麻酔が覚めたらスマホの電源が切れてた
親の携帯を借りて手術が無事に終わったことだけ上司に報告
病院が私の会社からは遠いので
お見舞いは不要、その代わり退院して落ち着いたら
居酒屋でお祝いして下さいという流れになってた

ちなみに彼氏にも次に痛くなったら手術だと事前に何度も言ってあったし
一応手術前にLINEで報告したし
術後も母親の携帯借りてショートメールで報告済み

結婚するかわからないし
気軽に自宅に招いたり紹介できるタイプの親じゃないので
お見舞いには来ないでと伝えてあった

スマホの充電器が必要だったんだけど
同室の人達が中高年～高齢者の人で誰も持ってなかった
田舎の病院なので院内にコンビニはなく
売店には充電器は売ってない
母親に頼んで細かく説明してコンビニで買ってきてもらったら
Android用の充電器だった(私はiPhoneユーザー)

両親はガラケー
私の自宅の部屋に充電器があるんだけど
ベッドのマットレスとパッドの間に線を通してて
なおかつタコ足になってるので、母親に外せなかったと言われてしまった

普段からFacebookとInstagramを使ってて
付き合いでしなきゃいけない「いいね！」を面倒に感じてきてて
入院して電池が切れてせっかく解放されたんだから
退院するまでSNS断ちをしようと決め
最近読んでなかった小説を読んだり
夏だけど久々に編み物をして、それなりにヒマを潰して過ごした

そして昨日、他県に嫁いだ姉がお見舞いに来てくれた
iPhoneの充電器を持ってきてくれたので久々に充電して起動
そして私は凍りついた

まず一切知らせてなかった友人達からの大量のメッセージ
友人がFacebookである投稿をシェアして「私子が無事でありますように・・！」
と書いてる

元の記事は彼氏
そして彼氏のタイムライン(彼氏のページ)を開いて愕然

・俺の世界で一番大切な人が病に倒れました
・何もできない無力な俺・・俺は非力だ・・・
・(手術中と思われる時間)彼女は今戦っています！
・どうか・・・どうか彼女に祈りを！
　↑友人達から多数の賛同コメントあり
・みなさん、元気玉を俺に送って下さい！！！
　↑共通の友達はおろか、私の知らない人まで謎の元気玉とやらを彼氏に送っている
・私子！聞こえるか？俺の声は届くか？みんな祈ってくれてるぞ！
・神様、どうかみんなの祈りを私子に伝えて下さい！どうか・・・神様・・・
・彼女の病院の前に来ています　祈りが届きますように・・
　↑連日病院の前に来ていたらしく、駐車場から撮影した病棟の画像が毎日投稿されていた

戦ってますって、私は麻酔で寝てただけなんだけど
怖いくらい賛同コメントや、祈ってくれた人がいたみたいなんだけど
虫垂炎の経験者からしたら「盲腸くらいでpgr」って感じだと思うし
もう恥ずかしいやらドン引くやらでLINEのアプリを開く気力がない
もう私は手術が失敗してﾀﾋんだと思ってもらって、このまま別れたいorz

>>760
彼氏さんは悲劇のヒロイン願望でもあったのかな。
代理ミュンヒハウゼンの亜種のような。
SNSに「盲腸の手術終わって退院でーす！」と一言のせとけば？

>>760
>このまま別れたいorz

でもこれ別れたら別れたでまた自己陶酔ネタにされちゃうよね…
本当に乙

>>760
強烈…
手術で全然心配されないのと逆のパターンか…
盲腸ってそのお祈り投稿には書いてあったのかな？
書いてなくて病で伏せって手術で戦っててって書いてあったらおおごとだわ…

退院おめでとう

>>760
ごめんけどちょっと噴いてしまった

まあ何だ、陶酔はあれだが、あなたを心配する気持ちから出てるモノだとは思うから
そこだけは酌んであげなね