◆idiDHwDMwc さんの作品一覧
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452:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 13:43:42.92:BRGz7pUMO (3/4)
あーこれは満潮無意識とはいえ贔屓されてるの気付いちゃった感じかぁ……本人嫌がってるし喧嘩にもなるか
あーこれは満潮無意識とはいえ贔屓されてるの気付いちゃった感じかぁ……本人嫌がってるし喧嘩にもなるか
モバP「泰葉からチョコもらった時の話?」
絵里「なんとかストロガノフ!」穂乃果「そう、カレーです」
タマ「ニャー」タラオ「タマ口臭いですぅ!」タマ「!!!!!!!」
玲音「風邪を引いてしまったようだ…」
苗木「霧切さん、この蝶ネクタイつけてみてよ」
453: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 13:45:16.07:UrhBXaLH0 (11/16)
翌日
鎮守府 執務室
提督「よし二人とも出頭したな。改めてわけを聞こう。不知火」
不知火「はっ! 事件の発端は私が満潮に詰め寄ったことです」
提督「陽炎の話と違うようだが?」
不知火「……陽炎たちは途中からやってきたので事実の誤認があったものと思われます」
提督「あの時、間抜けな声を出したのも憶測で報告したことにきがついたから……あの馬鹿者め。姉によくよく報告は正確に行うように伝えておけ。しかし、しかしだ、不知火、お前も間違いないといったではないか。どういうことだ」
不知火「申し訳ありません。私も頭に血が上っていたようで細かい違いについては……」
提督「まぁ、感情があるとはそういうことだろうな。陽炎の件もある。以後、気をつけろよ」
不知火「はっ!」
提督「……で、満潮はなぜ私闘に及ばんとするほどに激昂したのだ」
満潮「不知火がいきなり私に『さすがに贔屓されてる艦は違いますね』って詰め寄ってきたのよ。不知火にもいっとくけど今回の出撃については自分でもぎ取ったものよ」
提督「は、ははは……確かにな。もぎ取っていったものだ」
赤城「?」
満潮「第一、私はあんたにそういう扱いをされること事態、腹が立っていたのよ。そのことで責められるなんてお門違いもいいところだわ」
提督「……再度、言うが私にそのようなつもりは無かった。が、結果的にそうなっていてお前達に不愉快な思いをさせたのであれば謝罪しよう」
満潮「べつに。どうだっていいわよ」
不知火「いいえ、謝罪の必要はありません。あれは私の勘違いでした」
提督「勘違い?」
不知火「私はずっと考えていたのです。司令は厳格でなによりも規律を重んじられる方です。そのような方が人物の好悪によって指揮を執るとは思えません。よって、満潮の件は不知火の思い過ごしだったと思います」
提督「……私はそんなに立派な人間ではない。軍人としても未熟者――」
不知火「いえ! 司令は立派な軍人です! 個人の人格については不知火には判断できませんが、指揮能力や規律を重んじる性格は軍人の鑑と言っても過言ではないと愚考します!」
提督「っ!? そんなことはない! なにかお前は勘違いをしていないか!?」
不知火「いえ、間違いありません。私はそう判断しています」
提督「馬鹿な。あり得ん、赤城、お前はどう思う」
赤城「えっ? 私ですか?」
提督「すまん、取り乱した……不知火、お前はそれでいいのか?」
不知火「? はい、私は構いません」
満潮「馬鹿ばっかり……」ボソッ
翌日
鎮守府 執務室
提督「よし二人とも出頭したな。改めてわけを聞こう。不知火」
不知火「はっ! 事件の発端は私が満潮に詰め寄ったことです」
提督「陽炎の話と違うようだが?」
不知火「……陽炎たちは途中からやってきたので事実の誤認があったものと思われます」
提督「あの時、間抜けな声を出したのも憶測で報告したことにきがついたから……あの馬鹿者め。姉によくよく報告は正確に行うように伝えておけ。しかし、しかしだ、不知火、お前も間違いないといったではないか。どういうことだ」
不知火「申し訳ありません。私も頭に血が上っていたようで細かい違いについては……」
提督「まぁ、感情があるとはそういうことだろうな。陽炎の件もある。以後、気をつけろよ」
不知火「はっ!」
提督「……で、満潮はなぜ私闘に及ばんとするほどに激昂したのだ」
満潮「不知火がいきなり私に『さすがに贔屓されてる艦は違いますね』って詰め寄ってきたのよ。不知火にもいっとくけど今回の出撃については自分でもぎ取ったものよ」
提督「は、ははは……確かにな。もぎ取っていったものだ」
赤城「?」
満潮「第一、私はあんたにそういう扱いをされること事態、腹が立っていたのよ。そのことで責められるなんてお門違いもいいところだわ」
提督「……再度、言うが私にそのようなつもりは無かった。が、結果的にそうなっていてお前達に不愉快な思いをさせたのであれば謝罪しよう」
満潮「べつに。どうだっていいわよ」
不知火「いいえ、謝罪の必要はありません。あれは私の勘違いでした」
提督「勘違い?」
不知火「私はずっと考えていたのです。司令は厳格でなによりも規律を重んじられる方です。そのような方が人物の好悪によって指揮を執るとは思えません。よって、満潮の件は不知火の思い過ごしだったと思います」
提督「……私はそんなに立派な人間ではない。軍人としても未熟者――」
不知火「いえ! 司令は立派な軍人です! 個人の人格については不知火には判断できませんが、指揮能力や規律を重んじる性格は軍人の鑑と言っても過言ではないと愚考します!」
提督「っ!? そんなことはない! なにかお前は勘違いをしていないか!?」
不知火「いえ、間違いありません。私はそう判断しています」
提督「馬鹿な。あり得ん、赤城、お前はどう思う」
赤城「えっ? 私ですか?」
提督「すまん、取り乱した……不知火、お前はそれでいいのか?」
不知火「? はい、私は構いません」
満潮「馬鹿ばっかり……」ボソッ
454: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 13:47:55.40:UrhBXaLH0 (12/16)
提督「不知火の認識についてはまた後日、席を設ける。しかし、私の行動でお前達に不信感を与えていたのは事実だ。減刑を――」
赤城「駄目ですよ。私闘に及ぼうとしたのは事実です。それをいちいち、誰の責任だからと言って減刑していては鎮守府が成り立ちません」
提督「む。しかし、だな――」
赤城「……」ニコニコ
提督「分かった。意見具申を容れる」
提督「はぁ……とにかく事件のことはよくよく理解した。今回の件については減刑も刑の加重も行わない。体質手していいぞ」
不知火「寛大なご処置に感謝します!」
満潮「……失礼するわ」
パタン
提督「分からん…さっぱりだ」
赤城「何がですか?」
提督「お前達の心も私の心もだ」
赤城「そんなものですよ。ただ、一ついえるのはあなたは指揮官なのですから飴と鞭を与える。それが仕事です」
提督「はぁ……」
――前日
鎮守府 食堂
不知火(今日は鯖の味噌にですか……好物です。さて、陽炎たちは――)
満潮「今回は一緒に出撃できるわ! ちゃんと私の活躍見ておきなさいよ!」
霞「はいはい、あんたの努力は私達が一番良く知ってるわよ」
朝潮「はい! 満潮は口は悪いですが努力家です。そういったところは私も司令官も大いに評価しています!」
満潮「はぁ、あいつの名前はださ無いで」
朝潮「?」
不知火(今回の出撃……? すでに通達が出ていたはず。なんで名前が無かった満潮が……)
満潮「なによ、なんか用?」
不知火「…… さすがに贔屓されてる艦は違いますね。意見具申一つで編成も思い通りですか」
満潮「!? 取り消しなさい! あんな無能に私は贔屓なんかされていない! そんなこと望んでなんかいないのよ!」
不知火「……司令は無能ではありません」
朝潮「え? え? ちょ、ちょっと待ってくだ――」
満潮「はっ ! あんたからそういう言葉が出てくる時点で充分に無能じゃない!」
不知火「……黙れ」
陽炎「あ、不知火、あっちに――って、なにやってんのよ?」
満潮「ああ、陽炎、早く連れて行きなさいよ。いきなり喧嘩売ってくるなんて陽炎型はどうなってんのよ」
不知火「五月蝿い! 叩き潰す!」
陽炎「ちょ、ちょっと待ちなさい! もー! どうなってんのよ!?」
不知火編 後編 艦
提督「不知火の認識についてはまた後日、席を設ける。しかし、私の行動でお前達に不信感を与えていたのは事実だ。減刑を――」
赤城「駄目ですよ。私闘に及ぼうとしたのは事実です。それをいちいち、誰の責任だからと言って減刑していては鎮守府が成り立ちません」
提督「む。しかし、だな――」
赤城「……」ニコニコ
提督「分かった。意見具申を容れる」
提督「はぁ……とにかく事件のことはよくよく理解した。今回の件については減刑も刑の加重も行わない。体質手していいぞ」
不知火「寛大なご処置に感謝します!」
満潮「……失礼するわ」
パタン
提督「分からん…さっぱりだ」
赤城「何がですか?」
提督「お前達の心も私の心もだ」
赤城「そんなものですよ。ただ、一ついえるのはあなたは指揮官なのですから飴と鞭を与える。それが仕事です」
提督「はぁ……」
――前日
鎮守府 食堂
不知火(今日は鯖の味噌にですか……好物です。さて、陽炎たちは――)
満潮「今回は一緒に出撃できるわ! ちゃんと私の活躍見ておきなさいよ!」
霞「はいはい、あんたの努力は私達が一番良く知ってるわよ」
朝潮「はい! 満潮は口は悪いですが努力家です。そういったところは私も司令官も大いに評価しています!」
満潮「はぁ、あいつの名前はださ無いで」
朝潮「?」
不知火(今回の出撃……? すでに通達が出ていたはず。なんで名前が無かった満潮が……)
満潮「なによ、なんか用?」
不知火「…… さすがに贔屓されてる艦は違いますね。意見具申一つで編成も思い通りですか」
満潮「!? 取り消しなさい! あんな無能に私は贔屓なんかされていない! そんなこと望んでなんかいないのよ!」
不知火「……司令は無能ではありません」
朝潮「え? え? ちょ、ちょっと待ってくだ――」
満潮「はっ ! あんたからそういう言葉が出てくる時点で充分に無能じゃない!」
不知火「……黙れ」
陽炎「あ、不知火、あっちに――って、なにやってんのよ?」
満潮「ああ、陽炎、早く連れて行きなさいよ。いきなり喧嘩売ってくるなんて陽炎型はどうなってんのよ」
不知火「五月蝿い! 叩き潰す!」
陽炎「ちょ、ちょっと待ちなさい! もー! どうなってんのよ!?」
不知火編 後編 艦
455: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 13:52:28.71:UrhBXaLH0 (13/16)
最後、尻切れトンボ。
不知火みたいな完璧主義者っぽい人は現実と自分の想定した理想の乖離に苦しんでいそうと言う想像からかいてみました。
ちょいちょい不知火は今後も出す予定です。コメディ回はどこ、ここ?
次、グラーフですね。
赤城を参考にした彼女のコンマはどうなんやろね
提督からグラーフへの感情度 ↓コンマ以下
グラーフから提督への感情度 ↓↓コンマ以下
最後、尻切れトンボ。
不知火みたいな完璧主義者っぽい人は現実と自分の想定した理想の乖離に苦しんでいそうと言う想像からかいてみました。
ちょいちょい不知火は今後も出す予定です。コメディ回はどこ、ここ?
次、グラーフですね。
赤城を参考にした彼女のコンマはどうなんやろね
提督からグラーフへの感情度 ↓コンマ以下
グラーフから提督への感情度 ↓↓コンマ以下
456:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 13:53:48.92:BRGz7pUMO (4/4)
乙
まあぶっちゃけ提督の無意識の贔屓と満潮の暴発が悪い
乙
まあぶっちゃけ提督の無意識の贔屓と満潮の暴発が悪い
457:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 13:58:37.53:lbI40mobo (2/2)
ぐらー
ぐらー
458: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 14:00:08.72:UrhBXaLH0 (14/16)
んん……? なんかちょっと嫌な予感してるで!
んん……? なんかちょっと嫌な予感してるで!
459: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 14:01:37.81:UrhBXaLH0 (15/16)
途中で送信してしまいました、申し訳ありません……
提督からグラーフへの感情度が90を越えましたので好感度コンマです
提督からグラーフへの好感度 ↓コンマ以下
グラーフから提督への好感度 ↓↓コンマ以下
途中で送信してしまいました、申し訳ありません……
提督からグラーフへの感情度が90を越えましたので好感度コンマです
提督からグラーフへの好感度 ↓コンマ以下
グラーフから提督への好感度 ↓↓コンマ以下
460:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:03:12.95:VBSRkUnf0 (2/3)
そいっ
そいっ
461:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:03:27.20:kCS3DdN/O (1/2)
コンマの神は言っている
素晴らしいエンターテイメントを用意してやると
コンマの神は言っている
素晴らしいエンターテイメントを用意してやると
462:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:05:11.64:VBSRkUnf0 (3/3)
あかん、司令官がベタ惚れすぎてグラーフが引いてる
あかん、司令官がベタ惚れすぎてグラーフが引いてる
463:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:07:57.13:qGOXSuavo (1/1)
これグラ子に一目惚れしたんちゃうか?
コンマ神の気まぐれはあるにしても一応この提督が好感度や相性度高いのは物静かで真面目タイプが多いし
その逆でボノやミッチーみたいなウルさ型も好みという まぁミッチーはシスコン発症のせいだけど
これグラ子に一目惚れしたんちゃうか?
コンマ神の気まぐれはあるにしても一応この提督が好感度や相性度高いのは物静かで真面目タイプが多いし
その逆でボノやミッチーみたいなウルさ型も好みという まぁミッチーはシスコン発症のせいだけど
464:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:08:57.97:1bjTfqfXo (1/1)
??「大丈夫、大丈夫、まだ大丈夫」
??「大丈夫、大丈夫、まだ大丈夫」
465: ◆idiDHwDMwc:2017/11/09(木) 14:14:35.38:UrhBXaLH0 (16/16)
提督からグラーフへの感情度:92 提督からグラーフへの好感度:95
グラーフから提督への感情度:53 グラーフから提督への好感度:20
赤城とグラーフどこで差がついたのか…慢心、環境の違い
これは国際ケッコン狙ってますわ……
提督からグラーフへの感情度:92 提督からグラーフへの好感度:95
グラーフから提督への感情度:53 グラーフから提督への好感度:20
赤城とグラーフどこで差がついたのか…慢心、環境の違い
これは国際ケッコン狙ってますわ……
466:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:18:16.42:kCS3DdN/O (2/2)
これでグラーフ→赤城の矢印出てたら見事な三角関係で笑うしかない
これでグラーフ→赤城の矢印出てたら見事な三角関係で笑うしかない
467:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:28:58.25:7EJVC/IDO (2/3)
提督はドイツ人に思い入れや憧れがあったのかもね
ところで赤城さん、あなたが欲しいものを十分もらっているグラーフは
さほど喜んでないどころか鬱陶しいと思ってるみたいですよ?本当に大丈夫?
提督はドイツ人に思い入れや憧れがあったのかもね
ところで赤城さん、あなたが欲しいものを十分もらっているグラーフは
さほど喜んでないどころか鬱陶しいと思ってるみたいですよ?本当に大丈夫?
468:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:46:15.85:6dsQGeqtO (2/2)
そら仮にグラーフにぞっこんだったとしてもこの提督がまともなアプローチなんぞ出来るわけないからな
明後日の方向で毎度絡まれてたりなんかしら鬱陶しくもなる
もしかしたら昔助けてもらったのが(別の)グラーフみたいな満潮パターンもあるけど
そら仮にグラーフにぞっこんだったとしてもこの提督がまともなアプローチなんぞ出来るわけないからな
明後日の方向で毎度絡まれてたりなんかしら鬱陶しくもなる
もしかしたら昔助けてもらったのが(別の)グラーフみたいな満潮パターンもあるけど
469:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 14:58:52.51:XxwFse8Ro (1/1)
提督の前世総統説
提督の前世総統説
470:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 16:05:59.40:fGeo2F7aO (1/1)
>>438
会社組織もそうだけど部署ごとでカラーが違うからね
上司が成果至上主義のサイコパスだと下も自分の事だけで精一杯だし
>>447
金剛からすると艦娘を選り好みしてるようにも見えるんだろうな
自分の妹は危地に突っ込ませるのに曙は単身で助けに行ったりしてるし
(この提督にそんな意図は無いけど)
そんな職場で自分が骨折りしてまで艦娘を纏めようって気にならんのだろう
>>438
会社組織もそうだけど部署ごとでカラーが違うからね
上司が成果至上主義のサイコパスだと下も自分の事だけで精一杯だし
>>447
金剛からすると艦娘を選り好みしてるようにも見えるんだろうな
自分の妹は危地に突っ込ませるのに曙は単身で助けに行ったりしてるし
(この提督にそんな意図は無いけど)
そんな職場で自分が骨折りしてまで艦娘を纏めようって気にならんのだろう
471:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 16:40:46.09:cgbf6fx4O (1/1)
増援のあるなしとか現場にいたかどうかとか、金剛の時と曙の時じゃ状況が違うしなぁ……二人の位置が逆でも同じ行動取ってたと思うけどね
増援のあるなしとか現場にいたかどうかとか、金剛の時と曙の時じゃ状況が違うしなぁ……二人の位置が逆でも同じ行動取ってたと思うけどね
472:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 17:13:26.90:h0p1NznD0 (1/1)
もういっそ正規空母勢同士のコンマを見た方がよさげ?(地獄のカマを開ける音
もういっそ正規空母勢同士のコンマを見た方がよさげ?(地獄のカマを開ける音
473:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 18:02:47.38:PuZCY2ZY0 (2/2)
ここの加賀はかわいい
ここの加賀はかわいい
474:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 18:19:08.34:XhUo0L8so (1/1)
グラーフ…
赤城に何か変なこと吹き込まれてないか?
グラーフ…
赤城に何か変なこと吹き込まれてないか?
475:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 20:07:15.36:mmKyGsYbO (1/1)
赤城をティーパーティに誘ってた姿が派閥作りにしか見えなくなってしまった俺としては主犯金剛説を推す
まあ本命は提督のやらかしでほぼ鉄板だけど
赤城をティーパーティに誘ってた姿が派閥作りにしか見えなくなってしまった俺としては主犯金剛説を推す
まあ本命は提督のやらかしでほぼ鉄板だけど
476:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 21:04:18.68:DmKSng6y0 (1/1)
コンマ救済はご法度かもしれないけど大淀さんに救いを
トップバッターなのにいいとこナシでこのまま赤城さんに出番まで奪われて…
一段落したら救済措置を検討してほしいよど!
コンマ救済はご法度かもしれないけど大淀さんに救いを
トップバッターなのにいいとこナシでこのまま赤城さんに出番まで奪われて…
一段落したら救済措置を検討してほしいよど!
477:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 21:11:16.18:2iYu+Kbzo (1/1)
(コンマ次第だけど)関係改善話はやるって言ってるぞ
感情度高好感度高・・・好きだし仲良くなりたい
感情度高好感度低・・・興味はあるが(過去の事件等で)苦手意識がある
感情度低好感度高・・・好ましいとは思っているがあまり関わりたくは無い
感情度低好感度低・・・嫌い
現状大まかにするとこんな感じかね
(コンマ次第だけど)関係改善話はやるって言ってるぞ
感情度高好感度高・・・好きだし仲良くなりたい
感情度高好感度低・・・興味はあるが(過去の事件等で)苦手意識がある
感情度低好感度高・・・好ましいとは思っているがあまり関わりたくは無い
感情度低好感度低・・・嫌い
現状大まかにするとこんな感じかね
478:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 22:57:31.22:FJgR4ikU0 (1/2)
単純に両方の好感度が高い艦娘が増えても改善に繋がらない空気ができてるからなあ
これ、きっかけがあれば大火になりそう
それはそれで派手でいいがなww
単純に両方の好感度が高い艦娘が増えても改善に繋がらない空気ができてるからなあ
これ、きっかけがあれば大火になりそう
それはそれで派手でいいがなww
479:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:03:20.20:7EJVC/IDO (3/3)
>>478
そういう意味では曙救出の話なんかは良い起爆剤になるんだがな
青葉が赤城さんと正面切ってやり合える根性があれば…
>>478
そういう意味では曙救出の話なんかは良い起爆剤になるんだがな
青葉が赤城さんと正面切ってやり合える根性があれば…
480:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:14:31.71:Nf5/3r6Co (2/2)
曙の話は赤城の言うとおり劇薬だと思うな
不知火とか金剛とかに悪影響を与えかねない
曙の話は赤城の言うとおり劇薬だと思うな
不知火とか金剛とかに悪影響を与えかねない
481:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:27:35.39:Y/Nthqk9O (1/1)
部下を守った美談みたいなもんだし不知火は別に問題無くね?
金剛は比叡の時とは状況が違いすぎるからどう思うかは分からないけど
部下を守った美談みたいなもんだし不知火は別に問題無くね?
金剛は比叡の時とは状況が違いすぎるからどう思うかは分からないけど
482:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:30:29.42:4YxM0fD0O (1/1)
軍人にとってなにより大切な規律守ってないというのは軍人の世界で手放しに美談として受け入れられるのかというのはよく考える必要があるんじゃね?
軍人の世界の常識と一般人の世界の常識は違うわけで
軍人にとってなにより大切な規律守ってないというのは軍人の世界で手放しに美談として受け入れられるのかというのはよく考える必要があるんじゃね?
軍人の世界の常識と一般人の世界の常識は違うわけで
483:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:45:30.09:p8xBQTwNO (1/1)
それを言い出すと軍人意識を持って規律を守れている艦娘が果たして何人いるやらって話にならんか?……ならんか
それを言い出すと軍人意識を持って規律を守れている艦娘が果たして何人いるやらって話にならんか?……ならんか
484:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/09(木) 23:49:10.73:FJgR4ikU0 (2/2)
だが嫌われる人が出てもそういう美談出すべきかもな
この提督の嫌な言動はやっぱり嫌う人多そうな上に蓄積されてるから最悪を避けるのなら…
赤城はそれを狙ってるのかもな
だが嫌われる人が出てもそういう美談出すべきかもな
この提督の嫌な言動はやっぱり嫌う人多そうな上に蓄積されてるから最悪を避けるのなら…
赤城はそれを狙ってるのかもな
485:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 00:36:36.75:zAAT+xX3o (1/1)
この赤城は一番に提督が変質せず赤城への愛を目覚めて貰うこと、次いで提督に忠実な駒が増えれば良いと考えてるんだろうな
提督の性格・権威と、提督からの赤城に対する信頼を守るためには加賀でもノーモーションで切り捨てそう……
鎮守府が二つに割れて運営・提督の実績に傷がつくリスクは避けたいんだろう
この赤城は一番に提督が変質せず赤城への愛を目覚めて貰うこと、次いで提督に忠実な駒が増えれば良いと考えてるんだろうな
提督の性格・権威と、提督からの赤城に対する信頼を守るためには加賀でもノーモーションで切り捨てそう……
鎮守府が二つに割れて運営・提督の実績に傷がつくリスクは避けたいんだろう
486:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 00:40:15.78:2nVlV5FS0 (1/1)
判らん
今からでも提督が孤立して独り占めルートにいきそう
判らん
今からでも提督が孤立して独り占めルートにいきそう
487:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 00:45:03.69:ybr4m2Qvo (1/1)
>>483
方向転換を始めたばかりで効果が出ないかどうかすら分かっていない初期段階なのに
提督をまともに慕ってる数少ない味方という足場を無くすリスクを受け入れてまで新規開拓しなければならない段階か?というところかと
下手すると両方からそっぽ向かれる事になる
……今ナチュラルに味方少ないって書いたけど味方多かったらそれはそれでいきなりご機嫌取りに行く必要ないしいいよね?
>>483
方向転換を始めたばかりで効果が出ないかどうかすら分かっていない初期段階なのに
提督をまともに慕ってる数少ない味方という足場を無くすリスクを受け入れてまで新規開拓しなければならない段階か?というところかと
下手すると両方からそっぽ向かれる事になる
……今ナチュラルに味方少ないって書いたけど味方多かったらそれはそれでいきなりご機嫌取りに行く必要ないしいいよね?
488:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 04:04:14.07:FEcGRAeQo (1/1)
とりあえず言えるのは
どんまいグラーフ
とりあえず言えるのは
どんまいグラーフ
489:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 04:55:57.91:K+yuJUsJo (1/1)
ドイツ人は勤勉で規則には厳格だから提督には好印象なんだろうね
ドイツ人は勤勉で規則には厳格だから提督には好印象なんだろうね
490:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 16:10:21.24:TLtcghTI0 (1/1)
これでビスマルクは嫌ってたらww
これでビスマルクは嫌ってたらww
491:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 20:20:54.05:4lasAVou0 (1/1)
出張先からの更新は厳しいみたいだな。残当
出張先からの更新は厳しいみたいだな。残当
492:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/10(金) 20:45:13.12:Q0G4kQZH0 (1/1)
待ってる、仕事応援してる
待ってる、仕事応援してる
493:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 10:20:35.92:CkdJKPyQ0 (1/1)
一週間出張ってことは割と大きなプロジェクト任されたのかな?
ちゃんと帰ってきてくれよ
一週間出張ってことは割と大きなプロジェクト任されたのかな?
ちゃんと帰ってきてくれよ
494:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 11:10:34.14:LB9fk24oO (1/1)
ゴルフ出張とかだったら笑え……いや笑えない
ゴルフ出張とかだったら笑え……いや笑えない
495:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 15:57:18.46:0sXxwN2Po (1/1)
大淀さんは見返してやることが出来そうですか(小声
大淀さんは見返してやることが出来そうですか(小声
496:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 17:26:58.99:qGIYsqvgO (1/1)
>>495
秘書艦外れて作戦立案に関われなくなったのにどうやって見返せば……
>>495
秘書艦外れて作戦立案に関われなくなったのにどうやって見返せば……
497:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 17:29:38.69:IgTd2mb4o (1/1)
>>496
艦娘と関係改善できなくてザマァってする
>>496
艦娘と関係改善できなくてザマァってする
498:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 17:43:02.26:OidvEBVyo (1/1)
見返してねぇ!?
ただの根暗メガネだこれ!!
見返してねぇ!?
ただの根暗メガネだこれ!!
499:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 18:26:34.61:aClwattq0 (1/1)
大淀さんは火力全振りしてヒャッハーしたら戦果あげまくって結果的に評価上がりそう
大淀さんは火力全振りしてヒャッハーしたら戦果あげまくって結果的に評価上がりそう
500:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 20:22:18.48:/qs7OFlyo (1/1)
確かに兵卒に降格?ってなったら後は戦果を上げるしかのし上がることは出来んだろうからなぁ
確かに兵卒に降格?ってなったら後は戦果を上げるしかのし上がることは出来んだろうからなぁ
501:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 21:04:48.79:rjWf77cIo (1/1)
この提督にまず必要なのはコミュニケーションじゃなくて反面教師みたいな存在なんじゃないかって気がしてきた
この提督にまず必要なのはコミュニケーションじゃなくて反面教師みたいな存在なんじゃないかって気がしてきた
502:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 21:06:04.36:AbO/qWkno (1/1)
ぽっきり折れて異動願い提出しちゃう気がしないでもない
ていうかどうして異動願いを出してきた艦娘を宥めてたんだろう。シンパを作るため?
ぽっきり折れて異動願い提出しちゃう気がしないでもない
ていうかどうして異動願いを出してきた艦娘を宥めてたんだろう。シンパを作るため?
503:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/11(土) 21:13:44.34:ayjWFF9CO (1/1)
大淀は監察官を兼ねてて大本営との連絡の橋渡しもしてるみたいだから所属は一応大本営なのでは?戦闘にも出なそしてもし異動するとなったら「私が消えてもいずれ第二第三の大淀が~」みたいなこと言いそう
大淀は監察官を兼ねてて大本営との連絡の橋渡しもしてるみたいだから所属は一応大本営なのでは?戦闘にも出なそしてもし異動するとなったら「私が消えてもいずれ第二第三の大淀が~」みたいなこと言いそう
504:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/12(日) 02:05:38.55:70D4PAuDo (1/1)
感想書くのはいいけど、雑談前提やめろや
40レス雑談はやり過ぎ
ていうか、作者じゃない奴が長文書くなや、荒らすぞ
感想書くのはいいけど、雑談前提やめろや
40レス雑談はやり過ぎ
ていうか、作者じゃない奴が長文書くなや、荒らすぞ
505:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/12(日) 06:26:05.47:LHa92o3sO (1/1)
概ね同意だが荒らすぞはきもい
概ね同意だが荒らすぞはきもい
506: ◆idiDHwDMwc:2017/11/17(金) 17:40:36.04:OXW07yLTO (1/1)
1です、やっと成田に帰って来ました
さすがに出張中は無理やったね、すまぬ…
話題の大淀さんですがこの後、大活躍予定やで
あと雑談ですがそれ見て内容考えるときもあるので他のひとが読みにくくならない程度でしたら大歓迎やで
無能でスマンな
グラーフ編ですが明日の夕方~12時ぐらいまでには上げる予定です
出張の
報告書次第なんや、すまぬ…
1です、やっと成田に帰って来ました
さすがに出張中は無理やったね、すまぬ…
話題の大淀さんですがこの後、大活躍予定やで
あと雑談ですがそれ見て内容考えるときもあるので他のひとが読みにくくならない程度でしたら大歓迎やで
無能でスマンな
グラーフ編ですが明日の夕方~12時ぐらいまでには上げる予定です
出張の
報告書次第なんや、すまぬ…
507:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/17(金) 17:49:36.53:Dizv27mtO (1/1)
出張お疲れ様です
流石にお仕事優先してくだせぇ
出張お疲れ様です
流石にお仕事優先してくだせぇ
508:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/17(金) 17:59:39.15:ZLu9mOuFO (1/1)
死ぬまでなら待てるので問題ないです
死ぬまでなら待てるので問題ないです
509:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/17(金) 18:17:37.38:61HoDnmDO (1/1)
帰ってきたか!
大淀さんの活躍(意味深)に期待よど
帰ってきたか!
大淀さんの活躍(意味深)に期待よど
510:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/17(金) 21:05:34.62:Hwr9ksB7O (1/1)
出張中に上司の目を盗んで更新とかそもそも無理ゲーだったからしょうがないね
疲れてるだろうから少しは休んだ方がいいよ
出張中に上司の目を盗んで更新とかそもそも無理ゲーだったからしょうがないね
疲れてるだろうから少しは休んだ方がいいよ
511: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:27:00.02:GiTrtv/x0 (1/10)
上げていきます、あんまりグラーフでてないね……申し訳ないやで
ただ色々と伏線は張ったんで、今後に期待してくだち
鎮守府 執務室
提督「そういえば本日は――少将との演習が入っていたがスケジュールはおぼえているか?」
赤城「はい、13時に入港。その後、作戦会議を行ったのちに実戦訓練となります」
提督「結構」
赤城「お出迎えはいかがなさいますか? 大淀は香取と鹿島を手配していますが」
提督「それで良いだろう。さて、こちらの編成であるが、サーモン海域攻略艦隊から急造の第四艦隊をつかってみようとおもう」
赤城「羽黒の艦隊ですか……よろしいのではないですか? 龍驤との関係もありますし、一度は連携なども確認しておくべきかと」
提督「うむ、それでは到着前に仕事をある程度片付けてしまいたいな。あれとは久しぶりに会うからな、夜は酒でも飲みにも行きたい」
赤城「はい。ああ、そういえば――少将は提督と同期でしたね」
提督「ああ、あいつとは不思議とウマがあってな。今でこそ当鎮守府の下部の基地司令におさまっているが、あいつはかならず大将に元帥にもなれる男だと思っている」
赤城「随分と少将をかわれているのですね」
提督「かうも何も同期の桜だ。あいつの実力については私が一番知っている」
赤城「へぇ。少将は所属のむこうの艦娘を完璧に収攬していると聞きますし、作戦指揮能力もかなりのものをお持ちと聞いています。なるほど、提督のお話にも納得できますね」
提督「そうだろう、そうだろう。あれは私と違って気持ちが良い男だし、勇猛果敢にして深謀遠慮の名将だ。今のように基地指令程度では役不足だな! はっはっは……!!」
赤城「……なるほど」
提督「よしよし久しぶりにうまい酒が飲めると思うと仕事にも興がのってきた! 赤城、お前はすぐにでも第4艦隊を召集しろ。全員、待機を命令していたはずだ。館内放送でこと足りるだろ」
赤城「かしこまりました」
上げていきます、あんまりグラーフでてないね……申し訳ないやで
ただ色々と伏線は張ったんで、今後に期待してくだち
鎮守府 執務室
提督「そういえば本日は――少将との演習が入っていたがスケジュールはおぼえているか?」
赤城「はい、13時に入港。その後、作戦会議を行ったのちに実戦訓練となります」
提督「結構」
赤城「お出迎えはいかがなさいますか? 大淀は香取と鹿島を手配していますが」
提督「それで良いだろう。さて、こちらの編成であるが、サーモン海域攻略艦隊から急造の第四艦隊をつかってみようとおもう」
赤城「羽黒の艦隊ですか……よろしいのではないですか? 龍驤との関係もありますし、一度は連携なども確認しておくべきかと」
提督「うむ、それでは到着前に仕事をある程度片付けてしまいたいな。あれとは久しぶりに会うからな、夜は酒でも飲みにも行きたい」
赤城「はい。ああ、そういえば――少将は提督と同期でしたね」
提督「ああ、あいつとは不思議とウマがあってな。今でこそ当鎮守府の下部の基地司令におさまっているが、あいつはかならず大将に元帥にもなれる男だと思っている」
赤城「随分と少将をかわれているのですね」
提督「かうも何も同期の桜だ。あいつの実力については私が一番知っている」
赤城「へぇ。少将は所属のむこうの艦娘を完璧に収攬していると聞きますし、作戦指揮能力もかなりのものをお持ちと聞いています。なるほど、提督のお話にも納得できますね」
提督「そうだろう、そうだろう。あれは私と違って気持ちが良い男だし、勇猛果敢にして深謀遠慮の名将だ。今のように基地指令程度では役不足だな! はっはっは……!!」
赤城「……なるほど」
提督「よしよし久しぶりにうまい酒が飲めると思うと仕事にも興がのってきた! 赤城、お前はすぐにでも第4艦隊を召集しろ。全員、待機を命令していたはずだ。館内放送でこと足りるだろ」
赤城「かしこまりました」
512: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:31:36.15:GiTrtv/x0 (2/10)
――13時――
鎮守府 桟橋
香取「――提督の命でお迎えに上がりました練習巡洋艦の香取と申します」
鹿島「同じく鹿島と申します」
少将「――少将です。以後、お見知りおきをお願いします。えっと、提督はどちらに?」
香取「提督は執務室でお待ちになっています。火急のご用件があったでしょうか?」
少将「……そうですか。彼とは仕官学校時代の同期でしてね、早く顔を見たかったんですがやはりお忙しいようですね」
香取「サーモン海域のこともあって最近はずいぶんとせわしなくしておりましたが、提督も少将の到着を首を長くしてお待ちです。秘書艦の赤城もあまりに普段とご様子が違うので驚いていました」
少将「ふむ? 私の記憶が正しければ秘書艦は大淀さんが務めていませんでしたか? 大本営のほうにお戻りに?」
香取「私には詳しいことはわかりませんが、先日、交代になりました」
少将「? 不思議なこともあるものですね」
香取「ええ、大淀さんの仕事ぶりに問題はなかったので不思議に思ってる艦娘も多いんですが、どうにも肝心の大淀さんもお部屋にこもりっきりで……」
少将「いや、そういうことではなく――」
香取「?」
少将「――いえ、結構。こちらの話ですのでお気になさらないでください。さぁ、それよりも案内をよろしくお願いします」
香取「畏まりました。それでは少将はこちらへどうぞ」
鹿島「艦娘の皆さんは私が御案内します。待機所となる第2作戦会議室に御案内しますね」
――13時――
鎮守府 桟橋
香取「――提督の命でお迎えに上がりました練習巡洋艦の香取と申します」
鹿島「同じく鹿島と申します」
少将「――少将です。以後、お見知りおきをお願いします。えっと、提督はどちらに?」
香取「提督は執務室でお待ちになっています。火急のご用件があったでしょうか?」
少将「……そうですか。彼とは仕官学校時代の同期でしてね、早く顔を見たかったんですがやはりお忙しいようですね」
香取「サーモン海域のこともあって最近はずいぶんとせわしなくしておりましたが、提督も少将の到着を首を長くしてお待ちです。秘書艦の赤城もあまりに普段とご様子が違うので驚いていました」
少将「ふむ? 私の記憶が正しければ秘書艦は大淀さんが務めていませんでしたか? 大本営のほうにお戻りに?」
香取「私には詳しいことはわかりませんが、先日、交代になりました」
少将「? 不思議なこともあるものですね」
香取「ええ、大淀さんの仕事ぶりに問題はなかったので不思議に思ってる艦娘も多いんですが、どうにも肝心の大淀さんもお部屋にこもりっきりで……」
少将「いや、そういうことではなく――」
香取「?」
少将「――いえ、結構。こちらの話ですのでお気になさらないでください。さぁ、それよりも案内をよろしくお願いします」
香取「畏まりました。それでは少将はこちらへどうぞ」
鹿島「艦娘の皆さんは私が御案内します。待機所となる第2作戦会議室に御案内しますね」
513: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:39:13.67:GiTrtv/x0 (3/10)
鎮守府 執務室
コン、コン
香取「失礼します、香取です。――少将をお連れしました」
提督「! ご苦労、入れ」
香取「失礼しま――」
提督「いや、よく来てくれた! そんなところにたってないでこっちに座ってくれ。次回の作戦について詳しく貴様とは話し合っておきたかったのだ!」
少将「はぁ……提督はまことにお変わりありませんね」
提督「そんな他人行儀は辞めてくれ。むずがゆくて仕方ない。俺と貴様の仲ではないか、上官もいないのだ、昔のように話そう」
少将「――なら、言葉に甘えさせてもらうぞ。元気にしていたか、豊太郎」
提督「おうとも。お前も元気なようで安心したぞ、最近はめっきりと顔を合わせていなかったからな」
赤木「? 提督のお名前ですが私の記憶と違いますが」
少将「ああ、これはあだ名ですよ」
提督「余計なことは聞かなくてよろしい。すまんな、どうも軍人だというのに艦娘というのは無駄口が多い」
少将「そんなことを言うもんじゃないぞ。おれたちなんて鎮守府の門をひとつぬけて女性に話しかけようもんならすぐに逃げられるぞ」
提督「はっはっは……! 確かに言うとおりだ。赤城、香取、ご苦労だったな。しばらくは二人で話すので談話室で待機しておいてくれ。話が済み次第、演習の作戦立案に向かう」
赤城「……かしこまりました。香取、いきますよ」
香取「はい。それでは失礼します」
バタン
提督「こうして顔を合わせるのは一年ぶりか」
少将「ああ、たまにはこっちに来て顔を見せてくれ。それよりもだ、次のサーモン海域での作戦であるが」
提督「ああ、そのことだが、手紙にも書いたが現場の指揮は頼んだぞ。今回は俺も安心して鎮守府で待機していられるな」
少将「うむ。お前の描いた作戦を俺が指揮するのだ、万が一、いや、憶が一にも失敗は無いだろうさ」
提督「しかし、慢心はしてくれるなよ? これが無事に済めば貴様も昇進、栄転になるだろうからな、気合を入れてくれ」
少将「うむ、任せろ」
提督「期待している」
少将「ああ、そういえば、お前、歌劇が好きだったよな?」
提督「? ああ、駐在武官で独逸に居たときに大いにはまったな。それがどうした?」
少将「この前の打通作戦で一応の航路の安全が確保されただろ? あれで日本に留めおかれていた劇団が帰国することになってな。その礼と言うことで帰国前の最終公演の招待状が海軍にも来ていたのだ。この前の祝勝会で俺も何枚か頂いた」
提督「ほう! それはいいな。しかし、それならば俺も忙しいなどと突っぱねず、祝勝会には参加すればよかった。で、演目は?」
少将「ワーグナーの神々の黄昏と聞いているな」
提督「よしよし、それは良いな。どうだ一枚譲ってくれんか?」
少将「別にかまわんさ。俺もうちの所の艦娘も歌劇はさっぱりでな、一枚といわずに全部くれてやるさ」
提督「良いのか!? いや、持つべき者はよい友だな。礼と言ってはなんだが今夜の酒は俺が奢ろう」
少将「……ははは。そうだな、積もる話は又その際と言うことで」
提督「よし、それではいくか」
少将「おう」
鎮守府 執務室
コン、コン
香取「失礼します、香取です。――少将をお連れしました」
提督「! ご苦労、入れ」
香取「失礼しま――」
提督「いや、よく来てくれた! そんなところにたってないでこっちに座ってくれ。次回の作戦について詳しく貴様とは話し合っておきたかったのだ!」
少将「はぁ……提督はまことにお変わりありませんね」
提督「そんな他人行儀は辞めてくれ。むずがゆくて仕方ない。俺と貴様の仲ではないか、上官もいないのだ、昔のように話そう」
少将「――なら、言葉に甘えさせてもらうぞ。元気にしていたか、豊太郎」
提督「おうとも。お前も元気なようで安心したぞ、最近はめっきりと顔を合わせていなかったからな」
赤木「? 提督のお名前ですが私の記憶と違いますが」
少将「ああ、これはあだ名ですよ」
提督「余計なことは聞かなくてよろしい。すまんな、どうも軍人だというのに艦娘というのは無駄口が多い」
少将「そんなことを言うもんじゃないぞ。おれたちなんて鎮守府の門をひとつぬけて女性に話しかけようもんならすぐに逃げられるぞ」
提督「はっはっは……! 確かに言うとおりだ。赤城、香取、ご苦労だったな。しばらくは二人で話すので談話室で待機しておいてくれ。話が済み次第、演習の作戦立案に向かう」
赤城「……かしこまりました。香取、いきますよ」
香取「はい。それでは失礼します」
バタン
提督「こうして顔を合わせるのは一年ぶりか」
少将「ああ、たまにはこっちに来て顔を見せてくれ。それよりもだ、次のサーモン海域での作戦であるが」
提督「ああ、そのことだが、手紙にも書いたが現場の指揮は頼んだぞ。今回は俺も安心して鎮守府で待機していられるな」
少将「うむ。お前の描いた作戦を俺が指揮するのだ、万が一、いや、憶が一にも失敗は無いだろうさ」
提督「しかし、慢心はしてくれるなよ? これが無事に済めば貴様も昇進、栄転になるだろうからな、気合を入れてくれ」
少将「うむ、任せろ」
提督「期待している」
少将「ああ、そういえば、お前、歌劇が好きだったよな?」
提督「? ああ、駐在武官で独逸に居たときに大いにはまったな。それがどうした?」
少将「この前の打通作戦で一応の航路の安全が確保されただろ? あれで日本に留めおかれていた劇団が帰国することになってな。その礼と言うことで帰国前の最終公演の招待状が海軍にも来ていたのだ。この前の祝勝会で俺も何枚か頂いた」
提督「ほう! それはいいな。しかし、それならば俺も忙しいなどと突っぱねず、祝勝会には参加すればよかった。で、演目は?」
少将「ワーグナーの神々の黄昏と聞いているな」
提督「よしよし、それは良いな。どうだ一枚譲ってくれんか?」
少将「別にかまわんさ。俺もうちの所の艦娘も歌劇はさっぱりでな、一枚といわずに全部くれてやるさ」
提督「良いのか!? いや、持つべき者はよい友だな。礼と言ってはなんだが今夜の酒は俺が奢ろう」
少将「……ははは。そうだな、積もる話は又その際と言うことで」
提督「よし、それではいくか」
少将「おう」
514: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:46:35.58:GiTrtv/x0 (4/10)
鎮守府 中廊下
少将「相変わらずお前のところの鎮守府は広くて良いな。俺のところの十倍近いんじゃないか?」
提督「まぁ、前線基地と鎮守府だからな。率いる数が違うのだから、仕方ないだろ。しかし、お前も今回の作戦が終われば晴れて――司令長官の退役が決まった――鎮守府の鎮守府司令長官になるさ」
少将「うむ、そのためにも目前の作戦を成功させねば」
提督「ああ、久しぶりに気合が入る」
ビスマルク「あら? Admiralじゃない今日は演習じゃないの?」
グラーフ「なんだ男連れでサボタージュか?」
少将「――!?」
提督「BismarckとGraf Zeppelinか。お前らこそこんなところでどうした」
ビスマルク「プリンツがシュトロイゼルクーヘンを焼いたのよ。Admiralもどうかしら?」
グラーフ「え? いや、Admiralは忙しいだろ。無理を言うものじゃない」
提督「……む。残念だが、Graf Zeppelinのいうとおり忙しくてな。またの機会があれば是非、誘ってくれ」
ビスマルク「あら、残念ね」
グラーフ「ああ、Bismarck、早く行こう。Prinz Eugenにすねられても困る」
ビスマルク「それもそうね」
提督「――あ! す、少し待ってくれ」
グラーフ「……なにか?」
ビスマルク「?」
提督「いや、あれだ、なんだ……」
グラーフ「歯切れが悪いな。用が無いならさっさっと開放してもらいたいのだが」
提督「……いや、なんでもない。呼び止めてすまなかったな」
グラーフ「ふん! 意気地が無いな」
ビスマルク「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! そ、それじゃあ、Admiral、失礼するわね!」
提督「……ああ」
少将「――いやぁ、驚いた。まさかお前のところに配属になっていたのか」
提督「忘れろ」
少将「忘れろといってもな。辛いだろ? よければサーモン海域の作戦終了後、俺のところに転属させて――」
提督「そんなことは考えていない! いくら貴様といえどそれ以上は許さんぞ!」
少将「……すまなかったな。しかし、一つだけは言わせてもらうぞ」
提督「なんだ」
少将「あのときの決断は間違っていなかった。当時の情勢では彼女がお前の部下になる可能性など微塵も無かったんだ」
提督「わかっている。だから、もういうな」
少将「……」
鎮守府 中廊下
少将「相変わらずお前のところの鎮守府は広くて良いな。俺のところの十倍近いんじゃないか?」
提督「まぁ、前線基地と鎮守府だからな。率いる数が違うのだから、仕方ないだろ。しかし、お前も今回の作戦が終われば晴れて――司令長官の退役が決まった――鎮守府の鎮守府司令長官になるさ」
少将「うむ、そのためにも目前の作戦を成功させねば」
提督「ああ、久しぶりに気合が入る」
ビスマルク「あら? Admiralじゃない今日は演習じゃないの?」
グラーフ「なんだ男連れでサボタージュか?」
少将「――!?」
提督「BismarckとGraf Zeppelinか。お前らこそこんなところでどうした」
ビスマルク「プリンツがシュトロイゼルクーヘンを焼いたのよ。Admiralもどうかしら?」
グラーフ「え? いや、Admiralは忙しいだろ。無理を言うものじゃない」
提督「……む。残念だが、Graf Zeppelinのいうとおり忙しくてな。またの機会があれば是非、誘ってくれ」
ビスマルク「あら、残念ね」
グラーフ「ああ、Bismarck、早く行こう。Prinz Eugenにすねられても困る」
ビスマルク「それもそうね」
提督「――あ! す、少し待ってくれ」
グラーフ「……なにか?」
ビスマルク「?」
提督「いや、あれだ、なんだ……」
グラーフ「歯切れが悪いな。用が無いならさっさっと開放してもらいたいのだが」
提督「……いや、なんでもない。呼び止めてすまなかったな」
グラーフ「ふん! 意気地が無いな」
ビスマルク「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! そ、それじゃあ、Admiral、失礼するわね!」
提督「……ああ」
少将「――いやぁ、驚いた。まさかお前のところに配属になっていたのか」
提督「忘れろ」
少将「忘れろといってもな。辛いだろ? よければサーモン海域の作戦終了後、俺のところに転属させて――」
提督「そんなことは考えていない! いくら貴様といえどそれ以上は許さんぞ!」
少将「……すまなかったな。しかし、一つだけは言わせてもらうぞ」
提督「なんだ」
少将「あのときの決断は間違っていなかった。当時の情勢では彼女がお前の部下になる可能性など微塵も無かったんだ」
提督「わかっている。だから、もういうな」
少将「……」
515: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:50:19.40:GiTrtv/x0 (5/10)
XX10年 深夜 ドイツ ベルリン 駐在武官宿舎
提督「なんだ、――か。こんな夜更けにどうした。まぁ、座れよ。良い葡萄酒が入ったのだ」
少将「お前の悪い噂を聞いたんだ。この時間であれば人目もあるまい」
提督「――海軍大臣のお供で昨日、独逸に入ったというのに耳が早いことだ」
少将「冗談ではない! お前が独逸の艦娘に誑しこまれて機密を漏らしたと閣下のお耳にまで入りそうだったのだ! 艦娘は今や国家の機密中の機密。それの尻を追い掛け回すなど頭がおかしくなったか!?」
提督「そんなつもりは――」
少将「その葡萄酒にしてもそうだ。日本に居たときのお前であればそんな豪奢なものを喜ぶような男ではなかった! 性根まで誑しこまれたか!」
提督「なにが言いたい? あいつのことを悪く言うつもりであれば私も怒るぞ」
少将「怒る? 勝手にしろ! 艦娘は確かに見目麗しいし、感情もある。傍目から見れば美しい花のようだが、突き詰めれば他国の兵器なのだ! それにうつつを抜かすなど間抜けなことだ!」
提督「なんだと!!」
少将「貴様は誰の金でそこまでなった? 日本国民の金ではないか。命まで国にささげるという言葉は嘘だったのか?」
提督「……その言葉に偽りは無い」
少将「で、あればすぐにその艦娘とは縁を切れ。独逸のお偉方もいくら同盟国の士官とはいえ、自国の艦娘とあまり馴れ馴れしくされては良い気はしないだろう。それにお前自身の為にもこの縁はならんぞ」
提督「彼女とはただの友人だ。貴様のそれは邪推と言うものだ」
少将「邪推をされるという関係が問題なのだ! お前には3ヶ月後に帰国命令が出る予定になっている」
提督「待ってくれ! そんな話は聞いていない!?」
少将「当たり前だ。軍令部の中でもまだ本決まりになってはいないからな」
提督「なぜ、それをお前が知っている?」
少将「軍令部総長より参謀に適任者が居ないかとご下問いただいたのでな、お前を推薦しておいた」
提督「――」
少将「秘蔵っ子の俺が推したのだおそらくはお前の転属は決まったようなものだ。その前にはっきりと手切れしておけ」
提督「わからん……別に――」
少将「良くは無い。これからお前は今以上に軍の機密を扱うことになるのだ。怪しい関係はたっておけ。向こうにもそのほうが良いだろう」
提督「……」
少将「聞き分けろ。その艦娘は参謀から機密を聞き出すことを期待されるかもしれんのだぞ? お前もその艦娘もそんな関係を耐えられるのか? 私の想像だが、それはお前も相手も傷を広げるだけだ」
提督「……」
少将「いいか? 私は今回の会議が終わるまでは――ホテルに居る。必ず結果を報告しに来るのだぞ?」
提督「……分かった」
少将「うむ! 同期の桜にこんなことで脱落されても困るからな」
提督「……ああ」
少将「それではな。夜分に失礼した」
パタン
提督「私は、私はどうすればいい……」
XX10年 深夜 ドイツ ベルリン 駐在武官宿舎
提督「なんだ、――か。こんな夜更けにどうした。まぁ、座れよ。良い葡萄酒が入ったのだ」
少将「お前の悪い噂を聞いたんだ。この時間であれば人目もあるまい」
提督「――海軍大臣のお供で昨日、独逸に入ったというのに耳が早いことだ」
少将「冗談ではない! お前が独逸の艦娘に誑しこまれて機密を漏らしたと閣下のお耳にまで入りそうだったのだ! 艦娘は今や国家の機密中の機密。それの尻を追い掛け回すなど頭がおかしくなったか!?」
提督「そんなつもりは――」
少将「その葡萄酒にしてもそうだ。日本に居たときのお前であればそんな豪奢なものを喜ぶような男ではなかった! 性根まで誑しこまれたか!」
提督「なにが言いたい? あいつのことを悪く言うつもりであれば私も怒るぞ」
少将「怒る? 勝手にしろ! 艦娘は確かに見目麗しいし、感情もある。傍目から見れば美しい花のようだが、突き詰めれば他国の兵器なのだ! それにうつつを抜かすなど間抜けなことだ!」
提督「なんだと!!」
少将「貴様は誰の金でそこまでなった? 日本国民の金ではないか。命まで国にささげるという言葉は嘘だったのか?」
提督「……その言葉に偽りは無い」
少将「で、あればすぐにその艦娘とは縁を切れ。独逸のお偉方もいくら同盟国の士官とはいえ、自国の艦娘とあまり馴れ馴れしくされては良い気はしないだろう。それにお前自身の為にもこの縁はならんぞ」
提督「彼女とはただの友人だ。貴様のそれは邪推と言うものだ」
少将「邪推をされるという関係が問題なのだ! お前には3ヶ月後に帰国命令が出る予定になっている」
提督「待ってくれ! そんな話は聞いていない!?」
少将「当たり前だ。軍令部の中でもまだ本決まりになってはいないからな」
提督「なぜ、それをお前が知っている?」
少将「軍令部総長より参謀に適任者が居ないかとご下問いただいたのでな、お前を推薦しておいた」
提督「――」
少将「秘蔵っ子の俺が推したのだおそらくはお前の転属は決まったようなものだ。その前にはっきりと手切れしておけ」
提督「わからん……別に――」
少将「良くは無い。これからお前は今以上に軍の機密を扱うことになるのだ。怪しい関係はたっておけ。向こうにもそのほうが良いだろう」
提督「……」
少将「聞き分けろ。その艦娘は参謀から機密を聞き出すことを期待されるかもしれんのだぞ? お前もその艦娘もそんな関係を耐えられるのか? 私の想像だが、それはお前も相手も傷を広げるだけだ」
提督「……」
少将「いいか? 私は今回の会議が終わるまでは――ホテルに居る。必ず結果を報告しに来るのだぞ?」
提督「……分かった」
少将「うむ! 同期の桜にこんなことで脱落されても困るからな」
提督「……ああ」
少将「それではな。夜分に失礼した」
パタン
提督「私は、私はどうすればいい……」
516: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:54:26.76:GiTrtv/x0 (6/10)
――翌日――
XX10年 ドイツ ベルリン 大ティーアガルテン
グラーフ「すっかり秋になってきたな」
提督「……ああ」
グラーフ「で、話とはなんだ」
提督「……本国に戻ることになった。友人の推挙で参謀として軍令部に出仕する」
グラーフ「……そうか、オメデトウ」
提督「う、うむ」
グラーフ「……あなたにしては珍しく歯切れが悪いな。なにかあったのか?」
提督「別にそんなことは無い。あ、あれだ、ベルリン・ドイツ・オペラでジークフリードの公演が――」
グラーフ「誤魔化しはやめてくれ。随分と無様に見えるぞ」
提督「……君と会うのをやめたい」
グラーフ「……熱心に口説いてきたのはあなただったと思うが何かあったのか」
提督「いや、そんなことはない。君と会っていては私の出世に関わると忠告をもらったのだ」
グラーフ「わ、わたしは別に――」
提督「これからの海戦は艦娘が主体になる。その勉強の為に君に近づいたが、邪推するやからが出てきた。これは君にも私にも利益にならんだろう」
グラーフ「利益とはなんだ! 私はあなたとそういったつもりで一緒に居たわけではない!」
提督「君はそうでも私はそうだったのだ」
グラーフ「!? そ、それではなんだ、あの毎夜、オペラハウスに連れて行ってくれたことも贈り物も私から何かしらの利益を受けようとしたからか?」
提督「そうだ……君からドイツの艦娘に対する認識や機密などが聞ければいいと思ってやったことだ」
グラーフ「それを何故、今、言う!? 黙って本国に戻ればよかったではないか!」
提督「ぐっ……」
グラーフ「本心を話してくれ!」
提督「わ、私の本心に偽りなど無い! その気になっていた君が哀れだから、こうして種明かしをしただけだ!」
グラーフ「……もういい。あなたがそんなになさけない人とは思わなかった。2度とあなたには会わないだろうな。それに会いたいとも思わない!」
提督「それで結構だ」
――翌日――
XX10年 ドイツ ベルリン 大ティーアガルテン
グラーフ「すっかり秋になってきたな」
提督「……ああ」
グラーフ「で、話とはなんだ」
提督「……本国に戻ることになった。友人の推挙で参謀として軍令部に出仕する」
グラーフ「……そうか、オメデトウ」
提督「う、うむ」
グラーフ「……あなたにしては珍しく歯切れが悪いな。なにかあったのか?」
提督「別にそんなことは無い。あ、あれだ、ベルリン・ドイツ・オペラでジークフリードの公演が――」
グラーフ「誤魔化しはやめてくれ。随分と無様に見えるぞ」
提督「……君と会うのをやめたい」
グラーフ「……熱心に口説いてきたのはあなただったと思うが何かあったのか」
提督「いや、そんなことはない。君と会っていては私の出世に関わると忠告をもらったのだ」
グラーフ「わ、わたしは別に――」
提督「これからの海戦は艦娘が主体になる。その勉強の為に君に近づいたが、邪推するやからが出てきた。これは君にも私にも利益にならんだろう」
グラーフ「利益とはなんだ! 私はあなたとそういったつもりで一緒に居たわけではない!」
提督「君はそうでも私はそうだったのだ」
グラーフ「!? そ、それではなんだ、あの毎夜、オペラハウスに連れて行ってくれたことも贈り物も私から何かしらの利益を受けようとしたからか?」
提督「そうだ……君からドイツの艦娘に対する認識や機密などが聞ければいいと思ってやったことだ」
グラーフ「それを何故、今、言う!? 黙って本国に戻ればよかったではないか!」
提督「ぐっ……」
グラーフ「本心を話してくれ!」
提督「わ、私の本心に偽りなど無い! その気になっていた君が哀れだから、こうして種明かしをしただけだ!」
グラーフ「……もういい。あなたがそんなになさけない人とは思わなかった。2度とあなたには会わないだろうな。それに会いたいとも思わない!」
提督「それで結構だ」
517: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 18:55:36.13:GiTrtv/x0 (7/10)
――3時間後――
少将「よくやった」
提督「……なにがだ」
少将「さきほど目を真っ赤にした艦娘とすれ違った」
提督「そうか」
少将「これでお前の前途はひらけたんだ。俺に感謝しろよ」
提督「……ああ」
少将「……女々しいやつだな。あれのことは忘れろ」
提督「我ながら自分がこんなに女々しいとは思わなかった。邪推されない為にも必要以上に突き放してしまったとおもうが、私は間違っていたのか? ……教えてくれ」
少将「そんなことはない。男女の仲はそれぐらいにしておいたほうが良いさ」
提督「……そんなものか」
少将「ああ。それよりもひどい顔だ、一度、顔を洗って来い」
提督「大丈夫だ、大丈夫……」
少将「……そうか」
グラーフ編 艦
――3時間後――
少将「よくやった」
提督「……なにがだ」
少将「さきほど目を真っ赤にした艦娘とすれ違った」
提督「そうか」
少将「これでお前の前途はひらけたんだ。俺に感謝しろよ」
提督「……ああ」
少将「……女々しいやつだな。あれのことは忘れろ」
提督「我ながら自分がこんなに女々しいとは思わなかった。邪推されない為にも必要以上に突き放してしまったとおもうが、私は間違っていたのか? ……教えてくれ」
少将「そんなことはない。男女の仲はそれぐらいにしておいたほうが良いさ」
提督「……そんなものか」
少将「ああ。それよりもひどい顔だ、一度、顔を洗って来い」
提督「大丈夫だ、大丈夫……」
少将「……そうか」
グラーフ編 艦
518:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 18:56:03.23:y+TA6KBvO (1/2)
この提督過去が捻れ狂っいまくってやがる……赤城さん的にはよくやった少将というところなんだろうが
この提督過去が捻れ狂っいまくってやがる……赤城さん的にはよくやった少将というところなんだろうが
519:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 18:58:29.23:3kaScyDTo (1/3)
乙
まさかこの提督に、個人的に好きな艦娘いたとは思わなかった
乙
まさかこの提督に、個人的に好きな艦娘いたとは思わなかった
520: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 19:09:12.08:GiTrtv/x0 (8/10)
というわけで絶対に使わないだろうなってプロットが爆発したグラーフ編でした。
当時は若く、愛が必要でした……
ちょっとリハビリなので色んなとこは目をつぶって欲しいやで。後、鴎外先生に感謝や。
というわけで一応、次のコンマ投げておきます。
提督から長門への感情度 ↓コンマ以下
長門から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
というわけで絶対に使わないだろうなってプロットが爆発したグラーフ編でした。
当時は若く、愛が必要でした……
ちょっとリハビリなので色んなとこは目をつぶって欲しいやで。後、鴎外先生に感謝や。
というわけで一応、次のコンマ投げておきます。
提督から長門への感情度 ↓コンマ以下
長門から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
521:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:09:56.55:3kaScyDTo (2/3)
グラーフと似たタイプやからいけるやろ
グラーフと似たタイプやからいけるやろ
522:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:11:48.51:Ui1ZN0JDo (1/1)
いけるかしら
いけるかしら
523:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:13:47.71:xE8cJoSXO (1/1)
稀に見る普通
互いに普通
稀に見る普通
互いに普通
524:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:15:31.55:gOeidNd80 (1/1)
グラーフ……(´・ω・`)
グラーフ……(´・ω・`)
525:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:17:21.73:WTtPZivSo (1/1)
昔は今ほど朴念仁でも頭ジュラルミンでも無かったんだな
ってかお互いこんな可もなく不可も無いコンマは珍しいな
昔は今ほど朴念仁でも頭ジュラルミンでも無かったんだな
ってかお互いこんな可もなく不可も無いコンマは珍しいな
526:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:19:15.56:y+TA6KBvO (2/2)
普通すぎて逆に気持ち悪いのは俺だけだろうか
普通すぎて逆に気持ち悪いのは俺だけだろうか
527:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:31:21.65:E51RtYhUo (1/2)
おつー
過去提督……なんかどんどん愛着湧いてくわ
グラーフともちょっとは関係良くなるといいな……あ、赤城さんは座ってて下さい
おつー
過去提督……なんかどんどん愛着湧いてくわ
グラーフともちょっとは関係良くなるといいな……あ、赤城さんは座ってて下さい
528: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 19:35:06.20:GiTrtv/x0 (9/10)
ご飯食べてきました。
提督から長門への感情度:55
長門から提督への感情度:51
これは偏屈な人間の下でも仕事のできる大日本帝国の人気者・長門
次回の投下は明日の23時を予定やけど、いつもながら仕事次第
次回『本当の気持ちと向き合えますか?』
ご飯食べてきました。
提督から長門への感情度:55
長門から提督への感情度:51
これは偏屈な人間の下でも仕事のできる大日本帝国の人気者・長門
次回の投下は明日の23時を予定やけど、いつもながら仕事次第
次回『本当の気持ちと向き合えますか?』
529:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 19:53:44.85:r1SJxlIH0 (1/1)
舞姫にならなくて良かったと言うべきか
舞姫にならなくて良かったと言うべきか
530:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 20:03:01.42:egzjUzrSO (1/1)
504:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 02:05:38.55 ID:70D4PAuDo
感想書くのはいいけど、雑談前提やめろや
40レス雑談はやり過ぎ
ていうか、作者じゃない奴が長文書くなや、荒らすぞ
505:名無しNIPPER[sage ]
2017/11/12(日) 06:26:05.47 ID:LHa92o3sO
概ね同意だが荒らすぞはきもい
504:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 02:05:38.55 ID:70D4PAuDo
感想書くのはいいけど、雑談前提やめろや
40レス雑談はやり過ぎ
ていうか、作者じゃない奴が長文書くなや、荒らすぞ
505:名無しNIPPER[sage ]
2017/11/12(日) 06:26:05.47 ID:LHa92o3sO
概ね同意だが荒らすぞはきもい
531:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 20:32:25.72:JKSx0xHw0 (1/1)
その後日本に来てるとことか林太郎とエリーゼってかんじだな
乙
その後日本に来てるとことか林太郎とエリーゼってかんじだな
乙
532:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 20:47:45.09:zf3+v0QjO (1/1)
>>530
>>506なわけだが
スレあき差し置いて仕切りたいとか自分で別スレ立ててどうぞ
>>530
>>506なわけだが
スレあき差し置いて仕切りたいとか自分で別スレ立ててどうぞ
533:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 20:52:05.02:dtO/kY8lo (1/1)
触るな
触るな
534:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 22:01:29.79:ox3jYHfoo (1/1)
グラーフ……
グラーフ……
535: ◆idiDHwDMwc:2017/11/18(土) 22:05:13.30:GiTrtv/x0 (10/10)
たびたび申し訳ない1です。
第1部に位置づけていたサーモン海域編もついにクライマックスにむかいそうなので仕事放り投げて長門編書いてました。
長門編ですがかなり短めになりましたので明日とか言ったけど、本日の午前1時に投下はじめます。
なので明日は神通からになります。
またビスマルク→朝潮の後はサーモン海域の戦いをやってから由良さんやっていきます。
その後は当分、ほのぼの(?)予定です
既出の艦娘のお話もプロット固まってきているので気の早い話ですが2スレ目にいったら安価で既出の艦娘とのお話(こちらでいくつか指定だします)か新規に感情度・好感度コンマ取るか決めてやっていく予定ですが、御意見あればお願いします。
たびたび申し訳ない1です。
第1部に位置づけていたサーモン海域編もついにクライマックスにむかいそうなので仕事放り投げて長門編書いてました。
長門編ですがかなり短めになりましたので明日とか言ったけど、本日の午前1時に投下はじめます。
なので明日は神通からになります。
またビスマルク→朝潮の後はサーモン海域の戦いをやってから由良さんやっていきます。
その後は当分、ほのぼの(?)予定です
既出の艦娘のお話もプロット固まってきているので気の早い話ですが2スレ目にいったら安価で既出の艦娘とのお話(こちらでいくつか指定だします)か新規に感情度・好感度コンマ取るか決めてやっていく予定ですが、御意見あればお願いします。
536:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 22:07:24.19:E51RtYhUo (2/2)
うい
既出かな
うい
既出かな
537:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 22:15:42.64:8HXLmf8Zo (1/1)
新しい娘ばかり出しても収集がつかなくなってしまうしそろそろ既存の娘とのその後を話してもいいんじゃないかな
新しい娘ばかり出しても収集がつかなくなってしまうしそろそろ既存の娘とのその後を話してもいいんじゃないかな
538:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 23:34:35.21:3kaScyDTo (3/3)
これ一人一人に時間かかるから
まずは既出で
これ一人一人に時間かかるから
まずは既出で
539:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/18(土) 23:46:17.85:OaiDbCuP0 (1/1)
同じく既出かな
赤城さん何とかしないと危険な予感が
同じく既出かな
赤城さん何とかしないと危険な予感が
540:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 00:00:39.90:dTFIZlDIo (1/1)
グラーフを歌劇に誘うんだよあくしろよ
グラーフを歌劇に誘うんだよあくしろよ
541: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:02:46.93:a6rh2SHM0 (1/15)
更新していくでー
――翌日――
鎮守府 執務室
赤城「提督、少しお酒臭いですよ?」
提督「……そんなはずは無い。あの程度、一晩寝れば抜ける」
赤城「はぁ……仕方の無い人ですねぇ」
提督「うるさい。それで長門、お前を呼んだのは昨日の演習についてだ」
長門「ああ、私の目から見ても羽黒はよくやっていたぞ。龍驤との連携も悪くは無かったが少し功を逸ったな」
提督「おそらく龍驤が勝機と見て、強引に航空隊を押し込んだのだろう。羽黒としてはもう少し様子を見たかったようだ」
長門「今回はそれがうまくいったものの次回もそうだとは限らんぞ」
提督「分かっている。敵の練度が高い場合はあのまま誘引されて包囲された恐れもある。龍驤にはそれとなくいっておいた」
長門「うむ。それならば私から言うべきことは特に無いな」
赤城「あ、そういえば昨日はあれやりませんでしたね」
提督「突然、何だ」
赤城「カメラですよ、カメラ。鎮守府運営のことなんですから、やっぱり主力艦隊は全員、やっておいたほうがいいんじゃないですか?」
提督「む……主力な、主力……」
赤城「金剛のことは仕方ないとしても長門なら大丈夫そうじゃないですか?」
長門「お、おい、私にそんな期待をされても困る! 提督のことは良い上司だとは思っているがそれだけだぞ」
赤城「それなら充分ですよね?」
提督「まったくもって赤城の言うとおりだ。転属願いを出そうとしたり、私に向けて発砲しなければ全く問題ない」
長門「そんな奴はいないだろ!?」
提督「それが居るから困っているのだ」
長門「……提督も苦労しているのだな」
提督「……そんなことはない」
赤城「ほら、そんなアンニュイな顔してないで! こっちを見てください!」
提督「……ああ」
カシャッ!
更新していくでー
――翌日――
鎮守府 執務室
赤城「提督、少しお酒臭いですよ?」
提督「……そんなはずは無い。あの程度、一晩寝れば抜ける」
赤城「はぁ……仕方の無い人ですねぇ」
提督「うるさい。それで長門、お前を呼んだのは昨日の演習についてだ」
長門「ああ、私の目から見ても羽黒はよくやっていたぞ。龍驤との連携も悪くは無かったが少し功を逸ったな」
提督「おそらく龍驤が勝機と見て、強引に航空隊を押し込んだのだろう。羽黒としてはもう少し様子を見たかったようだ」
長門「今回はそれがうまくいったものの次回もそうだとは限らんぞ」
提督「分かっている。敵の練度が高い場合はあのまま誘引されて包囲された恐れもある。龍驤にはそれとなくいっておいた」
長門「うむ。それならば私から言うべきことは特に無いな」
赤城「あ、そういえば昨日はあれやりませんでしたね」
提督「突然、何だ」
赤城「カメラですよ、カメラ。鎮守府運営のことなんですから、やっぱり主力艦隊は全員、やっておいたほうがいいんじゃないですか?」
提督「む……主力な、主力……」
赤城「金剛のことは仕方ないとしても長門なら大丈夫そうじゃないですか?」
長門「お、おい、私にそんな期待をされても困る! 提督のことは良い上司だとは思っているがそれだけだぞ」
赤城「それなら充分ですよね?」
提督「まったくもって赤城の言うとおりだ。転属願いを出そうとしたり、私に向けて発砲しなければ全く問題ない」
長門「そんな奴はいないだろ!?」
提督「それが居るから困っているのだ」
長門「……提督も苦労しているのだな」
提督「……そんなことはない」
赤城「ほら、そんなアンニュイな顔してないで! こっちを見てください!」
提督「……ああ」
カシャッ!
542: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:08:42.65:a6rh2SHM0 (2/15)
赤城「どれどれっと。あれ、あんまり面白くないですねぇ」
提督「馬鹿を言うな! いいから写真を見せろ!」
長門「ふむ……これはどうなのだ」
提督「不通だな。悪くも泣ければよくも無い。部下と上司としては最高なのではないか?」
赤城「まぁ、上下関係としてみればそんなものだとおもいますね」
長門「そうであればよかった。提督のことは指揮官としては評価しているからな、それにこれといって不満があるわけでもない」
提督「不満がないのは結構なことだ。やはりお前のように主力艦と亀裂があった場合は今後の編成も考え直さなければいけないからな。重畳だ」
赤城「でも、ですねぇ……やっぱり極端に低かったりとか、高いと見てる分には面白いんですよね」
提督「余計なことは言わなくて結構! お前は仕事はできるが、本当に一言多いやつだ! そういった点では大淀を見習え!」
赤城「申し訳ありません。うふふ……」
提督「まったく……!」
長門「提督もそこで怒るから金剛たちに嫌われるのだ。自重しろ」
提督「ぐぅ! 怒ってなどいない!」
長門「貴方がそうはいっても、他人にはそう見えるということだ」
赤城「まぁ、正論ですね」
提督「ギギギ……! はぁ……もういい。今後は善処する」
長門「善処しても結果を出さねばかわらんぞ」
提督「分かっている。そんなことはお前にいわれるまでも無い」
長門「どうだかな」
提督「しつこい奴だな! とにかく、お前が転属願いなど出そうとして内容で安心した。お前に抜けられると戦力的に厳しいものがあったからな」
長門「さっきからそういっているが、転属願いを出そうとしている者を提督は把握していないのか? 提督、悪いがすぐにでも説得するなり転属させなければ、鎮守府全体として大きな爆弾を抱えているようなものだぞ?」
提督「……それはなんというか、あれだ」
赤城「まぁまぁ、そこまでいう子のことですからあんまり触れないほうがいいんじゃないですか? 秘書官も代わったことですし、なんとかなりますよ」
長門「何とかなるという問題ではないだろ! 赤城、お前は戦場ではどこまでも用心を重ねるが鎮守府の問題についておざなりにすぎるぞ! 第一、提督もどういうつもりか分からんがやり方が迂遠過ぎる。一度、話し合いの機会を持つべきではないか?」
赤城「どれどれっと。あれ、あんまり面白くないですねぇ」
提督「馬鹿を言うな! いいから写真を見せろ!」
長門「ふむ……これはどうなのだ」
提督「不通だな。悪くも泣ければよくも無い。部下と上司としては最高なのではないか?」
赤城「まぁ、上下関係としてみればそんなものだとおもいますね」
長門「そうであればよかった。提督のことは指揮官としては評価しているからな、それにこれといって不満があるわけでもない」
提督「不満がないのは結構なことだ。やはりお前のように主力艦と亀裂があった場合は今後の編成も考え直さなければいけないからな。重畳だ」
赤城「でも、ですねぇ……やっぱり極端に低かったりとか、高いと見てる分には面白いんですよね」
提督「余計なことは言わなくて結構! お前は仕事はできるが、本当に一言多いやつだ! そういった点では大淀を見習え!」
赤城「申し訳ありません。うふふ……」
提督「まったく……!」
長門「提督もそこで怒るから金剛たちに嫌われるのだ。自重しろ」
提督「ぐぅ! 怒ってなどいない!」
長門「貴方がそうはいっても、他人にはそう見えるということだ」
赤城「まぁ、正論ですね」
提督「ギギギ……! はぁ……もういい。今後は善処する」
長門「善処しても結果を出さねばかわらんぞ」
提督「分かっている。そんなことはお前にいわれるまでも無い」
長門「どうだかな」
提督「しつこい奴だな! とにかく、お前が転属願いなど出そうとして内容で安心した。お前に抜けられると戦力的に厳しいものがあったからな」
長門「さっきからそういっているが、転属願いを出そうとしている者を提督は把握していないのか? 提督、悪いがすぐにでも説得するなり転属させなければ、鎮守府全体として大きな爆弾を抱えているようなものだぞ?」
提督「……それはなんというか、あれだ」
赤城「まぁまぁ、そこまでいう子のことですからあんまり触れないほうがいいんじゃないですか? 秘書官も代わったことですし、なんとかなりますよ」
長門「何とかなるという問題ではないだろ! 赤城、お前は戦場ではどこまでも用心を重ねるが鎮守府の問題についておざなりにすぎるぞ! 第一、提督もどういうつもりか分からんがやり方が迂遠過ぎる。一度、話し合いの機会を持つべきではないか?」
543: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:13:36.77:a6rh2SHM0 (3/15)
赤城「待ってください! そう思われるのは心外です! 私なりに考えた結果を言ったまでです!」
長門「……わかった、すまなかったな。しかし、私としては不和を抱えて戦場に出るのはやはり看過できん。その転属願いを出そうとしている艦娘については誰が把握しているのだ」
提督「……大淀だな」
長門「うむ、ならば私が大淀に聴いた上で説得を行う」
赤城「駄目です。長門では無骨に過ぎます。ここは私がいったほうが問題が起こらないはずです」
提督「この鎮守府の責任者は私だ。長門の言うとおり、やり方が迂遠だったのは認める。大規模作戦を直前に控えている今だからこそ、膿は吐き出してしまうべきか、現状を維持するべきか……赤城、秘書官の立場としてはどうだ」
赤城「現状を維持するべきです。事実、西方再打通作戦の際に当鎮守府は北大西洋海域において大戦果を上げているではないですか? 下手にこじれて主力の離脱を招いては目も当てられません。当初の計画通り、不満を持つ艦娘をあぶり出して、ゆっくりと不満を解消していくべきです」
提督「ふむ……赤城の意見を聞いたうえで長門の意見は変わらないか?」
長門「……まぁ、私も少し気が逸っていたかもしれない」
赤城「じゃあ――」
長門「しかしだ、先ほどの演習結果でも述べたが今までが良かったから次回もいいというわけではない。やはり私はさっさと片付けてしまうべき問題だと思っている。まぁ、赤木の言うことにも一理あるからな最終的には提督の判断に任せよう」
赤城「――ッ! 提督! 再度、意見具申します!」
提督「……なんだ」
赤城「長門の提案は藪をつつきまわすようなものです。そんなことはせずにゆっくりと藪を囲み、草を刈り、追い詰めていかなければ思わぬ大怪我を負う、当たり前のことです。私、個人の意見としても秘書官としてもこれは譲れません」
提督「確かにな……分かった、今回は赤城の言を容れる。長門、余計なことまで気を回させたな。下がれ」
長門「……分かった。あとは提督たちに任せる。くれぐれも下手な事件が起きないようにな?」
提督「ああ」
長門「それでは失礼します」
バタン
赤城「……提督、なにも心配することはありません。艦娘も提督のお気持ちを多少なりともお察ししているはずです。なんでしたら私が――」
提督「余計なことは言うなといっている」
赤城「……失礼しました」
赤城「待ってください! そう思われるのは心外です! 私なりに考えた結果を言ったまでです!」
長門「……わかった、すまなかったな。しかし、私としては不和を抱えて戦場に出るのはやはり看過できん。その転属願いを出そうとしている艦娘については誰が把握しているのだ」
提督「……大淀だな」
長門「うむ、ならば私が大淀に聴いた上で説得を行う」
赤城「駄目です。長門では無骨に過ぎます。ここは私がいったほうが問題が起こらないはずです」
提督「この鎮守府の責任者は私だ。長門の言うとおり、やり方が迂遠だったのは認める。大規模作戦を直前に控えている今だからこそ、膿は吐き出してしまうべきか、現状を維持するべきか……赤城、秘書官の立場としてはどうだ」
赤城「現状を維持するべきです。事実、西方再打通作戦の際に当鎮守府は北大西洋海域において大戦果を上げているではないですか? 下手にこじれて主力の離脱を招いては目も当てられません。当初の計画通り、不満を持つ艦娘をあぶり出して、ゆっくりと不満を解消していくべきです」
提督「ふむ……赤城の意見を聞いたうえで長門の意見は変わらないか?」
長門「……まぁ、私も少し気が逸っていたかもしれない」
赤城「じゃあ――」
長門「しかしだ、先ほどの演習結果でも述べたが今までが良かったから次回もいいというわけではない。やはり私はさっさと片付けてしまうべき問題だと思っている。まぁ、赤木の言うことにも一理あるからな最終的には提督の判断に任せよう」
赤城「――ッ! 提督! 再度、意見具申します!」
提督「……なんだ」
赤城「長門の提案は藪をつつきまわすようなものです。そんなことはせずにゆっくりと藪を囲み、草を刈り、追い詰めていかなければ思わぬ大怪我を負う、当たり前のことです。私、個人の意見としても秘書官としてもこれは譲れません」
提督「確かにな……分かった、今回は赤城の言を容れる。長門、余計なことまで気を回させたな。下がれ」
長門「……分かった。あとは提督たちに任せる。くれぐれも下手な事件が起きないようにな?」
提督「ああ」
長門「それでは失礼します」
バタン
赤城「……提督、なにも心配することはありません。艦娘も提督のお気持ちを多少なりともお察ししているはずです。なんでしたら私が――」
提督「余計なことは言うなといっている」
赤城「……失礼しました」
544: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:18:11.62:a6rh2SHM0 (4/15)
鎮守府本館 特務艦寮 大淀の部屋前
長門(ああはいったが、やはり気になる……そんな浮ついた者に背中を預けられるぬ。すまない、提督)
コン!コン!
長門「大淀、長門だ。話がある」
ギィー
大淀「……なにか御用でしょうか?」
長門「……随分、顔色が悪いがどうした?」
大淀「ここのところお休みを頂いたので戦術論の勉強をしなおしていただけです。体調に問題はありません」
長門「そ、そうか。それであればよいのだが……すこし込み入った話なのだ。悪いが部屋に入れてもらえないか?」
大淀「……散らかっていますが宜しければどうぞ」
長門「あ、ああ、すまないな」
大淀「お茶をお出ししますね。ちょっとお待ちください」
長門「ああ」
長門(随分と乱雑に書類やら本やら散乱しているが、なるほどかなり気合を入れているようだな。この調子では体調を崩す可能性もある、ひとこと釘を刺さねばなるまい)
大淀「――お待たせしました。粗茶ですが、どうぞ」
長門「ああ、すまないな」
大淀「いえ、それで御用件は?」
長門「その前に大淀、あまり根を詰めすぎるなよ? サーモン海域の決戦が近いのだからお前が離脱してはまともに司令部が機能するとは思えない」
大淀「……ええ、わかっています」
長門「はぁ……目が泳いでいるぞ。お前といい提督といい、どうしてこの鎮守府の人間は返事だけはいいのだ」
大淀「提督のお話は結構です!」
長門「!? す、すまなかった。不躾だったな」
大淀「あ、いえ、こちらこそすみませんでした。ちょっと気が動転して……」
長門「いや、いい」
長門(おい、どういうことだ? 考えろ、大淀は提督の優秀な幕僚だったはずだ。この数日の間で私の知らない内に何が起こったのだ。まったく余計なことをしてくれる……)
大淀「長門さん?」
長門「――あ、いや、すまない。本題にうつろう」
大淀「ええ」
長門「転属を願い出ている艦娘が居ると聞くがそれは事実か? 本当であれば私からも一言、言っておかねばなるまい」
大淀「だ、誰からそれを――!!」
長門「提督と赤城だ」
大淀「!? あ、ありえませんよ!」
長門「どういうことだ」
大淀「だ、だって、移動願いを出していたのは――」
長門編 艦
鎮守府本館 特務艦寮 大淀の部屋前
長門(ああはいったが、やはり気になる……そんな浮ついた者に背中を預けられるぬ。すまない、提督)
コン!コン!
長門「大淀、長門だ。話がある」
ギィー
大淀「……なにか御用でしょうか?」
長門「……随分、顔色が悪いがどうした?」
大淀「ここのところお休みを頂いたので戦術論の勉強をしなおしていただけです。体調に問題はありません」
長門「そ、そうか。それであればよいのだが……すこし込み入った話なのだ。悪いが部屋に入れてもらえないか?」
大淀「……散らかっていますが宜しければどうぞ」
長門「あ、ああ、すまないな」
大淀「お茶をお出ししますね。ちょっとお待ちください」
長門「ああ」
長門(随分と乱雑に書類やら本やら散乱しているが、なるほどかなり気合を入れているようだな。この調子では体調を崩す可能性もある、ひとこと釘を刺さねばなるまい)
大淀「――お待たせしました。粗茶ですが、どうぞ」
長門「ああ、すまないな」
大淀「いえ、それで御用件は?」
長門「その前に大淀、あまり根を詰めすぎるなよ? サーモン海域の決戦が近いのだからお前が離脱してはまともに司令部が機能するとは思えない」
大淀「……ええ、わかっています」
長門「はぁ……目が泳いでいるぞ。お前といい提督といい、どうしてこの鎮守府の人間は返事だけはいいのだ」
大淀「提督のお話は結構です!」
長門「!? す、すまなかった。不躾だったな」
大淀「あ、いえ、こちらこそすみませんでした。ちょっと気が動転して……」
長門「いや、いい」
長門(おい、どういうことだ? 考えろ、大淀は提督の優秀な幕僚だったはずだ。この数日の間で私の知らない内に何が起こったのだ。まったく余計なことをしてくれる……)
大淀「長門さん?」
長門「――あ、いや、すまない。本題にうつろう」
大淀「ええ」
長門「転属を願い出ている艦娘が居ると聞くがそれは事実か? 本当であれば私からも一言、言っておかねばなるまい」
大淀「だ、誰からそれを――!!」
長門「提督と赤城だ」
大淀「!? あ、ありえませんよ!」
長門「どういうことだ」
大淀「だ、だって、移動願いを出していたのは――」
長門編 艦
545:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:23:03.12:jlDr1i440 (1/1)
乙
先が気になる引きで次回も楽しみ
ただ今後どうなるんだろうなあ
コンマの結果で話が変わるのかなあ
それとももう話の先とか固まってるからどんなコンマが出ても変わらないのかなあ
乙
先が気になる引きで次回も楽しみ
ただ今後どうなるんだろうなあ
コンマの結果で話が変わるのかなあ
それとももう話の先とか固まってるからどんなコンマが出ても変わらないのかなあ
546: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:31:23.68:a6rh2SHM0 (5/15)
というわけで長門編 艦やね。
かっこいい長門が書きたかった……
ご意見ありがとうございました。
既出の艦娘のお話を、というご意見多くて結構、びっくりしたやで。
1スレ目は安価をスレタイにいれなかったので2スレ目はちゃんと安価いれて既出の子メインでやっていきますので、1スレ目を完走するまではもう少しお付き合いくだせぇ
現状は『赤城の日記』、『比叡と料理』、『二航戦の憂鬱』、『ドイツ組と観劇』、『提督~追想の刻~』ってラインナップを考えてるやで
>>545
コンマで物語の細部は変わるけど配役の交代とかかね
とりあえず、今までのコンマでサーモン海域戦の役者は揃ったかなって感じです。
なので第2部とか既出のお話とかにはダイレクトで関わってきます
とりあえず神通のコンマ投げます
提督から神通への感情度 ↓コンマ以下
神通から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
というわけで長門編 艦やね。
かっこいい長門が書きたかった……
ご意見ありがとうございました。
既出の艦娘のお話を、というご意見多くて結構、びっくりしたやで。
1スレ目は安価をスレタイにいれなかったので2スレ目はちゃんと安価いれて既出の子メインでやっていきますので、1スレ目を完走するまではもう少しお付き合いくだせぇ
現状は『赤城の日記』、『比叡と料理』、『二航戦の憂鬱』、『ドイツ組と観劇』、『提督~追想の刻~』ってラインナップを考えてるやで
>>545
コンマで物語の細部は変わるけど配役の交代とかかね
とりあえず、今までのコンマでサーモン海域戦の役者は揃ったかなって感じです。
なので第2部とか既出のお話とかにはダイレクトで関わってきます
とりあえず神通のコンマ投げます
提督から神通への感情度 ↓コンマ以下
神通から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
547:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:32:06.55:QKC4A5Z30 (1/1)
あらよ
あらよ
548:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:33:32.87:T9coIF1DO (1/1)
はい
はい
549:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:36:10.31:qGl84TMXo (1/6)
赤城さんが不穏すぎる
赤城さんが不穏すぎる
550: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 01:40:37.89:a6rh2SHM0 (6/15)
最近、提督がひどいコンマ出さなくなって反動が怖いわ
1は朝潮が大好きなんや、頼むで……
提督から神通への感情度:55
神通から提督への感情度:87
信頼されてますなぁ……
明日の更新は14~15時の間を予定やで
次回『憂いの少女たち』
おやすみやで~
最近、提督がひどいコンマ出さなくなって反動が怖いわ
1は朝潮が大好きなんや、頼むで……
提督から神通への感情度:55
神通から提督への感情度:87
信頼されてますなぁ……
明日の更新は14~15時の間を予定やで
次回『憂いの少女たち』
おやすみやで~
551:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:41:55.04:qGl84TMXo (2/6)
乙
コンマ神が奇跡を起こすことを祈ろう
乙
コンマ神が奇跡を起こすことを祈ろう
552:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:45:51.42:6vQ3BD7c0 (1/1)
あの満潮の姉だからなあ……
乙です
あの満潮の姉だからなあ……
乙です
553:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 01:46:22.69:DJV35RnVo (1/2)
おつおつ
おつおつ
554:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 02:31:45.93:OsY3QAO9o (1/1)
おつ
おつ
555:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 07:26:21.66:2VvMAFpSO (1/1)
>>543
リツコさん登場
>>543
リツコさん登場
556:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 08:44:56.05:ivFvcPBi0 (1/1)
ここは面白いから文句無いけど自分で自分が俺嫁を出すのを
躊躇する様な展開にしておいてそんな心配するつかww
ここは面白いから文句無いけど自分で自分が俺嫁を出すのを
躊躇する様な展開にしておいてそんな心配するつかww
557:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 08:53:36.91:vXFBmn8oo (1/1)
ぶっちゃけ公平を期すなら長門みたいな可もなく不可も無い評価の艦娘を2~3人据えた方がいいよね
ぶっちゃけ公平を期すなら長門みたいな可もなく不可も無い評価の艦娘を2~3人据えた方がいいよね
558: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:28:26.40:a6rh2SHM0 (7/15)
仕事終わったデー
帰れそうだったから昼休みなしで仕事してたら投下できなかったんや。すまぬ……すまぬ……
変わりというかなんと言うか深夜にビスマルクまでやる予定です。
鎮守府 執務室
トン、トン……
提督「入れ」
神通「失礼します。神通、入ります」ビシッ
提督「ご苦労」ビシッ
神通「陽炎達の練兵成果をまとめてまいりましたのでご確認ください」
提督「ああ、確認しておく。練兵についてはこれで一旦、終わりだ。サーモン海域での作戦終了後はお前にも働いてもらうことになる。充分に休んでおけ」
神通「了解いたしました」
提督「よし、下がれ」
赤城「あ、ちょっと待ってください」
提督「……なんだ」
赤城「私用なのですが、すこし神通と話をしてきてもいいでしょうか?」
提督「はぁ……構わんがすぐに戻ってくるように」
赤城「申し訳ありません。それでは神通、ちょっと……」
神通「? はい」
仕事終わったデー
帰れそうだったから昼休みなしで仕事してたら投下できなかったんや。すまぬ……すまぬ……
変わりというかなんと言うか深夜にビスマルクまでやる予定です。
鎮守府 執務室
トン、トン……
提督「入れ」
神通「失礼します。神通、入ります」ビシッ
提督「ご苦労」ビシッ
神通「陽炎達の練兵成果をまとめてまいりましたのでご確認ください」
提督「ああ、確認しておく。練兵についてはこれで一旦、終わりだ。サーモン海域での作戦終了後はお前にも働いてもらうことになる。充分に休んでおけ」
神通「了解いたしました」
提督「よし、下がれ」
赤城「あ、ちょっと待ってください」
提督「……なんだ」
赤城「私用なのですが、すこし神通と話をしてきてもいいでしょうか?」
提督「はぁ……構わんがすぐに戻ってくるように」
赤城「申し訳ありません。それでは神通、ちょっと……」
神通「? はい」
559: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:31:50.59:a6rh2SHM0 (8/15)
鎮守府 廊下
神通「それで私にお話とは?」
赤城「いやぁ、どうも例の件なんですがあまり芳しい結果を得られそうに無いんです」
神通「……それで私にどうしろと? 第一、貴方から話を聞いた時点で私は反対しました」
赤城「そう言われると弱いですねぇ。そこを曲げて少しお力添えしていただければと思うんです」
神通「はぁ……提督の御心労を増やすのは私の本意ではありません。協力しましょう」
赤城「ええ、ええ、あなたならそう言ってくれると思ってました」ニコニコ
神通「それでどうします?」
赤城「長門を出来るだけ提督から遠ざけるように行動して欲しいんです。サーモン海域での戦いさえ終わってしまえば、どうとでも言い訳できますから」
神通「……それは難しくないでしょうか? あの人の性格ならすぐに提督へ報告へ行くはずです」
赤城「まぁ、そうでしょうね」
神通「分かっているなら無理なことはおっしゃらないで下さい」
赤城「無理と言ってません。長門はあれで迂闊なところがありますからね、目の前があわただしくなれば報告を後回しにしていくはずです。駆逐艦の砲雷撃戦の教官を担当している貴方からの頼みであれば、疑うことなく砲戦の指導に熱を入れるはずです」
神通「それでは私が砲戦の指導を放棄したように提督から思われるのでは? それに練兵を一旦止めるように先ほど命令があったばかりではないですか」
赤城「いえいえ、そこを曲げていくのが秘書官の私です。それに長門がどうしても報告を優先するようであれば、連絡を下さい。提督を別の場所に連れ出して会わないようにさせます」
神通「軽慮浅謀に過ぎます。いっそ提督に本当のことを話して――」
赤城「駄目です。折角、ここまで誘きだした魚を逃がすだけの結果は受け入れられません」ニコニコ
神通「――分かりました。協力するといったのだから、やれることはやりましょう」
赤城「ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。長門に狂わされるなんてあっけない幕引きはさせません。あと4日ほどです、長門の性格を考えればどうとでもなります」
神通「……その過信が命取りにならないことを祈っています」
赤城「うふふ……慢心はしていません。未だ状況は朝不謀夕とまではなっていません。いくらでも挽回はききます」
神通「それであれば結構です。お話はこれで?」
赤城「ええ。つまらないお話でしたがよろしくお願いしますね?」
神通「……はい。それでは失礼します」
赤城「ああ、あと皆さんによろしくお伝えください」
神通「……」
スタスタ
赤城「真面目ですねぇ……」
鎮守府 廊下
神通「それで私にお話とは?」
赤城「いやぁ、どうも例の件なんですがあまり芳しい結果を得られそうに無いんです」
神通「……それで私にどうしろと? 第一、貴方から話を聞いた時点で私は反対しました」
赤城「そう言われると弱いですねぇ。そこを曲げて少しお力添えしていただければと思うんです」
神通「はぁ……提督の御心労を増やすのは私の本意ではありません。協力しましょう」
赤城「ええ、ええ、あなたならそう言ってくれると思ってました」ニコニコ
神通「それでどうします?」
赤城「長門を出来るだけ提督から遠ざけるように行動して欲しいんです。サーモン海域での戦いさえ終わってしまえば、どうとでも言い訳できますから」
神通「……それは難しくないでしょうか? あの人の性格ならすぐに提督へ報告へ行くはずです」
赤城「まぁ、そうでしょうね」
神通「分かっているなら無理なことはおっしゃらないで下さい」
赤城「無理と言ってません。長門はあれで迂闊なところがありますからね、目の前があわただしくなれば報告を後回しにしていくはずです。駆逐艦の砲雷撃戦の教官を担当している貴方からの頼みであれば、疑うことなく砲戦の指導に熱を入れるはずです」
神通「それでは私が砲戦の指導を放棄したように提督から思われるのでは? それに練兵を一旦止めるように先ほど命令があったばかりではないですか」
赤城「いえいえ、そこを曲げていくのが秘書官の私です。それに長門がどうしても報告を優先するようであれば、連絡を下さい。提督を別の場所に連れ出して会わないようにさせます」
神通「軽慮浅謀に過ぎます。いっそ提督に本当のことを話して――」
赤城「駄目です。折角、ここまで誘きだした魚を逃がすだけの結果は受け入れられません」ニコニコ
神通「――分かりました。協力するといったのだから、やれることはやりましょう」
赤城「ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。長門に狂わされるなんてあっけない幕引きはさせません。あと4日ほどです、長門の性格を考えればどうとでもなります」
神通「……その過信が命取りにならないことを祈っています」
赤城「うふふ……慢心はしていません。未だ状況は朝不謀夕とまではなっていません。いくらでも挽回はききます」
神通「それであれば結構です。お話はこれで?」
赤城「ええ。つまらないお話でしたがよろしくお願いしますね?」
神通「……はい。それでは失礼します」
赤城「ああ、あと皆さんによろしくお伝えください」
神通「……」
スタスタ
赤城「真面目ですねぇ……」
560:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:36:11.71:qGl84TMXo (3/6)
来てた
てかなんか愛が重い!
来てた
てかなんか愛が重い!
561: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:39:13.10:a6rh2SHM0 (9/15)
XX13年 9月 鎮守府 執務室
叢雲「で? なにか言い訳はあるの?」
提督「言い訳も何も私が悪いわけではない。あいつの出してきた計画案が甘かったので突っぱねただけだ」
叢雲「あのねぇ、そんなの通じるわけ無いでしょ? さっきすれ違ったら神通の目が真っ赤だったのよ」
提督「それで?」
叢雲「ちょっと頭おかしいんじゃない」
提督「初期艦だかなんだか知らんがお前は上官に対しての口のきき方を覚えろ! あの程度で軍人がピーピーいうなど世も末だ! 第一、神通は大本営より当教官に、と送られてきた4隻の軽巡洋艦の代表ではないか! だというのになんだあのざまは!」
叢雲「はぁ……本当に私もついてないわ」
提督「なんだと!? ついていないのは私だ! 昇進とはいえ、軍令部からこんな小さな鎮守府の司令長官など本来は辞退したかったのだ! 第一、私は艦娘というものにいい思い出が無い!」
叢雲「……また始まった。いい? それ絶対に私以外の前ではいわないようにしなさい?」
提督「ふん」
叢雲「子供じゃないんだから」
提督「誰が子供だ! もういい、お前の顔など見たくない! さっさと出て行け!!」
叢雲「はい、はい。落ち着いたら呼びなさい、どうせ人間、一人じゃ健造も開発もできないんだから」
提督「っ! いいから退出しろ! 書類の決裁など私一人でも出来る仕事はいくらでもある!!」
叢雲「勝手になさいな。はぁ……本当についてない」
XX13年 9月 鎮守府 執務室
叢雲「で? なにか言い訳はあるの?」
提督「言い訳も何も私が悪いわけではない。あいつの出してきた計画案が甘かったので突っぱねただけだ」
叢雲「あのねぇ、そんなの通じるわけ無いでしょ? さっきすれ違ったら神通の目が真っ赤だったのよ」
提督「それで?」
叢雲「ちょっと頭おかしいんじゃない」
提督「初期艦だかなんだか知らんがお前は上官に対しての口のきき方を覚えろ! あの程度で軍人がピーピーいうなど世も末だ! 第一、神通は大本営より当教官に、と送られてきた4隻の軽巡洋艦の代表ではないか! だというのになんだあのざまは!」
叢雲「はぁ……本当に私もついてないわ」
提督「なんだと!? ついていないのは私だ! 昇進とはいえ、軍令部からこんな小さな鎮守府の司令長官など本来は辞退したかったのだ! 第一、私は艦娘というものにいい思い出が無い!」
叢雲「……また始まった。いい? それ絶対に私以外の前ではいわないようにしなさい?」
提督「ふん」
叢雲「子供じゃないんだから」
提督「誰が子供だ! もういい、お前の顔など見たくない! さっさと出て行け!!」
叢雲「はい、はい。落ち着いたら呼びなさい、どうせ人間、一人じゃ健造も開発もできないんだから」
提督「っ! いいから退出しろ! 書類の決裁など私一人でも出来る仕事はいくらでもある!!」
叢雲「勝手になさいな。はぁ……本当についてない」
562: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:43:51.28:a6rh2SHM0 (10/15)
XX13年 9月 夕刻 鎮守府 波止場
神通(確かに提督の言うことは間違っていなんです……でも、やっぱり無理をさせればあの子達への負担が……けれど練度不足で出撃させるわけには……それより、なんで私が砲雷撃戦の教官になんて任命されてしまったのかしら……それに今回派遣された4人の中で主任だなんて……)
神通「――はぁ……どうすればいいんでしょうか?」
提督「何のことだ」
神通「!? て、提督! し、失礼しました!」
提督「別にそれぐらいは構わん。ふん! 叢雲にお前の爪の垢をせんじて飲ませてやりたいぐらいだ」
神通「あ、あのぉ……」
提督「いや、こちらの話だ。で、どうしてこのような場所に居る?」
神通「す、少し考え事をしていました」
提督「考え事か……結構なことだ。思考する兵器は艦娘だけだからな、よくよく己の特異性をかみ締めるのだな」
神通「……」
提督「あ、いや、なんだ、嫌味で言ったわけではない。感情、思考とは重要なものだ。それを持つというのは幸福なことなのかもしれんな」
神通「そ、そうでしょうか……私はあまりこの姿になってから良かったと思うことがありません。考えれば、考えるほど深みにはまるというんでしょうか……とにかく、提督のように果断になれればと思う毎日です」
提督「お前は論語を読んだことがあるか」
神通「え?」
提督「読んだことはあるのかと聞いている。さっさと答えろ」
神通「お、お恥ずかしい話ですが読んだことは……」
提督「なら一つ教えてやるから忘れるなよ。三思後行という言葉がある」
神通「は、はぁ」
提督「気のない返事をするな! まったく! 意味としては軽はずみな行いをしてはならないという程度の言葉だ。今のお前のように熟考に熟考を重ねた上で物事は実行すべきということだな。まぁ、その点、お前は合格だろうな。衣笠や夕立のように口を動かしてから考えているようでは論外だ」
神通「……」
提督「しかし、元の意味はそうではない。慎重に物事なりすぎれば決断ができず、次から次へと迷いが生まれるのを戒めた言葉だったのだ。これも部分的に今のお前にあてはまるな」
神通「あ、あの、それでは正解が無いのではないですか?」
XX13年 9月 夕刻 鎮守府 波止場
神通(確かに提督の言うことは間違っていなんです……でも、やっぱり無理をさせればあの子達への負担が……けれど練度不足で出撃させるわけには……それより、なんで私が砲雷撃戦の教官になんて任命されてしまったのかしら……それに今回派遣された4人の中で主任だなんて……)
神通「――はぁ……どうすればいいんでしょうか?」
提督「何のことだ」
神通「!? て、提督! し、失礼しました!」
提督「別にそれぐらいは構わん。ふん! 叢雲にお前の爪の垢をせんじて飲ませてやりたいぐらいだ」
神通「あ、あのぉ……」
提督「いや、こちらの話だ。で、どうしてこのような場所に居る?」
神通「す、少し考え事をしていました」
提督「考え事か……結構なことだ。思考する兵器は艦娘だけだからな、よくよく己の特異性をかみ締めるのだな」
神通「……」
提督「あ、いや、なんだ、嫌味で言ったわけではない。感情、思考とは重要なものだ。それを持つというのは幸福なことなのかもしれんな」
神通「そ、そうでしょうか……私はあまりこの姿になってから良かったと思うことがありません。考えれば、考えるほど深みにはまるというんでしょうか……とにかく、提督のように果断になれればと思う毎日です」
提督「お前は論語を読んだことがあるか」
神通「え?」
提督「読んだことはあるのかと聞いている。さっさと答えろ」
神通「お、お恥ずかしい話ですが読んだことは……」
提督「なら一つ教えてやるから忘れるなよ。三思後行という言葉がある」
神通「は、はぁ」
提督「気のない返事をするな! まったく! 意味としては軽はずみな行いをしてはならないという程度の言葉だ。今のお前のように熟考に熟考を重ねた上で物事は実行すべきということだな。まぁ、その点、お前は合格だろうな。衣笠や夕立のように口を動かしてから考えているようでは論外だ」
神通「……」
提督「しかし、元の意味はそうではない。慎重に物事なりすぎれば決断ができず、次から次へと迷いが生まれるのを戒めた言葉だったのだ。これも部分的に今のお前にあてはまるな」
神通「あ、あの、それでは正解が無いのではないですか?」
563: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:45:00.55:a6rh2SHM0 (11/15)
提督「違うな。お前は慎重だから決断をためらっているのではない、単純に自分の決断と自分に自信がないから逃げているだけだ。違うか?」
神通「で、でも……」
提督「デモもストも無い! 弾圧するぞ!」
神通「え、えっとどういう意味でしょう?」
提督「……なんでもない。あいつが言うと笑いが起きるのだが、なぜ私だとこうなるのだ」ブツブツ
神通「……」
提督「――いや、なんでもない! つまるところ今のお前に必要なのは自信なんだよ」
神通「て、提督みたいにみんながみんな自信満々というわけにはいかないんです! わ、私の話も聞いて――」
提督「なにを勘違いしている。私はあらゆる事態を想定しているからこそ即座に命令を下せるだけだ。本来は私もお前と似たようなものだぞ」
神通「そ、それでもうらやましいです。私もそんな風に――」
提督「羨む! はっ! 少しは生きているうちに頭を使え!」
神通「えっ、えっ……」
提督「お前も実践すればいいだけだろう。羨んでる暇があるなら頭を動かせ。自信をもって言える答えが見つからないのならば見つかるまで考えろ。その時になって場当たり的に考え始めるから思考の泥沼にはまるのだ。三思後行といえど、事前の用意があれば即断となる」
神通「い、いえ、それは私には出来な――」
提督「やりもしないでできないだ、なんだと理屈を並べるな! お前はそれでも栄えある皇軍の一員か! つべこべ言わずにやってみろ!!」
神通「……はい」
提督「結構。それでは練兵計画の修正案だが明日の起床ラッパ前に提出しろ。出来ないのであれば大本営にたたきかえすからな、覚悟しておけよ」
神通「……かならずご期待に添えるものを提出します」
提督「よし、それでは待ってるぞ。なんだ、あれだ、うん……」
神通「?」
提督「……期待している。出来るまでは必ず待っているじっくりと考えるのだな」
神通「はい!」
提督「結構」
提督「違うな。お前は慎重だから決断をためらっているのではない、単純に自分の決断と自分に自信がないから逃げているだけだ。違うか?」
神通「で、でも……」
提督「デモもストも無い! 弾圧するぞ!」
神通「え、えっとどういう意味でしょう?」
提督「……なんでもない。あいつが言うと笑いが起きるのだが、なぜ私だとこうなるのだ」ブツブツ
神通「……」
提督「――いや、なんでもない! つまるところ今のお前に必要なのは自信なんだよ」
神通「て、提督みたいにみんながみんな自信満々というわけにはいかないんです! わ、私の話も聞いて――」
提督「なにを勘違いしている。私はあらゆる事態を想定しているからこそ即座に命令を下せるだけだ。本来は私もお前と似たようなものだぞ」
神通「そ、それでもうらやましいです。私もそんな風に――」
提督「羨む! はっ! 少しは生きているうちに頭を使え!」
神通「えっ、えっ……」
提督「お前も実践すればいいだけだろう。羨んでる暇があるなら頭を動かせ。自信をもって言える答えが見つからないのならば見つかるまで考えろ。その時になって場当たり的に考え始めるから思考の泥沼にはまるのだ。三思後行といえど、事前の用意があれば即断となる」
神通「い、いえ、それは私には出来な――」
提督「やりもしないでできないだ、なんだと理屈を並べるな! お前はそれでも栄えある皇軍の一員か! つべこべ言わずにやってみろ!!」
神通「……はい」
提督「結構。それでは練兵計画の修正案だが明日の起床ラッパ前に提出しろ。出来ないのであれば大本営にたたきかえすからな、覚悟しておけよ」
神通「……かならずご期待に添えるものを提出します」
提督「よし、それでは待ってるぞ。なんだ、あれだ、うん……」
神通「?」
提督「……期待している。出来るまでは必ず待っているじっくりと考えるのだな」
神通「はい!」
提督「結構」
564: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:46:33.93:a6rh2SHM0 (12/15)
――午前4時――
鎮守府 執務室前
神通(さ、さすがにこの時間になってしまうなんて自分が嫌になります……ああは言っていたけれど提督もあきれてお休みになってしまっているはず。ああ、なんで、どうして、私は……)
?「はぁ……用があるならさっさとノックして入室許可を求めろ。邪魔だ」
神通「ひゃぁ!! て、提督、ど、どうしてこちらに!?」
提督「声が大きい。寝ているものたちのことを考えろ。珈琲を入れに言っていただけだというのに悲鳴なんぞ上げおってからに」
神通「す、すみません」
提督「ふん、結構」
神通「しゅ、修正案、遅くなってしまいましたが……お、お持ちしました」
提督「うむ、ご苦労だったな」
神通「あ、あの……怒らないんですか?」
提督「何をだ」
神通「こんな時間になってしまいました……提督もお疲れなのに申し訳ありません」
提督「別に疲れてなどいない。それに時間の指定には間に合っているのだ時間についてとやかく言うつもりもない」
神通「……」
提督「はぁ……内容はすぐに確認する。珈琲でも飲んで待っていろ」
神通「え? でも、それ提督の――」
提督「口はつけてない。砂糖なら来客用の机にあるから好きにしろ」
――1時間後――
神通「……」
提督「ふむ……なるほどな……まぁ、こんなものか」
神通「い、いかがでしたでしょうか?」
提督「結構だ。ただ一つだけ疑問点がある」
神通「な、なんでしょう」
提督「いや、随分と細かく相手にあわせて練兵を行うつもりのようだが、そんなことをしていてはお前にかかる負担が大きいように感じる。出来るのか?」
神通「はい。練度不足にも厳しすぎるしごきにも欠点がありますので、練習量は効率でカバーします」
提督「なるほどな。しかし、これでは理想論にしか見えんぞ」
神通「……鎮守府すべての子の今までの演習や練兵のデーターを再度、確認しました。それをまとめて大まかではありますが、すでに細かい計画を立てています」
提督「ふむ……まぁ、大筋は今回、提出されたもので問題ない。細部については艦娘同士で決めたほうがいいこともあろうな」
神通「……」
提督「良くやってくれた。五十鈴・由良・阿武隈と諮ったうえで頼むぞ」
神通「――! はい!」
提督「まぁ……今回は事前に時間をとってやれていなかった私にも非があった。お前のことをもう少し早くわかっていればこんなこともなかったかも知れんな」
神通「……」
提督「しかしだ! この鎮守府への辞令が出た瞬間から計画案を練っていれば今日のような無様はなかったのも事実だ。それは今後に活かすように」
神通「はい」
提督「ふん……以後、命令は最優先で通達してやるから少しずつでも折り合いをつけていけ。大丈夫だ、大丈夫。お前に自信がつくまでは付き合ってやる」
神通「はい!」
提督「……結構」
神通編 艦
――午前4時――
鎮守府 執務室前
神通(さ、さすがにこの時間になってしまうなんて自分が嫌になります……ああは言っていたけれど提督もあきれてお休みになってしまっているはず。ああ、なんで、どうして、私は……)
?「はぁ……用があるならさっさとノックして入室許可を求めろ。邪魔だ」
神通「ひゃぁ!! て、提督、ど、どうしてこちらに!?」
提督「声が大きい。寝ているものたちのことを考えろ。珈琲を入れに言っていただけだというのに悲鳴なんぞ上げおってからに」
神通「す、すみません」
提督「ふん、結構」
神通「しゅ、修正案、遅くなってしまいましたが……お、お持ちしました」
提督「うむ、ご苦労だったな」
神通「あ、あの……怒らないんですか?」
提督「何をだ」
神通「こんな時間になってしまいました……提督もお疲れなのに申し訳ありません」
提督「別に疲れてなどいない。それに時間の指定には間に合っているのだ時間についてとやかく言うつもりもない」
神通「……」
提督「はぁ……内容はすぐに確認する。珈琲でも飲んで待っていろ」
神通「え? でも、それ提督の――」
提督「口はつけてない。砂糖なら来客用の机にあるから好きにしろ」
――1時間後――
神通「……」
提督「ふむ……なるほどな……まぁ、こんなものか」
神通「い、いかがでしたでしょうか?」
提督「結構だ。ただ一つだけ疑問点がある」
神通「な、なんでしょう」
提督「いや、随分と細かく相手にあわせて練兵を行うつもりのようだが、そんなことをしていてはお前にかかる負担が大きいように感じる。出来るのか?」
神通「はい。練度不足にも厳しすぎるしごきにも欠点がありますので、練習量は効率でカバーします」
提督「なるほどな。しかし、これでは理想論にしか見えんぞ」
神通「……鎮守府すべての子の今までの演習や練兵のデーターを再度、確認しました。それをまとめて大まかではありますが、すでに細かい計画を立てています」
提督「ふむ……まぁ、大筋は今回、提出されたもので問題ない。細部については艦娘同士で決めたほうがいいこともあろうな」
神通「……」
提督「良くやってくれた。五十鈴・由良・阿武隈と諮ったうえで頼むぞ」
神通「――! はい!」
提督「まぁ……今回は事前に時間をとってやれていなかった私にも非があった。お前のことをもう少し早くわかっていればこんなこともなかったかも知れんな」
神通「……」
提督「しかしだ! この鎮守府への辞令が出た瞬間から計画案を練っていれば今日のような無様はなかったのも事実だ。それは今後に活かすように」
神通「はい」
提督「ふん……以後、命令は最優先で通達してやるから少しずつでも折り合いをつけていけ。大丈夫だ、大丈夫。お前に自信がつくまでは付き合ってやる」
神通「はい!」
提督「……結構」
神通編 艦
565: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:52:21.75:a6rh2SHM0 (13/15)
というわけで神通編 艦です。
この後のこととかまた書いていきたい感じやね。提督がいつも以上にあれなのは現段階だと一番、古い話に当たるという点が大きいです。(グラーフ除く)
順番としてはXX13年ですが神通→羽黒→曙→霧島→アイアンボトム→キス島撤退の時系列やね。ここらへんもまとめていきたいですね
ビスマルクコンマ投げるで
提督からビスマルクへの感情度 ↓コンマ以下
ビスマルクから提督への感情度 ↓↓コンマ以下
というわけで神通編 艦です。
この後のこととかまた書いていきたい感じやね。提督がいつも以上にあれなのは現段階だと一番、古い話に当たるという点が大きいです。(グラーフ除く)
順番としてはXX13年ですが神通→羽黒→曙→霧島→アイアンボトム→キス島撤退の時系列やね。ここらへんもまとめていきたいですね
ビスマルクコンマ投げるで
提督からビスマルクへの感情度 ↓コンマ以下
ビスマルクから提督への感情度 ↓↓コンマ以下
566:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:52:47.21:qGl84TMXo (4/6)
これだけ見るとうまくやれとるやん提督という感想
なにがどうしてこんなに拗れてしまったのか、どうしてこの提督では笑いをとることができないのか……
これだけ見るとうまくやれとるやん提督という感想
なにがどうしてこんなに拗れてしまったのか、どうしてこの提督では笑いをとることができないのか……
567:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:53:06.79:IGvGyWtj0 (1/2)
あ
あ
568:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:53:48.09:IGvGyWtj0 (2/2)
WW
WW
569:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:54:10.44:qGl84TMXo (5/6)
すまんて
すまんて
570:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:55:10.91:qGl84TMXo (6/6)
誤送信してしまった
すまんビス子よ安らかに眠ってくれ……
誤送信してしまった
すまんビス子よ安らかに眠ってくれ……
571: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:55:55.63:a6rh2SHM0 (14/15)
提督からビスマルクへの感情度:21
ビスマルクから提督への感情度:79
比叡に近いコンマやね
一回、今までのコンマまとめたのくそ見にくいのでsageで投下してから書き始めます。
次回は深夜を予定やで。
提督からビスマルクへの感情度:21
ビスマルクから提督への感情度:79
比叡に近いコンマやね
一回、今までのコンマまとめたのくそ見にくいのでsageで投下してから書き始めます。
次回は深夜を予定やで。
572:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 20:56:15.08:HUJrtCmu0 (1/1)
これは提督過去の事引きずってますねぇ
これは提督過去の事引きずってますねぇ
573: ◆idiDHwDMwc:2017/11/19(日) 20:59:53.12:a6rh2SHM0 (15/15)
提督から大淀への感情度:03 提督から大淀への好感度:19
大淀から提督への感情度:20 大淀から提督への好感度:09
提督から明石の感情度:61
明石から提督の感情度:85
提督から金剛への感情度:04 提督から金剛への好感度:32
金剛から提督への感情度:03 金剛から提督への好感度:21
提督から比叡への感情度:20
比叡から提督への感情度:83
提督から榛名への感情度:46
榛名から提督への感情度:24
提督から霧島への感情度:62 提督から霧島への好感度:72
霧島から提督への感情度:01 霧島から提督への好感度:88
(榛名から霧島への感情度:92 榛名から霧島への好感度:21)
(霧島から榛名への感情度:45 霧島から榛名への好感度:98)
提督から飛龍への感情度:77
飛龍から提督への感情度:46
提督から蒼龍への感情度:73 提督から蒼龍への好感度:83
蒼龍から提督への感情度:08 蒼龍から提督への好感度:89
(飛龍から蒼龍への感情度:72)
(蒼龍から飛龍への感情度:65)
提督から霞への感情度:56
霞から提督への感情度:88
提督から満潮への感情度:100 提督から満潮への好感度:18
満潮から提督への感情度:62 満潮から提督への好感度:02
提督から曙への感情度:6 提督から曙への好感度:97
曙から提督への感情度:10 曙から提督への好感度:83
提督から赤城への感情度:3 提督から赤城への好感度:39
赤城から提督への感情度:60 赤城から提督への好感度:94
提督から加賀への感情度:32
加賀から提督への感情度:13
(赤城から加賀への感情度:38 赤城から加賀への好感度:13)
(加賀から赤城への感情度:4 加賀から赤城への好感度:76)
提督から潮への感情度:27
潮から提督への感情度:87
提督から羽黒への感情度:85 提督から羽黒への好感度:47
羽黒から提督への感情度:09 羽黒から提督への好感度:57
提督から弥生への感情度:91 提督から弥生への好感度:83
弥生から提督への感情度:43 弥生から提督への好感度:67
提督から伊58への感情度:51
伊58から提督への感情度:44
提督から不知火への感情度:74
不知火から提督への感情度:75
提督からグラーフへの感情度:92 提督からグラーフへの好感度:95
グラーフから提督への感情度:53 グラーフから提督への好感度:20
提督から長門への感情度:55
長門から提督への感情度:51
提督から神通への感情度:55
神通から提督への感情度:87
提督からビスマルクへの感情度:21
ビスマルクから提督への感情度:79
以上23隻
提督から大淀への感情度:03 提督から大淀への好感度:19
大淀から提督への感情度:20 大淀から提督への好感度:09
提督から明石の感情度:61
明石から提督の感情度:85
提督から金剛への感情度:04 提督から金剛への好感度:32
金剛から提督への感情度:03 金剛から提督への好感度:21
提督から比叡への感情度:20
比叡から提督への感情度:83
提督から榛名への感情度:46
榛名から提督への感情度:24
提督から霧島への感情度:62 提督から霧島への好感度:72
霧島から提督への感情度:01 霧島から提督への好感度:88
(榛名から霧島への感情度:92 榛名から霧島への好感度:21)
(霧島から榛名への感情度:45 霧島から榛名への好感度:98)
提督から飛龍への感情度:77
飛龍から提督への感情度:46
提督から蒼龍への感情度:73 提督から蒼龍への好感度:83
蒼龍から提督への感情度:08 蒼龍から提督への好感度:89
(飛龍から蒼龍への感情度:72)
(蒼龍から飛龍への感情度:65)
提督から霞への感情度:56
霞から提督への感情度:88
提督から満潮への感情度:100 提督から満潮への好感度:18
満潮から提督への感情度:62 満潮から提督への好感度:02
提督から曙への感情度:6 提督から曙への好感度:97
曙から提督への感情度:10 曙から提督への好感度:83
提督から赤城への感情度:3 提督から赤城への好感度:39
赤城から提督への感情度:60 赤城から提督への好感度:94
提督から加賀への感情度:32
加賀から提督への感情度:13
(赤城から加賀への感情度:38 赤城から加賀への好感度:13)
(加賀から赤城への感情度:4 加賀から赤城への好感度:76)
提督から潮への感情度:27
潮から提督への感情度:87
提督から羽黒への感情度:85 提督から羽黒への好感度:47
羽黒から提督への感情度:09 羽黒から提督への好感度:57
提督から弥生への感情度:91 提督から弥生への好感度:83
弥生から提督への感情度:43 弥生から提督への好感度:67
提督から伊58への感情度:51
伊58から提督への感情度:44
提督から不知火への感情度:74
不知火から提督への感情度:75
提督からグラーフへの感情度:92 提督からグラーフへの好感度:95
グラーフから提督への感情度:53 グラーフから提督への好感度:20
提督から長門への感情度:55
長門から提督への感情度:51
提督から神通への感情度:55
神通から提督への感情度:87
提督からビスマルクへの感情度:21
ビスマルクから提督への感情度:79
以上23隻
574:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 21:04:58.76:lOgdSlVL0 (1/1)
これを見ると案外うまくやっているのかもしれないと思ってしまう……どうしても合わない人っていうのは必ずいるものですし
これを見ると案外うまくやっているのかもしれないと思ってしまう……どうしても合わない人っていうのは必ずいるものですし
575:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 21:07:07.13:BtaLe0cAO (1/1)
数値だけ見てるとグラーフの件を引きずった提督が一方的に壁を作ってるんじゃないか?という疑いが
数値だけ見てるとグラーフの件を引きずった提督が一方的に壁を作ってるんじゃないか?という疑いが
576:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 21:07:08.37:DJV35RnVo (2/2)
おつおつ
ビスマルクがちゃんと頼れる戦艦してそう
おつおつ
ビスマルクがちゃんと頼れる戦艦してそう
577:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 21:27:31.05:2mmxC98sO (1/1)
嫁の五十鈴が楽しみです
嫁の五十鈴が楽しみです
578:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/19(日) 21:51:54.35:JHBRgI7Go (1/1)
チケット使ってグラーフと仲直りしたら赤城さんどうなってしまうん?
チケット使ってグラーフと仲直りしたら赤城さんどうなってしまうん?
579:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 00:09:36.27:HAcaWphCo (1/2)
赤城の口癖は元は提督か
てかこの提督のグラーフを熱心に口説くという高難度の行動が結びつかないw
赤城の口癖は元は提督か
てかこの提督のグラーフを熱心に口説くという高難度の行動が結びつかないw
580: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 01:15:33.98:o7mkcuia0 (1/16)
ビスマルク編出来ました。
久々のコメディ回になりました。プリンツとかもコンマとっておけばよかったよ……
更新は2時半からになります
ビスマルク編出来ました。
久々のコメディ回になりました。プリンツとかもコンマとっておけばよかったよ……
更新は2時半からになります
581: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:32:39.34:o7mkcuia0 (2/16)
鎮守府 食堂
加賀「ご馳走様でした。昨日、貴方たちが美味しそうなものを食べていたと聞いたので来てみたのですが、正解でした」
グラーフ「……言葉が出ないな」
Z1「あ、あはは……本当に加賀は良く食べるね」
呂500「ろーちゃん、もうちょっとだけ食べたかったです……」
加賀「失礼ですが、このお菓子の名前をもう一度教えていただいてもよろしいですか?」
プリンツ「あ、え、えっとシュトロイゼルクヘーンです……みんなから好評だったので今日も作ってみたんだけど……」
加賀「しゅとろいぜるくへえんですね。覚えました。ああ、珈琲をもう一杯ください。砂糖は大匙3杯で牛乳をいっぱい入れてください」
プリンツ「は、はい……」
ビスマルク「Admiralもそうだけど日本人は随分と食べるのね……」
加賀「いえ、そんなことはありません。私が良く食べるのです」
ビスマルク「そう……」
加賀「そういえば同じ艦隊になるのは珍しくもないのですがビスマルクたち独逸艦とこうしてゆっくりと話し合うのは初めてでしたね。どうですか日本には馴染めましたか?」
グラーフ「一番、着任して期間の浅い私でさえ3年目になるところだぞ……」
加賀「? もうそんなにですか? レーベの着任が1年ぐらい前だったかと」
Z1「ちょ、ちょっとまってよ! 僕はもうすぐ4年目だよ!」
加賀「はて、そうでしたか?」
プリンツ「あ、あのお待たせしました」
加賀「ああ、これはどうも。ズズズ――うん、美味しいですね。そうそう、ローマから教えてもらったんですが珈琲は底についた砂糖を食べるのが美味しいんです。食べますか?」
プリンツ「い、いえ、結構です……」
加賀「そうですか。それでは私がいただきましょう」
瑞鶴「か、加賀さん! こんなところにいた探しましたよ!」ゼーゼー
翔鶴「はぁはぁ……どうして普段は部屋から出ようとしないのにこういうときだけ出かけてるんですか……」
加賀「騒がしいわね。紹介するわ、五航戦の瑞鶴と翔鶴よ」
Z1「知ってるよ!?」
加賀「……そう」
瑞鶴「ちょっと! ふざけてる場合じゃないんです!」
加賀「うるさいわね。私は優雅なぶれいくたいむを楽しんでいるんです。ひよこのさえずりは求めていません。せめて七面鳥でも持ってきなさい、そうすれば食べている間ぐらいは話を聞いてあげましょう」
瑞鶴「!? こ、この――!!」
翔鶴「ず、瑞鶴! お、落ち着いて!」
加賀「珈琲を飲んだいたらお菓子が欲しくなりましたね。なにかありますか?……えっと、ぷ、ぷりん・いんげーん?」
プリンツ「Prinz Eugenです!」
加賀「ああ、それは失礼しました。それよりもお菓子はあるんですか?」
プリンツ「シュトロイゼルクーヘンもクッキーもあれだけ食べたじゃないですか……」
加賀「そう……さて、それでは私はイタリアのところにでも行ってパスタとピザでもいただいてきますか」
ビスマルク「ま、まだ食べるの?」
加賀「? あなたも戦艦であればこれぐらい普通でしょう?」
ビスマルク「いや、さすがにそれは……」
鎮守府 食堂
加賀「ご馳走様でした。昨日、貴方たちが美味しそうなものを食べていたと聞いたので来てみたのですが、正解でした」
グラーフ「……言葉が出ないな」
Z1「あ、あはは……本当に加賀は良く食べるね」
呂500「ろーちゃん、もうちょっとだけ食べたかったです……」
加賀「失礼ですが、このお菓子の名前をもう一度教えていただいてもよろしいですか?」
プリンツ「あ、え、えっとシュトロイゼルクヘーンです……みんなから好評だったので今日も作ってみたんだけど……」
加賀「しゅとろいぜるくへえんですね。覚えました。ああ、珈琲をもう一杯ください。砂糖は大匙3杯で牛乳をいっぱい入れてください」
プリンツ「は、はい……」
ビスマルク「Admiralもそうだけど日本人は随分と食べるのね……」
加賀「いえ、そんなことはありません。私が良く食べるのです」
ビスマルク「そう……」
加賀「そういえば同じ艦隊になるのは珍しくもないのですがビスマルクたち独逸艦とこうしてゆっくりと話し合うのは初めてでしたね。どうですか日本には馴染めましたか?」
グラーフ「一番、着任して期間の浅い私でさえ3年目になるところだぞ……」
加賀「? もうそんなにですか? レーベの着任が1年ぐらい前だったかと」
Z1「ちょ、ちょっとまってよ! 僕はもうすぐ4年目だよ!」
加賀「はて、そうでしたか?」
プリンツ「あ、あのお待たせしました」
加賀「ああ、これはどうも。ズズズ――うん、美味しいですね。そうそう、ローマから教えてもらったんですが珈琲は底についた砂糖を食べるのが美味しいんです。食べますか?」
プリンツ「い、いえ、結構です……」
加賀「そうですか。それでは私がいただきましょう」
瑞鶴「か、加賀さん! こんなところにいた探しましたよ!」ゼーゼー
翔鶴「はぁはぁ……どうして普段は部屋から出ようとしないのにこういうときだけ出かけてるんですか……」
加賀「騒がしいわね。紹介するわ、五航戦の瑞鶴と翔鶴よ」
Z1「知ってるよ!?」
加賀「……そう」
瑞鶴「ちょっと! ふざけてる場合じゃないんです!」
加賀「うるさいわね。私は優雅なぶれいくたいむを楽しんでいるんです。ひよこのさえずりは求めていません。せめて七面鳥でも持ってきなさい、そうすれば食べている間ぐらいは話を聞いてあげましょう」
瑞鶴「!? こ、この――!!」
翔鶴「ず、瑞鶴! お、落ち着いて!」
加賀「珈琲を飲んだいたらお菓子が欲しくなりましたね。なにかありますか?……えっと、ぷ、ぷりん・いんげーん?」
プリンツ「Prinz Eugenです!」
加賀「ああ、それは失礼しました。それよりもお菓子はあるんですか?」
プリンツ「シュトロイゼルクーヘンもクッキーもあれだけ食べたじゃないですか……」
加賀「そう……さて、それでは私はイタリアのところにでも行ってパスタとピザでもいただいてきますか」
ビスマルク「ま、まだ食べるの?」
加賀「? あなたも戦艦であればこれぐらい普通でしょう?」
ビスマルク「いや、さすがにそれは……」
582: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:34:32.17:o7mkcuia0 (3/16)
瑞鶴「ぐぐぐ……!! 加賀さん!」
加賀「はぁ……」
瑞鶴「こ、このぉ……もういい! 赤城さんから伝言です!」
加賀「はぁ!? 早くそれを言いなさい! 私が怒られたらどうするんですか!?」
翔鶴「……」
瑞鶴「……」
加賀「あ……。い、いいから! 伝言を早く!」
翔鶴「あ、あの、今夜、龍驤さんと長門さんをつれ出してお酒を飲んできて欲しいとのことです……」
加賀「龍驤 と長門ですね! すぐに向かうので赤城さんにはよろしく言っておきなさい。いいわね?」
翔鶴「は、はい」
加賀「はぁ……長門は提督と同じで喋ってるっとおなかが痛くなるから嫌いだというのになんで私が……」ブツブツ
バタン……
瑞鶴「失礼します……はぁ」
翔鶴「ご、ご迷惑をおかけしました。それでは……」
バタン
Z1「あ、あはは……日本の艦娘は面白いよね」
Z3「あれは特別でしょ。私、Admiralにあったときに加賀に似てるって言われたけど今思うと馬鹿にされてたのね」
ビスマルク「ああ、それはご愁傷さまね……」
グラーフ「やはりあの男は人を馬鹿にすることにかけてはぴか一だな」
ビスマルク「はぁ……グラーフ、あなたもAdmiralのことを必要以上に敵視するのはやめなさい。私はあの人をそれなりに信用しているわよ。いかにも厳格な軍人って感じで好感が持てるわ」
グラーフ「この件に関してはいくら君に言われても意見をかえる気は起きない。私はあの男が大嫌いだ」
プリンツ「でも、ベルリンではすっごい仲良しだったじゃないですか? そういえばAdmiralさん、昔と今だと随分と雰囲気が変わりましたよね」
グラーフ「……」
プリンツ「あ、あうあう……」
ビスマルク「まぁまぁ、グラーフもそんなににらまないの。で、どう雰囲気が変わったの?」
瑞鶴「ぐぐぐ……!! 加賀さん!」
加賀「はぁ……」
瑞鶴「こ、このぉ……もういい! 赤城さんから伝言です!」
加賀「はぁ!? 早くそれを言いなさい! 私が怒られたらどうするんですか!?」
翔鶴「……」
瑞鶴「……」
加賀「あ……。い、いいから! 伝言を早く!」
翔鶴「あ、あの、今夜、龍驤さんと長門さんをつれ出してお酒を飲んできて欲しいとのことです……」
加賀「龍驤 と長門ですね! すぐに向かうので赤城さんにはよろしく言っておきなさい。いいわね?」
翔鶴「は、はい」
加賀「はぁ……長門は提督と同じで喋ってるっとおなかが痛くなるから嫌いだというのになんで私が……」ブツブツ
バタン……
瑞鶴「失礼します……はぁ」
翔鶴「ご、ご迷惑をおかけしました。それでは……」
バタン
Z1「あ、あはは……日本の艦娘は面白いよね」
Z3「あれは特別でしょ。私、Admiralにあったときに加賀に似てるって言われたけど今思うと馬鹿にされてたのね」
ビスマルク「ああ、それはご愁傷さまね……」
グラーフ「やはりあの男は人を馬鹿にすることにかけてはぴか一だな」
ビスマルク「はぁ……グラーフ、あなたもAdmiralのことを必要以上に敵視するのはやめなさい。私はあの人をそれなりに信用しているわよ。いかにも厳格な軍人って感じで好感が持てるわ」
グラーフ「この件に関してはいくら君に言われても意見をかえる気は起きない。私はあの男が大嫌いだ」
プリンツ「でも、ベルリンではすっごい仲良しだったじゃないですか? そういえばAdmiralさん、昔と今だと随分と雰囲気が変わりましたよね」
グラーフ「……」
プリンツ「あ、あうあう……」
ビスマルク「まぁまぁ、グラーフもそんなににらまないの。で、どう雰囲気が変わったの?」
583: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:41:50.86:o7mkcuia0 (4/16)
プリンツ「え、えっと昔は手品を良くパーティーでやってましたよね? あとはドイツ海軍の――中将とよくチェスしたり、結構、社交的な人でしたよね?」
Z1「ああ、手品なら僕も一度だけ見たことあるかな。Admiralの持っていたはずのトランプが僕の帽子から出てきてすっごいびっくりしたの覚えてる」
Z3「あの仏頂面でそんなことされたら不気味ね……」
Z1「うーん、昔はもう少し愛想がよかったと思うんだよねぇ……いや、まぁ、僕も何度かあったことがあるだけだから詳しいことはわからないけど……」
呂500「ろーちゃんがまだゆーちゅんだったときはいっぱいお菓子もらいましたって!」
ビスマルク「本当? あのAdmiralからはちょっと想像出来ないわね……まぁ、私としてはそのときよりも今の感じのほうがよさそうね」
プリンツ「えぇ……いまのAdmiralさん、少し怖いですよ……」
呂500「でも、この前はでっちと仲よさそうにしてましたって! がるるーって感じですっごい楽しそうでした!」
ビスマルク「がるるーってどういう感じなのよ……」
呂500「がるるーはがるるーですって!」
Z1「あ、あはは……」
Z3「はぁ……提督といえば私たちって全員、サーモン海域の編成から外されたわね。私やレーベはともかくビスマルクもプリンツもはずされたのは意外だったわね」
グラーフ「おい、私はどうした」
Z3「あなた大規模作戦ですら1度しか投入されたことないじゃない」
グラーフ「ぐ……まぁ、それはおいておこう。確かにビスマルクとプリンツが外れるのは珍しいな」
ビスマルク「ふん……大和に武蔵、長門まで出すんだから旗艦は金剛になるわよ」
Z1「どういうことだい?」
ビスマルク「いい? 大和型や長門型みたいに気難しくてプライドが高い艦を統率しなければならない場合、のらりくらりとふざけた態度でやるすごせる金剛が適任なのよ」
Z1「うーん、言いたいことは分かるけど……ビスマルクって提督に少し距離を置かれていると思うんだ。そのせいかな、なんて――」
ビスマルク「ちょ、ちょっとまちなさい!! このビスマルクが距離を置かれてるってどういうことよ!」
Z3「貴方、MVP取ると『あたりまえじゃない。良いのよ? もっと褒めても』って結構、言ってるじゃない。あの時、Admiral、嫌そうな顔してるわよ」
ビスマルク「!?」
グラーフ「随分、Z3の声真似は似ているな。驚いた」
Z1「あ、あはは……それよりもビスマルク、すごい顔してるけど大丈夫?」
ビスマルク「大丈夫じゃないわよ! いいわ、本当に避けられているか試してみましょう」
呂500「試すって言ってもどうやってやるんですって?」」
ビスマルク「カメラよ! 新聞に載ってたじゃない、あれで写真を撮ってみればいいのよ」
グラーフ「くだらない。私は遠慮するぞ」
ビスマルク「当たり前でしょ! 私一人で行くわよ!」
Z3「……ああ、さすがに無様な数字は見せられないわよね」
ビスマルク「こ、この!! いいわ! ビスマルクの力を見せ付けてあげる」
Z1「あ、あはは……」
プリンツ「え、えっと昔は手品を良くパーティーでやってましたよね? あとはドイツ海軍の――中将とよくチェスしたり、結構、社交的な人でしたよね?」
Z1「ああ、手品なら僕も一度だけ見たことあるかな。Admiralの持っていたはずのトランプが僕の帽子から出てきてすっごいびっくりしたの覚えてる」
Z3「あの仏頂面でそんなことされたら不気味ね……」
Z1「うーん、昔はもう少し愛想がよかったと思うんだよねぇ……いや、まぁ、僕も何度かあったことがあるだけだから詳しいことはわからないけど……」
呂500「ろーちゃんがまだゆーちゅんだったときはいっぱいお菓子もらいましたって!」
ビスマルク「本当? あのAdmiralからはちょっと想像出来ないわね……まぁ、私としてはそのときよりも今の感じのほうがよさそうね」
プリンツ「えぇ……いまのAdmiralさん、少し怖いですよ……」
呂500「でも、この前はでっちと仲よさそうにしてましたって! がるるーって感じですっごい楽しそうでした!」
ビスマルク「がるるーってどういう感じなのよ……」
呂500「がるるーはがるるーですって!」
Z1「あ、あはは……」
Z3「はぁ……提督といえば私たちって全員、サーモン海域の編成から外されたわね。私やレーベはともかくビスマルクもプリンツもはずされたのは意外だったわね」
グラーフ「おい、私はどうした」
Z3「あなた大規模作戦ですら1度しか投入されたことないじゃない」
グラーフ「ぐ……まぁ、それはおいておこう。確かにビスマルクとプリンツが外れるのは珍しいな」
ビスマルク「ふん……大和に武蔵、長門まで出すんだから旗艦は金剛になるわよ」
Z1「どういうことだい?」
ビスマルク「いい? 大和型や長門型みたいに気難しくてプライドが高い艦を統率しなければならない場合、のらりくらりとふざけた態度でやるすごせる金剛が適任なのよ」
Z1「うーん、言いたいことは分かるけど……ビスマルクって提督に少し距離を置かれていると思うんだ。そのせいかな、なんて――」
ビスマルク「ちょ、ちょっとまちなさい!! このビスマルクが距離を置かれてるってどういうことよ!」
Z3「貴方、MVP取ると『あたりまえじゃない。良いのよ? もっと褒めても』って結構、言ってるじゃない。あの時、Admiral、嫌そうな顔してるわよ」
ビスマルク「!?」
グラーフ「随分、Z3の声真似は似ているな。驚いた」
Z1「あ、あはは……それよりもビスマルク、すごい顔してるけど大丈夫?」
ビスマルク「大丈夫じゃないわよ! いいわ、本当に避けられているか試してみましょう」
呂500「試すって言ってもどうやってやるんですって?」」
ビスマルク「カメラよ! 新聞に載ってたじゃない、あれで写真を撮ってみればいいのよ」
グラーフ「くだらない。私は遠慮するぞ」
ビスマルク「当たり前でしょ! 私一人で行くわよ!」
Z3「……ああ、さすがに無様な数字は見せられないわよね」
ビスマルク「こ、この!! いいわ! ビスマルクの力を見せ付けてあげる」
Z1「あ、あはは……」
584: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:45:21.27:o7mkcuia0 (5/16)
鎮守府 執務室
?「たのもー!」
バターン!!
提督「……おい、あの馬鹿をつまみ出せ」
赤城「はい、分かりました」
ビスマルク「ちょ、ちょっとこれぐらい良いじゃない! あ、赤城、羽交い絞めにするのはやめて!! Admiralに用があって来たのよ!」
提督「はぁ……なんだ。少し忙しいのだ、手短にしろよ」
ビスマルク「そのカメラよ! 写真を撮りましょう!」
提督「む……どうしたものか。赤城、意見具申を」
赤城「本人から言ってきたのですからそれほど悪い結果にはならないのでは?」
提督「気が乗らんな……」
赤城「まぁまぁ、先ほども申し上げましたが主力艦隊との数値は把握しておくべきです」
提督「……分かった。さっさとやってくれ」
赤城「はい、それでは取りますね。käse!」
カシャッ
赤城「――あら、ちょっと意外ですね」
ビスマルク「私にも見せなさいよ……ちょっと」
提督「なんだ」
ビスマルク「どうしてAdmiralの数字がこんなに低いのよ! 納得いかないわ」
提督「納得がいかないといわれてもな。どうしようもないだろう。私はお前のように自信過剰で快活な人間は苦手なのだ」
ビスマルク「うー、うー……」
赤城「まぁまぁ、そんなに悪い結果でもないですよ。金剛や大淀よりもいい数字ですよ?」
ビスマルク「え、大淀や金剛よりいいの?」
赤城「ええ、ええ。提督のご信認厚いお二人よりもいい数字なんです。落ち込むことはないですよ」
ビスマルク「……そうね! 分かったわ、今回はこれで納得しておくわ」
提督「はぁ……結構だ。用が済んだのならばさっさと退室しろ」
ビスマルク「さぁてとじゃあプリンツたちに自慢しに行くわ!」
提督「……おい! やめろ!」
ビスマルク編 艦
鎮守府 執務室
?「たのもー!」
バターン!!
提督「……おい、あの馬鹿をつまみ出せ」
赤城「はい、分かりました」
ビスマルク「ちょ、ちょっとこれぐらい良いじゃない! あ、赤城、羽交い絞めにするのはやめて!! Admiralに用があって来たのよ!」
提督「はぁ……なんだ。少し忙しいのだ、手短にしろよ」
ビスマルク「そのカメラよ! 写真を撮りましょう!」
提督「む……どうしたものか。赤城、意見具申を」
赤城「本人から言ってきたのですからそれほど悪い結果にはならないのでは?」
提督「気が乗らんな……」
赤城「まぁまぁ、先ほども申し上げましたが主力艦隊との数値は把握しておくべきです」
提督「……分かった。さっさとやってくれ」
赤城「はい、それでは取りますね。käse!」
カシャッ
赤城「――あら、ちょっと意外ですね」
ビスマルク「私にも見せなさいよ……ちょっと」
提督「なんだ」
ビスマルク「どうしてAdmiralの数字がこんなに低いのよ! 納得いかないわ」
提督「納得がいかないといわれてもな。どうしようもないだろう。私はお前のように自信過剰で快活な人間は苦手なのだ」
ビスマルク「うー、うー……」
赤城「まぁまぁ、そんなに悪い結果でもないですよ。金剛や大淀よりもいい数字ですよ?」
ビスマルク「え、大淀や金剛よりいいの?」
赤城「ええ、ええ。提督のご信認厚いお二人よりもいい数字なんです。落ち込むことはないですよ」
ビスマルク「……そうね! 分かったわ、今回はこれで納得しておくわ」
提督「はぁ……結構だ。用が済んだのならばさっさと退室しろ」
ビスマルク「さぁてとじゃあプリンツたちに自慢しに行くわ!」
提督「……おい! やめろ!」
ビスマルク編 艦
585:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:47:00.75:Bd2EVTI50 (1/1)
でかい暁かな?
でかい暁かな?
586:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:49:38.24:7j0f18QIo (1/2)
提督をお茶に誘ってたのは向こうでの事知ってるからなんとか仲を取り持とうとしてるのかなと思ったらそうきたか
それにしてもビスマルクもあの二人の数値知ったら驚くだろうな……
提督をお茶に誘ってたのは向こうでの事知ってるからなんとか仲を取り持とうとしてるのかなと思ったらそうきたか
それにしてもビスマルクもあの二人の数値知ったら驚くだろうな……
587: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:51:56.23:o7mkcuia0 (6/16)
加賀さん、申し訳ない……
さらっとカメラについては流しましたがビスマルクはそういうのさばさばしてそうっていうのと龍驤と一緒でちょろかわいいって想像からやね。
ドイツ艦一気にまとめてしまうべきだったかもと後悔はしております……とりあえず、ドイツ駐在武官時代はプリンツ・Z1とはあったことはある程度の設定です。
朝潮のコンマ投げます
提督から朝潮への感情度 ↓コンマ以下
朝潮から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
加賀さん、申し訳ない……
さらっとカメラについては流しましたがビスマルクはそういうのさばさばしてそうっていうのと龍驤と一緒でちょろかわいいって想像からやね。
ドイツ艦一気にまとめてしまうべきだったかもと後悔はしております……とりあえず、ドイツ駐在武官時代はプリンツ・Z1とはあったことはある程度の設定です。
朝潮のコンマ投げます
提督から朝潮への感情度 ↓コンマ以下
朝潮から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
588:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:52:40.25:7j0f18QIo (2/2)
加賀さんはポンコツかわいい
加賀さんはポンコツかわいい
589:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:52:59.42:Ik7GdexB0 (1/1)
加賀さんどんどんボケが進んできてないか?
もしかして赤城に……
加賀さんどんどんボケが進んできてないか?
もしかして赤城に……
590:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:53:16.87:UOvmIVzr0 (1/2)
ほい
ほい
591:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:53:47.18:FSeW2HvQO (1/1)
見事に冷えてるコンマで草を生やさざるを得ない
コンマの神様ついてるわこれ
見事に冷えてるコンマで草を生やさざるを得ない
コンマの神様ついてるわこれ
592:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 02:54:23.09:UOvmIVzr0 (2/2)
一足遅かったか……
一足遅かったか……
593: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 02:58:45.76:o7mkcuia0 (7/16)
提督から朝潮への感情度:25
朝潮から提督への感情度;42
うん、あの締めから早速、ビスマルクより高くて草
コンマ神に踊らされている1の滑稽さよ。
明日の更新は16時予定です。昼休みがそこらへんになると思うんだけど、微妙。
今日はここまでにします。おやすみやで~
提督から朝潮への感情度:25
朝潮から提督への感情度;42
うん、あの締めから早速、ビスマルクより高くて草
コンマ神に踊らされている1の滑稽さよ。
明日の更新は16時予定です。昼休みがそこらへんになると思うんだけど、微妙。
今日はここまでにします。おやすみやで~
594:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 03:04:29.72:v+jccmuFO (1/1)
この提督は忠犬朝潮のどこが気に食わんのやろか
優しくしようとしたところに探照灯ブザーでも鳴らされたか?
この提督は忠犬朝潮のどこが気に食わんのやろか
優しくしようとしたところに探照灯ブザーでも鳴らされたか?
595:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 03:07:54.21:nItY/flE0 (1/1)
満潮の監督をしないからか?
満潮の監督をしないからか?
596:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 07:35:45.14:TkAhcroGo (1/1)
おつおつ
加賀さん……ww
赤いのと1:2位で混ぜて2で割ると丁度良い感じになるのでは
おつおつ
加賀さん……ww
赤いのと1:2位で混ぜて2で割ると丁度良い感じになるのでは
597:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 08:00:42.22:tZOEuY4Bo (1/1)
この鎮守府一航戦解体して新しいのドロップさせた方が円滑に運営できそう
この鎮守府一航戦解体して新しいのドロップさせた方が円滑に運営できそう
598:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 08:35:11.03:91kvtCrjO (1/2)
当時の提督の口調真似てるあたり神通も似たようなもんなんじゃねえかなという疑惑
当時の提督の口調真似てるあたり神通も似たようなもんなんじゃねえかなという疑惑
599:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 08:44:32.98:3Z+x+iq+0 (1/1)
この提督は
上官の命令>超えられない壁>自分の考え で自分の主張を飲み込み従う朝潮、潮タイプよりも
上官の命令≧自分の考え ではっきりと意見してその上で従う霞、曙タイプの方が好みなのかもしれない
この提督は
上官の命令>超えられない壁>自分の考え で自分の主張を飲み込み従う朝潮、潮タイプよりも
上官の命令≧自分の考え ではっきりと意見してその上で従う霞、曙タイプの方が好みなのかもしれない
600:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 10:25:11.17:pin2W6yH0 (1/1)
なかなか好感度判定が出ないなぁ・・・
個人的にはこの堅物提督と川内や那珂ちゃんとの相性が気になる
なかなか好感度判定が出ないなぁ・・・
個人的にはこの堅物提督と川内や那珂ちゃんとの相性が気になる
601:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 10:52:35.55:dUMUD/rS0 (1/1)
乙!
今更だけど次の艦娘ってどうやって決めてるの?
乙!
今更だけど次の艦娘ってどうやって決めてるの?
602:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 11:09:51.72:Riy1iau10 (1/1)
提督は朝潮を好きでない、いや嫌いに入るレベルで
朝潮は忠犬なんだがこの提督へは少し冷めてるというか距離置いてるのかな
朝潮は好みじゃないのかあ
判らなくもないけど好みの違いが贅沢というか好き嫌いの差が大きいなあ
提督は朝潮を好きでない、いや嫌いに入るレベルで
朝潮は忠犬なんだがこの提督へは少し冷めてるというか距離置いてるのかな
朝潮は好みじゃないのかあ
判らなくもないけど好みの違いが贅沢というか好き嫌いの差が大きいなあ
603:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 12:33:14.45:3CRhiVjFo (1/1)
乙です
乙です
604:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 13:09:06.52:NcyPBf6Eo (1/1)
>>601
>>395
>>601
>>395
605:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 13:23:49.58:91kvtCrjO (2/2)
妹(によく似た人)をとられたような気がしてなんとなく気に入らないという無意識な八つ当たりだったりして
ところで投稿予定の時刻が16時なのはともかく昼休みがそこってどういうことなの……
妹(によく似た人)をとられたような気がしてなんとなく気に入らないという無意識な八つ当たりだったりして
ところで投稿予定の時刻が16時なのはともかく昼休みがそこってどういうことなの……
606:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 15:20:14.05:ubb7xI/HO (1/1)
三交代の24時間勤務なんじゃ……
三交代の24時間勤務なんじゃ……
607:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 16:28:48.39:uDYW5xQ7O (1/1)
>>601
>>395
>>601
>>395
608:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 21:04:27.25:N1k4c8Gzo (1/2)
ぶっちゃけ我儘なのは重々承知なんだけど、話が上手い上にこのまま安価で艦娘が増えて相対的に埋もれていくには惜しいキャラが多いから一旦安価を締めきって現行艦娘中心で非安価ストーリーをやって欲しいと思ってしまうわ
んで終わったら巻き戻しとかリセットかけてまた安価取っていく的な
ぶっちゃけ我儘なのは重々承知なんだけど、話が上手い上にこのまま安価で艦娘が増えて相対的に埋もれていくには惜しいキャラが多いから一旦安価を締めきって現行艦娘中心で非安価ストーリーをやって欲しいと思ってしまうわ
んで終わったら巻き戻しとかリセットかけてまた安価取っていく的な
609: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 22:48:02.14:o7mkcuia0 (8/16)
帰ってきました。更新どころか昼休みもなかったね……すまぬ、すまぬ……
さすがに空腹なので飯作って23:00から更新していきます
たくさんのレスありがとうございます。
>>594
朝潮にならブザー鳴らされてもガッツポーズで連行されるやろ? ね?
>>596
混ぜたらダークマターになりそう……
>>597
それをかいたいするなんてとんでもない!
>>599
近い形になったかなって
>>600
1もいろんな子のコンマが気になります!
>>601
次の艦娘については>>604と>>607の方があげてくれている順番ですね
決め方は消化していってストックがなくなっていくとリクエストとって、その中で1が書きやすいと思った子を抽出していっている形です。
ただこんな中途半端な形になったのは1がスレ立て初めてだったので安価はやめておいたからです。2スレ目からは安価で既出の艦娘の話か新規開拓(艦娘も安価)をきめてやっていく予定です。
>>602
朝潮に子の数字とか提督は臓物撒き散らして死ぬべき(真顔)
>>605
鬼才現る。その線でもよかったかも知れんね
昨日、ぼちぼちとスレ眺めながら今後の艦娘決めておきました。
大井&北上、終わったらまたリクエスト書いてもらうかも知れないです。
【今後の予定】
由良→あきつ丸→木曽→大井&北上→球磨 →五抗戦→五十鈴→鳳翔
帰ってきました。更新どころか昼休みもなかったね……すまぬ、すまぬ……
さすがに空腹なので飯作って23:00から更新していきます
たくさんのレスありがとうございます。
>>594
朝潮にならブザー鳴らされてもガッツポーズで連行されるやろ? ね?
>>596
混ぜたらダークマターになりそう……
>>597
それをかいたいするなんてとんでもない!
>>599
近い形になったかなって
>>600
1もいろんな子のコンマが気になります!
>>601
次の艦娘については>>604と>>607の方があげてくれている順番ですね
決め方は消化していってストックがなくなっていくとリクエストとって、その中で1が書きやすいと思った子を抽出していっている形です。
ただこんな中途半端な形になったのは1がスレ立て初めてだったので安価はやめておいたからです。2スレ目からは安価で既出の艦娘の話か新規開拓(艦娘も安価)をきめてやっていく予定です。
>>602
朝潮に子の数字とか提督は臓物撒き散らして死ぬべき(真顔)
>>605
鬼才現る。その線でもよかったかも知れんね
昨日、ぼちぼちとスレ眺めながら今後の艦娘決めておきました。
大井&北上、終わったらまたリクエスト書いてもらうかも知れないです。
【今後の予定】
由良→あきつ丸→木曽→大井&北上→球磨 →五抗戦→五十鈴→鳳翔
610: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:05:18.02:o7mkcuia0 (9/16)
――サーモン海域の戦い前日――
鎮守府 出撃ドック
カチャカチャ……カチャカチャ……
朝潮「むむむ……」
五十鈴「なに唸ってるのよ」
朝潮「あ、五十鈴さん、こんばんわ。最近、ソナーの調子が悪いので整備していたんです」
五十鈴「ふぅん、装備のチェックは大切よね。ただほどほどにしておきなさいよ? 貴方はサーモン海域の出撃メンバーにも選ばれてるんだから休むことも大事な任務なのよ」
朝潮「はい。御忠告ありがとうございます」
五十鈴「それじゃあ、私は行くけど分からないところがあったら呼ぶのよ? まぁ、五十鈴よりも明石か夕張に聞いたほうがいいかもしれないけど」
朝潮「いえ、何かあったら必ず頼りにさせて頂きます!」
五十鈴「ふふっ。それじゃあね」
朝潮「はい!」ビシッ
カチャカチャ……カチャカチャ……
満潮「ちょっと朝潮!」
朝潮「……霞ですか、なにかありましたか?」
霞「『なにかありましたか?』じゃないわよ! いつまで艤装いじってるのよ、もう食堂閉まるわよ!」
朝潮「もうそんな時間でしたか」
霞「はぁ……大潮たちも待ってるから早くいらっしゃい」
朝潮「はい。もう少ししたら行きます」
霞「あんたがそういって少しで済んだためしがないのよ! ほら今すぐ片付けなさい!」
朝潮「……ええ、分かりました」
――サーモン海域の戦い前日――
鎮守府 出撃ドック
カチャカチャ……カチャカチャ……
朝潮「むむむ……」
五十鈴「なに唸ってるのよ」
朝潮「あ、五十鈴さん、こんばんわ。最近、ソナーの調子が悪いので整備していたんです」
五十鈴「ふぅん、装備のチェックは大切よね。ただほどほどにしておきなさいよ? 貴方はサーモン海域の出撃メンバーにも選ばれてるんだから休むことも大事な任務なのよ」
朝潮「はい。御忠告ありがとうございます」
五十鈴「それじゃあ、私は行くけど分からないところがあったら呼ぶのよ? まぁ、五十鈴よりも明石か夕張に聞いたほうがいいかもしれないけど」
朝潮「いえ、何かあったら必ず頼りにさせて頂きます!」
五十鈴「ふふっ。それじゃあね」
朝潮「はい!」ビシッ
カチャカチャ……カチャカチャ……
満潮「ちょっと朝潮!」
朝潮「……霞ですか、なにかありましたか?」
霞「『なにかありましたか?』じゃないわよ! いつまで艤装いじってるのよ、もう食堂閉まるわよ!」
朝潮「もうそんな時間でしたか」
霞「はぁ……大潮たちも待ってるから早くいらっしゃい」
朝潮「はい。もう少ししたら行きます」
霞「あんたがそういって少しで済んだためしがないのよ! ほら今すぐ片付けなさい!」
朝潮「……ええ、分かりました」
611: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:11:19.71:o7mkcuia0 (10/16)
鎮守府 食堂
大潮「おいふぃいです!」モグモグ
荒潮「うふふ……決戦前だからお料理がいつもよりちょっと豪華ねぇ」
大潮「はい! いっぱい食べて悔いの内容にしないと!」
朝潮「……」
満潮「ちょっとなに辛気臭い顔してるのよ」
朝潮「え? 私のことですか?」
満潮「あんた以外いないでしょ」
霰「元気……ないです……」
霞「確かにね、長女のあんたにそんな顔をされてたんじゃどうにも気分が暗くなるわ。しっかりなさい」
朝潮「……うん、そうですね。ちょっと考え事をしていました、すみません」
霞「なに考えてたのか知らないけど明日は決戦よ。あんたのところは旗艦がアレだし、朝潮型は一人だけなんだから戦場でボーっとしてたら一発よ」
朝潮「む。羽黒さんは歴戦の重巡洋艦です。悪く言ってはいけません」
霞「はぁ……やっと本調子になってきたわね。だけど、旗艦の経験が浅いのは事実じゃない。目立ちたがりの龍驤に引っ張られて無理をする可能性だって有るんだから対潜部隊で旗艦経験が多いあんたがしっかりしないと駄目よ」
朝潮「むむむ……確かにその通りです。龍驤さんには気をつけないていただいたほうがいいかもしれません。司令官にも後でそのことを確認に――」
荒潮「ほらほら、そんなに考え込まないの。現場の指揮は――少将が執るんでしょぉ? どういう人だったかしら? うちの司令官があれだから他の司令官ってあんまり記憶に残らないのよねぇ」
大潮「いい人です! あの基地の艦娘も大潮たちの司令官も褒めてました!」
霞「……そう? 私は好きじゃないわね」
満潮「右に同じよ。へらへらしてて役にたたなそうじゃない」
霰「私は……別に……」
バーン!!
龍驤「うぃー……ヒック……うっさいわ、ボケ! 乳もぐぞ!」
長門「な、なんびゃと……まな板みたいな……ウィー……くせに」フラフラ
加賀「まな板! まな板!」ケラケラ
龍驤「殺すぞ! おどれら!」
霞「はぁ……今日でもう4日目よね。あの三人って何かつながりあったかしら?」ヒソヒソ
荒潮「私の記憶には無いのよねぇ。それにしては随分、意気投合してるみたいだけど」ヒソヒソ
鎮守府 食堂
大潮「おいふぃいです!」モグモグ
荒潮「うふふ……決戦前だからお料理がいつもよりちょっと豪華ねぇ」
大潮「はい! いっぱい食べて悔いの内容にしないと!」
朝潮「……」
満潮「ちょっとなに辛気臭い顔してるのよ」
朝潮「え? 私のことですか?」
満潮「あんた以外いないでしょ」
霰「元気……ないです……」
霞「確かにね、長女のあんたにそんな顔をされてたんじゃどうにも気分が暗くなるわ。しっかりなさい」
朝潮「……うん、そうですね。ちょっと考え事をしていました、すみません」
霞「なに考えてたのか知らないけど明日は決戦よ。あんたのところは旗艦がアレだし、朝潮型は一人だけなんだから戦場でボーっとしてたら一発よ」
朝潮「む。羽黒さんは歴戦の重巡洋艦です。悪く言ってはいけません」
霞「はぁ……やっと本調子になってきたわね。だけど、旗艦の経験が浅いのは事実じゃない。目立ちたがりの龍驤に引っ張られて無理をする可能性だって有るんだから対潜部隊で旗艦経験が多いあんたがしっかりしないと駄目よ」
朝潮「むむむ……確かにその通りです。龍驤さんには気をつけないていただいたほうがいいかもしれません。司令官にも後でそのことを確認に――」
荒潮「ほらほら、そんなに考え込まないの。現場の指揮は――少将が執るんでしょぉ? どういう人だったかしら? うちの司令官があれだから他の司令官ってあんまり記憶に残らないのよねぇ」
大潮「いい人です! あの基地の艦娘も大潮たちの司令官も褒めてました!」
霞「……そう? 私は好きじゃないわね」
満潮「右に同じよ。へらへらしてて役にたたなそうじゃない」
霰「私は……別に……」
バーン!!
龍驤「うぃー……ヒック……うっさいわ、ボケ! 乳もぐぞ!」
長門「な、なんびゃと……まな板みたいな……ウィー……くせに」フラフラ
加賀「まな板! まな板!」ケラケラ
龍驤「殺すぞ! おどれら!」
霞「はぁ……今日でもう4日目よね。あの三人って何かつながりあったかしら?」ヒソヒソ
荒潮「私の記憶には無いのよねぇ。それにしては随分、意気投合してるみたいだけど」ヒソヒソ
612: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:12:16.72:o7mkcuia0 (11/16)
加賀「うーん……漣! 漣! すぐに来なさい!」
漣「!?」
曙「呼んでるわよ、早く行ってきなさいよ。絶対に私達巻き込むんじゃないわよ」
漣「えぇ……ぼのたん、それ酷くない? 第一、なんで漣よ!? 昨日までは五航戦の二人が――」
加賀「漣! あと3秒で来ないなら焼き鳥にしますよ!」
長門「焼き鳥……飲み直したくなってきふぁ……よじ! 酒をもってこい!」
漣「……はい、加賀さん、何の御用でしょうか」
加賀「やっときたわね。ヒック……いい、漣、大事な話よ」
漣「……はい」
加賀「今日から一航戦は貴方と赤城さんよ! ヒック……私は普通の艦娘に戻ります」
漣「? ……ファッ!?ちょ、ちょっとなにいってるんだか分からないです!?」
加賀「はっ!ですって……ウーン……良い返事です……感動しました」
龍驤「ええ話や。ほんまに涙出るわ……」
長門「いいふぁら酒だ!」
ギャーギャー
満潮「……あれ大丈夫かしら」
霰「大丈夫じゃ……ないと思う」
大潮「アゲアゲで楽しそうです! 大潮も混ざって――」
荒潮「やめましょうねぇ」
大潮「……はい」
霞「大惨事ね。――って、朝潮、どこ行くのよ!?」
加賀「うーん……漣! 漣! すぐに来なさい!」
漣「!?」
曙「呼んでるわよ、早く行ってきなさいよ。絶対に私達巻き込むんじゃないわよ」
漣「えぇ……ぼのたん、それ酷くない? 第一、なんで漣よ!? 昨日までは五航戦の二人が――」
加賀「漣! あと3秒で来ないなら焼き鳥にしますよ!」
長門「焼き鳥……飲み直したくなってきふぁ……よじ! 酒をもってこい!」
漣「……はい、加賀さん、何の御用でしょうか」
加賀「やっときたわね。ヒック……いい、漣、大事な話よ」
漣「……はい」
加賀「今日から一航戦は貴方と赤城さんよ! ヒック……私は普通の艦娘に戻ります」
漣「? ……ファッ!?ちょ、ちょっとなにいってるんだか分からないです!?」
加賀「はっ!ですって……ウーン……良い返事です……感動しました」
龍驤「ええ話や。ほんまに涙出るわ……」
長門「いいふぁら酒だ!」
ギャーギャー
満潮「……あれ大丈夫かしら」
霰「大丈夫じゃ……ないと思う」
大潮「アゲアゲで楽しそうです! 大潮も混ざって――」
荒潮「やめましょうねぇ」
大潮「……はい」
霞「大惨事ね。――って、朝潮、どこ行くのよ!?」
613: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:15:11.82:o7mkcuia0 (12/16)
加賀「漣、艦載機はパッとやってビューンって感じでやれば良いろよ?」
龍驤「せやせや、びゅーんってやってばーんって感じでやるんやで」
長門「水戦に近いものがあるな」ゴクゴク
漣「あ、あんのぉ……駆逐艦の漣は艦載機積めないんですけど……」
加賀「気合れす! 元気があれば何でも出来るんです!」
龍驤「ええこといった!」
長門「よし褒美に酒をやる!」
加賀「やりまし――」
朝潮「いい加減にしなさい!!」
加賀「tッあ!! 痛い! 死ぬ!」バタバタ
龍驤「か、加賀、大丈夫かいな!? えらい勢いで舌、噛みよったで!?」
長門「な、なんだ!? 敵襲か! 殴り合いなら任せろ!」
朝潮「あなたたちはなんなんですか! 出撃を前にして泥酔など恥を知りなさい!」
加賀「あ、いや、これはですね……って、なんで私が駆逐艦に怒鳴られなければならないんです。頭にきました。自棄酒です。うへへ……」ゴクゴク
長門「うっぷ……いや、すまない。あ、あれだ、加賀が羽目を外そうというから……」
朝潮「言い訳は駄目で――」
提督「おい、何を騒いでいる。折角の夕食ぐらい静かにとれんのか!」
加賀「ブッーー!!」
提督「……おい、加賀、何のつもりだ」グシャァ
赤城「て、提督、すぐにふくものをお持ちします!」
加賀「漣、艦載機はパッとやってビューンって感じでやれば良いろよ?」
龍驤「せやせや、びゅーんってやってばーんって感じでやるんやで」
長門「水戦に近いものがあるな」ゴクゴク
漣「あ、あんのぉ……駆逐艦の漣は艦載機積めないんですけど……」
加賀「気合れす! 元気があれば何でも出来るんです!」
龍驤「ええこといった!」
長門「よし褒美に酒をやる!」
加賀「やりまし――」
朝潮「いい加減にしなさい!!」
加賀「tッあ!! 痛い! 死ぬ!」バタバタ
龍驤「か、加賀、大丈夫かいな!? えらい勢いで舌、噛みよったで!?」
長門「な、なんだ!? 敵襲か! 殴り合いなら任せろ!」
朝潮「あなたたちはなんなんですか! 出撃を前にして泥酔など恥を知りなさい!」
加賀「あ、いや、これはですね……って、なんで私が駆逐艦に怒鳴られなければならないんです。頭にきました。自棄酒です。うへへ……」ゴクゴク
長門「うっぷ……いや、すまない。あ、あれだ、加賀が羽目を外そうというから……」
朝潮「言い訳は駄目で――」
提督「おい、何を騒いでいる。折角の夕食ぐらい静かにとれんのか!」
加賀「ブッーー!!」
提督「……おい、加賀、何のつもりだ」グシャァ
赤城「て、提督、すぐにふくものをお持ちします!」
614:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 23:18:15.84:EKZvCL2DO (1/2)
出たー!加賀の十八番、毒霧殺法!
出たー!加賀の十八番、毒霧殺法!
615: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:18:20.46:o7mkcuia0 (13/16)
龍驤「あ、あわわ……うちはよう知らんで。ほ、ほなまたな」
加賀「だ、駄目に決まってるでしょ!? こ、こまで来たら一蓮托生です!」
長門「わ、わらしもか!?」
加賀「当たり前です!」
提督「酒臭いな。なんだお前ら三人で飲んでいたのか?」
龍驤「せ、せやで。3人でちょーっと楽しく飲んでただけや!」
朝潮「ちょっとどころの騒ぎではありません! 食堂に居た全員が迷惑するぐらいに酔っていました!」
加賀「そ、そんなことは無いです。ねぇ、漣!」ミシミシ
漣「か、加賀さん、お、折れる……ギブ、ギブ!」
提督「はぁ……別に酒のことぐらいでは怒鳴り散らさん」
加賀「!? ほ、本当ですか!?」
提督「ああ、私も酒癖がいいほうではないからな。お前らのことはとやかく言えん」
赤城「駄目ですよ。さすがにここまでやったんです、何かしらの罰を与えたほうが宜しいのではないですか? ――はい、ふかせていただきますから動かないで下さいね」
提督「む。漣、お前はどう思う」」
漣「ちょっ!?無茶振りはやめてくださいよ!」
提督「……朝潮、お前はどうだ」
朝潮「決戦を前に主力のお三方が浮かれているようでは鎮守府の士気にかかわります! 何かしらの罰則は必要だとおもいます」
提督「ふむ……まぁ、酒で起きたことだ1ヶ月の禁酒ぐらいで妥当か」
赤城「それはちょっと軽いような」
提督「といっても私は現場を見ていないからな、判断がつかん。それに作戦は明日だ。多少、羽目を外しても多めに見てやるのも慣例だ」
赤城「まぁ、提督がそういわれるのであれば……」
提督「よし。それではお前達は今から一ヶ月禁酒するように。破れば独房入りだ」
加賀「……はい」
提督「なんだ不満か? 寝ないで出撃したいようだな!」
加賀「い、いえ、そんなことはまったく。ご厚意に感謝します」
龍驤「うちもちょっとやり過ぎたわ。すんませんでした」
長門「ひっく……あれだ、申し訳なかった……」
提督「はぁ……もう結構だ。さぁ、さっさと部屋にもどって、さっさと休め。二日酔いなどと抜かしたら解体するからな」
長門・加賀・龍驤「はい……」トボトボ
提督「まったく……他の者も今日は羽目を外すのは多少は多めに見てやる! しかし、明日には響かせるなよ!」
朝潮「……」
龍驤「あ、あわわ……うちはよう知らんで。ほ、ほなまたな」
加賀「だ、駄目に決まってるでしょ!? こ、こまで来たら一蓮托生です!」
長門「わ、わらしもか!?」
加賀「当たり前です!」
提督「酒臭いな。なんだお前ら三人で飲んでいたのか?」
龍驤「せ、せやで。3人でちょーっと楽しく飲んでただけや!」
朝潮「ちょっとどころの騒ぎではありません! 食堂に居た全員が迷惑するぐらいに酔っていました!」
加賀「そ、そんなことは無いです。ねぇ、漣!」ミシミシ
漣「か、加賀さん、お、折れる……ギブ、ギブ!」
提督「はぁ……別に酒のことぐらいでは怒鳴り散らさん」
加賀「!? ほ、本当ですか!?」
提督「ああ、私も酒癖がいいほうではないからな。お前らのことはとやかく言えん」
赤城「駄目ですよ。さすがにここまでやったんです、何かしらの罰を与えたほうが宜しいのではないですか? ――はい、ふかせていただきますから動かないで下さいね」
提督「む。漣、お前はどう思う」」
漣「ちょっ!?無茶振りはやめてくださいよ!」
提督「……朝潮、お前はどうだ」
朝潮「決戦を前に主力のお三方が浮かれているようでは鎮守府の士気にかかわります! 何かしらの罰則は必要だとおもいます」
提督「ふむ……まぁ、酒で起きたことだ1ヶ月の禁酒ぐらいで妥当か」
赤城「それはちょっと軽いような」
提督「といっても私は現場を見ていないからな、判断がつかん。それに作戦は明日だ。多少、羽目を外しても多めに見てやるのも慣例だ」
赤城「まぁ、提督がそういわれるのであれば……」
提督「よし。それではお前達は今から一ヶ月禁酒するように。破れば独房入りだ」
加賀「……はい」
提督「なんだ不満か? 寝ないで出撃したいようだな!」
加賀「い、いえ、そんなことはまったく。ご厚意に感謝します」
龍驤「うちもちょっとやり過ぎたわ。すんませんでした」
長門「ひっく……あれだ、申し訳なかった……」
提督「はぁ……もう結構だ。さぁ、さっさと部屋にもどって、さっさと休め。二日酔いなどと抜かしたら解体するからな」
長門・加賀・龍驤「はい……」トボトボ
提督「まったく……他の者も今日は羽目を外すのは多少は多めに見てやる! しかし、明日には響かせるなよ!」
朝潮「……」
616: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:22:23.02:o7mkcuia0 (14/16)
――02:00――
鎮守府 出撃ドック
カチャカチャ……カチャカチャ……
朝潮「……」
朝潮(駄目だ、なにか納得できない。明石さんならもっと上手くできるはずなんですが……)
?「そこにいるのは誰だ! 消灯時間は過ぎているぞ!」
?「わ、わ! て、提督、ここ軽巡洋艦寮に近いんだから声を落としてください!」
提督「そういうお前も随分と大音上だぞ」
明石「あ、す、すみません」
提督「とにかく、こんな時間までドッグに居るなど論外だ。早く出て来い」
朝潮「……申し訳ありませんでした」
提督「朝潮か……お前は明日、出撃のはずだ。こんな時間まで起きているなど何を考えている」
明石「あ! ひょっとして艤装の様子見に来たの?」
朝潮「はい……どうしても納得が出来なかったので抜け出してきてしまいました。申し訳ありません」
提督「それであれば明石にいえばすむことではないか。お前はいつから工作艦になった?」
朝潮「す、すみません。明石さんにお願いするのは気が引けてしまいまし――」
提督「話にならんな。昔から思っていたがお前は傲慢に過ぎる」
朝潮「そ、そんなことはありません!」
提督「それでは人間不信か何かか?」
明石「て、提督、それぐらいで――」
提督「いや、この際、はっきりといわせてもらう。一人の奮戦など限られた状況下でない限りは悲劇しか生まないのだ。それは分かっているか?」
明石「一人で炎の中飛び込んだり、高速艇で艦娘を助けに行った提督がそれを言うんですか……」
提督「うるさい。お前たちの建造には私のような将官を一人作る以上に金がかかっているからな。妥当な判断というものだ」
朝潮「……」
提督「とにかく、なぜお前は周囲に協力を求められないのだ。軍隊とは一人で戦うものではない」
朝潮「わ、私が出来ることであれば、ほかの人にやってもらうのは怠慢です……」
提督「で、その偽装の整備とやらは出来たのか?」
朝潮「……もう少しで出来ます」
提督「ではあと何分で出来る? お前に十分に休息が取れるだけの時間は残っているのか?」
朝潮「そ、それは――」
提督「この前にいったとおり口を縫い付けておくべきだったな。下手なごまかしなど、はくようでは動かないほうがよいくらいだ」
明石「提督、いいすぎです!」
提督「古参兵の癖にこんなことで注意を受けるものに何を言っても無駄ということか? よし、答えてみろ」
明石「……」
提督「何をだんまりをきめこんでいる。さっさと答えろ」
明石「いえ、すみませんでした……」
提督「ふん。艤装についてはこれから明石に最終確認をさせる。朝潮、今回の件は目をつぶってやるからさっさと部屋にもどって休め」
朝潮「……嫌です」
提督「……なんだと?」
――02:00――
鎮守府 出撃ドック
カチャカチャ……カチャカチャ……
朝潮「……」
朝潮(駄目だ、なにか納得できない。明石さんならもっと上手くできるはずなんですが……)
?「そこにいるのは誰だ! 消灯時間は過ぎているぞ!」
?「わ、わ! て、提督、ここ軽巡洋艦寮に近いんだから声を落としてください!」
提督「そういうお前も随分と大音上だぞ」
明石「あ、す、すみません」
提督「とにかく、こんな時間までドッグに居るなど論外だ。早く出て来い」
朝潮「……申し訳ありませんでした」
提督「朝潮か……お前は明日、出撃のはずだ。こんな時間まで起きているなど何を考えている」
明石「あ! ひょっとして艤装の様子見に来たの?」
朝潮「はい……どうしても納得が出来なかったので抜け出してきてしまいました。申し訳ありません」
提督「それであれば明石にいえばすむことではないか。お前はいつから工作艦になった?」
朝潮「す、すみません。明石さんにお願いするのは気が引けてしまいまし――」
提督「話にならんな。昔から思っていたがお前は傲慢に過ぎる」
朝潮「そ、そんなことはありません!」
提督「それでは人間不信か何かか?」
明石「て、提督、それぐらいで――」
提督「いや、この際、はっきりといわせてもらう。一人の奮戦など限られた状況下でない限りは悲劇しか生まないのだ。それは分かっているか?」
明石「一人で炎の中飛び込んだり、高速艇で艦娘を助けに行った提督がそれを言うんですか……」
提督「うるさい。お前たちの建造には私のような将官を一人作る以上に金がかかっているからな。妥当な判断というものだ」
朝潮「……」
提督「とにかく、なぜお前は周囲に協力を求められないのだ。軍隊とは一人で戦うものではない」
朝潮「わ、私が出来ることであれば、ほかの人にやってもらうのは怠慢です……」
提督「で、その偽装の整備とやらは出来たのか?」
朝潮「……もう少しで出来ます」
提督「ではあと何分で出来る? お前に十分に休息が取れるだけの時間は残っているのか?」
朝潮「そ、それは――」
提督「この前にいったとおり口を縫い付けておくべきだったな。下手なごまかしなど、はくようでは動かないほうがよいくらいだ」
明石「提督、いいすぎです!」
提督「古参兵の癖にこんなことで注意を受けるものに何を言っても無駄ということか? よし、答えてみろ」
明石「……」
提督「何をだんまりをきめこんでいる。さっさと答えろ」
明石「いえ、すみませんでした……」
提督「ふん。艤装についてはこれから明石に最終確認をさせる。朝潮、今回の件は目をつぶってやるからさっさと部屋にもどって休め」
朝潮「……嫌です」
提督「……なんだと?」
617: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:27:15.10:o7mkcuia0 (15/16)
朝潮「嫌です! これは私がしなければならないことです! ほかの誰かに任せるようなことではないと愚考します!」
提督「艤装の整備がお前のやらなければならないことか……たいした頭だ。死んだら帝大で保管してもらえ」
朝潮「む! 司令官の普段の態度などはご立派だと思っています。しかし、朝潮は自分のすべきことをしていただけです! 消灯時間を過ぎていたのは違反ですので叱られるのも納得できますが、それ以外のことをとやかく言われるのは納得いきません!」
提督「はぁ……本当に融通の効かないやつだ。面倒だ、部屋にもどれ」
朝潮「!! なんでお酒を飲んで騒いでいたあの三人以上に私が怒られるのですか? なんで私が妹たちのことで全責任を負わなければならないのです! ずっと我慢してても誰にも褒められないし、認められないのはなぜなぜなのですか!」
提督「……お前の実力は認めている。事実、対潜哨戒とはいえ恒常的に旗艦をつとめている駆逐艦はお前だけではないか。当鎮守府にとって便利な駆逐艦だ」
朝潮「そういうことをいっているのではありません! ……し、失礼なこととは思いますが、司令官はほかの艦娘は艦娘として評価しているのに私は兵器としてしか評価していないようにかんじるのです。教えてください、私はどうすれば認められるのですか……」
提督「なるほどな。私にもそのことについては心当たりがある。不満に思っていたのであれば、一応の謝罪はしておこう。しかしだ、それはお前が兵器としてしかあろうとしないからそうなるということも肝に銘じておけ」
明石「? あ、あのどういうことでしょうか?」
提督「だまっていろ、ばか者。朝潮、お前は常に私のいうことにたいしてそれなりの結果を残してはいるが、曙や大潮のように期待以上の大戦果を挙げるということはない。それは結局、言われたことしかできんからだ。それでは艦娘ではなく、兵器としての評価以外のものは与えられない」
朝潮「し、しかし、命令は絶対です! 余計なことにまで気を回す必要はないと思います!」
提督「命令は絶対か……それはいい心がけだ。しかし、状況は変化するものだ。時には作戦目的さえ変化することがあるのは事実だろう?」
朝潮「……」
提督「バシー島よりボーキサイトを輸送する任務があったのはおぼえているか? あの時、お前は輸送していたボーキサイトを抱いて敵の通商破壊部隊を眺めていただけだったな。もっと言えば大潮たち僚艦が必死に戦う中、お前は背中を丸めていただけだった」
朝潮「……あのときのことは覚えています。しかし、私の判断は間違っていませんでした。あのボーキサイトがあったからこそ赤城さんの航空隊が強化されて次の作戦で大きな戦果につながったと思います」
提督「確かにその行動が後の作戦につながったというのも事実だろうな。しかし、大潮も同じように後生大事にボーキサイトを抱えていたらどうしたのだ? お前のことだ、二人で必死にボーキサイトを守ろうとして姉妹仲良く海の底に沈んだろうな。あれはお前が輸送任務に噛り付いているのを見て、とっさに任務を放棄、反撃したのだ。私は大潮の判断が正しかったと私は思う」
朝潮「……申し訳ありませんでした」
提督「別にあんな大昔のことを責めているわけではないのだ、謝る必要はない。今後はもう少し頭をやわらかく、視野を広く持ってみることだな。そうすればお前が望んでいる評価も周りからついてくる」
朝潮「……」
提督「はぁ……今日はもう遅い。休め」
朝潮「はい……失礼します」
トボトボ
明石「提督、言いすぎですよ、やっぱり」
提督「あれぐらいでいいのだ。しかし、あいつが不満をぶつけてきたのは思わぬ収穫だった」
明石「?」
提督「艦娘は思考し感情に支配されなければならない。それを御し、より大きな戦果につなげるのが私の仕事だ」
明石「はぁ」
提督「「なんだその返事は――まぁ、いい。まぁ、見ていろあれならば今まで以上の戦果をすぐにでもあげるさ」
明石「本当ですか? 提督が言うといまいち信用できないというか……」
提督「うるさい! さぁ、起床ラッパ前に出撃する全員の艤装をチェックしていくぞ! 今夜は寝れると思うなよ」
明石「はぁ……了解です」
提督「口ではなく手を動かせ!」
朝潮編 艦
朝潮「嫌です! これは私がしなければならないことです! ほかの誰かに任せるようなことではないと愚考します!」
提督「艤装の整備がお前のやらなければならないことか……たいした頭だ。死んだら帝大で保管してもらえ」
朝潮「む! 司令官の普段の態度などはご立派だと思っています。しかし、朝潮は自分のすべきことをしていただけです! 消灯時間を過ぎていたのは違反ですので叱られるのも納得できますが、それ以外のことをとやかく言われるのは納得いきません!」
提督「はぁ……本当に融通の効かないやつだ。面倒だ、部屋にもどれ」
朝潮「!! なんでお酒を飲んで騒いでいたあの三人以上に私が怒られるのですか? なんで私が妹たちのことで全責任を負わなければならないのです! ずっと我慢してても誰にも褒められないし、認められないのはなぜなぜなのですか!」
提督「……お前の実力は認めている。事実、対潜哨戒とはいえ恒常的に旗艦をつとめている駆逐艦はお前だけではないか。当鎮守府にとって便利な駆逐艦だ」
朝潮「そういうことをいっているのではありません! ……し、失礼なこととは思いますが、司令官はほかの艦娘は艦娘として評価しているのに私は兵器としてしか評価していないようにかんじるのです。教えてください、私はどうすれば認められるのですか……」
提督「なるほどな。私にもそのことについては心当たりがある。不満に思っていたのであれば、一応の謝罪はしておこう。しかしだ、それはお前が兵器としてしかあろうとしないからそうなるということも肝に銘じておけ」
明石「? あ、あのどういうことでしょうか?」
提督「だまっていろ、ばか者。朝潮、お前は常に私のいうことにたいしてそれなりの結果を残してはいるが、曙や大潮のように期待以上の大戦果を挙げるということはない。それは結局、言われたことしかできんからだ。それでは艦娘ではなく、兵器としての評価以外のものは与えられない」
朝潮「し、しかし、命令は絶対です! 余計なことにまで気を回す必要はないと思います!」
提督「命令は絶対か……それはいい心がけだ。しかし、状況は変化するものだ。時には作戦目的さえ変化することがあるのは事実だろう?」
朝潮「……」
提督「バシー島よりボーキサイトを輸送する任務があったのはおぼえているか? あの時、お前は輸送していたボーキサイトを抱いて敵の通商破壊部隊を眺めていただけだったな。もっと言えば大潮たち僚艦が必死に戦う中、お前は背中を丸めていただけだった」
朝潮「……あのときのことは覚えています。しかし、私の判断は間違っていませんでした。あのボーキサイトがあったからこそ赤城さんの航空隊が強化されて次の作戦で大きな戦果につながったと思います」
提督「確かにその行動が後の作戦につながったというのも事実だろうな。しかし、大潮も同じように後生大事にボーキサイトを抱えていたらどうしたのだ? お前のことだ、二人で必死にボーキサイトを守ろうとして姉妹仲良く海の底に沈んだろうな。あれはお前が輸送任務に噛り付いているのを見て、とっさに任務を放棄、反撃したのだ。私は大潮の判断が正しかったと私は思う」
朝潮「……申し訳ありませんでした」
提督「別にあんな大昔のことを責めているわけではないのだ、謝る必要はない。今後はもう少し頭をやわらかく、視野を広く持ってみることだな。そうすればお前が望んでいる評価も周りからついてくる」
朝潮「……」
提督「はぁ……今日はもう遅い。休め」
朝潮「はい……失礼します」
トボトボ
明石「提督、言いすぎですよ、やっぱり」
提督「あれぐらいでいいのだ。しかし、あいつが不満をぶつけてきたのは思わぬ収穫だった」
明石「?」
提督「艦娘は思考し感情に支配されなければならない。それを御し、より大きな戦果につなげるのが私の仕事だ」
明石「はぁ」
提督「「なんだその返事は――まぁ、いい。まぁ、見ていろあれならば今まで以上の戦果をすぐにでもあげるさ」
明石「本当ですか? 提督が言うといまいち信用できないというか……」
提督「うるさい! さぁ、起床ラッパ前に出撃する全員の艤装をチェックしていくぞ! 今夜は寝れると思うなよ」
明石「はぁ……了解です」
提督「口ではなく手を動かせ!」
朝潮編 艦
618: ◆idiDHwDMwc:2017/11/20(月) 23:30:51.21:o7mkcuia0 (16/16)
というわけで朝潮編 艦です。
今回の加賀は陽動任務を完遂した超有能でしたね(白目)
>>606
そういってもらえるとスレあき冥利に尽きるやで
ただ既出の子の展開はスレ立てるときに構想してなかったの多いので時間がかかるからちょっと待ってほしいんや、すまんな
長期的に、それこそ艦これのサービス終了とかまでやっていきたいのでいろんな子といろんな話で絡ませ行きたいく予定やで。
次回はサーモン海域での決戦になります。
今までのオールキャストでお送りする予定ですが、長編になるのでひょっとすると明日は更新できないかもしれないです。すまぬ……すまぬ……
更新する場合は60~30分前に一度、レスします。
というわけで朝潮編 艦です。
今回の加賀は陽動任務を完遂した超有能でしたね(白目)
>>606
そういってもらえるとスレあき冥利に尽きるやで
ただ既出の子の展開はスレ立てるときに構想してなかったの多いので時間がかかるからちょっと待ってほしいんや、すまんな
長期的に、それこそ艦これのサービス終了とかまでやっていきたいのでいろんな子といろんな話で絡ませ行きたいく予定やで。
次回はサーモン海域での決戦になります。
今までのオールキャストでお送りする予定ですが、長編になるのでひょっとすると明日は更新できないかもしれないです。すまぬ……すまぬ……
更新する場合は60~30分前に一度、レスします。
619:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 23:38:08.99:N1k4c8Gzo (2/2)
もうちょっと物腰を改善するだけでグッと良くなるだろうになぁ……できないんだろうなぁ……
もうちょっと物腰を改善するだけでグッと良くなるだろうになぁ……できないんだろうなぁ……
620:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 23:39:35.96:EKZvCL2DO (2/2)
ひとまず乙
ひとまず乙
621:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 23:46:57.48:HAcaWphCo (2/2)
赤城さん自分で加賀さんに指示しといて罰与えろとかw
それはそうと>>1はイベント参加しないのか?
赤城さん自分で加賀さんに指示しといて罰与えろとかw
それはそうと>>1はイベント参加しないのか?
622:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/20(月) 23:56:51.81:hB935z+/0 (1/1)
はぁ、次の由良さんのコンマがどうなるか緊張してきたわ。コンマでこんな緊張するなんてあたしはじめて……はぁ、こわいなー
はぁ、次の由良さんのコンマがどうなるか緊張してきたわ。コンマでこんな緊張するなんてあたしはじめて……はぁ、こわいなー
623:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 00:34:06.23:UJnH5EMro (1/1)
乙
こんな方向の有能さは要らないんですよ加賀さんェ……
それにしても朝潮はいい子過ぎたってことか
学校ならほめられたのだろうけど
乙
こんな方向の有能さは要らないんですよ加賀さんェ……
それにしても朝潮はいい子過ぎたってことか
学校ならほめられたのだろうけど
624: ◆idiDHwDMwc:2017/11/21(火) 01:19:12.20:0JEQKLRx0 (1/1)
>>618は608へです
寝る前に確認したらこれだよ……1って本当に馬鹿……
>>618は608へです
寝る前に確認したらこれだよ……1って本当に馬鹿……
625:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 01:58:33.11:mvR63bscO (1/1)
>>619
提督は明石連れて全員分の艤装チェックしに来たんだろうしねぇ
>>621
この赤城は自分と提督第一だから……
>>619
提督は明石連れて全員分の艤装チェックしに来たんだろうしねぇ
>>621
この赤城は自分と提督第一だから……
626:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 06:16:18.68:s96RchnVO (1/1)
想像以上の長編になる予感。
どの子も個性がしっかりしてて可愛いよー。
>>1も乙、無理せんでな。
想像以上の長編になる予感。
どの子も個性がしっかりしてて可愛いよー。
>>1も乙、無理せんでな。
627:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 07:14:38.84:v5x/w1QFO (1/1)
>>1乙
俺の嫁が一航戦に大出世してた
>>1乙
俺の嫁が一航戦に大出世してた
628:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 08:21:52.34:tc1NEM5k0 (1/1)
明石→提督の感情度が高いのは基本裏方でこういった提督の本音部分を聞く機会が多いからなのかな?
明石→提督の感情度が高いのは基本裏方でこういった提督の本音部分を聞く機会が多いからなのかな?
629:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 16:51:48.75:xPATf4mwO (1/1)
加賀かわいい
加賀かわいい
630:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/21(火) 17:02:27.82:5DMcpUfTo (1/1)
乙
これからも楽しみにしてる
乙
これからも楽しみにしてる
631:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/22(水) 16:50:43.46:K8l/kf1H0 (1/1)
乙
楽しみではあるが同時に怖いもの見たさもあるな
今のところは上手く回ってるが…
乙
楽しみではあるが同時に怖いもの見たさもあるな
今のところは上手く回ってるが…
632: ◆idiDHwDMwc:2017/11/22(水) 22:23:25.83:bWSQOFNO0 (1/4)
1です。
たくさんのレスありがとうございます。
本日の更新ですが、ちょっと難しいので冒頭だけ落として本編は明日になります。
許してください!何でもしますから!
全部、E-3の輸送ゲージがいけないんや!ほんと警戒陣ひで。単横ぐらいには雷装修正してほしいわ……
最後になりますが明日の更新時間ですが23:00を予定しています。
1です。
たくさんのレスありがとうございます。
本日の更新ですが、ちょっと難しいので冒頭だけ落として本編は明日になります。
許してください!何でもしますから!
全部、E-3の輸送ゲージがいけないんや!ほんと警戒陣ひで。単横ぐらいには雷装修正してほしいわ……
最後になりますが明日の更新時間ですが23:00を予定しています。
633: ◆idiDHwDMwc:2017/11/22(水) 22:29:46.91:bWSQOFNO0 (2/4)
――基地 基地指令長官執務室
少将「あれは罠だったということで間違いないのか」
?『はい、水深の間違いを訂正していないことが分かりました。深海棲艦の基地建設の影響で水深が変化したことが潜水艦隊によって先日、確認されました』
少将「では、従来の海図は当てにならんわけだな……そのことをやつは知っているのか?」
?『勿論です。それよりも新しい海図によれば現予定位置よりも西方に布陣しなければ敵の雷撃範囲になってしまいます。提督の性格を考えればサーモン諸島周囲の指揮権、全てとられるのを嫌ってひそかに予備戦力を後方に配置していることも考えられます。それと連動する意味でも布陣位置の再考を意見具申します』
少将「意見具申を容れよう。しかし、小細工をしてくれる……まぁ、いい。その話を聞いたからにはあいつの目論見どおりにことが運ぶこともあるまい」
?『それで例の件についてはうまくいっていますか?』
少将「ああ、任せろ。崖っぷちのあの方からすれば前線の有能な司令官を一人味方につけられるのであれば娘の一人ぐらい惜しくもないそうだ。ふたり揃って失脚するのも時間の問題だろうな」
?『そうすれば私の転属もかなうというわけですね』
少将「ああ、任せておけ。あれの後釜は私ということで決まったようなものだ。あいつの整えた戦力はそっくりそのまま私に委譲されることだろう」
?『なるほど、さすがの深謀遠慮ですね。感服しました』」
少将「はっはっは!! 私の就任を楽しみにしているんだな」
?『ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。待つことにはなれています』
コン、コン
――「指令、失礼してもよろしいでしょうか? 報告書をお持ちしました」
少将「ああ、少し待ってください! いまちょっと電話中でして 」
――「はい!」
少将「聞いてのとおりだ――それでは明日の活躍も期待しているぞ」
?『ええ、お任せください。かならず守りますよ、うふふ……』
――基地 基地指令長官執務室
少将「あれは罠だったということで間違いないのか」
?『はい、水深の間違いを訂正していないことが分かりました。深海棲艦の基地建設の影響で水深が変化したことが潜水艦隊によって先日、確認されました』
少将「では、従来の海図は当てにならんわけだな……そのことをやつは知っているのか?」
?『勿論です。それよりも新しい海図によれば現予定位置よりも西方に布陣しなければ敵の雷撃範囲になってしまいます。提督の性格を考えればサーモン諸島周囲の指揮権、全てとられるのを嫌ってひそかに予備戦力を後方に配置していることも考えられます。それと連動する意味でも布陣位置の再考を意見具申します』
少将「意見具申を容れよう。しかし、小細工をしてくれる……まぁ、いい。その話を聞いたからにはあいつの目論見どおりにことが運ぶこともあるまい」
?『それで例の件についてはうまくいっていますか?』
少将「ああ、任せろ。崖っぷちのあの方からすれば前線の有能な司令官を一人味方につけられるのであれば娘の一人ぐらい惜しくもないそうだ。ふたり揃って失脚するのも時間の問題だろうな」
?『そうすれば私の転属もかなうというわけですね』
少将「ああ、任せておけ。あれの後釜は私ということで決まったようなものだ。あいつの整えた戦力はそっくりそのまま私に委譲されることだろう」
?『なるほど、さすがの深謀遠慮ですね。感服しました』」
少将「はっはっは!! 私の就任を楽しみにしているんだな」
?『ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。待つことにはなれています』
コン、コン
――「指令、失礼してもよろしいでしょうか? 報告書をお持ちしました」
少将「ああ、少し待ってください! いまちょっと電話中でして 」
――「はい!」
少将「聞いてのとおりだ――それでは明日の活躍も期待しているぞ」
?『ええ、お任せください。かならず守りますよ、うふふ……』
634: ◆idiDHwDMwc:2017/11/22(水) 22:38:24.99:bWSQOFNO0 (3/4)
――翌日 正午――
鎮守府 執務室
大淀「全艦、所定の位置に布陣完了しました。いつでも作戦行動可能です」
提督「了解した。あれだ……大淀、休みはどうだったね」
大淀「じゅ、十分な休養が取れました、お心遣いありがとうございます……!!」ギリギリ
提督「そうか。それはよかった」
大淀「ぐっ……秘書官は罷免されましたが司令部通信士は留任させていただいき、ありがとうございます。しかし、私もただ休んでいたわけではありません、より一層の活躍を御期待ください」
提督「結構だ。それでは全館に回線を開け」
大淀「フゥー……了解しました――回線、繋がりました。全艦、提督より訓示があります。静聴するように」
提督「当作戦は敵の艦隊を撃滅することを目的する。当該海域に存在する敵を全てを打ち払え、一隻のうちこぼしもゆるさん。それが銃後の臣民を危機より未然に守ることになる。前の大戦において苦汁を嘗めたサーモン海域におい大勝利を刻み込むことを期待している。以上だ」
大淀「――これより作戦行動に移ります。当鎮守府の第3、第4艦隊の指揮権を――少将に委譲いたします」
少将『承った。これよりわが艦隊は作戦海域の包囲並びに主力方面への援護に当たる』
提督「よし。それでは作戦を開始する。第1艦隊旗艦飛龍、応答せよ」
飛龍『はい、第1艦隊旗艦・飛龍です』
提督「艦隊は 輪形陣を維持しつつ両舷前進第二戦速!敵の補給艦隊を強襲せよ!」
飛龍『第1艦隊旗艦・飛龍、了解しました! 全艦、私に続きなさい! 敵を徹底的に叩くわよ!』
比叡『気合入れていきます! 駆逐艦は絶対に空母から離れてはいけませんよ! 命がけで守りきりなさい!』
満潮『ふん! 誰に向かって行ってるのかしらね、みんな守りきるに決まってるじゃない!』
荒潮『うふふ……満潮ちゃん、あんまり気を張りすぎないでねぇ』
提督「第2艦隊旗艦・金剛、微速にてP地点へと進撃! P地点到達後は彩雲による偵察を実施したのちに待機せよ」
金剛『OKデース。さぁ、皆さん、行きますヨー!』
加賀『……一航戦加賀、参ります』キリッ!
長門『本当にお前は戦場だと別人だな……頭が痛くなる』
赤城『はいはい、無駄口は駄目ですよ。さぁさぁ、ゆっくりと行きましょうね』
サーモン海域の戦い 開幕
――翌日 正午――
鎮守府 執務室
大淀「全艦、所定の位置に布陣完了しました。いつでも作戦行動可能です」
提督「了解した。あれだ……大淀、休みはどうだったね」
大淀「じゅ、十分な休養が取れました、お心遣いありがとうございます……!!」ギリギリ
提督「そうか。それはよかった」
大淀「ぐっ……秘書官は罷免されましたが司令部通信士は留任させていただいき、ありがとうございます。しかし、私もただ休んでいたわけではありません、より一層の活躍を御期待ください」
提督「結構だ。それでは全館に回線を開け」
大淀「フゥー……了解しました――回線、繋がりました。全艦、提督より訓示があります。静聴するように」
提督「当作戦は敵の艦隊を撃滅することを目的する。当該海域に存在する敵を全てを打ち払え、一隻のうちこぼしもゆるさん。それが銃後の臣民を危機より未然に守ることになる。前の大戦において苦汁を嘗めたサーモン海域におい大勝利を刻み込むことを期待している。以上だ」
大淀「――これより作戦行動に移ります。当鎮守府の第3、第4艦隊の指揮権を――少将に委譲いたします」
少将『承った。これよりわが艦隊は作戦海域の包囲並びに主力方面への援護に当たる』
提督「よし。それでは作戦を開始する。第1艦隊旗艦飛龍、応答せよ」
飛龍『はい、第1艦隊旗艦・飛龍です』
提督「艦隊は 輪形陣を維持しつつ両舷前進第二戦速!敵の補給艦隊を強襲せよ!」
飛龍『第1艦隊旗艦・飛龍、了解しました! 全艦、私に続きなさい! 敵を徹底的に叩くわよ!』
比叡『気合入れていきます! 駆逐艦は絶対に空母から離れてはいけませんよ! 命がけで守りきりなさい!』
満潮『ふん! 誰に向かって行ってるのかしらね、みんな守りきるに決まってるじゃない!』
荒潮『うふふ……満潮ちゃん、あんまり気を張りすぎないでねぇ』
提督「第2艦隊旗艦・金剛、微速にてP地点へと進撃! P地点到達後は彩雲による偵察を実施したのちに待機せよ」
金剛『OKデース。さぁ、皆さん、行きますヨー!』
加賀『……一航戦加賀、参ります』キリッ!
長門『本当にお前は戦場だと別人だな……頭が痛くなる』
赤城『はいはい、無駄口は駄目ですよ。さぁさぁ、ゆっくりと行きましょうね』
サーモン海域の戦い 開幕
635: ◆idiDHwDMwc:2017/11/22(水) 22:59:11.50:bWSQOFNO0 (4/4)
本日、ここまでです。短くてすまんな。
>>621
乙→乙→甲でE-3まで終わりました。資材尽きたので当分、備蓄して丙でE-4終わらせます。
>>622
ワイのケッコン艦はポンコツになったり、純愛になったりで本当にコンマは楽しいで(暗黒微笑)
>>623
いい子の朝潮はひざに乗せて一日中、頭なでてたい
>>626
ありがとうございます。オリジナルとかだとキャラが立ってないってよく言われるので艦これの偉大さがよく分かります。
>>627
漣は史実でも一航戦の旗艦つとめたと思ったけどうろ覚えだったのでぼかしました
>>628
そういう部分が大きいかもしれませんね、今後、掘り下げていければと思います。
最後になりましたが沢山の乙ありがとうございます。
今後も気合! いれていきます!
本日、ここまでです。短くてすまんな。
>>621
乙→乙→甲でE-3まで終わりました。資材尽きたので当分、備蓄して丙でE-4終わらせます。
>>622
ワイのケッコン艦はポンコツになったり、純愛になったりで本当にコンマは楽しいで(暗黒微笑)
>>623
いい子の朝潮はひざに乗せて一日中、頭なでてたい
>>626
ありがとうございます。オリジナルとかだとキャラが立ってないってよく言われるので艦これの偉大さがよく分かります。
>>627
漣は史実でも一航戦の旗艦つとめたと思ったけどうろ覚えだったのでぼかしました
>>628
そういう部分が大きいかもしれませんね、今後、掘り下げていければと思います。
最後になりましたが沢山の乙ありがとうございます。
今後も気合! いれていきます!
636:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/22(水) 23:29:37.14:LM9547f/o (1/1)
おつおつイベも頑張れ
おつおつイベも頑張れ
637:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 08:17:24.33:COMDUXIIo (1/1)
少将何を企んでるんだ…
少将何を企んでるんだ…
638:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 13:45:38.70:eyKD4oqwO (1/2)
乙
少将……貴様まさかグラーフの一件の時から裏切っていたとは言わんよな?
というか赤城さんあんた本当に何を考えてるんだ
提督や大淀だけでなく少将までハメようとしてるって
乙
少将……貴様まさかグラーフの一件の時から裏切っていたとは言わんよな?
というか赤城さんあんた本当に何を考えてるんだ
提督や大淀だけでなく少将までハメようとしてるって
639:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 14:14:34.44:xUN0QrVA0 (1/1)
てっきり大淀さんかと思ってたが、
赤城さんの線もあるか
てっきり大淀さんかと思ってたが、
赤城さんの線もあるか
640:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 14:18:36.06:eyKD4oqwO (2/2)
>>639
「ええ、大丈夫ですよ、大丈夫」だからなぁ
>>639
「ええ、大丈夫ですよ、大丈夫」だからなぁ
641:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 14:46:07.07:l07vRN+PO (1/1)
加賀さんが食うだけキャラを演じてた説もワンチャン
加賀さんが食うだけキャラを演じてた説もワンチャン
642:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 14:49:46.81:tbb0vXCxo (1/1)
もしそうなら加賀さんに一生ついてくわ
もしそうなら加賀さんに一生ついてくわ
643:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 15:05:50.42:zs4YkCwt0 (1/1)
艦隊の頭脳(笑)なこの大淀さんがそんな真似できるわけないだろ!どうみても鬼畜対地メガネだよこの人!!
艦隊の頭脳(笑)なこの大淀さんがそんな真似できるわけないだろ!どうみても鬼畜対地メガネだよこの人!!
644:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 15:48:26.59:3TdsUzlQo (1/1)
少将との会話を見る限り異動希望を出している艦娘ってことだから大淀では無いわな
>>544で大淀が言いかけた相手がそうなんだろうけども
少将との会話を見る限り異動希望を出している艦娘ってことだから大淀では無いわな
>>544で大淀が言いかけた相手がそうなんだろうけども
645:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 20:16:26.76:nm9YTH2nO (1/1)
大淀もあとでフォローしてあげたいね
大淀もあとでフォローしてあげたいね
646: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 22:54:59.73:Ea2BpZDE0 (1/14)
帰ってきました。
時間通りに投稿していきますが、今回、群像劇的にパッパッと最初に書いてある場面と時間が動きますので非常に分かりにくくなってしまいましたのでご注意ください。
1の構想力不足です、すまんな……もう懲りたよ。
飛龍が中心部で敵を攻撃、羽黒が西方、利根が東方で哨戒、金剛が待機して敵中枢と決戦ということだけ頭に入れておいてもらえれば幸いです。
2部に備えてせっせと爆薬撒き散らしました。
コンマに2部だけは簡単な特殊ルール入れます、すまんな。
あと明日は24時ぐらいに投稿予定です。
帰ってきました。
時間通りに投稿していきますが、今回、群像劇的にパッパッと最初に書いてある場面と時間が動きますので非常に分かりにくくなってしまいましたのでご注意ください。
1の構想力不足です、すまんな……もう懲りたよ。
飛龍が中心部で敵を攻撃、羽黒が西方、利根が東方で哨戒、金剛が待機して敵中枢と決戦ということだけ頭に入れておいてもらえれば幸いです。
2部に備えてせっせと爆薬撒き散らしました。
コンマに2部だけは簡単な特殊ルール入れます、すまんな。
あと明日は24時ぐらいに投稿予定です。
647: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:00:15.73:Ea2BpZDE0 (2/14)
――12:20――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
少将「よし、ここでとまれ。我らはこの位置から指揮を取る」
幕僚「よろしいのですか? 当初の作戦ではさらに三時方向に進撃したのちに待機となっています。ここではニューギニア方面より敵が押し出してきた場合、危険と考えますが」
少将「安心しろ、提督は私に指揮権を全て委ねることをきらって予備戦力を展開している。信用を得られなかったのは悔しいが、今回はそれを利用させてもらおうではないか。ニューギニア方面から敵が押し出してきた場合、横腹をつける位置に島がある。私の予想ではここに艦隊を隠して待機させているのだろう」
幕僚「しかし、ここでは敵の魚雷攻撃を受ける可能性があります。せめて東の浅瀬に布陣したほうがよろしいのでは?」
少将「この海域は見た目以上に水深が浅い。我らの哨戒網を抜けられた場合は別として長距離の魚雷攻撃によって不意をうたれる事はあるまい」
幕僚「……一応、音響測探機による測定を試みるべきかと思われます。ご許可を」
少将「ふん、こんなにも深海棲艦の影響を強く受けた海域でそんなものがまともに働くわけがあるまい。安心しろ、いままで私の指揮に誤りは無かっただろ?」
幕僚「はっ……出すぎたことを申し上げました」
少将「よし、それでは指揮下の部隊への通信を開け。哨戒行動などについて具体的な指示を出していくぞ」
――12:20――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
少将「よし、ここでとまれ。我らはこの位置から指揮を取る」
幕僚「よろしいのですか? 当初の作戦ではさらに三時方向に進撃したのちに待機となっています。ここではニューギニア方面より敵が押し出してきた場合、危険と考えますが」
少将「安心しろ、提督は私に指揮権を全て委ねることをきらって予備戦力を展開している。信用を得られなかったのは悔しいが、今回はそれを利用させてもらおうではないか。ニューギニア方面から敵が押し出してきた場合、横腹をつける位置に島がある。私の予想ではここに艦隊を隠して待機させているのだろう」
幕僚「しかし、ここでは敵の魚雷攻撃を受ける可能性があります。せめて東の浅瀬に布陣したほうがよろしいのでは?」
少将「この海域は見た目以上に水深が浅い。我らの哨戒網を抜けられた場合は別として長距離の魚雷攻撃によって不意をうたれる事はあるまい」
幕僚「……一応、音響測探機による測定を試みるべきかと思われます。ご許可を」
少将「ふん、こんなにも深海棲艦の影響を強く受けた海域でそんなものがまともに働くわけがあるまい。安心しろ、いままで私の指揮に誤りは無かっただろ?」
幕僚「はっ……出すぎたことを申し上げました」
少将「よし、それでは指揮下の部隊への通信を開け。哨戒行動などについて具体的な指示を出していくぞ」
648: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:02:13.34:Ea2BpZDE0 (3/14)
――13:00――
サーモン海域中心 ツラギ基地北方
雲龍「! 雲龍隊彩雲より入電! 前方2時方向20海里先に敵機動部隊を認む。敵編成は装甲空母鬼2隻、空母ヲ級1隻、軽巡洋艦ホ級1隻、駆逐艦ロ級2席を確認!」
飛龍「了解した! 戦闘機発艦の後に攻撃機を発艦させる! 比叡並びに荒潮は航空隊に続いて第三戦速にて敵に接近、航空戦の援護の後、砲雷撃戦にうつれ!」
比叡「……荒潮、続きなさい! 砲弾の雨を降らしてやりますよ!」
荒潮「はぁい」
飛龍「満潮は空母の護衛と並行して対潜哨戒を行いなさい!」
満潮「了解よ! 荒潮、気をつけなさいよ!」
荒潮「うふふ……おまかせあれってねぇ」
飛龍「提督!応答願います!」
提督『こちら鎮守府作戦本部。状況を説明せよ』
飛龍「20海里先に装甲空母鬼を中心とする敵機動部隊を発見。空母部隊は航空機を全機発艦、航空戦の後に比叡・荒潮による砲雷撃を敢行します」
提督『了解した。健闘を祈る』
飛龍「はい。さぁ、蒼龍、 二航戦の真の力を見せ付けるわよ! 雲龍も私たちに続きなさい!」
蒼龍「そうね、敵を一掃しないとね……よっし! 全機発艦! 神業と呼ばれた爆撃を見せ付けるわよ!」
――13:00――
サーモン海域中心 ツラギ基地北方
雲龍「! 雲龍隊彩雲より入電! 前方2時方向20海里先に敵機動部隊を認む。敵編成は装甲空母鬼2隻、空母ヲ級1隻、軽巡洋艦ホ級1隻、駆逐艦ロ級2席を確認!」
飛龍「了解した! 戦闘機発艦の後に攻撃機を発艦させる! 比叡並びに荒潮は航空隊に続いて第三戦速にて敵に接近、航空戦の援護の後、砲雷撃戦にうつれ!」
比叡「……荒潮、続きなさい! 砲弾の雨を降らしてやりますよ!」
荒潮「はぁい」
飛龍「満潮は空母の護衛と並行して対潜哨戒を行いなさい!」
満潮「了解よ! 荒潮、気をつけなさいよ!」
荒潮「うふふ……おまかせあれってねぇ」
飛龍「提督!応答願います!」
提督『こちら鎮守府作戦本部。状況を説明せよ』
飛龍「20海里先に装甲空母鬼を中心とする敵機動部隊を発見。空母部隊は航空機を全機発艦、航空戦の後に比叡・荒潮による砲雷撃を敢行します」
提督『了解した。健闘を祈る』
飛龍「はい。さぁ、蒼龍、 二航戦の真の力を見せ付けるわよ! 雲龍も私たちに続きなさい!」
蒼龍「そうね、敵を一掃しないとね……よっし! 全機発艦! 神業と呼ばれた爆撃を見せ付けるわよ!」
649: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:08:13.20:Ea2BpZDE0 (4/14)
――同時刻――
サーモン海域南東部 ニューカレドニア方面
利根「む? 捕まえたな。全艦、戦闘準備じゃ。司令部、応答願う」
少将『こちら司令部、どうかしましたか?』
利根「4時方向10海里先に敵じゃ。第二艦隊の方向に向かう前に潰すがよいか?」
少将『――編成はどうなっています?』
利根「軽巡1、重巡2、駆逐3じゃな」
少将『まだ第二艦隊による強襲が行われたという報告はありません。援護に向かうのではなく、ただの哨戒部隊でしょう。一応、一当てして敵の練度を確認するように。厳しいようなら当基地の部隊を援護に向かわせ、挟撃します』
利根「む……了解した」
霧島「利根さん、それでは艦載機と駆逐艦で敵に威力偵察を――」
利根「はっはっは!! そんなことは無用じゃ。我輩たちのところとは違って少将殿は心配性じゃな!」
霧島「はぁ……慢心してはいけないと提督からも言われているではないですか」
利根「ふん、思ってもいないことを言うでない。霧島、お前もすぐにでも切り込みたいのじゃろう? 第一、挟撃などちまちまとしていては他の敵を第一艦隊の元に通してしまうわ。一撃で片付けるぞ! 全艦、我輩に続け! 一気に距離を縮めて敵のどてっ腹に大穴あけてくれるわ!」
隼鷹「ちょッ!? アタシもついていかせる気かい!? 下手に一撃もらえば発着艦が困難になっちまうよ!?」
筑摩「……霞は隼鷹さんと一緒にここで待機。周辺の偵察を続行してください。姉さん、それで良いですね?」
利根「よし! かまわん! あげあげじゃ! 最大戦速で行くぞ!」
大潮「利根さん、アゲアゲです!」
利根「うむ!」
大潮「あ、いや……発音がですね」
利根「細かいことを言うでない! ハッハッハ!!」
――同時刻――
サーモン海域南東部 ニューカレドニア方面
利根「む? 捕まえたな。全艦、戦闘準備じゃ。司令部、応答願う」
少将『こちら司令部、どうかしましたか?』
利根「4時方向10海里先に敵じゃ。第二艦隊の方向に向かう前に潰すがよいか?」
少将『――編成はどうなっています?』
利根「軽巡1、重巡2、駆逐3じゃな」
少将『まだ第二艦隊による強襲が行われたという報告はありません。援護に向かうのではなく、ただの哨戒部隊でしょう。一応、一当てして敵の練度を確認するように。厳しいようなら当基地の部隊を援護に向かわせ、挟撃します』
利根「む……了解した」
霧島「利根さん、それでは艦載機と駆逐艦で敵に威力偵察を――」
利根「はっはっは!! そんなことは無用じゃ。我輩たちのところとは違って少将殿は心配性じゃな!」
霧島「はぁ……慢心してはいけないと提督からも言われているではないですか」
利根「ふん、思ってもいないことを言うでない。霧島、お前もすぐにでも切り込みたいのじゃろう? 第一、挟撃などちまちまとしていては他の敵を第一艦隊の元に通してしまうわ。一撃で片付けるぞ! 全艦、我輩に続け! 一気に距離を縮めて敵のどてっ腹に大穴あけてくれるわ!」
隼鷹「ちょッ!? アタシもついていかせる気かい!? 下手に一撃もらえば発着艦が困難になっちまうよ!?」
筑摩「……霞は隼鷹さんと一緒にここで待機。周辺の偵察を続行してください。姉さん、それで良いですね?」
利根「よし! かまわん! あげあげじゃ! 最大戦速で行くぞ!」
大潮「利根さん、アゲアゲです!」
利根「うむ!」
大潮「あ、いや……発音がですね」
利根「細かいことを言うでない! ハッハッハ!!」
650: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:10:58.04:Ea2BpZDE0 (5/14)
――14:30――
サーモン海域中心部 ツラギ基地北方
ヒューン……ドーン!!
比叡「ちっ! 至近弾ですか! こんのぉ! 沈めぇ!!」
重巡リ級「aa――!?」ドーン
比叡「よしっ!荒潮! そちらはどうなっています!」
荒潮『ばっちりよぉ。敵駆逐艦二隻を撃破しましたぁ』
比叡「それではすぐに戻ってきなさい。飛龍たちと合流して一刻も早く敵の輸送隊を発見しなければなりません」
飛龍「ああ、居た居た。比叡、その輸送隊だけど蒼龍が発見したわ。荒潮と合流次第、最大戦速で一気に強襲するわよ」
比叡「……随分とこちらに向かうのが早かったですね。私たち二人であの程度の残存勢力は十分でしたよ?」
蒼龍「あ、いや、そうじゃなくて、戦艦と装甲空母は空襲で沈めたから前線に出ても反撃はないと飛龍が判断したの」
比叡「そうですか……まぁ、旗艦の判断であれば文句はありません。乱戦にでもならない限りは従いますよ。満潮、そちらでなにか問題はありましたか?」
満潮「いえ、これといって問題はなかったわ。潜水艦の陰も形も見てないもの」
比叡「分かりました。ただ今後はどうなるかは別です。慢心はしてはいけませんよ?」
満潮「分かってるわよ。そんな子供相手みたいにいわないで!」
比叡「ははは……ええ、貴方のことは頼りにしてますよ」
――14:30――
サーモン海域中心部 ツラギ基地北方
ヒューン……ドーン!!
比叡「ちっ! 至近弾ですか! こんのぉ! 沈めぇ!!」
重巡リ級「aa――!?」ドーン
比叡「よしっ!荒潮! そちらはどうなっています!」
荒潮『ばっちりよぉ。敵駆逐艦二隻を撃破しましたぁ』
比叡「それではすぐに戻ってきなさい。飛龍たちと合流して一刻も早く敵の輸送隊を発見しなければなりません」
飛龍「ああ、居た居た。比叡、その輸送隊だけど蒼龍が発見したわ。荒潮と合流次第、最大戦速で一気に強襲するわよ」
比叡「……随分とこちらに向かうのが早かったですね。私たち二人であの程度の残存勢力は十分でしたよ?」
蒼龍「あ、いや、そうじゃなくて、戦艦と装甲空母は空襲で沈めたから前線に出ても反撃はないと飛龍が判断したの」
比叡「そうですか……まぁ、旗艦の判断であれば文句はありません。乱戦にでもならない限りは従いますよ。満潮、そちらでなにか問題はありましたか?」
満潮「いえ、これといって問題はなかったわ。潜水艦の陰も形も見てないもの」
比叡「分かりました。ただ今後はどうなるかは別です。慢心はしてはいけませんよ?」
満潮「分かってるわよ。そんな子供相手みたいにいわないで!」
比叡「ははは……ええ、貴方のことは頼りにしてますよ」
651: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:12:45.68:Ea2BpZDE0 (6/14)
――15:00――
サーモン海域南東部 ニューカレドニア方面
利根「はっはっは!! 我輩、大勝利!! 」
大潮「はい! 大勝利です!」
筑摩「司令部、応答願います。先ほど発見した敵艦隊を撃滅しました」
少将『――ご苦労でした。そちらの方面ではまだ新たな敵は発見されていません。一度、隼鷹さんと合流して哨戒に当たってください』
利根「もう終わってしまってつまらんのぉ。もっとどんどんと敵がきてほしいものじゃ」
霧島「無茶苦茶言うのはやめてください……ニューカレドニアには深海棲艦の基地があることが予測されているのですから、本当にそうなったらどうするつもりなんですか……」
利根「まったくいい子ちゃん振りおって。昔は提督の言うこともきかずに一人で敵に突っ込んでいくようなやつじゃったのにのぅ。さびしい限りじゃ」
霧島「む、昔の話はやめてください!」
筑摩「――はい、はい。了解しました。姉さん、司令部への報告ですが終わりました。隼鷹さんたちとの合流を最優先にするようにとのことです」
利根「ムムム……それでは第一戦速で隼鷹たちの待つ地点まで向かうぞ。大潮、遅れるなよ!」
大潮「はい!」
利根「ウハハ!! 良い返事じゃ!」
――15:00――
サーモン海域南東部 ニューカレドニア方面
利根「はっはっは!! 我輩、大勝利!! 」
大潮「はい! 大勝利です!」
筑摩「司令部、応答願います。先ほど発見した敵艦隊を撃滅しました」
少将『――ご苦労でした。そちらの方面ではまだ新たな敵は発見されていません。一度、隼鷹さんと合流して哨戒に当たってください』
利根「もう終わってしまってつまらんのぉ。もっとどんどんと敵がきてほしいものじゃ」
霧島「無茶苦茶言うのはやめてください……ニューカレドニアには深海棲艦の基地があることが予測されているのですから、本当にそうなったらどうするつもりなんですか……」
利根「まったくいい子ちゃん振りおって。昔は提督の言うこともきかずに一人で敵に突っ込んでいくようなやつじゃったのにのぅ。さびしい限りじゃ」
霧島「む、昔の話はやめてください!」
筑摩「――はい、はい。了解しました。姉さん、司令部への報告ですが終わりました。隼鷹さんたちとの合流を最優先にするようにとのことです」
利根「ムムム……それでは第一戦速で隼鷹たちの待つ地点まで向かうぞ。大潮、遅れるなよ!」
大潮「はい!」
利根「ウハハ!! 良い返事じゃ!」
652: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:19:41.69:Ea2BpZDE0 (7/14)
――16:00――
サーモン海域中心部 ツラギ基地東方
比叡「チッ! 邪魔です! 私の射線に入ってくるな!」
満潮「ちょ!? 嘘でしょ!? あ、危ない! 雲龍、避けて!!」
雲龍「――うっ!? はぁはぁ……本当に危ないわね……」
比叡「ふん、囮、ご苦労様です。壁が避ければ、これで必中です!!」
ル級「Gaaaaaa!!」
比叡「命中です! 第二射、一斉にいきます!」
ル級「a……auxil……iu……」ドーン!!
比叡「よっし! 一隻撃破です! 既に砲戦の間合い! ここまでくれば空母なんてお荷物です! この砲と魚雷による乱戦こそが艦隊戦の華であることを知らしめます! 荒潮、続きなさい!」
荒潮「うふふ……はぁい。今度は雷撃をお見舞いしてあげましょうねぇ」
飛龍「……旧式の戦艦が言ってくれるわね! 敵艦隊、残存兵力を確認! 第2次攻撃の要を認む! 攻撃機、再度、発艦! 満潮は引き続き私たちを護衛しなさい!」ビューン
蒼龍「はぁ……大丈夫かなぁ」ヒューン
飛龍「なに弱気なこと言ってんの! 結局は戦況を決めるのは私たち空母だって証明するわよ!」
蒼龍「そんなに対抗意識燃やさなくてもいいと思うけどなぁ。……まぁ、やることはやるけどさぁ」
雲龍「あ、あの、私、いま砲撃に巻き込まれそうになりましたが……」
飛龍「あんなとこに逃げて行ったあんたも悪いの! この失点を取り返したければさっさと攻撃機を出しなさい!」
雲龍「……了解しました」
比叡「艦載機ですか、空母も動き出しましたね――しかし、今更、そんなものを出し始めても遅いんですよ! 既に敵の輸送船団は私たちの間合い! 全砲門、斉射!!」
ワ級「p、praesidio――!」
イ級「――!!」ドーン
比叡「チィ!! しかし、まだです! 荒潮、雷撃!」
荒潮「ええ、準備万端よぉ。さぁ、地獄にいってらっしゃい」
ワ級「――!! ドーン――aa……」
比叡「敵旗艦、とったぁ!!」
荒潮「私がねぇ」
比叡「細かいことは言いっこなしです!」
飛龍「ぐっ!! 旗艦を先にやられた! ええい、これより敵の掃討に移る! あんな旧式にMVP掻っ攫われんじゃないわよ!」
蒼龍「はぁ……あっ、もうこんな時間か。まぁ、そろそろかな」
飛龍「ぼやぼやしない!」
蒼龍「はい、はい」
――16:00――
サーモン海域中心部 ツラギ基地東方
比叡「チッ! 邪魔です! 私の射線に入ってくるな!」
満潮「ちょ!? 嘘でしょ!? あ、危ない! 雲龍、避けて!!」
雲龍「――うっ!? はぁはぁ……本当に危ないわね……」
比叡「ふん、囮、ご苦労様です。壁が避ければ、これで必中です!!」
ル級「Gaaaaaa!!」
比叡「命中です! 第二射、一斉にいきます!」
ル級「a……auxil……iu……」ドーン!!
比叡「よっし! 一隻撃破です! 既に砲戦の間合い! ここまでくれば空母なんてお荷物です! この砲と魚雷による乱戦こそが艦隊戦の華であることを知らしめます! 荒潮、続きなさい!」
荒潮「うふふ……はぁい。今度は雷撃をお見舞いしてあげましょうねぇ」
飛龍「……旧式の戦艦が言ってくれるわね! 敵艦隊、残存兵力を確認! 第2次攻撃の要を認む! 攻撃機、再度、発艦! 満潮は引き続き私たちを護衛しなさい!」ビューン
蒼龍「はぁ……大丈夫かなぁ」ヒューン
飛龍「なに弱気なこと言ってんの! 結局は戦況を決めるのは私たち空母だって証明するわよ!」
蒼龍「そんなに対抗意識燃やさなくてもいいと思うけどなぁ。……まぁ、やることはやるけどさぁ」
雲龍「あ、あの、私、いま砲撃に巻き込まれそうになりましたが……」
飛龍「あんなとこに逃げて行ったあんたも悪いの! この失点を取り返したければさっさと攻撃機を出しなさい!」
雲龍「……了解しました」
比叡「艦載機ですか、空母も動き出しましたね――しかし、今更、そんなものを出し始めても遅いんですよ! 既に敵の輸送船団は私たちの間合い! 全砲門、斉射!!」
ワ級「p、praesidio――!」
イ級「――!!」ドーン
比叡「チィ!! しかし、まだです! 荒潮、雷撃!」
荒潮「ええ、準備万端よぉ。さぁ、地獄にいってらっしゃい」
ワ級「――!! ドーン――aa……」
比叡「敵旗艦、とったぁ!!」
荒潮「私がねぇ」
比叡「細かいことは言いっこなしです!」
飛龍「ぐっ!! 旗艦を先にやられた! ええい、これより敵の掃討に移る! あんな旧式にMVP掻っ攫われんじゃないわよ!」
蒼龍「はぁ……あっ、もうこんな時間か。まぁ、そろそろかな」
飛龍「ぼやぼやしない!」
蒼龍「はい、はい」
653: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:22:25.70:Ea2BpZDE0 (8/14)
――16:30――
鎮守府 執務室
金剛『Hey! テートク、まだですカー? いい加減に待機も飽きてきましター! 暇デース!!』
提督「落ち着け。現在、第一艦隊が敵輸送船団と交戦中だ。命令どおりに相当派手にやってくれている。そこで待っていれば自ずと敵が飛び込んでくるはずだ。赤城。加賀に偵察だけは厳として命じているだろうな?」
金剛『当たり前デース。第一艦隊といえば比叡の活躍はどうですカー?』
提督「ここまで戦艦2.重巡洋艦3.駆逐3と大活躍だ。このままいけば蒼龍か比叡がMVPだろうな」
金剛『OK、OK。さすがMy sisterネー』
赤城『……見つけましたよ。敵です』ニヤァ
金剛『Oh! Really!? どっちデース?』
赤城『5時方向23海里先です。あぁ、あれが新型ですね……敵編成、ヲ級改一隻、ヲ級二隻、イ級二隻に新型が一隻です』
提督「よし、それでは第2艦隊は私が直接、指揮を執る。空母は戦闘機を発艦しつつ微速前進! 戦艦は金剛を残して大和を中心に第二戦速で前進! 航空戦で打ちもらした敵艦載機に三式弾をお見舞いしてやれ!」
大和『了解しました。さぁ、長門さん、武蔵、いきましょう!』
武蔵『おうとも! 今度は制空権はわれらのものにしてやる! シブヤン海のようにはいかんぞ!』
長門『了解だ!」
――16:30――
鎮守府 執務室
金剛『Hey! テートク、まだですカー? いい加減に待機も飽きてきましター! 暇デース!!』
提督「落ち着け。現在、第一艦隊が敵輸送船団と交戦中だ。命令どおりに相当派手にやってくれている。そこで待っていれば自ずと敵が飛び込んでくるはずだ。赤城。加賀に偵察だけは厳として命じているだろうな?」
金剛『当たり前デース。第一艦隊といえば比叡の活躍はどうですカー?』
提督「ここまで戦艦2.重巡洋艦3.駆逐3と大活躍だ。このままいけば蒼龍か比叡がMVPだろうな」
金剛『OK、OK。さすがMy sisterネー』
赤城『……見つけましたよ。敵です』ニヤァ
金剛『Oh! Really!? どっちデース?』
赤城『5時方向23海里先です。あぁ、あれが新型ですね……敵編成、ヲ級改一隻、ヲ級二隻、イ級二隻に新型が一隻です』
提督「よし、それでは第2艦隊は私が直接、指揮を執る。空母は戦闘機を発艦しつつ微速前進! 戦艦は金剛を残して大和を中心に第二戦速で前進! 航空戦で打ちもらした敵艦載機に三式弾をお見舞いしてやれ!」
大和『了解しました。さぁ、長門さん、武蔵、いきましょう!』
武蔵『おうとも! 今度は制空権はわれらのものにしてやる! シブヤン海のようにはいかんぞ!』
長門『了解だ!」
654: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:30:53.81:Ea2BpZDE0 (9/14)
――17:00――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
幕僚「閣下、鎮守府司令部より第二艦隊が目標の敵精鋭部隊と交戦を開始したという報告が入りました。また第三艦隊が敵の増援らしき艦隊を撃破したとのことです」
少将「ふむ、作戦は順調だな――しかし、また第三艦隊か。やはり私のところとは練度が違うな……よし、第四艦隊を南東の応援に回そう。おそらく敵はニューカレドニア方面に集結している」
幕僚「それでは我らの護衛が居なくなってしまいますが」
少将「安心しろ、私のところの部隊を戻す。悔しいが鎮守府部隊のほうが練度が高いとみとめざるをえん、こちらで遊ばしておくのはもったいない」
幕僚「それではそのように命令を――」
見張員「!! 10時方向に雷跡を確認!! 着弾までおよそ6分!」
少将「安心しろここは浅瀬だらけだ、すぐにでも乗り上げるだろう……まぁ、一応の回避行動を取っておけ。しかし、第四艦隊を動かす前に出てきてくれたのは幸運だったな。魚雷攻撃の失敗を確認後、浅瀬をつたいながら北東に回って第四艦隊と合流するので備えておけ」
艦長「はい! 右舷第二戦速!」
少将「さて、次はどうす――」
見張員「だ、駄目です! 魚雷、至近距離まで接近!!」
少将「なんだと!? ば、馬鹿なありえ――」
ドーン!!
少将「あがっ!? ひ、被害状況を報告しろ!」
艦長「うぐ……な! 機関部損傷! 出力30パーセント低下!」
少将「ど、どういうことだ? ありえないはずだ! 敵の新兵器か!? とにかく第四艦隊に救援要請! まだ視認距離まで敵は近づいていない! この距離では攻撃などそうそう当たらないはずだ、まだまだ振り切れるぞ! 一時方向、前進一杯! 幕僚、お前は提督に状況を報告しろ!」
幕僚「りょ、了解しました!」
少将「つっ……吹き飛ばされたときに足をやったか……」
――17:00――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
幕僚「閣下、鎮守府司令部より第二艦隊が目標の敵精鋭部隊と交戦を開始したという報告が入りました。また第三艦隊が敵の増援らしき艦隊を撃破したとのことです」
少将「ふむ、作戦は順調だな――しかし、また第三艦隊か。やはり私のところとは練度が違うな……よし、第四艦隊を南東の応援に回そう。おそらく敵はニューカレドニア方面に集結している」
幕僚「それでは我らの護衛が居なくなってしまいますが」
少将「安心しろ、私のところの部隊を戻す。悔しいが鎮守府部隊のほうが練度が高いとみとめざるをえん、こちらで遊ばしておくのはもったいない」
幕僚「それではそのように命令を――」
見張員「!! 10時方向に雷跡を確認!! 着弾までおよそ6分!」
少将「安心しろここは浅瀬だらけだ、すぐにでも乗り上げるだろう……まぁ、一応の回避行動を取っておけ。しかし、第四艦隊を動かす前に出てきてくれたのは幸運だったな。魚雷攻撃の失敗を確認後、浅瀬をつたいながら北東に回って第四艦隊と合流するので備えておけ」
艦長「はい! 右舷第二戦速!」
少将「さて、次はどうす――」
見張員「だ、駄目です! 魚雷、至近距離まで接近!!」
少将「なんだと!? ば、馬鹿なありえ――」
ドーン!!
少将「あがっ!? ひ、被害状況を報告しろ!」
艦長「うぐ……な! 機関部損傷! 出力30パーセント低下!」
少将「ど、どういうことだ? ありえないはずだ! 敵の新兵器か!? とにかく第四艦隊に救援要請! まだ視認距離まで敵は近づいていない! この距離では攻撃などそうそう当たらないはずだ、まだまだ振り切れるぞ! 一時方向、前進一杯! 幕僚、お前は提督に状況を報告しろ!」
幕僚「りょ、了解しました!」
少将「つっ……吹き飛ばされたときに足をやったか……」
655: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:35:22.36:Ea2BpZDE0 (10/14)
――同時刻――
鎮守府 執務室
大淀「制空権、当方に優勢!加賀所属艦載機ものすごい勢いで敵機を撃墜しています!」
提督「よし! 赤城、加賀、つづいて攻撃機を発艦させろ! 敵空母の飛行甲板を大火事にしてしまえ!」
加賀『随分、簡単にいってくれるものですね。まぁ、私たち一航戦にかかれば造作もないことです。ねぇ、赤城さん』
赤城『うふふ……あっはっは!! さぁ、私の時間です! 百発百中の急降下爆撃の冴えお見せしましょう!』ビュン、ビュン
加賀『はぁ……』ヒュン、ヒュン
金剛『一航戦は相変わらずCrazyネー』
大淀「――!! 提督、少将より緊急入電!」
提督「ちっ! この戦機に何のようだ!! 」
大淀「少将座乗艦が敵の魚雷を受けて、第四艦隊と合流を目指しているとのことです!」
提督「なんだと? 羽黒と龍驤の偵察網を抜けられたのか!?」
大淀「そ、それがどうも少将の布陣位置が当初の計画と違っていたようで、第4艦隊よりも前線に布陣していたようです」
提督「そんな馬鹿な……あいつに限って――」
金剛『どうもそっちの雲行きが怪しいみたいだけど、こっちも放っておかれるとこまるネー。それで私はどうするんデース、このまま一航戦のお守りですカー?』
提督「ぐっ……金剛は最大戦速で大和たちに合流して敵に接近、砲撃戦に持ち込め。一航戦は再度、偵察機をあげろ、新手を確認した場合は戦艦部隊に合流し既存の敵艦隊、殲滅に傾注せよ」
金剛『了解ネー。加賀たちも聞こえてましたカー?』
加賀『ええ、安心なさい。まぁ多少の新手ぐらいなら近づく前に沈めます』
提督「……大淀、一時的に第2艦隊の指揮権を委譲する。金剛も良いな?」
大淀「か、かしこまりました!」
金剛『……まぁ、OKネー』
――同時刻――
鎮守府 執務室
大淀「制空権、当方に優勢!加賀所属艦載機ものすごい勢いで敵機を撃墜しています!」
提督「よし! 赤城、加賀、つづいて攻撃機を発艦させろ! 敵空母の飛行甲板を大火事にしてしまえ!」
加賀『随分、簡単にいってくれるものですね。まぁ、私たち一航戦にかかれば造作もないことです。ねぇ、赤城さん』
赤城『うふふ……あっはっは!! さぁ、私の時間です! 百発百中の急降下爆撃の冴えお見せしましょう!』ビュン、ビュン
加賀『はぁ……』ヒュン、ヒュン
金剛『一航戦は相変わらずCrazyネー』
大淀「――!! 提督、少将より緊急入電!」
提督「ちっ! この戦機に何のようだ!! 」
大淀「少将座乗艦が敵の魚雷を受けて、第四艦隊と合流を目指しているとのことです!」
提督「なんだと? 羽黒と龍驤の偵察網を抜けられたのか!?」
大淀「そ、それがどうも少将の布陣位置が当初の計画と違っていたようで、第4艦隊よりも前線に布陣していたようです」
提督「そんな馬鹿な……あいつに限って――」
金剛『どうもそっちの雲行きが怪しいみたいだけど、こっちも放っておかれるとこまるネー。それで私はどうするんデース、このまま一航戦のお守りですカー?』
提督「ぐっ……金剛は最大戦速で大和たちに合流して敵に接近、砲撃戦に持ち込め。一航戦は再度、偵察機をあげろ、新手を確認した場合は戦艦部隊に合流し既存の敵艦隊、殲滅に傾注せよ」
金剛『了解ネー。加賀たちも聞こえてましたカー?』
加賀『ええ、安心なさい。まぁ多少の新手ぐらいなら近づく前に沈めます』
提督「……大淀、一時的に第2艦隊の指揮権を委譲する。金剛も良いな?」
大淀「か、かしこまりました!」
金剛『……まぁ、OKネー』
656:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/23(木) 23:41:49.96:hdh1AtPmO (1/1)
戦場での比叡こわい……これはヒエーってなる
そして少将終了のお知らせ
戦場での比叡こわい……これはヒエーってなる
そして少将終了のお知らせ
657: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:42:48.76:Ea2BpZDE0 (11/14)
――17:10――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
少将「まだか!? まだ第四艦隊は見えないのか!?」
艦長「合流までおそらくあと20分程度かと――」
少将「ぐぅ!! 幕僚、通信を代われ!」
幕僚「は、はい!」
少将「こちら少将! おい! 提督、近くの余剰戦力を出せ! 敵近くの島影に隠した部隊があるはずだ!!」
提督『馬鹿をいうな! そんなものは無い!! いいから3時方向の浅瀬に向かえ! 座礁の恐れがあるが、そちらのほうが安全だ!』
少将「貴様、この期に及んでまだそんなくだらないことをいうのか! 恥を知れ!!」
提督『貴様が何を言っているかさっぱり解らん!! いいから指示に従え!』
少将「現場の指揮官は俺だ! 貴様に指図されてたまるか!」
提督『頼む! こんな無様な逃走の果てに貴様を失うことなどあってはならないんだ! 東に舵を切れ!』
少将「無様だと!? 俺のどこが無様だというのだ! 艦娘に離反される貴様にそんなことを言われたくない!」
見張員「! 7時方向より魚雷確認!」
少将「全力で回避行動だ! 機関部が壊れてもかまわん! 避けろぉ!!」
艦長「了解しました!!」
少将「提督、おれは貴様の思い通りにはならんぞ!せいぜい、皮算用をしておくのだな!」
提督『……どうしたというんだ。普段のお前であればこんなことは――』
少将「うるさい! うるさい! 佐官までは俺のほうが出世が早かったんだ! 俺は貴様より――」
艦長「閣下、駄目です! 避け切れません!」
少将「ぐぅ、回避行動を続けろ!」
艦長「……総員、衝撃に備えろ!!」
ドーン! ドーン!
少将「ぎゃ!! ぐっ、ひ、被害報告を行え……」
幕僚「うぅ……くそ! 救助艇を下ろしに向かうぞ! 続け!」
艦長「はぁはぁ……残念ですが当艦は既に各部被害甚大。航行は不可能です」
少将「ど、どうすればいい? 提督、どうすればいい!?」
提督『……この期に及んで是非もなし。総員、退艦の後に第四艦隊の救援を待つしかない』
少将「そ、それでは私の功がなくなる! 却下だ!!」
提督『馬鹿をいうな! 再起のときは再び巡ってくる! 今は命ある限りご奉公するんだ!』
少将「だ、駄目だ。私は戦功を上げてあいつらを守るのだ! 私が、私がぁ――!!」
見張員「だ、第二射、確認! 接触までおよそ5分!」
艦長「……総員、退艦せよ」
少将「馬鹿な! どういうつもりだ!? 指揮官は私だ!! 艦長、いいから船を動かせ!」
艦長「しかし、この艦の責任者は私です。最後まで御一緒するのは私一人で充分でしょう。その足では既に退艦は間に合いますまい。さぁ、御決心を」
少将「嫌だ……て、提督、貴様ならなんとかできるはずだ!! 指示を、指示をくれ!!」
提督『……頼む……貴様も艦長もなんとか退艦してくれ!! 必ず、必ず、雪辱のときは来る! お前を慕っている艦娘だってそこで戦死することなど誰も望んでいないはずだ! 今は逃げろ!!』
少将「そんな……馬鹿な……こんな馬鹿な話があるか! 赤城さん、助け――」
――17:10――
サーモン海域西方 ニューギニア方面 少将座乗高速艇
少将「まだか!? まだ第四艦隊は見えないのか!?」
艦長「合流までおそらくあと20分程度かと――」
少将「ぐぅ!! 幕僚、通信を代われ!」
幕僚「は、はい!」
少将「こちら少将! おい! 提督、近くの余剰戦力を出せ! 敵近くの島影に隠した部隊があるはずだ!!」
提督『馬鹿をいうな! そんなものは無い!! いいから3時方向の浅瀬に向かえ! 座礁の恐れがあるが、そちらのほうが安全だ!』
少将「貴様、この期に及んでまだそんなくだらないことをいうのか! 恥を知れ!!」
提督『貴様が何を言っているかさっぱり解らん!! いいから指示に従え!』
少将「現場の指揮官は俺だ! 貴様に指図されてたまるか!」
提督『頼む! こんな無様な逃走の果てに貴様を失うことなどあってはならないんだ! 東に舵を切れ!』
少将「無様だと!? 俺のどこが無様だというのだ! 艦娘に離反される貴様にそんなことを言われたくない!」
見張員「! 7時方向より魚雷確認!」
少将「全力で回避行動だ! 機関部が壊れてもかまわん! 避けろぉ!!」
艦長「了解しました!!」
少将「提督、おれは貴様の思い通りにはならんぞ!せいぜい、皮算用をしておくのだな!」
提督『……どうしたというんだ。普段のお前であればこんなことは――』
少将「うるさい! うるさい! 佐官までは俺のほうが出世が早かったんだ! 俺は貴様より――」
艦長「閣下、駄目です! 避け切れません!」
少将「ぐぅ、回避行動を続けろ!」
艦長「……総員、衝撃に備えろ!!」
ドーン! ドーン!
少将「ぎゃ!! ぐっ、ひ、被害報告を行え……」
幕僚「うぅ……くそ! 救助艇を下ろしに向かうぞ! 続け!」
艦長「はぁはぁ……残念ですが当艦は既に各部被害甚大。航行は不可能です」
少将「ど、どうすればいい? 提督、どうすればいい!?」
提督『……この期に及んで是非もなし。総員、退艦の後に第四艦隊の救援を待つしかない』
少将「そ、それでは私の功がなくなる! 却下だ!!」
提督『馬鹿をいうな! 再起のときは再び巡ってくる! 今は命ある限りご奉公するんだ!』
少将「だ、駄目だ。私は戦功を上げてあいつらを守るのだ! 私が、私がぁ――!!」
見張員「だ、第二射、確認! 接触までおよそ5分!」
艦長「……総員、退艦せよ」
少将「馬鹿な! どういうつもりだ!? 指揮官は私だ!! 艦長、いいから船を動かせ!」
艦長「しかし、この艦の責任者は私です。最後まで御一緒するのは私一人で充分でしょう。その足では既に退艦は間に合いますまい。さぁ、御決心を」
少将「嫌だ……て、提督、貴様ならなんとかできるはずだ!! 指示を、指示をくれ!!」
提督『……頼む……貴様も艦長もなんとか退艦してくれ!! 必ず、必ず、雪辱のときは来る! お前を慕っている艦娘だってそこで戦死することなど誰も望んでいないはずだ! 今は逃げろ!!』
少将「そんな……馬鹿な……こんな馬鹿な話があるか! 赤城さん、助け――」
658: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:46:57.17:Ea2BpZDE0 (12/14)
――17:20――
鎮守府 執務室
大淀「……少将座乗艦、消失しました」
提督「は、羽黒! 応答しろ!」
羽黒『は、ハイ!!』
提督「5時方向に前進一杯! まだまに合う可能性がある……頼む、頼むから奴らを助けてやってくれ……」
羽黒『……了解しました。かならず少将をお助けします』
提督「ああ……頼んだ。大淀、指揮権を返してくれ……お前にも迷惑をかけたな、すまない」
大淀「……提督、すこしお休みなられたほうがよろしいのでは」
提督「気遣い無用だ。全艦に少将に変わって全ての指揮を私がとると通達せよ」
大淀「はい……」
――17:20――
鎮守府 執務室
大淀「……少将座乗艦、消失しました」
提督「は、羽黒! 応答しろ!」
羽黒『は、ハイ!!』
提督「5時方向に前進一杯! まだまに合う可能性がある……頼む、頼むから奴らを助けてやってくれ……」
羽黒『……了解しました。かならず少将をお助けします』
提督「ああ……頼んだ。大淀、指揮権を返してくれ……お前にも迷惑をかけたな、すまない」
大淀「……提督、すこしお休みなられたほうがよろしいのでは」
提督「気遣い無用だ。全艦に少将に変わって全ての指揮を私がとると通達せよ」
大淀「はい……」
659: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:48:16.87:Ea2BpZDE0 (13/14)
――17:30――
サーモン海域西方 ニューギニア方面
龍驤「……あかんな。高速艇はもう火達磨や。退艦してなければ救出は絶望的や」
羽黒「それでも行かなければなりません。提督に初めて頼まれたことです、最後まで全力を尽くします!」
龍驤「うん、せやな……それならウチと飛鷹はここから艦載機を運用するわ。鈍足のうちらがついていくよりもええやろ」
羽黒「……潮ちゃん、龍驤さんたちの護衛をお願い」
潮「はい! 任せてください! 必ず皆さんをお守りします!」
羽黒「ありがとう。曙ちゃん、朝潮ちゃんは私についてきて! 一人でも多く助けます!」
曙「了解よ!」
朝潮「……はい」
羽黒「朝潮ちゃん?」
朝潮「あ、いえ、そ、その私は対潜にまわったほうが宜しいのではないですか? 救助中に攻撃を受ければ被害が計り知れません」
羽黒「……わかりました。それでは私と曙ちゃんが救助を行いますので朝潮ちゃんは周囲の対潜哨戒をお願い」
朝潮「は、はい!」
――17:30――
サーモン海域西方 ニューギニア方面
龍驤「……あかんな。高速艇はもう火達磨や。退艦してなければ救出は絶望的や」
羽黒「それでも行かなければなりません。提督に初めて頼まれたことです、最後まで全力を尽くします!」
龍驤「うん、せやな……それならウチと飛鷹はここから艦載機を運用するわ。鈍足のうちらがついていくよりもええやろ」
羽黒「……潮ちゃん、龍驤さんたちの護衛をお願い」
潮「はい! 任せてください! 必ず皆さんをお守りします!」
羽黒「ありがとう。曙ちゃん、朝潮ちゃんは私についてきて! 一人でも多く助けます!」
曙「了解よ!」
朝潮「……はい」
羽黒「朝潮ちゃん?」
朝潮「あ、いえ、そ、その私は対潜にまわったほうが宜しいのではないですか? 救助中に攻撃を受ければ被害が計り知れません」
羽黒「……わかりました。それでは私と曙ちゃんが救助を行いますので朝潮ちゃんは周囲の対潜哨戒をお願い」
朝潮「は、はい!」
660: ◆idiDHwDMwc:2017/11/23(木) 23:52:38.83:Ea2BpZDE0 (14/14)
――19:00――
鎮守府 執務室
金剛『……最後の一隻を撃破。敵、精鋭艦隊は一隻残らず海の下デース』
提督「ご苦労だった。第二艦隊は第一、第三艦隊と合流後、退却しろ。第四艦隊は負傷者をのせた輸送船を守って当該海域よりすでに撤退している。作戦は成功だ……我々は勝利した」
金剛『Ok。それでは皆サーン、出発デース』
長門『……まさか加賀にMVPを掻っ攫われるとは、な……無念だ』
加賀『や・り・ま・し・た。七面鳥たちに私を崇めさせます。供物はローストチキンで良いです』ブイ
赤城『……』
加賀『赤城さん、やりました。私がMVPです』ブイ!ブイ!
赤城『……そ、そうですか、おめでとうございます』ギリギリ
加賀『? 震えていますがそんなに寒いですか?』
大和『か、加賀さん、それぐらいで……』
加賀『なにがです?』
武蔵『はぁ……頭が痛くなるな』
提督「……無駄口は慎め、鎮守府に帰るまでは戦場にいることを忘れるなよ。それでは回線を切るぞ」
金剛『OKデース。加賀にはちゃんと言っておくネー』
提督「……少将指揮下の艦隊に連絡。少将は勇猛果敢に指揮をとったが戦死なされた。後任が決まるまでは基地を等鎮守府直轄の拠点とする。鎮守府に帰還されたし」
大淀「かしこまりました」
提督「第四艦隊に回線を開け……羽黒、ご苦労だったな。お前のおかげで若い仕官の命をあたら散らさずにすんだ。そのまま輸送船の護衛を続行してくれ」
羽黒『……はい。司令官さん、本当にごめんなさい……うっうっう……』
曙『ちょっとクソ提督! 羽黒さんは悪くないのよ! 私達が到着したときには高速艇はもう――』
提督「うるさい!! そんなことは分かっている!!」
曙『っ!? ご、ごめんなさい……』
提督「――いや、こちらこそすまなかった。曙、お前もご苦労だった。龍驤、飛鷹、潮もよくやってくれたお前達の活躍で助かった命もあるんだ、本当に感謝している」
潮『……』
提督「慢心だけはしないように、な? それでは無事の帰還を祈る」
羽黒『了解しました……』
提督「……大淀、作戦はほぼ終わりだ。少し一人にしてくれ、疲れた」
大淀「……はい。一旦、休憩をとらせて頂きます……15分後に戻りますがよろしいでしょうか?」
提督「ああ……」
バタン……
提督「ばかやろう……大馬鹿野郎!! お前と俺で日本を守るんじゃなかったのか!! うっうっう……うわぁぁぁ!!」ドン!
――19:00――
鎮守府 執務室
金剛『……最後の一隻を撃破。敵、精鋭艦隊は一隻残らず海の下デース』
提督「ご苦労だった。第二艦隊は第一、第三艦隊と合流後、退却しろ。第四艦隊は負傷者をのせた輸送船を守って当該海域よりすでに撤退している。作戦は成功だ……我々は勝利した」
金剛『Ok。それでは皆サーン、出発デース』
長門『……まさか加賀にMVPを掻っ攫われるとは、な……無念だ』
加賀『や・り・ま・し・た。七面鳥たちに私を崇めさせます。供物はローストチキンで良いです』ブイ
赤城『……』
加賀『赤城さん、やりました。私がMVPです』ブイ!ブイ!
赤城『……そ、そうですか、おめでとうございます』ギリギリ
加賀『? 震えていますがそんなに寒いですか?』
大和『か、加賀さん、それぐらいで……』
加賀『なにがです?』
武蔵『はぁ……頭が痛くなるな』
提督「……無駄口は慎め、鎮守府に帰るまでは戦場にいることを忘れるなよ。それでは回線を切るぞ」
金剛『OKデース。加賀にはちゃんと言っておくネー』
提督「……少将指揮下の艦隊に連絡。少将は勇猛果敢に指揮をとったが戦死なされた。後任が決まるまでは基地を等鎮守府直轄の拠点とする。鎮守府に帰還されたし」
大淀「かしこまりました」
提督「第四艦隊に回線を開け……羽黒、ご苦労だったな。お前のおかげで若い仕官の命をあたら散らさずにすんだ。そのまま輸送船の護衛を続行してくれ」
羽黒『……はい。司令官さん、本当にごめんなさい……うっうっう……』
曙『ちょっとクソ提督! 羽黒さんは悪くないのよ! 私達が到着したときには高速艇はもう――』
提督「うるさい!! そんなことは分かっている!!」
曙『っ!? ご、ごめんなさい……』
提督「――いや、こちらこそすまなかった。曙、お前もご苦労だった。龍驤、飛鷹、潮もよくやってくれたお前達の活躍で助かった命もあるんだ、本当に感謝している」
潮『……』
提督「慢心だけはしないように、な? それでは無事の帰還を祈る」
羽黒『了解しました……』
提督「……大淀、作戦はほぼ終わりだ。少し一人にしてくれ、疲れた」
大淀「……はい。一旦、休憩をとらせて頂きます……15分後に戻りますがよろしいでしょうか?」
提督「ああ……」
バタン……
提督「ばかやろう……大馬鹿野郎!! お前と俺で日本を守るんじゃなかったのか!! うっうっう……うわぁぁぁ!!」ドン!
661: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 00:05:48.17:UvEOm+uE0 (1/18)
――02:00――
鎮守府 空母寮 談話室
加賀「……」ポリポリ
赤城「おいしそうな焼き菓子でしょ? 提督がこっそりと注文されているのと一緒のものなんです」
蒼龍「へぇ、ひとつ戴きますね。うん、美味しい」
神通「……」
赤城「神通もどうです?」
神通「結構です」
赤城「あら、残念。で、今回の件ですがうまく行きましたね。長門がしゃしゃり出てきたときには驚きましたがなんとでもなるものですね。今後もお願いしますね、砲雷撃戦教官殿?」
神通「はぁ……暴虎馮河とはああいうことをいうんです。毎日、提督に申し訳なくて胃に穴があきそうでした」
赤城「胃の強さであれば加賀さんを見習ったほうがいいんじゃないですか? ねぇ、加賀さん」
加賀「? え、そ、そうですね」
赤城「はぁ……何か揉み消しておいたほうが良い事はありますか? これ以上、提督が悲しまれるのは私としても許容できません。艦娘まであの人をだましていたなどと知られては大変、悲しまれるはずです」
神通「私は特には思いつきませんが……一つだけお聞きしてもいいですか?」
赤城「どうぞ」
神通「なぜ、転属という話を大淀さんにしたのですか? 後始末が面倒になっただけのような気がしますが……」
赤城「ああ、それは転んでもらうためですよ」
神通「?」
赤城「私はただでこの計画にのったわけではありませんよ。欲しかったんです、大淀の秘書艦という場所が」
神通「……まさかあなたはこの計画で私欲を満たそうとしただけなのですか?」
赤城「いえいえ、秘書艦が大淀ではやりにくいでしょ? 事実、私が秘書官だからうまくことが回ったんじゃないですか。私の利益と計画がたまたま合致しただけですよ。ねぇ、蒼龍」
蒼龍「……まぁ、そういうことになるんですかね」
神通「信じ難いですね」
赤城「まぁ、貴方に信じてもらおうとは思っていませんよ。 しかし、大淀の行動は傑作でしたね。蒼龍の言うとおり、転属願いを受けたときに真っ先に私に相談してきたんですもの。『空母のまとめ役である赤城さんにも一緒に説得をお願いします』ってねぇ」
神通「……」
赤城「所詮は出向組みですよ、ただ焦燥感をあおってあげるだけで、自分の失点をカバーしようと感情度カメラなんて大失敗で退場してくれるんですからね。あれの行動を読みきった蒼龍はたいした謀略家ですよ、うふふ……」
蒼龍「いやぁ、そこまでじゃないですよ。あはは……」
神通「……」
赤城「それに少将も多少は鎮守府に動きがあったほうが真実味を感じるはずです。任務には忠実な大淀の更迭と、転属したいと打ち明けてきた蒼龍と親しい私の秘書官の就任。これで彼は蒼龍からのあやふやな情報を精査することもなく完全に信じて、死期を早めたんですから」
神通「表裏比興のものとはまさに貴方たちのことです。改めて不快感を覚えざるをえません、帝国軍人として恥ずかしいとは思わなかったんですか?」
赤城「そんなつれないことを言うのはなしにしましょうよ、ね? そうだ、蒼龍、黒幕の貴方からもなにか意見はありますか? うふふ……」
蒼龍「んー? 向こうに送った偽造書類とかは全部、勝手に処分してくれてるはずですし……ああ、大淀と長門の件がありましたね、どう誤魔化します?」ポリポリ
加賀「……なんのお話ですか? あと蒼龍、あんまり食べないで私の分がなくなるわ」ポリポリ
赤城「加賀さん、大丈夫ですからお菓子食べててください。ね?」
加賀「了解しました」ボリボリボリボリ……
赤城「……ああ、それなら大淀を言いくるめましょうか。柱を追ってしまえば長門の言葉も空に浮いて、戯言になります」
蒼龍「具体的には?」
赤城「蒼龍、あなたは勇敢で国を思う立派な艦娘になるんです。航空戦力を必要としていた少将の説得を受けて、国を思い、仲間を思い、転属というつらい決断をした勇士です。大切なみんなとの思いを断ち切るために思ってもいないことをいってしまった。すべては国防のため。どうです? 大淀も長門もこういうお話すきそうでしょう?」
神通「……それはいささか無理があるのではないですか? あの二人はともかく提督にまで知られてしまっては疑われると思いますが?」
赤城「うふふ……大丈夫ですよ、大丈夫。蒼龍には本当に転属したいなんて思っていなかったことを証明する証拠があるんです」
――02:00――
鎮守府 空母寮 談話室
加賀「……」ポリポリ
赤城「おいしそうな焼き菓子でしょ? 提督がこっそりと注文されているのと一緒のものなんです」
蒼龍「へぇ、ひとつ戴きますね。うん、美味しい」
神通「……」
赤城「神通もどうです?」
神通「結構です」
赤城「あら、残念。で、今回の件ですがうまく行きましたね。長門がしゃしゃり出てきたときには驚きましたがなんとでもなるものですね。今後もお願いしますね、砲雷撃戦教官殿?」
神通「はぁ……暴虎馮河とはああいうことをいうんです。毎日、提督に申し訳なくて胃に穴があきそうでした」
赤城「胃の強さであれば加賀さんを見習ったほうがいいんじゃないですか? ねぇ、加賀さん」
加賀「? え、そ、そうですね」
赤城「はぁ……何か揉み消しておいたほうが良い事はありますか? これ以上、提督が悲しまれるのは私としても許容できません。艦娘まであの人をだましていたなどと知られては大変、悲しまれるはずです」
神通「私は特には思いつきませんが……一つだけお聞きしてもいいですか?」
赤城「どうぞ」
神通「なぜ、転属という話を大淀さんにしたのですか? 後始末が面倒になっただけのような気がしますが……」
赤城「ああ、それは転んでもらうためですよ」
神通「?」
赤城「私はただでこの計画にのったわけではありませんよ。欲しかったんです、大淀の秘書艦という場所が」
神通「……まさかあなたはこの計画で私欲を満たそうとしただけなのですか?」
赤城「いえいえ、秘書艦が大淀ではやりにくいでしょ? 事実、私が秘書官だからうまくことが回ったんじゃないですか。私の利益と計画がたまたま合致しただけですよ。ねぇ、蒼龍」
蒼龍「……まぁ、そういうことになるんですかね」
神通「信じ難いですね」
赤城「まぁ、貴方に信じてもらおうとは思っていませんよ。 しかし、大淀の行動は傑作でしたね。蒼龍の言うとおり、転属願いを受けたときに真っ先に私に相談してきたんですもの。『空母のまとめ役である赤城さんにも一緒に説得をお願いします』ってねぇ」
神通「……」
赤城「所詮は出向組みですよ、ただ焦燥感をあおってあげるだけで、自分の失点をカバーしようと感情度カメラなんて大失敗で退場してくれるんですからね。あれの行動を読みきった蒼龍はたいした謀略家ですよ、うふふ……」
蒼龍「いやぁ、そこまでじゃないですよ。あはは……」
神通「……」
赤城「それに少将も多少は鎮守府に動きがあったほうが真実味を感じるはずです。任務には忠実な大淀の更迭と、転属したいと打ち明けてきた蒼龍と親しい私の秘書官の就任。これで彼は蒼龍からのあやふやな情報を精査することもなく完全に信じて、死期を早めたんですから」
神通「表裏比興のものとはまさに貴方たちのことです。改めて不快感を覚えざるをえません、帝国軍人として恥ずかしいとは思わなかったんですか?」
赤城「そんなつれないことを言うのはなしにしましょうよ、ね? そうだ、蒼龍、黒幕の貴方からもなにか意見はありますか? うふふ……」
蒼龍「んー? 向こうに送った偽造書類とかは全部、勝手に処分してくれてるはずですし……ああ、大淀と長門の件がありましたね、どう誤魔化します?」ポリポリ
加賀「……なんのお話ですか? あと蒼龍、あんまり食べないで私の分がなくなるわ」ポリポリ
赤城「加賀さん、大丈夫ですからお菓子食べててください。ね?」
加賀「了解しました」ボリボリボリボリ……
赤城「……ああ、それなら大淀を言いくるめましょうか。柱を追ってしまえば長門の言葉も空に浮いて、戯言になります」
蒼龍「具体的には?」
赤城「蒼龍、あなたは勇敢で国を思う立派な艦娘になるんです。航空戦力を必要としていた少将の説得を受けて、国を思い、仲間を思い、転属というつらい決断をした勇士です。大切なみんなとの思いを断ち切るために思ってもいないことをいってしまった。すべては国防のため。どうです? 大淀も長門もこういうお話すきそうでしょう?」
神通「……それはいささか無理があるのではないですか? あの二人はともかく提督にまで知られてしまっては疑われると思いますが?」
赤城「うふふ……大丈夫ですよ、大丈夫。蒼龍には本当に転属したいなんて思っていなかったことを証明する証拠があるんです」
662:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:10:06.14:oDGCruiho (1/3)
経験が生きた朝潮ちゃんこれには提督もご満悦
……って蒼龍貴様が黒幕かぁ!!もう誰も信じられない……
好感度カメラは転属なんて望んでないというこれ以上ない証拠になるでしょうねそりゃ……
経験が生きた朝潮ちゃんこれには提督もご満悦
……って蒼龍貴様が黒幕かぁ!!もう誰も信じられない……
好感度カメラは転属なんて望んでないというこれ以上ない証拠になるでしょうねそりゃ……
663: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 00:10:49.75:UvEOm+uE0 (2/18)
神通「……あの写真ですか」
赤城「ええ、ええ、そのとおりです。陰謀があったなどと信じたくない提督はうわべどおりに蒼龍を賞賛して終わりですよ。うふふ……しかし、大淀は臆病な自尊心と尊大な羞恥心を隠そうともしないんですからうまく踊ってもらうにはうってつけですねぇ」
蒼龍「あ、それなんでしたっけ?」
神通「……山月記です」
赤城「よくご存知で。それでどうですか、この案は?」
蒼龍「ええ、私はそれで十分だと思いますよ? 大淀に聞きましたけど、少将、最後は無茶苦茶言ってただけみたいですからその面ではなにも弁解する必要ないと思いますし」
赤城「惨めですねぇ。武人なんですから最後ぐらいは桜みたいに散ってもらわないと」
神通「……死人を愚弄するなどあってはなりません! 朽木糞牆、もう私から言うことはなにもありません。失礼させていただきます!!」
赤城「ああ、ちょっと待ってください。もうすこしぐらいはお話しましょう? ねぇ、神通、あなたはどうしてこの計画に協力してくれたんですか? そんなことをいっても所詮は同じ穴のむじなでしょう? いまさらいい子ぶってもしょうがないですよ?」
神通「……郢書燕説はやめて下さい。私は尊敬する上官を守るために無理やり参加させられただけで貴方たちのように謀に淫しているわけではありません。」
赤城「勘違いは困りますねぇ……私もあの人を守るために一枚かんだに過ぎませんよ。悪役まで買って出て随分と献身的だったと思いますよ? 大和撫子の鏡といっても過言ではないはずです」
神通「貴方の口からそんなことが出てくるとは絶句してしまいます」
赤城「まぁまぁ、そういわないでください。いくら私でも傷つきますよ……それじゃあ、次のお話しに行きましょうか。ねぇ、蒼龍、今回のことは貴方のお手柄です。ただ貴方の目的が見えないんですよね……教えて欲しいんです貴方は私まで巻き込んで何がしたかったんですか? 提督の心が欲しかったんですか? それとも私を秘書官にすることで恩を売りたかった?」
蒼龍「んー、どうですかねぇ。私は提督を守りたかっただけですからねぇ。神通みたいに尊敬する上官を失いたくないとか、赤城さんみたいに提督を大好きだからってわけでもないんですよね。つまりは手段が目的だったのかなぁって……あ、いや、勿論、提督のことは尊敬はしてるし好きですよ? でも、うーん、なんていえばいいのかなぁ、難しいなぁ」
赤城「は?」
蒼龍「うーん……ただ降りかかる火の粉があったら危ないからねじ伏せただけ。それだけですよ」
赤城「……へぇ。うふふ……そうですか、そうですか。それでは愉しいお茶会も今日はお開きにしましょう。さぁ、加賀さん、歯磨きしてきてくださいね」
加賀「ふぁい」ボリボリ
神通「はぁ……頭が痛くなる。失礼します」
赤城「ええ、ええ、おやすみなさい」
蒼龍「それじゃあ私も部屋に戻りますね。おやすみなさい」
赤城「……ああ、そうでした蒼龍、最後に一つ。どうしてこんな不安定な計画を練ったんですか? 運よく戦死しましたが、こうもうまくいく公算は低かったはずですよ?」
蒼龍「別にうまくいかなくて良いんですよ。 失敗したら失敗したで少将は提督への敵愾心によって暴発したはずです。それぐらいなら提督でもなんとか出来そうじゃないですか」
赤城「へぇ……」
蒼龍「自分の基地の艦娘のために出世したいって綺麗な願いが、いつの間にか自分を追い抜いていった友人への嫉妬にまみれて灰色になっちゃったんでしょうね。ん、灰色なら提督も信じたいほうを信じるけど、いっそ黒にしてしまえば違うと思うんです。ね、赤城さん?」
赤城「……」
蒼龍「それじゃあ、おやすみなさい」
赤城「うふ……いい味方を得ましたねぇ。あとは内部も綺麗にまとめていくだけですか、大丈夫、大丈夫ですよ。この赤城が、貴方の思ったとおりに素晴らしい歌劇をお見せしますよ」ニコニコ
神通「……あの写真ですか」
赤城「ええ、ええ、そのとおりです。陰謀があったなどと信じたくない提督はうわべどおりに蒼龍を賞賛して終わりですよ。うふふ……しかし、大淀は臆病な自尊心と尊大な羞恥心を隠そうともしないんですからうまく踊ってもらうにはうってつけですねぇ」
蒼龍「あ、それなんでしたっけ?」
神通「……山月記です」
赤城「よくご存知で。それでどうですか、この案は?」
蒼龍「ええ、私はそれで十分だと思いますよ? 大淀に聞きましたけど、少将、最後は無茶苦茶言ってただけみたいですからその面ではなにも弁解する必要ないと思いますし」
赤城「惨めですねぇ。武人なんですから最後ぐらいは桜みたいに散ってもらわないと」
神通「……死人を愚弄するなどあってはなりません! 朽木糞牆、もう私から言うことはなにもありません。失礼させていただきます!!」
赤城「ああ、ちょっと待ってください。もうすこしぐらいはお話しましょう? ねぇ、神通、あなたはどうしてこの計画に協力してくれたんですか? そんなことをいっても所詮は同じ穴のむじなでしょう? いまさらいい子ぶってもしょうがないですよ?」
神通「……郢書燕説はやめて下さい。私は尊敬する上官を守るために無理やり参加させられただけで貴方たちのように謀に淫しているわけではありません。」
赤城「勘違いは困りますねぇ……私もあの人を守るために一枚かんだに過ぎませんよ。悪役まで買って出て随分と献身的だったと思いますよ? 大和撫子の鏡といっても過言ではないはずです」
神通「貴方の口からそんなことが出てくるとは絶句してしまいます」
赤城「まぁまぁ、そういわないでください。いくら私でも傷つきますよ……それじゃあ、次のお話しに行きましょうか。ねぇ、蒼龍、今回のことは貴方のお手柄です。ただ貴方の目的が見えないんですよね……教えて欲しいんです貴方は私まで巻き込んで何がしたかったんですか? 提督の心が欲しかったんですか? それとも私を秘書官にすることで恩を売りたかった?」
蒼龍「んー、どうですかねぇ。私は提督を守りたかっただけですからねぇ。神通みたいに尊敬する上官を失いたくないとか、赤城さんみたいに提督を大好きだからってわけでもないんですよね。つまりは手段が目的だったのかなぁって……あ、いや、勿論、提督のことは尊敬はしてるし好きですよ? でも、うーん、なんていえばいいのかなぁ、難しいなぁ」
赤城「は?」
蒼龍「うーん……ただ降りかかる火の粉があったら危ないからねじ伏せただけ。それだけですよ」
赤城「……へぇ。うふふ……そうですか、そうですか。それでは愉しいお茶会も今日はお開きにしましょう。さぁ、加賀さん、歯磨きしてきてくださいね」
加賀「ふぁい」ボリボリ
神通「はぁ……頭が痛くなる。失礼します」
赤城「ええ、ええ、おやすみなさい」
蒼龍「それじゃあ私も部屋に戻りますね。おやすみなさい」
赤城「……ああ、そうでした蒼龍、最後に一つ。どうしてこんな不安定な計画を練ったんですか? 運よく戦死しましたが、こうもうまくいく公算は低かったはずですよ?」
蒼龍「別にうまくいかなくて良いんですよ。 失敗したら失敗したで少将は提督への敵愾心によって暴発したはずです。それぐらいなら提督でもなんとか出来そうじゃないですか」
赤城「へぇ……」
蒼龍「自分の基地の艦娘のために出世したいって綺麗な願いが、いつの間にか自分を追い抜いていった友人への嫉妬にまみれて灰色になっちゃったんでしょうね。ん、灰色なら提督も信じたいほうを信じるけど、いっそ黒にしてしまえば違うと思うんです。ね、赤城さん?」
赤城「……」
蒼龍「それじゃあ、おやすみなさい」
赤城「うふ……いい味方を得ましたねぇ。あとは内部も綺麗にまとめていくだけですか、大丈夫、大丈夫ですよ。この赤城が、貴方の思ったとおりに素晴らしい歌劇をお見せしますよ」ニコニコ
664: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 00:20:24.90:UvEOm+uE0 (3/18)
エピローグ
――ある基地指令の日記――
XX10年 9月 ―日
独逸、伯林にて不穏な噂を聞く。提督を問い詰めた所、艦娘に情がうつった由。共に皇国を守らんと誓いし同期の友を守るべく動くことをきめる。あれは不器用であるから俺が多少は世話を焼かねばなるまい。
追記・独逸との独自の交渉経路を失ったと――大臣より叱責を受ける。あいつの手柄を一つ潰してしまったというのに罪悪感がまったく沸かない。どういうことであろうか?
XX13年 9月 ―日
提督の昇進の報を仏蘭西は巴里にて受ける。参謀としての功績抜群にして、艦娘を使った戦術論が評価されたとの由。加えて鎮守府司令長官に任命されたという。まずもって大慶。我も時を置かず少将へ昇進し、皇国を輔翼せんと願う。
XX14年 7月 ―日
帰国の途上、深海棲艦の襲撃を受けるも提督の鎮守府所属の航空母艦・赤城によって救われる。提督には大きな借りが出来てしまった。また艦娘なるものが無垢で美しいものということを再確認した。
XX14年 9月 ―日
少将昇進の打診を受けた。仏蘭西駐在武官としての功が評価されたとの由。提督に大いに喜ばれ、やつのおごりで一晩、飲み明かした。人生でもっとも愉しい日であったとおもう。
XX14年 10月 ―日
サーモン諸島海域アイアンボトム・サウンド、AL/MI作戦での活躍を評価され提督が中将に昇進した。非常に喜ばしいことだ。先月の借りを返すつもりで私が全てを出したが、正体不明になるほどに泥酔。路地で二人して警官に起こされた。提督に酔いが残っており警官を怒鳴ったので、すわゴーストップ事件の再来かと取り押さえた。まったく手のかかる男である。
XX15年 1月 ―日
基地司令長官に任命された。3隻の駆逐艦を支給された。彼女たちは私たちの指揮に従い、前線で奮斗するのだ、敬意を忘れぬためにも常に言葉遣いには気をつけなければなるまい。
XX16年 8月 ―日
カレー沖における迎撃作戦に召集を受け、当基地のもてる全力をもって当該海域に出撃。マレー沖にて提督の部隊と協力し、敵主力Z部隊を撃破。演習のたびに練度の違いを思い知らされたが、実戦ではそれがより浮き彫りになった。今後も奮励努力せねばなるまい。
XX16年 8月 ―日
あれだけの奮戦した当基地の艦娘に恩賞がほとんど下されなかった。ありえない。だというのに提督の奴は若き英雄などとして持ち上げられている。おかしい、なぜあの子達の動きが評価されない? 怒りと悔しさで頭が一杯になる。あの手のかかる男に私が劣るというのか? あいつの育てた艦娘に彼女たちが――以下、判別不能――
XX16年 8月 ―日
激務の疲れからか体を壊してしまった。静養の中でも今回の大勝利を祝っている声が聞こえる。提督が見舞いに来たが非常にわずらわしい。
XX16年 9月 ―日
秘書艦の勧めで休みをとった。空しいだけであった。未だに報道は提督を英雄として祭り上げている。不愉快だった。
XX17年 5月 ―日
上層部の動きが怪しい。――大将が北海道、瀬戸内海にまで敵を侵入させた席をおって詰め腹を切らされるようだ。大将は随分と提督をかっていたはずである……奴らを結びつければ共に沈んでくれるのだろうか? 最近は幻聴がひどいので軍医に内密で薬を譲り受けた。
XX17年 6月 ―日
提督の鎮守府所属の航空母艦・蒼龍より、転属したいとの提案を受けた。やつの性格を勘違いしているのだろうと思い、説得を試みたが決意は固いようだ。内心で喜んでいる私自身がひどく惨めに思えた。
XX17年 7月 ―日
蒼龍より提督を追い出して司令官になれないかと言われた……私もどこかで功をあげれば中将に昇進するということを上から仄めかされている。あいつがいなくなれば私があの鎮守府を、艦娘を指揮できる……手っ取り早い功績が欲しい。
XX17年 9月 ―日
蒼龍より様々な奴の悪行を聞いた。許せない、見損なった。私の手で友としても提督に引導を渡してやるべきなのだろう。そうだ、それしかない。今までの友誼の記憶が一瞬で褪めていく。奴の功績の始まりとなったサーモン海域での戦功を足がかりに今度は私が更に高みへ上るのだ。そして艦娘を、国を深海棲艦から守るのだ。
サーモン海の戦い 艦
エピローグ
――ある基地指令の日記――
XX10年 9月 ―日
独逸、伯林にて不穏な噂を聞く。提督を問い詰めた所、艦娘に情がうつった由。共に皇国を守らんと誓いし同期の友を守るべく動くことをきめる。あれは不器用であるから俺が多少は世話を焼かねばなるまい。
追記・独逸との独自の交渉経路を失ったと――大臣より叱責を受ける。あいつの手柄を一つ潰してしまったというのに罪悪感がまったく沸かない。どういうことであろうか?
XX13年 9月 ―日
提督の昇進の報を仏蘭西は巴里にて受ける。参謀としての功績抜群にして、艦娘を使った戦術論が評価されたとの由。加えて鎮守府司令長官に任命されたという。まずもって大慶。我も時を置かず少将へ昇進し、皇国を輔翼せんと願う。
XX14年 7月 ―日
帰国の途上、深海棲艦の襲撃を受けるも提督の鎮守府所属の航空母艦・赤城によって救われる。提督には大きな借りが出来てしまった。また艦娘なるものが無垢で美しいものということを再確認した。
XX14年 9月 ―日
少将昇進の打診を受けた。仏蘭西駐在武官としての功が評価されたとの由。提督に大いに喜ばれ、やつのおごりで一晩、飲み明かした。人生でもっとも愉しい日であったとおもう。
XX14年 10月 ―日
サーモン諸島海域アイアンボトム・サウンド、AL/MI作戦での活躍を評価され提督が中将に昇進した。非常に喜ばしいことだ。先月の借りを返すつもりで私が全てを出したが、正体不明になるほどに泥酔。路地で二人して警官に起こされた。提督に酔いが残っており警官を怒鳴ったので、すわゴーストップ事件の再来かと取り押さえた。まったく手のかかる男である。
XX15年 1月 ―日
基地司令長官に任命された。3隻の駆逐艦を支給された。彼女たちは私たちの指揮に従い、前線で奮斗するのだ、敬意を忘れぬためにも常に言葉遣いには気をつけなければなるまい。
XX16年 8月 ―日
カレー沖における迎撃作戦に召集を受け、当基地のもてる全力をもって当該海域に出撃。マレー沖にて提督の部隊と協力し、敵主力Z部隊を撃破。演習のたびに練度の違いを思い知らされたが、実戦ではそれがより浮き彫りになった。今後も奮励努力せねばなるまい。
XX16年 8月 ―日
あれだけの奮戦した当基地の艦娘に恩賞がほとんど下されなかった。ありえない。だというのに提督の奴は若き英雄などとして持ち上げられている。おかしい、なぜあの子達の動きが評価されない? 怒りと悔しさで頭が一杯になる。あの手のかかる男に私が劣るというのか? あいつの育てた艦娘に彼女たちが――以下、判別不能――
XX16年 8月 ―日
激務の疲れからか体を壊してしまった。静養の中でも今回の大勝利を祝っている声が聞こえる。提督が見舞いに来たが非常にわずらわしい。
XX16年 9月 ―日
秘書艦の勧めで休みをとった。空しいだけであった。未だに報道は提督を英雄として祭り上げている。不愉快だった。
XX17年 5月 ―日
上層部の動きが怪しい。――大将が北海道、瀬戸内海にまで敵を侵入させた席をおって詰め腹を切らされるようだ。大将は随分と提督をかっていたはずである……奴らを結びつければ共に沈んでくれるのだろうか? 最近は幻聴がひどいので軍医に内密で薬を譲り受けた。
XX17年 6月 ―日
提督の鎮守府所属の航空母艦・蒼龍より、転属したいとの提案を受けた。やつの性格を勘違いしているのだろうと思い、説得を試みたが決意は固いようだ。内心で喜んでいる私自身がひどく惨めに思えた。
XX17年 7月 ―日
蒼龍より提督を追い出して司令官になれないかと言われた……私もどこかで功をあげれば中将に昇進するということを上から仄めかされている。あいつがいなくなれば私があの鎮守府を、艦娘を指揮できる……手っ取り早い功績が欲しい。
XX17年 9月 ―日
蒼龍より様々な奴の悪行を聞いた。許せない、見損なった。私の手で友としても提督に引導を渡してやるべきなのだろう。そうだ、それしかない。今までの友誼の記憶が一瞬で褪めていく。奴の功績の始まりとなったサーモン海域での戦功を足がかりに今度は私が更に高みへ上るのだ。そして艦娘を、国を深海棲艦から守るのだ。
サーモン海の戦い 艦
665:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:27:27.17:oDGCruiho (2/3)
乙
少将は深海棲艦側に何かされたのだと信じたい……
が、多分燻ってただけの火種を蒼龍が派手に燃え上がらせて消火させたんだろうなきっと
乙
少将は深海棲艦側に何かされたのだと信じたい……
が、多分燻ってただけの火種を蒼龍が派手に燃え上がらせて消火させたんだろうなきっと
666: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 00:33:17.50:UvEOm+uE0 (4/18)
はい、一部 艦です。
蒼龍の最後に張った伏線が活きたね……さすがに大分、弱ったですね。次回以降はもう少し伏線を張っていきます。
コンマの特殊ルールですが『艦娘から提督への感情度』コンマで空母系・戦艦系以外の艦娘は以下のように派閥が決まります。
01~10→空母派
11~20→戦艦派
21~30→空母派
31~40→戦艦派
41~100→中立
ですので例を挙げると空母派→満潮、曙、戦艦派→大淀、中立派→朝潮など
これで艦娘が所属する派閥の数が一定数を超えた場合に第2部のお話が始動します。それまではほのぼのやっていくので、飾り程度に思ってください。
とりあえず由良さんのコンマいくやでー
提督から由良への感情度 ↓コンマ以下
由良から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
はい、一部 艦です。
蒼龍の最後に張った伏線が活きたね……さすがに大分、弱ったですね。次回以降はもう少し伏線を張っていきます。
コンマの特殊ルールですが『艦娘から提督への感情度』コンマで空母系・戦艦系以外の艦娘は以下のように派閥が決まります。
01~10→空母派
11~20→戦艦派
21~30→空母派
31~40→戦艦派
41~100→中立
ですので例を挙げると空母派→満潮、曙、戦艦派→大淀、中立派→朝潮など
これで艦娘が所属する派閥の数が一定数を超えた場合に第2部のお話が始動します。それまではほのぼのやっていくので、飾り程度に思ってください。
とりあえず由良さんのコンマいくやでー
提督から由良への感情度 ↓コンマ以下
由良から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
667:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:33:35.44:IgywtEXro (1/1)
おつ
少将も女を見る目がないなぁ赤城さんを無垢って……
あ、いえ大丈夫ですアカギサンハヤマトナデシコデス
おつ
少将も女を見る目がないなぁ赤城さんを無垢って……
あ、いえ大丈夫ですアカギサンハヤマトナデシコデス
668:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:33:55.60:0Rskm3nOo (1/1)
ほい
ほい
669:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:34:55.86:TSCxk6wd0 (1/1)
乙
一部が黒いわあ
しかも少将よりヤバい企みしてそうなにもいる
もう早く爆発しろよww
乙
一部が黒いわあ
しかも少将よりヤバい企みしてそうなにもいる
もう早く爆発しろよww
670: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 00:39:56.83:UvEOm+uE0 (5/18)
提督から由良への感情度:44
由良から提督への感情度:60(中立派)
ええ子やん……1がいうのもなんやけどうちは高コンマとるのも考えものになってきましたね。
普通の感じの子とかださんとね、鎮守府、こわれるぅ~
提督から由良への感情度:44
由良から提督への感情度:60(中立派)
ええ子やん……1がいうのもなんやけどうちは高コンマとるのも考えものになってきましたね。
普通の感じの子とかださんとね、鎮守府、こわれるぅ~
671:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:41:48.53:S+Z7pBROo (1/1)
加賀さんだけが癒やしよ
加賀さんだけが癒やしよ
672:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:44:28.01:q0i3JiRyo (1/1)
なんでや分かって貰いにくいけどデレデレぼのもカワイイだろ!
乙
なんでや分かって貰いにくいけどデレデレぼのもカワイイだろ!
乙
673:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:45:32.68:oDGCruiho (3/3)
確認してみたらなんか既に空母派閥の子ばっかりに見えて草
戦艦の人人望なさすぎません?霧島比叡の行く末が心配なんですけど
確認してみたらなんか既に空母派閥の子ばっかりに見えて草
戦艦の人人望なさすぎません?霧島比叡の行く末が心配なんですけど
674:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 00:48:42.12:QgKldk4no (1/1)
乙
こうなるとは予想もつかなかった
先が楽しみ
乙
こうなるとは予想もつかなかった
先が楽しみ
675:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 01:35:27.85:Owq2sUtSo (1/1)
この鎮守府の空母は同じ方向を見ているうちは頼もしすぎるから仕方ないんじゃないかな(適当
おつでした
この鎮守府の空母は同じ方向を見ているうちは頼もしすぎるから仕方ないんじゃないかな(適当
おつでした
676:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 01:55:41.12:Tz3oNP2CO (1/1)
乙
>蒼龍(大丈夫。今度は絶対に沈まない。そうなんでしょ? 提督。大丈夫、私がいればまた殴ってでも助けてあげます。そう、ずっと守ってあげますから……)
伏線ってこれか……確かに今読めば病んでる兆候と思える……
しかし戦艦派閥のまとめ役って誰なんだろう
比叡榛名霧島はやりそうにないし長門やビスマルクもちょっと違う気がするしやっぱり金剛なのか?
とすると≒で親提督派と反提督派になってそう
乙
>蒼龍(大丈夫。今度は絶対に沈まない。そうなんでしょ? 提督。大丈夫、私がいればまた殴ってでも助けてあげます。そう、ずっと守ってあげますから……)
伏線ってこれか……確かに今読めば病んでる兆候と思える……
しかし戦艦派閥のまとめ役って誰なんだろう
比叡榛名霧島はやりそうにないし長門やビスマルクもちょっと違う気がするしやっぱり金剛なのか?
とすると≒で親提督派と反提督派になってそう
677:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 02:32:02.23:bBFAiMHJo (1/1)
>>676
大和は気位高いと言われてるけど、武蔵に関しては特に何も出てないよな
航空戦艦まで入れて良いなら、伊勢とか気難しいやつもテケトーな奴とも組んで綱は捌けそうだけど
>>676
大和は気位高いと言われてるけど、武蔵に関しては特に何も出てないよな
航空戦艦まで入れて良いなら、伊勢とか気難しいやつもテケトーな奴とも組んで綱は捌けそうだけど
678:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 02:53:14.55:zh0v/Bl/0 (1/1)
転属願いを出してたのは蒼龍だったか
長門と大淀のやり取り&少将と赤城?のTEL会話から、てっきり赤城さんかと思っていたが……
そもそも少将のTEL相手は赤城じゃなくて蒼龍だったのかな?
読解力が無くてすまんが、そんなワイでも十分楽しめた展開だったわ
乙乙、これからも期待
転属願いを出してたのは蒼龍だったか
長門と大淀のやり取り&少将と赤城?のTEL会話から、てっきり赤城さんかと思っていたが……
そもそも少将のTEL相手は赤城じゃなくて蒼龍だったのかな?
読解力が無くてすまんが、そんなワイでも十分楽しめた展開だったわ
乙乙、これからも期待
679:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 05:48:49.80:JrAu3+dDO (1/7)
可能ならば少将には再登場して欲しいねぇ
頭は大分冷えただろうし、蒼龍や赤城とも積もる話はあるだろうし
まぁ再登場するとしたら亡霊か深海提督だろうけど…
可能ならば少将には再登場して欲しいねぇ
頭は大分冷えただろうし、蒼龍や赤城とも積もる話はあるだろうし
まぁ再登場するとしたら亡霊か深海提督だろうけど…
680:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 06:23:38.69:y7XHR67xO (1/1)
やだ……
面白い……
やだ……
面白い……
681:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 06:49:06.92:Nfh8003yO (1/1)
>>676
愛情は否定してたけど拗らせた母性愛なんじゃないかって気がしてしたわ
>>676
愛情は否定してたけど拗らせた母性愛なんじゃないかって気がしてしたわ
682:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 07:53:17.33:84j6DuKdO (1/1)
実際に空母派と戦艦派を数えてみると戦艦派は大淀、空母派は曙と羽黒だけなんだな
空母派が多いように錯覚するのは空母主流派が親提督だから中立親提督派が積極的に敵対しなさそうなイメージの産物か
逆に戦艦派のまとめ役が金剛だとすると派閥内に中立~親提督派が多い、というか派閥内で提督嫌ってるの金剛榛名大淀の三人だけだから
思ったより金剛の好きなようには出来ていないという感じで面白い
実際に空母派と戦艦派を数えてみると戦艦派は大淀、空母派は曙と羽黒だけなんだな
空母派が多いように錯覚するのは空母主流派が親提督だから中立親提督派が積極的に敵対しなさそうなイメージの産物か
逆に戦艦派のまとめ役が金剛だとすると派閥内に中立~親提督派が多い、というか派閥内で提督嫌ってるの金剛榛名大淀の三人だけだから
思ったより金剛の好きなようには出来ていないという感じで面白い
683:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 08:16:58.10:s9mWkuvN0 (1/1)
けっこう回が進んだけどスレタイから想像できない方向に進んだなあww
いけ好かない提督がどう転ぶかの話から個性的すぎる艦娘らの言動や策動が主に変わったというかww
ただドロドロしたのも好きだがあんまり他人を平気で嵌める輩は表に出過ぎるとこいつうざいわ、はよ破滅してくれよ
とも思えるわ
けっこう回が進んだけどスレタイから想像できない方向に進んだなあww
いけ好かない提督がどう転ぶかの話から個性的すぎる艦娘らの言動や策動が主に変わったというかww
ただドロドロしたのも好きだがあんまり他人を平気で嵌める輩は表に出過ぎるとこいつうざいわ、はよ破滅してくれよ
とも思えるわ
684:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 08:51:59.92:UpZIlY1I0 (1/1)
愛情度が高くてまともな娘が出てきて提督を導いてくれることを切に願う……
それはそうと、そろそろあきつ丸の出番ですね。楽し……いや心配ですねぇ
愛情度が高くてまともな娘が出てきて提督を導いてくれることを切に願う……
それはそうと、そろそろあきつ丸の出番ですね。楽し……いや心配ですねぇ
685:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 09:07:00.09:wWhu+1by0 (1/2)
提督が明石に「艦娘は思考し感情に支配されなければならない。それを御し、より大きな戦果につなげるのが私の仕事だ」
って言ってたけど御しきれず暴走気味だね、そしてその御しきれてない部分が戦果に繋がってるのがまた面白い
提督が明石に「艦娘は思考し感情に支配されなければならない。それを御し、より大きな戦果につなげるのが私の仕事だ」
って言ってたけど御しきれず暴走気味だね、そしてその御しきれてない部分が戦果に繋がってるのがまた面白い
686:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 09:26:57.86:X6HXbMBbO (1/2)
ところで>>666で満潮が空母派ってなってるけど満潮→提督のコンマって感情度/好感度が62/02だから感情度で判定すると中立なんだけど好感度でも判定するの?
ところで>>666で満潮が空母派ってなってるけど満潮→提督のコンマって感情度/好感度が62/02だから感情度で判定すると中立なんだけど好感度でも判定するの?
687: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 10:55:24.99:UvEOm+uE0 (6/18)
沢山の感想ありがとうございます。
蒼龍に関しては今後もほのぼのお姉さんとして出てくるよていなので、提督に対する感情は掘り下げていく予定です、
ミスってたので訂正します……
冒頭の最後で
沢山の感想ありがとうございます。
蒼龍に関しては今後もほのぼのお姉さんとして出てくるよていなので、提督に対する感情は掘り下げていく予定です、
ミスってたので訂正します……
冒頭の最後で
688: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 11:02:13.01:UvEOm+uE0 (7/18)
凄い変なところで送ってしまった……
戦艦派のまとめ役ですが、1の中で配役は決まってます。
まぁ、コンマで変化する可能性がたかいんやけどね……
>>678
電話の件ですが、さすがに『大丈夫』でミスリードしすぎましたね……最後の『守る』って電話相手の少将でなく、その場にいない提督への言葉としていっている蒼龍になります。
>>686
ミスっていたので訂正します……満潮は中立ですね
正しくは>>682の方が言っているように羽黒と曙が空母派です
凄い変なところで送ってしまった……
戦艦派のまとめ役ですが、1の中で配役は決まってます。
まぁ、コンマで変化する可能性がたかいんやけどね……
>>678
電話の件ですが、さすがに『大丈夫』でミスリードしすぎましたね……最後の『守る』って電話相手の少将でなく、その場にいない提督への言葉としていっている蒼龍になります。
>>686
ミスっていたので訂正します……満潮は中立ですね
正しくは>>682の方が言っているように羽黒と曙が空母派です
689:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 12:30:10.31:6FRlmXW60 (1/1)
ほのぼ…の…?
ほのぼ…の…?
690: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:19:40.14:UvEOm+uE0 (8/18)
夜ですが急に飲み会が入ったので、更新できなくなりました……すまぬ、すまぬ……
出来てはいるので代わりに今から投稿していきます。
本当に予告するのやめたほうがいいかも知れんね……時間通りに出来たこと少なすぎて草
ほのぼの回
夜ですが急に飲み会が入ったので、更新できなくなりました……すまぬ、すまぬ……
出来てはいるので代わりに今から投稿していきます。
本当に予告するのやめたほうがいいかも知れんね……時間通りに出来たこと少なすぎて草
ほのぼの回
691: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:20:50.05:UvEOm+uE0 (9/18)
――サーモン海域の戦いから2日後 夜――
鎮守府 執務室
由良「提督さん、朝潮さんが入渠したので代わりに対潜哨戒の報告書もって来ましたよ」
提督「ご苦労だったな。下がれ」
霧島「……提督、さすがにそろそろお休みになってください。これ以上は見ていられません」
提督「ふん、あいつの分まで事務処理が回ってきている上に戦闘詳報の作成、――基地並びに所属艦娘の処遇、やることは山積している。休んでなどいられるか。いいから黙って手を動かせ、ばか者」
霧島「はぁ……まさか赤城さんと大淀さんだけで事足りないからって私や蒼龍さんにまで仕事がまわってくるとは思いませんでした……」
由良「……」
――サーモン海域の戦いから2日後 夜――
鎮守府 執務室
由良「提督さん、朝潮さんが入渠したので代わりに対潜哨戒の報告書もって来ましたよ」
提督「ご苦労だったな。下がれ」
霧島「……提督、さすがにそろそろお休みになってください。これ以上は見ていられません」
提督「ふん、あいつの分まで事務処理が回ってきている上に戦闘詳報の作成、――基地並びに所属艦娘の処遇、やることは山積している。休んでなどいられるか。いいから黙って手を動かせ、ばか者」
霧島「はぁ……まさか赤城さんと大淀さんだけで事足りないからって私や蒼龍さんにまで仕事がまわってくるとは思いませんでした……」
由良「……」
692: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:25:44.25:UvEOm+uE0 (10/18)
鎮守府 食堂
鳳翔「お料理ですか?」
由良「ええ、執務室でつめてる皆さんが忙しそうだったので、なにか由良もお手伝いできないかなって思ったんです……それで考えてみたらお食事をお持ちすれば喜んでもらえるかなぁって。提督と赤木さんがいますから鳳翔さんにもお手伝いしてほしいんです」
鳳翔「まぁ、あの二人は食べますからねぇ……あのですね、その提案に否やはありませんけど……ゆ、由良さん、お料理できるんですか?」
由良「うーん、夕立ちゃんには美味しいって何度か言われたことあるぐらいなんですけど……うーん」
鳳翔「まぁ、それなら大丈夫そうですね。よく料理を手伝ってくれって比叡さんと磯風ちゃんが厨房に来るんですけど……うっぷ!!」
由良「あ、あはは……災難ですね」
夕立「さっき夕立のことよんだっぽい? 由良さん、こんにちわ」
由良「あ、こんにちわ。夕立ちゃん、今日も元気?」
夕立「元気一杯っぽい! ねぇねぇ、由良さん、遊んで! 遊んで!」
由良「うーん、ごめんなさいね。これから鳳翔さんと一緒にお料理するの」
夕立「えー、つまんないっぽい。待ってるのヤ!」
由良「うふふ、じゃあ夕立ちゃんもお手伝いしてくれたら早く出来るかもしれないですね。ね?」
夕立「お手伝いするっぽい!! ねぇねぇ、終わったら遊んでくれる?」
由良「ええ、そうしたら一緒に遊びましょうね。ね! 夕立ちゃんはなにがしたいの?」
夕立「時雨が扶桑さんにつれて行かれちゃったから二人で出来るのがいいっぽい!」
由良「うーん、二人で出来る遊びってぱっと出てこないから春雨ちゃんとか村雨さんとか呼んでみんなであそびましょう」
夕立「名案っぽい! それなら缶蹴りが良い! 缶をポーイって蹴ってぽいぽいってみんなを捕まえるっぽい!」
鳳翔「ふふ……それなら一生懸命お手伝いしないといけませんね」
夕立「がんばるっぽい!」
ギィー
蒼龍「あー、つかれたぁ……あ! 鳳翔さん、なにか食べるものないですか? ずっと執務のお手伝いしてたから、おなかはぺこぺこだし、肩もこるしで最悪ですよ……」
鳳翔「ああ、今から由良さんたちと皆さんへのお夕食をつくろうって話をしていたんです」
蒼龍「ほんと! 助かったぁ……いやぁ、由良、本当にありがとうね。はぁ……提督、ここ2日一睡もしてないみたいだから睡眠薬入れちゃっていいよ、そうしないと私たちも開放されないし」
由良「ふふ……」
鳳翔「冗談でもそういうことをいってはいけませんよ?」
蒼龍「いやぁ、でもこんなこと続けてたら提督、体壊しちゃいますよ。なにか妙案ないですか?」
夕立「それならいっぱい遊べばいいっぽい! そうしたらぐっすりっぽい!」
蒼龍「ふふ……夕立はかわいいなぁ。よしよし」ナデナデ
夕立「ほめられたっぽい!」
鎮守府 食堂
鳳翔「お料理ですか?」
由良「ええ、執務室でつめてる皆さんが忙しそうだったので、なにか由良もお手伝いできないかなって思ったんです……それで考えてみたらお食事をお持ちすれば喜んでもらえるかなぁって。提督と赤木さんがいますから鳳翔さんにもお手伝いしてほしいんです」
鳳翔「まぁ、あの二人は食べますからねぇ……あのですね、その提案に否やはありませんけど……ゆ、由良さん、お料理できるんですか?」
由良「うーん、夕立ちゃんには美味しいって何度か言われたことあるぐらいなんですけど……うーん」
鳳翔「まぁ、それなら大丈夫そうですね。よく料理を手伝ってくれって比叡さんと磯風ちゃんが厨房に来るんですけど……うっぷ!!」
由良「あ、あはは……災難ですね」
夕立「さっき夕立のことよんだっぽい? 由良さん、こんにちわ」
由良「あ、こんにちわ。夕立ちゃん、今日も元気?」
夕立「元気一杯っぽい! ねぇねぇ、由良さん、遊んで! 遊んで!」
由良「うーん、ごめんなさいね。これから鳳翔さんと一緒にお料理するの」
夕立「えー、つまんないっぽい。待ってるのヤ!」
由良「うふふ、じゃあ夕立ちゃんもお手伝いしてくれたら早く出来るかもしれないですね。ね?」
夕立「お手伝いするっぽい!! ねぇねぇ、終わったら遊んでくれる?」
由良「ええ、そうしたら一緒に遊びましょうね。ね! 夕立ちゃんはなにがしたいの?」
夕立「時雨が扶桑さんにつれて行かれちゃったから二人で出来るのがいいっぽい!」
由良「うーん、二人で出来る遊びってぱっと出てこないから春雨ちゃんとか村雨さんとか呼んでみんなであそびましょう」
夕立「名案っぽい! それなら缶蹴りが良い! 缶をポーイって蹴ってぽいぽいってみんなを捕まえるっぽい!」
鳳翔「ふふ……それなら一生懸命お手伝いしないといけませんね」
夕立「がんばるっぽい!」
ギィー
蒼龍「あー、つかれたぁ……あ! 鳳翔さん、なにか食べるものないですか? ずっと執務のお手伝いしてたから、おなかはぺこぺこだし、肩もこるしで最悪ですよ……」
鳳翔「ああ、今から由良さんたちと皆さんへのお夕食をつくろうって話をしていたんです」
蒼龍「ほんと! 助かったぁ……いやぁ、由良、本当にありがとうね。はぁ……提督、ここ2日一睡もしてないみたいだから睡眠薬入れちゃっていいよ、そうしないと私たちも開放されないし」
由良「ふふ……」
鳳翔「冗談でもそういうことをいってはいけませんよ?」
蒼龍「いやぁ、でもこんなこと続けてたら提督、体壊しちゃいますよ。なにか妙案ないですか?」
夕立「それならいっぱい遊べばいいっぽい! そうしたらぐっすりっぽい!」
蒼龍「ふふ……夕立はかわいいなぁ。よしよし」ナデナデ
夕立「ほめられたっぽい!」
693: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:28:46.72:UvEOm+uE0 (11/18)
ぎぃー……
山城「……いないわね。はぁ……」
由良「あ、山城さん……隈、凄いですけどどうしたんですか?」
山城「ここ最近、ちょっとねぇ……はぁ……レイテ沖での大規模戦闘も控えてるのに疲れるわぁ……ところで金剛見なかったかしら? いつもは騒がしいからどこにいるかすぐに分かるのにこういう時だけみつからないんだから……はぁ、不幸だわぁ……」ブツブツ
由良「金剛さんですか? 執務室に霧島さんが居たからきいて見れば分かるんじゃないですか?」
山城「執務室? いやよ、赤城がいるじゃない」
鳳翔「……」
山城「はぁ、でもそうも言ってられないわよねぇ……行って見るわ、お邪魔したわね。武蔵にも早く探して来いって言われるし、どうして私ばっかりこういう貧乏くじを引かされるのかしらねぇ……西村艦隊の旗艦は私なのに……」ブツブツ
ぎぃー……
鳳翔「戦艦の皆さんも大変ですねぇ……」
由良「戦艦の人たち、なんかあるんですか?」
蒼龍「ああ、いや、別にたいしたことじゃないのよ? 由良は対潜哨戒が主だからあんまり関係ないし」
由良「?」
蒼龍「ああ、こっちの話。はぁ、本当に面倒だなぁ……みんな仲良くすればいいのに……」
夕立「それよりもはやくお料理するっぽい! なに作るの?」
由良「ふふ、そうねぇ……食べやすくて書類汚さなそうなものっていえば、べただけどおにぎりかなぁ……」
夕立「いっぱい変わりだね作ればあきないっぽい!」
鳳翔「……へ、変なのは入れちゃ駄目よ? ちよこれいととか粕とか。あ、あとお米は重曹で洗わなくても大丈夫ですからね? あとは、あとは……」
夕立「さすがにそこまでお料理できないわけじゃないっぽい……」
由良「苦労されてるんですね、本当に……」
鳳翔「……はい」
蒼龍「あ、あはは……」
ぎぃー……
山城「……いないわね。はぁ……」
由良「あ、山城さん……隈、凄いですけどどうしたんですか?」
山城「ここ最近、ちょっとねぇ……はぁ……レイテ沖での大規模戦闘も控えてるのに疲れるわぁ……ところで金剛見なかったかしら? いつもは騒がしいからどこにいるかすぐに分かるのにこういう時だけみつからないんだから……はぁ、不幸だわぁ……」ブツブツ
由良「金剛さんですか? 執務室に霧島さんが居たからきいて見れば分かるんじゃないですか?」
山城「執務室? いやよ、赤城がいるじゃない」
鳳翔「……」
山城「はぁ、でもそうも言ってられないわよねぇ……行って見るわ、お邪魔したわね。武蔵にも早く探して来いって言われるし、どうして私ばっかりこういう貧乏くじを引かされるのかしらねぇ……西村艦隊の旗艦は私なのに……」ブツブツ
ぎぃー……
鳳翔「戦艦の皆さんも大変ですねぇ……」
由良「戦艦の人たち、なんかあるんですか?」
蒼龍「ああ、いや、別にたいしたことじゃないのよ? 由良は対潜哨戒が主だからあんまり関係ないし」
由良「?」
蒼龍「ああ、こっちの話。はぁ、本当に面倒だなぁ……みんな仲良くすればいいのに……」
夕立「それよりもはやくお料理するっぽい! なに作るの?」
由良「ふふ、そうねぇ……食べやすくて書類汚さなそうなものっていえば、べただけどおにぎりかなぁ……」
夕立「いっぱい変わりだね作ればあきないっぽい!」
鳳翔「……へ、変なのは入れちゃ駄目よ? ちよこれいととか粕とか。あ、あとお米は重曹で洗わなくても大丈夫ですからね? あとは、あとは……」
夕立「さすがにそこまでお料理できないわけじゃないっぽい……」
由良「苦労されてるんですね、本当に……」
鳳翔「……はい」
蒼龍「あ、あはは……」
694: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:36:55.46:UvEOm+uE0 (12/18)
鎮守府 執務室
提督「……遅い、いつまで蒼龍は休んでいるんだ! 奴にまとめるように言った書類はどうなってる!」
赤城「逃げられましたか……くそ。しかし、その気持ちも分かります……さすがにもう書類見たくないです……」
提督「弱音を吐くな! ここが踏ん張りどころだ! 総員、奮励努力せよ!」
霧島「お腹が……減った……」
大淀「――」チーン
赤城「て、提督、さすがにいったん休憩しましょう……私たちも補給しなければもう動けません……」
提督「勝手にしろ、軟弱者め。しかし、この程度が出来ないというのであれば秘書官も考え直さねばなるまい。なんといっても人間の私がまだ休まんのに休みたいなど艦娘として怠慢に過ぎる。艦娘といえば、これが終わったらカメラを使って鎮守府内の現状を少しでも把握しなければ。あいつがああいうことになったのだ、私はより一層、励まねばならん」ブツブツ
赤城「うぐ……」
提督「いいか、国防とは戦場だけで行われるのではない。赤煉瓦で、鎮守府で、国会で行われるのだ。その多くが事務仕事だ! 銃後で戦っている文民に負けるな! 立てよ、艦娘!」
赤城「て、提督、お休みになっていないから調子がおかしくなってます。さ、さぁ、お休みになりましょう。私の膝でよければお貸ししますから……うふ」
提督「いらんわ、そんなもの。私は自分の枕でないと落ち着かん」
赤城「……」
霧島「くっくっく……」
赤城「……」ギロッ
霧島「あ……い、いや、提督、赤城さんのいうとおりです! お休みしましょう、適度な休みを取らなければ作業効率が落ちますし」
提督「うるさい、うるさい!! 寝られれば苦労せんわ! お前らを呼んだ私が馬鹿だった! ちきしょうめ! 見ろ大淀など文句も言わずに仕事してるではないか! 普段は気に食わん奴だがお前たちもこういった点では見習え」
大淀「――」チーン
霧島「……手が動いてないですし、寝てますね」
赤城「はぁ……器用な子です」
コン、コン
提督「む、入れ」
鎮守府 執務室
提督「……遅い、いつまで蒼龍は休んでいるんだ! 奴にまとめるように言った書類はどうなってる!」
赤城「逃げられましたか……くそ。しかし、その気持ちも分かります……さすがにもう書類見たくないです……」
提督「弱音を吐くな! ここが踏ん張りどころだ! 総員、奮励努力せよ!」
霧島「お腹が……減った……」
大淀「――」チーン
赤城「て、提督、さすがにいったん休憩しましょう……私たちも補給しなければもう動けません……」
提督「勝手にしろ、軟弱者め。しかし、この程度が出来ないというのであれば秘書官も考え直さねばなるまい。なんといっても人間の私がまだ休まんのに休みたいなど艦娘として怠慢に過ぎる。艦娘といえば、これが終わったらカメラを使って鎮守府内の現状を少しでも把握しなければ。あいつがああいうことになったのだ、私はより一層、励まねばならん」ブツブツ
赤城「うぐ……」
提督「いいか、国防とは戦場だけで行われるのではない。赤煉瓦で、鎮守府で、国会で行われるのだ。その多くが事務仕事だ! 銃後で戦っている文民に負けるな! 立てよ、艦娘!」
赤城「て、提督、お休みになっていないから調子がおかしくなってます。さ、さぁ、お休みになりましょう。私の膝でよければお貸ししますから……うふ」
提督「いらんわ、そんなもの。私は自分の枕でないと落ち着かん」
赤城「……」
霧島「くっくっく……」
赤城「……」ギロッ
霧島「あ……い、いや、提督、赤城さんのいうとおりです! お休みしましょう、適度な休みを取らなければ作業効率が落ちますし」
提督「うるさい、うるさい!! 寝られれば苦労せんわ! お前らを呼んだ私が馬鹿だった! ちきしょうめ! 見ろ大淀など文句も言わずに仕事してるではないか! 普段は気に食わん奴だがお前たちもこういった点では見習え」
大淀「――」チーン
霧島「……手が動いてないですし、寝てますね」
赤城「はぁ……器用な子です」
コン、コン
提督「む、入れ」
695:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:37:10.09:9Kv/WLjeO (1/1)
途中からコンマスレだってことも好感度スレだってことも忘れてたわ
すげえな
途中からコンマスレだってことも好感度スレだってことも忘れてたわ
すげえな
696: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:39:08.29:UvEOm+uE0 (13/18)
由良「失礼します」ガラガラ
夕立「失礼しますっぽい」
提督「む、なんだそのカートは」
由良「由良にもお手伝いできないかなって思って、皆さんにおにぎり作ってきたんです。よろしければ食べてください。さ、提督も食べてくださいね。ね?」
提督「……ありがたいことだが、私は結構だ。赤城たちはもらっておけ」
由良「駄目ですよ! メッ!お腹がすいてたら動く頭も動かなくなりますし、夕立ちゃんもがんばってくれたんですから」
夕立「ぽい!」
提督「……ふん、それでは一つもらう」
由良「はい、どうぞたべてくださいね。ねっ」
提督「おい、多すぎる。一つで良いといったぞ」
由良「いつもはもっと食べるんですから、5個ぐらい大丈夫ですよね? ね? それにこれだけ作ってきたんだからそれぐらい食べてもらわないとあまっちゃいます」
提督「ちっ」
由良「ふふ……」
夕立「あ! 提督さんも喜んでるっぽい! 良かったね、由良さん!」
由良「うん、大成功ですね」ニコ
提督「夕立、うるさいぞ!!」
由良編 艦
由良「失礼します」ガラガラ
夕立「失礼しますっぽい」
提督「む、なんだそのカートは」
由良「由良にもお手伝いできないかなって思って、皆さんにおにぎり作ってきたんです。よろしければ食べてください。さ、提督も食べてくださいね。ね?」
提督「……ありがたいことだが、私は結構だ。赤城たちはもらっておけ」
由良「駄目ですよ! メッ!お腹がすいてたら動く頭も動かなくなりますし、夕立ちゃんもがんばってくれたんですから」
夕立「ぽい!」
提督「……ふん、それでは一つもらう」
由良「はい、どうぞたべてくださいね。ねっ」
提督「おい、多すぎる。一つで良いといったぞ」
由良「いつもはもっと食べるんですから、5個ぐらい大丈夫ですよね? ね? それにこれだけ作ってきたんだからそれぐらい食べてもらわないとあまっちゃいます」
提督「ちっ」
由良「ふふ……」
夕立「あ! 提督さんも喜んでるっぽい! 良かったね、由良さん!」
由良「うん、大成功ですね」ニコ
提督「夕立、うるさいぞ!!」
由良編 艦
697: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:43:09.28:UvEOm+uE0 (14/18)
はい、由良編 艦です。
もうゲリラ的にやったほうがいいかも知れんね……
次、あきつ丸いきます
提督からあきつ丸への感情度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
はい、由良編 艦です。
もうゲリラ的にやったほうがいいかも知れんね……
次、あきつ丸いきます
提督からあきつ丸への感情度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
698:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:43:37.01:9pRS+244O (1/2)
忍び寄る陸軍の手
忍び寄る陸軍の手
699:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:43:52.10:JrAu3+dDO (2/7)
泥食いめ!
泥食いめ!
700:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:44:25.33:JrAu3+dDO (3/7)
うーん、残当
うーん、残当
701: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:45:55.80:UvEOm+uE0 (15/18)
金剛以来の衝撃が今、鎮守府に走る
……まぁ、残当
両者の感情度が10以下ですので再コンマです
提督からあきつ丸への好感度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
金剛以来の衝撃が今、鎮守府に走る
……まぁ、残当
両者の感情度が10以下ですので再コンマです
提督からあきつ丸への好感度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
702:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:47:19.58:7cQBoZRq0 (1/1)
えいっ
えいっ
703:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:49:39.37:kiKMWLC/O (1/1)
乙
乙
704: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:50:06.36:UvEOm+uE0 (16/18)
提督からあきつ丸への感情度:01 提督からあきつ丸への好感度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への感情度:10 あきつ丸から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
提督からあきつ丸への感情度:01 提督からあきつ丸への好感度 ↓コンマ以下
あきつ丸から提督への感情度:10 あきつ丸から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
705:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:50:49.68:JrAu3+dDO (4/7)
再判定か?
せっかくだから高めで
再判定か?
せっかくだから高めで
706:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:51:26.23:9pRS+244O (2/2)
えいやー
えいやー
707: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:52:31.17:UvEOm+uE0 (17/18)
最近、誤爆多くてすみません……
提督からあきつ丸への感情度:01 提督からあきつ丸への好感度:58
あきつ丸から提督への感情度:10 あきつ丸から提督への好感度:37
あきつ丸→空母派
空母がどんどん強化されてゆく……これ大丈夫なんですかね?
とりあえず今日はここまでの予定なのです
最近、誤爆多くてすみません……
提督からあきつ丸への感情度:01 提督からあきつ丸への好感度:58
あきつ丸から提督への感情度:10 あきつ丸から提督への好感度:37
あきつ丸→空母派
空母がどんどん強化されてゆく……これ大丈夫なんですかね?
とりあえず今日はここまでの予定なのです
708: ◆idiDHwDMwc:2017/11/24(金) 15:53:55.89:UvEOm+uE0 (18/18)
すまんな、再判定でなくて単純にミスってるんや
一回目の判定でいきます。
本当に申し訳ない
すまんな、再判定でなくて単純にミスってるんや
一回目の判定でいきます。
本当に申し訳ない
709:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:54:01.54:JrAu3+dDO (5/7)
再判定も結果はさほど変わらずか…
いっそ合算したぐらいでいいんじゃないかな?
高いほど病むんだろ?
再判定も結果はさほど変わらずか…
いっそ合算したぐらいでいいんじゃないかな?
高いほど病むんだろ?
710:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 15:57:09.76:JrAu3+dDO (6/7)
と思ったら判定完了か、乙
あきつ丸は病ませたかったなあ…赤城さんの対抗馬みたいな感じで
と思ったら判定完了か、乙
あきつ丸は病ませたかったなあ…赤城さんの対抗馬みたいな感じで
711:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 16:00:15.19:X6HXbMBbO (2/2)
乙
やはり陸軍と海軍の仲は悪い……と
それでも提督の方だけはあきつ丸のことは見直してはいると
提督はまああんだけ大っぴらに陸軍こき下ろしてればしょうがないね
乙
やはり陸軍と海軍の仲は悪い……と
それでも提督の方だけはあきつ丸のことは見直してはいると
提督はまああんだけ大っぴらに陸軍こき下ろしてればしょうがないね
712:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 16:19:20.76:mILR2Oquo (1/2)
おつ
感情度お互い最低な組み合わせに草生える
これ銃口向け合ったりしてない?
おつ
感情度お互い最低な組み合わせに草生える
これ銃口向け合ったりしてない?
713:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 16:57:05.15:CwU9uB3IO (1/1)
でもよく考えてみると第一印象の最悪からは地味に二人とも印象改善してるんだな
でもよく考えてみると第一印象の最悪からは地味に二人とも印象改善してるんだな
714:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 17:19:22.73:wWhu+1by0 (2/2)
乙です
お互い陸軍、海軍というだけで毛嫌いしていた可能性大
感情度から考えればあきつ丸の好感度37も低い数値ではないし、少しずつ歩み寄っている最中なのだろうか
乙です
お互い陸軍、海軍というだけで毛嫌いしていた可能性大
感情度から考えればあきつ丸の好感度37も低い数値ではないし、少しずつ歩み寄っている最中なのだろうか
715:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 17:29:18.94:JrAu3+dDO (7/7)
>>714
感情の3倍以上の好感がある訳だしね!
提督に至っては感情の50倍以上、未来は明るい
>>714
感情の3倍以上の好感がある訳だしね!
提督に至っては感情の50倍以上、未来は明るい
716:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 18:29:23.96:mILR2Oquo (2/2)
おつおつ
由良さん癒し回やったぜ。
あきつ丸はこの位でいいんじゃないか
あんまり提督と仲いいと身内すら嵌める一航戦の赤と蒼に目付けられるから
おつおつ
由良さん癒し回やったぜ。
あきつ丸はこの位でいいんじゃないか
あんまり提督と仲いいと身内すら嵌める一航戦の赤と蒼に目付けられるから
717:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 18:52:50.41:VqGcIg66O (1/1)
加賀さん秘書艦にした方が精神衛生上いいと思うわ(´・ω・`)
加賀さん秘書艦にした方が精神衛生上いいと思うわ(´・ω・`)
718:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 19:14:42.65:Ctrv7dfYO (1/1)
土下座して叢雲に戻ってきてもらうという選択肢……はやっぱり酷なので艦隊の頭脳霧島に秘書艦をやらせるべきかと
空母派より戦艦派の方に火種が多いのだから積極的な取り込み工作を行うべきだと意見具申します!
土下座して叢雲に戻ってきてもらうという選択肢……はやっぱり酷なので艦隊の頭脳霧島に秘書艦をやらせるべきかと
空母派より戦艦派の方に火種が多いのだから積極的な取り込み工作を行うべきだと意見具申します!
719:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 19:44:17.51:opw47inHo (1/1)
乙
西村艦隊、E4、ギミック…ウッ、頭が…
乙
西村艦隊、E4、ギミック…ウッ、頭が…
720:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 20:45:35.46:dJbXh69A0 (1/1)
721:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 20:57:00.18:g+8ic9NYo (1/1)
親友の死で提督ますます余裕が無くなってるなぁ……気持ちは分からんでもないが子供の癇癪のソレがちょっと入ってる感
>>これで艦娘が所属する派閥の数が一定数を超えた場合に第2部のお話が始動します。
>>空母がどんどん強化されてゆく……これ大丈夫なんですかね?
これって「どっちかの派閥が一定数を超える」「両派閥が一定数を超える」のどっち?
親友の死で提督ますます余裕が無くなってるなぁ……気持ちは分からんでもないが子供の癇癪のソレがちょっと入ってる感
>>これで艦娘が所属する派閥の数が一定数を超えた場合に第2部のお話が始動します。
>>空母がどんどん強化されてゆく……これ大丈夫なんですかね?
これって「どっちかの派閥が一定数を超える」「両派閥が一定数を超える」のどっち?
722:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/24(金) 21:52:27.19:dtaaPixA0 (1/1)
本人はそんなつもりは無いんだけど他人から見るとミッチーが言うように依怙贔屓が激しいし、
図星突かれて言葉で反論できない時はすぐ声荒げてヒスるし
そもそもの物言いがエリート臭丸出しで高圧的だし現代社会だと間違いなく嫌われる上司・先輩・教師だよなあ
ただ、艦娘側がそこまで嫌ってる層が多くないのは(安価とコンマ故の気まぐれなのは置いといて)
戦時中の艦としての記憶が残ってるならあの当時はこの提督の何倍も性格難だったり畜生やヘタレ屑野郎な上に、
無能極まりない奴を何人も見てきたから艦隊運営や戦略戦術で有能な分、評価が高いんだろうな
それと明石と艤装のチェックの話にもあったように鎮守府で誰よりも休まず仕事してるのを見てるからってのもあると思う
本人はそんなつもりは無いんだけど他人から見るとミッチーが言うように依怙贔屓が激しいし、
図星突かれて言葉で反論できない時はすぐ声荒げてヒスるし
そもそもの物言いがエリート臭丸出しで高圧的だし現代社会だと間違いなく嫌われる上司・先輩・教師だよなあ
ただ、艦娘側がそこまで嫌ってる層が多くないのは(安価とコンマ故の気まぐれなのは置いといて)
戦時中の艦としての記憶が残ってるならあの当時はこの提督の何倍も性格難だったり畜生やヘタレ屑野郎な上に、
無能極まりない奴を何人も見てきたから艦隊運営や戦略戦術で有能な分、評価が高いんだろうな
それと明石と艤装のチェックの話にもあったように鎮守府で誰よりも休まず仕事してるのを見てるからってのもあると思う
723: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 01:27:47.10:cfNs2FnF0 (1/20)
今日、更新終わりとかいったけどもう一回、更新できそうです。
01:40ぐらいから更新していきます。
>>713
頭ふっ飛ばされない限りへーき、へーき(適当)
>>714
そんな感じだけど仲良くなり始める話は今後やね、今回は現在と出会ったときのお話だけです。2スレ目の既出の子の話を書いていくときにやっていく予定やでー。
>>716
赤いほうはともかく、蒼い方は提督になんかしない限りは可愛い女子大生だから大丈夫(震え声)
>>717
提督、過労死してまう……
>>718
曙のところに朝駆けかけたり霧島さんもたいがいやからね……もう比叡でいいんじゃない?(鼻ホジー)
>>720
何回見ても頭おかしい(ジョボボボ)
>>721
分かりにくくてすみません、空母・戦艦系以外で『どっちかの派閥が一定数を超える』こえると2部の最終編に突入します。
結構、余裕を持って数を見てるので3レス目とかになるんじゃないかなと思ってます。
>>722
ワイもこんな上司いたら謀殺したくなりますわ……艦娘からはそういう支持が多そうだけどコンマ神様の機嫌次第ですね。
今日、更新終わりとかいったけどもう一回、更新できそうです。
01:40ぐらいから更新していきます。
>>713
頭ふっ飛ばされない限りへーき、へーき(適当)
>>714
そんな感じだけど仲良くなり始める話は今後やね、今回は現在と出会ったときのお話だけです。2スレ目の既出の子の話を書いていくときにやっていく予定やでー。
>>716
赤いほうはともかく、蒼い方は提督になんかしない限りは可愛い女子大生だから大丈夫(震え声)
>>717
提督、過労死してまう……
>>718
曙のところに朝駆けかけたり霧島さんもたいがいやからね……もう比叡でいいんじゃない?(鼻ホジー)
>>720
何回見ても頭おかしい(ジョボボボ)
>>721
分かりにくくてすみません、空母・戦艦系以外で『どっちかの派閥が一定数を超える』こえると2部の最終編に突入します。
結構、余裕を持って数を見てるので3レス目とかになるんじゃないかなと思ってます。
>>722
ワイもこんな上司いたら謀殺したくなりますわ……艦娘からはそういう支持が多そうだけどコンマ神様の機嫌次第ですね。
724: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 01:45:29.07:cfNs2FnF0 (2/20)
――深夜――
鎮守府 本棟廊下
曙「うぅ……寒くなってきたわねぇ」
潮「うん……私が忘れ物しちゃったから一緒に来てもらちゃってごめんね……」
曙「別にいいわよ。それよりもさっさと忘れ物見つけて部屋に戻りましょう」
?「――貴方たち何してるの……」ヌッ
曙「え? あ、あ、ギャー!!」
潮「? あわわ……ゆ、幽霊!!」
扶桑「失礼な……私です。扶桑よ」
曙「あ、あ、ご、ごめんなさい……」
潮「あうあう……」
扶桑「はぁ……まったく」
曙「あ、あの、扶桑、こんな時間になにやってるの……?」
扶桑「何ってみれば分かるでしょ……」
潮「?」
曙「肝試しの幽霊役にしか見えないわよ……」
扶桑「はぁ……夜警です。提督が執務室にこもりっきりだから私も少しお手伝いをしようと思ったの」
曙「ああ、なるほど」
扶桑「貴方たちこそこんな時間にどうしたの? 私じゃなくて提督に見つかっていたら大目玉だったわよ」
曙「潮が食堂に忘れ物をしたから取りに来たのよ」
潮「あう、ごめんなさい……」
扶桑「忘れ物って明日じゃ駄目なの?」
曙「それが手帳なんですって」
潮「他の人に見られちゃうと思うと恥ずかしくって……」
扶桑「ああ、手帳……私も誰かに見られたら困るもの、よく分かるわ。しょうがないわね、一緒に行ってあげるからついてきなさい」
潮「え、いいんですか?」
扶桑「ええ、私の手伝いってことに今回はしてあげます」
潮「あ、ありがとうございます!」
扶桑「ふふ……どういたしまして」
――深夜――
鎮守府 本棟廊下
曙「うぅ……寒くなってきたわねぇ」
潮「うん……私が忘れ物しちゃったから一緒に来てもらちゃってごめんね……」
曙「別にいいわよ。それよりもさっさと忘れ物見つけて部屋に戻りましょう」
?「――貴方たち何してるの……」ヌッ
曙「え? あ、あ、ギャー!!」
潮「? あわわ……ゆ、幽霊!!」
扶桑「失礼な……私です。扶桑よ」
曙「あ、あ、ご、ごめんなさい……」
潮「あうあう……」
扶桑「はぁ……まったく」
曙「あ、あの、扶桑、こんな時間になにやってるの……?」
扶桑「何ってみれば分かるでしょ……」
潮「?」
曙「肝試しの幽霊役にしか見えないわよ……」
扶桑「はぁ……夜警です。提督が執務室にこもりっきりだから私も少しお手伝いをしようと思ったの」
曙「ああ、なるほど」
扶桑「貴方たちこそこんな時間にどうしたの? 私じゃなくて提督に見つかっていたら大目玉だったわよ」
曙「潮が食堂に忘れ物をしたから取りに来たのよ」
潮「あう、ごめんなさい……」
扶桑「忘れ物って明日じゃ駄目なの?」
曙「それが手帳なんですって」
潮「他の人に見られちゃうと思うと恥ずかしくって……」
扶桑「ああ、手帳……私も誰かに見られたら困るもの、よく分かるわ。しょうがないわね、一緒に行ってあげるからついてきなさい」
潮「え、いいんですか?」
扶桑「ええ、私の手伝いってことに今回はしてあげます」
潮「あ、ありがとうございます!」
扶桑「ふふ……どういたしまして」
725: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 01:48:26.51:cfNs2FnF0 (3/20)
鎮守府 食堂
?「――でありますから――」
扶桑「? 声が聞こえるわ、人がいるわね」
曙「え? こんな時間に?」
扶桑「……今度こそ本物の幽霊かもしれないわよ」
曙「馬鹿ね、そんなのいるはずないじゃない」
扶桑「……」
潮「……」
曙「な、なによ」
扶桑「いえ、なんでもないわ。それより注意しないといけなないわよね……はぁ」
潮「どうしたんですか?」
扶桑「え?」
曙「ため息なんかついてたら、ただでさえ陰気くさいのに余計に陰気くさくなるって言ってんのよ」
扶桑「ああ……なんでこの子はこんなに私を苛めてくるのかしら……不幸だわ」
曙「あんたは扶桑でしょ」
扶桑「……」ギリギリ
潮「あ、曙ちゃん、だ、駄目だよ……」
扶桑「……もういいです。さっさと注意しましょう」
バーン!!
鎮守府 食堂
?「――でありますから――」
扶桑「? 声が聞こえるわ、人がいるわね」
曙「え? こんな時間に?」
扶桑「……今度こそ本物の幽霊かもしれないわよ」
曙「馬鹿ね、そんなのいるはずないじゃない」
扶桑「……」
潮「……」
曙「な、なによ」
扶桑「いえ、なんでもないわ。それより注意しないといけなないわよね……はぁ」
潮「どうしたんですか?」
扶桑「え?」
曙「ため息なんかついてたら、ただでさえ陰気くさいのに余計に陰気くさくなるって言ってんのよ」
扶桑「ああ……なんでこの子はこんなに私を苛めてくるのかしら……不幸だわ」
曙「あんたは扶桑でしょ」
扶桑「……」ギリギリ
潮「あ、曙ちゃん、だ、駄目だよ……」
扶桑「……もういいです。さっさと注意しましょう」
バーン!!
726: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 01:55:08.79:cfNs2FnF0 (4/20)
扶桑「消灯時間は過ぎてるわよ。良い子にしないと提督に言いつけますよ」
曙「言いつけるってもう少しなんとかならないの?」
扶桑「これが一番きくんです……卯月ちゃんとか加賀さんはすぐにお部屋に戻ってくれたわ」
潮「あ、あはは……」
あきつ丸「む……扶桑でありましたか。夜警ご苦労様です」
扶桑「……陸さんでしたか、食堂でこんなに時間に何をしてたんですか?」
あきつ丸「提督殿に頼まれて珈琲を入れに来たのであります。今日も遅くまで本当に頭が下がる思いであります」
扶桑「変ねぇ……なにか妙な臭いがするわぁ」
曙「? 潮、わかる?」
潮「うーん、ちょっと私にも……」
あきつ丸「……妙な勘ぐりはやめて戴きたい。不審に思われるのならば提督殿にご確認することをお勧めします」
扶桑「いえ、そうじゃなくて……うん、これは空母の匂いですねぇ」ニヤァ
曙「は?」
扶桑「私は航空戦艦ですからね。うふ……艦載機のちょっとしたにおいが分かるんですよ」
あきつ丸「……で?」
扶桑「いえ、別に。潮ちゃん、手帳、早くもって来なさい」
あきつ丸「手錠? なにか勘違いをしておりますな」
扶桑「? え、あの手錠じゃなくて――」
あきつ丸「まぁ、仕方ありませんな。どうぞ」
扶桑「え? え? ど、どうしましょう」
曙「あたしにふらないでよ……」
あきつ丸「提督殿のところに連行するのではないのですか? さぁ、早く手錠をかけるであります」
扶桑「はぁ……もういいです、興がそがれました。潮ちゃん、早く持ってきてね。持病の頭痛がひどくなりそうだわ」
潮「は、はい」
あきつ丸「?」
潮「あ、ありました! 扶桑さん、ありがとうございます」
あきつ丸「それは手帳でありますか……あ!あぁぁぁ……!!」
扶桑「そういうことです。はぁ……それじゃあ、お部屋まで送るから一緒に行きましょうね?」
あきつ丸「うぅ……」
扶桑「勘違いは誰にでもありますからね、陸さんも気にしないように。私も耳が最近、遠くなった機がするの。あなたもそうなんでしょう? ね?」
曙「それ慰めになってないわよ」
扶桑「そうかしら? ――ああ、それと最後に一つ」
あきつ丸「な、なんでありますか?」
扶桑「赤城さんに宜しく言っておいてください。面白かったって」
あきつ丸「――」
曙「どうして赤城さんの名前が出るのよ?」
扶桑「うふふ……秘密ですよ。さぁ、いきましょう?」
潮「は、はい」
曙「ちょ、ちょっとおいていかないでよ!」
バタン!
扶桑「消灯時間は過ぎてるわよ。良い子にしないと提督に言いつけますよ」
曙「言いつけるってもう少しなんとかならないの?」
扶桑「これが一番きくんです……卯月ちゃんとか加賀さんはすぐにお部屋に戻ってくれたわ」
潮「あ、あはは……」
あきつ丸「む……扶桑でありましたか。夜警ご苦労様です」
扶桑「……陸さんでしたか、食堂でこんなに時間に何をしてたんですか?」
あきつ丸「提督殿に頼まれて珈琲を入れに来たのであります。今日も遅くまで本当に頭が下がる思いであります」
扶桑「変ねぇ……なにか妙な臭いがするわぁ」
曙「? 潮、わかる?」
潮「うーん、ちょっと私にも……」
あきつ丸「……妙な勘ぐりはやめて戴きたい。不審に思われるのならば提督殿にご確認することをお勧めします」
扶桑「いえ、そうじゃなくて……うん、これは空母の匂いですねぇ」ニヤァ
曙「は?」
扶桑「私は航空戦艦ですからね。うふ……艦載機のちょっとしたにおいが分かるんですよ」
あきつ丸「……で?」
扶桑「いえ、別に。潮ちゃん、手帳、早くもって来なさい」
あきつ丸「手錠? なにか勘違いをしておりますな」
扶桑「? え、あの手錠じゃなくて――」
あきつ丸「まぁ、仕方ありませんな。どうぞ」
扶桑「え? え? ど、どうしましょう」
曙「あたしにふらないでよ……」
あきつ丸「提督殿のところに連行するのではないのですか? さぁ、早く手錠をかけるであります」
扶桑「はぁ……もういいです、興がそがれました。潮ちゃん、早く持ってきてね。持病の頭痛がひどくなりそうだわ」
潮「は、はい」
あきつ丸「?」
潮「あ、ありました! 扶桑さん、ありがとうございます」
あきつ丸「それは手帳でありますか……あ!あぁぁぁ……!!」
扶桑「そういうことです。はぁ……それじゃあ、お部屋まで送るから一緒に行きましょうね?」
あきつ丸「うぅ……」
扶桑「勘違いは誰にでもありますからね、陸さんも気にしないように。私も耳が最近、遠くなった機がするの。あなたもそうなんでしょう? ね?」
曙「それ慰めになってないわよ」
扶桑「そうかしら? ――ああ、それと最後に一つ」
あきつ丸「な、なんでありますか?」
扶桑「赤城さんに宜しく言っておいてください。面白かったって」
あきつ丸「――」
曙「どうして赤城さんの名前が出るのよ?」
扶桑「うふふ……秘密ですよ。さぁ、いきましょう?」
潮「は、はい」
曙「ちょ、ちょっとおいていかないでよ!」
バタン!
727: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:00:58.45:cfNs2FnF0 (5/20)
?「ばれてましたねぇ……流石は皇国の名を背負う戦艦と言うところですか」
あきつ丸「……自分には艦載機の匂いなど分からないのですが、そんなのものが本当にあるのでありますか?」
赤城「うふふ……真面目ですねぇ。あんなの嘘に決まってるじゃないですか。カマをかけてきただけですよ」
あきつ丸「……なるほど」
赤城「それじゃあ打ち合わせどおりにお願いしますね。これ以上はさすがに私も困るんですよ。はぁ……トラウマになりそうです」
あきつ丸「了解であります……提督殿には特にこれといった思いもありませんが、流石に騙すのは気が引けますな」
赤城「最初にあれだけいやみを言われたのに随分と好印象ですね」
あきつ丸「まぁ、その後は和解いたしましたからな。最近ではやっと言いたいことが少し分かるようになってきて随分と進歩したつもりであります。まぁ、そうはいってもあの人のことは苦手ではありますが……」
赤城「へぇ」
あきつ丸「それよりも赤城殿、ひとつお聞かせ願いたい」
赤城「どうぞ」
あきつ丸「自分はこの鎮守府の所属に今でこそなっていますが、提督殿や一部の艦娘が嫌らっている陸軍出身の艦娘であります。なぜ自分に味方せよなどと申されたのでありますか?」
赤城「ふふ……そんなに構えないでください。今では鎮守府の仲間として仲良くやっているんですから、そういうのはやめましょうよ」
あきつ丸「……」
赤城「加えてあなたは艦載機を扱える、半ば空母のようなものではないですか。扶桑や大和のような戦艦と一緒にいるより心安いと思ったから声をかけたんですよ。それに私としてはもう陸海がいがみ合う時代でもないとおもうんです。そちらの将校さんもそう言われたのでは?」
あきつ丸「……了解であります。失礼なことをお聞きしたのはご容赦願いたい」
赤城「いえいえ、軍人はなによりも用心深くなくては。でないと戦場でノイズに振り回されてしまいますからね」
あきつ丸「それでは失礼するであります」
赤城「ええ、おやすみなさい」ニッコリ
?「ばれてましたねぇ……流石は皇国の名を背負う戦艦と言うところですか」
あきつ丸「……自分には艦載機の匂いなど分からないのですが、そんなのものが本当にあるのでありますか?」
赤城「うふふ……真面目ですねぇ。あんなの嘘に決まってるじゃないですか。カマをかけてきただけですよ」
あきつ丸「……なるほど」
赤城「それじゃあ打ち合わせどおりにお願いしますね。これ以上はさすがに私も困るんですよ。はぁ……トラウマになりそうです」
あきつ丸「了解であります……提督殿には特にこれといった思いもありませんが、流石に騙すのは気が引けますな」
赤城「最初にあれだけいやみを言われたのに随分と好印象ですね」
あきつ丸「まぁ、その後は和解いたしましたからな。最近ではやっと言いたいことが少し分かるようになってきて随分と進歩したつもりであります。まぁ、そうはいってもあの人のことは苦手ではありますが……」
赤城「へぇ」
あきつ丸「それよりも赤城殿、ひとつお聞かせ願いたい」
赤城「どうぞ」
あきつ丸「自分はこの鎮守府の所属に今でこそなっていますが、提督殿や一部の艦娘が嫌らっている陸軍出身の艦娘であります。なぜ自分に味方せよなどと申されたのでありますか?」
赤城「ふふ……そんなに構えないでください。今では鎮守府の仲間として仲良くやっているんですから、そういうのはやめましょうよ」
あきつ丸「……」
赤城「加えてあなたは艦載機を扱える、半ば空母のようなものではないですか。扶桑や大和のような戦艦と一緒にいるより心安いと思ったから声をかけたんですよ。それに私としてはもう陸海がいがみ合う時代でもないとおもうんです。そちらの将校さんもそう言われたのでは?」
あきつ丸「……了解であります。失礼なことをお聞きしたのはご容赦願いたい」
赤城「いえいえ、軍人はなによりも用心深くなくては。でないと戦場でノイズに振り回されてしまいますからね」
あきつ丸「それでは失礼するであります」
赤城「ええ、おやすみなさい」ニッコリ
728: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:07:52.21:cfNs2FnF0 (6/20)
XX13年 11月
陸軍省
あきつ丸「……海に転属でありますか?」
将校「その通りである」
あきつ丸「これは諜報任務としての転属でありますか? また敗戦を知らされないなど我らの足を引っ張られてはたまらないということでありましょうか?」
将校「そういうことではない、もはや陸と海がいがみ合ってもどうにもならんのだ。悔しいが現在の主戦場は海になってしまっている。予算も取られ放題でたまったものではない」
あきつ丸「心中御察しするであります……」
将校「うむ、情けない話であるが、お前の転属を機に融和路線へと我らは舵を切る。閣下もそのようにお考えのようだ」
あきつ丸「それでは自分のすべきことは揚陸艇として活躍し、海軍に陸軍への印象を改めることでありますか?」
将校「ああ、それが大きい、転属先であるが、私の権限でなんとか――鎮守府にねじ込んだ。あそこの司令長官は気持ちの良い男だからな、お前にも悪くはしないであろう」
あきつ丸「――鎮守府といえば鎮守府司令長官は――提督という方でありましたか……失礼ですが軍令部長の快刀として切れる方とはきいておりますが、能力面以外ではあまり良い噂は……」
将校「はっはっは……噂など信じてはならない。己の目で見たものだけを信じるべきだな!」
あきつ丸「はっ! 失礼いたしました!」
将校「うむ。自分がキス島で孤立したときの海軍側の指揮官が提督だったのだがな、なんと部下を助けるために自らの危険を省みず高速艇で前線に向かったのだ。海軍もああいう男ばかりであれば話も早いのだがな……まったくおべんちゃらと華美をめでるだけのつまらん奴らの集まりにはもったいない男だ」
あきつ丸「ほう、それは大した御人でありますな」
将校「うむ、お前もあの男からであれば学ぶことも多いであろう。励めよ」
あきつ丸「はっ! 努力いたします!」
XX13年 11月
陸軍省
あきつ丸「……海に転属でありますか?」
将校「その通りである」
あきつ丸「これは諜報任務としての転属でありますか? また敗戦を知らされないなど我らの足を引っ張られてはたまらないということでありましょうか?」
将校「そういうことではない、もはや陸と海がいがみ合ってもどうにもならんのだ。悔しいが現在の主戦場は海になってしまっている。予算も取られ放題でたまったものではない」
あきつ丸「心中御察しするであります……」
将校「うむ、情けない話であるが、お前の転属を機に融和路線へと我らは舵を切る。閣下もそのようにお考えのようだ」
あきつ丸「それでは自分のすべきことは揚陸艇として活躍し、海軍に陸軍への印象を改めることでありますか?」
将校「ああ、それが大きい、転属先であるが、私の権限でなんとか――鎮守府にねじ込んだ。あそこの司令長官は気持ちの良い男だからな、お前にも悪くはしないであろう」
あきつ丸「――鎮守府といえば鎮守府司令長官は――提督という方でありましたか……失礼ですが軍令部長の快刀として切れる方とはきいておりますが、能力面以外ではあまり良い噂は……」
将校「はっはっは……噂など信じてはならない。己の目で見たものだけを信じるべきだな!」
あきつ丸「はっ! 失礼いたしました!」
将校「うむ。自分がキス島で孤立したときの海軍側の指揮官が提督だったのだがな、なんと部下を助けるために自らの危険を省みず高速艇で前線に向かったのだ。海軍もああいう男ばかりであれば話も早いのだがな……まったくおべんちゃらと華美をめでるだけのつまらん奴らの集まりにはもったいない男だ」
あきつ丸「ほう、それは大した御人でありますな」
将校「うむ、お前もあの男からであれば学ぶことも多いであろう。励めよ」
あきつ丸「はっ! 努力いたします!」
729: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:19:00.27:cfNs2FnF0 (7/20)
XX13年 12月
鎮守府 執務室
あきつ丸「転属いたしました揚陸艇・あきつ丸であります。以後、よろしくお願いいたします」
提督「うむ、ご苦労だったな」
あきつ丸「将校殿から――」
提督「挨拶が終わったのであれば下がれ。話すことはない」
あきつ丸「は? あ、いや、失礼いたしました」
提督「ふん……陸さんと馴れ合う気はないと言っている。さっさと私の前から失せろ」
叢雲「あんたねぇ……今日からは海軍所属になるんだからもう少し言い方ってものがあるんじゃないの?」
提督「……それでは防諜の観点からもあまりこの執務室に近づかないようにしろ」
叢雲「悪化させろって誰が言ったのよ!? 喧嘩売ってんの!?」
提督「そんなつもりはない。陸さんは泥臭いのがお好きだときいているからな、言葉を飾って分かりませんでしたでは困るであろう?」
叢雲「はぁ……あんたに期待したあたしが馬鹿だったわ。着任、お疲れ様だったわね。これはいつもこんな感じだから顔をあわせないようにしなさい」
提督「私も陸の顔など見たくない。雁首そろえて無能があれほど集まっているなど奇跡の集団だ、同じ空気を吸いたくもない」
叢雲「……」
あきつ丸「……あ、あが……こ、この……黙っていれば――」パクパク
提督「見ろ、叢雲、陸に金魚がいるぞ! それとも鯉かもしれないな! 陸なのに魚とは奇怪であるな、はっはっは……!」」
叢雲「ちょっと! なんで煽るのよ!? 頭、わいてるんじゃない!?」
提督「む、冗談の分からん奴だな。まぁ、いい。とにかくだ、ここに近づかないようにしたまえ。お前も密偵と思われたくないであろう?」
あきつ丸「……し、失礼するであります」
提督「陸の言葉は不愉快だな。叢雲、よく覚えておけ、あれらが未だに強く長州閥を引きずっている証拠だ」
叢雲「……本当にひどいわ」
提督「おい、何を突っ立っている! つまみ出すぞ!」
あきつ丸「……」
バターン!!
提督「はぁ、陸助はウェットに飛んでいないから困る。陸が独逸の影響を受けているというのは悪い冗談に聞こえるな」
叢雲「私はもう知らないわよ。勝手になさい」
提督「まぁ、落ち着け」
叢雲「なによ」
提督「偵察を頼む。あいつらのことだ、馬だ、犬だと連れ込んでいるかもしれん」
叢雲「それはさすがにないでしょ? あんた、あの子も艦娘だって忘れてない?」
提督「いいや! 陸助は海軍の伝統を知らんのだ。下手をすれば鎮守府を馬糞まみれにするかもしれん」
叢雲「本気で言ってるの……?」
提督「……いや、そこまでは。お前の機嫌が悪そうなのでな、帝國海軍軍人としてウェットに富むところを見せようと思ったのだ」
叢雲「ちょっとでも思ってたのなら流石はあんたってもんよね」
提督「む。どういう意味だ」
叢雲「あんたがよく言ってるけど生きてるうちに頭使いなさいな……」
提督「むむむ……」
叢雲「なにがむむむよ……」
あきつ丸編 艦
XX13年 12月
鎮守府 執務室
あきつ丸「転属いたしました揚陸艇・あきつ丸であります。以後、よろしくお願いいたします」
提督「うむ、ご苦労だったな」
あきつ丸「将校殿から――」
提督「挨拶が終わったのであれば下がれ。話すことはない」
あきつ丸「は? あ、いや、失礼いたしました」
提督「ふん……陸さんと馴れ合う気はないと言っている。さっさと私の前から失せろ」
叢雲「あんたねぇ……今日からは海軍所属になるんだからもう少し言い方ってものがあるんじゃないの?」
提督「……それでは防諜の観点からもあまりこの執務室に近づかないようにしろ」
叢雲「悪化させろって誰が言ったのよ!? 喧嘩売ってんの!?」
提督「そんなつもりはない。陸さんは泥臭いのがお好きだときいているからな、言葉を飾って分かりませんでしたでは困るであろう?」
叢雲「はぁ……あんたに期待したあたしが馬鹿だったわ。着任、お疲れ様だったわね。これはいつもこんな感じだから顔をあわせないようにしなさい」
提督「私も陸の顔など見たくない。雁首そろえて無能があれほど集まっているなど奇跡の集団だ、同じ空気を吸いたくもない」
叢雲「……」
あきつ丸「……あ、あが……こ、この……黙っていれば――」パクパク
提督「見ろ、叢雲、陸に金魚がいるぞ! それとも鯉かもしれないな! 陸なのに魚とは奇怪であるな、はっはっは……!」」
叢雲「ちょっと! なんで煽るのよ!? 頭、わいてるんじゃない!?」
提督「む、冗談の分からん奴だな。まぁ、いい。とにかくだ、ここに近づかないようにしたまえ。お前も密偵と思われたくないであろう?」
あきつ丸「……し、失礼するであります」
提督「陸の言葉は不愉快だな。叢雲、よく覚えておけ、あれらが未だに強く長州閥を引きずっている証拠だ」
叢雲「……本当にひどいわ」
提督「おい、何を突っ立っている! つまみ出すぞ!」
あきつ丸「……」
バターン!!
提督「はぁ、陸助はウェットに飛んでいないから困る。陸が独逸の影響を受けているというのは悪い冗談に聞こえるな」
叢雲「私はもう知らないわよ。勝手になさい」
提督「まぁ、落ち着け」
叢雲「なによ」
提督「偵察を頼む。あいつらのことだ、馬だ、犬だと連れ込んでいるかもしれん」
叢雲「それはさすがにないでしょ? あんた、あの子も艦娘だって忘れてない?」
提督「いいや! 陸助は海軍の伝統を知らんのだ。下手をすれば鎮守府を馬糞まみれにするかもしれん」
叢雲「本気で言ってるの……?」
提督「……いや、そこまでは。お前の機嫌が悪そうなのでな、帝國海軍軍人としてウェットに富むところを見せようと思ったのだ」
叢雲「ちょっとでも思ってたのなら流石はあんたってもんよね」
提督「む。どういう意味だ」
叢雲「あんたがよく言ってるけど生きてるうちに頭使いなさいな……」
提督「むむむ……」
叢雲「なにがむむむよ……」
あきつ丸編 艦
730: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:30:26.78:cfNs2FnF0 (8/20)
はい、あきつ丸編 艦です。
月9並に波乱起きないとこれ30どころか10までもあがらなそう……2スレ目の安価で来たときの自分に全てを投げる。
次、木曽いきます。ここから球磨型祭り
提督から木曽への感情度 ↓コンマ以下
木曽から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
はい、あきつ丸編 艦です。
月9並に波乱起きないとこれ30どころか10までもあがらなそう……2スレ目の安価で来たときの自分に全てを投げる。
次、木曽いきます。ここから球磨型祭り
提督から木曽への感情度 ↓コンマ以下
木曽から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
731:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:30:43.99:+yQkpgSQo (1/4)
キソー
キソー
732:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:32:00.60:dLgk1F940 (1/1)
ほいな
ほいな
733: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:34:12.06:cfNs2FnF0 (9/20)
提督からの感情度が90を超えたので好感度コンマです。
なんか動悸が凄いわ……
提督から木曽への好感度 ↓コンマ以下
木曽から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
提督からの感情度が90を超えたので好感度コンマです。
なんか動悸が凄いわ……
提督から木曽への好感度 ↓コンマ以下
木曽から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
734:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:34:34.00:Ci0OnEGMo (1/1)
あ
あ
735:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:37:20.34:wxmn/79N0 (1/1)
これカッコカリしてるんじゃね?
これカッコカリしてるんじゃね?
736:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:38:08.66:tR+Xhzjb0 (1/1)
ここに教会を建てよう
ここに教会を建てよう
737:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:41:53.73:+yQkpgSQo (2/4)
なお木曾からの好感度は
なお木曾からの好感度は
738: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 02:44:14.81:cfNs2FnF0 (10/20)
提督から木曽への感情度:99 提督から木曽への好感度:100
木曽から提督への感情度:60 木曽から提督への好感度:34
これ提督、ストカーしてんじゃね……
とりあえず明日も仕事なので寝ます。
投稿はお昼休み予定
提督から木曽への感情度:99 提督から木曽への好感度:100
木曽から提督への感情度:60 木曽から提督への好感度:34
これ提督、ストカーしてんじゃね……
とりあえず明日も仕事なので寝ます。
投稿はお昼休み予定
739:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 02:51:24.49:rxzfCecd0 (1/1)
これは思春期の娘と甘々な親みたいな好感度ですね
これは思春期の娘と甘々な親みたいな好感度ですね
740:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 07:26:45.59:z5oYr/lZO (1/1)
乙
この提督に少しでもウィットを期待したのが間違いだった……そういえば提督ウェットって言ってたそりゃ無理だ
というか扶桑さんが怖いんですけど
乙
この提督に少しでもウィットを期待したのが間違いだった……そういえば提督ウェットって言ってたそりゃ無理だ
というか扶桑さんが怖いんですけど
741:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 08:19:09.98:4dDnhql/0 (1/1)
木曾からの好感度も極端に低いわけではないか……
気に入られすぎて困惑しているとかどう接したらいいか分からないとか、その程度かと
木曾からの好感度も極端に低いわけではないか……
気に入られすぎて困惑しているとかどう接したらいいか分からないとか、その程度かと
742:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 08:47:33.65:srjSFrxdO (1/2)
叢雲苦労人過ぎでしょ(´・ω・`)
叢雲苦労人過ぎでしょ(´・ω・`)
743:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 08:55:45.19:/a9Efm1tO (1/1)
ここまで木曽さんにベタ惚れじゃそりゃグラーフさんとも仲直り出来ませんわ
ここまで木曽さんにベタ惚れじゃそりゃグラーフさんとも仲直り出来ませんわ
744:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 09:00:14.71:6OxrZOCJ0 (1/1)
木曾みたいなタイプが好みかあ
そして末妹が提督に好かれてる姉たちの心境はどうだろうねえ
コンマ次第なんだがこれで嫌いとかになるとめんどくさくなるなあww
木曾みたいなタイプが好みかあ
そして末妹が提督に好かれてる姉たちの心境はどうだろうねえ
コンマ次第なんだがこれで嫌いとかになるとめんどくさくなるなあww
745:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 09:25:56.69:JyladkPC0 (1/1)
おおかた早世した初恋の幼馴染(中二病)に瓜二つとかそんなところだろ
この提督は思い出を美化して思いっきり引きずるから……
で、その思いを投影された木曾は若干ヒキ気味である、と
いずれにせよ木曾は赤城さんのリストにランクインした模様
おおかた早世した初恋の幼馴染(中二病)に瓜二つとかそんなところだろ
この提督は思い出を美化して思いっきり引きずるから……
で、その思いを投影された木曾は若干ヒキ気味である、と
いずれにせよ木曾は赤城さんのリストにランクインした模様
746:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 09:31:22.10:gUZaQfHfO (1/1)
ブラックリスト入りしたゆえの好感度
これは印象操作されてますねぇ
ブラックリスト入りしたゆえの好感度
これは印象操作されてますねぇ
747:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 10:24:05.81:RYlJjhPjo (1/1)
これで球磨型全員調べるってのは運命感じるわww
これで球磨型全員調べるってのは運命感じるわww
748:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 10:26:08.76:qnc9rQcJo (1/3)
この提督は引きずる人だからあんなことがあったら次の恋とかいかなそうなんだよなぁ……つまり木曾が恋人(っぽい立ち位置)だったのにドイツに行った際にグラーフに浮気したに違いない
ってかあきつのと和解シーンはよ
この提督は引きずる人だからあんなことがあったら次の恋とかいかなそうなんだよなぁ……つまり木曾が恋人(っぽい立ち位置)だったのにドイツに行った際にグラーフに浮気したに違いない
ってかあきつのと和解シーンはよ
749:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 10:44:17.13:s+ucMofF0 (1/1)
和解せずに爆発、破局でもいいけどねww
和解せずに爆発、破局でもいいけどねww
750:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 10:50:57.63:OZQmLB53o (1/1)
>>747
多摩は選ばれてないんだよなぁ
>>747
多摩は選ばれてないんだよなぁ
751:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 13:53:59.23:k8/gSbbDO (1/2)
1人だけハブられたにゃ…
1人だけハブられたにゃ…
752:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 14:29:24.75:m6fp1I+/O (1/1)
>>722
何か逆にコミュニケーションを全然取ってないおかげで嫌われてない(見損なわれてない)んじゃないかって気がしてきたわ……
>>722
何か逆にコミュニケーションを全然取ってないおかげで嫌われてない(見損なわれてない)んじゃないかって気がしてきたわ……
753:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 14:52:12.54:PMgfLcBbo (1/2)
>提督「見ろ、叢雲、陸に金魚がいるぞ! それとも鯉かもしれないな! 陸なのに魚とは奇怪であるな、はっはっは……!」」
これでいつか誰かから扉越しに撃たれないと思ってるとか、この提督おめでたすぎるぜ(誉め言葉
>提督「見ろ、叢雲、陸に金魚がいるぞ! それとも鯉かもしれないな! 陸なのに魚とは奇怪であるな、はっはっは……!」」
これでいつか誰かから扉越しに撃たれないと思ってるとか、この提督おめでたすぎるぜ(誉め言葉
754: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:00:52.83:cfNs2FnF0 (11/20)
お昼休みですね……僕は今からお昼休みなんです(半ギレ)
お腹すいたのでお弁当買ってきてから更新します。
16:20から更新です。
お昼休みですね……僕は今からお昼休みなんです(半ギレ)
お腹すいたのでお弁当買ってきてから更新します。
16:20から更新です。
755: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:18:36.50:cfNs2FnF0 (12/20)
コメディ回。あかぎのけいりゃくはしっぱいした!
――07:00――
鎮守府 執務室
赤城「おはようございます」
提督「ああ、おはよう」ニコッ
赤城「……はい。あ、あのぉ、提督、またお休みになられなかったのですか?」
提督「いや、昨日はさすがに仮眠をとった。目に見えて作業効率が落ちていたからな、お前達や由良にも心配をかけてしまったな。すまなかった」
赤城「……そ、それは良かったです。た、ただなんか変ですよ? 朝礼の際もふらついていましたが――」
大淀「……おはようございます。はぁ……」
提督「大淀、おはよう。どうした元気が無いじゃないか、なにかあれば相談に乗るぞ?」
大淀「は? え、え、なんか提督、変じゃないですか……」
提督「はっはっは……なにをいっているんだ。私はいつもどおりじゃないか」
蒼龍「おはよございま――って、お酒のにおいがする! て、提督、お酒飲んでないですよね!?」
提督「ああ、蒼龍、おはよう。あ、いや、昨晩、陸の友人からの贈り物だといってあきつ丸から響をもらってな。少しだけ、少しだけ寝る前に飲んだんだ。そ、そんなことよりも仕事をしよう、な?」
蒼龍「あー、これは完全に残ってるなぁ……。提督、いい子だからもう少しお休みしましょう?」
赤城「え? これ酔ってらしゃっるんですか? すこしにおうぐらいですけど……」
蒼龍「提督は顔に出ないから分かり難いけど、これ完全に泥酔状態ですよ! なんとかしないと大変なことになります! うーん、そんなに弱いはずじゃないんだけど、これだけになるって相当飲んでますね……」
赤城「えぇ……失敗しましたか?」ボソッ
提督「はっはっは……酔ってなどいるわけが無いだろ。今日も皆で協力して仕事を終わらせようではないか、皆には迷惑をかけて申し訳ないがこれもお国のためだ、頑張ろう!」
蒼龍「酔ってる人は皆、そういうんです! そんなこといっても駄目ですよ、さぁ、お部屋行きましょう!」
大淀「……普段からこうしてれば良いんじゃないですか? 随分、人当たりがよくなってそうです」
赤城「!? だ、駄目ですよ、提督は素直じゃないのが良いんじゃないですか! 本当は褒めたいと思っていても嫌味を言ったりして密かに自己嫌悪してるとことかが良いんです! 大淀、あなたは何を言ってるんですか!」
大淀「えぇ……」
蒼龍「提督、聞き分けてくれないと私、泣いちゃいますよ? いいんですか? それに年次休暇もたまってるんですから、今日ぐらいは私達で何とかします! だから、いい子にしてください!」
提督「うっ……わ、分かった。部屋で休む」フラフラ
大淀「ば、馬鹿な……私達のいうことをあの提督が素直に聞いてる……明日は雪ですよ! 雪!」
赤城「あぁ……私の提督がぁ……」
蒼龍「もう! 馬鹿なこと言ってないでお仕事してください!」
提督「ああ、仕事をしよう!」
蒼龍「提督は良いんです! ほら肩貸してあげますから――って、そこに落ちてる空き瓶は……え!? 響、一瓶まるまる空けたんですか?!」
赤城(!? お酒飲めば寝るから少しお酌しろっていったのに一瓶まるまる飲ませるとかなに考えてるんですか!?)
提督「あ……うん。あきつ丸が意外に弱くてな、随分、飲ませられた」
蒼龍「全然、少しじゃないじゃないですか!!」
提督「……すまん」
蒼龍「ほらつかまりなさい! もう!」
提督「はい……」
蒼龍「それじゃあ、赤城さんと大淀さん、よろしくお願いしますね。私はこの人、寝かしてきますから」
大淀「は、はい」
赤城「うっうっ……凛々しい提督があんなふうになるなんて不覚でした……」
蒼龍「はぁ……ほら、行きますよ? 大丈夫ですか」
提督「む……」
コメディ回。あかぎのけいりゃくはしっぱいした!
――07:00――
鎮守府 執務室
赤城「おはようございます」
提督「ああ、おはよう」ニコッ
赤城「……はい。あ、あのぉ、提督、またお休みになられなかったのですか?」
提督「いや、昨日はさすがに仮眠をとった。目に見えて作業効率が落ちていたからな、お前達や由良にも心配をかけてしまったな。すまなかった」
赤城「……そ、それは良かったです。た、ただなんか変ですよ? 朝礼の際もふらついていましたが――」
大淀「……おはようございます。はぁ……」
提督「大淀、おはよう。どうした元気が無いじゃないか、なにかあれば相談に乗るぞ?」
大淀「は? え、え、なんか提督、変じゃないですか……」
提督「はっはっは……なにをいっているんだ。私はいつもどおりじゃないか」
蒼龍「おはよございま――って、お酒のにおいがする! て、提督、お酒飲んでないですよね!?」
提督「ああ、蒼龍、おはよう。あ、いや、昨晩、陸の友人からの贈り物だといってあきつ丸から響をもらってな。少しだけ、少しだけ寝る前に飲んだんだ。そ、そんなことよりも仕事をしよう、な?」
蒼龍「あー、これは完全に残ってるなぁ……。提督、いい子だからもう少しお休みしましょう?」
赤城「え? これ酔ってらしゃっるんですか? すこしにおうぐらいですけど……」
蒼龍「提督は顔に出ないから分かり難いけど、これ完全に泥酔状態ですよ! なんとかしないと大変なことになります! うーん、そんなに弱いはずじゃないんだけど、これだけになるって相当飲んでますね……」
赤城「えぇ……失敗しましたか?」ボソッ
提督「はっはっは……酔ってなどいるわけが無いだろ。今日も皆で協力して仕事を終わらせようではないか、皆には迷惑をかけて申し訳ないがこれもお国のためだ、頑張ろう!」
蒼龍「酔ってる人は皆、そういうんです! そんなこといっても駄目ですよ、さぁ、お部屋行きましょう!」
大淀「……普段からこうしてれば良いんじゃないですか? 随分、人当たりがよくなってそうです」
赤城「!? だ、駄目ですよ、提督は素直じゃないのが良いんじゃないですか! 本当は褒めたいと思っていても嫌味を言ったりして密かに自己嫌悪してるとことかが良いんです! 大淀、あなたは何を言ってるんですか!」
大淀「えぇ……」
蒼龍「提督、聞き分けてくれないと私、泣いちゃいますよ? いいんですか? それに年次休暇もたまってるんですから、今日ぐらいは私達で何とかします! だから、いい子にしてください!」
提督「うっ……わ、分かった。部屋で休む」フラフラ
大淀「ば、馬鹿な……私達のいうことをあの提督が素直に聞いてる……明日は雪ですよ! 雪!」
赤城「あぁ……私の提督がぁ……」
蒼龍「もう! 馬鹿なこと言ってないでお仕事してください!」
提督「ああ、仕事をしよう!」
蒼龍「提督は良いんです! ほら肩貸してあげますから――って、そこに落ちてる空き瓶は……え!? 響、一瓶まるまる空けたんですか?!」
赤城(!? お酒飲めば寝るから少しお酌しろっていったのに一瓶まるまる飲ませるとかなに考えてるんですか!?)
提督「あ……うん。あきつ丸が意外に弱くてな、随分、飲ませられた」
蒼龍「全然、少しじゃないじゃないですか!!」
提督「……すまん」
蒼龍「ほらつかまりなさい! もう!」
提督「はい……」
蒼龍「それじゃあ、赤城さんと大淀さん、よろしくお願いしますね。私はこの人、寝かしてきますから」
大淀「は、はい」
赤城「うっうっ……凛々しい提督があんなふうになるなんて不覚でした……」
蒼龍「はぁ……ほら、行きますよ? 大丈夫ですか」
提督「む……」
756: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:22:18.12:cfNs2FnF0 (13/20)
鎮守府 中庭
潮「扶桑さんってやさしいんだね。私、あこがれちゃうなぁ……」
曙「やめときなさいよ……赤城さんのほうが絶対にいいじゃない」
潮「うん、赤城さんもかっこいいよねぇ……いいなぁ、私もいつかあんな綺麗でかっこいい人たちみたいになれるかなぁ」
青葉「潮ちゃんなら大丈夫じゃないですか? 間違っても加賀さんみたいにならなそうですし……」
曙「か、加賀さんだって、飴くれたりやさしいところもあるわよ! それに黙ってればかっこいいじゃない!」
青葉「ああ、黙ってれば、ね……あれ? あそこにいるの蒼龍さんと司令官じゃないですか?」
曙「……っ!」
青葉「あ、ちょっと曙ちゃん、い、いきなり走り出してどうしたんですか!?」
曙「そ、蒼龍さんの肩、掴んでる! 怪我したのかも知れないわ!!」
青葉「……スクープのにおいがします!」
曙「なに馬鹿いってんのよ!」
鎮守府 中庭
潮「扶桑さんってやさしいんだね。私、あこがれちゃうなぁ……」
曙「やめときなさいよ……赤城さんのほうが絶対にいいじゃない」
潮「うん、赤城さんもかっこいいよねぇ……いいなぁ、私もいつかあんな綺麗でかっこいい人たちみたいになれるかなぁ」
青葉「潮ちゃんなら大丈夫じゃないですか? 間違っても加賀さんみたいにならなそうですし……」
曙「か、加賀さんだって、飴くれたりやさしいところもあるわよ! それに黙ってればかっこいいじゃない!」
青葉「ああ、黙ってれば、ね……あれ? あそこにいるの蒼龍さんと司令官じゃないですか?」
曙「……っ!」
青葉「あ、ちょっと曙ちゃん、い、いきなり走り出してどうしたんですか!?」
曙「そ、蒼龍さんの肩、掴んでる! 怪我したのかも知れないわ!!」
青葉「……スクープのにおいがします!」
曙「なに馬鹿いってんのよ!」
757: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:25:12.08:cfNs2FnF0 (14/20)
提督「? 曙と青葉かどうした?」
曙「ちょ、ちょっとクソ提督、怪我したの!?」
蒼龍「あ、いや、これは――」
提督「……こんな私を心配して飛んできてくれたのか?」
曙「べ、別にそういうわけじゃないわよ! ちょ、ちょっと心配だから――って、キャー!! な、な、なにいきなり抱きついてきてるのよ! ぶっ殺すわよ! !」
提督「うー、曙、私はうれしいぞ! 猛烈、感動している! 普段からつらく当たっているというのにこんな私を心配してくれるなんて自慢の娘だ!」
曙「あたしはあんたの娘じゃ――ってお酒、臭っ! 蒼龍さん、これ酔っ払ってるの!?」
蒼龍「あ、うん……ごめんね、少しすれば落ち着くから」
青葉「こ、これはスクープですよ、スクープ!」 カシャカシャ!!
曙「とるんじゃない!」
青葉「いいじゃないですか! これ明日の一面は『提督、ロリコンだった!』で決まりですよ!」
蒼龍「……ねぇ、青葉、やめよ?」
青葉「駄目ですよ! こんな面白いネタを逃したら――」
蒼龍「ね? やめよ?」
青葉「だ、駄目です……」
蒼龍「じゃあ、後で赤城さんと一緒にお話しに行くね?」
青葉「あ、赤城さんは卑怯です!」ガクガク
蒼龍「大丈夫、大丈夫」
青葉「あわわ……わ、分かりました……」
蒼龍「それなら、ネガ」
青葉「え?」
蒼龍「早く渡しなさい。もう言わないわよ」
青葉「……は、はい」
蒼龍「うん、良かった。赤城さんにこんなことで面倒かけたくないもんね、それに今日はずいぶんと機嫌悪そうだったし」
青葉「あ、あはは……」
提督「うっうっ……結婚するときは必ず呼ぶんだぞ、父親役としてちゃんとスピーチをして送り出してやるからな!」
潮「はぁはぁ……いきなり走り出したからびっくりしたよ、って……ひゃー!! あ、曙ちゃん、どうしたの!?」
曙「ああ、もうどうするのよ、これ!!」
蒼龍「あ、うん、ごめんね?」
提督「? 曙と青葉かどうした?」
曙「ちょ、ちょっとクソ提督、怪我したの!?」
蒼龍「あ、いや、これは――」
提督「……こんな私を心配して飛んできてくれたのか?」
曙「べ、別にそういうわけじゃないわよ! ちょ、ちょっと心配だから――って、キャー!! な、な、なにいきなり抱きついてきてるのよ! ぶっ殺すわよ! !」
提督「うー、曙、私はうれしいぞ! 猛烈、感動している! 普段からつらく当たっているというのにこんな私を心配してくれるなんて自慢の娘だ!」
曙「あたしはあんたの娘じゃ――ってお酒、臭っ! 蒼龍さん、これ酔っ払ってるの!?」
蒼龍「あ、うん……ごめんね、少しすれば落ち着くから」
青葉「こ、これはスクープですよ、スクープ!」 カシャカシャ!!
曙「とるんじゃない!」
青葉「いいじゃないですか! これ明日の一面は『提督、ロリコンだった!』で決まりですよ!」
蒼龍「……ねぇ、青葉、やめよ?」
青葉「駄目ですよ! こんな面白いネタを逃したら――」
蒼龍「ね? やめよ?」
青葉「だ、駄目です……」
蒼龍「じゃあ、後で赤城さんと一緒にお話しに行くね?」
青葉「あ、赤城さんは卑怯です!」ガクガク
蒼龍「大丈夫、大丈夫」
青葉「あわわ……わ、分かりました……」
蒼龍「それなら、ネガ」
青葉「え?」
蒼龍「早く渡しなさい。もう言わないわよ」
青葉「……は、はい」
蒼龍「うん、良かった。赤城さんにこんなことで面倒かけたくないもんね、それに今日はずいぶんと機嫌悪そうだったし」
青葉「あ、あはは……」
提督「うっうっ……結婚するときは必ず呼ぶんだぞ、父親役としてちゃんとスピーチをして送り出してやるからな!」
潮「はぁはぁ……いきなり走り出したからびっくりしたよ、って……ひゃー!! あ、曙ちゃん、どうしたの!?」
曙「ああ、もうどうするのよ、これ!!」
蒼龍「あ、うん、ごめんね?」
758: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:27:56.26:cfNs2FnF0 (15/20)
鎮守府 本棟 廊下
提督「うっ……気持ち悪い……」
蒼龍「そりゃあ、酔っ払ってあんだけ動けばそうなりますよ……ちょっと! 吐かないでくださいよ!」
提督「こ、これぐらいで帝国軍人たるもの……うっぷ!」
蒼龍「きゃー!! 絶対に、絶対、我慢してください!」
?「おい! いまの叫び声はなんだ!」
蒼龍「あ、いや、今のはなんでもないの……大きいこえ出してごめんね、木曾」
木曾「蒼龍と……提督か。どうした、セクハラでもされたのか?」
提督「うっぷ……木曾、おはよう。今日も頑張って……うっぷ……」
木曾「……おい、こんな朝っぱらから酒を飲んでるのか?」
蒼龍「寝れないからって飲みすぎちゃったみたいなの、ここの所の色々で提督もまいちゃってるみたいだから大目に見てあげて。ね?」
木曾「まぁ、蒼龍がそういうなら……」
蒼龍「ごめんね?」
提督「うっく……あれだ、木曾、ケッコンしよう」
蒼龍「!?」
木曾「!?」
提督「普段から考えていたんだ、よそではケッコンカッコカリという艦娘の強化システムが行われているというのに当鎮守府ではまったくそういう話が出てきていない! これは由々しきことだ、と!」
木曾「あ、いや、さすがに――」
提督「まぁ、聞け。上層部のやつらも『お前が艦娘と強い絆など何の冗談だ』と言って私に限定解除の装置すら渡そうとしてこない! こんな悔しいことがあるか! 木曾、君とならばやつらを見返せる! 私とケッコンカッコカリしてくれ! 」
木曾「え、あ、うーん、はっきりいうぞ? いいか?」
提督「ああ」
木曾「嫌だ」
鎮守府 本棟 廊下
提督「うっ……気持ち悪い……」
蒼龍「そりゃあ、酔っ払ってあんだけ動けばそうなりますよ……ちょっと! 吐かないでくださいよ!」
提督「こ、これぐらいで帝国軍人たるもの……うっぷ!」
蒼龍「きゃー!! 絶対に、絶対、我慢してください!」
?「おい! いまの叫び声はなんだ!」
蒼龍「あ、いや、今のはなんでもないの……大きいこえ出してごめんね、木曾」
木曾「蒼龍と……提督か。どうした、セクハラでもされたのか?」
提督「うっぷ……木曾、おはよう。今日も頑張って……うっぷ……」
木曾「……おい、こんな朝っぱらから酒を飲んでるのか?」
蒼龍「寝れないからって飲みすぎちゃったみたいなの、ここの所の色々で提督もまいちゃってるみたいだから大目に見てあげて。ね?」
木曾「まぁ、蒼龍がそういうなら……」
蒼龍「ごめんね?」
提督「うっく……あれだ、木曾、ケッコンしよう」
蒼龍「!?」
木曾「!?」
提督「普段から考えていたんだ、よそではケッコンカッコカリという艦娘の強化システムが行われているというのに当鎮守府ではまったくそういう話が出てきていない! これは由々しきことだ、と!」
木曾「あ、いや、さすがに――」
提督「まぁ、聞け。上層部のやつらも『お前が艦娘と強い絆など何の冗談だ』と言って私に限定解除の装置すら渡そうとしてこない! こんな悔しいことがあるか! 木曾、君とならばやつらを見返せる! 私とケッコンカッコカリしてくれ! 」
木曾「え、あ、うーん、はっきりいうぞ? いいか?」
提督「ああ」
木曾「嫌だ」
759: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:31:24.87:cfNs2FnF0 (16/20)
提督「……うん、まぁ、そういわれるのはうすうす感じてた。お前、私のこと苦手だもんな」
木曾「まぁ、そうだな」
蒼龍「どうせ記憶残らない人だから不満があったらいっちゃって大丈夫だよ?」
木曾「そうか……それなら言わせてもらうぞ」
提督「うむ」
木曾「まず軍人としてのお前のことは素直に尊敬してる。編成や指揮についてはほとんどの艦娘はそう思ってるだろうな」
提督「そ、そうか、お前の口からそれを聞けて安心し――」
木曾「けどな、個人としてはもう少し何とかならないのか? 都合が悪くなれば誤魔化そうとするし、なにかあればなんでも自分だけですまそうとするのは納得行かないな」
提督「うぐっ……すまない」
木曾「ああ、お前なら治せると信じてるよ。最後に、これだけは言わせてもらうが、俺のMVP褒賞にヒラヒラした服を持ってくるのはやめろ! みんなの前で『よくやった』とかいってあれを渡される俺の気持ちを考えたことあるか!? 俺がどれだけからかわれてると思ってやがるんだ!」
提督「く、球磨にきいたらそれが喜ぶって……」
木曾「!?」
提督「……うん、まぁ、そういわれるのはうすうす感じてた。お前、私のこと苦手だもんな」
木曾「まぁ、そうだな」
蒼龍「どうせ記憶残らない人だから不満があったらいっちゃって大丈夫だよ?」
木曾「そうか……それなら言わせてもらうぞ」
提督「うむ」
木曾「まず軍人としてのお前のことは素直に尊敬してる。編成や指揮についてはほとんどの艦娘はそう思ってるだろうな」
提督「そ、そうか、お前の口からそれを聞けて安心し――」
木曾「けどな、個人としてはもう少し何とかならないのか? 都合が悪くなれば誤魔化そうとするし、なにかあればなんでも自分だけですまそうとするのは納得行かないな」
提督「うぐっ……すまない」
木曾「ああ、お前なら治せると信じてるよ。最後に、これだけは言わせてもらうが、俺のMVP褒賞にヒラヒラした服を持ってくるのはやめろ! みんなの前で『よくやった』とかいってあれを渡される俺の気持ちを考えたことあるか!? 俺がどれだけからかわれてると思ってやがるんだ!」
提督「く、球磨にきいたらそれが喜ぶって……」
木曾「!?」
760: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:39:58.91:cfNs2FnF0 (17/20)
提督「『木曾は一人でいる時はかわいい服着て鏡の前でポーズとってるクマー』っていっていたんだが……すまなかった、今後はそのようなことはやめる」
蒼龍「以外に声マネ似てて気持ち悪いです……」
提督「手品と声真似は得意なんだ。ん? どうした木曾――」
木曾「あ、あ、あ、ああああ!! わ、忘れろ!! いや、忘れるまで殴る!」
蒼龍「や、やめて! そんなことしたら提督が死んじゃう!」
木曾「と、止めるな! こいつと球磨姉を殺して、俺も死ぬ!!」
蒼龍「だ、駄目ですって提督も木曾の事を思ってやってくれてたんですから! ね?」
提督「……ああ。私は木曾に喜んでもらおうとばかり思ってたんだ、すまなかった」
木曾「うぐ――し、しかし、お前がそこまで俺に気を遣ってるとは思わなかったな、さっきのケッコンも含めてなんのつもりだ……」
提督「私はお前という艦娘に非常に大きな好意を抱いている」
蒼龍「と、いいますと?」
提督「まず長距離から先制して魚雷攻撃をできるという強みを重雷装巡洋艦という艦種は持っているが、その攻撃力の反面、装甲がもろい」
木曾「まぁ、そうだな。北上姉なんかそれでよくぼやいてるもんな……」
提督「加えて言えば長距離からの魚雷攻撃は命中精度に乏しい、かといって接近すれば艦種の強みを失い敵に利するだけだ。北上ではないが、難しい艦種だと私も思っていた。しかし、お前は弛まぬ努力によって魚雷の命中精度を向上させ、接近しても敵の攻撃を受けないように体術を磨いた、これは非常に有用だ。影からずっとお前のことは応援していたぞ」
蒼龍「ああ、一時期、提督がしきりに木曾を見習えっていってたのそういうことなんですね。あれですか、己を知ればなんとやらって」
提督「うむ、彼を知り己を知れば百戦殆うからずだな。この言葉の通り、木曾は資料室でよく深海棲艦の情報を確認していた。自分の力と敵の力を正確に把握していたからこそ出来たのであろうな。言うは安し、行うは難しといったところか」
木曾「そ、そんなに褒められるとさすがに照れちまうな……いやぁ、お前にそこまで認められてるとは思わなかった。てっきり俺に嫌がらせして来てるもんだと思ってよ、悪かったな」
提督「私は努力する人間が好きなんだ。曙しかり、お前しかり弛まぬ努力に結果がなかなかついてこなくてもいつか報われると信じて頑張っている姿は非常に好感が持てる」
木曾「……いや、すまなかったな。提督、俺もお前のことを見直したよ、案外と艦娘のことを見てるんだな」
提督「おこがましい言い方かもしれんが、最近ではお前達のことを本当の家族だと、仲間だと思っているんだ。一緒にこれからも頑張っていこう」
蒼龍「……でも、それなら曙でもケッコンは良かったんじゃないですか?」
提督「考えてみろ曙とケッコンなんかしたら上に何をいわれるか分かったものではないだろ……。ん、それに、あれだ……」
蒼龍「?」
提督「か、かわいいではないか、普段はりりしいのにこっそりと少女趣味の服を集めているなど、素直になれないあたりに親近感を感じるというか……」
木曾「!! それは忘れろって行ってるだろ!!」
ドカッ!!
提督「ぐぇ!!」
蒼龍「ああぁぁ!! 提督、大丈夫ですか!? ちょ、ちょっと木曾、やりすぎよ! 綺麗に顔面に入ってたわよ!?」
木曾「あ、す、すまない。ちょっとやりすぎちまった……どうせ忘れるんだし、大丈夫だろ?」
提督「」ピクピク
蒼龍「提督! 提督、しっかりしてください!! 提督ぅぅぅ!!」
木曾編 艦
提督「『木曾は一人でいる時はかわいい服着て鏡の前でポーズとってるクマー』っていっていたんだが……すまなかった、今後はそのようなことはやめる」
蒼龍「以外に声マネ似てて気持ち悪いです……」
提督「手品と声真似は得意なんだ。ん? どうした木曾――」
木曾「あ、あ、あ、ああああ!! わ、忘れろ!! いや、忘れるまで殴る!」
蒼龍「や、やめて! そんなことしたら提督が死んじゃう!」
木曾「と、止めるな! こいつと球磨姉を殺して、俺も死ぬ!!」
蒼龍「だ、駄目ですって提督も木曾の事を思ってやってくれてたんですから! ね?」
提督「……ああ。私は木曾に喜んでもらおうとばかり思ってたんだ、すまなかった」
木曾「うぐ――し、しかし、お前がそこまで俺に気を遣ってるとは思わなかったな、さっきのケッコンも含めてなんのつもりだ……」
提督「私はお前という艦娘に非常に大きな好意を抱いている」
蒼龍「と、いいますと?」
提督「まず長距離から先制して魚雷攻撃をできるという強みを重雷装巡洋艦という艦種は持っているが、その攻撃力の反面、装甲がもろい」
木曾「まぁ、そうだな。北上姉なんかそれでよくぼやいてるもんな……」
提督「加えて言えば長距離からの魚雷攻撃は命中精度に乏しい、かといって接近すれば艦種の強みを失い敵に利するだけだ。北上ではないが、難しい艦種だと私も思っていた。しかし、お前は弛まぬ努力によって魚雷の命中精度を向上させ、接近しても敵の攻撃を受けないように体術を磨いた、これは非常に有用だ。影からずっとお前のことは応援していたぞ」
蒼龍「ああ、一時期、提督がしきりに木曾を見習えっていってたのそういうことなんですね。あれですか、己を知ればなんとやらって」
提督「うむ、彼を知り己を知れば百戦殆うからずだな。この言葉の通り、木曾は資料室でよく深海棲艦の情報を確認していた。自分の力と敵の力を正確に把握していたからこそ出来たのであろうな。言うは安し、行うは難しといったところか」
木曾「そ、そんなに褒められるとさすがに照れちまうな……いやぁ、お前にそこまで認められてるとは思わなかった。てっきり俺に嫌がらせして来てるもんだと思ってよ、悪かったな」
提督「私は努力する人間が好きなんだ。曙しかり、お前しかり弛まぬ努力に結果がなかなかついてこなくてもいつか報われると信じて頑張っている姿は非常に好感が持てる」
木曾「……いや、すまなかったな。提督、俺もお前のことを見直したよ、案外と艦娘のことを見てるんだな」
提督「おこがましい言い方かもしれんが、最近ではお前達のことを本当の家族だと、仲間だと思っているんだ。一緒にこれからも頑張っていこう」
蒼龍「……でも、それなら曙でもケッコンは良かったんじゃないですか?」
提督「考えてみろ曙とケッコンなんかしたら上に何をいわれるか分かったものではないだろ……。ん、それに、あれだ……」
蒼龍「?」
提督「か、かわいいではないか、普段はりりしいのにこっそりと少女趣味の服を集めているなど、素直になれないあたりに親近感を感じるというか……」
木曾「!! それは忘れろって行ってるだろ!!」
ドカッ!!
提督「ぐぇ!!」
蒼龍「ああぁぁ!! 提督、大丈夫ですか!? ちょ、ちょっと木曾、やりすぎよ! 綺麗に顔面に入ってたわよ!?」
木曾「あ、す、すまない。ちょっとやりすぎちまった……どうせ忘れるんだし、大丈夫だろ?」
提督「」ピクピク
蒼龍「提督! 提督、しっかりしてください!! 提督ぅぅぅ!!」
木曾編 艦
761: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:42:13.61:cfNs2FnF0 (18/20)
はい、というわけで木曾編 艦です。
酒癖については皆も気をつけよう! 1も泥酔して代々木公園で土くい始めたことあるで!
次、球磨いきます。ここから球磨型祭り
提督から球磨への感情度 ↓コンマ以下
球磨から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
はい、というわけで木曾編 艦です。
酒癖については皆も気をつけよう! 1も泥酔して代々木公園で土くい始めたことあるで!
次、球磨いきます。ここから球磨型祭り
提督から球磨への感情度 ↓コンマ以下
球磨から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
762:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 16:43:13.64:I939JxGKo (1/1)
イ
イ
763:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 16:44:54.25:52APialg0 (1/1)
ク
ク
764:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 16:48:27.07:srjSFrxdO (2/2)
赤城さんも割りと親しみ持てるな(´・ω・`)
赤城さんも割りと親しみ持てるな(´・ω・`)
765:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 16:50:18.27:+yQkpgSQo (3/4)
お姉ちゃんは割と提督嫌いですた
お姉ちゃんは割と提督嫌いですた
766: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 16:51:58.01:cfNs2FnF0 (19/20)
結構、あれな数字で草
提督から球磨への感情度:64
球磨から提督への感情度:25
球磨→空母派
戦艦の人たち、息してなさそう……
更新は今日の夜の予定です。
大井・北上のコンマまでは行きたいです……
多摩に関してはちょっと考えてるネタがあるので、球磨型が全部終わってからになるよていです。
結構、あれな数字で草
提督から球磨への感情度:64
球磨から提督への感情度:25
球磨→空母派
戦艦の人たち、息してなさそう……
更新は今日の夜の予定です。
大井・北上のコンマまでは行きたいです……
多摩に関してはちょっと考えてるネタがあるので、球磨型が全部終わってからになるよていです。
767:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 16:54:51.33:k8/gSbbDO (2/2)
仲間外れはいなかったんだね!
しかし大井北上のコンマも不穏になりそうだな…
仲間外れはいなかったんだね!
しかし大井北上のコンマも不穏になりそうだな…
768:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 17:04:35.99:+yQkpgSQo (4/4)
たんおつ
大北は対提督よりもお互いの値か気になる
偽装レズだったりした日にゃ……
たんおつ
大北は対提督よりもお互いの値か気になる
偽装レズだったりした日にゃ……
769:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 17:34:26.67:qnc9rQcJo (2/3)
球磨の低コンマは木曾のことを教えたあげたけどやり方にデリカシーが無さ過ぎたせいで失望した可能性が微レ存?
そして空母派大勝利で終わりそう……
球磨の低コンマは木曾のことを教えたあげたけどやり方にデリカシーが無さ過ぎたせいで失望した可能性が微レ存?
そして空母派大勝利で終わりそう……
770:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 19:57:01.96:PMgfLcBbo (2/2)
「お前が艦娘と強い絆など何の冗談だ」という評価が正当すぎて草を禁じ得ない
赤城さんの愛はこじれているなあ……
「お前が艦娘と強い絆など何の冗談だ」という評価が正当すぎて草を禁じ得ない
赤城さんの愛はこじれているなあ……
771:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 20:37:13.41:X5SULDulo (1/1)
乙
自分で手を下さない分赤城より怖いな蒼龍
赤城は本当に色々拗らせてて吹く
そして上層部はその判断が出来るならこの提督なんとか矯正しようと思わなかったのか……
乙
自分で手を下さない分赤城より怖いな蒼龍
赤城は本当に色々拗らせてて吹く
そして上層部はその判断が出来るならこの提督なんとか矯正しようと思わなかったのか……
772: ◆idiDHwDMwc:2017/11/25(土) 21:40:52.06:cfNs2FnF0 (20/20)
部内の仕事、全然終わる気配無いのに総務から注意でて皆帰り支度始めたの大草原
1もこれで帰るので球磨編は24:00からを予定やで
あと大井・北上のコンマ取ったら実験で3人分ぐらい安価で次の艦娘とってみようと思います。ご協力いただければ幸いです。
安価入れてなかったのでスレタイ詐欺になってしまって申し訳ないやで……2スレ目からは安価ってちゃんといれるようにします。
既出の子のお話は、固まってきたけど宣言どおり次スレからで。
あと盛大にミスったんやけど木曾の次、大井&北上って言ってたね……
本当に申し訳ない(無能)
というわけで今、決まってる艦娘はこんな感じ
大井&北上→五抗戦→五十鈴→鳳翔
部内の仕事、全然終わる気配無いのに総務から注意でて皆帰り支度始めたの大草原
1もこれで帰るので球磨編は24:00からを予定やで
あと大井・北上のコンマ取ったら実験で3人分ぐらい安価で次の艦娘とってみようと思います。ご協力いただければ幸いです。
安価入れてなかったのでスレタイ詐欺になってしまって申し訳ないやで……2スレ目からは安価ってちゃんといれるようにします。
既出の子のお話は、固まってきたけど宣言どおり次スレからで。
あと盛大にミスったんやけど木曾の次、大井&北上って言ってたね……
本当に申し訳ない(無能)
というわけで今、決まってる艦娘はこんな感じ
大井&北上→五抗戦→五十鈴→鳳翔
773:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 22:07:29.65:OSWofs27o (1/1)
了解
相互コンマが楽しみ(恐ろしい)組み合わせ続くなあ
了解
相互コンマが楽しみ(恐ろしい)組み合わせ続くなあ
774:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 22:46:50.47:qnc9rQcJo (3/3)
五抗戦に草、一体何に抗ってるんですかねぇ……
五抗戦に草、一体何に抗ってるんですかねぇ……
775:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 23:02:08.46:JAtcT8kC0 (1/1)
北上様でコンマがエグい事になったら洒落にならなそう…
北上様でコンマがエグい事になったら洒落にならなそう…
776:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/25(土) 23:10:20.49:+6OnrZUz0 (1/1)
なんとなく一水戦は空母派閥で、
二水戦は戦艦派閥なイメージやね。
大和には矢矧たちがいてくれるはず。コンマ神次第ですが笑
なんとなく一水戦は空母派閥で、
二水戦は戦艦派閥なイメージやね。
大和には矢矧たちがいてくれるはず。コンマ神次第ですが笑
777: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:03:14.67:JZ0heldb0 (1/18)
短めコメディ(?)回
――11:00――
鎮守府 本棟 提督私室
提督「……うっうっ」
木曾「お、やっと起きたか?」
提督「木曾か……なぜお前がここにいる。くそ、頭が痛い……二日酔いだな」
木曾「蒼龍に様子を見ているように頼まれてな。大変だったんだぞ、お前が急に倒れて」
提督「そうか……迷惑をかけたな。なにか顔が痛むのだが、倒れた際にぶつけてしまったか……」
木曾「あ、ああ! ものすごい勢いで倒れたからな! そのせいだろ! うん!」
提督「……情けないところを見られてしまったな。よし、下がれ」
木曾「そうさせてもう。ああ、それと蒼龍から今日は休むようにって言付けだ」
提督「なんだと!? 馬鹿を言な! この急がしい時に休んでなどいられるか! すぐに執務室に向かう!」
木曾「やめておけ、お前もサーモン海域の件以来、まともに寝てなかったんだろ? そんな無理はいつまでも続かないさ、そのツケってことで休んでおけ」
提督「しかしだな、軍令部に提出する戦闘詳報の作成は遅らせるわけには行かないのだ」
木曾「はぁ……普段は生真面目なお前が翌日に残るほど酒を飲んだんだ。その時点でまともな判断ができてない。そんな状態で作成した戦闘詳報になんの価値がある? 蒼龍も随分、気を揉んでいたようだぞ」
提督「うっ……いや、しかしだな、情けないところを見られたついでに言ってしまうが、どうも休めんのだ。酒に頼ってみたがひどい酔い方をしたぐらいしか記憶に残っていない。はぁ……我ながら随分とめめしいことをいったな、忘れろ」
木曾「……仕方ないさ、少将は大切な友人だったんだろ?」
提督「ああ、俺が一番、つらい時期だった参謀づとめの時も奴はずっと励ましてくれたんだ。そう思えば最後に礼の一つでも言っておくべきだったかもしれんな……」
木曾「そうか……」
提督「まぁ、いい……しかし、お前らにここまで心配されるなど私もやきが回ったようだ。分かった、今日は執務を休もう」
木曾「ああ、そうしろ。あと心配してたのは蒼龍たちだけだ」
提督「……余計なことは言わないで結構。そのかわりといってはなんだが艦娘との交流をはかろうと思う。少将で思い出したのだが、やつは休日でも必ず艦娘と交流を持つべきだと言っていたからな。私もそれに倣おう」
木曾「……あ、うん、頑張ってくれ」
提督「ああ! それであれば執務室に行ってカメラをとってこなくてはな! よし! 1年ぶりの休みだ、奴らが喜ぶようなことをしたい……木曾、何か案はないか?」
木曾「え? お、俺にふるなよ。艦娘て言ったってそれぞれ個性があるんだから、その艦娘にあったことをしてやらないと意味がないだろ?」
提督「それもそうだな。では、手始めにお前の姉の球磨はどうなのだ?」
木曾「球磨姉か……うーん、ああみえて意外と何でもそつなくこなすからなぁ。意外と言うか、隙を見せなくて普通に優秀なんだよなぁ。悪いが協力できそうにないな……」
提督「むむむ……よし私がいくつか案をまとめておく。木曾、お前は執務室からカメラを取ってきてくれ」
木曾「まぁ、それぐらいであればしてやるさ。大人しくまってろよ」
提督「ああ、すまんな」
パタン
提督「さて、どうしたものか……球磨というぐらいだから鮭でも送るか、いや、それはやめたほうがいい。鮭、さけ、酒……ああ、どうして昨日はあんなにも深酒してしまったんだ……第一、もっと味を楽しんで飲むべきだった。あれをくれた陸さんにも申し訳が立たない。はぁ……」ブツブツ
バーン!!
提督「!? だ、誰だ!」
短めコメディ(?)回
――11:00――
鎮守府 本棟 提督私室
提督「……うっうっ」
木曾「お、やっと起きたか?」
提督「木曾か……なぜお前がここにいる。くそ、頭が痛い……二日酔いだな」
木曾「蒼龍に様子を見ているように頼まれてな。大変だったんだぞ、お前が急に倒れて」
提督「そうか……迷惑をかけたな。なにか顔が痛むのだが、倒れた際にぶつけてしまったか……」
木曾「あ、ああ! ものすごい勢いで倒れたからな! そのせいだろ! うん!」
提督「……情けないところを見られてしまったな。よし、下がれ」
木曾「そうさせてもう。ああ、それと蒼龍から今日は休むようにって言付けだ」
提督「なんだと!? 馬鹿を言な! この急がしい時に休んでなどいられるか! すぐに執務室に向かう!」
木曾「やめておけ、お前もサーモン海域の件以来、まともに寝てなかったんだろ? そんな無理はいつまでも続かないさ、そのツケってことで休んでおけ」
提督「しかしだな、軍令部に提出する戦闘詳報の作成は遅らせるわけには行かないのだ」
木曾「はぁ……普段は生真面目なお前が翌日に残るほど酒を飲んだんだ。その時点でまともな判断ができてない。そんな状態で作成した戦闘詳報になんの価値がある? 蒼龍も随分、気を揉んでいたようだぞ」
提督「うっ……いや、しかしだな、情けないところを見られたついでに言ってしまうが、どうも休めんのだ。酒に頼ってみたがひどい酔い方をしたぐらいしか記憶に残っていない。はぁ……我ながら随分とめめしいことをいったな、忘れろ」
木曾「……仕方ないさ、少将は大切な友人だったんだろ?」
提督「ああ、俺が一番、つらい時期だった参謀づとめの時も奴はずっと励ましてくれたんだ。そう思えば最後に礼の一つでも言っておくべきだったかもしれんな……」
木曾「そうか……」
提督「まぁ、いい……しかし、お前らにここまで心配されるなど私もやきが回ったようだ。分かった、今日は執務を休もう」
木曾「ああ、そうしろ。あと心配してたのは蒼龍たちだけだ」
提督「……余計なことは言わないで結構。そのかわりといってはなんだが艦娘との交流をはかろうと思う。少将で思い出したのだが、やつは休日でも必ず艦娘と交流を持つべきだと言っていたからな。私もそれに倣おう」
木曾「……あ、うん、頑張ってくれ」
提督「ああ! それであれば執務室に行ってカメラをとってこなくてはな! よし! 1年ぶりの休みだ、奴らが喜ぶようなことをしたい……木曾、何か案はないか?」
木曾「え? お、俺にふるなよ。艦娘て言ったってそれぞれ個性があるんだから、その艦娘にあったことをしてやらないと意味がないだろ?」
提督「それもそうだな。では、手始めにお前の姉の球磨はどうなのだ?」
木曾「球磨姉か……うーん、ああみえて意外と何でもそつなくこなすからなぁ。意外と言うか、隙を見せなくて普通に優秀なんだよなぁ。悪いが協力できそうにないな……」
提督「むむむ……よし私がいくつか案をまとめておく。木曾、お前は執務室からカメラを取ってきてくれ」
木曾「まぁ、それぐらいであればしてやるさ。大人しくまってろよ」
提督「ああ、すまんな」
パタン
提督「さて、どうしたものか……球磨というぐらいだから鮭でも送るか、いや、それはやめたほうがいい。鮭、さけ、酒……ああ、どうして昨日はあんなにも深酒してしまったんだ……第一、もっと味を楽しんで飲むべきだった。あれをくれた陸さんにも申し訳が立たない。はぁ……」ブツブツ
バーン!!
提督「!? だ、誰だ!」
778: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:08:58.84:JZ0heldb0 (2/18)
球磨「……木曾を出すクマ」
提督「き、木曾なら執務室にカメラを取りに行かせたぞ――それよりも球磨、お前、ノックぐらいしてから――グェ!?」
球磨「そんなことはどうでもいい球磨……前から木曾を見る目が変だと思ってたけど、MVP褒章ぐらいなら可愛いもんだと大目に見てたけどこれは駄目クマ」
提督「は、はなせ……なにかお前は勘違いをしている! 話し合おうじゃないか?」
球磨「問答無用クマ」
提督「ゲホ……やめ……絞まって……」
球磨「まさかあんななりの妹が手篭めにされるなんて思わなかったクマ」
提督「うぇ……だ、誰が……」
球磨「この後に及んで言い訳は見苦しいクマ。大人しく憲兵さんのところに行くクマ」
パッ!
提督「はぁはぁ……やっと逃れられたか。ゲホ……ば、馬鹿をいうな!! 虚偽の報告でもそんなことをされたら俺のキャリアに傷がつくだろ!」
球磨「ちっ。本気で捕まえてたのに案外、やるクマ」
提督「おえ……ごっほ……て、帝國軍人をなめるなよ」
球磨「はぁ……そんなにむせながら言われても説得力がないクマ。今度は一気に絞め落とす」
提督「わ、分かった。お前は勘違いをしている……私はなにもやってない! だ、第一、人間がお前たちをどうこう出来るわけないだろ!?」
球磨「それでも最近の提督は怪しいクマ」
提督「はぁ?」
球磨「昔から艦娘よりも書類が好きだったくせに今になってあんなカメラ持って歩きまわるなんて、なにかやましいことがある証拠クマ。球磨型は残念ながら提督の好意はノーサンキューだクマ」
提督「やましい気持ちなどない! 第一、私が好きで書類仕事をしているなど誰から聞いたんだ!」
球磨「誰からというか球磨が着任したとき、こっちに一目もよこさない時点で察したクマ」
提督「うぐぅ……あ、あの時は忙しかったんだ。本意ではない」
球磨「へぇ」
提督「な、なんだその顔は」
球磨「あの時、忙しかったのは事実だと思うクマ。大規模作戦も近くて鎮守府もばたばたしてたクマ」
提督「そ、そうであろう? 事実、お前の着任の挨拶も覚えている。『クマー。よろしくだクマ 』だろ?」
球磨「うわぁ……似てて気持ち悪いクマ……」
提督「……」
球磨「まぁ、それは置いといてあんた、なんていったクマ?」
提督「……覚えていないな。どうせ大したことはいっていない筈だ。初対面の艦娘に挨拶以上のことを言うとは思えんしな!」
球磨「『はっ! 挨拶もまともに出来んのか! もう少し頭のネジを締めて来い!』クマ。正直、鎮守府ってもっと和気藹々としてるってきいてたから衝撃が半端なかったクマ。なんで提督だけ旧軍のノリが強いんだクマ……叢雲じゃないけど運がないにもほどがあるクマ! いきなり罵られてトラウマクマ!」
提督「お前、絶望的に物まねへたくそだな……やるならもう少し練習して来い。努力なくしては何事もうまくいくものではないのだ。それにトラウマクマとはこれいかに、はっはっは……」
球磨「提督も誤魔化し方、絶望的に下手クマね……」
提督「……誤魔化すなど人聞きの悪いことを言うんじゃない」
球磨「……木曾を出すクマ」
提督「き、木曾なら執務室にカメラを取りに行かせたぞ――それよりも球磨、お前、ノックぐらいしてから――グェ!?」
球磨「そんなことはどうでもいい球磨……前から木曾を見る目が変だと思ってたけど、MVP褒章ぐらいなら可愛いもんだと大目に見てたけどこれは駄目クマ」
提督「は、はなせ……なにかお前は勘違いをしている! 話し合おうじゃないか?」
球磨「問答無用クマ」
提督「ゲホ……やめ……絞まって……」
球磨「まさかあんななりの妹が手篭めにされるなんて思わなかったクマ」
提督「うぇ……だ、誰が……」
球磨「この後に及んで言い訳は見苦しいクマ。大人しく憲兵さんのところに行くクマ」
パッ!
提督「はぁはぁ……やっと逃れられたか。ゲホ……ば、馬鹿をいうな!! 虚偽の報告でもそんなことをされたら俺のキャリアに傷がつくだろ!」
球磨「ちっ。本気で捕まえてたのに案外、やるクマ」
提督「おえ……ごっほ……て、帝國軍人をなめるなよ」
球磨「はぁ……そんなにむせながら言われても説得力がないクマ。今度は一気に絞め落とす」
提督「わ、分かった。お前は勘違いをしている……私はなにもやってない! だ、第一、人間がお前たちをどうこう出来るわけないだろ!?」
球磨「それでも最近の提督は怪しいクマ」
提督「はぁ?」
球磨「昔から艦娘よりも書類が好きだったくせに今になってあんなカメラ持って歩きまわるなんて、なにかやましいことがある証拠クマ。球磨型は残念ながら提督の好意はノーサンキューだクマ」
提督「やましい気持ちなどない! 第一、私が好きで書類仕事をしているなど誰から聞いたんだ!」
球磨「誰からというか球磨が着任したとき、こっちに一目もよこさない時点で察したクマ」
提督「うぐぅ……あ、あの時は忙しかったんだ。本意ではない」
球磨「へぇ」
提督「な、なんだその顔は」
球磨「あの時、忙しかったのは事実だと思うクマ。大規模作戦も近くて鎮守府もばたばたしてたクマ」
提督「そ、そうであろう? 事実、お前の着任の挨拶も覚えている。『クマー。よろしくだクマ 』だろ?」
球磨「うわぁ……似てて気持ち悪いクマ……」
提督「……」
球磨「まぁ、それは置いといてあんた、なんていったクマ?」
提督「……覚えていないな。どうせ大したことはいっていない筈だ。初対面の艦娘に挨拶以上のことを言うとは思えんしな!」
球磨「『はっ! 挨拶もまともに出来んのか! もう少し頭のネジを締めて来い!』クマ。正直、鎮守府ってもっと和気藹々としてるってきいてたから衝撃が半端なかったクマ。なんで提督だけ旧軍のノリが強いんだクマ……叢雲じゃないけど運がないにもほどがあるクマ! いきなり罵られてトラウマクマ!」
提督「お前、絶望的に物まねへたくそだな……やるならもう少し練習して来い。努力なくしては何事もうまくいくものではないのだ。それにトラウマクマとはこれいかに、はっはっは……」
球磨「提督も誤魔化し方、絶望的に下手クマね……」
提督「……誤魔化すなど人聞きの悪いことを言うんじゃない」
779: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:16:01.55:JZ0heldb0 (3/18)
球磨「まぁ、いいクマ。それよりもお縄をもらう覚悟はできたクマか?」
提督「なんで、身に覚えないことで憲兵の世話にならねばならんのだ! 私は断固として拒否する!」
球磨「はぁ……多摩を長期遠征に出したときになんか怪しいと思ってたけど、本当にやらかすとは思わなかったクマ」
提督「「だからやらかしていない!」
バタン!
木曾「お、おい、一応は静養って名目での休暇なんだ廊下まで怒声響いてるぞ! 落ち着け!」
球磨「あれ? 木曾だクマ、なんで来たクマ?」
木曾「球磨姉、こそどうしたんだよ? 俺は提督の頼みでカメラを取りにいってたんだ。おい、提督、蒼龍からあんまり無理するなって伝言だ」
提督「手間をかけたな……おい、球磨、これで分かったか」
球磨「……まぁ、提督の普段の行いが悪いって事で許して欲しいクマ」
提督「お、お前、上官に手をあげてそのいいぐさはないだろ! 独房にぶち込むぞ!」
球磨「やれるもんならやってみるクマ! 提督が木曾を部屋に連れ込んでたのは事実クマ、憲兵さんがそれを知ったらどうなると思うクマ?」
木曾「……球磨姉、それぐらいにしてくれ。事情は分からないが、間違って手まで出したのならば謝るべきだ。それが提督でもだ」
球磨「うっ……」
提督「……おい、今、一言多かったぞ」
球磨「木曾の言うことももっともだクマ……提督、申し訳なかったクマ。早合点してしまって迷惑をかけたクマ」
提督「ちっ。気にしていないから勝手にしろ馬鹿者め。クッソ! 首元がヒリヒリしてきた。前から言おうと思っていたがな、お前たちは馬鹿力なんだからもう少し加減を覚えろ。蒼龍に殴られたときも医務室にいったらあばらにひびが入っていたんだぞ!」
木曾「そ、それは蒼龍にいってくれ……って、おい、首に確り手形残ってるぞ。球磨姉、流石にこれはやりすぎだ」
球磨「く、くまぁ……で、でもお姉ちゃんとしては心配だったんだクマ。最近、木曾から提督の愚痴をよく聞いたし、提督は木曾のことをなんとなく目で追ってたような気がしたクマ……あれはストカーとかの目線だと思うクマ」
提督「うぐぅ……ま、まぁ、不幸な勘違いだったのだ。もういいからすぐに口を閉じて木曾ともども出て行け」
球磨「……それに提督って軽巡洋艦は川内型か長良型ばっかり使ってて不満もあったクマ。多摩もきっと同じ気持ちクマ」
提督「別に好き嫌いでそうしているわけでない! 単純に尖ったものが海域にピタリとあてはまるからそうしているだけだ!」
球磨「それに恩賜品を見て食堂に悦に浸るのは本当にやめて欲しいクマ。たまに霧島とか蒼龍に見せびらかしてるけど吸殻まで後生大事に保管してるなんて狂気の沙汰クマ……正直、見てて精神衛生上良くないクマ……長門とかも引いてたクマ……。あのにやけ面の提督、見て喜んでるのは赤城くらいだクマ」
提督「お前、私に不満をぶつけているだけならば即刻やめろ! 精神衛生上悪いのは今、お前の口から飛び出している砲弾だ! 私の心を轟沈させてなにが面白い!」
球磨「まぁまぁ、これが最後だから聞くクマ。朝礼終わった後に真っ先に曙のところに行ってるけど、あれなにやってるクマ? 傍から見たら幼女の胸元に顔をうずめてる変質者もいいところクマ」
提督「恩賜の銀時計を見ているだけだ! 陛下からの下賜品を雑に扱っていないか確認しなければならんのは分かるだろうに、それを言うにことかいて変質者とはなんだ!」
木曾「うーん……わかるか微妙なところだな」
球磨「まぁ、以上のことを総合すると提督を球磨が疑っても仕方ないってことになるクマ」
提督「なるわけがないだろ! お前が私を嫌いなことはよく分かったが、非常にショックだ!」
球磨「またまたぁそんなうそ言ってもしょうがないクマよ?」
提督「……おい、木曾、こいつと私の写真をとれ」
木曾「えぇ……やめておけよ、子供じゃないんだから」
提督「いいから、撮るんだ」
木曾「はぁ……了解だ」
カシャ!
球磨「まぁ、いいクマ。それよりもお縄をもらう覚悟はできたクマか?」
提督「なんで、身に覚えないことで憲兵の世話にならねばならんのだ! 私は断固として拒否する!」
球磨「はぁ……多摩を長期遠征に出したときになんか怪しいと思ってたけど、本当にやらかすとは思わなかったクマ」
提督「「だからやらかしていない!」
バタン!
木曾「お、おい、一応は静養って名目での休暇なんだ廊下まで怒声響いてるぞ! 落ち着け!」
球磨「あれ? 木曾だクマ、なんで来たクマ?」
木曾「球磨姉、こそどうしたんだよ? 俺は提督の頼みでカメラを取りにいってたんだ。おい、提督、蒼龍からあんまり無理するなって伝言だ」
提督「手間をかけたな……おい、球磨、これで分かったか」
球磨「……まぁ、提督の普段の行いが悪いって事で許して欲しいクマ」
提督「お、お前、上官に手をあげてそのいいぐさはないだろ! 独房にぶち込むぞ!」
球磨「やれるもんならやってみるクマ! 提督が木曾を部屋に連れ込んでたのは事実クマ、憲兵さんがそれを知ったらどうなると思うクマ?」
木曾「……球磨姉、それぐらいにしてくれ。事情は分からないが、間違って手まで出したのならば謝るべきだ。それが提督でもだ」
球磨「うっ……」
提督「……おい、今、一言多かったぞ」
球磨「木曾の言うことももっともだクマ……提督、申し訳なかったクマ。早合点してしまって迷惑をかけたクマ」
提督「ちっ。気にしていないから勝手にしろ馬鹿者め。クッソ! 首元がヒリヒリしてきた。前から言おうと思っていたがな、お前たちは馬鹿力なんだからもう少し加減を覚えろ。蒼龍に殴られたときも医務室にいったらあばらにひびが入っていたんだぞ!」
木曾「そ、それは蒼龍にいってくれ……って、おい、首に確り手形残ってるぞ。球磨姉、流石にこれはやりすぎだ」
球磨「く、くまぁ……で、でもお姉ちゃんとしては心配だったんだクマ。最近、木曾から提督の愚痴をよく聞いたし、提督は木曾のことをなんとなく目で追ってたような気がしたクマ……あれはストカーとかの目線だと思うクマ」
提督「うぐぅ……ま、まぁ、不幸な勘違いだったのだ。もういいからすぐに口を閉じて木曾ともども出て行け」
球磨「……それに提督って軽巡洋艦は川内型か長良型ばっかり使ってて不満もあったクマ。多摩もきっと同じ気持ちクマ」
提督「別に好き嫌いでそうしているわけでない! 単純に尖ったものが海域にピタリとあてはまるからそうしているだけだ!」
球磨「それに恩賜品を見て食堂に悦に浸るのは本当にやめて欲しいクマ。たまに霧島とか蒼龍に見せびらかしてるけど吸殻まで後生大事に保管してるなんて狂気の沙汰クマ……正直、見てて精神衛生上良くないクマ……長門とかも引いてたクマ……。あのにやけ面の提督、見て喜んでるのは赤城くらいだクマ」
提督「お前、私に不満をぶつけているだけならば即刻やめろ! 精神衛生上悪いのは今、お前の口から飛び出している砲弾だ! 私の心を轟沈させてなにが面白い!」
球磨「まぁまぁ、これが最後だから聞くクマ。朝礼終わった後に真っ先に曙のところに行ってるけど、あれなにやってるクマ? 傍から見たら幼女の胸元に顔をうずめてる変質者もいいところクマ」
提督「恩賜の銀時計を見ているだけだ! 陛下からの下賜品を雑に扱っていないか確認しなければならんのは分かるだろうに、それを言うにことかいて変質者とはなんだ!」
木曾「うーん……わかるか微妙なところだな」
球磨「まぁ、以上のことを総合すると提督を球磨が疑っても仕方ないってことになるクマ」
提督「なるわけがないだろ! お前が私を嫌いなことはよく分かったが、非常にショックだ!」
球磨「またまたぁそんなうそ言ってもしょうがないクマよ?」
提督「……おい、木曾、こいつと私の写真をとれ」
木曾「えぇ……やめておけよ、子供じゃないんだから」
提督「いいから、撮るんだ」
木曾「はぁ……了解だ」
カシャ!
780: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:19:22.97:JZ0heldb0 (4/18)
提督「25……おまえ本当に私のことが気に食わなかったんだな……」
球磨「逆に提督から球磨への数字が高くて引くクマ……あの態度でこれって一回、病院にいったほうがいいクマ。雄弁は銀、沈黙は金というけど提督にはぴったりクマねぇ……」
提督「お前、本当に容赦がないな……もういい、私も折角の休みを部下の機嫌を悪くさせることで終わらせたくない。さぁ、私は出かけるからお前たちもさっさっと出て行け」
木曾「……いや、流石に申し訳なかったな」
球磨「おとといきやがれクマ! 妹たちは絶対にあげないクマ」
木曾「おい、中指を立てるんじゃない! 本当に悪かったな、提督……」
提督「……かまわん。大好きな妹が男に取られるかもしれないのが嫌なんだろう。私も非番だし、姉妹のことで熱くなるのも分からんでもない。大目に見てやるからすぐに連れていってくれ、これ以上は私の血管が切れかねん」
木曾「あ、ああ! ほ、ほら球磨姉、いくぞ!」
球磨「クマァー!!」
バターン!!
提督「はぁ……あそこまでやられてどこか憎めないとは『クマ』という口癖は便利なものだな。私ももう少し言葉遣いを考えたほうがいいのかも知れん。『仕事をしろクマ』。駄目だな、私では間抜けすぎる……。はぁ……しかし、ここまで艦娘に疑われているとはどうしたものか……こういうときに少将であれば名案を授けてくれたんだろうがな……」
球磨編 艦
提督「25……おまえ本当に私のことが気に食わなかったんだな……」
球磨「逆に提督から球磨への数字が高くて引くクマ……あの態度でこれって一回、病院にいったほうがいいクマ。雄弁は銀、沈黙は金というけど提督にはぴったりクマねぇ……」
提督「お前、本当に容赦がないな……もういい、私も折角の休みを部下の機嫌を悪くさせることで終わらせたくない。さぁ、私は出かけるからお前たちもさっさっと出て行け」
木曾「……いや、流石に申し訳なかったな」
球磨「おとといきやがれクマ! 妹たちは絶対にあげないクマ」
木曾「おい、中指を立てるんじゃない! 本当に悪かったな、提督……」
提督「……かまわん。大好きな妹が男に取られるかもしれないのが嫌なんだろう。私も非番だし、姉妹のことで熱くなるのも分からんでもない。大目に見てやるからすぐに連れていってくれ、これ以上は私の血管が切れかねん」
木曾「あ、ああ! ほ、ほら球磨姉、いくぞ!」
球磨「クマァー!!」
バターン!!
提督「はぁ……あそこまでやられてどこか憎めないとは『クマ』という口癖は便利なものだな。私ももう少し言葉遣いを考えたほうがいいのかも知れん。『仕事をしろクマ』。駄目だな、私では間抜けすぎる……。はぁ……しかし、ここまで艦娘に疑われているとはどうしたものか……こういうときに少将であれば名案を授けてくれたんだろうがな……」
球磨編 艦
781: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:25:32.02:JZ0heldb0 (5/18)
五抗戦といい、ウェットといい俺は何をやっているんや……誤字だらけのSSやけどこれはひどい……。
正しくは勿論、五航戦とウィットやで。頭が回ってない……
コンマ、行きます。
提督から大井への感情度 ↓コンマ以下
大井から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
提督から北上への感情度 ↓×3コンマ以下
北上から提督への感情度 ↓×4コンマ以下
大井から北上への感情度 ↓×5コンマ以下
北上から大井への感情度 ↓×6コンマ以下
五抗戦といい、ウェットといい俺は何をやっているんや……誤字だらけのSSやけどこれはひどい……。
正しくは勿論、五航戦とウィットやで。頭が回ってない……
コンマ、行きます。
提督から大井への感情度 ↓コンマ以下
大井から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
提督から北上への感情度 ↓×3コンマ以下
北上から提督への感情度 ↓×4コンマ以下
大井から北上への感情度 ↓×5コンマ以下
北上から大井への感情度 ↓×6コンマ以下
782:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:25:42.77:kxA/LQMko (1/5)
球磨姉マジ容赦ない
そして信頼感ゼロの艦娘久しぶりに見てなんか安心
球磨姉マジ容赦ない
そして信頼感ゼロの艦娘久しぶりに見てなんか安心
783:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:25:58.30:upNyAAuZ0 (1/5)
北上さん!
北上さん!
784:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:26:32.38:w6D2J0Uyo (1/1)
どうかな?
どうかな?
785:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:26:47.41:Vi367NOdO (1/2)
安定の大井
安定の大井
786:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:27:52.12:WPa/VBPw0 (1/2)
せい
せい
787:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:28:03.49:Vi367NOdO (2/2)
また空母派か……
また空母派か……
788:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:29:02.13:v6PeSOCwO (1/3)
これはクレイジーサイコレズじゃない大井さん
これはクレイジーサイコレズじゃない大井さん
789:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:31:10.98:uIjpxhytO (1/1)
榛名霧島のとこといい加賀赤城といい艦娘間の仲の悪さの方が深刻な気がしてきた
表面上取り繕ってるというのがまた女っぽくて怖い……
榛名霧島のとこといい加賀赤城といい艦娘間の仲の悪さの方が深刻な気がしてきた
表面上取り繕ってるというのがまた女っぽくて怖い……
790:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:32:38.41:WPa/VBPw0 (2/2)
つまり大井は裏で同じ派閥の長女とつるんでる?
つまり大井は裏で同じ派閥の長女とつるんでる?
791:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:34:28.64:sGs9RhSXo (1/6)
キレたナイフ大井っち?
キレたナイフ大井っち?
792:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:35:24.95:JdsnH9J7o (1/1)
>>789
まだだ……まだ俺達には五航戦という望みがある!
>>789
まだだ……まだ俺達には五航戦という望みがある!
793: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:35:54.89:JZ0heldb0 (6/18)
あ……これは……
提督の大井さんへ以外は低めやね草をこらえきれない、ぷっくぷー!
提督から大井への感情度:77
大井から提督への感情度:30
提督から北上への感情度:38
北上から提督への感情度:41
大井から北上への感情度:12
北上から大井への感情度:49
大井→空母派 北上→中立
これ3スレ目とかいったけど2スレ目中盤で発動するかもしれんね……
続いて安価です。
このレスから↓×1~↓×3までの艦娘を採用します。
無記名・複数は下にずれます。
あ……これは……
提督の大井さんへ以外は低めやね草をこらえきれない、ぷっくぷー!
提督から大井への感情度:77
大井から提督への感情度:30
提督から北上への感情度:38
北上から提督への感情度:41
大井から北上への感情度:12
北上から大井への感情度:49
大井→空母派 北上→中立
これ3スレ目とかいったけど2スレ目中盤で発動するかもしれんね……
続いて安価です。
このレスから↓×1~↓×3までの艦娘を採用します。
無記名・複数は下にずれます。
794:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:36:16.05:yCP/1M3S0 (1/2)
萩風
萩風
795:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:36:25.65:sGs9RhSXo (2/6)
雲龍
雲龍
796:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:36:44.20:v6PeSOCwO (2/3)
隼鷹
隼鷹
797:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:36:47.41:rIgPBHQXo (1/1)
如月
如月
798:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:40:52.97:DV00/XdW0 (1/2)
ぬお、今夜安価だったか、見落としてた
ぬお、今夜安価だったか、見落としてた
799:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:41:49.33:Qt9RcdsJ0 (1/1)
そういや空母・軽空母や戦艦系の派閥もコンマで決まるんけ?
そういや空母・軽空母や戦艦系の派閥もコンマで決まるんけ?
800:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:44:46.60:upNyAAuZ0 (2/5)
>>799
>>666
>>799
>>666
801: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:45:58.10:JZ0heldb0 (7/18)
一瞬やん……安価の速さってすっごい……
五抗戦→五十鈴→鳳翔→荻風→雲龍→隼鷹
スレの残りと相談しながら次も艦娘安価とるのでその際もご協力いただければ幸いです。
次スレも近づいてきて本当に皆さんには感謝しかないです。優しいお言葉も毎回、戴いてありがとうございます。ついたレスは必ずニヨニヨしながら読んでいるので感想でも何でもどうぞ。
今日はこれで終わりです。おやすみなさい
最後になりましたが、最近、1の中の認識がぶれたりしてるときあるので防止のために数値の目安表張っておきますね(暗黒微笑)
一瞬やん……安価の速さってすっごい……
五抗戦→五十鈴→鳳翔→荻風→雲龍→隼鷹
スレの残りと相談しながら次も艦娘安価とるのでその際もご協力いただければ幸いです。
次スレも近づいてきて本当に皆さんには感謝しかないです。優しいお言葉も毎回、戴いてありがとうございます。ついたレスは必ずニヨニヨしながら読んでいるので感想でも何でもどうぞ。
今日はこれで終わりです。おやすみなさい
最後になりましたが、最近、1の中の認識がぶれたりしてるときあるので防止のために数値の目安表張っておきますね(暗黒微笑)
802:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:48:43.81:kxA/LQMko (2/5)
乙
空母派は曙、羽黒、あきつ丸、球磨、大井と勢力を二倍以上に増やしているのに戦艦派は大淀一人のままって大丈夫なのか戦艦の人達
乙
空母派は曙、羽黒、あきつ丸、球磨、大井と勢力を二倍以上に増やしているのに戦艦派は大淀一人のままって大丈夫なのか戦艦の人達
803:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:49:02.04:DV00/XdW0 (2/2)
このスレの蒼龍すき 赤城さんもすき
このスレの蒼龍すき 赤城さんもすき
804: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:49:14.24:JZ0heldb0 (8/18)
感情度目安
01~10→顔も見たくない
11~20→できればもうあいたくない
21~30→この人にはついていけそうにないorこの人、大丈夫か?
31~40→苦手なタイプ
41~60→普通
61~70→いい人そう
71~80→また会いたい
81~90→尊敬できそうな人
91~100→これからもずっと一緒にいたい
好感度目安
01~10→大嫌い
11~21→嫌い
21~40→苦手
41~60→普通
61~75→仲良し
75~85→好き
86~100→大好き
感情度目安
01~10→顔も見たくない
11~20→できればもうあいたくない
21~30→この人にはついていけそうにないorこの人、大丈夫か?
31~40→苦手なタイプ
41~60→普通
61~70→いい人そう
71~80→また会いたい
81~90→尊敬できそうな人
91~100→これからもずっと一緒にいたい
好感度目安
01~10→大嫌い
11~21→嫌い
21~40→苦手
41~60→普通
61~75→仲良し
75~85→好き
86~100→大好き
805: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 00:53:09.00:JZ0heldb0 (9/18)
またやらかしてる……
>>801
五抗戦→五航戦
またやらかしてる……
>>801
五抗戦→五航戦
806:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 00:58:24.93:upNyAAuZ0 (3/5)
つまり空母派協力者達は提督の顔が見たくない子と提督についていけそうにない子の集まりなのか......
今更だけど空母派って超やばい気がしてきた
つまり空母派協力者達は提督の顔が見たくない子と提督についていけそうにない子の集まりなのか......
今更だけど空母派って超やばい気がしてきた
807:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 01:02:50.41:sGs9RhSXo (3/6)
おつー
おつー
808:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 01:06:15.85:kxA/LQMko (3/5)
>>806
派閥ルール的に提督に苦手意識を持たないとどちらにもつかない中立になってしまうのでそれは必然
そういう意味で言うと死ぬほど苦手だけど愛してますという可能性が生まれる01~10が含まれる空母の方が提督よりになり得る……ってオイヤバい奴集まりやすいんじゃねえか空母派閥
>>806
派閥ルール的に提督に苦手意識を持たないとどちらにもつかない中立になってしまうのでそれは必然
そういう意味で言うと死ぬほど苦手だけど愛してますという可能性が生まれる01~10が含まれる空母の方が提督よりになり得る……ってオイヤバい奴集まりやすいんじゃねえか空母派閥
809:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 01:12:28.08:v6PeSOCwO (3/3)
おつでした
おつでした
810:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 02:22:04.00:zkEBZOmSO (1/1)
>>729
ウェットに富むとは
どこ濡らしてんだよ
>>729
ウェットに富むとは
どこ濡らしてんだよ
811:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 06:32:11.45:kVJbEBV6O (1/1)
>>805
>>1君、辞書登録しよう!
ちなみについでだけど艤装も時々偽装になってるで
>>805
>>1君、辞書登録しよう!
ちなみについでだけど艤装も時々偽装になってるで
812:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 10:12:35.55:QYdbQspz0 (1/1)
なぜ苦手な提督よりも更に苦手な北上さんと偽装イチャレズを…!?
大井っちの闇はどこまでも深い…
なぜ苦手な提督よりも更に苦手な北上さんと偽装イチャレズを…!?
大井っちの闇はどこまでも深い…
813:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 10:17:26.04:fFr4elZF0 (1/1)
実は阿武隈派な大井っち
実は阿武隈派な大井っち
814:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 14:19:14.94:yB2clna0O (1/1)
追いついた。
この艦隊の闇が深い。
けど、当たり障りのない提督より人間味があってこの提督好きだ。
追いついた。
この艦隊の闇が深い。
けど、当たり障りのない提督より人間味があってこの提督好きだ。
815:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 14:39:09.29:awexjcCCo (1/1)
加賀さんにMVP取られた赤城さんで爆笑した
ケッコンドッキリネタとかしたら赤城さんやグラーフが面白いことになりそう
加賀さんにMVP取られた赤城さんで爆笑した
ケッコンドッキリネタとかしたら赤城さんやグラーフが面白いことになりそう
816:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 15:08:58.90:cQ2tDUly0 (1/1)
神通辺りが片方の派閥に力が傾きすぎるのをよくないとして二水戦は戦艦組に組み込むとかどうだろう?
特に矢矧たち最後の二水戦に見切りをつけられて泣く大和とか見たくないやん?
神通辺りが片方の派閥に力が傾きすぎるのをよくないとして二水戦は戦艦組に組み込むとかどうだろう?
特に矢矧たち最後の二水戦に見切りをつけられて泣く大和とか見たくないやん?
817:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 15:40:26.71:DME1RXCRo (1/1)
(見たいぞ)
(見たいぞ)
818:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 15:49:55.13:upNyAAuZ0 (4/5)
ほっといても乱数だし戦艦派もふえんじゃない?
ほっといても乱数だし戦艦派もふえんじゃない?
819:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 18:26:58.22:bXVmlB3iO (1/2)
>>216
全部運任せの展開にするから面白いのであって
都合の良いところだけ手を加えるようにしだしたらむしろつまらなくなると思うんだが
>>216
全部運任せの展開にするから面白いのであって
都合の良いところだけ手を加えるようにしだしたらむしろつまらなくなると思うんだが
820:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 18:59:23.48:Ih37ER+Uo (1/3)
ifとか埋めネタで酒に酔った提督が普段では考えられないようなフレンドリーかつ無茶苦茶をやるのが見たくなるな
ifとか埋めネタで酒に酔った提督が普段では考えられないようなフレンドリーかつ無茶苦茶をやるのが見たくなるな
821: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:02:21.36:JZ0heldb0 (10/18)
帰ってきたでー。
しおんでない、しおんでない……でないから、もうボーキとバケツ買っちゃったよ……
なんで1発で変換できるのに間違ってるんや、とユーザー辞書見たら登録が『五抗戦』になってたわ……。すまぬ、すまぬ……
派閥に関してはもう神様にお任せしてるのでみんなで祈りをささげましょう。どんな展開でも劇的なら1は書くの愉しくなるから大歓迎やで(ニッコリ)
ぶっちゃけ1としては比叡につかした荒潮で配役ミスった感が半端無い……なんでこいつらこんなに人望ないんや。荒潮が戦艦派になるのをひたすら祈ってます。
大井&北上編ですが19:30から更新します。
帰ってきたでー。
しおんでない、しおんでない……でないから、もうボーキとバケツ買っちゃったよ……
なんで1発で変換できるのに間違ってるんや、とユーザー辞書見たら登録が『五抗戦』になってたわ……。すまぬ、すまぬ……
派閥に関してはもう神様にお任せしてるのでみんなで祈りをささげましょう。どんな展開でも劇的なら1は書くの愉しくなるから大歓迎やで(ニッコリ)
ぶっちゃけ1としては比叡につかした荒潮で配役ミスった感が半端無い……なんでこいつらこんなに人望ないんや。荒潮が戦艦派になるのをひたすら祈ってます。
大井&北上編ですが19:30から更新します。
822:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 19:11:37.18:yIymwHsjo (1/4)
間宮伊良湖女神増設ならまだしも、資源買いは割に合わないと思うけども…
イッチの泥運が上がりますように
間宮伊良湖女神増設ならまだしも、資源買いは割に合わないと思うけども…
イッチの泥運が上がりますように
823: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:29:50.38:JZ0heldb0 (11/18)
――12:00――
鎮守府 中庭
提督「……」ボケー
北上「提督じゃん、こんなとこでなにしてんの」
大井「こんにちわ。へー、強面がだらけるとそんな情けない顔になるんですね」
提督「……北上と大井か。休みを取ったのでな、何か艦娘としようと思ったのだが、何も思いつかんのだ。だからこうしてベンチで善後策を考えている」
大井「似合わないこと考えてますねぇ。いいですか? 私と北上さんにはかかわらないでくださいね」
北上「あはは……大井っち、言いすぎ」
大井「そんなことないです! 気をつけないと可愛い北上さん相手にいつ野獣になるかも分かりません!」
提督「はぁ……そんなつもりは毛頭無い。しかし、お前たちは本当に仲がいいな」
北上「そうでしょ? なんたって球磨型の中でも一番の仲良しだもん。ねー? 大井っち」
大井「うふふ……もう、北上さんったら。恥ずかしいじゃないですか」
提督「仲良しといえば、大井、お前は球磨とも仲がよかったな」
北上「別に大井っちだけじゃなくて球磨姉は球磨型のアイドルだからね。皆、大好きだよ」
提督「そうか……アイドルというよりマスコットのように感じるが別に深くは言うまい。それよりお前たちが最近、飛龍と一緒にいるところを見たが何をしているんだ? 随分と親しげであったが、なにかあったのか?」
大井「え? あ、いや、それは……」
北上「……提督、女の子には秘密があるんだよ。あんまり根掘り葉掘り聞いちゃ駄目だよ」
提督「む。そうか」
大井「あ、あのこれだけでよろしいのですか……?」
提督「ああ、別に個人的な交友まで踏み込もうとは思わない。お前たちもそんなことまで指図は受けたくないだろ? 勝手にしろ」
――12:00――
鎮守府 中庭
提督「……」ボケー
北上「提督じゃん、こんなとこでなにしてんの」
大井「こんにちわ。へー、強面がだらけるとそんな情けない顔になるんですね」
提督「……北上と大井か。休みを取ったのでな、何か艦娘としようと思ったのだが、何も思いつかんのだ。だからこうしてベンチで善後策を考えている」
大井「似合わないこと考えてますねぇ。いいですか? 私と北上さんにはかかわらないでくださいね」
北上「あはは……大井っち、言いすぎ」
大井「そんなことないです! 気をつけないと可愛い北上さん相手にいつ野獣になるかも分かりません!」
提督「はぁ……そんなつもりは毛頭無い。しかし、お前たちは本当に仲がいいな」
北上「そうでしょ? なんたって球磨型の中でも一番の仲良しだもん。ねー? 大井っち」
大井「うふふ……もう、北上さんったら。恥ずかしいじゃないですか」
提督「仲良しといえば、大井、お前は球磨とも仲がよかったな」
北上「別に大井っちだけじゃなくて球磨姉は球磨型のアイドルだからね。皆、大好きだよ」
提督「そうか……アイドルというよりマスコットのように感じるが別に深くは言うまい。それよりお前たちが最近、飛龍と一緒にいるところを見たが何をしているんだ? 随分と親しげであったが、なにかあったのか?」
大井「え? あ、いや、それは……」
北上「……提督、女の子には秘密があるんだよ。あんまり根掘り葉掘り聞いちゃ駄目だよ」
提督「む。そうか」
大井「あ、あのこれだけでよろしいのですか……?」
提督「ああ、別に個人的な交友まで踏み込もうとは思わない。お前たちもそんなことまで指図は受けたくないだろ? 勝手にしろ」
824: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:39:09.56:JZ0heldb0 (12/18)
北上「それより提督、休みなんて珍しいじゃん。それに忙しいんじゃなかったの?」
提督「……色々、そう色々とあったのだ。察しろ」
北上「はぁ」
大井「ねぇ、北上さん、それよりも早く食堂にいきましょう? 提督なんか構ってっても仕方ないじゃないですか」
北上「うーん、まぁ、提督を構っても仕方ないのはそのとおりだよねぇ」
提督「……おい、非番とはいえ上官に向かってなんだその口の利き方は」
北上「まぁまぁ、本当のことじゃん? 重雷装巡洋艦は私たちと木曾しかいないんだから無茶言っても編成いじれないんだろうし、いいたいこといわないと損だよ」
提督「……馬鹿め、俺には懲戒権あるのだぞ。あんまり嘗めたこといってると独房にぶち込むぞ」
大井「呆れた。懲戒権で艦娘脅す提督なんて聞いたことないです。ほら北上さん、やっぱりこの人は球磨姉さんのいうように危ない人なんです。ね? はやくいきましょう?」
北上「大丈夫、大丈夫。大本営発案の輸送任務、失敗して霞が減給になった時もこっそりお小遣いあげてたのしってるし。あれだよねぇ、提督の処分て口だけなの多いよね」
提督「そ、そんなことはない! 霞のときのあれは小遣いではなく……そう! 必要だというから貸していただけだ! 勘違いをするな」
大井「うわぁ……駆逐艦にお金貸すとか頭おかしいんじゃないですか?」
北上「まぁまぁ、それなら提督、あたしにもお金貸してよー、寒くなってきたから冬服買わないといけないんだ」
提督「むむむ……お前には貸す理由がない! 十分、給金は出てるだろ! それでなんとかしろ」
北上「けちー!」
提督「はいはい、私は吝嗇家だからな。帰ってこなさそうな金は貸さん」
北上「ちぇー、つまんないの。まぁ、いいや、それじゃあ私たちはこれでご飯食べてくるね」
提督「勝手にしろ」
大井「はぁ……本当にめんどくさい人ですね。北上さん、おへそ曲げちゃいましたよ」
北上「いいよ、いいよ。駆逐艦じゃないんだし、そんなにいつまでも怒ってないでしょ。ほっとこう」
提督「お前という奴は……もう少し相方の大井見習え。余計なことも言うが、普段はまだお淑やかにしているぞ。最初はそこらへんを目標にして、もうすこしおとなしくなってくれ。大井、お前もこいつと一緒にいて疲れたりせんのか?」
大井「そ、そんなことは……」
北上「……そ、そうだよ! そんなわけないじゃん! 失礼しちゃうなぁ」
提督「そうか。随分、私への対応と違って、心が広いようで安心した。はぁ……」
大井「あ、あたりまえじゃないですか。提督と北上さんじゃ、月とすっぽんですよ!」
北上「あはは……」
提督「まぁ、いい。それなら記念にこれで写真でも撮るか?」
北上「え?」
大井「っ!?」
提督「青葉の新聞は見ただろ? 感情度というものが表示されるカメラだ。仲の良いお前たちだ、記念にお互いの数値を見ておけ。これを機にもっと友情を深められるかも知れんぞ?」
北上「い、いや、それは――」
大井「嫌です!」
提督「な、なんだいきなり」
大井「そんなもので私たちの絆を計れると思ったら大間違いです! さぁ、北上さん、いきますよ!」
北上「あ、ちょっと! 大井っち、待ってよ! ご、ごめんね、提督! それじゃあね!」
提督「な、なんなのだ……また私はなにか気に障ることをいったのか……」
北上「それより提督、休みなんて珍しいじゃん。それに忙しいんじゃなかったの?」
提督「……色々、そう色々とあったのだ。察しろ」
北上「はぁ」
大井「ねぇ、北上さん、それよりも早く食堂にいきましょう? 提督なんか構ってっても仕方ないじゃないですか」
北上「うーん、まぁ、提督を構っても仕方ないのはそのとおりだよねぇ」
提督「……おい、非番とはいえ上官に向かってなんだその口の利き方は」
北上「まぁまぁ、本当のことじゃん? 重雷装巡洋艦は私たちと木曾しかいないんだから無茶言っても編成いじれないんだろうし、いいたいこといわないと損だよ」
提督「……馬鹿め、俺には懲戒権あるのだぞ。あんまり嘗めたこといってると独房にぶち込むぞ」
大井「呆れた。懲戒権で艦娘脅す提督なんて聞いたことないです。ほら北上さん、やっぱりこの人は球磨姉さんのいうように危ない人なんです。ね? はやくいきましょう?」
北上「大丈夫、大丈夫。大本営発案の輸送任務、失敗して霞が減給になった時もこっそりお小遣いあげてたのしってるし。あれだよねぇ、提督の処分て口だけなの多いよね」
提督「そ、そんなことはない! 霞のときのあれは小遣いではなく……そう! 必要だというから貸していただけだ! 勘違いをするな」
大井「うわぁ……駆逐艦にお金貸すとか頭おかしいんじゃないですか?」
北上「まぁまぁ、それなら提督、あたしにもお金貸してよー、寒くなってきたから冬服買わないといけないんだ」
提督「むむむ……お前には貸す理由がない! 十分、給金は出てるだろ! それでなんとかしろ」
北上「けちー!」
提督「はいはい、私は吝嗇家だからな。帰ってこなさそうな金は貸さん」
北上「ちぇー、つまんないの。まぁ、いいや、それじゃあ私たちはこれでご飯食べてくるね」
提督「勝手にしろ」
大井「はぁ……本当にめんどくさい人ですね。北上さん、おへそ曲げちゃいましたよ」
北上「いいよ、いいよ。駆逐艦じゃないんだし、そんなにいつまでも怒ってないでしょ。ほっとこう」
提督「お前という奴は……もう少し相方の大井見習え。余計なことも言うが、普段はまだお淑やかにしているぞ。最初はそこらへんを目標にして、もうすこしおとなしくなってくれ。大井、お前もこいつと一緒にいて疲れたりせんのか?」
大井「そ、そんなことは……」
北上「……そ、そうだよ! そんなわけないじゃん! 失礼しちゃうなぁ」
提督「そうか。随分、私への対応と違って、心が広いようで安心した。はぁ……」
大井「あ、あたりまえじゃないですか。提督と北上さんじゃ、月とすっぽんですよ!」
北上「あはは……」
提督「まぁ、いい。それなら記念にこれで写真でも撮るか?」
北上「え?」
大井「っ!?」
提督「青葉の新聞は見ただろ? 感情度というものが表示されるカメラだ。仲の良いお前たちだ、記念にお互いの数値を見ておけ。これを機にもっと友情を深められるかも知れんぞ?」
北上「い、いや、それは――」
大井「嫌です!」
提督「な、なんだいきなり」
大井「そんなもので私たちの絆を計れると思ったら大間違いです! さぁ、北上さん、いきますよ!」
北上「あ、ちょっと! 大井っち、待ってよ! ご、ごめんね、提督! それじゃあね!」
提督「な、なんなのだ……また私はなにか気に障ることをいったのか……」
825: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:47:30.11:JZ0heldb0 (13/18)
XX13年 11月
鎮守府 軽巡洋艦寮 球磨型の部屋
球磨「おお、大井よく着たクマ。お姉ちゃんの球磨だクマ。今日は歓迎会を開くので感謝するクマ!」
大井「あ、ありがとうございます。大井です、これからよろしくお願いしますね」
多摩「ふぁ~……多摩だにゃ」
北上「北上だよ。よろしくね、大井」
木曾「木曾だ。大井姉、よろしくな」
大井「ええ……よろしくね」
球磨「これで球磨型姉妹全員集結クマ! 提督はいけ好かないけど、おかげでこうして姉妹が一堂に会する事ができたことには感謝してるクマ!」
多摩「……別に姉妹が集まったからってどうもしないニャ。集めれば願い事がかなうわけでもなし、あんまり興味ないニャ」
球磨「そ、そんなさめたことは言わないでほしいクマ……本来ならもう2度と皆で会えなかったはずクマ。それが、こうして姿が変わっても再会できたんだから今度は姉妹全員で協力して最後まで一緒にいたいクマ……」
木曾「球磨姉……ああ! 俺もそう思う! 北上姉だってそう思うだろ?」
北上「え、いや、うーん……ま、まぁ、そうねぇ。姉妹みんなで一緒にいるの大事だよ……うん」
球磨「勿論、大井もそう思うクマ? 初めて会うからお姉ちゃん、心配クマ……」
大井「……え、ええ、私もそう思います」
球磨「それなら良かったクマぁ。大井、みてほしいクマ。皆、大井の事を歓迎してるクマ。これから困ったことがあったらすぐに姉妹に相談するクマ。特に提督には気をつけるクマ。最近、木曾を見る目が怪しい気がして、お姉ちゃん気が気じゃないクマ……」
木曾「お、おい、上官にそんなこというなよ……誰に聞かれてるかも分からないんだぞ?神通にでも聞かれたら、すぐにでもご注進だ。球磨姉が提督をよく思ってないのは知ってるけど気をつけてくれよ……」
大井「そ、そんなに提督って怖い方なんですか? 私が挨拶したときは随分とあっさりした方だなぁってぐらいでしたけど……」
木曾「あ、いや、大井姉、提督はあれでも軍人としては優秀なんだ。それに噂ほどはひどい奴じゃないから、あんまり球磨姉のいうことを真に受けないでくれ」
北上「それに球磨姉は大げさだよね。あんまり口数が多くないけど、とっつき難いだけで普通だって」
球磨「それは北上が話したことあんまりないからクマ。あんなに気難しいのは今のご時勢では珍しいクマ……」
多摩「その件に関しては球磨に同意するニャ……」
北上「あ、うん……」
大井「……」
木曾「ま、まぁ、あれだ折角、こうして全員が揃ったんだから何か遊びでもしようじゃないか? トランプとかどうだ?」
多摩「はぁ……You're firedって感じニャ」
球磨「え? な、なんていったクマ? 英語はさっぱりクマ」
木曾「……」
多摩「別にぃ……多摩はこれから金剛の所に行ってお茶飲んでくるニャ。姉妹艦だから仲良しこよしなんてやってられんニャ。大井も別に無理する必要はないニャ。どうせ軽巡洋艦5隻で出撃することなんてないニャ、それよか空母なり戦艦なりと仲良くしておくほうが戦場でも得ニャ」
球磨「……そんな寂しいことは言わないでほしいクマ。球磨型の次女は多摩しかいないクマ」
多摩「……球磨も気負いすぎニャ。周りが見えないんじゃ、何を言っても周囲は着いてこないニャ。はぁ……それじゃあ、失礼するニャ」
球磨「ま、待ってほしいクマ。あ、あの夕ご飯はどうするクマ? 折角の大井の歓迎会クマ……」
多摩「勿論、それまでには帰ってくるニャ……それとあんまり多摩にかまわないでほしいニャ、猫じゃないけど多摩は気まぐれなのにゃ」
XX13年 11月
鎮守府 軽巡洋艦寮 球磨型の部屋
球磨「おお、大井よく着たクマ。お姉ちゃんの球磨だクマ。今日は歓迎会を開くので感謝するクマ!」
大井「あ、ありがとうございます。大井です、これからよろしくお願いしますね」
多摩「ふぁ~……多摩だにゃ」
北上「北上だよ。よろしくね、大井」
木曾「木曾だ。大井姉、よろしくな」
大井「ええ……よろしくね」
球磨「これで球磨型姉妹全員集結クマ! 提督はいけ好かないけど、おかげでこうして姉妹が一堂に会する事ができたことには感謝してるクマ!」
多摩「……別に姉妹が集まったからってどうもしないニャ。集めれば願い事がかなうわけでもなし、あんまり興味ないニャ」
球磨「そ、そんなさめたことは言わないでほしいクマ……本来ならもう2度と皆で会えなかったはずクマ。それが、こうして姿が変わっても再会できたんだから今度は姉妹全員で協力して最後まで一緒にいたいクマ……」
木曾「球磨姉……ああ! 俺もそう思う! 北上姉だってそう思うだろ?」
北上「え、いや、うーん……ま、まぁ、そうねぇ。姉妹みんなで一緒にいるの大事だよ……うん」
球磨「勿論、大井もそう思うクマ? 初めて会うからお姉ちゃん、心配クマ……」
大井「……え、ええ、私もそう思います」
球磨「それなら良かったクマぁ。大井、みてほしいクマ。皆、大井の事を歓迎してるクマ。これから困ったことがあったらすぐに姉妹に相談するクマ。特に提督には気をつけるクマ。最近、木曾を見る目が怪しい気がして、お姉ちゃん気が気じゃないクマ……」
木曾「お、おい、上官にそんなこというなよ……誰に聞かれてるかも分からないんだぞ?神通にでも聞かれたら、すぐにでもご注進だ。球磨姉が提督をよく思ってないのは知ってるけど気をつけてくれよ……」
大井「そ、そんなに提督って怖い方なんですか? 私が挨拶したときは随分とあっさりした方だなぁってぐらいでしたけど……」
木曾「あ、いや、大井姉、提督はあれでも軍人としては優秀なんだ。それに噂ほどはひどい奴じゃないから、あんまり球磨姉のいうことを真に受けないでくれ」
北上「それに球磨姉は大げさだよね。あんまり口数が多くないけど、とっつき難いだけで普通だって」
球磨「それは北上が話したことあんまりないからクマ。あんなに気難しいのは今のご時勢では珍しいクマ……」
多摩「その件に関しては球磨に同意するニャ……」
北上「あ、うん……」
大井「……」
木曾「ま、まぁ、あれだ折角、こうして全員が揃ったんだから何か遊びでもしようじゃないか? トランプとかどうだ?」
多摩「はぁ……You're firedって感じニャ」
球磨「え? な、なんていったクマ? 英語はさっぱりクマ」
木曾「……」
多摩「別にぃ……多摩はこれから金剛の所に行ってお茶飲んでくるニャ。姉妹艦だから仲良しこよしなんてやってられんニャ。大井も別に無理する必要はないニャ。どうせ軽巡洋艦5隻で出撃することなんてないニャ、それよか空母なり戦艦なりと仲良くしておくほうが戦場でも得ニャ」
球磨「……そんな寂しいことは言わないでほしいクマ。球磨型の次女は多摩しかいないクマ」
多摩「……球磨も気負いすぎニャ。周りが見えないんじゃ、何を言っても周囲は着いてこないニャ。はぁ……それじゃあ、失礼するニャ」
球磨「ま、待ってほしいクマ。あ、あの夕ご飯はどうするクマ? 折角の大井の歓迎会クマ……」
多摩「勿論、それまでには帰ってくるニャ……それとあんまり多摩にかまわないでほしいニャ、猫じゃないけど多摩は気まぐれなのにゃ」
826: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:51:21.49:JZ0heldb0 (14/18)
木曾「す、すまないな、大井姉。さっきまでは普通だったんだが、どうも虫の居所が悪かったみたいだ」
球磨「そ、そうクマ! あれで多摩も普段は癒し系の可愛い奴クマ!」
大井「そ、そうなんですか……」
北上「……まぁ、そうねぇ。それじゃあ、あたしも扶桑さんに呼ばれてるからちょっと出かけてくるよ。ああ、夕ご飯までには帰ってくるから」
球磨「ま、待ってほしいクマ……! き、北上は多摩みたいにお姉ちゃんを困らせないクマ? 皆で仲良くしてくれるクマ?」
北上「……も、勿論だよ! この北上様が球磨姉を困らせるわけないじゃん! ね、ねぇ、大井っち!」
大井「え?」
球磨「大井は嫌クマ?」
大井「そ、そんなことはないですよ、北上さんとは艦だった昔から仲良しですから……」
球磨「それはよかったクマ! 木曾、今日はお夕飯は豪勢にするクマ!」
木曾「……そうだな。食堂にいけばなにか材料もらえるかな」
球磨「大丈夫クマ。間宮さんと鳳翔さんにはもう話を通してあるクマ。寒くなってきたから今日は石狩なべにするクマ。皆でお鍋を突っつけば多摩も気が変わるはずクマ。仲良く、今度こそはずっと一緒に居たいから、ね?」
木曾「ああ……俺もそう思うよ」
大井&北上編 艦
木曾「す、すまないな、大井姉。さっきまでは普通だったんだが、どうも虫の居所が悪かったみたいだ」
球磨「そ、そうクマ! あれで多摩も普段は癒し系の可愛い奴クマ!」
大井「そ、そうなんですか……」
北上「……まぁ、そうねぇ。それじゃあ、あたしも扶桑さんに呼ばれてるからちょっと出かけてくるよ。ああ、夕ご飯までには帰ってくるから」
球磨「ま、待ってほしいクマ……! き、北上は多摩みたいにお姉ちゃんを困らせないクマ? 皆で仲良くしてくれるクマ?」
北上「……も、勿論だよ! この北上様が球磨姉を困らせるわけないじゃん! ね、ねぇ、大井っち!」
大井「え?」
球磨「大井は嫌クマ?」
大井「そ、そんなことはないですよ、北上さんとは艦だった昔から仲良しですから……」
球磨「それはよかったクマ! 木曾、今日はお夕飯は豪勢にするクマ!」
木曾「……そうだな。食堂にいけばなにか材料もらえるかな」
球磨「大丈夫クマ。間宮さんと鳳翔さんにはもう話を通してあるクマ。寒くなってきたから今日は石狩なべにするクマ。皆でお鍋を突っつけば多摩も気が変わるはずクマ。仲良く、今度こそはずっと一緒に居たいから、ね?」
木曾「ああ……俺もそう思うよ」
大井&北上編 艦
827: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 19:57:42.75:JZ0heldb0 (15/18)
なんか折角のコンマだったけどこれぐらいのほうが不穏そうだと短くしました。
大井はいつか胃がんになる……間違いない!
資源課金とか1も初めてしました夏イベがいけないんや……
イベ始まる前、バケツ200とボーキ二2万の時点で覚悟はしてた。Pとしては10万までならへーき、へーき
五航戦行きます。
加賀さんも登場するのでコンマ多くなるから2回に分割します。
提督から瑞鶴への感情度 ↓コンマ以下
瑞鶴から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
提督から翔鶴への感情度 ↓×3コンマ以下
翔鶴から提督への感情度 ↓×4コンマ以下
瑞鶴から翔鶴への感情度 ↓×5コンマ以下
翔鶴から瑞鶴への感情度 ↓×6コンマ以下
なんか折角のコンマだったけどこれぐらいのほうが不穏そうだと短くしました。
大井はいつか胃がんになる……間違いない!
資源課金とか1も初めてしました夏イベがいけないんや……
イベ始まる前、バケツ200とボーキ二2万の時点で覚悟はしてた。Pとしては10万までならへーき、へーき
五航戦行きます。
加賀さんも登場するのでコンマ多くなるから2回に分割します。
提督から瑞鶴への感情度 ↓コンマ以下
瑞鶴から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
提督から翔鶴への感情度 ↓×3コンマ以下
翔鶴から提督への感情度 ↓×4コンマ以下
瑞鶴から翔鶴への感情度 ↓×5コンマ以下
翔鶴から瑞鶴への感情度 ↓×6コンマ以下
828:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 19:59:27.28:dDZTNaN70 (1/3)
そらっ
そらっ
829:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 19:59:47.78:sGs9RhSXo (4/6)
ずいずい
ずいずい
830:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:01:22.75:yIymwHsjo (2/4)
被害担当
被害担当
831:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:01:48.84:FzcYum4F0 (1/2)
せりゃ
せりゃ
832:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:02:02.09:ZCH7jlaio (1/1)
大井っちは姉妹仲あんまりよくないのであっ(察し)ってなってるんかな
大井っちは姉妹仲あんまりよくないのであっ(察し)ってなってるんかな
833:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:02:29.31:dDZTNaN70 (2/3)
たあっ
たあっ
834:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:03:04.25:eRTETfSpO (1/4)
球磨かわいそう
球磨かわいそう
835:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:04:14.83:sGs9RhSXo (5/6)
まーた姉妹でヤバいコンマが
まーた姉妹でヤバいコンマが
836:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:05:37.74:yIymwHsjo (3/4)
これは瑞鶴が嫉妬してる?
これは瑞鶴が嫉妬してる?
837: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 20:06:01.60:JZ0heldb0 (16/18)
ん?
瑞鶴から翔鶴への感情度が10以下です! 好感度コンマとるであります!
その前に加賀とるぜよ
加賀から瑞鶴への感情度 ↓コンマ以下
瑞鶴から加賀への感情度 ↓↓コンマ以下
加賀から翔鶴への感情度 ↓×3コンマ以下
翔鶴から加賀への感情度 ↓×4コンマ以下
ん?
瑞鶴から翔鶴への感情度が10以下です! 好感度コンマとるであります!
その前に加賀とるぜよ
加賀から瑞鶴への感情度 ↓コンマ以下
瑞鶴から加賀への感情度 ↓↓コンマ以下
加賀から翔鶴への感情度 ↓×3コンマ以下
翔鶴から加賀への感情度 ↓×4コンマ以下
838:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:06:31.26:eRTETfSpO (2/4)
g
g
839:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:06:40.68:dDZTNaN70 (3/3)
せいや
せいや
840:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:06:49.15:yCP/1M3S0 (2/2)
ほい
ほい
841:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:06:55.84:yIymwHsjo (4/4)
かが
かが
842:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:06:55.90:1mw6cQrW0 (1/1)
a
a
843: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 20:08:01.51:JZ0heldb0 (17/18)
狂犬加賀再び……
瑞鶴から翔鶴への好感度 ↓コンマ以下
翔鶴から瑞鶴への好感度 ↓↓コンマ以下
狂犬加賀再び……
瑞鶴から翔鶴への好感度 ↓コンマ以下
翔鶴から瑞鶴への好感度 ↓↓コンマ以下
844:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:08:42.42:FzcYum4F0 (2/2)
そいや
そいや
845:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:08:56.59:eRTETfSpO (3/4)
m
m
846:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:10:48.16:sGs9RhSXo (6/6)
持ちなおしたか
持ちなおしたか
847:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:37:28.38:6gW1A0FH0 (1/2)
ここのコンマ神の采配が・・・もうちょい手心加えてくれてもと思わなくもなくなくない。
ここのコンマ神の采配が・・・もうちょい手心加えてくれてもと思わなくもなくなくない。
848:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:49:14.48:6c60eMep0 (1/1)
あんだけ好き放題やって慕われるとは…
やっぱり一航戦は五航戦とはレベルが違うカガ
あんだけ好き放題やって慕われるとは…
やっぱり一航戦は五航戦とはレベルが違うカガ
849: ◆idiDHwDMwc:2017/11/26(日) 20:50:25.05:JZ0heldb0 (18/18)
提督から瑞鶴への感情度:28
瑞鶴から提督への感情度:78
提督から翔鶴への感情度:75
翔鶴から提督への感情度:84
瑞鶴から翔鶴への感情度:09 瑞鶴から翔鶴への好感度:42
翔鶴から瑞鶴への感情度:31 翔鶴から瑞鶴への好感度:59
加賀から瑞鶴への感情度:26
瑞鶴から加賀への感情度:68
加賀から翔鶴への感情度:15
翔鶴から加賀への感情度:84
たぶん、ミスってないはず……
加賀さん、あれだけ世話やかれてこれは……ひどE
ちなみに加賀さん以外の日本空母って提督に対して評価高いんやね……まとめ役の影響でかそう。正規空母はあとは雲龍型ぐらいかな?
とりあえず、明日、会議あるのと伊400を掘るので今日は終わりだと思います。
短くてすまんな。
おやすみなさい。
提督から瑞鶴への感情度:28
瑞鶴から提督への感情度:78
提督から翔鶴への感情度:75
翔鶴から提督への感情度:84
瑞鶴から翔鶴への感情度:09 瑞鶴から翔鶴への好感度:42
翔鶴から瑞鶴への感情度:31 翔鶴から瑞鶴への好感度:59
加賀から瑞鶴への感情度:26
瑞鶴から加賀への感情度:68
加賀から翔鶴への感情度:15
翔鶴から加賀への感情度:84
たぶん、ミスってないはず……
加賀さん、あれだけ世話やかれてこれは……ひどE
ちなみに加賀さん以外の日本空母って提督に対して評価高いんやね……まとめ役の影響でかそう。正規空母はあとは雲龍型ぐらいかな?
とりあえず、明日、会議あるのと伊400を掘るので今日は終わりだと思います。
短くてすまんな。
おやすみなさい。
850:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:55:53.77:eRTETfSpO (4/4)
乙
乙
851:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:56:10.50:6gW1A0FH0 (2/2)
乙
明日がんがれ!
乙
明日がんがれ!
852:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 20:59:11.50:90oig2Vl0 (1/2)
多摩は果たしてどう動いてるか
乙です
多摩は果たしてどう動いてるか
乙です
853:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:18:58.74:kxA/LQMko (4/5)
乙
この提督空母から好かれ過ぎじゃね?
乙
この提督空母から好かれ過ぎじゃね?
854:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:22:12.75:Ih37ER+Uo (2/3)
やっぱり空「母」って言うくらいだからあの偏屈駄目っぷりのに母性的なものが刺激されるんじゃね
やっぱり空「母」って言うくらいだからあの偏屈駄目っぷりのに母性的なものが刺激されるんじゃね
855:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:33:33.43:stS7UewrO (1/1)
つまり加賀さんには母性はなかったと
そういや世話焼かれる子供側の立場だった
つまり加賀さんには母性はなかったと
そういや世話焼かれる子供側の立場だった
856:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:36:46.89:upNyAAuZ0 (5/5)
だから鶴姉妹に好かれてんのか
姉妹間で険悪なのはちょっと前まで親権争ってたのかな
乙
だから鶴姉妹に好かれてんのか
姉妹間で険悪なのはちょっと前まで親権争ってたのかな
乙
857:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:52:45.63:bXVmlB3iO (2/2)
翔鶴姉……これ、赤城さんに裏でいじめられたりしてないだろうな……?
翔鶴姉……これ、赤城さんに裏でいじめられたりしてないだろうな……?
858:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 21:58:22.87:kxA/LQMko (5/5)
>>857
虐める虐めないで言えば虐められてるだろう
だって加賀さんのお世話押し付けられてるし
>>857
虐める虐めないで言えば虐められてるだろう
だって加賀さんのお世話押し付けられてるし
859:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 22:01:08.97:B0O/ZeA4o (1/1)
加賀さんを一体何だと思ってるかが
加賀さんを一体何だと思ってるかが
860:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 22:02:34.01:Ih37ER+Uo (3/3)
>>858
草生えるけど数値的に本人嫌がってないし……
>>858
草生えるけど数値的に本人嫌がってないし……
861:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 22:03:52.96:90oig2Vl0 (2/2)
要介護大先輩?
要介護大先輩?
862:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/26(日) 22:07:06.98:zQmmjm0qo (1/1)
仕事スキル全振りでそれ以外はダメダメ……そういうのって結構創作で見るような
思い出した。紫原敦だ。
仕事スキル全振りでそれ以外はダメダメ……そういうのって結構創作で見るような
思い出した。紫原敦だ。
863:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 00:14:05.99:KlO563/g0 (1/1)
赤城さんと鶴姉妹の相性はどうなんやろう?
赤城さんと鶴姉妹の相性はどうなんやろう?
864:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 00:44:10.91:EzKPjmkz0 (1/1)
みんなどうしてそんなに地雷を掘り起こそうとするんだ!(いいぞもっとやれー!)
みんなどうしてそんなに地雷を掘り起こそうとするんだ!(いいぞもっとやれー!)
865: ◆idiDHwDMwc:2017/11/27(月) 05:18:55.74:yv59lkK90 (1/1)
なんか熱が入って徹夜で艦これしてたけど、しおんでてE―4も終わらせました。
対馬も掘ったのでこれで1の秋イベは終わりです。現状、持ってない艦は浦波・Zaradとイベ前と変わらずですが、新艦の安価が来ても大丈夫になりました。
チカレタ……私事で恐縮なのですが、こんな調子なので本日の更新はお休みになると思います。
申し訳ありません。
なんか熱が入って徹夜で艦これしてたけど、しおんでてE―4も終わらせました。
対馬も掘ったのでこれで1の秋イベは終わりです。現状、持ってない艦は浦波・Zaradとイベ前と変わらずですが、新艦の安価が来ても大丈夫になりました。
チカレタ……私事で恐縮なのですが、こんな調子なので本日の更新はお休みになると思います。
申し訳ありません。
866:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 06:20:57.86:8Jy6wkagO (1/1)
乙、イベント大事です
乙、イベント大事です
867:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 09:11:40.91:bXJm5JCW0 (1/1)
お大事に
空母組は提督が好きな人が多めだがこうなると戦艦組の方が気になるなあ
メタ的にコンマ測るキャラはしばらく決まってるが戦艦組は
伊勢型、扶桑型、まだ測定してない戦艦とかいるが
お大事に
空母組は提督が好きな人が多めだがこうなると戦艦組の方が気になるなあ
メタ的にコンマ測るキャラはしばらく決まってるが戦艦組は
伊勢型、扶桑型、まだ測定してない戦艦とかいるが
868:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 12:46:17.04:gllG94SwO (1/1)
空母派戦艦派って言うけどそれぞれの派閥の指針とか方向性ってあったっけ?
空母派戦艦派って言うけどそれぞれの派閥の指針とか方向性ってあったっけ?
869:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 13:35:25.55:CYKieVPBO (1/1)
ない
どんなことになるかは実際に見てからのお楽しみ
ない
どんなことになるかは実際に見てからのお楽しみ
870:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 15:54:29.17:kg8BIhZpO (1/1)
加賀さん慕われてて草
加賀さん慕われてて草
871:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 17:22:02.32:T27myjjTO (1/1)
加賀さんと提督の共通点ってあれだよな
加賀さんと提督の共通点ってあれだよな
872:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 18:21:06.68:qarCp6Wao (1/1)
空母派とか戦艦派ってあってもどっちも全然一枚岩じゃ無さそうなのがまた
空母派とか戦艦派ってあってもどっちも全然一枚岩じゃ無さそうなのがまた
873:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/27(月) 19:33:47.38:CRFyNBFDO (1/1)
>>870
赤城が内心嫌いつつも餌付けして側に置いているのは
そういう「便利」があるからだったのか…
>>870
赤城が内心嫌いつつも餌付けして側に置いているのは
そういう「便利」があるからだったのか…
874: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 15:22:24.90:loOuMSgIO (1/1)
本日は早めに帰れそうなので22時から更新します。
感情度コンマご協力いただければ幸いやで
本日は早めに帰れそうなので22時から更新します。
感情度コンマご協力いただければ幸いやで
875:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 15:26:40.46:n/KYyJKAo (1/1)
おうたのしみにしとるで
おうたのしみにしとるで
876:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 18:37:34.03:rfh25dhn0 (1/1)
ふむ
ふむ
877: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:10:14.60:xUOUpY7V0 (1/12)
――12:30――
鎮守府 中庭
瑞鶴「あれ、提督さんじゃん。難しい顔してどうしたの? なになに、サボり?」
翔鶴「瑞鶴、失礼なことを言っちゃだめよ? 提督、お顔の色が優れませんが、どこかお加減が優れないのですか?」
提督「翔鶴と瑞鶴か……いやな大井たちと話していたんだが、いきなり怒りだしてしまってな。途方にくれていたところだ」
瑞鶴「提督さんのことだからまた何かよけいなこと言ったんじゃないの?」
提督「はぁ……翔鶴、お前たちはこれから昼食か?」
瑞鶴「ちょ、ちょっと無視しないでよ!」
翔鶴「ふふ……ええ、これから食堂に行こうかと思っていったんですが、よろしければ提督もご一緒にいかかですか? ちょっと御相談したいこともありまして……」
瑞鶴「あ、翔鶴姉、いいこといった! 提督さん、最近忙しそうでお話してなかったしちょうどいいと思うのよ!」
翔鶴「? そう? この間も執務の合間に弓道場に来て――」
瑞鶴「え?」
翔鶴「……あ、いや、そういえば瑞鶴、あの時は出撃してたわね。ごめんなさい」
瑞鶴「……」
提督「なんだいきなり黙っって? それより食事ならば付き合える、翔鶴ではないが、私もお前たちに聞きたいことがあったのだ」
瑞鶴「ほんと! ……勿論、デザートの間宮は奢ってくれるんでしょ?」
翔鶴「瑞鶴、わがままいっちゃ駄目よ?」
瑞鶴「いいじゃん別に。 提督もこんなに可愛い女の子とご飯食べられるんだから、それぐらいいいでしょ?」
提督「可愛いかどうかは置いておくが、それぐらいは構わん。翔鶴、お前もそこまで気にするな」
瑞鶴「えへへ……やりぃ!」
加賀「やりました」
瑞鶴「は? はぁぁぁ!? どっから沸いて出たんですか!?」
加賀「うるわいわね」ポカ
瑞鶴「あいたッ!?」
加賀「本来ならば栄光ある一航戦の私があなたたち五航戦と一緒に食事なんて考えられないのですが、間宮のためです。涙をのんで同席しましょう」
提督「別にこんでいいぞ。お前にまで奢ってやるとはいっていない」
加賀「……は? この子達は五航戦で私は一航戦ですよ?」
提督「それがどうした……」
加賀「五航戦のものは一航戦のもの、二航戦のものは一航戦のもの。世の摂理です」
提督「そんな摂理は知らん。飯がくいたければくいたいと言えばよいではないか。それを五航戦だ一航戦だと何を考えているんだ、馬鹿者め」
加賀「い、いえ、これは大事な事です。上下関係は軍隊の基本です。上官にたかろうとしているぐらいなのですから、しっかりと教育しなければこのひよこたちのためになりません」
提督「……確かにお前が言うように軍人として上下関係は大事なことであるな。しかし、お前はやりすぎな上に自分のことを棚に上げて好き勝手言っているようにしか聞こえんぞ。まさに牽強附会である。すこし意味は違うが郷原は徳の賊ともいうではないか、お前もそんな理屈にならんことを先任面して言っていてはかえって人に侮られるぞ。」
加賀「?」
提督「はぁ……お前は作戦行動のときは的確な反論ができるのに、何故、普段はそうやって人の話の意味が分からないと言わんばかりの顔をするのだ。せっかくの非番であるが少し言い聞かせる必要があるようだな」
加賀「え? ちょ、ちょっと――五航戦! なんとかしなさい!」
提督「都合が悪くなればいつもは馬鹿にしてる後輩を頼るとはなんだ! お前がそんな性根の腐った奴だとは思わなかった!」
加賀「ヒェ……」
瑞鶴「なんとかっていってもねぇ……ぷっ、くっくっく」
翔鶴「瑞鶴!」
瑞鶴「はぁーい。はぁ……翔鶴姉はまじめなんだから……」
翔鶴「提督、加賀さんも悪気があったわけではないんです。どうかそんなに怒らないでください」
提督「む。しかしだな、加賀のように古参の空母がこんなことでは他に示しがつかん」
――12:30――
鎮守府 中庭
瑞鶴「あれ、提督さんじゃん。難しい顔してどうしたの? なになに、サボり?」
翔鶴「瑞鶴、失礼なことを言っちゃだめよ? 提督、お顔の色が優れませんが、どこかお加減が優れないのですか?」
提督「翔鶴と瑞鶴か……いやな大井たちと話していたんだが、いきなり怒りだしてしまってな。途方にくれていたところだ」
瑞鶴「提督さんのことだからまた何かよけいなこと言ったんじゃないの?」
提督「はぁ……翔鶴、お前たちはこれから昼食か?」
瑞鶴「ちょ、ちょっと無視しないでよ!」
翔鶴「ふふ……ええ、これから食堂に行こうかと思っていったんですが、よろしければ提督もご一緒にいかかですか? ちょっと御相談したいこともありまして……」
瑞鶴「あ、翔鶴姉、いいこといった! 提督さん、最近忙しそうでお話してなかったしちょうどいいと思うのよ!」
翔鶴「? そう? この間も執務の合間に弓道場に来て――」
瑞鶴「え?」
翔鶴「……あ、いや、そういえば瑞鶴、あの時は出撃してたわね。ごめんなさい」
瑞鶴「……」
提督「なんだいきなり黙っって? それより食事ならば付き合える、翔鶴ではないが、私もお前たちに聞きたいことがあったのだ」
瑞鶴「ほんと! ……勿論、デザートの間宮は奢ってくれるんでしょ?」
翔鶴「瑞鶴、わがままいっちゃ駄目よ?」
瑞鶴「いいじゃん別に。 提督もこんなに可愛い女の子とご飯食べられるんだから、それぐらいいいでしょ?」
提督「可愛いかどうかは置いておくが、それぐらいは構わん。翔鶴、お前もそこまで気にするな」
瑞鶴「えへへ……やりぃ!」
加賀「やりました」
瑞鶴「は? はぁぁぁ!? どっから沸いて出たんですか!?」
加賀「うるわいわね」ポカ
瑞鶴「あいたッ!?」
加賀「本来ならば栄光ある一航戦の私があなたたち五航戦と一緒に食事なんて考えられないのですが、間宮のためです。涙をのんで同席しましょう」
提督「別にこんでいいぞ。お前にまで奢ってやるとはいっていない」
加賀「……は? この子達は五航戦で私は一航戦ですよ?」
提督「それがどうした……」
加賀「五航戦のものは一航戦のもの、二航戦のものは一航戦のもの。世の摂理です」
提督「そんな摂理は知らん。飯がくいたければくいたいと言えばよいではないか。それを五航戦だ一航戦だと何を考えているんだ、馬鹿者め」
加賀「い、いえ、これは大事な事です。上下関係は軍隊の基本です。上官にたかろうとしているぐらいなのですから、しっかりと教育しなければこのひよこたちのためになりません」
提督「……確かにお前が言うように軍人として上下関係は大事なことであるな。しかし、お前はやりすぎな上に自分のことを棚に上げて好き勝手言っているようにしか聞こえんぞ。まさに牽強附会である。すこし意味は違うが郷原は徳の賊ともいうではないか、お前もそんな理屈にならんことを先任面して言っていてはかえって人に侮られるぞ。」
加賀「?」
提督「はぁ……お前は作戦行動のときは的確な反論ができるのに、何故、普段はそうやって人の話の意味が分からないと言わんばかりの顔をするのだ。せっかくの非番であるが少し言い聞かせる必要があるようだな」
加賀「え? ちょ、ちょっと――五航戦! なんとかしなさい!」
提督「都合が悪くなればいつもは馬鹿にしてる後輩を頼るとはなんだ! お前がそんな性根の腐った奴だとは思わなかった!」
加賀「ヒェ……」
瑞鶴「なんとかっていってもねぇ……ぷっ、くっくっく」
翔鶴「瑞鶴!」
瑞鶴「はぁーい。はぁ……翔鶴姉はまじめなんだから……」
翔鶴「提督、加賀さんも悪気があったわけではないんです。どうかそんなに怒らないでください」
提督「む。しかしだな、加賀のように古参の空母がこんなことでは他に示しがつかん」
878: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:16:36.55:xUOUpY7V0 (2/12)
加賀「す、好きで古参な訳では――」
提督「はぁ!? 子供でもないのだから下らんことを言うな! お前のように情けない奴を鎮守府の柱と頼っていたかと思うと涙が出て来そうになる! こんな部下を持てて私は本当に果報者――」
加賀「泣きたいのは私です……」ボソッ
提督「おい、なにか言ったか?」
加賀「い、いえ、何も言っていません」
提督「嘘を言うな! 聞き取れんかったがしっかりと口は動いていたぞ!」
加賀「あ、いえ、これはその、うー、うー……」
提督「そのうー、うー、言うのをやめろ! 言葉に詰まってそんなふうになるなどお前はそれでも軍人か! 不満があるのならばAL/MI作戦のときのようにはっきりと言えばいいだろう! お前は私をばかにしているのか? それとも血管を破裂させて謀殺したいのか? はっきりせんか!」
加賀「……はい、申し訳ありませんでした」
瑞鶴「ぷっ……くっくっく……あはは!」
提督「瑞鶴! お前も先任が叱責されているのを見て笑うなど何を考えているのだ!」
瑞鶴「うぇ!?」
提督「普段から思っていたがお前はもう少し落ち着きを持て! 浅瀬に仇波とは言わないが、些細なことをむやみやたらに騒ぎ立てても周囲はお前のことを愚かなやつとしか思わんぞ! 」
瑞鶴「……ごめんなさい」
加賀「ざまぁみなさい」
提督「加賀!」
加賀「……はい。うぅ、お腹が痛くなってきました……」
翔鶴「提督、加賀さんも瑞鶴も反省したようですし、食堂に行きましょう? お食事の時間がなくなってしまいます。ね?」
提督「はぁ……今回は翔鶴の顔を立ててやるが、以後、気をつけろよ。特に瑞鶴、お前には期待しているのだから、加賀までとは言わんが赤城程度には落ち着きをもってくれ」
瑞鶴「え? あ、赤城さんですか……?」
提督「そうだ。あれは口を開けば余計なことしか言わんが、それでも普段は余裕のある態度を崩さないだろ? 最初は低い目標を設定して、クリアしていくのだ」
瑞鶴「あ、あはは……」
提督「なんだ、その乾いた笑いは。食事前に鎮守府の外周を走り回りたいのならば存分に走らせてやるぞ」
瑞鶴「い、いえ! 了解しました!」
提督「む。その返事ができるのならば最初からそうしろ、馬鹿者め」
瑞鶴「……はい」
翔鶴「そ、そうだ! 提督、今日はカレーですよ? 早く行かないと」
提督「お前はすぐそうやって瑞鶴を甘やかそうとするがそれは本人の為にもならんぞ」
翔鶴「はい、肝に銘じておきます」
提督「ならいい」
加賀「いけすかないわね……」ボソッ
瑞鶴「あ、加賀さんもそう思う? ちょっといい子過ぎるんだよね……」ヒソヒソ
加賀「……私からしたら覚えが悪いあなたも同類よ」ヒソヒソ
瑞鶴「えぇ……」
加賀「す、好きで古参な訳では――」
提督「はぁ!? 子供でもないのだから下らんことを言うな! お前のように情けない奴を鎮守府の柱と頼っていたかと思うと涙が出て来そうになる! こんな部下を持てて私は本当に果報者――」
加賀「泣きたいのは私です……」ボソッ
提督「おい、なにか言ったか?」
加賀「い、いえ、何も言っていません」
提督「嘘を言うな! 聞き取れんかったがしっかりと口は動いていたぞ!」
加賀「あ、いえ、これはその、うー、うー……」
提督「そのうー、うー、言うのをやめろ! 言葉に詰まってそんなふうになるなどお前はそれでも軍人か! 不満があるのならばAL/MI作戦のときのようにはっきりと言えばいいだろう! お前は私をばかにしているのか? それとも血管を破裂させて謀殺したいのか? はっきりせんか!」
加賀「……はい、申し訳ありませんでした」
瑞鶴「ぷっ……くっくっく……あはは!」
提督「瑞鶴! お前も先任が叱責されているのを見て笑うなど何を考えているのだ!」
瑞鶴「うぇ!?」
提督「普段から思っていたがお前はもう少し落ち着きを持て! 浅瀬に仇波とは言わないが、些細なことをむやみやたらに騒ぎ立てても周囲はお前のことを愚かなやつとしか思わんぞ! 」
瑞鶴「……ごめんなさい」
加賀「ざまぁみなさい」
提督「加賀!」
加賀「……はい。うぅ、お腹が痛くなってきました……」
翔鶴「提督、加賀さんも瑞鶴も反省したようですし、食堂に行きましょう? お食事の時間がなくなってしまいます。ね?」
提督「はぁ……今回は翔鶴の顔を立ててやるが、以後、気をつけろよ。特に瑞鶴、お前には期待しているのだから、加賀までとは言わんが赤城程度には落ち着きをもってくれ」
瑞鶴「え? あ、赤城さんですか……?」
提督「そうだ。あれは口を開けば余計なことしか言わんが、それでも普段は余裕のある態度を崩さないだろ? 最初は低い目標を設定して、クリアしていくのだ」
瑞鶴「あ、あはは……」
提督「なんだ、その乾いた笑いは。食事前に鎮守府の外周を走り回りたいのならば存分に走らせてやるぞ」
瑞鶴「い、いえ! 了解しました!」
提督「む。その返事ができるのならば最初からそうしろ、馬鹿者め」
瑞鶴「……はい」
翔鶴「そ、そうだ! 提督、今日はカレーですよ? 早く行かないと」
提督「お前はすぐそうやって瑞鶴を甘やかそうとするがそれは本人の為にもならんぞ」
翔鶴「はい、肝に銘じておきます」
提督「ならいい」
加賀「いけすかないわね……」ボソッ
瑞鶴「あ、加賀さんもそう思う? ちょっといい子過ぎるんだよね……」ヒソヒソ
加賀「……私からしたら覚えが悪いあなたも同類よ」ヒソヒソ
瑞鶴「えぇ……」
879: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:20:41.37:xUOUpY7V0 (3/12)
鎮守府 食堂
提督「……」ガツガツ
瑞鶴「そ、そんなに慌てて食べなくてもいいじゃん。お話しながらゆっくり食べよ?」
提督「む……確かにな。この後の執務もないのだ、慌てることもないか」
翔鶴「ええ、あまり急いで食べては体にも悪いですし。どうぞ、お茶をお持ちしました」
提督「わるいな。どうも早食いが癖になっているようでな」
加賀「――いえ、おそいですね。私はもう食べ終わりました、おかわりをしてきます」
提督「……そうか。まぁ、よく食べておけ。最近は近海で潜水艦を見つけても驚かないような戦況だからな、いつ輸送が泊まるかも分からん」
加賀「は? それは困ります。私も対潜哨戒にあたりましょう」
提督「冗談だ……無茶苦茶言うんじゃない……」
加賀「いえ、私には成算があります。春日丸でも結果を上げられるのであれば、私であれば一日50隻はかたいはずです」
提督「はぁ……お前はお前の仕事がある。馬鹿なことを考えて以内で、さっさとおかわりでもなんでもしてこい」
加賀「了解しました」シュババ
提督「なぁ、翔鶴、なぜ私の冗談は受け容れられないのだ」
翔鶴「うーん、すみません。ちょっと私には……」
瑞鶴「いやいや、真顔だからでしょ……。もうちょっと親しみをこめて微笑みながら言うだけでも随分と印象違うと思うよ?」
提督「む。こ、こうか」ハッ!
瑞鶴「それすっごい馬鹿にしてる感じだから煽ってるだけだよ……」
提督「そうか……では、こんな感じでどうだ」ニタァ
瑞鶴「提督さんに期待した私が間違ってたからもうやめよ? これ以上は傷しか生まない気がするもん」
提督「な、んだと……お前も蒼龍も散々にいいおってからに! もういい! 翔鶴、お前はどう思う?」
翔鶴「え? えっと……さっきの笑顔もいいんじゃないですか?」
瑞鶴「絶対、嘘だよ! 翔鶴姉はすぐそうやっていい子ちゃんぶって提督たちの点数を稼ごうとする!」
翔鶴「そ、そんなことは……」
加賀「うるさいです」 ポカっ
瑞鶴「ひぃん! い、いきなり何するんですか?!」
加賀「折角、おかわりを持ってきたんです。静かに食べさせなさい」
瑞鶴「こ、この、調子に乗って――!!」
加賀「いいでしょう。焼き鳥にしてあげます、かかって――」
提督「やめんか! 馬鹿者!!」
瑞鶴「……ちぇ」
加賀「申し訳ありませんでした」
提督「はぁ……もういい。先日の一件と違って取っ組み合いになったわけでもない」
瑞鶴「はい……」
加賀「……」ガッツポーズ
?「駄目ですよ」
鎮守府 食堂
提督「……」ガツガツ
瑞鶴「そ、そんなに慌てて食べなくてもいいじゃん。お話しながらゆっくり食べよ?」
提督「む……確かにな。この後の執務もないのだ、慌てることもないか」
翔鶴「ええ、あまり急いで食べては体にも悪いですし。どうぞ、お茶をお持ちしました」
提督「わるいな。どうも早食いが癖になっているようでな」
加賀「――いえ、おそいですね。私はもう食べ終わりました、おかわりをしてきます」
提督「……そうか。まぁ、よく食べておけ。最近は近海で潜水艦を見つけても驚かないような戦況だからな、いつ輸送が泊まるかも分からん」
加賀「は? それは困ります。私も対潜哨戒にあたりましょう」
提督「冗談だ……無茶苦茶言うんじゃない……」
加賀「いえ、私には成算があります。春日丸でも結果を上げられるのであれば、私であれば一日50隻はかたいはずです」
提督「はぁ……お前はお前の仕事がある。馬鹿なことを考えて以内で、さっさとおかわりでもなんでもしてこい」
加賀「了解しました」シュババ
提督「なぁ、翔鶴、なぜ私の冗談は受け容れられないのだ」
翔鶴「うーん、すみません。ちょっと私には……」
瑞鶴「いやいや、真顔だからでしょ……。もうちょっと親しみをこめて微笑みながら言うだけでも随分と印象違うと思うよ?」
提督「む。こ、こうか」ハッ!
瑞鶴「それすっごい馬鹿にしてる感じだから煽ってるだけだよ……」
提督「そうか……では、こんな感じでどうだ」ニタァ
瑞鶴「提督さんに期待した私が間違ってたからもうやめよ? これ以上は傷しか生まない気がするもん」
提督「な、んだと……お前も蒼龍も散々にいいおってからに! もういい! 翔鶴、お前はどう思う?」
翔鶴「え? えっと……さっきの笑顔もいいんじゃないですか?」
瑞鶴「絶対、嘘だよ! 翔鶴姉はすぐそうやっていい子ちゃんぶって提督たちの点数を稼ごうとする!」
翔鶴「そ、そんなことは……」
加賀「うるさいです」 ポカっ
瑞鶴「ひぃん! い、いきなり何するんですか?!」
加賀「折角、おかわりを持ってきたんです。静かに食べさせなさい」
瑞鶴「こ、この、調子に乗って――!!」
加賀「いいでしょう。焼き鳥にしてあげます、かかって――」
提督「やめんか! 馬鹿者!!」
瑞鶴「……ちぇ」
加賀「申し訳ありませんでした」
提督「はぁ……もういい。先日の一件と違って取っ組み合いになったわけでもない」
瑞鶴「はい……」
加賀「……」ガッツポーズ
?「駄目ですよ」
880: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:28:17.82:xUOUpY7V0 (4/12)
提督「赤城か。どうしてここにいる」
加賀・瑞鶴「!?」
赤城「食堂なんだから昼食に来たに決まってるじゃないですか。それよりも二人の処分です、お休み中の提督を煩わせたんです。鎮守府外周10周ぐらいはしてもらいましょう。ね? 翔鶴」
翔鶴「え、いえ、それはちょっと……重過ぎではないですか……?」
赤城「は?」
翔鶴「あ、いえ、なんでもないです……」
瑞鶴「翔鶴姉ぇ……」
提督「私は休みだ。逆にこういったときの無礼こそ大目に見てやるべきではないのか?」
加賀「そ、そうです! 赤城さん、私は瑞鶴のために――」アワワ
赤城「言い訳は結構です。そんなことしても何の生産性もありません」
加賀「そ、そういうわけではなくてですね……えっと、あれです! 赤城さ――」
赤城「おやつ抜きと外周どっちがいいですか?」
加賀「走ってきます……」
赤城「ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。加賀さんなら簡単に出来ると信じています」
加賀「はい……ん?」ピコーン
赤城「どうしました、加賀さん?」
加賀「赤城さん、瑞鶴の分は私が走ります! その代わりに瑞鶴の分を抜きにしてください!」
赤城「は? ……ああ、なるほど。く、くふ……い、いいですよ」
加賀「では、いってきます!」
バターン!!
赤城「くっくっく……それではお騒がせしました。私は執務室のほうで食べますから提督はごゆっくりしていてください」
瑞鶴「あ、あの、私、本当にいいんですか……」
赤城「別にいいんですよ? どうせ加賀さんがなにかやったんでしょう? 提督も不問にするとおっしゃってるんだから、私が取り立てて目くじら立てる必要もないですし。最初っからあなたを走らせる気もなかったんですけど、まぁ、加賀さんに感謝しておいて下さい。」
瑞鶴「……ありがとうございます」
赤城「どういたしました。それでは失礼しますね」
提督「……あまり根を詰めるなよ。明日は私もいるんだ、なにも今日中に全てを終わらせる必要もない」
赤城「うふ……ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫」
提督「赤城か。どうしてここにいる」
加賀・瑞鶴「!?」
赤城「食堂なんだから昼食に来たに決まってるじゃないですか。それよりも二人の処分です、お休み中の提督を煩わせたんです。鎮守府外周10周ぐらいはしてもらいましょう。ね? 翔鶴」
翔鶴「え、いえ、それはちょっと……重過ぎではないですか……?」
赤城「は?」
翔鶴「あ、いえ、なんでもないです……」
瑞鶴「翔鶴姉ぇ……」
提督「私は休みだ。逆にこういったときの無礼こそ大目に見てやるべきではないのか?」
加賀「そ、そうです! 赤城さん、私は瑞鶴のために――」アワワ
赤城「言い訳は結構です。そんなことしても何の生産性もありません」
加賀「そ、そういうわけではなくてですね……えっと、あれです! 赤城さ――」
赤城「おやつ抜きと外周どっちがいいですか?」
加賀「走ってきます……」
赤城「ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。加賀さんなら簡単に出来ると信じています」
加賀「はい……ん?」ピコーン
赤城「どうしました、加賀さん?」
加賀「赤城さん、瑞鶴の分は私が走ります! その代わりに瑞鶴の分を抜きにしてください!」
赤城「は? ……ああ、なるほど。く、くふ……い、いいですよ」
加賀「では、いってきます!」
バターン!!
赤城「くっくっく……それではお騒がせしました。私は執務室のほうで食べますから提督はごゆっくりしていてください」
瑞鶴「あ、あの、私、本当にいいんですか……」
赤城「別にいいんですよ? どうせ加賀さんがなにかやったんでしょう? 提督も不問にするとおっしゃってるんだから、私が取り立てて目くじら立てる必要もないですし。最初っからあなたを走らせる気もなかったんですけど、まぁ、加賀さんに感謝しておいて下さい。」
瑞鶴「……ありがとうございます」
赤城「どういたしました。それでは失礼しますね」
提督「……あまり根を詰めるなよ。明日は私もいるんだ、なにも今日中に全てを終わらせる必要もない」
赤城「うふ……ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫」
881:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 22:35:54.87:jkhlzKNSO (1/1)
老害
老害
882: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:41:52.80:xUOUpY7V0 (5/12)
鎮守府 間宮
瑞鶴「さっきはびっくりしたぁ……」
提督「それは私の台詞だ。間抜け」
瑞鶴「……ごめんなさい」
翔鶴「……」
提督「……どうだ、うまいか? この間、弥生と来た時に出してもらったのだが、奴も随分ときにいったようだったぞ」
瑞鶴「うん!」
提督「そうか」
翔鶴「うふふ……提督も甘いものお好きですもんね。弥生ちゃんは役得でしたね」
提督「違う。弥生が食べたいと言うから連れてきただけだ、私の意志はそこに介在しない。第一、帝国軍人たるもの清貧を第一として甘いものなど――」
瑞鶴「ぷっ……本当かなぁ?」
提督「おい、何をにやついている!」
瑞鶴「べつにぃ。なんでもありませーん」
提督「はぁ……疲れる奴だ。少しは翔鶴を見習え。そんなことだから加賀にひよこだ、七面鳥だ、アホウドリだと言われるのだ」
瑞鶴「ちょ!? それはひどくない!?」
翔鶴「まぁまぁ、それにしても本当にこの抹茶パフェおいしいですね」
提督「そ、そうか? いや、私には良さが分からんのだがな」
翔鶴「うふふ……」
提督「まぁ、これで士気も上がっただろ。午後の訓練も頑張れよ」
瑞鶴「あ……訓練といえば、このあとの教官、蒼龍さんだ……」
翔鶴「あ……」
瑞鶴「折角、おいしいもの食べてるのに憂鬱になっちゃった……」
提督「なんだ? 蒼龍の訓練はそんなにきついのか?」
瑞鶴「きついのは当たり前なんだけど、分かりにくいんだよね。すっごい感覚派って言うか……」
翔鶴「この間の急降下爆撃の練習のときは海に艦載機を叩きつけるようにしろって言ってたわよね」
瑞鶴「ああ、あれ、本当に出来る気がしなかったよね……で、本当に落としちゃったら物凄い悲しそうな顔するから余計にたちがわるいって言うか……うん:
翔鶴「あのとき『私の教え方が悪いのかなぁ……』って仰ってたのよ……胃がキュってなったわ」
瑞鶴「あれならいっそ飛龍さんみたいに怒ってくれたほうがいいよね……」
翔鶴「あ、提督、申し訳ありません……」
提督「まぁ、これぐらいの愚痴ぐらいは聞いてやる。私も昔は先任や同期に上官の愚痴を言ったものだ」
瑞鶴「うん、ごめんね? 折角だからなんかたのしい話するよ」
提督「だから、気にするなと言っているだろ。お前達から一航戦、二航戦の評価を聞くのもおもしろいものだ」
瑞鶴「え?」
提督「だからお前らを教えてる全員分の評価を私に聞かせてみろ。お前達の先任は奴らかもしれんが、私はその上官だぞ? 奴らがお前たちを評価するように、奴らを私が評価してやろう」
瑞鶴「ぷっ……面白そう! それだと次は飛龍さんだよね」
翔鶴「飛龍さんはそうですねぇ……我が強いというか……」
提督「ほう、詳しく言ってみろ」
鎮守府 間宮
瑞鶴「さっきはびっくりしたぁ……」
提督「それは私の台詞だ。間抜け」
瑞鶴「……ごめんなさい」
翔鶴「……」
提督「……どうだ、うまいか? この間、弥生と来た時に出してもらったのだが、奴も随分ときにいったようだったぞ」
瑞鶴「うん!」
提督「そうか」
翔鶴「うふふ……提督も甘いものお好きですもんね。弥生ちゃんは役得でしたね」
提督「違う。弥生が食べたいと言うから連れてきただけだ、私の意志はそこに介在しない。第一、帝国軍人たるもの清貧を第一として甘いものなど――」
瑞鶴「ぷっ……本当かなぁ?」
提督「おい、何をにやついている!」
瑞鶴「べつにぃ。なんでもありませーん」
提督「はぁ……疲れる奴だ。少しは翔鶴を見習え。そんなことだから加賀にひよこだ、七面鳥だ、アホウドリだと言われるのだ」
瑞鶴「ちょ!? それはひどくない!?」
翔鶴「まぁまぁ、それにしても本当にこの抹茶パフェおいしいですね」
提督「そ、そうか? いや、私には良さが分からんのだがな」
翔鶴「うふふ……」
提督「まぁ、これで士気も上がっただろ。午後の訓練も頑張れよ」
瑞鶴「あ……訓練といえば、このあとの教官、蒼龍さんだ……」
翔鶴「あ……」
瑞鶴「折角、おいしいもの食べてるのに憂鬱になっちゃった……」
提督「なんだ? 蒼龍の訓練はそんなにきついのか?」
瑞鶴「きついのは当たり前なんだけど、分かりにくいんだよね。すっごい感覚派って言うか……」
翔鶴「この間の急降下爆撃の練習のときは海に艦載機を叩きつけるようにしろって言ってたわよね」
瑞鶴「ああ、あれ、本当に出来る気がしなかったよね……で、本当に落としちゃったら物凄い悲しそうな顔するから余計にたちがわるいって言うか……うん:
翔鶴「あのとき『私の教え方が悪いのかなぁ……』って仰ってたのよ……胃がキュってなったわ」
瑞鶴「あれならいっそ飛龍さんみたいに怒ってくれたほうがいいよね……」
翔鶴「あ、提督、申し訳ありません……」
提督「まぁ、これぐらいの愚痴ぐらいは聞いてやる。私も昔は先任や同期に上官の愚痴を言ったものだ」
瑞鶴「うん、ごめんね? 折角だからなんかたのしい話するよ」
提督「だから、気にするなと言っているだろ。お前達から一航戦、二航戦の評価を聞くのもおもしろいものだ」
瑞鶴「え?」
提督「だからお前らを教えてる全員分の評価を私に聞かせてみろ。お前達の先任は奴らかもしれんが、私はその上官だぞ? 奴らがお前たちを評価するように、奴らを私が評価してやろう」
瑞鶴「ぷっ……面白そう! それだと次は飛龍さんだよね」
翔鶴「飛龍さんはそうですねぇ……我が強いというか……」
提督「ほう、詳しく言ってみろ」
883:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 22:45:56.79:e7tN2F98o (1/5)
仕事意識しつつの聞き役ならコミュもいけそう?
仕事意識しつつの聞き役ならコミュもいけそう?
884: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:47:31.94:xUOUpY7V0 (6/12)
翔鶴「蒼龍さんに教わったとおりにやっても、自分の教え方に会わないと飛龍さんはすぐに直すように言ってくるんです。それに蒼龍さんに輪をかけて、感覚派なのでちょっと理解するのも難しくって……」
瑞鶴「そうそう。あの人が素直に引くのって赤城さんに教えてもらったって言ったときだけだよね。あたし達の提案なんか鼻で笑って終わりだもん」
翔鶴「ふふ……この前は瑞鶴、物凄い怒られてたものね」
瑞鶴「む……だって一生懸命、どうすればうまく良くか考えてきたのに全否定なんだもん。それでちょっと反論したらあんなに怒るなんておもわなかった……」
提督「なるほどな、よし、それでは今度、訓練を見に行ってやる。その際に態度があまりに無茶だと思ったら飛龍の訓練は減らそう」
瑞鶴「ほんと!?」
翔鶴「……だけど、私としては飛龍さんはいい教官だと思います。言ってることは難しいですけど、確かに理解してみると理にかなってますし……」
瑞鶴「それは翔鶴姉は言われたことばっかりやってるからじゃん。もっと自分でいいと思ったこともやるべきだよ!」
翔鶴「そうかしら……実際、私達がこの鎮守で建造されてから3年しかたっていないのだし、まだまだそんなことをするほどじゃないとおもうの。先輩のおっしゃったことを素直にやっていく段階じゃないかしら?」
瑞鶴「む。それでも逆に言えばもう3年だよ?」
翔鶴「そ、それはそうだけど……」
提督「それはお前達がおいおい考えて行かなければならないことだ。そこらへんの相談であれば蒼龍に聞いてみればいい、親身になって話を聞いてくれるのではないか?」
瑞鶴「あぁ、蒼龍さん、優しいもんね! 真剣に聞いてくれそう」
提督「そういうことだ。人間誰しも得て不得手はある、それを把握してうまく使ってやれ」
瑞鶴「うん!」
提督「次はそうだな……赤城はどうだ? あいつは艦載機の運用レポートや報告書を読んでいるからな、どちらかといえば理論派だと思うが」
瑞鶴「私は赤城さんの訓練好きだよ。細かい数字まで確りと出してくれてなんでも理由を説明してくれるからすっごい分かりやすいもん」
翔鶴「逆に私は飛龍さんのほうが……赤城さんのいう数字は細かすぎて理屈は分かるんですが、真似できそうにないです」
瑞鶴「ああ……確かに。あの人、感覚で精密機械みたいな艦載機運用するもんね……。そういう意味ではちょっと理屈倒れなのかな」
提督「なるほどな飛龍と蒼龍が感覚派で赤城が理論派か……そこまではイメージどおりだが、お前たちには驚いたな」
翔鶴「?」
提督「なに、普段のお前たちであれば逆の意見になりそうだと思ったのだ」
瑞鶴「まぁ、なんだかんだで翔鶴姉はおおらかだからね。あんまりきっちりきっちりとやるのは苦手だよね」
翔鶴「そんなことは……」
提督「ふむ、こんごのお前たちの運用にも活かせる有意義な話であったな。よし、私はもう少し鎮守府を回ってこよう。意外にもこういった話を聞けるかもしれないと分かっただけでも収穫だ」
瑞鶴「? 加賀さんがまだだけど」
提督「聞かなくても分かる」
翔鶴「蒼龍さんに教わったとおりにやっても、自分の教え方に会わないと飛龍さんはすぐに直すように言ってくるんです。それに蒼龍さんに輪をかけて、感覚派なのでちょっと理解するのも難しくって……」
瑞鶴「そうそう。あの人が素直に引くのって赤城さんに教えてもらったって言ったときだけだよね。あたし達の提案なんか鼻で笑って終わりだもん」
翔鶴「ふふ……この前は瑞鶴、物凄い怒られてたものね」
瑞鶴「む……だって一生懸命、どうすればうまく良くか考えてきたのに全否定なんだもん。それでちょっと反論したらあんなに怒るなんておもわなかった……」
提督「なるほどな、よし、それでは今度、訓練を見に行ってやる。その際に態度があまりに無茶だと思ったら飛龍の訓練は減らそう」
瑞鶴「ほんと!?」
翔鶴「……だけど、私としては飛龍さんはいい教官だと思います。言ってることは難しいですけど、確かに理解してみると理にかなってますし……」
瑞鶴「それは翔鶴姉は言われたことばっかりやってるからじゃん。もっと自分でいいと思ったこともやるべきだよ!」
翔鶴「そうかしら……実際、私達がこの鎮守で建造されてから3年しかたっていないのだし、まだまだそんなことをするほどじゃないとおもうの。先輩のおっしゃったことを素直にやっていく段階じゃないかしら?」
瑞鶴「む。それでも逆に言えばもう3年だよ?」
翔鶴「そ、それはそうだけど……」
提督「それはお前達がおいおい考えて行かなければならないことだ。そこらへんの相談であれば蒼龍に聞いてみればいい、親身になって話を聞いてくれるのではないか?」
瑞鶴「あぁ、蒼龍さん、優しいもんね! 真剣に聞いてくれそう」
提督「そういうことだ。人間誰しも得て不得手はある、それを把握してうまく使ってやれ」
瑞鶴「うん!」
提督「次はそうだな……赤城はどうだ? あいつは艦載機の運用レポートや報告書を読んでいるからな、どちらかといえば理論派だと思うが」
瑞鶴「私は赤城さんの訓練好きだよ。細かい数字まで確りと出してくれてなんでも理由を説明してくれるからすっごい分かりやすいもん」
翔鶴「逆に私は飛龍さんのほうが……赤城さんのいう数字は細かすぎて理屈は分かるんですが、真似できそうにないです」
瑞鶴「ああ……確かに。あの人、感覚で精密機械みたいな艦載機運用するもんね……。そういう意味ではちょっと理屈倒れなのかな」
提督「なるほどな飛龍と蒼龍が感覚派で赤城が理論派か……そこまではイメージどおりだが、お前たちには驚いたな」
翔鶴「?」
提督「なに、普段のお前たちであれば逆の意見になりそうだと思ったのだ」
瑞鶴「まぁ、なんだかんだで翔鶴姉はおおらかだからね。あんまりきっちりきっちりとやるのは苦手だよね」
翔鶴「そんなことは……」
提督「ふむ、こんごのお前たちの運用にも活かせる有意義な話であったな。よし、私はもう少し鎮守府を回ってこよう。意外にもこういった話を聞けるかもしれないと分かっただけでも収穫だ」
瑞鶴「? 加賀さんがまだだけど」
提督「聞かなくても分かる」
885:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 22:49:55.29:LKJ8N0SyO (1/1)
>聞かなくても分かる
安定の加賀さん
>聞かなくても分かる
安定の加賀さん
886: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:50:58.72:xUOUpY7V0 (7/12)
翔鶴「提督、勘違いなさってます……加賀さんはああ見えてすごく教官としては優秀なんです。ね? 瑞鶴」
瑞鶴「うん。翔鶴姉の言うとおり加賀さんの訓練は分かりやすいよ。多分、一番なんじゃないかな?」
翔鶴「私も加賀さんが一番だと思います」
提督「は? あの何を考えてるか分からない奴が一番なのか?」
翔鶴「はい」
提督「頭が痛くなってきた……うちの空母どもはそろって間抜けばかりか……」
瑞鶴「いやいや、その評価は加賀さんに失礼でしょ。あの人、赤城さんと飛龍さんの中間ぐらいだし、すっごい丁寧に教えてくれるのよ」
翔鶴「赤城さんや飛龍さんが担当の時は一度で覚えないとものすごい怒られますけど、加賀さんと蒼龍さんは何度でも教えてくれるんです」
提督「冗談はやめろ。家庭教師のコマーシャルみたいになってきているぞ」
瑞鶴「いや、本当だって。あれで赤城さんに言われたことは確りこなすし、やさしいところもあるんだよ? さっきのもあたしと翔鶴姉の喧嘩を止めようと、悪役を買って出てくれたんだと思うし……」
翔鶴「そうです! 私もそう思います! それに瑞鶴のぶんまで走るなんて言ってくれましたし、なんだかんだで後輩思いなんだと思いますよ。ちょっと不器用だから失敗しちゃうだけだと思うんです!」
提督「そ、そうか……ど、どうやら私の目が曇っていたようだな」
瑞鶴「分かってもらえれば――あ! いけない! もうこんな時間じゃない! 訓練に遅れる!」
翔鶴「え? ほ、本当だわ……提督、失礼します!」
提督「ああ」
翔鶴「そ、そうだ、これあとで読んでください」
提督「む? メモか?」
瑞鶴「ちょ、ちょっと翔鶴姉、急がないと遅れるよ!」
翔鶴「あ、あのさっき言ったお話したいことなんですけど――」
瑞鶴「ちょ、ちょっと本当に間に合わなくなるって!!」
翔鶴「――ごめんなさい! すぐに行くわ!」
提督「はぁ……落ち着けというのに……」
翔鶴「提督、勘違いなさってます……加賀さんはああ見えてすごく教官としては優秀なんです。ね? 瑞鶴」
瑞鶴「うん。翔鶴姉の言うとおり加賀さんの訓練は分かりやすいよ。多分、一番なんじゃないかな?」
翔鶴「私も加賀さんが一番だと思います」
提督「は? あの何を考えてるか分からない奴が一番なのか?」
翔鶴「はい」
提督「頭が痛くなってきた……うちの空母どもはそろって間抜けばかりか……」
瑞鶴「いやいや、その評価は加賀さんに失礼でしょ。あの人、赤城さんと飛龍さんの中間ぐらいだし、すっごい丁寧に教えてくれるのよ」
翔鶴「赤城さんや飛龍さんが担当の時は一度で覚えないとものすごい怒られますけど、加賀さんと蒼龍さんは何度でも教えてくれるんです」
提督「冗談はやめろ。家庭教師のコマーシャルみたいになってきているぞ」
瑞鶴「いや、本当だって。あれで赤城さんに言われたことは確りこなすし、やさしいところもあるんだよ? さっきのもあたしと翔鶴姉の喧嘩を止めようと、悪役を買って出てくれたんだと思うし……」
翔鶴「そうです! 私もそう思います! それに瑞鶴のぶんまで走るなんて言ってくれましたし、なんだかんだで後輩思いなんだと思いますよ。ちょっと不器用だから失敗しちゃうだけだと思うんです!」
提督「そ、そうか……ど、どうやら私の目が曇っていたようだな」
瑞鶴「分かってもらえれば――あ! いけない! もうこんな時間じゃない! 訓練に遅れる!」
翔鶴「え? ほ、本当だわ……提督、失礼します!」
提督「ああ」
翔鶴「そ、そうだ、これあとで読んでください」
提督「む? メモか?」
瑞鶴「ちょ、ちょっと翔鶴姉、急がないと遅れるよ!」
翔鶴「あ、あのさっき言ったお話したいことなんですけど――」
瑞鶴「ちょ、ちょっと本当に間に合わなくなるって!!」
翔鶴「――ごめんなさい! すぐに行くわ!」
提督「はぁ……落ち着けというのに……」
887: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 22:56:55.12:xUOUpY7V0 (8/12)
鎮守府 本棟前
蒼龍「はぁはぁ……て、提督、五航戦の二人とご一緒だったんじゃないんですか?」
提督「? あいつらならお前の訓練があると練兵場に走っていたぞ」
蒼龍「あちゃー、遅かったかぁ……」
提督「なにか緊急の連絡か? それであれば放送を使え」
蒼龍「あ、いや、そういうわけじゃなくて書類仕事があるから今日は加賀さんに代わってもらったんです。それで謝らないと、と思って……」
提督「……加賀は随分と後輩に慕われているようだし、ちょうど、いいじゃないか」
蒼龍「えぇ……イメージで物言うのやめたほうがいいですよ?」
提督「む。どういうことだ?」
蒼龍「だって、加賀さん、理屈は適当だし、自分がなに教えたか分からなくなって何度も同じこといってるんですよ? それに普段からあの態度だから五航戦の二人にも嫌われてるだろうし……本当に悪いことしちゃったなぁ」
提督「くっくっく……」
蒼龍「い、いきなりどうしたんですか?」
提督「い、いや、そ、それで加賀はそんなに駄目なのか?」
蒼龍「駄目って言うか論外ですよ。赤城さんが言ってたことを断片的に覚えてて話してるんですけど、なんか微妙にずれてるんですよね。この前も飛龍が適当なことを言うから自分の訓練が意味なくなってるって珍しく赤城さんにも愚痴ってたんですから! それにさっきも瑞鶴の分まで走ればおやつが2倍になるとかわけの分からないこと言って走って――」
提督「くっくっく……あっはっはっは!!」
蒼龍「ちょ!? だ、大丈夫!?」
提督「い、いや、なに、くくっく……本人たちにそれを絶対に教えてやるなよ。ぷっ……いや、あれで、加賀とはうまくやっているようだぞ……ははは!」
蒼龍「はぁ? 適当なこと言っちゃ駄目ですよ」
提督「む……それよりも問題は五航戦の間じゃないのか?」
蒼龍「それこそ心配ないでしょ。あんなに仲のよさそうな艦娘も珍しいじゃないですか、あとは大井と北上とかかな?」
提督「む……そうか」
蒼龍「本当に大丈夫ですか? まだお酒残ってるんじゃないんですか?」
提督「そんなわけないだろ!」
蒼龍「えぇ? ちょっと信用できないなぁ……」
提督「お前という奴は……もういい! 私はこれから対潜哨戒部隊の視察に行って来る!」
蒼龍「はぁーい。でも、気をつけてくださいよ? 千鳥足で海に落ちたら心臓麻痺なんて間抜けなことになったらさすがの私でも泣くに泣けませんから」
提督「……だから、もう酔っていない!」
五航戦編 艦
鎮守府 本棟前
蒼龍「はぁはぁ……て、提督、五航戦の二人とご一緒だったんじゃないんですか?」
提督「? あいつらならお前の訓練があると練兵場に走っていたぞ」
蒼龍「あちゃー、遅かったかぁ……」
提督「なにか緊急の連絡か? それであれば放送を使え」
蒼龍「あ、いや、そういうわけじゃなくて書類仕事があるから今日は加賀さんに代わってもらったんです。それで謝らないと、と思って……」
提督「……加賀は随分と後輩に慕われているようだし、ちょうど、いいじゃないか」
蒼龍「えぇ……イメージで物言うのやめたほうがいいですよ?」
提督「む。どういうことだ?」
蒼龍「だって、加賀さん、理屈は適当だし、自分がなに教えたか分からなくなって何度も同じこといってるんですよ? それに普段からあの態度だから五航戦の二人にも嫌われてるだろうし……本当に悪いことしちゃったなぁ」
提督「くっくっく……」
蒼龍「い、いきなりどうしたんですか?」
提督「い、いや、そ、それで加賀はそんなに駄目なのか?」
蒼龍「駄目って言うか論外ですよ。赤城さんが言ってたことを断片的に覚えてて話してるんですけど、なんか微妙にずれてるんですよね。この前も飛龍が適当なことを言うから自分の訓練が意味なくなってるって珍しく赤城さんにも愚痴ってたんですから! それにさっきも瑞鶴の分まで走ればおやつが2倍になるとかわけの分からないこと言って走って――」
提督「くっくっく……あっはっはっは!!」
蒼龍「ちょ!? だ、大丈夫!?」
提督「い、いや、なに、くくっく……本人たちにそれを絶対に教えてやるなよ。ぷっ……いや、あれで、加賀とはうまくやっているようだぞ……ははは!」
蒼龍「はぁ? 適当なこと言っちゃ駄目ですよ」
提督「む……それよりも問題は五航戦の間じゃないのか?」
蒼龍「それこそ心配ないでしょ。あんなに仲のよさそうな艦娘も珍しいじゃないですか、あとは大井と北上とかかな?」
提督「む……そうか」
蒼龍「本当に大丈夫ですか? まだお酒残ってるんじゃないんですか?」
提督「そんなわけないだろ!」
蒼龍「えぇ? ちょっと信用できないなぁ……」
提督「お前という奴は……もういい! 私はこれから対潜哨戒部隊の視察に行って来る!」
蒼龍「はぁーい。でも、気をつけてくださいよ? 千鳥足で海に落ちたら心臓麻痺なんて間抜けなことになったらさすがの私でも泣くに泣けませんから」
提督「……だから、もう酔っていない!」
五航戦編 艦
888:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 22:59:49.66:OZh+z1Xco (1/5)
二航戦の二人は加賀さんのこと買いかぶりすぎじゃないですかね……
って思ってたらやっぱり買いかぶりすぎだった
それにしても二航戦とはいい感じに話せてるな提督
こんなにいい雰囲気なんだから瑞鶴への相性度も上がってください
二航戦の二人は加賀さんのこと買いかぶりすぎじゃないですかね……
って思ってたらやっぱり買いかぶりすぎだった
それにしても二航戦とはいい感じに話せてるな提督
こんなにいい雰囲気なんだから瑞鶴への相性度も上がってください
889:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:00:29.57:OZh+z1Xco (2/5)
二じゃない五だったなんと言う誤字
二じゃない五だったなんと言う誤字
890:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:02:12.49:e7tN2F98o (2/5)
指導官が沢山いて方針がバラバラってあんまり良くないんじゃないですかね……
指導官が沢山いて方針がバラバラってあんまり良くないんじゃないですかね……
891:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:02:31.96:DMzHk6Fr0 (1/1)
これくらい話せるなら他の艦娘との好感度とか高くても良さそうなのになぁ
これくらい話せるなら他の艦娘との好感度とか高くても良さそうなのになぁ
892:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:03:08.13:woqp+615o (1/3)
かがしゃんはかわいいなぁ!
今のところは空母は決して一枚岩じゃないがなんとかバランス取れてる感
これから出てくる空母次第では分からんが
かがしゃんはかわいいなぁ!
今のところは空母は決して一枚岩じゃないがなんとかバランス取れてる感
これから出てくる空母次第では分からんが
893: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 23:03:19.75:xUOUpY7V0 (9/12)
というわけで五航戦編 艦やで。
奇跡的なバランスの上で加賀は鎮守府にいる……!
正直、赤城さんがつれまわしてるの鉄砲玉に出来るグリンメルスハウゼンみたいなもんだとおもってるからじゃない?(適当)
翔鶴ねぇの手紙は個別の話で回収していきます。
次、五十鈴ですね。
提督から五十鈴への感情度 ↓コンマ以下
五十鈴から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
というわけで五航戦編 艦やで。
奇跡的なバランスの上で加賀は鎮守府にいる……!
正直、赤城さんがつれまわしてるの鉄砲玉に出来るグリンメルスハウゼンみたいなもんだとおもってるからじゃない?(適当)
翔鶴ねぇの手紙は個別の話で回収していきます。
次、五十鈴ですね。
提督から五十鈴への感情度 ↓コンマ以下
五十鈴から提督への感情度 ↓↓コンマ以下
894:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:03:27.73:zuVaCyiU0 (1/1)
あいよ
あいよ
895:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:04:34.00:U1KUjA3+O (1/3)
あ
あ
896:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:04:38.05:OZh+z1Xco (3/5)
うら
うら
897:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:06:03.90:4tDBGopa0 (1/1)
はい
はい
898: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 23:13:47.63:xUOUpY7V0 (10/12)
は? ちょっと回線切れてたらすごいコンマ来てて草
五十鈴から提督への感情度が90overです。好感度コンマになります。
提督から五十鈴への好感度 ↓コンマ以下
五十鈴から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
は? ちょっと回線切れてたらすごいコンマ来てて草
五十鈴から提督への感情度が90overです。好感度コンマになります。
提督から五十鈴への好感度 ↓コンマ以下
五十鈴から提督への好感度 ↓↓コンマ以下
899:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:14:06.13:woqp+615o (2/3)
五十鈴ファッ!?
五十鈴ファッ!?
900:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:14:07.11:8PnhslOAO (1/1)
病まない雨はないさ
病まない雨はないさ
901:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:14:41.27:pSgvnZEN0 (1/4)
戦闘以外ポンコツなのにそれでも後輩から慕われてるし結構うまいこといってるのは逆にすげえな
戦闘以外ポンコツなのにそれでも後輩から慕われてるし結構うまいこといってるのは逆にすげえな
902:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:14:50.80:qZgTbNjIO (1/1)
草
草
903:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:14:55.24:U1KUjA3+O (2/3)
あくまで仕事の上での付き合いという一線は引いてる感じかな
あくまで仕事の上での付き合いという一線は引いてる感じかな
904:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:15:23.44:pSgvnZEN0 (2/4)
コンマがひでえどうしてこうなった
コンマがひでえどうしてこうなった
905:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:15:57.89:OZh+z1Xco (4/5)
最高の感情度から生まれる最低の好感度
最高の感情度から生まれる最低の好感度
906:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:16:05.50:YZNpshFJo (1/1)
なにがあった……
なにがあった……
907:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:17:42.86:pSgvnZEN0 (3/4)
提督はあれか上から嫌がらせで過去の女を鎮守府に送り込まれてるんじゃないかこりゃ
提督はあれか上から嫌がらせで過去の女を鎮守府に送り込まれてるんじゃないかこりゃ
908:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:23:00.49:e7tN2F98o (3/5)
提督:また会ったりしたいけど嫌い
五十鈴:これからもずっと一緒にいたいけど嫌い
鳥頭ケンカップル……?
提督:また会ったりしたいけど嫌い
五十鈴:これからもずっと一緒にいたいけど嫌い
鳥頭ケンカップル……?
909: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 23:24:23.91:xUOUpY7V0 (11/12)
あ……これは初のパターンやね、逆はミッチがやったけど……
提督から五十鈴への感情度:73 提督から五十鈴への好感度:13
五十鈴から提督への感情度:100 五十鈴から提督への好感度:11
五十鈴→中立
とりあえず今日はここまで。
既出の子の話ですが、だいぶ、まとまりましたので一回、お品書きをあげておきます。安価でその中から番号を選んでもらって消化していく形になります。
新しい子のコンマをとる場合は名前を書いてもらうやで。
あとせっかく皆さんに読んでいただけているのでゲーム性(?)を増やすためにも特定の艦娘同士の感情度でその話が開放されるみたいなことも考えてみました。これとこれの組み合わせでドーン! みたいな……
あと、この子のこんな話はないのか?とかありましたら書いてもらえれば臨機応変に対応します(無能)
お品書きについては順次、更新していきます。
最後になりましたが本日もありがとうございます。
あ……これは初のパターンやね、逆はミッチがやったけど……
提督から五十鈴への感情度:73 提督から五十鈴への好感度:13
五十鈴から提督への感情度:100 五十鈴から提督への好感度:11
五十鈴→中立
とりあえず今日はここまで。
既出の子の話ですが、だいぶ、まとまりましたので一回、お品書きをあげておきます。安価でその中から番号を選んでもらって消化していく形になります。
新しい子のコンマをとる場合は名前を書いてもらうやで。
あとせっかく皆さんに読んでいただけているのでゲーム性(?)を増やすためにも特定の艦娘同士の感情度でその話が開放されるみたいなことも考えてみました。これとこれの組み合わせでドーン! みたいな……
あと、この子のこんな話はないのか?とかありましたら書いてもらえれば臨機応変に対応します(無能)
お品書きについては順次、更新していきます。
最後になりましたが本日もありがとうございます。
910:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:25:08.95:8ke0eNo00 (1/1)
凄いな、両者共感情度高い(五十鈴に至ってはカンスト)なのに、
好感度がどっちもアレってのは最初は良かったんだけど双方等に見込み違いだったのかねえ…
>>891
何だかんだあのカメラ使うようになって意識してる部分と無意識の部分で変わったんじゃない?
これ使う前までは仕事以外の事はこの提督が気に入ってる艦娘以外とは殆ど喋らなかったんだろう
後、この提督特有の海軍ジョーク(あきつ丸に喧嘩売ってたようなの)とか、
空気読めない事しか言えんかったのが曲がりなりにも良い方向に変わってるんだと思う
凄いな、両者共感情度高い(五十鈴に至ってはカンスト)なのに、
好感度がどっちもアレってのは最初は良かったんだけど双方等に見込み違いだったのかねえ…
>>891
何だかんだあのカメラ使うようになって意識してる部分と無意識の部分で変わったんじゃない?
これ使う前までは仕事以外の事はこの提督が気に入ってる艦娘以外とは殆ど喋らなかったんだろう
後、この提督特有の海軍ジョーク(あきつ丸に喧嘩売ってたようなの)とか、
空気読めない事しか言えんかったのが曲がりなりにも良い方向に変わってるんだと思う
911:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:26:04.42:woqp+615o (3/3)
おつー
赤城さんのヤバさに気付いてる娘と知らない娘で噛み合わない会話とか
おつー
赤城さんのヤバさに気付いてる娘と知らない娘で噛み合わない会話とか
912:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:27:34.88:U1KUjA3+O (3/3)
乙
さてどう転ぶか…
乙
さてどう転ぶか…
913:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:27:47.23:e7tN2F98o (4/5)
>>909
あきつが段々提督の人となりを理解して言って一応の和解をする話を是非
>>909
あきつが段々提督の人となりを理解して言って一応の和解をする話を是非
914:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:28:37.98:OZh+z1Xco (5/5)
乙
初期好感度が感情度の8掛けだから80としてそこから11まで下落って本当何があったんだか
乙
初期好感度が感情度の8掛けだから80としてそこから11まで下落って本当何があったんだか
915:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:28:53.33:pSgvnZEN0 (4/4)
個人的には空母の訓練視察は見たい
提督が教官にどういった評価するのか気になる
個人的には空母の訓練視察は見たい
提督が教官にどういった評価するのか気になる
916:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/11/28(火) 23:29:48.46:+rUY9i98O (1/2)
公では凄く噛み合うけど私では全く反りが合わないって感じなのかね
公では凄く噛み合うけど私では全く反りが合わないって感じなのかね
917: ◆idiDHwDMwc:2017/11/28(火) 23:30:48.98:xUOUpY7V0 (12/12)
()内がメインのキャラと話の時間軸指定になります。【】内がそのお話の開放条件です。
見にくいですがかんべんな! 2スレ目開始時点で安価取るのでタイトルからどれ見たいとか考えてみてもらえれば幸いです。
おしながき
1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶ(羽黒)
7、提督~追想の刻・独逸編~(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
その他、新艦好感度コンマ(記名)
【未開放】
ドイツ組と観劇(ドイツ艦)【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
とりあえず、今思いついてるのはこんな感じ。
それではおやすみやで~
()内がメインのキャラと話の時間軸指定になります。【】内がそのお話の開放条件です。
見にくいですがかんべんな! 2スレ目開始時点で安価取るのでタイトルからどれ見たいとか考えてみてもらえれば幸いです。
おしながき
1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶ(羽黒)
7、提督~追想の刻・独逸編~(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
その他、新艦好感度コンマ(記名)
【未開放】
ドイツ組と観劇(ドイツ艦)【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
とりあえず、今思いついてるのはこんな感じ。
それではおやすみやで~
◆idiDHwDMwc さんの作品一覧
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