PS5【ガンダムブレイカー4】クリアー後感想 ※ネタバレ控えめ  ガンプラファンの欲望には際限がない

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前作?「NEWガンダムブレイカー」はガンブレファンだけでなくロボットアクションゲームからも大不評でした。
3からの追加要素や新システムがことごとく期待にそぐわないものばかり。
そんなNEWガンブレのファンには寂しいかもしれませんが4のアクションパートは敵を倒すことに重点を置いたシンプルイズベストな内容に。
単調になったわけではなくキビキビと動けバリバリ撃ちまくれビュンビュン飛べ操作する楽しさは大きくアップ。


【アクション】
攻撃を繋げコンボボーナスによりステータスやパーツ収集効率がアップ。
コンボは繋げやすいのですが切れやすくもありそのためかバトルフィールドはどれも狭め。
敵を倒しながら進むというより現れる敵を討伐していくEXVSタイプ。

ツインブレードのグルグル攻撃(攻撃ボタン長押し)がコンボもEXスキルゲージもかなり溜まりやすく近接攻撃メインで斧+ツインブレードで出撃、射撃武器&射撃攻撃はオマケ程度で進むのが私の攻略パターンでした。

ロボットアクションといえば弾薬の少なさ、リロードの長さ、高速移動のブーストエネルギーがすぐ切れる、機敏さに欠ける動作などがストレスになりますが本作はそれらがかなり軽減。
両手それぞれに近接と遠隔武器を二刀流で装備可能で近接2種&銃2種を戦場に持ち込めます。
これが本作のアクションシーンの楽しさに大きく貢献していて更にオプション武器も多数装備して出撃することも可能、
それで動きが重くなることも無し。
回避やガードの使い勝手が悪く防御面でのアクション要素が薄めなのですが多数の武器を駆使して攻めまくるアグレッシブな行動が攻略になるのはプレイしていて気持ちがいい。
武器のバランスは遠隔武器より近接攻撃のほうがかなり効果的かも。
巨大ボスも思い切って接近してジャンプ&近接攻撃のほうが弱点も簡単に破壊しやすいようです。

受身やダウン状態からの復帰も機敏で”硬直で何もできない”という時間がほぼ皆無です。
巨大ボスの極太ビームや上に書いたツインブレードのグルグル攻撃をこっちがやられると逆にハメられてしまうことはあります。
こちらがコンボ攻撃中や溜め攻撃の溜めのときに攻撃をくらってもキャンセルされることが少ないのもストレスを感じることが少ない理由の一つ。
良くいうとカジュアル、悪くいうと大味なバトルシステムですが適当なボタン連打だけではなんとかなるゲーム性にもなっていません。

パーツ収集はシナリオだけでなく各モードなどの周回で集めます。
同種のパーツが同じ性能で同じスキルではないのですがパーツの強化や合成で弄れるので目的のパーツさえ取得できれば周回に費やす時間は短縮できます。


【シナリオモード】
シナリオが在り来たりすぎ。
もっというと陳腐すぎる。
電脳世界で悪玉ハッカーやAI問題等々が出てきて・・・かなり擦られてきたお話からほとんど進化がない。
ガンダムビルダーズやビルドダイバーズとまではいわないけど登場キャラの私生活の面をもっと描いてほしかった。

敵ガンプラは原作にアニメに沿った組み合わせで登場したりとニヤリとさせてくれます。
本作オリジナルキャラはガンプラパーツを弄った本作オリジナルのMSに登場してきますが工夫してあるのはパーツの組み合わせとカラーリングくらいでウェザリングやデカールはほとんど無し。
そのせいかオリジナルキャラの搭乗MSへのこだわりが感じれません。

本作のアクションは1vs1のタイマンを基準としているようで複数の敵を相手にするには向いていません。
多数の敵に攻められることも少なく1vs1のバトルで熱くなれるので問題はないのですが巨大MS2体同時出現は面倒でした。

【ジオラマモード】
他ゲームでは珍しくはないモードですがガンブレシリーズでは初かな。
モデルの回転や配置、カメラ操作は慣れるまでが難しいですが他のジオラマモードよりわかりやすくなっていてほぼ思い通りのシーンを造ることができます。
パーツは集める必要があるのでそっちのほうが大変。
シナリオモードをクリアした後のゲームプレイを続ける糧になるに十分なモードです。

【グラフィックなど】
ようやくPS5でプラスティックの質感・プラモデルにかなり近い表現ができるように。
でも完璧じゃないんだよなぁ・・・。
どう質感を弄ってもプラスティックというより石膏に近い質感。
プラモデルというより普通のロボットゲームのロボットにみえるし墨入れはもっと濃くできるようにしてほしい
パーツの色分けも細かくできたほうがいいかな。

ロードが早いので新パーツのテストプレイが気軽にできるのはいい。
カスタマイズ中にパーツを選ぶとそのパーツが表示されるのですが極わずか、1秒もないのですがいちいち読み込むのはじれったい。
シナリオモードをクリアした時点で得たパーツでブレイバーンを作ってみようとしたけど下半身の色分けがあまり細かく設定できないでなかなか難しい。

あれこれ細かいことをいってしまうのはガンプラを造るときのこだわりをこのゲームにも求めてしまうからかなぁ。
このゲームの開発者に申し訳ない気持ちも。
このシリーズに求めるガンプラファンの究極の願望は実際のプラモデルのパーツ1つ1つまでバラバラにできる忠実な完全再現ですから。

シンプルかつ重火力で楽しめる方向に舵をとったのは大正解でしょう。
パーツを集め自由にカスタマイズにできるまでは時間がかかるうえカスタマイズにハマると時間がどんどん溶けていきます(楽しくて)

それでも可変・変身MS&MAが増えないとこのシリーズのもの足りなさは解消されないかな。


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