2014年12月30日火曜日

年末イリュージョン

年末押しせまる週末、滅多にない休みが取れたので斑尾へスキーに行って来ました。
ゲレンデはお馴染みタングラムスキーサーカス。世の中の少子化が嘘のようにチビッコたくさん。バイキングレストランは幼稚園の運動会のよう、夜の売店もお金を握りしめ、お土産を抱えた小さいのが、レジに長蛇の列。「初めてのお使い・団体編」のようでした。可愛いいんだけどね。

初日はナイターのみ滑走、2日目は快晴の下、朝からナイターまで滑り膝が外れそうになりました。天気が良いので景色も見事。黒姫・妙高等の山々がスカッと見え、夕景も見事。まるで信濃のマッターホルンでした(褒めすぎ?)。
雪質も新雪2日目みたいな感じで、陽が当たる所は多少氷結しザラザラしていましたが、全体的には快適。量も十分でしたが、これについては通りがかる家々でじいちゃん・ばあちゃんが背丈以上の雪下ろしをしているのを見て、少々複雑な気持ち。

帰宅の3日目は朝から天気が急変。曇空に雨が降っています。気温が高くツララも短くなっていました。路面も雪が溶け泥シャーベット。下り坂も余り気を遣わず走れました。経路は名神・北陸・上信越道で、中央道経由の方が若干距離が短いのですが、中央道のUPDOWNと名神・一宮付近の常設渋滞?を嫌って北前ルートを走っています。今回はチェーン規制もなく、帰省ラッシュにもかからずラッキーでした。

帰路、魚津市の辺りで富山湾方向に観覧車が見える地点がありますが、ふと見ると観覧車の上に海があってその上に煙突やら建物?がゴニョゴニョ見えます。はい?海の上に煙突?運転しながらのチラ見でしたので正確な事は言えませんが、なんか不自然な風景。もしやこれが富山湾名物の蜃気楼?と今でも考え込んでしまいます。この季節に見えるものなんでしょうか。寒気が抜けた後の少し暖かい雨の直前、気象条件は当て嵌まりそう。報道もチェックしましたが、幻だったか、いちいち報じられるほどのものでもないのか全く見当たりません。

一応有磯海SAで停車して確認しようとしたのですが、上り線側って海の方が見えないんですね。仕方なく幻覚覚めやらぬまま再度北陸道へ。そこで次の事件は起きました。走行車線の観光バスを追い抜くため右車線に出て加速し始めた瞬間、センターから大きなビニールのようなものが目の前に飛来。避けることも出来ずそのまま跨いで通過したら車体アンダーから「ブオオーーン」の異音発生。あちゃー、ビニール引っ掛けたかな。走行車線に戻って速度を落とし、メーター類を見るも異常なし。幸い少し先に流杉PAの表示があったので80km走行でPAに転がり込みました。床下覗くとビニールの切れ端が落ちてます。他には異常が見えず、ジャッキアップするのも面倒なので再出発。ソロソロ走るには何ともありませんが速度を上げると先程とは違った「クオオオーン」的な異音。私は機械異常は異音からと思っていますので、このまま300km以上走る訳に行かぬと、一旦、高速を降りることを決意。これまた幸い、次は主要都市・富山IC。

ICを出て、地理も解らぬまま4車線道路(R41でした)を少し走ってバス停に寄せJAFコール。私がJAFを呼んだのは、初めての愛車スバル・ファミリーレックスの電磁クラッチが繋がらなくなって以来30年振りです。受付に状況と現在場所、会員番号を伝えると「長らくのご加入有難うございます」の挨拶とともに30分程度で行けるとのこと。雨が激しくなる中をJAF救援車をじっと待ちます。初めての場所なので結構心細いっす。脇をビュンビュン車が駆け抜けてゆきます。

そして約30分後に到着したのは富山基地のM隊員。温厚そうな方で、丁寧な口振り。状況を確認して手早くコーンを設置しレガシィの床下を覗くと真ん中あたりからビニールが垂れ下がっています。あら、いつの間に、どこから と案じる間もなく「ジャッキアップしますんで乗車していて下さい」と。雨の中ですから申し訳ないと思いながら、チョロチョロしてても邪魔なんで指示に従い車内へ。M隊員はものの数分で下に潜りビニールを除去、「プロペラシャフトに絡まってました。完全に取れてると思うので、このまま走行して頂いて結構です」。いやあ頼もしいJAF。御礼を言ってナビに従い再度富山ICに入り走行開始。恐る恐る速度を上げてゆきますが、先程のような異音はnothing。お蔭様で残り350km程を走り切れました。まだ、ビニールが焼けた残香は少しありますが、そのうち無くなるとの事で1件落着。

しかし気になるは蜃気楼。本当にミラージュ? それともイリュージョン?いや、背中から食べる方ではないっす。

食えない話で今年もおしまい。皆様よいお年を。

快晴のゲレンデ 妙高が美しい

ナイターゲレンデも幻想的です


付近の道路はこんな感じ

2014年12月21日日曜日

カラスもトンビも凧でした

早々と年賀状に目途がついたので枚方周回コースを走行。

このコースの1stトイレポイントは県府境付近にある磐船神社横の休憩所。早めの対処が大切と用を足し磐船神社を通過、しそうになったのですが今日に限って一時停車しご神体の巨石「天の磐船」を眺めました。デカイよコレッ!! と庄司Dなら言ってしまうデカさ。言い伝えによると、この岩は神様が降臨された時の乗物だったそうです。時が流れ化石になったUFO? 生駒山系にはUFO基地があると聞いた事あるので、もしやここが古代の宇宙連絡船発着港だったのかも。因みに乗ってきた神様とは「天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)」。ながいよコレッ!

R168に戻って山坂道を下ります。昨夜の雨が路面に残り北西風が冷え冷えとします。と、またしてもトイレ警報。枚方市駅脇の公園に2ndトイレポイントがありますが、そこまで持つのか…。幸い前傾姿勢だとあまり感じず、信号待ちでも前傾姿勢で見てると変ですが、背に腹は代えられません。時間も距離もあっという間に過ぎて枚方市駅到着。冬のコース選びは本当にトイレ中心です。

淀川CRに出ようと門型ゲートを潜ってちらっと下見ると、路面に極太蚯蚓(ミミズ)発見。轢かれたようで絶命していましたが丁度人差指くらいの太さと長さ。何これ。きしょい。そして10m程走ったところで再度同様の蚯蚓発見。この辺りに生息する種類なんでしょうか。昨日の雨に誘われ出てきたものと思いますが、今まで見たことないサイズ。勝手に枚方人差指ミミズと命名しましたが写真も撮れない気持ち悪さ。これがうじゃうじゃ出てきたらパニック必定。付近を走行する方は気を付けて下さい。

淀川CRは追風受けて快適走行。路面は落葉に小枝だらけ。加えてミミズを見張りながら御幸橋到着。そのまま飛行神社に寄ると拝殿で祈祷中。神社らしい光景を初めて見ました。終わるの待って参拝し(ま、御礼1割お願い9割と勝手なもんですが)、その後資料館に初めて入ってみました。小学校の図書室くらいの広さに文献類や寄贈(奉納)された飛行機・ロケットの模型、古文書・古写真、実物の部品等、UFO以外の飛ぶモノ関係がずらっと並んでます。なかなかのコレクションです。中でも創建者が考えたカラス型飛行器!は何だかユーモラスだったのでパチリ。退館時、扉に「撮影禁止」を発見、大変御免なさい。因みに入館料は300円です。

コースはそのまま流れ橋SAを経由し木津川CRへ。西風が強く車体が煽られフラフラします。路上に屯するカラス達も私が近づくと慌てて飛び立つものの風に押され仰け反りながら後ずさり。少し高みではトンビも凧状態。ピンチなんだか遊んでんだか判りませんが、これが本当のウィンドサーフィン。私はラスト10kmの西行きで風にも溺れてました。本日走行65km。

最近やたらUFOが気になります。ペヤング事件で売り上げ伸びるかと。(そっちかい!)

UFOの化石 天の磐船(岩) 後ろもずーっとあります。

禁を犯して撮影した カラス飛行器。眼がキュートです。

石清水八幡宮前の安居橋

2014年12月14日日曜日

八尾空港は寒かった

先週も走ってないし、寒いけど、風強いけど出撃。目的地は八尾空港。

西高東低の冬型気圧配置だと必然的に西風が強くなる訳で、八尾空港の主滑走路Runway27からの離着陸が頻発と読んで出発。まず近所の小学校で投票を済ませ、富雄川沿いを北上。この県道も奈良県のサイクリングルート「ならクル」に指定されていて看板があちこちに立ってます。看板を入れて写真を撮って応募すると何やらと、先日4'seasonで聞いたのですが、車ビュンビュンの脇でそのために停車するのは、正直腰が重い?のでスルー。

白庭台を経由しR168を南下、紅葉は疾うに散りにけりの龍田川沿いを王寺町に出てR25を西進、ここから西風真正面、気温は5℃。フェイスマスクに冬用グローブですが身体だけが熱くて顔手足は冷たい。風が唸るので自転車のいろんな音が聞こえません。機械トラブルは異音から発覚が多いので気になりますが、そのまま山を下ります。柏原市を経て南河内CLに入ったら風は一層強烈。下ハン握り20km走行でした。後で見たら八尾市では西の風、風速6m/sとありましたからもう何割か増しでしょう。

八尾空港には12時過ぎに到着。誰も居ません。滑走路沿い道路は西風もまんま吹きさらし。少しすると東から着陸機。高翼で3枚プロペラの単発機で朝日航空とありました。多分セスナ208です。大きい機なので着陸も迫力満点。その後、真っ白なヘリコプターが着陸。写真がボケててどこの何だか判りませんがユーロコプターっぽいきれいな形の中型?ヘリです。そうこうしてると目の前を低翼の単発機がタキシングし、しばらく後テイクオフ。小さくて流麗な形の飛行機でした。ダイヤモンド・カタナに似ていますが、水平尾翼が違いました。向かい風なのですぐに浮き上がり去ってゆきました。なかなか良いペースとほくそ笑んでいたのですが、その後はボウズ状態。エンジン音もせず静かなまま西風だけが吹き抜けます。身体もココロもさむっ、30分でギブアップし引き返しました。

自転車道もロードは滅多に見かけません。熱心なランナーと犬の散歩がちらりほらり。でも帰路は追風、流しても30km近く出ます。往路のしんどさが嘘のように快適に王寺まで戻りました。斑鳩を経由し富雄川沿いに出て帰宅。本日走行70.2km。

こう寒いと水分補給しませんねえ。冷たいんやもん。汗は出てもトイレ近くなるし、自重してしまいます。今日はペットボトル1/3も飲みませんでした。良い事ではないと思いますが、暖かいスポーツドリンクってのもねえ。気分的には熱い番茶がおいしそうだけど。

今日は奈良マラソンだったので奈良方面は避けたのですが、シカちゃんたちはどうしてたんでしょうね。交通規制されても知らんわな。シカちゃんゾロゾロ横断するんでみんな一時停止!とか牧歌的ですね。記録は参考記録になっちゃいますけど。

シカたない。

到着便 朝日航空

出発便 

がらーんとした八尾空港

2014年12月10日水曜日

茶畑UFO

平日特番。

昨日パソコンのデスクトップ背景写真を替えようと最近撮った写真を物色していたら、11/8に走った大正池-和束コースの山頂付近で撮った写真に変なもの発見。丁度峠からソロソロ降りてきて一番初めの開けた場所?から南方向を撮ったもので、フラッシュ有り無しの2枚です。その間10秒くらい。
1枚目の後輪の上の方、森&山々の真ん中くらいにオレンジ色っぽい丸いのが写ってます。2枚目には、そのようなものありません。何だろこれ。

場所は和束町ですが正確にはどこだか判りません。撮影点から下って東に走って中心部にでるので、町の西の方だと思います。この日、和束町にてアドバルーンや気球が上がった形跡もなく、場所的にもそのような場所に思えません。まさか・・・UFO?

だったら凄いなあと思うものの、場所柄UFOが出るのも変な所で、大した高度にも見えず、まあエイリアンが茶畑見学に来たのならまだしも、日本茶好きの宇宙人がいるとも思いにくく・・・と謎は深まるばかりです。
で、家族が出した結論はカメムシ。距離的にどの辺を飛んでるんだか判りませんが、丸くてオレンジっぽいのもいるだろーと。11月でも飛んでるだろーと。せめて天道虫の方が良いですが、強引にカメムシになっちゃってます。拡大してもボケて判らないので納得はしてませんけど反証できません。言いたいんですけどねー。

茶畑UFOはあります!

茶畑UFOがあるとき!

茶畑UFOがないとき!

2014年12月7日日曜日

レガシィ スタッドレスの更新

先週末から風邪を召して、ついでに鼻血が頻発し週末は出走を諦めました。

その代りに車のタイヤをスタッドレスに交換。レガシィのスタッドレスタイヤはディーラーにて更新。使用5年目に入り、メーカー推奨の3~4シーズンを超過。実際問題、当地でのドカ雪対策なら5シーズン使ってても大丈夫と思いますが、年末スキーと、かつ車の使用を仮に10年と考えると「代えるなら今でしょ」で決心しました。安くありません。扁平率が60以下だと突如高くなるタイヤ価格。しかも今回は天下のブリヂストン2ndグレードのREVO-GZ。

最初は某量販店で見積り。アジアンタイヤやPB以外はちっとも安くなりません(この時期やしね)。次にディーラーにて交渉。従来履いていたヨコハマのICE-GUARDと思っていたのですが、最新のICE-GUARDは結構高価。ブリヂストンもREVO-VRXは高価でしたがREVO-GZならヨコハマを下回る提示。細かいのを端折ってもらうことでこれに決定。量販店は量販するもの以外は安くないことを改めて実感しました。これで斑尾も安心。ですが、信州は最近地震で大変だったところ。小谷村って白馬コルチナの近所ですよねえ。スキーなんかしてて良いのかなあとチクッと思います。

もう1台、軽自動車R2の方は自分でタイヤ交換。毎年思いますが、軽自動車は楽です。ホイルナットも少ないしタイヤも軽いし。腰の負担が全然違います。R2のスタッドレスも多分5シーズン目なのですが、タウンユース中心なのでそのまま継続。一応この子も四駆ですし。交換自体は20分で終了。ノーマルタイヤを洗って、全て完了まで1時間でした。以前にも書きましたが、我家のR2は2台(代)目です。初代は生産終了間際に購入した茶色のR2で、長女が北海道で働いていた時に、奈良からフェリーを使って陸送。1年半長女の足として極寒の地で活躍してくれました。

ところがそのR2は見事な殉職を遂げてしまいました。凍結した夜の国道38号線でスピンし道路外に転落、法面の電柱に衝突。雪が深かったのと、衝突したのが一番丈夫なAピラー付近であった事が幸いし長女はかすり傷一つ負いませんでした。コンパクトで頑丈な骨格が彼女を守ってくれたのです。今でも第一報の電話を受けた時の血を引く思いは覚えています。衝突した反対側を見ると全く損傷のない状態でしたが、フレームが歪んだようで止む無く廃車、長女はその後札幌で程度の良い空色のR2を見つけ、ディーラーの計らいで旧車から部品取りし2代目が誕生したのです。
その後長女の結婚退職を機に、2年前の冬、空色のR2は荒れる日本海をフェリーに乗って奈良にやってきました。床下に防錆塗装を施してもらい、今ではカミさんの愛車です。
遥々1200kmを渡って長女を守った茶色のR2、遥々1200kmを越えて我家にやって来た空色R2、丸くて小さい車ですが、各々が辿る道の不思議さを感じます。ジャッキアップした床下を見ながら安全の大切さを噛み締めておりました。

で、天気が回復してきた日曜日(くっそ~)、年賀状作成に専念。朝から郵便局に年賀葉書を買いに出かけると、開局前なのに歩道に人がたくさん。若い子たちが多く、チラチラこちらを見られます。「何だろ受験料の振込みとかかなあ」と漠然と考えてました。9時にドアが開いてゾロゾロ中へ。1Fは閉まっているのでみんな慣れた感じで2階へ上がってゆきます。ついてゆくと、そこは…「年賀状アルバイト採用会場」でした。危うくバイトするとこやった…。皆さん、日曜日の郵便局は裏口から入るのですよ。

スタッドレスも裏口も滑らない必需品?(一緒にすんなって)

BS ブリザックREVO-GZ まっさら!

2代目R2 秋の大和の古刹にて

どっちもR2ですよー

  翻译: