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 2点差で勝っても、満足できなくなったということは、それだけチームが立て直されたということか? いずれにせよ、今回の2:0という勝利、大満足という感じではなかった。

 栃木は、前半は固いけど、後半になると一気に失点が増えると聞いていた。したがって、前半のうちに点をとれば、自ずと追加点が付いてきて、4点、5点ととれるのではないかとイメージしていたわけである。

 実際、前半のうちに、効果的に2得点を奪い、スタジアムの空気も最高潮だったはずだ(個人的には参戦できなかったので想像になるが)。誰もが、4:0、5:0を夢見たはずである。そこからの折り返しで、後半1点もとれなかったことは、何だか気持ち悪い残尿感のようなものが残る。むしろ、後半弱いはずの栃木に押し込まれてしまった。

 開始早々の白崎のアウトで、キーマンを失い、交代カードも1枚使ってしまったのは、確かに痛かっただろう。最後の交代も、カルリ→ディサロでたたみかけるのではなく、井林を投入し守備の対応を図った。

 どんな時も相手を殴り続け、敵の戦意を喪失させるという秋葉イズムはいったん棚上げし、現実主義で勝ち切ったという印象だった。

 まあ、白崎を失い、ゴールデンウィーク連戦が続くことを考えれば、ひとまず無難な締め方だったか。何より、勝ったわけだし。


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