316 :修羅場な話 2016/02/01(月) 23:48:15 ID:dsQ
高校でいじめに遭って復讐した。復讐といえるかどうかは微妙だけど。
いじめの内容は毆る蹴る窃盗物損に始まり、カッターで薄皮を剥がれたり肛門にペンを入れられるなど。
教師は見てみぬふりどころか連中の味方をする始末で、親も聞く耳持たずでただ耐えていた。
進学して、知った人間がいない土地に行くことだけが学校を辞めない理由だった。

いじめが始まった一年の二学期から、ひたすら日記をつけた。

10月25日 放課後、A、N、Wに実習棟で全ネ果にされ服を鍵のかかるロッカーに入れられた。

といった具合に、あったことだけを淡々と書き続けた。
ノートが三冊目に達したころ、ようやく卒業を迎えた。
教師は連中との別れを惜しみつつ、私には片手で卒業証書を投げ渡した。
生傷が絶えなかった私は、教師にとっては厄介事の種でしかなかったんだろう。