それまでは携帯なんかその辺に投げてたのに常に持つようになりLineの着信音がバンバン鳴る。

不信を感じたのが顔に出たのを感じた嫁が
「久しぶりに同級生に会っちゃってLineで盛り上がってるの」
と聞いてもいないのに喋った。

不信感満載になった俺が嫁の携帯を見る決心をした瞬間だね。

その夜早く布団に入り寝たふりをして嫁が寝るのをひたすら待った。
深夜3時嫁が完全に寝たのを確認して
嫁がいつも携帯を置いてる充電器を見るが無い。

「えっ」

っと思いながら周りを探してみるとコンセントから充電器のコードが嫁の枕の下に繋がってた。
寝返りを待ったり枕の下に手をそ～と入れたりして相当の時間を使って携帯確保。
幸運にもロックはかかってなかった。

それでLineを見たんだが
「俺はお前を愛してるんだ」
ってのが一番に目に入り一瞬めまいがした。

流れで見ると、2日前に間男が出張で俺達がいる街に来た所偶然嫁に会い番号とメルアド交換。
間男と飯食いに行き口説かれるたが間男タイムアップで地元に帰る。

その後Lineで口説き続けるって事だった。


一番ショックだったのが
「お前のba-j**貰ったのは俺だから」

って書いてあり

「それは私の一番大事な思い出」
って返してた。
たたき起こして問い詰めようと思ったけど

「ただの冗談」

って言われたらどうしようもないので嫁の携帯メールを転送設定しLineを監視することにした。
嫁は機械類に弱いから手帳にIDとかパスとかを
メモしてるのは知ってたので起こさないように
嫁のバッグから手帳を抜きとり俺の携帯で撮影した

それから会社の私物パソコンと家のパソコンにLine設定して監視開始。

奴ら真昼間から

「会いたい」
だの
「私も～」
なんてやり取りしてた。

もう俺の怒りは頂点に来てたけどよくよく考えると飛行機の距離だからまだ関係は無いって事だ。

そんでしばらく泳がしてたんだけど
「来月そっちへ出張があるから会えるね」
「その時こそ熱い夜をね」
って来てた

「え～、ちょっと楽しみ」
って返してるの見て絶対阻止を決心した。

そこからの15日間腹立てながらあるものをネットで購入した。

そんで間男が来る1週間前嫁が
「来週友達が来るからお泊りで行ってもいい？」
と聞いてきた。

俺は、ある作戦を立案していたので
「ああ、いいよ」
と気持ちよく笑顔で答えた。
「でも相談したい事があるから前の晩早く帰って来てね」
とも言った

「え～何？」
と言ってたけど適当にはぐらかして寝た。

相変わらず馬鹿二人のLineは盛り上がってたがひたすら耐え時を待った。


それで作戦実行日。


「話の前にちょっと飲もうか」
と言って酒飲ませた。
嫁弱いくせに酒好きなんで甘めのだがアルコール度数高めのカクテルを作り飲ませた。

その間
「今日まで一緒にいてくれてありがとう、これからもよろしく」
とか
「いままでちゃんと言った事ないけど今日は言う、愛してる」
って嫁の良心に訴える言葉を言っといた。

その時点で酔っ払って半分寝てたが目には涙を浮かべてた。

これで明日間男の所に行こうとするなら最終手段と思いながら嫁を寝室に抱いていった。


翌朝
「昨日なんだったの？」
「酔っ払っちゃったみたいで覚えてない」
と言いながら起きてきた。

その日は夕方まで一緒に過ごしたが夕方
「友達の所に行くから準備しないと」
と言いシャワーを浴びに行った。

ハラハラ

ドキドキ

いつもと違う念入りな化粧をしてるようでなかなか部屋から出て来ないので
「これまで、作戦発動」
と言いながら俺の部屋に行き例の物を持って来た。

しばらくすると
「じゃあ行って来るね、帰りは明日の朝だけど出来るだけ早く帰ってくるから」
と出てきた。

そこで
「ちょっと待って、行くならこれ書いて行ってね」
と緑の紙と財産分与放棄承諾書と慰謝料1千万の支払い同意書を渡した。
「え、ちょっとなにこれ」
と言うから今までのLineのやり取りをプリントした物を見せた。
「何か言う事は？」
と言うとみるみる顔色が変わっていきなり土下座した。
「行くなら行けばいい、だけど2度と家には入れない」
「それでも行くならどうぞその代りこれ着けて行ってもらう」
と貞操帯を目の前に出した。

それこそがあらかじめ購入していたものだった。
ガタガタ震える嫁に近づきスカートをまくりあげた。
其処には横が紐の薄いブルーのTがあった。
「へぇ～俺にはこんなもの見せたこと無いのにね」
といいながらそれの紐をほどいて剥ぎ取った。
そのしたから綺麗に処理された毛がでてきたよ。

「やる気満々じゃん」
と言うと
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と言いながらさらに土下座。
「さっさとこれ着けろ」
と語気荒く言うとのろのろ立ち上がり着けた。
最後に俺が貞操帯の鍵をかけ。
「どうすんだサインするのか行くのか早く決めろ」
と言うと

「いぎばぜ～ん」
と号泣しながらさらに土下座した。

半身だしたままで大人なグッズつけたs*r*がなまめかしくて飛びつきたいのを我慢しながら
「じゃあ○○（間男の名前）に連絡して呼び出せ」
と言って嫁の携帯をバッグから出して渡した
「いいかくれぐれもバレタとは言うなよ」
「待ち合わせ場所を変更して○○駅（うちの最寄駅）に来いと言え」
と指示した。

しばらくすると能天気に
「着いたよ～、早く嫁と一つになりたいな」
と返信が来たので
「直ぐ行くね」
と返させ嫁を家に残し嫁の携帯を持って家をでて駅に。
俺は間男の顔を知らないので
「誰かに見られたらまずいからタクシー乗り場で待ってる」
と俺が打った。

すると見るからに遊んでますって風体のスーツ来た男が携帯の画面を見ながらタクシー乗り場に来た」
「○○って言うのはお前か？」
って声かけたら

「そうだけどあんた誰だよ」
と偉そうに言う間男
「嫁の亭主だよ、文句あるか」
と言った瞬間ダッシュで逃げる間男。

別に逃げられても後で追い込めると思いそのまま帰った。

一応Lineには
「逃げられると思うなよ、きっちり責任は取ってもらうから」
と入れといた。
「まだなんにもしてない」
と返ってきたので

「人の嫁口説いてやろうとしただけで十分罪だ、お前の家族と会社に抗議しとく」
と入れといた。

帰ってから嫁の尋問開始したが間男は高校時代の元彼で嫁にとって初めての男。
大学で離ればなれになり自然消滅。
11年ぶりに再会し高校時代に戻ってしまった。
口説かれて有頂天になってしまった。
離婚だけは勘弁してください。
これからは携帯はロックしないのでいつでも見てください。

って言うので
お前の両親に報告する。
お前の友達に自分で報告すること。

当然間男の家族と会社に報告するので速やかに名刺その他間男に関する情報を提出。
信用する事は出来ないがこれからの態度で離婚するかどうか決める。

と言って執行猶予を与えた。

それから嫁両親に電話して報告したら2人して飛んできて嫁フルボッコ。

２人で土下座して
「離婚だけは」
って言うもんで
「離婚は未遂なんで保留ですがこの後の態度で決めます」
って言ったら嫁の頭を床に叩きつけて
「あ　や　ま　れ」
と押し付けてた。
その日は帰ってもらい後日話をする事にして次は間男。
その日は土曜日だったんで月曜になって間男の会社に電話して抗議した。
次に嫁の高校の卒業名簿から間男の実家に電話したら繋がった。
「初めまして私俺と申しますがお宅の息子さんが妻を誘惑し関係を持とうとしました」
「会社の方には抗議済みですのでご両親にもご報告します、
証拠となるやり取りも有りますのでご希望ならお見せします」
と言った
最初いたずら電話だと思われたが嫁の名前を言うと信じたようだった。

その晩間男の嫁から電話があり事実確認された。
「事実であり証拠もある」
と言うと
「主人がとんでもないことを申し訳ありません」
と謝罪するので
「あなたが謝る事ではありません、悪いのはご主人です」
「ご主人謝罪もせず逃げたので話が大きくなってるんで
ご主人に社会人としてどう責任とるのかお尋ねください」
と言って電話を切った。

その2日後飛行機に乗って間男と両親が謝罪に来た。
間男は会社から厳重注意のみだそうだが間嫁とは離婚だそうだ。

間男これまでも前科があり女遊びで借金も発覚して

間嫁さんも愛想をつかしたそうだ。

3人の謝罪のあと間両親が
「せめてものお詫びの気持ちです」
って封筒を出して来たので
「なんですかそれは」
と聞いたら
「今うちに出来る精一杯のお金です」
って言うので

「いりません、間嫁さんへの慰謝料にでもしてください」
って受け取りを拒否した

「俺は金じゃないんです既婚なのに人の嫁を平気でおもちゃに
しようしたのが気に入らないから責任とってほしいんです」
と間両親に言い

「お前もいい年して親に尻拭いしてもらうようじゃ駄目だろ」
と間男にも言った。

神妙な顔して聞いてたが届いたかどうか分からないけど。
間男も離婚確定で慰謝料と借金で苦しむだろうからここで解放した。
現在嫁は実家に謹慎して再教育されてるんでそのうち迎えに行こうと思ってる。
罰として当分俺の目の届かない時は貞操帯をつける事にした。

今回はおかしいと思って直ぐ動いたから防げたと思う。

未遂でこれほどのダメージw

間男ざまぁw