トランプ氏銃撃 暗殺未遂で捜査 “20歳の容疑者特定”報道も

アメリカのトランプ前大統領が選挙集会での演説中に銃撃されて右耳にけがをし、捜査当局はトランプ氏に対する暗殺未遂事件として調べています。容疑者の男はシークレットサービスによって射殺され、動機などはわかっていません。

事件がアメリカ社会に与えた衝撃は大きく、秋の大統領選挙にどのような影響を与えるのかにも関心が集まっています。

陣営「トランプ氏は元気だ」 容疑者は20歳の男か

アメリカ東部ペンシルベニア州で13日、トランプ前大統領がみずからの選挙集会で演説を行っていたところ、ステージに向けて複数回の銃撃がありました。

この銃撃でトランプ氏は右耳にけがをし、シークレットサービスに囲まれて会場から退避しました。

トランプ氏の陣営は「トランプ氏は元気だ」としています。

また、集会に参加していた1人が死亡し、2人が重傷だということです。

捜査にあたっているFBI=連邦捜査局の担当者らは記者会見し、トランプ氏に対する暗殺未遂事件として調べていることを明らかにしました。

容疑者の男は会場の外にある建物の屋根の上から発砲したということで、シークレットサービスによって射殺されました。

アメリカの主要メディアは、男について、FBIがペンシルベニア州に住む20歳のトーマス・クルックス容疑者と特定したと伝えました。動機など背景について詳しいことはわかっていません。

事件を受けてアメリカでは民主、共和両党から銃撃を非難する声明が相次ぎ、バイデン大統領も「このような政治的な暴力は前代未聞で不適切だ」と非難しました。

共和党がトランプ氏を正式に党の大統領候補に指名する全国党大会の開会が今月15日に迫るなか起きた暗殺未遂事件にアメリカ社会では大きな衝撃が広がっていて、選挙戦にどのような影響を与えるのかにも関心が集まっています。

トランプ氏 銃撃から一夜明け “団結が重要”

銃撃事件から一夜明けた現地時間の14日朝、トランプ前大統領は自身のSNSに「みなさんのきのうの思いと祈りに感謝する。我々は恐れない。信仰を保ち、邪悪に抵抗し続ける」と投稿した上で事件で亡くなった人に哀悼の意を表してけがをした人たちの回復を願うとしています。

また、トランプ氏は「私たちが団結してアメリカ人としての真の姿を示し、強く決意を固めて悪に勝たせないことがいま、これまでになく重要だ」としています。

そして「ウィスコンシンから偉大な国民にむけて話すことを楽しみにしている」と投稿し、今月15日から中西部ウィスコンシン州で開催される、大統領選挙の共和党の候補者を正式に決定する党大会に出席する意向を示しました。

【ノーカット映像】複数の発砲音 退避するトランプ氏

ペンシルベニア州の選挙集会では、NHKのクルーがカメラ撮影のために設けられた壇上から撮影を行っていました。

トランプ氏の演説が始まってから10分ほど経った時に銃声が断続的に10発ほど聞こえ、トランプ氏はステージで倒れ込みました。

すぐにトランプ氏の警護にあたっていたシークレットサービスが次々と伏せたトランプ氏のもとに周辺を囲むようにして駆け寄ります。

トランプ氏はおよそ1分間演台で伏せましたがシークレットサービスに抱きかかえられるようにして立ち上がりました。

この時、右耳からは血が流れているのが確認でき右ほおにも血がついているのがわかるほか伏せる前はとめられていたワイシャツのボタンは開き、かぶっていた赤い帽子もしていません。

そしてトランプ氏は何かを口にしながら、複数回、拳を上げたり、手を振ったりする仕草をみせると、演説を聴きに来ていた聴衆は歓声に包まれ、トランプ氏はシークレットサービスに支えられながら会場をあとにしました。

トランプ氏は車に乗り込む直前にも聴衆のほうを振り向くようにして拳を上げました。

銃弾通った瞬間か 米紙 写真公開

アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは、トランプ前大統領の頭の近くを銃弾が通った瞬間をとらえたとみられる写真を公開しました。

ニューヨーク・タイムズのカメラマンが撮影した写真には、トランプ氏の顔の横に何かが通過したような白い線が映っています。

このカメラマンは、1秒間に最大30フレームで画像を記録できるデジタルカメラを使い、8000分の1秒という非常に速いシャッタースピードで撮影していたということです。

この写真を評価した元FBIの特別捜査官はニューヨーク・タイムズに「発射物による空気の乱れを示している可能性がある。状況からすれば、空気中を通過する弾丸の軌道を示しているとしか考えられない」とコメントしています。

容疑者 会場北側の建物屋上からライフル銃で発砲か

トランプ前大統領の銃撃事件は、東部ペンシルベニア州のピッツバーグから北に50キロあまり離れたバトラーで、選挙集会の演説中に発生しました。

集会は「バトラー・ファーム・ショー・グラウンド」というイベント会場で開かれ、トランプ氏は現地時間の13日午後6時すぎから演説を行っていましたが、演説開始からおよそ7分後に銃撃を受け、右耳を押さえたあと、演台の後ろに伏せました。

トランプ氏の集会会場では会場に入る人たちに対してセキュリティーチェックを行っていましたが、CNNテレビは、衛星写真の分析や、当局者の話などから容疑者の男は会場の外にある北側の建物の屋上から発砲したと報じています。

トランプ氏が演説していたステージからは直線距離で120メートルから150メートルほど離れていたということです。

ABCテレビは捜査当局者の話として、銃撃にはライフル銃が使われたとしているほか、AP通信は、容疑者の男がいた建物は民間企業の製造工場だったと伝えています。

当時の状況は メディアが伝える証言

現場にいたNHK職員「花火のような音」
現場に居合わせたNHKの職員は、およそ50メートル離れた場所からトランプ氏の演説を聴いていました。突然、花火のような音が5、6回聞こえ、音がした方を見ると人々が走って逃げている様子が確認できたということです。

「伏せろ」という声が聞こえたため、うつ伏せの状態で携帯電話での撮影を始めました。

映像には、多くの人が芝生の上にうつ伏せになって身を守ろうとしている様子や、複数の警察官が大きな声を上げながらやりとりをしている様子などが映っています。

警察官とみられる人に現場から出るように言われ、会場を出る際には、救急車や搬送用とみられるヘリコプターが確認できたということです。

目撃者「ライフル銃の男が屋根の上に」英BBC
イギリスの公共放送BBCは、トランプ前大統領が演説を行う数分前にライフル銃を持った男が集会会場のすぐそばにある建物の屋根の上にはい上っていく姿を見たという男性の話を伝えています。

「トランプ」と書かれた赤いサンバイザーをかぶったこの男性は、トランプ氏の演説を聞こうと集会会場の外にいたということです。周囲の人たちとともに近くにいた警察に男のほうを指さしてその存在を知らせたということですが「警察は走り回っていて、『おい、屋根の上にライフル銃を持った男がいるぞ』と伝えても、警察は何が起きているのか分からないようだった」と話しています。そして男性は「なぜトランプ氏は話し続けているのか。なぜ彼らはステージからトランプ氏を降ろさないのかと思っていたところ次の瞬間、5発の銃声が響いた」としています。一連の動きを振り返りながら男性は「屋根の傾斜でおそらく当局は銃を持った男の姿が見えなかったのだろう」とする一方、「なぜすべての屋根にシークレットサービスがいないのか。広い場所ではないのに」と疑問を呈していました。

容疑者はライフル銃で8発を発砲 ABCテレビ
ABCテレビは、捜査関係者の話として、容疑者は会場に隣接する建物の屋上からライフル銃で8発の弾丸を発砲したと伝えています。容疑者はおよそ180から270メートル離れた場所にいたということです。

FBIが記者会見 暗殺未遂事件として捜査

FBI=連邦捜査局とペンシルベニア州の警察は記者会見を開き、今回の事件についてトランプ前大統領に対する暗殺未遂事件として捜査していることを明らかにしました。

会見ではトランプ氏を銃撃した容疑者について男だと明らかにしたものの、名前や年齢などの人定については確認中で、発表できる段階にないとしています。

また、動機やほかに関わった人物がいないかどうかについても捜査中だとしています。

さらに事件に巻き込まれて死亡した1人と大けがをした2人は、いずれも成人の男性だということです。

トランプ氏 事件後初めての映像をSNS投稿

銃撃されたトランプ前大統領は東部ニュージャージー州の空港に飛行機で到着しました。トランプ陣営の広報担当者がSNSに投稿した映像には、トランプ氏がタラップを下りる様子がうつっています。

トランプ氏の足取りはスムーズで軽く片手をあげてあいさつをするようなしぐさも見せています。銃撃による影響はないようにも見えますが、映像からはけがをした右耳の状態はわかりません。

トランプ氏が銃撃された東部ペンシルベニア州の演説会場を後にしてから、その姿が公になったのはこれが初めてです。

トランプ氏が支持者らにメール「私は決して屈しない」

トランプ氏は、銃撃されて負傷したあと、支持者らに宛ててメールを送りました。メールには「私は決して屈しない」というメッセージが書かれていて、自身の写真と署名が載せられています。

トランプ氏 SNS投稿「銃弾が右耳を貫通した」

トランプ氏は日本時間の午前9時40分すぎ、SNSに事件後、初めて声明を発表しました。

この中で、トランプ氏は「シークレットサービスやすべての治安当局の迅速な対応に感謝する。亡くなった人や家族に哀悼の意を表する。ひどいけがを負った人と家族にお見舞い申し上げる」としています。

そして「このような行為がわたしたちの国で行われたことが信じられない。死亡した銃撃者について、現時点では何者であるかは分からない」としています。

その上で、トランプ氏は銃撃を受けた当時の状況を振り返り「銃弾が右耳の上部を貫通した。わたしはすぐに何かがおかしいと分かった。なぜならビュンという音が聞こえ、銃弾がわたしの皮膚を裂くのを感じたからだ。多くの出血で何が起きたか分かった」としています。

トランプ氏 共和党大会出席へ

トランプ陣営と共和党全国委員会は共同で声明を出し、トランプ氏は元気だとしたうえで「トランプ氏は第47代アメリカ大統領に向けて指名を受ける党大会への出席を楽しみにしている」として、今月15日から中西部ウィスコンシン州で開催される大統領選挙の共和党の候補者を正式に決定する党大会に出席する予定に変わりはないことを明らかにしました。

バイデン陣営 テレビ広告など一時停止の方針

アメリカ・ホワイトハウスは13日夜、バイデン大統領がトランプ前大統領と話をしたと発表しました。また、バイデン大統領が13日夜、急きょ予定を変更して東部デラウェア州の別荘から首都ワシントンのホワイトハウスに戻ることも発表しました。

バイデン大統領は引き続きホワイトハウスでトランプ前大統領が銃撃された事件についての報告を国土安全保障省や捜査当局から受けるということです。

一方、アメリカのメディアは、バイデン陣営の関係者の話として、事件を受けて秋の大統領選挙に向けたテレビ広告などを一時、停止する方針だと伝えています。

バイデン大統領「トランプ氏は元気だ」

事件を受けてバイデン大統領は日本時間の午前9時すぎ、週末を過ごしていた東部デラウェア州で緊急の会見を行い、「わたしの知るかぎり、トランプ氏は元気だ。まもなく彼と話をする予定だ」と明らかにしました。

そして「現在、徹底的に捜査が行われている」と述べて、事件の全容解明を急ぐ考えを示しました。

そのうえで「アメリカにはこのような暴力はふさわしくなく、不快だ。このようなことを許してはならない。トランプ氏の集会は何の問題が起きることもなく平和裏に行われるべきだった。アメリカにおいてこのような政治的な暴力は前代未聞であり、不適切だ」と述べて事件を非難しました。

【解説】事件の受け止めと大統領選への影響は

トランプ氏の状況について新しい情報は?

(高木優 ワシントン支局長)
トランプ氏は治療を終えたあと、ニューヨーク近郊の空港に到着し、タラップをしっかりとした足取りで下りたように見えた。
トランプ陣営と共和党は声明を出し「トランプ氏は党大会への出席を楽しみにしている」として15日からの共和党大会に出席する予定に変わりはないと強調した。

また、バイデン大統領も今週の前半、テキサス州などでの演説を予定している。暗殺未遂事件が起きたことで、トランプ氏、バイデン氏双方の警護態勢が一段と強化されると見られる。

衝撃の事件、アメリカではどのように受け止められているか?

(高木優 ワシントン支局長)
主義主張が両極化し、ただでさえ、対立が深まっていたアメリカ社会をさらなる不安におとしいれたと言える。

党派に関係なく、共和党、民主党の双方から、暴力に訴えた事件を非難する声が相次いでいる。

一方で、トランプ氏の副大統領候補に指名される可能性も取り沙汰されている、共和党のバンス上院議員は「バイデン陣営がトランプ氏を権威主義的なファシストだと位置づけていることが事件につながった」と批判の矛先をバイデン陣営に向けている。

大統領選挙の結果をこれまで多く的中させてきた歴史学者のリクトマン教授ですら、先ほど私たちの取材に対し政治的にどんな影響が出るかは現時点では判断できないとの認識を示した。

11月5日の大統領選挙の投票日までこの先、何が起きるかわからないという重たい空気が国全体を覆っている。

銃撃事件をどう見る?

(国際部 石井勇作デスク)
事件はアメリカ社会の分断、対立の深刻さを改めて突きつけるものとなった。
死亡した容疑者の動機などは明らかになっていない。ただ、中継でもあったように、共和党の一部の議員などからバイデン陣営によるトランプ氏への激しい批判が事件につながったという非難の声が出ているほか、民主党を念頭に犯行の責任は過激な左派にあるといった批判まで出ている。

一方でSNS上ではトランプ氏の自作自演だとして「staged=やらせ、でっちあげ」ということばが一時、トレンドになり、投稿も相次いでいる。

容疑者の動機については捜査を待つ必要があるが、動機とは別に、事件をきっかけに分断の加速、対立の先鋭化につながるおそれもあり、憂慮すべき事態となっている。

大統領選への影響は?

(国際部 石井勇作デスク)
トランプ氏は、今回の事件を求心力を高めることにつなげていくと見られる。

専門家、慶應義塾大学の渡辺靖教授も「倒れ込んだ時に立ち上がって拳をあげて健在ぶりをアピールした、それはやっぱり自らの強さをアピールすることになると思いますし、同時に最近弱々しい姿が目立つバイデン大統領との差を際立たせるものになるかと思います」と指摘。

強さをアピールしたトランプ氏に対して民主党側では、バイデン氏の撤退論がくすぶり続けている。

共和党が結束を強めるなか、内輪もめのようなことをしている場合ではないという議論が出てくる可能性もあるが、党としてまとまりきれていない状態が続いている。

週明けには共和党の党大会が開かれトランプ氏が正式に候補者に決まる見通しで、大統領選挙に向けて重要な局面を迎える。

アメリカの歴史学者「偉大な存在、英雄として描かれるだろう」

事件の受け止めや今後の選挙戦への影響について、アメリカ大統領選挙の結果をこれまで多く的中させてきたことで知られる歴史学者で、アメリカン大学のアラン・リクトマン教授に聞きました。

リクトマン教授は「トランプ氏は『私たちの国で信じられないようなことが起きた』と言っているが、長年にわたってアメリカを襲ってきた信じられないような銃を使った暴力に連なる事件だ」と指摘しました。

そして、「最終的に、アメリカ人が銃暴力のまん延と闘う必要性にようやく目を向けるようになることを願っている」と述べました。

また、選挙戦や有権者の投票行動への影響については「事件の直後に判断することはできない。容疑者について何も分かっていない。判断は保留する必要がある。現時点では選挙戦への影響についてはいかなる主張も価値がない」と指摘しました。

その上で、銃撃を受けたあと、トランプ氏が耳から血を流しながら立ち上がり、アメリカ国旗を背景に拳をつきあげている瞬間を捉えた写真について「共和党の党大会の至るところで目にすることになるだろう。トランプ氏は偉大な存在、英雄として描かれるだろう」と述べました。

また、銃による事件の撲滅に焦点が当てられるようになれば、共和党よりも、銃規制に前向きな民主党に有利に働くようになるかもしれないという考えも示す一方、政治的影響にはあらゆる可能性があり、現時点では判断が難しいという認識を示しました。

アメリカ政治の専門家「暴力に訴えるハードル低く」

トランプ前大統領が集会中に銃撃された事件について、アメリカ政治に詳しい慶應義塾大学の渡辺靖教授は「民主党、共和党問わず選挙活動を萎縮させかねない出来事だ」という受け止めを示しました。

そのうえで「トランプ氏が倒れ込んだのちに立ち上がり、そして拳をあげて健在を示す映像がある。かたや先日の討論会などでも非常に弱々しい姿が目立ったバイデン大統領と非常に対照的で、トランプ氏が自らの強さをアピールすることになると思う」と述べ、「トランプ氏はアメリカの治安を改善する、民主主義を守るというメッセージとして今後この出来事を用いていくことも可能だろう」と分析しています。

さらに背景について「今のアメリカは対立と分断が進んでいて、話し合いではなく脅しや暴力に訴えるほかないという雰囲気が漂っているため、暴力に訴えるハードルが非常に低くなっている。最近ではペロシ下院議長の自宅が襲撃される事件も起きていて、アメリカの民主主義にとって危機的な出来事だ」と話しています。

一方、犯行に銃が使われたことについて「今回の件が銃規制強化の話につながるとは思われていない。悪いのは銃ではなくあくまで人間で、むしろその犯人を即座に射殺できたのは銃のおかげだという論調になるだろう」と指摘しています。

そして今後の大統領選への影響については「犯人が誰であれ、トランプ氏への同情が集まり共和党は更に結束する。民主党は、今バイデン氏への撤退圧力も強まっていて1つになれていない。今回の事件は民主党と共和党との違いをより際立たせるものになる」と分析していました。

過去にも大統領などへの銃撃事件

銃撃事件を受け、アメリカのCBSテレビは、ニューヨーク市警が、マンハッタン中心部にある「トランプタワー」などの警備を強化していると伝えています。

「トランプタワー」のまわりには自動小銃で武装した警察官が配備され、ものものしい雰囲気となっています。

アメリカでは、過去にも現職の大統領など政治家が銃撃される事件が相次いできました。

大統領などの警護を担当するシークレットサービスなどによりますと、1963年11月、アメリカの第35代大統領のジョン・F・ケネディ大統領が遊説先の南部テキサス州ダラスでパレードのルートを走行中に狙撃され死亡しました。

1968年6月には、弟で司法長官も務めたロバート・ケネディ上院議員が西部カリフォルニア州で大統領選挙の候補者選びに向けたキャンペーン中に銃撃され、死亡しました。

1981年3月には、第40代大統領のレーガン大統領が首都、ワシントンのホテルのそばで銃撃され、胸部に銃弾が命中しましたが、緊急手術を受けて一命をとりとめる事態が発生しました。