<アーカイブズ>№0010 久保 純子
~ 人が歩いてきた道 そこには必ず 丸顔がいました ~
不定期で記事を取り扱う「丸顔アーカイブズ」。
先人たちが嗜んできた素晴らしい丸顔を後世に伝え、
我々もその喜びを共有していくという、このコーナー。
リクエストをいただきました。
第10回目に特集するのは、
「NHK新時代の丸顔アイドルアナ」久保純子
~時代背景~
ニュース番組と言えば男性アナという時代が
1980年代まで支配的だった報道の世界。
当時のニュース女子アナは櫻井よしこを筆頭に
クールな印象がとても強く、ビジュアルは
民放もNHKもあまり関係がない世界であった。
←宮崎緑
ところがNKHニュースは宮崎緑を現場に投入。
報道にNHKがいち早くビジュアルを取り入れて
きたことに、全国のお茶の間は驚きを
禁じ得なかった。
宮崎の築いたNHKクールビューティーの時代は
1980年代で幕を閉じたが、後継者が現れずに
時の視聴者は業を煮やしていた。
そこに現れたのが、平日夜の顔・クボジュンだった。
当時の衝撃は、計り知れないほどであった
その丸顔人気は瞬く間に世間一般に広がり、
国民の夜の一服の清涼剤として認知されていった。
輪郭は
「面積・黄金ライン接線による仮想輪郭線遡及法」
を加味すると、アスペクト比1.0を誇る。
1990年代を代表する丸顔アナの名に恥じない、
堂々たるスペックではないか。改めて賛辞を送ろう。
口角まわりのボリュームが少ないが、豊かな頬骨
まわりの立体感が見事にそれをカバーしている。
しかし黄金ラインの、特に顎の突出性が顕著で、
ここがこの丸顔最大の弱点であるが、しかし
これこそがクボジュンのアイデンティティと
なっていることもあり、甘んじて受け入れよう。
ニュースアナウンス技術は並で、つたない記事の
読み方がかえってお茶の間の共感を得、図らずも
人気を呼ぶ原因となっていた。
今となっては百花繚乱のアイドルアナの世界。
NHKにおいて、その先駆者としての役割を果たし、
クボジュンの丸顔が残した功績は大きい。
もし今、読者諸氏が、テレビの丸顔アナに
心動かされる瞬間があったら、クボジュンを
思い出し敬意を払うべきであろう・・・。
丸顔アーカイブズ ~丸顔の記憶~
今回は「NHK新時代の丸顔アイドルアナ」 久保純子を特集しました。
次回をお楽しみに。
※当記事内の人物に関しては、RFAJ運営委員会がリアルタイムで
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