Posted in 02 2013

あの素晴らしい愛をもう一度

２／６（水）

去年の暮れに高校の同窓会があって、２８年ぶりに懐かしい顔に再会出来た。
ふだん全く思い出すこともなく、現実に生きていたけど、こういう事があると急に昔が愛おしく思え始めるものだ。

夫テツとあたしは高校の同級生ということもあって、結婚式も共通の友達にたくさん祝って貰った。
その友人達と同窓会で会うことが出来た。
結婚式といえば、、、、
あたし達の時代はHOTELウェディングが主流で、神前挙式のあと、披露宴。
その長々とした式を収めたビデオテープをホテルが作ってくれた。
その時代はまだVHSテープで、新婚当時は家に遊びに来てくれる友人も多く、そのたびに上映会をして、
あげく、テープがちぎれてしまってもう見ることが出来なくなった。
そのうち、そのビデオテープの存在さえ忘れてしまっていた。

同窓会で懐かしい友人達に会い、この機会にこのビデオテープをDVDにしてみた。
我が家にはもうビデオデッキがないからカメラ屋さんに預けて処理してもらった。

あぁーーーーー。懐かしいっ

節分の夜、家族で上映会をした。　
子ども達は、白無垢、紋付き袴のあたし達を見て、「固ぇぇぇぇ～～～！」って苦笑い。
親戚の中には、もう亡くなってる人もいっぱい居て、切ない。
２１年の歳月の長さをしみじみ思う。
いろんな事あったなぁ・・・・・。
まだ、お互いの両親が健在なのがうれしかった。　実家の母が、胃癌になるなんて想像も出来ないくらい太っている。でも、もしも亡くなっていたら、まともに見れなかったなぁ、、、なんて思いながら胸が熱くなる。
父が式の最中からもう泣いてる。あたしひとり娘やもんな。この人の。
友達の歌やスピーチに涙ぐむ２４歳のあたしと同じように、画面の前でまた涙ぐむ４６歳のあたし。
この日、幸せであったように、今も幸せでよかったって思う。

２１年・・・・・。　色々なことが変わったけど、夫テツ・・・。