1◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:27:30eHf (1/11)



六花「ゆうたぁ......いたいっ!」

中二病でも恋がしたい!SS



2◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:29:47eHf (2/11)



六花「ゆうた!ゆうた!以前この僻地にて稀有な状態を体感した話は覚えてない?」ザーザー

勇太「ああこら!前に出るな!グルグル回るな!ローラーシューズ邪魔!」

六花「ふっふ、大丈夫。一般人とは違いこの邪王真眼は死角。世界に度々降りゆく諸難にさえ破壊することが可能。
それでねゆうた~?この前のたまたま転んだころのね?
犇めくサイクロプスの原石を発見した私の偉大な業績について語りたいんだが~?」

勇太「いらん!」

六花「そんなこと言わないで~」グルグルグルグルグルグルグルグル

勇太「うっとおしい!やめい!」

六花「たぶんゆうたは一般人の支配階級に洗脳されて情報に拒否反応示している極めて危篤な状態に」

勇太「いたっ!」コロン!

六花「......ゆうた?大丈夫!?」

勇太「いった......」

六花「そんなこといっちゃって!本当は組織から襲撃を受けたんでしょ!」

勇太「すり傷......ない。六花!危ないじゃないか!」

六花「うっ!これは、不可視境界線の管理局の奴らによる運命操作によるもので私の意図」

勇太「反省の色が全く見えてないな!頭出せ!」

六花「ソ連軍が北海道を侵略開始~!直ちに迎撃措置を要求する~!」

勇太「いくからな」

六花「ううう......」

勇太「これ!」パシッ

六花「あああ......いたい、ゆうたぁ......」

勇太「今後一切反省しろ!」



3◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:31:36eHf (3/11)



家 18時

六花「あはははは!」ポリポリ

勇太「六花!!!」

六花「なにー?」

勇太「お前まだやってなかったのか!?」

六花「あ!しまった!洗濯物入れる当番!」

勇太「あ~あ。湿ってるだろ」

六花「今からやるー!」

勇太「もういいよ! ん。思い出したぞ。確か似たようことがあって」

六花「ぎくっ!」

勇太「この前皿洗いサボってたのばれて、「ちゃんと反省したか?」という問いに、「ご無沙汰!次からちゃんとやる!なんなら全部やっていい!」とか豪語してたよなぁ!」

六花「いえっ......。はい......。」

勇太「プリーステスに電話しないでって信じてたからやんなかったんだぞ!いや俺も怒られるけど......。お前どうしたら当番してくれるんだよ!」

六花「ごめんなさいーーー!!!」

勇太「何度謝れば気がすむんだよ!言われたことぐらいやれ!」

六花「でもゆうたのせいでもある!ゆうたが悪い!私は最強でもある。もっと敬うべき!邪王真眼のしつけがなってない!」

勇太「はあ!?」カチーン

六花「ああああ!!!ゆうたげきおこ!やめて!やめて!それものすっごくいたいんだよ!やるの!?ゆうた......あ、ああああ。怖い。プリーステスの刺客!おおおおしっこいきたい。もれそう。ああああ、降りるの?降りるの!?ダメ......ダメ......いや!あ!防御態勢!」

勇太「腕上げろ!邪王真眼は最強なんだろ!」ガシッ

六花「いやっ!離して!いや!いやー!」



4◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:33:05eHf (4/11)



勇太「3......2......1......」

六花「あわわわわ。 あ、ゆうた。こんなに近づいているの、キス以来だよね。あのとき......初めて、よかった」

勇太「あっ......」

六花「ゆうたぁ~?  えへっ///  」いぇい☆

勇太「おお///」

六花「ほっ......」

勇太「2......1......」

六花「ああああー!!!」

勇太「いや。六花。もうしない」

六花「えっ。本当?」

勇太「」ニコッ?

六花「ほっ……。ゆうた?」ふわっ?

勇太「ていっ!」パシン!!!!!!

六花「あああああああああああああん!!!いたいゆうたぁ!!!!。ああああああああいたい!騙されたー!ああああん!!」ぽろぽろ ちょぴちょぴ

勇太「(何この顔、かわいい///)信用する方が悪いんだろ、ははは。じゃあ、俺皿洗ってくる。六花お茶くんできて」

六花「なんで!?」

勇太「......」カチャカチャ

六花「......二足歩行する知能あるくせに、お茶ぐらい自分で運べよ」ぽそっ

勇太「なんだとー!!!!」パシッパシッパシッパシッ

六花「あああああああ!あうあうあうあうあうあうあうあうあう!あはぁ......いたいっ......ゆうたぁ......」



5◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:33:34eHf (5/11)





勇太「りっか?」

六花「うぅ?」

勇太「チョコ好き?」

六花「くれるのー///?」

勇太「ていっ!」パシッ

六花「ああ!ゆうたぁ......いたい......」

勇太「チョコほしい?よしよし」なでなで

六花「まんまん。おいちぃー///」

勇太「ていっ!」パシッ

六花「ああああああああん!!いたいー!うえええん!」

勇太「チョコ食う?」

六花「ぐっす......。うん......。もぐもぐ。おいちー///」

勇太「はあ!」パシッ

六花「あああああああああああん!いたーい!」

勇太「」ニヤニヤ



6◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:34:02eHf (6/11)



翌日

勇太「これっ!」パシッ

六花「いたーい!」

勇太「欧米か!?」パシッ

六花「いたーい!」

勇太「頭ぱーん!」パシッ

六花「うわーーーーーーん!」

勇太「ごめんな~。よしよし。俺が守ってやるからな~。ギュ―!」

六花「うん......。ゆうた好き好き~!」ハグハグ ぽとぽと

勇太「ははは///」



7◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:34:31eHf (7/11)



夜 自宅

勇太「(六花かわいい///) りっかー?あれ?お皿洗ってる......」

勇太「りっか?勉強か。珍しいな」

勇太「掃除まで!?嘘だろ!?......キッチンの奥やれてないけど......」




勇太「六花。朝だぞ。起きろ。あれ、いない?置き手紙......「ゆうたへ。ズボンのポケットにカギがあったよ。」」


教室

勇太「教室の最前線にいたけど、なんか声掛けずらいな。ん?来た」

六花「ん。」ノート

勇太「なに......これ?」

六花「写して......いいよ」

勇太「頼られてるー!!!」



8◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:35:13eHf (8/11)



丹生谷「ごめんね。急に呼び出して。ああ、そこ。ガムテープで止めてね。委員長副担当の身で結構忙しくなったのよね」

勇太「なんで主任の凸守とやらないんだよ。なぜに俺!?」

丹生谷「し、仕方ないでしょ/// どっかから情報漏れてるレズ魔の噂があちこち騒いで登校もいやなのよ/// ああもう!こんなつもりじゃなかったのにー!」

勇太「知らんがな。端をこう持つ?」

丹生谷「富樫君が抑えてる間に張るわ。なんでポスター張る雑用しなきゃいけないのよ!もっと右。もっと右。もっと下かな抑えて。も......」

勇太「あ?」パシン!

六花「あぅ......」タタタッ

丹生谷「小鳥遊さん!?」

勇太「何で!?おい!」



9◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:36:26eHf (9/11)



六花「ひっぐ......ぐす......うぅ......」

六花「うぅ......」

ギュ

勇太「ここにいると思った」

六花「ゆうた?」

勇太「探したんだぞ。告白の契約の場所。橋の下。なんかそんな気がした」

六花「ゆうた......」

勇太「どうした?嫌なことでもあった?」

六花「......。ゆうたに嫌われるとサイクロプスに負ける思いがして......そう。いや、......あぅ......」

勇太「中二病設定と現実がごっちゃんだぞ」

六花「そうじゃない......。ええと......。私のこと、嫌い?」

勇太「好き」

六花「....../// 嫌われるかもと思って怖かった。ここ最近のゆうた、愛想がつきたのかなって怖かった。でも、近づいてみると、それはそれで怖くて。でも、戻ったら......」

勇太「俺こそごめんな」

六花「えっ?」

勇太「かわい......まあ、やること分かってほしいってーそんな理由。うん。だから能力とかそんなんじゃないんだよ」



10◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:37:09eHf (10/11)



六花「本当?」

勇太「う......うん......うん」

六花「私。ねえ、共に楽園の彼方を追い求められる存在になれたらいいな」

勇太「六花///!?」

六花「あ....../// そういう意味じゃない!!!/// ゆうたぁ!ひどい/// 
いかがわしいこと私たちがする身分じゃない!/// それに……まだする年齢でもない///」カアアア

勇太「うん。二人でこの世界、一緒に支配しよ。ずっとな」小指ギュ

六花「例え世界が滅んでも?」小指ギュ

勇太「契約は絶対!」

六花「 ゆうたぁ! だいすき!!! 」

勇太「邪王真眼は最強!」

六花「ダークフレイムマスターも!」




11◆jI7iQ3PpkQ2018/09/28(金)01:37:34eHf (11/11)



翌日

勇太「六花!まだやってなかったのか!頭出せ!」

六花「話し合おうよ!冷静になれ!」

勇太「うるさい!」パシッ

六花「あぅ......。うえええん!ぐっす......うう......」ぽとぽと

勇太「(かわいいー///) 当たり前だ!これから小鳥遊ちゃんと呼ばれたいか!?ハグハグするぞ/// はぁ......はぁ......はぁ......///???」

六花「うえええん!!!お姉ちゃん、虐待くらったーーー!」

勇太「はっ?いるわけないだろ?」

十花「富樫勇太。どうやら話、本当だったらしいな!」お玉シャキーン!

勇太「ひっ!あ、あわわわわ!!!待って!待って!十花さん!」

十花「問答無用!」ガツン!

勇太「ああー!」

六花「新、防御態勢」ふんっ


END