1: :2015/07/15(水) 00:15:01 ID:
2ちゃんねるで見た話と、そっくりな体験をするハメになった。
こんな話、世間では結構あるってことだな。
海外にいて2ちゃんに書き込めないから、浮気ちゃんねるでブチ撒ける。

■俺:32歳
技術職 海外単身赴任 年収800万 海外勤務手当含む。国内勤務の時は500万)
■元嫁:31歳
営業職 年収600万
■交際期間2年
結婚6年 小梨
間男:独身
元嫁の大学の同級生 有名一部上場企業の営業職 年収は知らないが俺より多い。
 










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2年半前、3年任期の海外赴任になった。
元嫁は仕事を辞めたくないから付いて来なかった。
前任者が病気になって急なことだったから心の準備もなかったし、元嫁は結構出世コースだったから無理もないと思った。
色々話あって任期は3年だから帰ってきたら子供を作ろうと決めて単身赴任した。

2年間の間に5回一時帰国、元嫁は1度こちらに遊びに来た。
寂しい思いをさせていたけど出来る限り連絡をとって出来るだけのことはしたつもり。
単身赴任していて最大の楽しみは元嫁に会えることだったから。

去年に一時帰国。空港まで元嫁が迎えに来た。
帰りの車の中で「会って欲しい人がいて部屋で待っている」と言われた。
「時差でボロボロだし、せっかく久しぶりにあったのに、なぜ?」と聞いても「大事なことだから」としか言わなかった。

部屋には男が待っていた。

元嫁
「乳癌になった」
「ステージ2で手術をすれば95%以上助かる」
「けれどもタヒぬかも知れないと考えた時、一緒にいたいのは間男」
「離婚して欲しい」
「出来る限りの償いはする」

頭が真っ白。
間男も誤りまくっていたが何を言っていたのか余り覚えていない。
大学の時に付き合っていて一旦別れて俺が単身赴任中に再発したみたい。

本当はずっと切れてなかったのかも知れないが分からない。
「とにかく、今、ここでは決断できない。帰ってくれ」
元嫁はホテルに泊まると行ってしまった。



最愛の女が人生最大のピンチを俺に相談すらしなかった。
そして間男を選んだ。
喪失感と言うか敗北感と言うか、疲れていたけど眠れなかった。

俺は電気シェーバーを使うのにT字剃刀の買い置きが洗面所にあったりして、この部屋に間男が入り浸っていた痕跡があった。
この部屋には居られないと思った。夜中だったけどタクシーを呼んで実家に帰った。

次の日は土曜日で、両親と話あった。
ビックリして言葉につまり「向こうの御両親とも話をしないと・・・」と言う話にしかならなかった。
父が元義父に電話をかけて明日の日曜日に元嫁一家が俺の実家に来て、まず俺と元嫁で話をして、その後に俺の父母と元義父母を交えて話すことになった。

日曜日、元嫁一家が来て、まず応接間で俺と元嫁が話し合いをした。
その間、俺の父母と元義父母はダイニングで話し合いをした。

元嫁の話をまとめると
「貴方には何も悪いことも不満もない。
貴方と暮らした時は幸せだった。本当に好きだった。
その気持ちに偽りはないと思う。
でも癌が見つかった時、もし残り時間が少ないなら何をすべきか考えたら間男と一緒にいたいと思った。
だから私から連絡をとった。
悪いのは全て私。私が有責で離婚して欲しい。
出来るだけの慰謝料は払う。
貴方の再婚の不利にならないように単身赴任中に私が浮気したから離婚になったと言う念書を書いてきた」

徹底的に打ち砕かれた気分だった。
まだ愛してるとか、そんなことを言っても意味がないと思うぐらい完璧に拒絶された気分だった。



お互いの両親が同席しての話し合い。
元義父母は土下座せんばかりの勢いで謝り倒しだった。
元嫁と元義母の間では話がついているようだった。
元嫁は慰謝料300万円、元義父母は結納と結婚式代を返すと言って200万円、現金で持ってきた。
判子をついた示談書と離婚届けが差し出された。

俺が「間男とも話をしないと・・・」と言うと、元嫁が携帯かけた。
間男を家の前で待たせていた。

間男は
「申し訳ありません。全面的に私が悪い。慰謝料として500万用意しています。すぐには用意できませんが御不満なら出来るだけのことはします」と言い、腰を直角に曲げてお辞儀したまま動かなかった。

俺は「一晩考えさせて欲しい」と頼んで帰ってもらった。
父も母も「1000万貰えるのは世間の相場より遥かに多いし、向こうが悪いと一筆入れてもらうのだし、まだやり直せる歳だから固執するな」と言う意見だった。

癌を抱えた嫁よりも健康な女に乗り越えて欲しいと思っていたのだろう。
9割命には関わらないとは言え癌の元嫁から、これ以上取る気も起きなかった。
と言うよりも何もかも、やる気が起きなかった。

父から義父に電話して、離婚の条件の公正証書を作成され入金が確認されれば離婚届けを提出する旨を連絡した。
アパートは元嫁名義の契約だったし、お互いの預金は別々にして生活費だけ出し合っていたから財産分与は簡単だった。
アパートから俺のモノだけ持ち出して終了。
入金や公正証書のことは父が手配して、1週間で俺は独身に戻った。

元嫁側の人間とは全て連絡を取っていないので、今、どうしているのかは詳しくは知らないが手術は無事終え同棲しているらしい。



赴任先に戻った。
離婚したことを知られたら同情はされたが、この国じゃ離婚は珍しいことじゃない。
今まで誘われても断っていたが、毎週金曜日になったら国境を越えて東欧の国目指して女遊びする連中に連れていかれた。
無理だった。
すっかり自信を失っていることを再確認して心底情けなかった。

現地人の同僚に「心底疲れた。一人で景色の良いところでボーっとしたい」と相談したら地中海クルーズを手配してくれた。物凄く高かったけどパーっと散財したい気分だった。

港で「ガイド」に落ち合ったら超絶美人だった。
彼女は某バルカン半島の人で留学してる大学生で訛りは酷いが英語が喋れた。
俺のジャパニーズイングリッシュよりは遥かに上手い。

「ガイド」の彼女は観光や食事の世話だけではなく全ての面倒を見てくれ同じ部屋に泊まった。
なるほど無茶苦茶高かったわけだ。

彼女ほどの美人が相手でも興奮しない無理だった。
彼女は知的レベルも高く会話も上手で話していて凄く楽しかった。
最高に楽しかったが彼女が良い女であればあるほど自分が情けなかった。
こんなことはすべきじゃなかった。

悪くない条件での離婚だったが、敗北感と言うか喪失感と言うか、もう昔のようにポジティブに考えることが出来ない。

来年、任期が終わって日本に帰ったら新しい出会いがあって次に進めるんだと自分に言い聞かせているが、もし次もダメだったら、と思うと心底怖い。


浮気ちゃんねる体験談メールより

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1000: 浮気ちゃんねるおすすめニュース 2023/00/00(勧) 00:00:00 ID:uwakich.com























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