カルチョまとめブログ

　元イタリア代表のレジェンドであるロベルト・バッジョ氏がEURO観戦中に強盗被害に遭ったようだ。イタリアメディア『コリエレ・デル・ベネト』が伝えている。

　現地報道によると、バッジョ氏は家族とともに20日のスペイン代表対イタリア代表を自宅でテレビ観戦していたという。グループリーグ屈指の注目カードが行われるなか、少なくとも5人の強盗団が押し入って揉み合いに。バッジョ氏は頭部を拳銃で殴られて数針縫う怪我を負ったとされている。

　強盗団はおよそ40分間バッジョ氏の家にとどまり、時計や宝石などを盗んだという。その間にバッジョ氏と家族は部屋に閉じ込められていたといい、強盗団が家を出てから警察に通報することができたようだ。今後詳しい捜査が行われるが、犯行は緻密に計画されていたことからイタリア戦と同じタイミングで実行されたことは偶然ではない可能性も報じられている。なお、試合はスペインが1-0で勝利した。

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フランス代表キャプテンFWキリアン・ムバッペはEURO初戦で鼻骨を骨折。次戦出場も危ぶまれたが、特注フェイスガードを着用し、20日の練習に姿を現した。

ムバッペはグループリーグ初戦・オーストリア戦でDFケビン・ダンソと接触し、鼻から出血。試合後には鼻骨骨折が明らかになった。フランスの主力を担う存在だけに今後の出場可否が気になるところだったが、ディディエ・デシャン監督は20日の会見で「19日には活動もできていた。20日も同様だ。21日の試合では確実に出場できるように、すべてが正しい方向に進んでいる」と出場の可能性を強調していた。

20日の練習ではフランス国旗で彩った特注フェイスガードを着用したムバッペが登場。元気な様子をアピールしていた。しかし仏『RMCスポーツ』によると、この特注フェイスガードが問題視されているという。

同メディアはフェイスガードのカラーリングに着目。欧州サッカー連盟(UEFA)の用具規定第42条では、選手が着用する用具に関するルールが記載されており、「ピッチで着用する医療用具は単色でなければいけない。また、チームやメーカーが特定できないものでなければいけない」となっている。

フランス国旗柄のフェイスガードを着用した状態では、次戦のオランダ戦で出場することはできないかもしれない。大怪我の次は思わぬ角度からのアクシデントに見舞われたムバッペだが、この件に関しては対処済み。同メディアによると、試合中に着用できる無地のフェイスガードも手に入れているという。オランダ戦で改めてムバッペが着用するフェイスガードにも注目が集まっている。
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南米選手権（コパ・アメリカ）は現地時間6月20日に米ジョージア州アトランタで開幕戦が行われ、前回優勝のアルゼンチンがカナダに2-0で勝利した。

【動画】コパ・アメリカ開幕1号はアルゼンチン代表FWアルバレス！　メッシの“超絶スルーパスから生まれた先制弾
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今大会は南米サッカー連盟所属の10チームに、北中米カリブ海地区からネーションズリーグの上位6チームを加えた全16チームで開催。米国で4チームずつ4組のグループリーグと、上位2チームずつが進出する準々決勝以降の戦いが行われる。

2022年のカタール・ワールドカップ（W杯）も制したアルゼンチンは、米MLSインテル・マイアミでプレーするFWリオネル・メッシらの主力ベテランがスタメン出場。前半8分、相手コーナーキックから一気のカウンターを仕掛け、今大会を最後に代表引退を表明しているMFアンヘル・ディマリアが抜け出すもドリブルが長くなり決定機を逸した。

　アルゼンチンは4-4-2のブロックを組むカナダに対してゆっくりパスを回しながら、機を見て一気にスピードアップする緩急の効いた攻撃を仕掛けた。一方のカナダはカウンターから鋭い攻撃を仕掛け、前半43分にはゴール前でMFステファン・エウスタキオがヘディングで合わせる決定機を作ったが、GKエミリアーノ・マルティネスがファインセーブで防いだ。

　両チーム無得点での折り返しとなった後半の立ち上がり4分、アルゼンチンはメッシがゴール前へスルーパスを出すと、MFアレクシス・マック・アリスターが突進。GKマキシム・クレポーと接触しながらボールをつなぐと、FWフリアン・アルバレスが蹴り込んで先制ゴールを奪った。

　後半20分にはマルティネスから1本のロングフィードでメッシが抜け出した。1対1はクレポーにセーブされたが、こぼれ球を拾ったメッシはクレポーを鮮やかなフェイントでかわして浮かしたシュートでゴールを狙った。しかし、これはゴール前に戻ってきたDFデレク・コーネリアスが体に当ててストップ。アルゼンチンは追加点のチャンスを逸した。

　さらに後半34分にもメッシは自陣からのロングボールに右サイドから最終ライン背後へと一気に抜け出してGKと1対1に。飛び出してきたクレポーのセービングを浮かしてかわすようなシュートを放つも枠外に外れ、まさかのメッシがGKとの1対1を2連続失敗する光景が広がった。3分後には途中出場のFWラウタロ・マルティネスが1対1になるも、今度はクレポーがセーブ。アルゼンチンは決定機を連続で失敗してしまった。

それでも後半43分にメッシのスルーパスからラウタロが抜け出して、今度は1対1を冷静に流し込んで追加点を奪いアルゼンチンは2-0で大会を白星発進。ウルグアイとのタイ記録から抜け出す単独最多16回目の優勝を狙う。
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UEFAユーロ2024（EURO2024）・グループリーグC組第2節、デンマーク代表対イングランド代表が現地時間20日にフランクフルト・アレーナで行われた。イングランドはハリー・ケインやジュード・ベリンガム、デンマークはクリスティアン・エリクセンやラスムス・ホイルンドらが先発に名を連ねている。

【グループリーグ順位表】ユーロ2024（EURO2024） 組み合わせ

　試合は18分に動いた。右サイドを抜け出したカイル・ウォーカーがそのままボックス内に侵入すると、グラウンダーのクロス。これはDFに当たったが、こぼれ球をゴール前にポジショニングしていたケインが冷静に押し込み、イングランドが先制に成功している。


　幸先よくリードを奪ったイングランドだが、その後はデンマークにボールを支配される展開に。すると34分、自陣でボールをカットされたところから、モルテン・ヒュルマンドにゴールまでおよそ30mの位置からスーパーミドルを沈められ、同点に追いつかれてしまった。

　1-1で始まった後半、先にビッグチャンスを迎えたのはイングランドだった。56分、右のハーフスペースでボールを受けたフィル・フォーデンが完璧なファーストタッチからグラウンダーのミドルシュート。これが惜しくもポストに弾かれた。

　その後は両チームともに何度かゴールに迫るも、スコアは動かず。結局試合は1-1のまま終了のホイッスルを迎えることになった。

【得点者】
18分 0-1 ハリー・ケイン（イングランド）
34分 1-1 モルテン・ヒュルマンド（デンマーク）

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現地時間６月20日に開催されたEURO2024のグループステージ第２節（B組）で、初戦でそれぞれクロアチアとアルバニアに勝利したスペインとイタリアが、ゲルゼンキルヘンで激突した。

【動画】イタリアのオウンゴールでスペインが先制点

　勝った方の１位通過が決まるグループステージ屈指の好カードで、立ち上がりに押し込んだのはスペインだ。２分、ウィリアムスが左サイドから送り込んだクロスにペドリがヘッドで合わせるも、GKドンナルンマにセーブされる。

　10分にもモラタのクロスにウィリアムスがヘッドで合わせる。これも枠を捉えられない。

　24分には、ボックス内で16歳ヤマルのパスを受けたモラタが狙うが、その１分後のファビアン・ルイスの強烈ミドルとともにドンナルンマに阻まれる。

　劣勢の前回王者は、45＋１分にカウンターからキエーザが持ち込んでシュートを放つも、大きく外してしまう。
　
　後半に入って52分、スペインにビッグチャンスが訪れる。左SBククレジャの折り返しをペドリが捉えるも、ゴール左に外してしまう。

　それでも55分、ウィリアムスのクロスが相手DFカラフィオーリに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールで先制する。

　その後もラ・ロハが一気に攻め立て、追加点を狙って次々に好機を創出。70分には、キレキレのウィリアムスが左サイドから切れ込んで鋭いシュートを放つも、ポストに直撃する。

　後半アディショナルタイムにもアジョセが絶好機も逃し、２点目は奪えなかったものの、試合を通してイタリアを圧倒したスペインが、大一番に１−０で勝利。“死の組”を首位で通過した。


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[6.20 EUROグループC第2節 スロベニア 1-1 セルビア ミュンヘン]

　EURO2024(欧州選手権)は20日、第2節を開催した。C組ではスロベニア代表とセルビア代表が激突。1-1で引き分けた。

初戦でデンマークと1-1で引き分けたスロベニアと、イングランドに善戦も0-1で敗れたセルビアの対戦。勝ち点3奪取を狙う両チームの試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。

　スロベニアは前半8分、敵陣ハーフウェーライン付近から前線に浮き球が入ると、FWベンヤミン・シェシュコが頭で触ったボールをFWヤン・ムラカルが回収。相手と相手の間を強引にすり抜けてペナルティエリア内に侵入して右足を振ったが、ここはGKプレドラグ・ライコビッチのセーブに遭った。

　セルビアは前半27分、左サイドのスローインで試合を再開させると、MFイバン・イリッチが入れたクロスにFWドゥシャン・ブラホビッチが合わせる。ダイビングヘッドでゴールを狙ったが、シュートはGKヤン・オブラクの正面にいった。

　スロベニアは前半38分、左サイドのDFエリク・ヤンジャからクロスが入ると、相手のクリアが短くなったところをシェシュコ回収。自ら持ち込んで放ったシュートはポストを叩いた。

　セルビアは前半42分、右サイドでボールを受けたFWアンドリヤ・ジブコビッチが左足で鋭いクロスを入れると、FWアレクサンダル・ミトロビッチが相手を背負いながらボールを収める。最後は突くようにシュートを放ったが、ここはオブラクの体を張ったブロックで阻まれた。

　試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半も激しい攻防を繰り広げた。スロベニアは同13分、自陣中央でボールを奪うとそこからカウンターへ。MFティミ・エルシュニクとシェシュコで持ち運び、最後はシェシュコが強烈なシュートを打ったが、ライコビッチに弾き出された。

　ここまで拮抗した展開。それでも遂に均衡が破られる。スロベニアは後半24分、DFジャン・カルニチニクが自陣から持ち上がると、左サイドのスペースにパス。ボールを受けたエルシュニクがドリブルで運んでクロスを送ると、ファーサイドに構えていたカルニチニクが丁寧に合わせて決めた。

　1点ビハインドのセルビアはミトロビッチが右サイドからのクロスに合わせるもシュートはクロスバーに直撃。その後猛攻を仕掛けたが同点ゴールが遠かった。

　それでもセルビアは後半アディショナルタイム5分、右サイドからのコーナーキックをMFルカ・ヨビッチが頭で流し込み同点。土壇場でのゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。スロベニアは2分、セルビアは1勝1分とし、25日の第3節を迎える。

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