ペダツーサイクリング 能勢棚田とグルメ (1)



5月26日 能勢棚田とグルメライド


友人のペダルさんが昨年からサイクリングガイドの仕事を始めました。

昨年,丹波黒豆の枝豆買いだしサイクリングに参加させてもらって,そのすばらしさに 「さすが!」 と感動したので,今年も参加させてもらいました。

大阪で用事があったので,その前日に開催予定だったサイクリングに申し込んだところ,空きがあるとのことで,喜び勇んで出かけました。

今回のテーマは 「能勢棚田とグルメライド」 です。

「能勢」,まったく知らない地名です。

集合場所の 「池田」 は聞いたことがあるくらい。

でも,事前に旅のパンフレットが送られてくるので予習ができるんです。

この,旅のしおりがおもしろい!

読んでから参加しても,走ってから読んでもおもしろい。

プロの仕事です。



さて,集合は大阪の池田。

うれしかったのは,出発してからすぐにおやつタイムが設定されていたこと。

うちからは自動車で2時間ほどですから,それほど遠いわけではありませんが,朝食が早い時間になるので,これは助かります。

こういう配慮がうれしいです。


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参加者のもうひとりは,アキコさん。

以前,ヒルクライムの講習会でご一緒させてもらった方です。

顔見知りがいるとちょっとうれしいです。


おやつタイムは,backyard cafe。


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1階で注文し,2階でいただくスタイルですが,自転車ウェアや小物の販売コーナーがあり,自転車そのものも展示してあります。


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Rapha 大阪が閉店して以来,自転車乗りさんたちがライド終わりに立ち寄るカフェの役割を受け継ぐ存在になっているのだとか。

こんな店が近くにあったらいいなと思います。


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美味しいチーズケーキをいただいて,出発です。


北へ向かいます。


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ぼくが住んでいる地域よりももう少し都会だと思っていたのですが,いきなり緑豊かな道に入りました。


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すごい山の中? と思わせる道ですが,すぐ近くには住宅街が広がっているそうです。

「こんな道あるの?」 という道が楽しいんですよね。



走る道のすぐとなりを線路が走っていました。

能勢電鉄妙見線という鉄道で,終着駅の妙見口はすてきな雰囲気の駅でした。


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子どもたちが遠足でよく訪れる場所なんだそうです。

駅舎内は昭和の雰囲気が漂っていて,燕が巣作りにいそしんでいました。


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小さな峠を越えると,黒川の集落に出ます。

里山の風景がきれいです。


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そして,巨樹好きとしてはたまらないポイント,野間の大ケヤキへ。

巨樹と言えば,クスノキやスギが一番多いのですが,少ないながらケヤキも大きな木になります。

ケヤキというとまっすぐに伸びて,箒状に枝が広がるイメージですが,巨樹になると,まったくちがう雰囲気の木になります。


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目通りの幹周りが 14m もあるのですから,すごい迫力です。

でも,近寄ると,樹皮がめくれているのがいかにもケヤキという感じです。


ちょうどこの時期は,この木にアオバズクがやってくるというので,撮り好きな人たちが大砲のようなレンズを構えていました。

望遠鏡も設置されていて,見ることができました。


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いやいや,楽しい,楽しい。


さらに進んで,街道沿いの城下町へ。


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地黄城です。


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漢方薬みたいな名前だなと思ったら,城内には薬草園があったと説明書きにありましたから,なるほどと思いました。

石垣の内側に入ると,一面ブタナが咲いていました。


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風が吹き渡って,ここだけ別世界のようです。

往時が偲ばれるいい場所でした。

ちなみに,この城の横の道を走る人は多いけれど,ほとんどの人が通過してしまうそうです。


さあ,お待ちかねのランチへ。



── つづく




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Comments 2

サイカズ  

こんにちは。
このライドもコースが楽しそうですね。
特に大ケヤキが心に残りました。何とも見事ですね。

2024/06/13 (Thu) 16:46 | EDIT | REPLY |   

リキ  

サイカズ様

サイカズさん,こんばんは。

巨樹はいいですよね。
その存在感は,人の存在とは別次元のものに感じます。

2024/06/16 (Sun) 20:57 | EDIT | REPLY |   

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