戦後の記事一覧

         
2022年09月26日

264 :修羅場な話 2007/12/14(金) 20:41:14 ID:7O+PkG8q0
うちは祖父が物凄い甘党だ。
祖母が言うには、若い頃、ぼた餅28個平らげた記録を樹立しているとのこと。

そんな祖父がやらかした事件。
戦後間もない頃、祖母が大事に取ってあった砂糖がなくなるという事件が発生。
祖母が小さかった母に「怒らないから、正直に言いなさい」と詰問したところ、
離れたところに座っていた祖父がぼそっと言った。

「すまん、俺が食べた……」

今はちょっと糖尿っ気があるので、その祖母に厳しく甘いものを制限されているが
孫たちは折りを見てはじいちゃんに甘い土産を送り続けている。


         
2022年01月16日

635 :修羅場な話 2015/05/24(日) 19:24:10 ID:6Zi
2-1 父と娘が「墓場まで持っていった黒い話」!
昔のことなので、説明が多くてごめんよ。

約60年前。太平洋戦争が終わったのが70年前だから、
まだ日本中が貧しくて、食べていくのが精いっぱいだった時代。
マリコ(仮名)が学校を卒業して、就職した。
マリコは長女で、食べ盛りの妹弟がいっぱいいる。
自分が就職したら家にお金を入れて、両親にも一息つかせてあげられる。

待望の給料日。お金の入った封筒を大事にバッグに入れて(昔の給料は手渡し)、
会社を出ると、物陰から父親がぬっとあらわれた。
今も昔も、ろくでなしの父親が子供の給料を巻き上げていく話はよくある。
マリコもそれかと思って身構えたが、自分の父親は真面目な勤め人で、
酒も賭け事もしない。
父親はもじもじしながら一言。
「なあマリコ、ケーキおごってくれんか」
ズコーとなるマリコ。

子沢山の家で、父親の稼ぎは全額生活費。息抜きに使えるお金は一円もない。
そして、お酒も当時流行していたマージャンもやらない=社会人としてダメ、
という世間の風潮で、職場で友達もいない。
せめて甘いものが食べたい……というわけで、マリコにたかりに来たのだった。
父と娘は生まれて初めて喫茶店に入り、差し向かいでショートケーキ
(昔はケーキというとシュークリームかショートケーキの二択)
とコーヒーをいただいた。

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