2012年11月05日 21:05 岡部「ギガロマニアックス?」 元スレ 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 14:03:17.87 :1xhGCn/90 俺は賭けに勝った。 二人のうち、どちらか一方を見殺しにするという選択を放棄し、賭けに出た。 結果、二人は今も生きている。 その代償は──思い出。 ふと、携帯に登録したアドレスの一覧に目を通してみる。 が、そこにかつてあったものは、ない。 なかったことになっている。 再び携帯を操作し、メモ欄を起動する。 表示された六つの数字を見て、ため息をついた。 『275349』 俺は賭けに勝った。 ──はずだった。 Chapter 1 『安息のフィーネ』 読む →
2012年08月25日 08:35 岡部「みんな俺から離れていく……」 元スレ 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/24(金) 14:30:41.28 :pKdBRRYf0 買ったばかりの携帯から── ピリリリリ 着信音。見覚えのない番号── ピリリリリ 底知れぬ不安が思考を支配する。 出たくない。 ピリリリリ だがそれが止まる気配はない。 意を決して指に力を込める── ピッ その瞬間、周りの景色が琥珀色に包まれ、ぐにゃぐにゃと揺れ始める。 平衡感覚は失われ、立っていられなくなり── 女性「ちょ、ちょっと!? 大丈夫!? しっかりして!」 ごめん……なさい……。 Chapter 1 『分離喪失のデジャヴュ』 読む →