遠征されて来られる方の道筋を辿りながら女房と孝行ドライブ
2019.07.26(18:06)
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雲爺の囲碁ブログ作りは大変じゃて。そこでたまには私事をからめて作るのもアイデアと思いつきましたぞな。
うちの県南リーグ戦にはるか遠く福島の伊達市より来られる方がおられるのです。この方は福島から高速に乗ってではなく、山道を辿り七ヶ宿街道経由で来られます。そこで小坂街道というこの古来からの山道を同氏の世界に触れてみたい思いもあって通ってみることにしました。
それに碁にかまけざるを得ない昨今、我が大事なかみさんへの孝行がしばしお休みになっておったためちょうど良い久しぶりのドライブになりましたじゃ。
南陽から国道113号線を東に向かい七ヶ宿街道を進みます。
七ヶ宿のダムを過ぎると程なく分かれて福島の国見町まで続く小坂街道に入ります。この緑が繁茂するばかりの深い山道をしばらく進むと
ゲヒョウ! 突如赤い鳥居がずらり。
萬蔵稲荷神社でした。くぐって進むと完全な山道をまたいで本堂まで立ち並んでおる。
参集殿 鎌倉時代から続く小坂峠付近の修験の家柄 熊谷家十五代にあたる熊谷萬蔵から名前を取ったという。天明五年創建、明治42年に近隣十六社を合わせて村社となる。
近くには萬歳楽山がありここは磁場がゼロで不思議な力が働くパワースポットとして注目されていおるそうな。
ということで七ヶ宿街道のいわれがこれで分かりました。奥州街道から羽州街道に入るルートは白石からではなく桑折から小坂峠を越えて通称七ヶ宿街道に出るんだとは爺はこの歳になるまで知らなんだ、薄学じゃ。人の一生はダイヤモンドより目の前のオニギリを選んで満足して閉じてゆくんじゃよ。悲しいのう、哀れじゃのう。
小坂峠を過ぎれば難所小坂のつづら折が続く。 天城峠~ つづら折~ ♪
眼下に国見町の街並みや新幹線の風景が広がる。重要な参勤交代もここで目をして安堵したものでしょうね。
小坂峠の方を振り返る。旅人も参勤交代もここを上って行ったんかのう。菜っ葉飯で心臓ポンプよう強かったもんじゃ。
伊達市から県南リーグ戦にここをおいでいただいているということに爺は深く感謝申し上げる次第です。
国見町を過ぎ、所変わって場面は丸森町の阿武隈川船着き場。
途中通ってきた川沿いの狭い道の崖に洪水で高さ何メートルまで水が上がったという過去4回の記録表示がついていました。こんなところまでえ~と驚く。美しい景色も一気に変身してしまう恐ろしさ。
丸森町
過去に訪れた相馬市の松川浦海岸。ご存じ東日本大震災の洪水被害があったところ。防潮堤対策が一帯に施されたがここはきれいな砂浜が残されてます。青空と青海と白い砂浜がのコントラストが実にいい。
波の白さとざわめきがさらに情感を高めてくれる
相馬港
相馬市から福島市へ向かう国道はほとんど山の中を通りっぱなしの中村街道と呼ばれるまさに山道そのものです。それでも念願の高速道が作られており大幅に状況が変わるでしょう。途中牧場のジャージーなる人気の自家製ソフトクリームの売店がありますがここまで何にも店がないから流行るは流行るは。
福島から高速に乗るには大笹生インターからになることが多いかな。途中フルーツラインを通るため女房はここぞと好物のモモを買い込む。
爺は長年の車通勤で腰が良くなく運転はいつも女房に頼んでおり、ここからはせめてもの孝行義務とて家までの1割を担当しました。
翌日は川西井目会の夏季大会に参加し幸運にも優勝をしちゃいましたぞ。こんなことでまたまた我が人生のホームグランド、果てなき棋道を求める苦闘の生活に戻ったわけです。梅雨の合間なのか暑い一日でした。
7月26日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
中露機にも似て宮城県への領空侵犯の戦果やいかに 柴田町月例会に参加
2019.07.26(14:44)
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雲爺じゃ 怒涛の寄り身に結果は出るか! まずは右手の主将橋本八段にその重責が掛かるでのう。
いやいやいや またしても前回の白石大会に続き 『宮城県領空侵犯企画・パート2』として宮城県の柴田町月例会参加が決まったぞ。
7月18日、南陽市のえくぼプラザにて左から高山三段、大滝六段、橋本八段、それに私、平吹四段の4名で出陣式。
南陽市から国道113号線で宮城県の白石市を経由してその先の柴田町まで進む。
県境の二井宿峠を越えれば、後は信号機と交通量が少なく緑が満載の快適七ヶ宿街道が続く。
国道4号線に入ると信号渋滞が始まる。南陽から白石までは1時間と順調だが白石から柴田町までは30分はかかる。
会場の西船伯県民共済会館
国道沿いに柴田町の住宅街が広がる
柴田町囲碁愛好会の佐藤会長にお会いする
集合
前回白石囲碁愛好会の月例会に参加しましたが同好会の井上会長も参加されている。
県南勢 善戦、苦戦?
決勝は 左方 敦賀氏対高橋氏が対戦 福島県の敦賀氏が5戦全勝で優勝
敦賀氏は東北六県大会では福島県代表の実績を持つ。我が橋本八段は氏に敗北。
帰途七ヶ宿の道の駅に立ち寄る。
4名の戦績は残念ながら5割に届かなかった。総括・・・・・宮城県強しということじゃな。
ただ今回大滝氏はわが県南勢3名全員と対戦となったのは不運じゃった。先方にはこの辺をもう少し考えていただきたいと爺は思っとる。
今翔ぶ男として注目の大滝氏には今大会で一服ついていただいたよ。たまには皆にもおすそ分けすることも良かろうぞ。
7月26日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
雲間から見なけりゃわからんぞ物事 川西大会
2019.07.16(14:08)
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下からじゃのうて雲間から上から下界を見なけりゃ分からんのじゃないか、物事ちゅうものは。晴れなんか、曇りなんか分かりにくいのう我が家があるこの空。今年の夏は日照不足で異常気象じゃな。
自称雲爺はいよいよネタ切れで又ひねりを加えたブログを作らんとしております。うちの雲ばあさんは鋭く察知して馬鹿はやめろと本気で叱りを入れてきました。もともと雲爺は母親譲りの馬鹿出しのDNAを受け継いでいるためか一向に気にしません。
腹巻は後年取り入れてみたらいいもんだとつくづく思いました。先人の知恵で健康をいただいています。こうして人間の世代は受け継がれて行くのです。ありがたや。
雲爺もお世話になってます、高価なケアケア製品の数々。内臓、目、耳、歯、鼻、そしていよいよ記憶のエリアにも及んできたか老化現象。長年の不摂生の報いじゃと雲ばあさんからはよく言われます。おかげで医療費の痛みも感じるのう。
7月14日(日) 第62回川西大会が行われました。山大生の滝田七段に山形から電車に乗って赤湯駅まで来てもらいました。ここから私の車で川西町の会場へ向かいました。
赤湯で同乗の高野さんと滝田君。川西町中央公民館前で。
夏満開じゃ。我が家の庭で雲ばあさんもパチリ。親父が残してくれた小さな庭じゃが今年も草木が勢いよく茂ってくれた。長年親父が丹精込めて作り上げたものじゃから雲爺なんか目の保養をたっぷりいただいとる。笹むらや庭石なぞ感じがあるぞ。物入れの電話ボックスはユニークな置き土産になった。
雲間から見ると人間社会いろいろあるもんじゃ。コンビニエンスクラブつたやに似て、こんなつたやもある。近くの労働会館もつた会館になっとるワ。なんつうことなんやろかのう。
通例ながらリーグ戦情報を張り出します。4月以降の参加者の戦績表、ポイントランキング表と今回は白鷹の船山八段が九段に昇段した旨のリーグ戦ニュースが示されています。
ムムム、甘党には手が伸びぬわけがない菓子の店開き。今回の入賞賞品はマンネリズムの商品券ではなく当地名物の十印の羊羹が用意されました。
片倉幹事長と梅津さんが事務作業
参加者は46名、3リーグで対戦。参加者は4月以降も目標の40名台を堅持。今回も東根市、喜多方市、福島市、関川村など遠方から参加いただいた。
川西井目会の金子会長のご挨拶
初戦スタート。酒井九段対梅津八段。
右方の黒番梅津八段が秘策梅津流を披露。まぎれもない証拠とカメラに収めた。
小松田六段 長井 対 斎藤六段 福島
向こう側は急成長の滝田七段 山形(左) 対 佐藤七段 南陽
滝田七段は八段を目指し若さで勢いよく立ち向かったが、結果2勝3敗といよいよ壁に当たった感がある。
大滝七段 白鷹 (左) 対 橋本九段
大滝七段は滝田七段と並んで勢いのある注目おじ様となっている。こちらは勢いをそのままにAリーグ優勝を果たした。
前庭の駐車場
昼食
昼食をはさんで 小松田六段 (左) 対 船山九段 白鷹
囲碁は手談と言われ碁石を置いて相手と意思疎通を図ることが出来ます。
碁石で相対しますがお相手はあくまでも人なのです。人付き合いがうまくいけば人生100点満点でこんな楽しいことは有りません。人間は思い込みが昂じると欲望、自己利益の塊になっていわゆる煩悩に取りつかれてしまう。政治がその典型じゃないですかねえ。右派、からリベラル、左派までようどこまでもぶつかり続けるもんでしょう。根底には厳然として思想対立が無くなっていないんでしょう。北方領土問題、中華思想なぞに特にその大きな壁を感じるわのう。人間信じ込み過ぎるとろくなことがないぞ。イスラム教のコーランなぞとてもじゃないな。雲間からワシが見えたことじゃ。
Aリーグ
左から 準優勝 江川七段 喜多方、優勝 大滝七段 白鷹、 三位 橋本九段 南陽
Bリーグ
左から 準優勝 五十峯六段 白鷹、優勝 渋谷六段 上山、 三位 石上五段 関川村
Cリーグ
左から 三位 梅津三段 米沢、 優勝 金子二段 川西、 準優勝 村上(辰)三段 白鷹
雲間から又見てみるとじゃな、リーグ戦はグローバル化してゆく方向にあるんじゃないの。こういうご時世に見直すべきことの一つとして昇級、昇段の水準アップを挙げたいと思っております。詳しくは次回に引き継ぎます。
7月16日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
白鷹町の船山さんが八代目九段に昇格
2019.07.08(20:02)
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県南囲碁リーグ戦において新しい九段が誕生した。
白鷹囲碁愛好会所属の船山嘉実八段(64歳)である。船山さんは6月の白鷹大会で昇段規定をクリアし見事九段に昇段された。
歴代九段は7名(舩山、橋本、木村、沼澤、安部、奥山、酒井)おられるが晴れて八代目として最高位に加わることになった。碁は会社に入られてからスタートし以来碁歴は35年。千葉県の製鉄関連の会社でお仕事をされていたが、数年前に退職を機に故郷白鷹町へ戻られた。今年から山形県の県大会に出場されている。趣味は碁一筋という正真正銘の本格派。
七月八日 県南囲碁会事務局 平吹
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山形県・県南囲碁リーグ戦
攻め込んだ県南勢、喜多方飯塚杯に手ごたえ
2019.07.01(23:55)
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雲爺じゃ、またまたお邪魔するぞ! 雨の中の喜多方遠征もオツじゃのう。5月の会津若松や過去の喜多方遠征はほとんど天気に恵まれておったが、こうして喜多方の道の駅で傘をさして一服するのも一興じゃ、6月じゃからのう。今日は恒例の喜多方飯塚杯争奪戦に参加するとのこと。ところで南陽囲碁会の佐藤事務局長が今回初めて参加することになったんじゃがドライブを兼ねて一人で車を運転して行くという。しかし今日は全国的に大雨でコンデションは良くないし、今彼はまだ目的地を探せなくて徘徊しておられる。そこでまずはいったん道の駅に戻って来ていただくよう電話連絡をした。我が班車同乗者の来次さんと高野さんが待機中。
39回目となる飯塚杯争奪戦は6月30日に50名台の参加者を迎えて行われた。喜多方、会津若松地区に我が山形県の県南囲碁会の有志10名が加わる。会場は岩月交遊館。ご覧のとおり広く開放感がありユニークなデザイン窓が印象的。
A、Bの2クラス構成
慶徳副支部長がルール等のご説明。
氏は九段で喜多方支部を代表されるお一人であられるが、私、県南囲碁会の平吹四段がなんと光栄にも第一戦でお相手していただけることになったのです。
臆病症の私ですが最近なんかつかんだような気をしていたのでマイペースを崩さぬようにとの気持ちで臨みました。幸い勝利することが出来大きな喜びとなりました。平幕が大横綱白鵬の胸を借りる場合は自分に納得してぶつかるのみなのでしょうね。
対局
年上の方、お若い方、こうしていろんな方とお会いできるのが囲碁の素晴らしいところです。とりわけ県外の方と接すればいろんな意味で視野が広がります。
人間と人間が密に接触出来る仕組みが囲碁にはあります。多くを語らずともこうしてお顔を拝見したりすると私をはじめいろんな方の人生に思いをはせることが出来ます。最近南陽囲碁会の元の先輩が亡くなりました。心が痛む過酷な人生の一面をお持ちでした。対局場まで私の車でご一緒したものでした。
囲碁もそうですが人生は壮大なドラマそのものです・・・・じゃのう。
昼食
すし海道のお寿司。本部はどこなんかのと思って雲爺は調べたゾ。そしたら平成8年に山形市に設立していた。チェーン店は山形県内はほとんど網羅し終わっとるようで今は喜多方にもあるし沖縄にまで広がっておる。山形って捨てたもんじゃないのう。ベガス、ベガスのパチンコも本部は山形でマカオにも進出しちょっとるのかもな。それにしても大会の主流はもうほとんどこのお寿司が主流になってしまったわな、昔は弁当屋さんがあって寿司なんて高級品のイメージで配達なんて考えられなかったぞ。寿司は腹にもたれなくて爺はベリーグッドだなもし。
表彰式
Aクラス全勝優勝
井上四段 喜多方支部支部長 平成18年以来2回目
前回優勝はBクラスで二段だったから申し分なしじゃ。次回はご昇段も?
雲爺は三回戦で対戦したが完敗、この前の長井あやめ大会でもコテンパテンにやられたワイ。ご多忙な方とお聞きしておるがどこで稽古しておるんかのう。
Bクラス 全勝優勝
平出三段 喜多方 初優勝
ご覧あれ、 とてもうれしそうな髭のご表情。喜びは心から表すことを地で行っておられる。
人間こうありたいもんじゃ、雲爺も負けておれんのう。
最初から最後まで主役は支部長でした。締めの挨拶の中で今日は信号がずーっと青だった云々のゲンをご披露されました。
ところでわが県南勢の戦績はと言えば
Aクラス、Bクラスともに三位までの入賞は有りませんでした。それでもAクラスで4、5、8位 Bクラスで4、5、7位と健闘はしました。実質4勝1敗が4人、3勝2敗が3人と成績は良かったです。従来より勝率は改善しました。その背景には必殺技があったことはお知らせしておきませう。
かいつまんで申し上げればだな、段位認定の厳しさの差と言えばよかろうかのう。山形側が甘ちゃんかもしれん、対戦で一段下げて臨ませていただいたら結果イーブン近くに持って行けたゾ。今後県南囲碁リーグ戦の昇段規定を見直さんとリーグ戦そのものがグローバルな時代に生き抜いて行けんことがはっきりわかったわ、恥ずかしながらのう。
7月1日 県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
神聖な囲碁大会だっつうのに、頭から猫助のカットとは大変失礼でございます。いやいやいや、我が家のアイドル、ララ嬢がいつもこうして大会紹介の露払い役としてお邪魔させていただいておりますが、まあ飛ばしカットされる宿命のコマーシャルだと思って勘弁していただきましょう。おなかの豹模様まであらわな八頭身美猫のララ嬢は大胆なガラ模様を纏っておるのでございます。こんなポーズでステージに出たらよう儲けさせてくれるじゃろうのう。
6月9日は梅雨入りのころじゃったかの、毎年恒例の長井あやめ祭り大会が開催された。山形県の南部に位置する長井市は、あやめ公園で有名じゃ。しっとり雨の中のアヤメ、カキツバタ・・・・・・ええでえ、一度来てくだされ。
大会に行く途中の田んぼの風景も水を一杯蓄えて大層生き生きとしておった。
今回は福島県の喜多方市や新潟県の関川村からも参加していただきました。
7月1日 県南囲碁会事務局 平吹