yukikoの部屋

6/22マチネに足を運びました。宝塚歌劇団雪組公演
『Lilac（ライラック）の夢路ードロイゼン家の誇りー』『ジュエル・ド・パリ!!ーパリの宝石たちー』
5類になったので、入場の際、係員がカードを受け取りチケットを発行し手渡ししてくれるという以前の方式に戻っていました。
そうそうサービス業はこんな感じですね。
コロナ最中は、自分でカードを機械に差し込みチケットを発行する方式になっていました。
やはり観劇は非日常ですから、サービスを受けているという感覚を感じられるほうが気分も良いです。
過剰なサービスと思われる方もいらっしゃるんでしょうが、本当古い人間ですみません。

　



長く友の会に入っていますが、2度目のＳＳ席が当選。6列目のドセンターでした♪
雪組は記憶にある限りでは2度目で、88周年記念特別講演の日生劇場での「風と共に去りぬ」を見たことがあるだけだと思います。
ちなみに現在宝塚は109周年です。
轟悠がバトラーで、コムちゃんこと朝海ひかるがスカーレットでした。トップ男役のコムちゃんのスカーレットはオカマの女装にしか見えなくて困った記憶があります💦
このときは2列目（はしっこですが）で、迫力に圧倒された覚えが今でも鮮明に思い出されます。

あらすじ　　ＨＰから引用
イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭、ドイツ。プロイセン王国のユンカー（騎士領所有の貴族）であり、今も尚騎士道の精神を受け継ぐドロイゼン家。その広大な領地には、春になるとライラックの花が咲き乱れている。ドロイゼン家の長兄ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンは、金融王ロートシルト家（世界的富豪ロスチャイルド家）を築いた5人兄弟のように、ドロイゼン家の5人兄弟も一丸となって、新しい産業である鉄道産業を発展させることを夢見ていた。
ある日ハインドリヒは、音大生の末弟ヨーゼフから、音楽家志望のエリーゼを紹介される。勝気で利口なエリーゼと些細なことで衝突しながらも、二人は次第に惹かれ合っていく。さらに、エリーゼの幼友達・鉄工職人のアントンとの出会いによって、ドロイゼン家による鉄道事業の歯車がまわり始める。
鉄道産業の設立こそ、ドイツ諸邦の発展と統一に繋がると信じるハインドリヒ。それは、5人兄弟が力を合わせることによって事業を成し遂げようとする姿とも重なっていく。兄を尊敬しながらも反論する官僚の次男フランツ、三男ゲオルグより告げられた亡き父親の噂、融資銀行の思惑や国からの圧力等、様々な問題がハインドリヒにのしかかる。しかし、それらを乗り越える時には、いつも兄弟の力があり、エリーゼの愛があった。
雪組新トップコンビ、彩風咲奈と夢白あやの大劇場お披露目公演としてお届けする、浪漫溢れる物語。 　　

配役
ハインドリヒ：彩風咲奈　ドロイゼン家の長男であり7代目当主。革新的な考えを持つ。
エリーゼ：夢白あや　職業音楽家を目指す女性。ヨーゼフの友人。
フランツ：朝美絢　ドロイゼン家の次男。地方行政の官僚。
ゲオルグ：和希そら　ドロイゼン家の三男。プロイセン軍隊の大尉。
ランドルフ：一禾あお　ドロイゼン家の四男。政府高官の秘書。
ヨーゼフ：華世京　ドロイゼン家の五男。音大生。心臓を患っている。
アーシャ：美穂圭子　魔女と蔑まれた女性。
アントン：縣千　鉄職人。エリーゼの幼友達。

宙組から異動した和希そらを見るのがほぼ第一目的でした。
観劇の数日前にブロ友さんのMilkTeaさんの「事前にあらすじを頭に入れておいたほうがわかりやすい」とのお言葉もあり、キャトルレーブ（日比谷シャンテにある宝塚グッズを売っているお店）でパンフレットを買い、読んでおきました。
ストーリー自体は成功物語というか、シンプルなんですが、兄弟5人のそれぞれのエピソードを入れているので、場面展開が短時間でどんどん進む感じだったので、事前学習しておいて良かったです。

最初は魔女が唐突に出てきて関連性が不明でしたが、最後に全てが繋がり大団円。
脚本もうまいですね。短い時間に多くの場面でしたが、不自然さはありませんでした。

宙組のとき、ちょっと小柄なそらくんは平均身長が高めの宙組では、いつも大人の中に混じっている少年のように見えていました。
ところが雪組ではちょっと背が低い程度できちんと大人に見えました（本当に失礼ですみません）この点に関しては雪組に異動して良かったと思います。
もしかしたら下級生からずっと宙組なので、私の中での印象が昔のままなのかもしれませんが。
雪組では3番手になっているので、その辺の責任もあり、より大きく見えたのかも。
あまり個人的にファンになることがない私ですが、番手のないころからいいなと応援してきたそらくん。歌もうまいし、ダンスも演技も出来るバランスの取れたスターさんなので、いつかはトップになって欲しいです。背のなさはちょっとあれかも。

良いお芝居でしたが、四男役が影が薄い感じでしたね。五男はそんなことなかったのに。番手の関係でしょうか？？？

ところで、今回いろんな意味で場をかっさらっていたのは美穂圭子お姉様。
ちょっと痩せたかなと思いますが、相変わらずの声量と安定の歌唱力。そして存在感。
それこそ我が家にある20年以上前のパンフにも載っている方です。
少々お顔が遠近法っぽいのは、今の若い子が顔が小さすぎるからでしょうね。

話は変わりますが、この日は学生団体が入っていました。男子校の生徒さんです。
宝塚は普通のミュージカルと違って、5分前に幕が上がり、舞台セットが現れます。
この時間は好きに写真を撮ってもＯＫです。
おそらくこの事を知らされていなかったのでしょう、、幕が上がった途端、割れんばかりの大きな拍手が。
一般の座席はかなりざわめきましたね。もしかしてどなたかいらしているの？と私の周囲でもざわざわしました。
その後は特に問題もありませんでした。
男子校の芸術鑑賞だと、四季とか歌舞伎、東宝ミュージカルが多いと思いますが、こういった機会がないともしかしたら一生宝塚を見る機会はないかもしれませんから、良いですね。
幕間で階段の踊り場のポスターをじっと見ている男子を見かけました。
もしかしたらこれをきっかけに舞台や演出などに興味をもつこともあるかも。宝塚は無理でもミュージカルに出たいと思うかも。
見た感想を聞いてみたい衝動にかられたのはきっと私だ絵ではないはずです(聞いていませんよ）

ショーの感想も続けて書こうかと思いましたが、なんだか長くなりそうなので、分けようかしら。


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