春本番のスタートうれし ☆☆ 日本棋院東根支部四月例会
2022.04.19(22:35)
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待ちに待った春本番がここ東根市にやってきました。
爽やかな青空が見渡す限り広がってぽかぽか陽気です。
正面奥には甑岳も気持ちよさそうに顔をのぞかせています。
4月17日 今日は日本棋東根支部の年度初めの例会が開かれます。
本格的な春到来の中での開催はまさに幸先良しです。これからうれしい1年になりそうですね。
一方、残念ながら今年も当面コロナとの共存もあり得るでしょうが、盛り上がる我々の囲碁熱でこそコロナを懲らしめてやりたいものです。
Aクラス
優勝 原田清一郎六段 東根市 5戦全勝
日本棋院東根支部幹事長 勝負は実力本位だから実に気持ちがいいですね。碁にしたって忖度無用の厳しい世界です。
幹事長に県南囲碁リーグ戦で実施しているポイント制の資料をお渡ししました。段位制とは違う新しさがあり、参考のために一つご研究されてはいかがでしょうと思ったところです。
Bクラス
優勝 高山正宏三段 白鷹町 5戦全勝
置賜地方を主戦場とする県南囲碁リーグ戦のメンバー。
今回は置賜代表として白鷹町の船山九段、南陽市の平吹五段とともに三人で参加させていたきました。
高山氏はインターネットブログ(県南囲碁リーグ戦)のコメンターですが、ハンドルネームは「白鷹のぽかじい」と称します。得意の大「ポカ」が今日は鳴りを潜めたものか、否、何を兄さん、これが高山流正真正銘の実力やで、とマスク越しに眉、目が語っているようです。
会場は東根温泉 ホテル あづまや
主催者 森支部長のご挨拶
失礼しました。ピントが合わずせっかくの男前が奥まってしまいました。
参加者は35名
残念ながらコロナのせいで例年の人数に届きません。1月の南陽大会も同様に大きな影響を受けました。山形県は今までにない感染数に達しているのですからしょうがないですね。
例年ですと大会に先立って総会が行われるのでしたがコロナの関係で省略となりました。
◎次回は奥州関ヶ原の戦国山城 長谷堂城、富神山(山形市)編です。
ただ写真撮影が先行して肝心の解説学習のほうが出来ていないのでしばらくしてからになると思います。
4月19日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
山城等歴史調査の年!宝が出るか蛇が出るか
2022.04.04(22:36)
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雲爺の家からすぐのところに館の山(341.3m) 見えます。中から左寄りの山ですが、この山には戦国時代の天正年間(1573~92年)の頃、伊達氏家臣、粟野喜左衛門の居城があったと伝えられ二色根楯と称されています。
この山城は専門の方のブログでは五つ星の最高評価が付けられています。
こんな貴重な山城が雲爺の目の前にあるのだから、なんと素晴らしいところに雲爺は住んでいるんだと感激しています。ということは我が家のあたりは侍やら農民やら往来していたのだろうか。タイムスリップしたら、何やらやはり怖いものでしょうかね。😈
これは二色根楯の山城跡を航空写真で撮った大変貴重なものです。見てください山頂部にぐるっと掘られた跡がはっきり見えます。平城であればお堀で敵からの防御壁になります。山頂部には天守閣を置いた本丸跡が残っているようです。
雲爺は早速ここを調査する予定をしているのですが、まだ準備段階なので今日下見をします。運よく今日は温かく晴れの天気です
館の山に行くにはさあどこから登ったら良いのかちょっとわかりません。我が家の菩提寺の薬師寺の裏手から登ってみることにしました。
ここは薬師寺の本堂です。まだシートで囲われていました。薬師寺は比叡山延暦寺の直末寺で由緒高い寺です。
昔慈覚大師円仁和尚が東北巡錫のみぎりこの地を訪れたところ、繁茂する森から清浄な鈴の音が聞こえてきた。吸い込まれるように森に入ると杉の巨木の根元から二色の光が放たれている。そこを掘ると石仏薬師如来が現れた。和尚は如来を奉り七日間のおこもりをされ衆生のために祈願した。それからは誰が言うとはなくこの地は二色根と言われるようになった。
本堂のあたりから山道に入る。行く途中倒木が道を塞いでいる。そうか、春になるまでは樹木は葉を落とすだけみたいな感覚になってたが、実際はこうして樹木自らが雪で倒れて失命しているのだ。この倒木の処理はお寺側でやるものだろうか。しばらくすればこの道は歩こう会や芝桜見物客が利用するはずだからそれまでに整理してくれるのだろう。御苦労様だ。感謝しなければならない。
ほうら、山腹にはこんなに多くが倒れているではないか。ここでこれだけだから山ひとつでどれだけの数になるのだろう。倒れれば自然の原理で幼木が育って来るのだろうが、日本は山国だからこのように人手が入らない未知の世界が膨大にあるだろう。まさに草木が茂る神の国。🌿
芝桜山へ行く道の分岐点に来たようだ。こちらに来れば芝桜の秋葉山、反対に向こうに進めば山城の二色根楯に着くものと思われる。でも雪があるからまだ城跡探索は出来ない。あと一週間したら行けるだろう。
小人蟄居し悪事をなすじゃないけれど、こうして小人雲爺はやはり山に入るべきだわなあ。朝日岳が見えたぞう。
ついでだから芝桜で有名になった秋葉山に行ってみた。おお、白竜湖が見える。
しばらくするとこの山腹に芝桜が咲くのである。しかし昨年は新型コロナ禍で中はフェンスが張られて入れなかった。こんな山中でもコロナ、コロナだから嫌になるよなあ。芝桜泣ぜ、ホント。
啓蟄と蟄居を頭がごちゃりけり
虫穴が一杯あって楽しいな。どこでどうしているかは知らねども、生きとし生けるもの、皆この世で一生懸命に生きているんだねえ。緑の草木が生えうれしい時期がやってくる。世界が若返って元気になれば雲爺たちにもだんだんお迎えが近づいて来るわなあ。さっきの倒木を見たり啓蟄を見たり、ここに来て自然の摂理というものを教わった。心が清々してきたぞ。南無 バンザイ 、バンザイ 😤🍙
4月4日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
夜の街に灯りを戻そう運動じゃ、赤湯にな
2022.04.04(17:31)
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コロナ六次感染拡大必至の年末に赤湯温泉の夜の街に灯を戻さんと微力ながら行動してみたぞ。
街に出てみたが物音はタクシーぐらいなもんで通りを歩く人影などまるで見当たらない。
ここは南陽市の赤湯商店街通り。この二階にライブハウス SUNNY がある。
雲爺の家からここまでは距離は近くて飲んでも歩いて帰られるからうれしい。ここで話は飛ぶが、考えてみると面白いもんだのう。「距離」という名詞には皆大きな思い出を持つもんだろうよ。SUNNYは雲爺の身近で大切な場所なんだが、ここは我が家から短距離にある。こういう短距離な場所は長い人生の中でなかなかお目にかからぬものらしい。学校とか職場とか密接な場所はどこも遠くて時間をかけて苦労した思い出ばかりだ。学校に近い方なんかとっても羨ましかったなあ。でも生きているうちにはせめて1回ぐらいはこうして近さという恵みに出会うもんだかのう。
入ったら店内はひっそりとしていた。コロナの前は歌声とサウンドで満ち溢れていたんだが、おなじみの方の顔はここしばらく見えていない。
マスターの浜田氏はベースギターを担当される。
浜田氏は囲碁の南陽大会ではいつも事務局を担当していただいています。
キーボードは山形市から来られる中田さん
頃合いや良し、ご常連の ミスター・サンダーボイス こと佐藤有弘氏
健康法は声を出すことを身上にされている。サビにかかるとそれこそ天井にひびが入るほどの絶唱ぶり。南陽囲碁会の事務局長。
雲爺は今晩は歌仲間の渡部氏と一緒に参加した。
渡部氏は歌謡ブルースを得意としている。
彼のビブラートは本職並みで雲爺はうらやましいばかりだ。どこで培ったのかしらねどもテクニック抜群でもっともっとステージで歌ってもらいたいのだが、彼は彼の世界がありオープンステージは好まないと言う。
恥ずかしながらいよよ雲爺登場。
得意ジャンルは洋楽で、ここでは自ら持参するオリジナルカラオケCDで歌います。
現在レパトリーはペリー・コモ、トム・ジョーンズ、マット・モンロー、グレン・キャンベル。以前はフランク・シナトラ、ナット・キング・コール、トリオ・ロス・パンチョスなどガチャラガチャラやっていました。この手をやる輩は全国的にも少ないらしいですな。それだけさびしいですが、かえってどぎゃんもんじゃの思いもあるわけでへこたれませんね。歌詞を覚えるのは大変ですが、坊主がお経を読むのと同じで反復すりゃあブタだって木に登れるものなんです。もちろん歌詞は空で歌い発音などプロをそっくりまねします。しゃあないでしょう、手を取る先生がいないんじゃからのう。いやところがおったでした。数年前に亡くなりましたが、高畠町に元歌謡曲のプロ歌手がおりまして、少々アクの強い方でしたが彼のレッスンは実に正統でした。今も尊敬しています。この歳じゃけん補聴器付けて白内障の目で歌っておりまんねん。なんか目がうつろですね。
浜田マスター、お世話になっています。
この逆境負けずに乗り越えてゆきましょう。
4月4日
県南囲碁会事務局 平吹