<丸顔の真実>第4回 黄金ラインの重要性について
第4回 黄金ラインの重要性について
(⇒第3回からの続き)
さて、第3回までの説明で輪郭の採点概要は
お分かりいただけたであろうか?
この「平行光線平面投射輪郭判定法」
について考えると、投射輪郭が描き出す
円弧は、下記のような2つの
セクションに分けることができる。
・・・そうなのである。
この判定法によって描き出される
円弧の多くは、「髪の毛の生え際」
のセクションだということがわかる。
しかし、人間が人の顔を見て、
「丸顔だ」と感じるのは、けして
生え際を見ているわけではない。
顔面の面構成であったり、頬の丸み
であったりするし、もちろん、
あご周り・えら周りのカーブを見たり
して、総合的に「丸顔だ」と感じるのである。
山下リオ(女優)
しかし「平行光線平面投射輪郭判定法」
を大原則とするならば、顔の表面が
直に描き出す、あご周り・えら周りの
円弧は、特に重視されて然るべき
部分なのだ。
ついては、丸顔において特に重要な
このパーツを尊重し、
「黄金ライン」として評価する。
・・・事実、このパーツだけで
「顔が丸いなぁ」という印象を持たせる
破壊力のある黄金ラインの持ち主も
存在する・・・。
三根梓(女優)
そして、この部分の評価を3点満点として、
アスペクト比も含めたほかの部分の
輪郭評価を5点満点で別々に評価し、
概ね、
(輪郭評価+黄金ライン評価)×0.625
で計算した上で(※)、総合評価を
1.0~5.0の0.5ポイント刻みで評価して
いるのである。
黄金ラインの評価が持つ意味、
ご理解いただけたであろうか・・・。
⇒(第5回へ続く)
(※)式中の「0.625」は評価係数。
5点満点と3点満点の合計8点の
評価を、最終的にで5点満点で
評価するため。 5÷8=0.625
(※)加点・減点などの評価が加わる
ため、常に成立する計算式では
ないことに注意。
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