大学4年の頃、
内定をもらった企業の人事の人から
私の母親と名乗る人が
娘は精神的に不安定で
窃盗癖があるので働いたらご迷惑がかかる、
もし働いたら会社の備品や
同僚の持ち物を盗むかもしれないので
内定辞退したい、
娘は精神科に入院させるという電話を
してきたという電話があった。
(そんな事実はない)
「大学名間違ってたし、
公衆電話からの着信で
質問しても答えられないことが多かったから
お母さんに成りすました
いやがらせな気がするけど
とりあえずお母さんに確認して」と言われた。
実家暮らしだったため、
母親に確認すると「なんのこと?」と言われた。
とぼけているとかじゃなくて
本当に知らなそう。
毒親ではなかったが、万が一のこともあるし、
けっこうキツ目に問い詰めてしまったが知らない、
別にどこの会社に入ってもいいと言われた。
上記の話をするとゾッとしてた。
再度、内定先に電話すると
「だよねぇ…。
君、四国あたりに関係ある?
お母さんの出身地とか、昔住んでたとか。」
「いいえ。親は二人とも関東ですし、
四国には一度も行ったことがありません。」
「電話をかけて来た人は土佐弁ぽかったんだよ。
僕も嫁さんの親が高知の人で、
高知の人かなと思った」と不思議そうに言われた。
おばさん通り越して
おばあさんみたいな声だったそう。
ちなみに大学名だが
「○○理科大学」が「○○工科大学」、
「○○学院大学」が、「○○学園大学」、
「○○産業大学」が「○○商業大学」、
「○○公立大学」が「○○県立大学」みたいな感じで
微妙に違っていたらしい。
その時点でめちゃくちゃ怪しまれていたので
質問責めにしたらかなりアバウトな回答を言うか、
無言になったらしい。
(住所を言って→「○○県」です。
娘さんの学部は?→「文系」
娘さんの出身高校は?「…」)
最終的には「もういいです」と切れたという。
怖くなって親に高知や四国に在住もしくは出身の
親戚や知人はいるかと聞いたがいないと言われた。
私の方の知人にも
そういう知り合いはいない。
知名度がない田舎の大学だったため、
地元や近隣県出身の学生が多く、
四国に関係がある学生も聞いたことがなかった。
そもそも私自身少し遅めの内定だったが、
大学にまだ就活が終わっていない友人もいたので、
入社予定の会社名は親、ゼミの担当教授、
大学のキャリアセンターのカウンセラーさんにしか
伝えていなかった。
どこを受けるかに関しては
カウンセラーさんにはその度に相談したが、
内定をもらうまでは会社名も
家族にも秘密にしていたくらい。
あの時の電話が誰だったのか
いまだに気になる。
もしかして他の入社試験に
落とされた会社も同じような電話が
あったのではとガクブルしていた。
私は大手企業はほとんど書類選考で落とされて、
1社だけは最終面接まで進んだところもあったが
内定は1つももらえなかったので、
9月以降は中小企業ばかり受けていた。
その怪しい電話があった会社も
中小企業で誰かに羨ましがられるような
会社とも思えない。
怪しい電話は一度きりだったという。
入社して3年くらい経つが
別に特に怖い目には遭っていない。
>>711
そこの会社は、
変な電話が来たからと言って
あなたの内定取り消ししなかったんだ
いい会社だね
引用元: 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その25