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252: 修羅場家の日常 20/07/08(水)21:58:57 ID:Vj.qu.L1

4年前、兄は元義姉と離婚した。

2人の間には、
当時4歳になる息子(私からすると甥)が居た。

兄と元義姉は子どもが生まれてから
夫婦関係が冷え込んでいて、幾度か相談を受けていた。




「子どもの将来があるのだから、しっかり話し合ってほしい」と言っていたが、
あるとき大きな夫婦喧嘩をして、元義姉は甥を連れて実家に帰った。

兄は元義姉に連絡を取ったが、
互いに冷静になるためと言い、
別居をすることになった。

月に二回、兄と甥は2時間程度会っていたという。

それが、元義姉の弁護士の、
通常の面会交流時間だという言葉を信じて。

兄は家庭の修復を願っていたが、
元義姉はその気はなかったようだ。

何度も話し合い、離婚をすることになった。

「幼稚園は○○で通ってるから、
途中で変わると子どもがいじめられる。
君は父親だから、親権が無くなってもいつでも会える。」

元義姉と元義父母のそんな言葉を信じて、
兄は離婚し、息子の親権を手放した。

兄は自分のことよりも、
息子のことを一番に考えていた。
そして、なによりも人を簡単に信じすぎた。

いや、子どもに会えない時間が長すぎて、
疑う気力が残っていなかったのかも知れない。

私が離婚の話を聞いたのは、
久しぶりに実家に帰ったときで、
既に離婚が成立した後だった。

兄は以前よりやつれていて、
悲しそうに疲れたように話していた。

しかし、このあと兄はもっと人の悪意に触れることになる。

離婚が成立すると、
元義姉はあれこれ理由をつけて
兄に息子を会わせることがなくなった。

息子が怖がっている、息子の前で涙を見せるな、
息子に会うとき挙動不審だから、
精神を患っているのではないか。

兄は月に1回から2ヶ月に1回、そして会えなくなった。

元義姉は共通の友人に、
兄が虐待親だから親権を得られなかったのだと吹聴して回った。
兄の周りからは友人が去っていった。

甥は徐々に兄にどう接して良いか
わからないようなそぶりを見せるようになった。

おそらく、前々から準備をしていたのだろう。
元義姉は再婚した。

兄は、元義姉や義父母に、
息子に会いたいと何度も頼んだという。

それでも、元義姉や義父母は、
離婚のときとは打って変わり、
「もうお前は父親ではない」
「新しい父親と仲良くやっているから関わるな」と
会わせるのを拒んだそうだ。

家庭裁判所に面会交流の調停を申し立てても、
兄が息子に会えるのはほんのひとときだった。

家庭裁判所の調停後も、
元義姉は理由をつけて兄に息子を会わせなかった。

兄は電車に乗ると子どもと
同じぐらいの歳の子を見て辛くなると言い、
家から出なくなった。

ある寒い朝、兄は命を絶った。

離婚とともに、兄は子どもを奪われ、
私たち家族は兄の命を奪われた。

兄はただ子どもの幸福を願い、
成長を見守りたいと願っただけだった。


253: 修羅場家の日常 20/07/09(木)08:45:16 ID:K9.d0.L1

>>252
よくある連れ去り案件だよね
私の弟もやられたよ
短期出張中に高級家電と預金ごとドロン
相手方はDQN返ししただけだと居直り

月1面会を条件に慰謝料無し
養育費一括支払いで離婚したが直後に面会拒絶

会いに行こうとしたら警察に通報されて会社もクビ
弟は自サツこそしてないが精神病んで入院したよ
弟を廃人にしたあの女一家を私は一生許さない


引用元: 今までにあった修羅場を語れ【その28】