日本海側は大荒れで我が家の外はピューピュー音がしておるわな。
雲爺は１２月はネット碁の成績が芳しくないのでしばらく画面を開かないままで過ごしておりました。この間の雲爺の毎日はなんだかんだあるような無いようなものでした。ブログ更新もしばらくやっていないので、ランキングは下がるばかりだしこちらも気になっていました。
そろそろ碁石を持たないと自分の本業もわからなくなってしまいそうだし、思い切ってやってみることにしました。１２月は７連敗を喫していました。爺は弱虫だからすぐには取り掛かりません。まず新聞の切り抜きの棋譜でウォーミングアップをします。そして意を決して４番挑戦。結果は３勝１敗。これで心のとげが抜けました。それにしても爺は・・・・じゃなくて爺も・・・、勝つとお天気屋だからコロッと変わってもう何番でもやりたい気持ちになっています。
実は石を持たない期間は《 碁は謙虚の心理で打つ。常に自分の方に落ち度がないかを確かめる。攻めるか守るかの選択では守りを選ぶ、との巨匠大滝氏から教わった教えを思い出す。所詮碁は息が長い、一手遅れたって碁では死なない 》との心構えの修練期間なんだと懸命に思い込んでいました。碁から離れたことは有意義でした。
講釈が長くなりました。
ところで盤上は雲爺（白持ち）の快勝譜です。相手の方は六段。
どうじゃな、見事なもんじゃろ。碁は謙虚に慎重に、それで果敢に立ち向かう・・・・・内心はヌハハじゃが終局のあいさつは、もちろん、「ありがとうございました、又よろしくお願いいたします」
雲爺のデスクワークで一番重要なものは皆さんの戦績管理です。リーグ戦はこの戦績から発生するポイントによって試合が動きます。車のガソリンとおなじ心臓部です。雲爺の仕事の中では最上位に位置しており、毎月欠かさずかなりの時間をかけて行います。この次は皆んなより番付けは上になりたいの一念で稽古をされている方のためにも手を抜くことなど出来るわけがないじゃろ。
作業はアナログ方式だから綿密に反復しながら行います。
ここからは囲碁以上に猫がお好きな会津若松の葵囲碁クラブ会長の福島さんのリクエストにお応えして我が家の愛猫の一こまをお届けします。
夜も更けて我が家の玄関先の雪上でよそのネコが二匹でお見合いか、対決かわからないが長時間固まってます。格別うなりもせず一方は視線を巧みに外しています。自然界の不思議をグッドタイミングで撃写 じゃの
それにしても足冷たくないのかあ、おい！爺なんか分厚靴下履いてるっちゅうのによ。
それおよお～、我が家のララ嬢はシカと追視しておったのだわな。一方の方は我が家の縁の下に移動したのかもう姿を消した。深夜の変則三角関係にあってララ嬢は焦るでもなく騒ぐでもなく冷静なものでしたな。
猫好きは雲爺と福島さんではどちらが上かな。そりやぁ、福島さんじゃろう。雲爺は所詮良いとこどりでペットフードをたまにやったり、なでなでしかしないし、下の世話など他は女房任せじゃからのう。
もぐらたたき風の穴のあるカンブクロが大好物とくる
茶の間のテーブルでは新聞の中が最高の居場所だそうだ
いつもテーブルの中央を独り占めする事実上の我が家のご主人。
温かくなれば庭に出るから、朝ご飯が終われば玄関のドア開けを命じられる。そこでこちらからは条件を一つ付けるのです。後ろの排泄が終わってからじゃと。
１月２９日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
雪の晴れ間に 烏帽子山公園の桜木
年明けから日本は勿論、世界中がてんやわんやの大騒ぎで幕開けをしました。
コロナは世界共通の大問題ですが、アメリカではトランプ劇場が土壇場のビッグ演技を展開すれば、片や中国ではやはりアメリカの間隙をぬって、香港民主派の総ざらい逮捕劇を負けじと繰り広げました。
雲爺は囲碁ブログの合間で折に触れ世界の諸悪の根源について自分なりに触れてきました。現在世界に緊張、恐怖、不安定をもたらしているのはまさに独裁国家中国の中国共産党であります。
当ブログは囲碁を対象にしていますが、当面囲碁活動は休止が続くこともあり、この危機的な問題に触れてみたいと思います。もはや囲碁よりもこちらの方がスリル満点でんな。
公園より赤湯の町越しに置賜の高畠方面を望む
新型コロナウイルスは中国で発生したが、重大伝染病であると認識しているのに、ヒトへの感染を認めたのは２０日ほど遅れてからだった。にもかかわらず世界を悲しみのどん底に落とした事への反省は中国側には全くない。これは何からくるものか。人類はおよそ皆、中国共産党主導のもとに人類運命共同体を目指す習近平思想からくるものだろう。
人類運命共同体とは恥じらいなくよう言うもんじゃよなあ。金正恩も兄弟だろうし、文在演も従弟だな。そろいもそろってお笑い三人組のご出演になるのかなあ、これから。それにプーチンロシアが加わったら柔い大和の国はどうなるんねん。国ごとカリフォルニアあたりまで移動出来ればええけどな。
こういうわけで中国は世界をリードしてきた民主主義をすでに凌駕しているとして、世界のスタンダード化に益々自信を深めているのである。もともと共産主義は人間全体の監視のもとに成り立つ仕組みになっているから、人として絶対基本である自由を奪ってしまうのだ。香港を見れば一目瞭然 、今回も残る民主派の大量逮捕劇で香港は完全に本国に同化してしまった。
人類運命共同体の実現に向けて中国共産党は軍事力の強化に益々邁進している。そして軍事力の効用を政治・経済・社会・外交の全分野に及ぼすと強く決意している。
我が家から町中の夜景
中国に対する一連の危機の中で国防上、蟻の一穴になろうとしているのが尖閣諸島である。中国船の領海侵犯はおびただしく、監視船舶の数、規模も日本との差は開くばかりだ。日本の漁船への追跡はより強硬になっており、巡視船同士も一発触発の危険性に遭遇している。しかしこのような状況下においても外務省の抗議の内容が変わることはなく外交部会は大いに憤っている。
こうして中国は日米と主張しない日本をじっくり試しているのである。東シナ海、南シナ海を手中におさめればいよいよ念願である台湾進攻に及ぶことになるだろう。
太平洋における島嶼国からも台湾との外交を奪っており、それらの島に基地を置けばいよいよアメリカ軍と相対することにもなる。それほど中国の海洋戦略は広く静かに進行しているのだ。
正月が明けても暗闇が続くのか。
アメリカはイラク戦争で疲弊し世界の警察としてのパワーが低下した。その間中国は国力を伸ばし続けた。その後リーマンショックによりパワーバランスにさらに変化が生じた。今回の新型コロナショックは大国アメリカがさらに沈み始める端緒になりかねない。中国は将来は構造的に国力低下に見舞われ運命にあるが、アメリカを凌ごうとする２０２７年に向け、この期間を中国は世界制覇をも視野に入れた最後の最重要期間と意識しているのである。第一列島線を完全化するには尖閣諸島を手中にしなければならず、そうすることで台湾侵攻のお膳立てはより整ってゆくだろう。脅威は確実に増しており、日本はさらなる国防強化が求められる所以である。何にもまして憲法九条改正は急がなければならない。
次に無責任傍観主義がいかに破滅につながるのか雲爺の悲惨なネット碁をもって検証します。
雲爺が六段の方と黒二子局
黒がＤ９に打ったところ
これは左辺に侵攻し荒らしてさっと引き上げようとする自己中心の天動説作戦じゃった。敵は被害を最小に食い止め、白Ｆ１２と逆に黒の間を裂いてきた。もちろん左中央の黒は中に向かって逃げたのだが、左下辺の黒の一団は決して強くない。
左下辺の黒一団の強化のためＪ１６に手入れした。すかさず白はここぞとばかり急所のＫ９。ここで黒は勝っ手読みをしている。白Ｊ９しか読んでいなかったのだ。黒は後は上方に追い上げられもがくのみ。決死の戦いを挑むも逆に傷口を広げて頓死した。その後右辺の勢力に賭けてみたが到底及ばなかった。
敗因と言えば多寡をくくり読みに徹していなかったことだ。言い換えれば他人事のように傍観していたことである。守りが弱いのが爺の一大欠点であろうし、神国日本も頭隠して尻隠さずでいるから気が付いた時に泣きを見ても遅いのである。泥棒に追い銭を行ってきた日本は大いに恥ずべきだ。中国と投資協定を主導したＥＵのメルケルドイツも同罪じゃがな。
◎ ２月７日（日） のリーグ戦南陽大会は新型コロナの感染状況悪化のため中止します。
１月８日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
謹 賀 新 年
太古の人間がアジア大陸より渡来し東端の地に住み着いた。原始の地に足を踏み入れた彼らの目にはそこはどのような光景に見えたのだろう、そしてどのように思いながらどのように生きて行ったのだろう。悠久の時を経て日本人としての大和民族が誕生する。
大和民族は自然の中に畏怖と敬いの対象である神を見出してきた。
日本人の神への心というものは漠然と胸の内に秘められて、そして人生の大事な瞬間にそれが宗教感情となって目覚めるものの様である。何にもまして神と自然が混然となる光景に心が奪われて粛然となる。
南陽市赤湯の烏帽子山八幡宮
継ぎ目がない石柱としては日本一の鳥居
本宮
ＮＨＫの「にっぽん縦断こころ旅」は実は巡礼の旅なのだと某大学名誉教授が言われています。言われてみればそういう感情になっていることが多いですよね。亡き人々を偲ぶ思いを番組が綴ってゆくのですが、我々も一緒になってその共感が体験されることが尊いのであると。
年頭よりぶっちゃけ頭の雲爺にしては三階級もアップしたようなえらく格式の高いブログを作ってしまいました。実際は神道なんて一向に心にとめない凡庸極まる男なんです。日本人なら誰でも好きでならねばならない調の御神輿わっしょい等は、不神聖の極みでおもろないと正直見てしまいます。実際は体が許しませんがのう。
でも、写真にある雪をかぶった松を見ると美しさといっしょに、外国人には分かってほしくない日本人だけの不思議な感情を覚えます。イスラム教のように戒律を強いることはなく、人々の心のうちにある、これが日本の神道でいいんです。
神道も棋道も相撲道も日本の性質に通じているから日本人なら嫌いな方は少ないわけよ。
１月８日
県南囲碁会事務局 平吹
太古の人間がアジア大陸より渡来し東端の地に住み着いた。原始の地に足を踏み入れた彼らの目にはそこはどのような光景に見えたのだろう、そしてどのように思いながらどのように生きて行ったのだろう。悠久の時を経て日本人としての大和民族が誕生する。
大和民族は自然の中に畏怖と敬いの対象である神を見出してきた。
日本人の神への心というものは漠然と胸の内に秘められて、そして人生の大事な瞬間にそれが宗教感情となって目覚めるものの様である。何にもまして神と自然が混然となる光景に心が奪われて粛然となる。
南陽市赤湯の烏帽子山八幡宮
継ぎ目がない石柱としては日本一の鳥居
本宮
ＮＨＫの「にっぽん縦断こころ旅」は実は巡礼の旅なのだと某大学名誉教授が言われています。言われてみればそういう感情になっていることが多いですよね。亡き人々を偲ぶ思いを番組が綴ってゆくのですが、我々も一緒になってその共感が体験されることが尊いのであると。
年頭よりぶっちゃけ頭の雲爺にしては三階級もアップしたようなえらく格式の高いブログを作ってしまいました。実際は神道なんて一向に心にとめない凡庸極まる男なんです。日本人なら誰でも好きでならねばならない調の御神輿わっしょい等は、不神聖の極みでおもろないと正直見てしまいます。実際は体が許しませんがのう。
でも、写真にある雪をかぶった松を見ると美しさといっしょに、外国人には分かってほしくない日本人だけの不思議な感情を覚えます。イスラム教のように戒律を強いることはなく、人々の心のうちにある、これが日本の神道でいいんです。
神道も棋道も相撲道も日本の性質に通じているから日本人なら嫌いな方は少ないわけよ。
１月８日
県南囲碁会事務局 平吹
囲碁
