仲間の中で尊敬してる男忄生がいました。
車出して下さったり、リーダーシップ取って下さったり、出来る男忄生だなって思いました。
みんなで出掛けた帰り、夕飯どうする？って話しになり、私が、名物有りましたよね、帰り道じゃないですか？と提案しました。
そうしたら、運転手の尊敬する男忄生がすぐに調べて下さって、場所も分かってOKが出ました。
飲食店が二軒並びどちらか分からないで居ると、お店に聞いてきても下さいました。

私ともう1人女忄生と男忄生の計四名居ました。
お店に入り、名物のメニューを見て、嬉しくなりました。
県ぐるみで、地域ぐるみで押しているような名物で、不味いはずが有りません。
私は何度も食べて美味しさを分かっていました。
男忄生は店員さんに美味しいか、人気かどうか聞いていました。
店員さんも県ぐるみで推奨の食べ物なのと元祖の店として美味しいとおっしゃっていました。

それなのにハンバーグと ご飯を注文。
私は、有り得ないと思ってしまいました。
残り三人は、名物を注文。

嫌いな食べ物では有りませんでした。
わざわざ店員さんに聞いたのに頼まなかったのです。
尊敬から良い人に格下げになりました。

デブじゃない、顔だって普通以上、車にも気を使っているのに何故独り身なのかようやく分かりました。
みんな、せっかく他の地域に来たんだし、みんなで名物食べて帰ろうやの私の気持ち分かってくれてるとばかり。

ちなみに、地肉のミンチは使用していないハンバーグでした。

中学生の娘がクラスの友人たち8名と初詣へ行くことに。するとひとりの母親からウチに電話が。

｢振り袖を着せてあげて下さい｣
｢ウチの娘は着るんです。他の御父兄にもこうしてお願いしています｣
｢娘が自分だけ着物はヤダ、って言うんです｣
｢どうしても着せたいんです。レンタルと着付けは紹介します｣

困った人とは聞いていたが清々しいばかりの自分本位に少し感動した