もう、いやじゃ、勘弁してよ。寒さが雲爺の体をじわじわ痛めつけている。そしたらうちのララちゃんも新聞紙にくるまりテイッシュケースを枕にしてダウン状態。ムムッ、もしかしてララちゃんも風邪気味？元気がないんじゃ。
当の雲爺はと言えばこの通りじゃ。コロナは何とかしのいでいるが風邪に狙われたようじゃな。雲爺の誕生日は１１月１６日なんだがこの日は子供のころ頃から初雪が舞う日じゃった。それ以来ここ２月の下旬まで延々と寒さ攻撃を受けておる。女房が暑い言う時はわしゃ寒いんじゃな。低体温症かのう、手先が冷えてアカン。抵抗力が無い方なんじゃろうからこりゃ、やばいわな。誕生日が来てめでたく後期高齢者の仲間入りさせていただくのじゃが、嬉しいのかしんみりするべきなのか・・・・・
昨日は県南囲碁会の定時協議会があった。ここで主に来期の計画や活動を協議していただいた。ここ１年はコロナで大会や対外活動は思うように出来なかったが、その分来期こそはブンブン羽を伸ばして２倍元気にやって行こうと決意しました。
協議会が終わると事務局は大方肩の荷が下りる。と同時に風邪気になったから二晩厚布団をかけて汗を出した。そしたらかなり回復したようなので早速ネット碁に取り掛かった。
そんなことでまたまた僭越ではございますが雲爺の自虐譜のご披露です。
相手の方は神戸市にお住まいの方、四段で私より７点点数が低い。早速左辺で挟まれ、ここで早くも趣向に出て４間に斜に飛ぶ。何なんだろうね、右上の白との連携を考えたのか、しかしやはり無理筋じゃろうね。
ほりゃ、やはり左上は裂かれ形で良くないじゃない。一段落して白は大場へ。ここで先手に回らないとリードされる恐れあり。
黒は左上の白１子をＪ１６に挟んできた。白桂馬に逃げる。黒２間に開く。白Ｋ１３に飛び黒を封鎖。白Ｇ１５ボウシ。ここまでは白優勢。
黒は中央に逃げ出しを図る。白は攻め上げて追い出しを図れば右上辺に自然と大きな地が生まれつつある。ここで白Ｊ１２が２つの白の連絡には何とも好位置にあるのでした。
ここで白はいい恰好しようとＲ１８とまくりをかけて黒の目取りを狙った。結果、無理筋となり・・・・
黒Ｌ１６急所が見えてないときた。ただ捕れればもうけもののあまちゃん感覚で打つんだよなあ爺助は、へたくそや、やんなっちゃう、じゃけん万年何とかと言われるんじゃねえのか。甲斐性無しめ
２万回目の同じ反省をしたって何になる・・・・・ ええわ、この際だ歌で行けー！ハイトーンでな・・・・・ き～っと き～てね～とおお～ ♪ 
逆にばっちり取られちまった。熨斗つけてよう
しゃーない、白は左下を付け引き定石で先手でまず地を確保。黒は当然Ｊ１３に割打ち。しかしこの黒を直接攻めることは難しいから、まず中央寄りの白を厚くし丈夫にしてから攻め上げることに。それにしても雲爺って本当に意地悪だよなあ、ヌヒヒ、おいしいものは後でごっそりか・・・・
黒は一間に飛び上がり。ここぞとⅠ４にノゾキ一本、気持ちいい、ギャホー。これ打ちたかったんじゃよ。打とうと思ってもこれほど効果的なものはなかなか打てんもんじゃぞ。黒は結局Ｊ４に守らにゃいけんからこの後のＪ７ボウシが効いて来るわけ。この１間飛びにのぞきの法は白鷹で橋本九段から打たれて苦しんだ思いを忘れないでいたからここで使えたんだ。人間は反省が大事だ、ほんとだよなあ。黒としては白の強い方へ向かったのが悪かったんじゃないか。いやー、雲爺解説止らんなあ。 
結果中央に白の大地が出来上がった。上辺の損失は十分取り返した。
黒は当然右上の白陣に殴り込み。白Ｄ１２コスミ。さあ必死の攻防開始。
重大局面に来た。こういう時は攻めている方が目を作らせまいとアタリを連発してしまうことが多い。この局面もまさにこれ。白がＤ１５にアタリして１眼にしたことで捕れたと思っていた。ところが白５目が逆に攻められる形になっているのは見えてなかった。黒としてはここで一気に喜んでしまいましたな、分かる分かるその気持ち。少しでも手を縮めようとほんまに目に見えぬ速さで敗着Ｅ１２を打ってくれたんじゃ。ここで白も調子に乗ってはいけん、じっくり時間をかけ危機脱出のＦ１１アタリで逆転。ここは黒がＦ１１につないでおけば碁はオワだったのだ。
その後は黒は気落ちして下辺方面の６目も頂きとなった。
左下の白に黒Ｏ２と打ち込んできたとき、白は受け方を間違ってなんでもないものをセキにされてしまった。３回ミスって投了させるなんて雲爺は並みの人間ではない≪ いろいろ意味あり ≫なとつくづく思ったぞな。
◎風邪気を押してブログつくりました。皆様の多くのコメントお待ちいたします。
閲覧ランキングどんどん下がるので更新した意味もあります。
２月２３日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
２日前から今年一番の大雪注意報が裏日本全域に出ている。特に北海道は超大型の低気圧が居座ってかなりな悪天になるらしいから外出を控えるようにとのことだ。しかし山形県の内陸部はそれほどではない。こんな時は何かに集中出来そうもないし、そこで今我が家に足りないものを買い求めることにした。
腕時計の電池が切れたから時計店、それにケーズデンキで電話ファックスのインクリボン、この２つは絶対だ。そしてこの際だから日本酒を買わなければならない。鬼殺しのビッグパック・・・・息子が残して行ったウイスキーと日本酒を適当に晩酌。ただ味覚障害なので味より量で勝負しているのははなはだ情けない。袋めん、塩、トマト、キットカット、この辺はスーパーで。手袋に穴が空いてしまったから毛糸の絵柄の入ったやつもおまけで調達。子供の頃から愛用したソフトタッチが一番いい。レジに出したら女用だと言うが十分伸びて爺にはぴったりなんじゃよ。雪こんこん模様、かっこよくかわゆ～いのだ。
とにかくここしばらく大会がないから試合の報告が出来てません。
そこでまたまた雲爺式のネット碁をご紹介することになりました。
爺は今成績は決して良くないが、なんといっても楽しいのは爺の独断で編集出来ることじゃよ。ネット碁好きゾ。
ご紹介するのは同じ四段だが向こうの方が点数が高い。もち、爺の勝ゲームよ。でもまたまた反省しかりの一局であった。
右上辺から伸びた白への攻め。切り違って白が下がる。この後黒も下がった。
黒は後手で繋ぐことに。能がないかもしれないが、上辺から白に目が出来たから、Ｈ１２と横に伸びるのは上辺中の黒にしわ寄せが及びかねず、じっと我慢することに。
やはり黒つなぎは緩手だったか、たちまち白Ｈ６と急所を突いてきた。
黒後手守りの間にＣ１２真ん中に打ち込まれた。
Ｂ１５と好点を連打される。Ｈ１７に食指が伸びる、すぐにでも打ちたいところ。しかしＥ１２のぞきあたりが気がかり。
結果、補強しているうちに下辺に手を回された。一気に負け碁に。
起死回生の一手になるのかＰ１１
黒横のびの後白１目抜きが当然と見えたが敗着に
黒１目あたりで白死 。白は右辺の生きを図れば勝っていたのでは。
２月１７日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
最後のひと山越えようよ、されば栄光の朝日は現れん リーグ戦３月南陽大会は中止となりました
開催を待望されている皆様方には大変残念ではありますが、今回も3月の南陽大会は中止となる旨お知らせ致します。２月７日現在の山形県、並びに南陽市周辺の新型コロナ感染状況を考慮して決定致しました。会場の公民館では再度規制が強まっています。南陽市はしばらく感染者が出ていなかったのですが、そんな折、飲食店からクラスターを思わせるような状況が生まれたりして依然不透明感が漂っています。開催の場合でも会場内の飲食は出来ないことや、事務局サイドの出動にも無理な面があり総合的に判断した結果です。
４月は改めて１１日に南陽で開催を予定しています。東京の感染者は減少傾向にあり、ワクチン接種の効果にも期待がかかります。皆様におかれましては４月開催に向け、この厳しい冬を乗り切ってくださるようお願いします。
今日は終日氷点下だ。そりゃそうだ、まだ真冬だぞ、見てくれこの降りよう。温暖化なんて言ってもご老体なぞは熊みたいに冬眠巣籠しても不思議じゃないわな。思い起こせば我ら子供の頃はあかぎれ切らしたって雪は楽しみそのものだった。しかし今の子供らはデジタルっ子だから家に籠ってるし遊びの対象にならないのかもな。
１２月の白鷹大会以来、リーグ戦は再び１、２、３月と長期休業を強いられている。この間我らはどこかでだれかと弛みなく練習を積んでおるはずじゃよのう。
ここ長井では土曜の例会が休みなく開かれている。
川西、白鷹、南陽からも常連が集まる。
最近雲爺はブログに参加して老顔を晒すようになっている。右側がそうじゃがマスク顔じゃ息苦しゅうて得意の鋭いひらめきが出てこん、いかんなあ。早く本来の対局に戻りたいぞ。
またお目にかけます、雲爺式ネット碁
今回も皆様に気分を良くしてもらうためと称し勝手に雲爺の完勝譜を。
相手は六段の方だが、今は絶不調みたいで不肖雲爺が白持ちになりました。こういう時は非情に徹して全力を出しきって勝たねばなりません。
いつもと変わって白は勢力指向になりました。自然と厚みが働き右上と右辺の黒が浮き上がっています。右上は典型的な黒先詰碁形。黒はＪ９と桂馬で右辺を逃げ出しました。白はためらうことなくＡ２とアタリを迫る。黒はＢ１と筋っぽく応じましたがＧ１に詰めて御用。
右上に先着して生きた場合でも右辺の一団は白Ⅰ９で生きはなさそうです。
白中押し勝ち。早い時点で右上の黒を取り切ったのがすべてでした。やっぱり勝つのがなによりの薬なんです。今つくづく思っています。
碁は宇宙そのものだ
超新星の残骸・かに星雲
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したデータをもとに合成したおうし座に現れた超新星が爆発して出来た残骸の姿。今から１０００年程前の出来事。藤原定家の日記に木星と同じぐらいに明るくなったと記されている。
地球からの距離は７０００光年、星雲の直径は１００億ｋｍ、中心に直径２０ｋｍのパルサーを発する星がありそれが周り全体をを照らしていると言う。なんちゅうことだ、たかだか２０キロが１００億キロを制すか、おもろいでねえかよう、もうカンベンしてもらいたい・・・・・
「かに野郎」は途方もない代物だが、四方が何十センチの碁盤はさらにすごいモンスターだ。碁は幾何級数的に変化する宇宙そのものだから所詮ＡＩなぞ及ばんのじゃ。たかだかＡＩに負けたって人間泣くなんぞ笑止、笑止
冥王星
太陽系で一番遠い惑星で月よりも小さい。太陽から遠ざかると大気は凝固して降下するため地表は暗茶色に染まり、反対に近づくとこれが昇華して大気に変わる。中央下部のハート形をした白いところは地中からの火山活動で物質が地表を絶えず覆い尽くすため暗茶色は消えるのだとか。いや～訳わからなくてほんとおもろいよなあ、宇宙～
ここで長井囲碁愛好会の会員であられるＨ氏に質問させていただきます。温度というものは物体があって生じるものと知りました。それでは真空の宇宙空間は熱い、寒いということが無いわけですが、実際にはどのような感覚の世界と思えばいいのでしょうか。
Ｈ氏は宇宙、天体に詳しい方と存じています。コメント欄にご返事をいただければと思います。
２月８日
県南囲碁会事務局 平吹
リーグ戦３月南陽大会は中止となりました開催を待望されている皆様方には大変残念ではありますが、今回も3月の南陽大会は中止となる旨お知らせ致します。２月７日現在の山形県、並びに南陽市周辺の新型コロナ感染状況を考慮して決定致しました。会場の公民館では再度規制が強まっています。南陽市はしばらく感染者が出ていなかったのですが、そんな折、飲食店からクラスターを思わせるような状況が生まれたりして依然不透明感が漂っています。開催の場合でも会場内の飲食は出来ないことや、事務局サイドの出動にも無理な面があり総合的に判断した結果です。
４月は改めて１１日に南陽で開催を予定しています。東京の感染者は減少傾向にあり、ワクチン接種の効果にも期待がかかります。皆様におかれましては４月開催に向け、この厳しい冬を乗り切ってくださるようお願いします。
今日は終日氷点下だ。そりゃそうだ、まだ真冬だぞ、見てくれこの降りよう。温暖化なんて言ってもご老体なぞは熊みたいに冬眠巣籠しても不思議じゃないわな。思い起こせば我ら子供の頃はあかぎれ切らしたって雪は楽しみそのものだった。しかし今の子供らはデジタルっ子だから家に籠ってるし遊びの対象にならないのかもな。
１２月の白鷹大会以来、リーグ戦は再び１、２、３月と長期休業を強いられている。この間我らはどこかでだれかと弛みなく練習を積んでおるはずじゃよのう。
ここ長井では土曜の例会が休みなく開かれている。
川西、白鷹、南陽からも常連が集まる。
最近雲爺はブログに参加して老顔を晒すようになっている。右側がそうじゃがマスク顔じゃ息苦しゅうて得意の鋭いひらめきが出てこん、いかんなあ。早く本来の対局に戻りたいぞ。
またお目にかけます、雲爺式ネット碁
今回も皆様に気分を良くしてもらうためと称し勝手に雲爺の完勝譜を。
相手は六段の方だが、今は絶不調みたいで不肖雲爺が白持ちになりました。こういう時は非情に徹して全力を出しきって勝たねばなりません。
いつもと変わって白は勢力指向になりました。自然と厚みが働き右上と右辺の黒が浮き上がっています。右上は典型的な黒先詰碁形。黒はＪ９と桂馬で右辺を逃げ出しました。白はためらうことなくＡ２とアタリを迫る。黒はＢ１と筋っぽく応じましたがＧ１に詰めて御用。
右上に先着して生きた場合でも右辺の一団は白Ⅰ９で生きはなさそうです。
白中押し勝ち。早い時点で右上の黒を取り切ったのがすべてでした。やっぱり勝つのがなによりの薬なんです。今つくづく思っています。
碁は宇宙そのものだ
超新星の残骸・かに星雲
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したデータをもとに合成したおうし座に現れた超新星が爆発して出来た残骸の姿。今から１０００年程前の出来事。藤原定家の日記に木星と同じぐらいに明るくなったと記されている。
地球からの距離は７０００光年、星雲の直径は１００億ｋｍ、中心に直径２０ｋｍのパルサーを発する星がありそれが周り全体をを照らしていると言う。なんちゅうことだ、たかだか２０キロが１００億キロを制すか、おもろいでねえかよう、もうカンベンしてもらいたい・・・・・
「かに野郎」は途方もない代物だが、四方が何十センチの碁盤はさらにすごいモンスターだ。碁は幾何級数的に変化する宇宙そのものだから所詮ＡＩなぞ及ばんのじゃ。たかだかＡＩに負けたって人間泣くなんぞ笑止、笑止
冥王星
太陽系で一番遠い惑星で月よりも小さい。太陽から遠ざかると大気は凝固して降下するため地表は暗茶色に染まり、反対に近づくとこれが昇華して大気に変わる。中央下部のハート形をした白いところは地中からの火山活動で物質が地表を絶えず覆い尽くすため暗茶色は消えるのだとか。いや～訳わからなくてほんとおもろいよなあ、宇宙～
ここで長井囲碁愛好会の会員であられるＨ氏に質問させていただきます。温度というものは物体があって生じるものと知りました。それでは真空の宇宙空間は熱い、寒いということが無いわけですが、実際にはどのような感覚の世界と思えばいいのでしょうか。
Ｈ氏は宇宙、天体に詳しい方と存じています。コメント欄にご返事をいただければと思います。
２月８日
県南囲碁会事務局 平吹
囲碁
