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964: 修羅場家の日常 20/08/27(木)17:11:10 ID:WJ.il.L2

下手なホラーより怖い体験をしたので、
注意喚起もかねて報告します。

実際に直接怖い目にあったのは私の姉ですが、
私も間接的に恐怖体験をする羽目になりました。

姉の住むアパートの給湯器の調子がおかしいらしく、
お湯が出ないと愚痴のLINEが届きました。

母に相談したところ
「安全装置が働いてガスが止まっているのでは」とのこと。

母の言葉を姉に伝えると、
ガスコンロの火が点かなかったらしいので
安全装置で確定。

安全装置を解除するにはアパートの裏手にある
メーターの場所まで行かなければなりません。

お風呂に入りたい姉はスマホ片手に
2階の自分の部屋から外に出て行ったそうです。

何分手順がわからないので
私が調べてガイドしつつ、
メーターを姉が調べることにしました。




メーターまでたどり着いた姉が作業を始めるタイミングで、
横から父が「わざわざ暗い中ごちゃごちゃしなくても
うちで風呂くらい入ればいい」と言い出しました。(車で15分の距離)

「そりゃそうだ」と思って姉に伝えると、
「そうだね!」
「ちょっと待ってね!」と不自然に声を張り上げられて、
普段しっかりしている姉でも1人で真っ暗闇の中
作業するのは怖かったのかなと微笑ましくなりました。

けれどしばらくして送られてきた
姉からのLINEを見て私はギョッとしました。

私と通話しながら姉が給湯器にたどり着いたあの時、
視界の端に男性が立っていたそうです。

暗い色の上下を着た男性に必シに気づかないフリをして、
私との通話が命綱だと思って電話を切らないままに
その場から移動した姉は、
部屋まで戻らずそのまま車に乗り込んで
じっと息をコロしていたそうです。

その後は父と弟がアパートまですっ飛んでいき姉を保護。
通報して警察沙汰になりました。

警察いわく、
ガスメーターに細工をして女性住民をおびき出し、
犯行に及ぶ手口が増えているらしいです。

姉は電話していたからすぐに襲われず、
また部屋に帰らないで車に乗ったのも功を奏したそう。

2階の部屋まで戻る間に
襲われる可能性もあったとか……。

姉が住むアパートは
デザイナーズアパートで女性が多く、
大学から近いこともあり
住んでいるのは女子大生ばかり。

元からあたりをつけられていたのでしょう。

女性の一人暮らしをしている方は、
急にお湯が出なくなったからといって
夜中に外に出るのは危ないですよ。


引用元: 何を書いても構いませんので@生活板93