329: 修羅場家の日常 2014/05/17(土) 05:30:35.86 ID:WyDEgPGA
10年以上前のプチ話。
ある日曜の昼下がり、
突然父が激しい頭痛を訴えた。
当時、父はまだ50代。
これは脳をやっちまったか!?と
急いで救急車を呼んだ。
頭を抱える父と、
付き添いの母を乗せて、
救急車が出発したその時、
正面からやってきたものは。
お 神 輿 (+担ぐ人100人超)。
我が家の隣は神社。
その日は年に1度のお祭りの日。
市内を練り歩いてきたお神輿が、
もうすぐゴールだ!というクライマックスで
遭遇したのがその救急車。
救急隊員にとっても、
お神輿を担ぐ人たちもにとっても、
なかなかない経験だったと思う。
よく、救急車が「そこの車、左によけてくださ~い。」って
アナウンスすることはあるけど、
「そこのお神輿、よけてくださ~い。」っていうのは、
修羅場というか、なかなかシュールな光景だった。
>>329
とーちゃん大丈夫?
329後日談。
病院に運ばれた父。
CTやらなにやら、
色々検査した結果、
告げられた病名は。
蓄 膿 症 。
どうやら、たまりすぎた膿が視神経に触れ、
それが激痛をもたらしたらしい。
抗生物質の点滴を2本打って
その日のうちに帰ってきた。
お祭りの、しかもお神輿クライマックスの中で
救急車で運ばれたことで、近所の多数の人に目撃され、
後日「救急車で運ばれてたよね!?大丈夫だったの!?」と
聞かれることになった父。
いちいち、「いや、蓄膿で・・・」と説明しなくてはならなかったことが、
シャイな父にとっては一番修羅場だったかもしれない。
そんな父は今でもピンピンしており、
バリバリ働いています。
リロってナカタ
とーちゃん無事で何より
御神輿は一瞬考えるよねw
どう考えても救急車優先なのにwww
某市の山車は救急車をどなりつけてどかしてた
お神輿vs救急車・・・
周りは変な空気が流れただろうな
とーちゃんは大事じゃなくてよかったよね
引用元: 今までにあった修羅場を語れ 15