亀山の味噌焼きうどん
６月29日 亀山方面へ
走れそうな天気予報の土曜日，KOU さんと二人で亀山方面へ行ってきました。
亀山のB級グルメ（知らないけど多分），「亀山味噌焼きうどん」 を食べに行くというサイクリングです。
食べ物を目的に走ることはほとんどないぼくですが，走ったことのない地域は興味があります。
三重県はときどき走りますが，いなべ市あたりがほとんどで，鈴鹿や亀山は年に１回走る程度です。
「できれば裏道中心でよろしく」 と，KOU さんに厚かましく注文をつけてルートをお願いしました。
大安を出発して，まずは湯の山温泉駅まで。
注文通り，裏道中心で進んでいきます。
ただ，走り始めからお天気がぐずついていて，予報にはなかった小雨がずっと降っていました。
駅で少し休憩して，ここからは林道を登って水沢まで。
雨に濡れた森が，しっとりしていて，静かで，いい雰囲気です。
ネムノキに花が着いていました。
丘の上から下って，茶畑の中を走ります。
茶畑の中の細い直線道路が，参道になっていました。
茶畑の中に鳥居が見えるのは，三重県ならではでしょうか。
少し走って，穴虫の郷（あなむしのさと）に到着。
「穴虫の郷に行く予定です」 と聞いたときには，怪しげな地名に聞こえましたが，どんなところなのか，あえて検索せずに KOU さんに着いていきました。
着いてみたら，なるほどという場所。
いまが見頃の，ハスやスイレンの咲く場所でした。
たくさんの人が花を見に来ていました。
近所の方が整備した公園だそうです。
スイレンもあります。
雨が上がったばかりなので，ハスの葉に水滴がのっています。
ハスには動物たちも集まっていました。
可愛いです。
さて，少し時間が早いですが，ランチに向かいました。
KOU さんが選んでくれたのは，亀山にある 「かめやま食堂」。
街道沿いにある昔ながらの大衆食堂です。
きっと，バイクやトラックの運転手さんに人気のある店なのでしょう。
もちろん，味噌焼きうどんを注文。
どのテーブルにも，この焼きうどん用のガスコンロが置いてあります。
注文のときも，焼いている途中でも，店主さんがしきりに 「ご飯はよろしいですか？」 と確認してきます。
ぼくとしては，うどんをおかずにごはんを食べる習慣はないので，断りました。
このあとカフェには入りたいし，腹八分目で十分です。
しかし，店主さんがご飯を勧めてくれた理由がだんだんとわかってきました。
美味しいけれど，味が濃いんです。
とくに食べ進んでいくと，どんどん濃くなっていく感じ。
次の機会があったら，素直に小ライスを注文します。
食べ終わるころには，もう雨の気配などなくなり，すっかり夏の日射し。
汗をかく帰り道になりそうです。
── つづく
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