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Flat Out Friday



Tonight is Flat Out Friday. It was such an exciting and fantastic race. I was so excited I only have two pictures. I reslly regret that, but I'm happy because it's firmly etched in my mind.

でっかい会場でやるとは聞いていたけれど、まさかこーーーんなに大きな会場とは!写真撮ってないけど見た目は東京ドームって感じ。ここで夜中の11時までレースやるっていうんだから、なんかもう、想像を超えてくる毎回。国が大きいから規模も大きいのかもしれないけど、それだけじゃないものを感じます。雪の降る寒い夜なのに地元の人たちやアメリカのいろんな州から、それはそれは大勢来ていて、ちっちゃい子どもも大人も老人も男も女も恋人も家族も、みーーんなが楽しみにしてる様子でチケット売り場は長蛇の列が出来ていた。日本だったら、こんな小さな子どもを夜中までレースに出場させたり観戦させたりしたら大問題になる気がする。

私達は有り難いことに並ばずに入れた。まさかの人生初のVIP席だった。映画などでは見たことがあるけれど、セキュリティーがしっかりしていて料理や飲み物も用意されている最上階のVIP席って本当に存在するんだぁ~とぼんやりしていると、周りでは有名な人たちが慣れた感じでVIP席を楽しんでいた。慣れない私達は隅っこの方の席に座った。


20240913



いよいよフラット アウト フライデーが始まります!始まったら面白すぎて一枚も写真撮ってなかった、、、残念。最初は2才とか3才とかのちっちゃい子のレースから。もはやヘルメットが走ってるみたいでめちゃくちゃかわいい。羨ましいなと思った。どんどんレースはプロのライダーが出場する本番になっていく。その途中の休憩タイムみたいな時間に小学生高学年?くらいのまだ幼い男の子がスポーツスターでバーンナウトしたりウイリーしたりして、1200CCをまるでそろばん塾に通う小学生が自転車に乗るように自由自在に操っているのを見て驚いた。もう環境が違う、文化が違う、こんなに違うもんなのかとショックだった。私の育ってきた日本はほとんどの人たちが16才くらいでやっと50CCの原付に乗る。18才で頑張って400CC。それでもだいぶおませさんの類だと思う。

レースの終盤になってくると、今度は笑いへ走り出す。欽ちゃんの仮装大会に出てくるような人たちのレースが最高だった。どうして写真を撮らなかったんだろうと悔やまれる。

最後の最後、いきなり屋根からでっかい風船が大量に降ってきて会場は最高潮に盛り上がる。その風船の中レースは続行するもんだからコケるレーサーが続出してタンカーで運ばれていく。それでも誰も気にせずレースは続き会場は笑いに包まれる。読んでくれてる人がいたとしたら、ここは日本だし俺たちは日本人、ちょっとアメリカ行ったくらいで知ったようにアメリカと比べてんじゃねーよ!と気分を害しちゃうかもだけど、これ日本だったら絶対炎上すると思う。そして次は無いと思う。理由は危ないから。


20240913



今まで世界のどこへ行ってもコンテストにばかり参加してきたから、オートバイの一番近くにいながらも、こんなふうにオートバイを楽しむことからは一番遠いところにいたのかもしれない。Kohは勝つためにカスタムバイクを作り続けてきた。それを深く理解しない人からは、勝つためのバイクなんて愚の骨頂だと言われたこともあったようだけれど、私はそうは思わない。勝ってきたから今日があるし、勝ってきたからこんな遠く離れたオートバイの歴史が深い国々の人たちに知ってもらえた。同じことを成し遂げた日本人もしくはアジア人に、ヨーロッパやアメリカで勝ち続けてきたけどやっぱり今は白人の評価なぞ気にせず自分が本当に作りたいものを作るんだ、と言われたら、あーやっぱり最後はそこに辿り着くんですね!と感動するけど、そうじゃない人に言われてもグッとこないし感動できない。この気持ちは違う部分にも持っていて、例えばCADも勉強してCNCも何台か買っていろいろ作ってみたんだけどやっぱり俺はハンドメイドにこだわりたいんだよね、と言われれば、うおーやっぱりそうなりますか!と目頭も胸も熱くなるけど、そうじゃない人に、機械でただ綺麗に作ったバイクに俺は興味ない、とか言われたくない。興味ないならないでいいけどわざわざ言われるのは嫌だ。直接じゃなくても間接的にも言われたくない。ちなみにKohは溶接も板金も上手い。けれどそこには限界があることを知ったから機械も使ってるんだ。昔の人の知恵や技術や造形の美しさは本当に素晴らしい。そこに最大のリスペクトを込めて今の時代を生きる自分には何が創り出せるのだろうか。それがKohのオートバイ人生の挑戦であり、最大の課題である。

ハーレーダビッドソンが生まれたここウィスコンシン州のミルウォーキーで行なわれるMama Tried Showが、いよいよ明日から始まります。









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