰葉ちゃん!(ドアバターン)」泰葉「わっ、どうしたのいきなり。ノックぐらいしてよ(わたわた)」裕美「あれっ、今クッションの下に隠した本……」泰葉「そ、そういうのの詮索はやめておこうよ。というか何か大変だったんじゃないの」裕美「あ、そうだった! どうしよう、泰葉ちゃん。どうしよう」泰葉「落ち着いて。ちゃんと話してくれなきゃ助言もできないよ」裕美「そ、そうだよね。うん、落ち着く……あ、あのね」泰葉「うん」裕美「ほたるちゃんが、ほたるちゃんが消えちゃったの!」泰葉「失踪!? 早くPさんに連絡しないと」 読む →
2020年02月02日 21:40 【モバマス×妖怪ハンター】茅の輪巡りて 元スレ 1:名無しさん@おーぷん:20/02/02(日)20:53:59 :7Mb ・諸星大二郎先生の『妖怪ハンター』とアイドルマスターシンデレラガールズのクロスオーバーSSです。 2:◆cgcCmk1QIM:20/02/02(日)20:56:38 :7Mb 〇6月某日/某芸能プロダクション「里帰り?」「迷惑をかけてしまいますが、どうか、お願いします」 白菊ほたるが書類仕事でデスクに張り付けになったプロデューサーにそう頭を下げたのは、梅雨も盛りのある日の事だった。 なんとしてもアイドルになりたいと様々な不幸に抗って努力を続けた彼女の努力が実り、ようやくアイドル活動が軌道にのりはじめた矢先のことである。「一体なぜ、そんな日に」 プロデューサーは困惑して、理由を問うた。 彼女が示した里帰りの日程は6月29の夜にこちらを出て、30日に故郷で一泊するというものだ。 6月30日は休日というわけでもないまったくの平日だ。よりによってなぜその日に、とプロデューサーが首をかしげたのも仕方のないことであったろう。 ——それに、とプロデューサーはほたるの表情を伺った。 帰郷したいと訴え出てきたときから一貫して、ほたるの顔は暗かった。 アイドルとしてやっていく目処が立ち、久々に帰郷する——という事にしてはおかしいように思うのだ。 読む →
2020年01月04日 20:10 白菊ほたる「霧の中にて」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/01/04(土)10:35:58 :wsm すすり泣く声を聞いたような気がして私……白菊ほたるが目を覚ますと、そこは霧の中でした。 自分の足元もよく見通せないような濃い霧の中で古びた旅行鞄を抱えて、これまた古いベンチに腰掛けているのです。 まるで頭の中にも霧がかかっているみたいに、頭がぼんやりしていました。 ここは、どこだったでしょう。 私はここで、何をしていたのだったでしょう。 ちょっと首をすくめるようにして辺りを伺うと、かろうじてベンチのすぐ傍に時刻表を張り付けた標識柱が立っていることが解りました。 ベンチの前にぼんやり見える黒い帯は、多分道路ではないでしょうか。 くすん、くすんとすすり泣く声は、続いています。 ぼんやり視線を向けると、泣いているのは同じベンチ、私の隣に座った女の子。 うつむいて、丸まって、ふるえています。 顔は伏せていて、濃い霧に阻まれて……その子が誰だかは解りません。 だけど、その背中には見覚えがありました。 たくさん見てきた背中でした。 それは、夢を砕かれて泣く女の子の背中でした。 読む →
2020年01月03日 21:00 ほたると菜々のふたりぐらし・あけくれ 関連SS ほたると菜々のふたりぐらし ほたると菜々のふたりぐらし後編 ○白菊ほたるのコミュ2に日野茜が乱入してきた話 【モバマス】安部菜々「ほたるちゃんの」日野茜「初仕事です!!」 安部菜々「カーテンコール」 白菊ほたる「私も、ウサミンでした」 ほたると菜々のふたりぐらし・おまけ 白菊ほたるの不思議体験 白菊ほたると不思議体験その2 安部菜々「きっとみんな、みんな」 ほたると菜々のふたりぐらし・ふゆ ほたると菜々のふたりぐらし・つゆなつ ほたると菜々のふたりぐらし・あけくれ 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:20/01/03(金)20:26:15 :0kI ・事務所が潰れて路頭に迷ったほたると地下アイドル時代の菜々さんが同居しています・白菊ほたる、安部菜々のコミュ1以前の話として書いています 2:◆cgcCmk1QIM:20/01/03(金)20:26:44 :0kI 【ふりそで】菜々「知り合いの写真スタジオが、チラシに晴れ着の女の子を載せたいって言ってるんですが、ほたるちゃんやってみませんか」ほたる「えっ、いいんですか」菜々「ほたるちゃんは中学生だから正式なお仕事にはできないけど、お小遣いぐらいは出ますよ」ほたる「嬉しいけど、菜々さんの方が撮られ慣れてるだろうし、先方も喜ばれるのでは……」菜々「あはは、そうしたいんですが」ほたる「?」菜々「ほら、ナナって背が低いじゃないですか。着物ってスリムで首が長くないと似合わないから」ほたる「菜々さん……」菜々「あと、胸やお尻が大きいと衿が決まらないしすぐ着崩れしちゃうし」ほたる「なんでしょう、ふつふつと負けん気が沸いてきました」 読む →
2019年12月16日 19:30 ほたると菜々のふたりぐらし・つゆなつ 関連SS ほたると菜々のふたりぐらし ほたると菜々のふたりぐらし後編 ○白菊ほたるのコミュ2に日野茜が乱入してきた話 【モバマス】安部菜々「ほたるちゃんの」日野茜「初仕事です!!」 安部菜々「カーテンコール」 白菊ほたる「私も、ウサミンでした」 ほたると菜々のふたりぐらし・おまけ 白菊ほたるの不思議体験 白菊ほたると不思議体験その2 安部菜々「きっとみんな、みんな」 ほたると菜々のふたりぐらし・ふゆ ほたると菜々のふたりぐらし・つゆなつ ほたると菜々のふたりぐらし・あけくれ 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/12/16(月)19:04:13 :fX2 ・事務所が潰れて路頭に迷ったほたると地下アイドル時代の菜々さんが同居している設定です・白菊ほたる、安部菜々のコミュ1以前の話として書いています・冬の盛りに水着の話しとな? 2:◆cgcCmk1QIM:19/12/16(月)19:04:41 :fX2 【つゆぞら】菜々「すっかり梅雨になっちゃいましたねえ」ほたる「近頃雨ばかりです」菜々「そういえば、ほたるちゃんは折りたたみ傘を持ってない日に限って雨に降られるとか」ほたる「はい。いつもそうなんです」菜々「えへへ、ナナと一緒ですね!」ほたる「えーっ!?」菜々「いやー、今日は大丈夫だろうって油断してた日に限って雨が」ほたる「ああ、それで菜々さんちの傘立てにはビニール傘が何本も」菜々「エフンエフン。まあ梅雨時はあるあるですよね」ほたる「ふふ、そうかもしれません」菜々「そこで提案なんですが、持ってるのが楽しくなるような可愛い折りたたみ傘を二人で買いに行く! というのはどうでしょうか」ほたる「楽しそう……!」菜々「持ってるだけで楽しいなら、きっと忘れることも無くなりますよ」ほたる「それは確かに効果ありそうです……!」 読む →
2019年12月04日 22:00 岡崎泰葉「ハッピーバースデー、ほたるちゃん」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/12/04(水)21:19:34 :sPQ 【2019年12月中旬・岡崎泰葉私室】白菊ほたる「お、お邪魔します」岡崎泰葉「いらっしゃい。突然呼んじゃって悪かったね」ほたる「ううん、そんなこと」泰葉「アニバ見てたよ。凄く良かった」ほたる「えへへ」泰葉「かわいいなあもう」ほたる「あの、それで今日は……?」泰葉「うん、実はほたるちゃんに個人的にプレゼントしたいものがあって」ほたる「プレゼント?」泰葉「じゃーん、これです」ほたる「これは……ケーキ!」泰葉「その通り! 無理言って三村さんに作ってもらいました!」ほたる「しかもロウソクが立ててあります!?」泰葉「exactly!」 読む →
2019年11月11日 15:00 【モバマス】 颯「久川埋蔵金だよ、なー!」 凪「ほほう」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/11/11(月)12:59:37 :mAi 【某月某日夜/女子寮ロビー】久川颯「うわー、アイドルになって初めてのお給料!」颯「うわー、うわー、思ったよりある! すごくない!?」颯「どうしようかなあ。何に使おうかなあ。ゆーこちゃんとの約束だから貯金分は実家に送って、ゆーこちゃんとパパにプレゼント買って、あっ、服! 服買いたい! なーとまた原宿行ってー」颯「……あっ、寮費とレッスン料の引き落としが10日じゃない! その分はちゃんと取り置いて、えーと」岡崎泰葉「ふふ、はしゃいでるね。初めてのお給料日だっけ?」颯「あっ! 岡崎泰葉ちゃん!? 凄い、ホンモノだ!!」泰葉「解かるなあ。私も初めてのお給料は舞い上がったっけ」颯「あのっ、あの、泰葉さんの出てる番組よく見てました! 名探偵ザキちゃん、なーと一緒に、あ、なーって言うのは」泰葉「知ってる。久川凪ちゃんだよね、双子のお姉さん」颯「すごーい! 知っててくれたんだ!」泰葉「そりゃね。久川凪と颯のmiroir。今話題じゃない」颯「き、恐縮です!」 読む →
2019年10月24日 00:30 【モバマス】母「娘が怖い!!」 ほたる「落ち着いて、お母さん落ち着いて!」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/10/23(水)23:23:02 :jP3 (注意・これはシリアスな話ではありません) 2:◆cgcCmk1QIM:19/10/23(水)23:23:33 :jP3 ○オープニング・白菊ほたるのご挨拶 こんにちはみなさん、白菊ほたるです。 ご存じかもしれませんが、地元鳥取で私はずっと、不幸を呼ぶ子だと呼ばれていました。 そしてそれは本当のこと。 ずっとずっと不幸で、だれかを不幸に巻き込むのも怖くって。 できるだけ誰とも触れあわないようにして、できるだけ家から動かないようにして。 そんなふうに引きこもりがちに過ごしていたあのころ……。 だけどそんなある日、私はあのアイドルに出会ったんです。 すてきな歌、明るい笑顔。 見ているだけで素敵に幸せな気分になるようなあの人に出会って、私の世界は変わりました。 アイドルになれたらいいな。 あの人みたいに、みんなを幸せな気分にできる、そんなアイドルに!! それは私の中に初めて差し込んだ、憧れの光だったんです。 読む →
2019年10月12日 16:00 高森藍子「時間の果てで待っていて」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/10/10(木)22:11:42 :trS ●高森藍子「時間の果てで待っていて(前編)」○プロローグ/雨を想う みなさんこんにちは、高森藍子です。 皆さんは普段、折り畳み傘を持っていらっしゃいますか? 普段は持っているけど今日は忘れちゃったって人も、いらっしゃるのではないでしょうか。 そして、傘を忘れた日に限って雨に降られたりなんかして……ふふ。 晴れの日が続くと、人はやがて雨の日の心配を忘れてしまいます。 過ぎた昨日がさして今日と変わらず、暖かい日に恵まれ続けたとしても、やがて天気はめぐり、雨は降るもの。 行く道が、思った場所に繋がっているとは限らないもの。 それは誰もが知るあたりまえの事なのだけど、多くの人は雨に凍え、道に迷ってから初めてそれを思い知るのかもしれませんね。 ——あの日私は、対面に座るお医者さまを見つめながら、そんなことを考えていました。「高森藍子さん。一刻を争うことなので、単刀直入に申し上げます」 お医者さまは淡々とした口調で、ずらりと数字が並んだ資料や画像を見せてくださいました。 数字や画像の意味は半分も解りませんでしたが、それに続いたお医者さまの言葉、その意味するところは充分に理解できます。「検査結果は陽性。貴女は、レディ・グレイ症候群と判定されました」 高森藍子は、死病を患ったのです。 ——それは12月も半ばをすぎた、ある日。 冬とは思えない、陽射しの暖かな昼下がりのことでした。 読む →
2019年05月30日 07:00 砂塚あきら「餃子、ネバーエンド」 元スレ 2:◆cgcCmk1QIM:19/05/30(木)01:25:02 :uXP 【五月二十日午後・某芸能事務所レッスンスタジオ】砂塚あきら(壁際に座り込んでスマホ確認中)あきら「うわ、これは……」辻野あかり「あきらちゃーーーーん!!!(ドバーンとドア開けて登場)」あきら「わあっ!?」辻野あかり(以下あかりんご)「あきらちゃんあきらちゃん! 総選挙の結果出てましたよ!!」砂塚あきら「あ、ああ、出てましたね。それはそれとして突然大声はやめてほしい」あかりんご「ごめんね! でもりあむさん総合三位! もう学校からここまで走って来ちゃったんご!」あきら「#なにその体力 ……知ってますよ、速報とか色々みましたから」あかりんご「だって農家の娘だし、毎日タイヤ引いて走ってるし……すごいですねえ。お祝いしたいねえ」あきら「#そういう問題か ……あの。あかりチャン」あかりんご「なしたの?(目キラキラ)」あきら「い、いえなんでも……まあそうですね。お祝いというか、早めに夢見サンのアパートに行きたいかな」あかりんご「じゃレッスン終わったら早速行こうよ。ケーキとか色々買ってお祝いしたげなくちゃ」あきら「いや、たぶんケーキも食べ物もいらないと思いますよ」あかりんご「え、どうして」あきら「というか、今日のレッスンはトレーナーさんに頼んで別の日に振り替えてもらおう。同期のお祝いをしたいって行ったらたぶん許してくれるから」あかりんご「え、でも走り足りない」あきら「ホントどうなってるのその体力……早くしないと手遅れになりマスよたぶん」あかりんご「手遅れ?」あきら「行けば解りマス」 読む →
2019年05月21日 22:00 白菊ほたる「クチクラをみなぎらせたいです」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:19/05/21(火)20:38:09 :eau 【5月15日夜/女子寮・岡崎泰葉の部屋】(谷底試聴中)ほたる「ステキな曲でした……!」泰葉「ステキな曲だったね。13歳のアイドルのデビュー曲としては重たすぎないかとも思うけど」ほたる「でも、なんていうか、共感できてしまって」泰葉「解る」ほたる「私もこの歌の花のように、クチクラをみなぎらせてあるがままの自分で頑張っていきたい……!」泰葉「うんうん——ところでクチクラってなに?」ほたる「……なんでしょう?」 読む →
2019年04月12日 21:30 高森藍子「あいこでしょ」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:平成31年 04/12(金)18:37:46 :F25 じゃんけんぽん、あいこでしょ。 私、あいこは嫌いじゃありません。 お互いに相手がどんな手を出すか考えて、何を出せばいいか考えて。 それで出した答えが同じって、なんだか素敵じゃないですか? 差し入れのケーキを選ぶ順番をかけて、じゃんけんぽん。 あいこが3回続いたとき、私はそんなことを言いました。 未央ちゃんは『へえ、ちょっと面白いね』と笑いました。 プロデューサーさんは『優しい藍子らしいかもしれないな』と微笑みました。 プロデューサーさんの言葉を聴いて、私はあいまいに笑いました。 たぶん、プロデューサーさんは、私の思っていることを少し勘違いなさっているのです。 じゃんけんぽん、あいこでしょ。 勝負はなかなかつきません。「じゃあ、3つのケーキを3等分して食べませんか? 沢山の味が楽しめて、みんな楽しいと思います」 なるほどそれもいいか、と2人がわらいました。 こういうあいこも、好きは好き。 誰かが勝つより楽しくなるあいこなら、それは素敵じゃないですか? でも—— 読む →
2019年04月11日 07:00 【モバマス】ほたる・デラックス 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:平成31年 04/11(木)01:02:19 :td4 白菊ほたる「ぐすっ……ごめんなさい……ごめんなさい……!!」プロデューサー「泣くんじゃない、ほたる。多分お前が悪いんじゃないということは、よく解っているから」ほたる「でも……!」愛海「そうそう。あたしたちは大丈夫だからね? だから、何故こんなことになったのか、落ち着いてはじめから説明してくれる?」ほたる「ぐすっ……は、はい!」P「ほたるはいい子だなあ。今すぐ頭を撫でて上げられないのが残念だ」ほたる(////)棟方愛海「照れた顔もかわいいよねえ」P「ほんとになあ」ほたる「と、とにかくですね」P「うん」 読む →
2019年03月30日 00:00 夢見りあむ「タレのレシピは酢1、ラー油2、醤油7」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:2019/03/29(金)22:59:47 :C4G ○19時/某芸能事務所レッスンスタジオマストレ「よし、今日のレッスンはここまで。今日のステップは今度のレッスンまでに各自練習しておくこと——以上、解散」辻野あかり(以下あかりんご)「ありがとうございました!」砂塚あきら「ありがとう、ございました」あかりんご「……はー、今日もレッスンきつかったねえ」あきら「でも、だいぶ頑張れるようになったんじゃないかな。レッスンした後、こうやってお喋りできてるし」あかりんご「あー、言われて見れば。前は余裕なかったよねえ」あきら「あかりチャン、レッスンの後生まれたての小鹿みたいだったもんね」あかりんご「あきらちゃんだっていつもレッスン終わったら浜辺に打ち上げられたお魚さんみたいだったよ」あきら「……へへー」あかりんご「あはっ。これからも一緒に頑張るんご!(着替え着替え)」あきら「頑張るけど、レッスン終わりがもうちょっとだけ早いといいのになあ……おなかすいた(着替え着替え)」あかりんご「あー、それは言える。ウチ晩御飯の時間早かったんご」あきら「その語尾どうかと思うんだけどなあ——寮まで戻ったら晩御飯タダだけど、どうする? あかりちゃんは寮まで持ちそう?」あかりんご「うーん、ちょっと無理っぽい……あれ」<らいーん、らいーん>あかりんご「あきらちゃん、なんかスマホ鳴ってる」あきら「あれっ本当だ。えーと、夢見サンから?(ぽちぽち)」夢見りあむ:<助けて> 読む →
2019年02月17日 23:25 【モバマス】あの歌が聞こえる 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:2019/02/17(日)22:36:12 :rBb デレステのストーリーコミュ55話を前提にしたお話です。 2:◆cgcCmk1QIM:2019/02/17(日)22:37:12 :rBb ○白菊ほたる「あの歌を歌う」 アイドルを目指して鳥取から出てきて、どれぐらいになるでしょう。 アイドルを目指す夢はまだ果たせないままだけど、東京での暮らしが長くなるうちに、私——白菊ほたるの生活には、いくつもの習慣ができました。 夜明け前の、人があまり居ない時間にランニングをすること。 学校帰り、川沿いの高架下で発生練習をすること。 少し無理して買った姿見の前で、笑顔を作る練習をすること。 ——そして辛いとき、公園に行くこと。 その公園は、私がお世話になっている下宿の最寄り駅近くにあります。 少しの遊具と緑、そしてベンチがあるだけの、何の変哲もない公園。 鳥取を思い出す山茶花の影に隠れた、誰も座らないベンチが私の指定席。 つらい気持ちがあふれそうになって、私は今日もこのベンチに腰掛けて、じっと目を閉じるのです。 アイドルになるのに苦労があることも、自分の不幸も、覚悟していたことでした。 ——だけど。 読む →
2019年02月03日 17:00 ほたる「みんなが私の口にお菓子を投げ込んできます」 元スレ 1:◆cgcCmk1QIM:2019/02/03(日)14:45:09 :E5N ●某日夕方/お仕事からの帰り道白菊ほたる(トボトボ)ほたる(はあ……またお仕事上手く行かなかったな……)ほたる(皆を不幸にしないように気をつけていたつもりだったけど、まさか審査員さんが爆発するなんて思いもしなかった)ほたる(今の事務所に拾ってもらって、念願のアイドルにもなれたけど、なんだかこのごろ、私の不幸はひどくなる一方の気がする)ほたる(こんなので、アイドルなんてやっていけるのかな)ほたる(どんどん不幸がひどくなって行ったら、いつか事務所や、やっとできたお友達に迷惑かけちゃうんじゃないかな)ほたる(私、ここで続けていていいのかな)ほたる「はあ……」???「ほーっ!」つ ≡≡≡≡≡≡≡≡○ 読む →