928 :修羅場な話 2016/10/26(水) 14:59:21 ID:+QzGIlLS0.net
つい先日、友人(以下A)とバス釣りへ遠出した時の話。

Aとはネットで知り合って14年ほどの付き合い。リアルで会うのは初めてだった。
ネットのチャットでバス釣りにハマってるなんて些細な話からオフ会が決行になった。
腰の重いAが動いた理由はAの働いてる自動車工場が現地から近かったから。

6人参加予定だったけれど、実際に集まったのは2人だった。
地元漁師に船を借りて釣りは爆釣だった。

宿舎は8人部屋を予約していたので二人だとだだっぴろかった。
ご飯はそんなにうまいものでも無かったが、酒はうまかった。
夜中2時くらいになってAが話しながら寝た。

俺も浴場が時間帯で使えなかったのでシャワーを浴びて寝る準備にかかった。
Aにも布団をかけておいた。

飲み足りなくて寝付けなくて3時前に異音がした。
犬が警戒しているような音だった。音の主はAだった。
口から泡を吹きながら必タヒに噛み締めてた。身体を揺すって起こした。てんかん持ちの妹がたまにあんな顔になるから
Aもてんかん持ちかと思って腕を上げたり色々やってみたけど起きなかった。

5分ほどしてAが起きた。起きるなり背負投のようなことをしてかけてやった布団をボコボコにしてた。
よくわからない状況に唖然としたけど、馬乗りのような体勢のままAはまた寝た。
最初は笑ってそれを見てたけれど、布団の中にボコっとボールのような不自然な形が浮いていたのを見て寒気がした。
チラっとめくると別に何も無かったからホッとして寝た。

Aが起きて何事もなさそうだったのと昨日のことは覚えてないらしいのと現在まで特に何かあったわけでもなく
普通に過ごせているからきっと寝ぼけていたんだろうと思うことにしてる。
あとから聞いた話ではてんかん持ちでは無いらしい。