「獲得したいクラブが後を絶たない…」アーセナルの10番が退団を決断か? 指揮官は残留希望?
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 アーセナルのMFエミール・スミス・ロウが、出場機会を求め、クラブに退団の意思を伝えようとしているようだ。イギリスメディア『Football Insider』が、27日に報じている。スミス・ロウは、アーセナルとの契約を2026年6月30日まで残しているが、定位置を確保できず、今夏の退団が示唆されている。

 23歳のスミス・ロウは、2022年9月に股関節を手術し、翌年1月に復帰したが、アーセナルでポジションを掴めず、直近の2シーズンは満足にプレータイムを確保できていない。しかし、過去にイングランド代表にも名を連ねた経験がある23歳のMFに対し、アストン・ビラやフラム、クリスタル・パレスなどが獲得に興味を示しているという。


 同メディアは、「この攻撃的MFには獲得したいクラブが後を絶たない。ミケル・アルテタ監督は、スミス・ロウをチームに残留することを望んでいるが、2026年に契約が切れるため、彼をもう1年チームに残せば市場価値は大幅に下がるだろう」と伝えた。さらに、「アーセナルは移籍金を据え置いているが、彼の年齢、地元出身の選手としての価値、これまでに披露してきた才能を理由に、3000万ポンド(約60億円)を超える移籍金が必要になると見られる」とも報じている。

 また、報道によれば、スミス・ロウ自身は、アーセナル以外のクラブではRBライプツィヒとハダースフィールド・タウンでそれぞれ1シーズン、レンタル移籍をしているが、新たなクラブでキャリアをもう一度築き、イングランド代表に返り咲くごとに自信も持っているようだ。果たしてアーセナルの10番は来季どこでプレーするのだろうか。

【Gunners】 Arsenal F.C.【part2340】
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