少し前のニュースで、おっさんがおっさん同士連れ立って喫茶店に行きパフェを頼むとかいうのが流行ってるとかいうニュースがやってたのをふと急に思い出した。そんなブームがこようとはねえとか思いつつニュースを見ていたのを覚えている。
風呂につかりながらおっさんがパフェおっさんがパフェ……と考えていた。何か閃きそうなんだよなーとか思っていたらなんとなく閃いた。
恐らくいわゆるパフェというのは（おまけだがパフェは英語のパーフェクトのフランス語バージョンで、つづりは英語がperfectに対しフランス語はparfait。いろいろ入ってて素晴らしいパーフェクトと言いたいのだろう。ついでに男性名詞なんでlaではなくleがつくぞ。完全な余談）甘いものがいろいろ入っているのだが、その甘いもの同士の相性が恐らくあまりよくない。中に入っているものはいろいろあれど、すべての共通点は甘いもの同士ということ。その甘いもの同士でうまみを互いに殺しあってしまっているのだ。
しかし一方考えてみるとどうだ。例えば煮しめ。シイタケやニンジン、昆布などがすべて醤油味で統一されており、形は違えどあれはまさしくパフェ。パフェを別物でやってしまっているのだ。大皿に所狭しと並んだそれらは、まさしくパフェ。
あるいは肉。よくあるロースだのカルビだのザブトンだなんだといろいろ詰め合わせされているいわば焼肉セットなんか売られているが、あれだって形はそう見えないがパフェの一種で、これでもかと牛だ豚だを入れてあって肉をこれでもかと食べたい人向けに売られている。
煮しめと焼肉を考えてみるに、甘いもの同士という共通点で互いに殺しあうという欠点がありつつも、でももっと別な形はないかと思った時に醤油味だとか肉の詰め合わせとかでじゃあ共通点をもたせてみるかと。そうしてやってみたら意外なほどうまくいったというケースではないのかなと。完全にパフェをすべての料理の基礎にして考えているが(笑)
まあつまり何かって、要するに人はパフェが大好きなんだなあということを思いついたという話ですね(笑)
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