大した話じゃないが急に思い出した

高校生の時、歯医者の受付のバイトの面接に友達と3人で行ったら
控え室みたな部屋に一人一人呼ばれて個別に面接することになった
私は一番最後だった
部屋に入ると白衣を着たボサボサ白髪頭のじいさんが手鍋から直接ラーメン食ってた
で、ピンク色のナース服を手渡され着替えるように言うと、じいさんは一旦退出
言われた通り白衣に着替えると、戻ってきたじいさんに「胸でかいね」と言われポンッと胸を触られた
あまりのことに絶句した
その後はあまり覚えてないが、とにかく急いで元の服に着替えて友達と合流し、急き立てられるように3人足早に歯医者を後にした気がする
そして友達と「ナース服に着替えろって言われなかった！？」「胸触られなかった！？」
という話になったんだが、1人だけ頑としてナース服に着替えることを断ったという友達がいて
知らぬ間に『面接官＝自分より立場が上＝逆らっちゃダメな相手』と思い込み
「断る」という選択肢が頭からスッポリ抜けてたことに気付いて驚いた
まさに目から鱗というか、「その選択肢があったか！！」と雷に打たれたような衝撃だった
ちなみに、その歯医者は数年後、麻酔の資格を持っていないのに麻酔を行ってたとかで新聞に載ってた