責任の所在
2023-07-17
冤罪事件は過去に足利事件や梅田事件、免田事件や島田事件など、本来なら無罪にも係わらず、強引な取り調べや証拠の捏造などにより有罪とされたケースが相当数ある。
1966年に静岡県で一家4人が殺害された袴田事件も、冤罪事件確定だと思っていた。
ところが、静岡地検は7月10日、再審公判で有罪を立証する方針を表明したとのことである。
この事件は今から57年前の1966年、静岡県の味噌製造会社専務宅で一家4人が殺害(袴田事件)された。
元従業員の袴田さんが犯人とされ、死刑が確定していた。
しかしながら、その証拠とされた味噌樽に入っていた血痕のついた着衣が、後から誰かが故意に入れたものだとみなされ、東京高裁は再審開始を認める決定を下した。
すなわち無罪の可能性が極めて高いと判断されたのである。
東京高裁では、後から誰かが故意に血痕の付いた着衣を入れたものとみなしたが、静岡地検による有罪立証によってどのような判決が下されるのだろうか。
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カテゴリ :徒然
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