2024-09-10 Tue
Moi!今日もいいお天気に恵まれ、最高気温は23度でした。これぐらいの気温が一番過ごしやすくていいですね。こんなよいお天気が続くとさらにダメ人間になってしまいそうで怖いですが、心配ご無用。水曜日からお天気が崩れ、雨も降るようです。せいぜい今を楽しめということですね。
さて、日にちが前後しますが、先週の金曜日はセイナヨキでは”Ilmiöiden Yö”(=現象?エフェクト?ナイト)というカルチャーイベントがありました。夏が終わり、そろそろ日も短くなり、寒さが訪れる頃に色々な街でこのような夜を楽しむイベントが行われます。セイナヨキでも7~8年ぐらい前に別の名前のイベントがありましたが、ここ数年は何もなかったところ今年名前を変えて復活したようです。
色々なイベントが街のあちこちで行われていたので、興味があるイベントに絞って参加するもよし、つまみ食いのように色々なイベントをのぞくもよし。私は20時に駅に家人を迎えに行く必要があったので後者のパターンで回りました。
まずはPiiri地区へ。レストランVerstasの夏限定のテラス席にも何人かお客さんがいました。レストランで食事もできるし、お芝居も上演されていたので、それ目当てのお客さんだったのかもしれません。テラスで食事するにはちょうどいい気温でレストランの方も安堵していたことでしょう。
また近くの建物の中にはVintage358というお店が入っていて、
このようにセールをしていました。お店の人に家に眠っているビンテージの服を買い取ってもらえないか聞いたところ、このお店ではボタンが取れたり破れたりして着られなくなった服を引き取って、きれいに洗い、直して売っているのだそうです。つまりただ洋服を売買するのではなく、無料で寄付してもらったものを手を加えて着られる状態によみがえらせて販売するお店だったのです。素敵な志。
ビンテージの家具も売られていました。
Piiri地区にあるチャペル。通常は閉まっているのですが、このイベントに際してオープンしていました。イベントは2つあり、1つ目は讃美歌を歌うイベント、2つ目のイベントはピースフルヨガが行われるようでした。
Törnävän kartanoではキャンドルライトでのお屋敷ツアーが1時間ごとに行われることになっていましたが、事前予約で定員に達したという看板が立っていました。ちょっと気になったものの皆考えることは同じですね。
さらに近くにあるエテラポフヤンマー博物館も無料開放されていたので久々にのぞいてみました。
2階では企画展が展示されていて、基本は美しい風景写真の数々が展示されていたのですが、これだけ異質。でも個人的に惹かれる絵だったのです。かわいい。
これぞラケウス(=エテラポフヤンマー地区の平原)です。
そしてラプアで撮られたというオーロラの写真。オーロラはラップランド等北の方でよく見られますが、たまにこの辺りでも見ることができるのですが、こんな立派なオーロラは見たことがありません。
湿地帯の写真や他の写真も見応えがありました。
撮られたのは今ぐらいの季節かな、と光の加減などで語れるようになりました。ただの直感ですが。
駅へのお迎え前に少し時間があったのでKaleven Navettaの美術館にも行ってみました。こちらも無料開放で、たくさんの人が見に来ていました。テーマは馬。
これも白いキノコみたいに見えますが、よく見たら馬、馬、馬。馬への愛が溢れすぎている作品。
このイベント、”タンゴのカラオケコンサート”と書かれていましたが、オーケストラが演奏しているので生オケなんじゃないかと一人でツッコミを入れていました。オーケストラのフィンランドタンゴに合わせて、会場の人が一緒に歌っていました。大人気の歌声喫茶的イベントだったのでした。
イベントには関係ありませんが、20時頃のセイナヨキ駅の新しい建物。冬に完成予定で、ちょっと楽しみです。
そんな感じで駆け足でイベントを見て回ったのでした。エテラポフヤンマー博物館はあまり期待していなかった割に見応えがあったので、今度は家人と一緒に観に行く予定です。文化活動の予算は削られがちですが、こういったイベント、また企画してもらいたいものです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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