2016シーズンの振り返りをしつこく続けているが、昨日までで前半戦21試合を観終わったので、ここで番外編的に、前半戦終了時点の順位表を見てみたい。上掲が、アウェーの岡山戦が終わった、7月3日終了時点の上位順位表である。こうやって見ると、自動昇格およびプレーオフ進出の上位6チームの顔触れは、この時点でもう固まっており、後はこの中の順位の入れ替わりだけだった。清水はその6番手にようやくしがみついていた状態。首位の札幌には勝ち点差11も付けられ、しかも札幌は消化が1試合少なく、マラソンで言えばトップの背中も見えない状態だった。セレッソにも9、松本にも7離されていた。前半戦は、上位5チーム相手に一つも勝てなかったし、「まあ、良くてプレーオフかな」と、皆さん感じていたのではないか。むろん、どこかの時点で覚醒して、大型連勝さえしてくれれば、まだまだ自動昇格も可能なはずだったが、夏場はまだ、「ここぞ」という試合で勝ち点を取りこぼしていたし、J1に上がれるという確信はなかなか持てないでいた。「コバさんのチームは尻上がりに調子を上げる」とか、「札幌は暑さに弱いから夏場に調子を落とす」とか、「去年の大宮もシーズン終盤に失速したから、まだ分からない」とか、そんな言説にすがるような思いであった。当時は、清水の得失点差の数字を見ることだけが、唯一の慰めだった(笑)。
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