886 :修羅場な話 2021/03/05(金) 13:59:36 ID:Rb.yp.L1
高校時代、先生が不イ侖して大変なことに。

私のクラスの担任、A先生(女)が、隣のクラスの担任のB先生と結婚した。
みんなでサプライズでお祝いの寄せ書きやらカンパしてお揃いのちょっといいマグカップやらプレゼントした。
A先生にはとても喜んでもらえた。
ところが半年も経たないうちに、B先生が私のクラスに授業しに来たとき、

「そうそう、まだAには言ってないんだけど俺彼女が最近苦手でね」

と言い出した。女友達と遊ぼうとすると止めてくるとか、そんな感じを
生徒全員(なんでそれ私達に言うんだよ…)(そりゃ、嫌に決まってるよ)と思った。

が、人望あるクラス委員が「A先生の家のことだから、みんな絶対に口外しないようにしよう。生徒にこんな話が漏れてるとわかったら先生も辛いと思う。親にも言ったらいけない」と説得して、みんなは度々B先生のA先生に対する愚痴を聞きながら秘密を胸にしまい込むことに。


ところがそれからしばらくして、職員室で先生達がかなり楺めていた。
うちの高校はマンモス校で生徒も多く教員も多い。そのためかなり職員室がデカくて、移動教室のときはショートカットできるため生徒はバンバン出入りするから野次馬ができていた。

A先生がC先生に「返して!それは生徒がくれたものなの!返しなさい!」と例の私達がA先生に贈ったマグカップにお茶を入れて持っている新任のC先生(女)に、見たことないくらい怒ってた。

C先生は「お茶飲んだら返しますから!」と言い、B先生は

「生徒から貰おうがたかがマグカップだ!お前は大げさすぎる!」

とかばい、C先生に「それあげるよ。うちのがヒステリックでごめんねー」とニコニコ。
他の先生達が「ちゃんと返しなさい!」と怒るも「いいんですよ、安物ですしうちの嫁のものですから」。
見ていた生徒の中には私含むA先生クラスの生徒もいたから、野次馬の生徒たちはドン引き&激怒。

A先生はすぐ私達のところへ来て、「ごめんね。C先生が間違って使っちゃったみたい。後で洗って返してもらう。素敵なマグカップでお気に入りなの」とフォローしてくれたが泣きそうな顔してた。


学年主任は「B先生は咄嗟におさめようとしてああ言ってしまったみたい。みんなに凄く申し訳なかったと言ってたよ」とフォローしてくれたがみんな信じなかった。学年主任は怒ると怖いので、B先生ビビったんじゃ?という見解。

更に先生達の結婚から半年以上経った時、他クラスの部活で知り合った子が衝撃の画像をメールで回してきた。
B先生とC先生がキスしてるところを休みの日に見たそうで写メったそうだ。

私は部活終わりに先輩や後輩とそれを見てしまい、みんな( ゚д゚)となった。間違いなくB先生とC先生だった。
慌ててクラスメートたちに「どうしよう、他クラスから回ってきた」と報告。

翌日の昼休みまでには

拡散した生徒のクラスメート&他クラスの友達&部活の先輩後輩→更にその生徒の友達、といった感じで拡散されたらしく、朝登校して更に騒ぎを聞きつけた生徒会長が執行会顧問の先生にすぐに相談するまで騒ぎが大きくなった。

クラスどころか学年、更に全校生徒と先生達に知れ渡り、A、B、C先生はその日早退した。
その日の夜にはうちの両親までママ友から騒ぎを聞きつけていて、私が帰ってきたら両親とも

父「そんな屑男に教育者の資格なし」
母「女として許せん」

という感じで激怒しててそこまで話が伝わったかとびっくり。
もう隠しても仕方ないと思い、クラス委員に電話して
「私達の秘密も話そうよ。ここまで来ちゃったら隠してもムダだよ」

と伝え、クラス委員も「うん、そうだね…」と気落ちした返事。

「教え子からの贈り物を本人たちの目の前でけなした」
「教え子から見たら担任にあたる先生をバカにし続けた」

という2点を親に伝え、それらも不イ侖とあわせて考えれば納得行くと伝えた。
そして結局、A先生はその翌日から体調不良により休職となったり、B先生のクラスにいた私の友達は、父親が不イ侖した時のトラウマが蘇って数日休んだ。

その学期の保護者会では校長先生と教頭先生が出てきて「生徒に大変な不信感を与えてしまった」「不贞行為については学外で行われており処分まで至らなかった」「A先生は一身上の都合でご退職となった」と謝罪し、保護者みんな「BとCが辞めるべきだ」とブチ切れていたそうな。

びっくりしたのは、翌年B先生とC先生が結婚したこと。
職員室で、私達がA先生にあげたマグカップをC先生が使っていたこと。
そして私達が社会人になり、その高校の教師として働き始めた友達が、「今だから言うけれど、A先生は退職ではなく自杀殳し亡くなった」と、当時の学年主任から教えられたということ。
未だにBとCが勤務していること。

思いっきりトラウマとして残っている。