昨年末から練習していた響け!ユーフォニアムのオープニングテーマ曲”Dream Solister”は何とか一段落し、アニソンシリーズ第2弾、けいおん!!のEDテーマ”Listen!!”にトライ中。どっちもYAMAHAの中級用楽譜で、要は小学校3年生位のレベルですかね。
アニソンって馬鹿にしちゃいけません。「けいおん」だっていい曲多いですし、Guilty Crownの”My Dearest”なんてピアノになったらめっちゃ華麗な曲になります。大好きですよ。
”Dream Solister”は繰返しだらけ、かつ練習番号がPまである長編で、1回弾くにもえらい時間かかる。そりゃクラシックに較べれば他愛ないものですが、普通のリピート以外にセーニョ(PCでは記号が出てこない…)2つとコーダ(これも出ん)2つ。最初のうちは、一体どこに戻ったらいいのよ、いやそもそも今は何回目のどこ弾いてんだか自分でも判らなくなって、えらい大変だった。お蔭で肩凝りが酷くなりました(ま、姿勢の問題ですけど)。その点”Listen!!”は練習番号Iまでなので肩凝りはマシかと思いっきゃ、左手の低い音に”8va bassa”がついてる。つまり更に1オクターブ低くなって鍵盤上は左端です。あかんねん。約2年前に落車で左肩腱損傷以来左腕はウィークポイントでこんなに伸ばしたらまた肩凝りが酷くなる。ふぅ。
故に、Marasyさん等動画サイトの華麗な演奏を聴く都度、溜息ばかり。どうすりゃあんなに指動くのだろうかと。この頃、指にも脂質が無くなり、特に黒鍵弾く時、滑ったりするのです。普通なら少々斜めに叩いてもちゃんと音、出ますでしょ。それがするっと滑ってKEYはビクともせず音が飛ぶだけ。なんじゃこりゃ、こんなことが起こるんかいって感じで情けない。尤も、これも基本はフォームの問題ですけど。
斯様な低レベルというのもあって、決して人前では弾きません。めっちゃ緊張するのでそもそもムリなんです。たまに自分で録音したりしますが、それさえも緊張で大変。その証拠に、過去の発表会の戦績は0勝4敗1引分け。習ってた頃ですから20年位前の話なんですが、今と違って「大人のピアノ」なんてなくて、ちゃんとバイエルやらABCやらの教本からやっておりました。発表会も子供に混じっていいオッサンがぬぼっと出場。その初めての発表会で、忘れもしません、ステージには真っ白のグランドピアノが鎮座。リチャード・クレイダーマンのジャケットにありそうな1台です。練習は普通の黒のグランドで、自宅ではクラビノーバでしたから真っ白を見た途端に頭の中も真っ白になって、悲惨な結果に。これがトラウマになって以後連敗。1引分けは、開始前にリポD飲んで臨んだ一戦にも拘わらず、出だしで躓いてヤケになって弾いたら指が覚えていたと言うもので、表現も何も吹っ飛んだけど、勢いで弾いっちまった…でした。
この時の曲は”THE SACRIFICE 犠牲者”(Michael Nyman)で、映画ピアノ・レッスンの劇中曲だったことをさっき知りました。なんかタイトルも暗いし、センセイ、なんでこれ選んだかなあと思ってたんですが、そういう映画だったのね。STORYもさっき知ったのですが、あまり明るい内容ではなく、なるほどあのメロディなんや と今にして解りました。
下手でも音楽は好きなんで、2月には初めてN響聴きにゆき、始まって5秒でひっくり返りました。これが日本一の演奏なんですねえ。居眠りどころではない2時間でした。噂では事前に合わせる事も殆どなく、いきなり演奏してビタッと合うそうです。凄すぎる。音楽は奥が深く幅は広く、先は遥かに遠いのです。
今週末は走行せず。代わりに?昨日京田辺市で開催された「いす1GP」応援に行ってました。大阪のトライアスロンチームがなかなか速かったです。優勝は茨城県のチームで賞品にコメ90kgとコクヨの事務椅子もらってましたけど、持って帰れるのか?? 表彰式では2時間耐久後のヘロヘロ状態で30kgの米俵3つを担がされてましたね。ゴール後も過酷なレースでした。
いす1GP京田辺 やや閑散。参加が昨年の半分位だそうです |