大河ドラマに恋して

1863年（文久3）島津久光が上洛後に相国寺南の二本松に新屋敷を設け、等持院にも邸を構えました。明治になって錦小路通東洞院の本邸跡は誓願寺に、その後京都取引所になりました。二本松邸は同志社大学の敷地となり、同志社大学今出川キャンパス西門前に、薩摩藩邸跡の石碑が立っています。此付近薩摩藩邸跡現同志社構内の敷地一帯は、幕末に薩摩（鹿児島）藩々邸があった所である。京都薩摩藩邸がはじめに置かれたのは中京区錦東...

坂下門外の変で、安藤信正が失脚後、文久2年（1862年）薩摩藩主の父・島津久光（島津氏27代当主（薩摩藩10代藩主）島津斉興の五男。同28代当主（11代藩主）島津斉彬は異母兄。）が、公武合体の立場から、薩摩藩主導の幕政改革を江戸幕府に要求しました。島津久光人事改革 として、徳川家茂を補佐する役として一橋家当主・徳川慶喜を将軍後見職に任命。越前藩の前藩主・松平慶永（春嶽）を政事総裁職に任命。治安の取り締まりのため...