人間ドックの後で食べたレバノン料理
左上から右回りに、ハマス(ペースト)、牛肉のケバブ、ファラファル(ひよこ豆をマッシュして揚げたもの)、タブーリ(パセリのサラダ)のセットとピタパン

7112DAA0-5705-42F9-B6FC-43C097FFB563


 実はこの数ヶ月で色々と病院へかかっている。当分、病院シリーズを書かねばならないんじゃないだろうかとさえ思う。でも別に大きな病気をしているわけではない。

 日本に帰ることができないためにタイで受けた人間ドックだが、胸部CT、マンモグラフィー、胸部エコー、視野検査が日本の人間ドックに含まれていないものだった。それを考えるとやはり金額も妥当だと思う。

 もう1度Breast Health Centre(乳がんや乳腺炎などの専門)で受診することになったが、おそらく様子見と言われるのだと思っている。すでに病理医の所見は文書で受け取っている。一番最後に書かれていたのは、「右胸に7mmと3mmのnodle(結節)が2か所。おそらく良性、6カ月後のエコーを勧める、悪性の可能性は10-15%」

 まあ確かにその悪い方にならないという保証はないけれど、万が一の時でも、早期発見であれば怖がることはないはずだ。私の肺がんも、あのとき気づいてもらえず、日本での人間ドックも見過ごされていたら、1年後にはコロナ禍に入り帰国もできず、病院へ行かないまま今頃取り返しのつかないことになっていたかもしれない。

 そんな暗い想像はやめよう。今のところ私は以前と変わらない生活を送れている。さて予約時間に病院へ来てみると、受付はなんと外科と同じところだった。この日はちょっと運動不足を考えて病院まで20分ほど歩いた。入ってすぐにいつも通りの血圧、検温、身長体重測定だったのだが、右耳に体温計を入れた後、看護師がまた左耳に体温計を入れた。

 「右だと熱があったのよ。37.6度。左だと37.2度だから大丈夫。」
 「ここまで20分歩いてきたからかも」と言いながら、前日、コンラッドのプールで泳いで、うっかり水を少し飲みこんでしまったことを思い出す。そんなことで病気にならないよね。

 お医者さんは、たぶん30代から40代くらいの女性。
「何か、いつもと違うことはありますか? 閉経はいつですか? 肺がんの手術はこの病院ですか?」と質問され、主治医の先生の名前を言うと、ご存知だった。

 その後、検査着に着替えて(でもすぐ胸をはだけるのに、必要ないんじゃないと思った)、まず仰向けになったまま触診。その後、座った状態で触診。胸の触診は、日本の人間ドックで毎年受けてきている。

 お医者さんの所見は、病理医の所見と同じだった。今の段階では特に心配はないので、次回6カ月後にエコーを撮って受診。結節は、7×3mm と 3×2mmという触診では絶対にわからない大きさだ。医療の進歩はこれほど小さなものでも発見してしまうんだ。

 支払いは医師診察料800バーツ、診察パッケージ代350バーツで合計1,150バーツ(4,050円)。今は保険がないので、病院にかかると全て実費払いとなる。でも海外で一人暮らしをしている以上、健康第一だ。

 年をとると、検査を受けるたびに何か見つかるんだろうなあ。まあでも、こうやって普通の生活ができるのだから文句など言えない。 


 にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
にほんブログ村 


肺がんランキング 

にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ
にほんブログ村